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2019年1月

2019年1月31日 (木)

暖簾も看板もないラーメン屋さん

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ラーメン屋さんらしくないラーメン屋さんというのか。赤い暖簾も派手な看板もない。店名は「麺屋 優光」、白壁に小さく控えめである。全面ガラス張り、表通りから店内が見える。店内はカウンター席、2階もある。ラーメン屋さんかな?と思うラーメン屋さんである。

 

カフェのようなラーメンさんと言えば、正解かな。お店は、NHK京都放送局の南側、烏丸通姉小路西側にある。地下鉄東西線と南北線の乗換駅、烏丸御池駅から地上へ出て1分で行ける。NHK8K大相撲、町ぶら流れで、大画面の8Kはハッケヨイ、ハッケヨイと何度か行って、NHKフロアガラス越し、向かい側のお店に人の列が出来ているのが気になった。

 

相撲すんで、店前へ行って、覗いて、「麺屋 優光」だった。開店して1年3か月、もう評判なのか、夕方の開店前に客並び。わりに並びの少ない日に入った。醤油ラーメンのメニューは3種類。あさりなど貝ベースの淡竹(はちく)を注文した。スープは、すっきり、あっさり、舌にあう。チャーシュウはレア、いける。姫竹、柔らかい。麺はストレート、歯ごたえある。「優光」は、店長の名で「YUKOU」。店は優しく、友好的…、味はユッホー!?。

 

 淡竹のほか、黒竹、真竹があり、いずれも800円。トッピング、サイドメニューも。開店は昼11時~3時、夕方は5時半~9時。一乗寺に姉妹店「麺屋 聖(きよ)」も。店長らは大阪の有名スーパー「人類みな麺類」出身という。

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2019年1月30日 (水)

お絵描き、楽しいね!いいね!、いいよ!

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園児のみんな、真っ白な画用紙に、どんな色のクレヨンで、どんな絵を描くのだろう。3歳、4歳、5歳…、私たち男の子、女の子、エイエイのみんな。京都高島屋7階で、恒例の「京都府私立幼稚園連盟かいが展」開催。クレヨンしんちゃん作品も~と、見に行った。

 

園児かいが展はもう56回、今回も1700枚もの作品展示という。展示会場入り口、主催者挨拶で、連盟の川名エミ理事長先生は~結果でなく過程。子どもたちのイメージの泉を枯らすことなく、子どもたちの寄り添い活動~と。展示は幼稚園の地域別、なにしろ1700枚、上から下へびっしりである。一枚一枚、描いた園児の話を聞いた先生の添え書きが何とも優しい。

 

自転車の絵、上手やねえ。タイヤは太く、ハンドルはぴょ~んと立って、サドルは網目と添え書き。よく見て、描いているね。一等賞かな。柿の切った断面、甘い汁がこぼれそう。これも一等賞。綺麗な模様の蝶々さん。飛んで来たら、捕まえたいって?。こんな蝶々いたら、いいねえ。発想が素晴らしい。尖った牙、吠える虎くん、怖そうに描けてるね。蓑虫さん、ぶら下がってユラユラ。笑っているお母さん、好きやねえ。みんな上手、また描いてな。

 

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2019年1月29日 (火)

古今亭志ん生、スマホで一席

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 何が、面白いってえと、古今亭志ん生の落語が面白いねえ。ええっ、ナンだねエ~、泥棒って名前、どうしてかってえと。人の物を盗んで、捕まって、泥の棒で殴られたので泥棒だってねえ。それ、この間、区役所で聞いたよッ~。このとぼけ味、クスッとくるねえ~。

 

 ドコモのスマホ教室で、無料アプリの探し方なんざあ、知ってねえッ。そいつで、名作朗読アプリてえんだ。藤沢周平、山本周五郎の小説の読み聞かせに落語なんざああって、志ん生がトトン、トントンと出囃子で出てきちゃってねえ。その一つが「締め込み」って泥棒の一席だったねえ。さわりの小噺。隣に囲いが出来たんだよ、へえ~。カニが縦に歩いてらあ、酔ってるんだあ~。

 

 寝る前、布団に入って、スマホで聴いて、ついクスクス…笑いは薬になるってェ~もんだ。NHKの大河ドラマ「いだてん」で、志ん生役にビートたけし、はまり役、つい見てしまうてえもんだ。丸善で河出書房の「志ん生芸談」も買ってねえ。志ん生スマホ落語で、小噺もう一席。ネズミをマスで捕まえた時代あってねえ。捕まえたネズミ、大きいか、小さいか、と言い争っていたら、マスの中で聞いていたネズミが言ったねえ。チュウ!。

 

 古今亭志ん生(1890-1973)東京神田生まれ。1956年、芸術祭賞、翌年に落語協会会長。紫綬褒章なども。金原亭馬生、古今亭志ん朝の父。

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2019年1月28日 (月)

日本のバスケットはここに始まる~

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どうして、ここにバスケットのボールだろう。ここは京都の三条柳馬場西南角、京都YMCAの敷地である。黒御影石の台座の上「100」の数字を刻んだ真鍮のバスケットボール。フリーシュートか、3点シュートか、いま投じる瞬間のモニュメント。何でかな?である。

 

 京都通が歩く三条通り。洋風建築多く、レトロ感があり、洒落たお店が多い。河原町三条から西へ、寺町超え、麩屋町、富小路の次が柳馬場、もう少し行くと、行列の出来るイノダコーヒー、さらに行って、旧日銀支店跡の京都文化博物館。どこも明治、大正時代で、京都YMCAもレンガ色。西城秀樹のヤングマン、さあ元気を出そう!Y・M・C・Aである。

 

 日本のバスケットボール発祥の地がこの京都YMCAという。京都の、でなく日本の、である。バスケットの始まりは米国のYMCA。日本には明治に伝わり、大正14年に米YMCA派遣のF・H・ブラウン氏の指導で京都一中(現洛北高)教諭、佐藤金一氏が日本初のチームをこのYMCAでつくり、日本のバスケットの歴史が始まったという。モニュメントは京都バスケ協会がその時から100年目を記念、平成26年に建てた。ナイスシュート!。

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2019年1月27日 (日)

元祖・京だし巻は「東寺のおかもと」

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 元祖は元祖でも京だし巻の元祖の店って、ご存知だろうか。今はスーパー店も兼ねる「東寺のおかもと」。明治末の鶏卵店から始まり、軽く100年以上超す。だし巻は初代から受け継いで今は4代目という。毎月21日、東寺の縁日、弘法さんの日は店頭で実演販売する。

 

 京都駅八条口から新幹線、近鉄京都線の高架下交差点を渡る。西へ200㍍ほど行って、八条通りから猪熊通りを南へ、お店は東寺道へ出るまでにある。東寺の東門は近い。五重の塔が見えて、振り返って、京都タワーである。道筋近く、知る人ぞ知る「DX東寺」も。ザ・オープン?まだしているのか、どうか。看板だけチラリズムで通り過ぎた思い出、もう遠く青い。

 

 元祖・京だし巻の現実に戻らないと。平成最後の終い弘法と平成最後の初弘法、続けて行って、おかもと店頭で、実演を見た。鳥打帽似合う4代目はお姉さん。バケツから出汁混ぜの玉子汁すくい、焼き機3個を同時に操る。手前から巻いて、巻いて…、つい見惚れる。この間はイートインした。アツアツ…箱枕の如く大きい。店内に「まいど大喜二」の貼り紙、家族の写真、有名人色紙…。手焼きの味わい、明治、大正、昭和、平成から〇〇へ、元祖は続く。

 

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2019年1月26日 (土)

フランス映画の名品ポスター

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フランス映画のポスターがズラズラ、ズラッ~と並んでいる。「港のマリー」「乙女の星」「のんき大将]「女は女である」「オルフェ」…、1950年前後、日本の昭和25年前後の名品が全部で10点、大判のアーカイブになって、いいずら、そうずら~と展示されている。

 

 京都国立近代美術館1階フロアの大きな壁面である。平安神宮、朱の大鳥居の真ん前、チケット売り場はあるが、展示室は3、4階で、1階のフロアには券を買わなくても、ふらっと入れる。フロアに喫茶店もある。天井高く、疎水側にベンチも。一服、本読み、うたた寝…に良い。その1階フロア北側壁面に今、フランスの映画ポスターが、ボンジュール!である。

 

 フランスは映画発明の国、19世紀後半から20世紀へ、映画技術世界一を誇った。展示ポスターは国立映画アーカイブが高精度に複製したデジタル作品。世界的には冷戦構造、軍備拡張、若者文化台頭の頃、もう70年も前である。「美女と野獣」のジャン・コクトー監督、ハプスブルク家の王女を題材にした「双頭の鷲」は、相当に昔だけど、壁面ポスターで蘇っている。ポスター制作者の名前は、チカ、コランなどで、もっと近くでご覧?と言う。

 

 展示ポスターは「みどりの学園」(1949)「のんき大将 脱線の巻」(1949)「田舎司祭の日記」(1951)「女は女である」(1961)「港のマリー」(1950)「オルフェ」(1950)「双頭の鷲」(1945)など。

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2019年1月25日 (金)

白川に名前のない橋

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 橋に名前はない。渡る人、渡らない人…。どちらからか一方通行、対面通行はできない。橋は1㍍幅、人ひとり渡れる。渡り切るまでに5㍍。コンクリート、欄干はない。川の水は清く、浅い。下は2㍍、小石、砂が透き通る。小魚も見える。特に橋の名前はない。

 

 京都ではちょっと有名な白川。比叡山の山すそから流れ出て、花売りの白川女、庭園に白川砂…千日回峰行の阿闍梨さんが満行で渡る一本橋、吉井勇さんが詠んだ~枕の下に川は流れる~の白川。平安時代のむかし、時の権力を握った白河院にもちなむ。その由緒ある白川にかかる名もない橋である。地下鉄東山駅から京都市美へ、裏通りを歩くとある。

 

 饅頭屋さん、蕎麦屋さん通って、突き当りの寿司屋さんを右に曲がると川が見える。庭師の小川治兵衛宅、七宝焼きの並河家への橋を渡らず、白川沿いを北へずっと行って、古美術商の前あたりに橋がある。琵琶湖疎水との分水界まで50㍍ほど。もう平安神宮の朱の大鳥居が見える。京近美へ行った午後、冬の陽射しが川面を照らしている。歩きながら写真撮り、橋の上でも。川に映った人影が長い。足が特に長い。名前のない橋、端ではない。

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2019年1月24日 (木)

人気メニュー1、2、3位の同時注文

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 あの居酒屋で一度やってみたいことがあった。貼り紙の写真メニューで示す店の人気ランキング1位と2位と3位の同時注文である。1人ではちょっときついので、4、5人で行ったおり、まず写真を撮って~と思っていて、その時がようやくというか、ついにきた。

 

 開店からもう2年はたつだろうか。「晴天家」と漢字で書いて、カタカナで「ハレルヤ」と読ます居酒屋である。山科の外環三条近くに本家があって、こちらは京都大丸の西北、錦通りのビル2階。前はスタバ、1階は豚骨ラーメン一風堂。細い階段上がって、前がカウンター、奥にテーブルと広い部屋。春夏秋冬おでんデンデン中心に一品メニューも多彩である。

 

 あの日、皆さんより早めに行って、カウンター席の上を見上げて、人気ランキング1、2、3をいっぺんに注文した。一緒の皆さんには注文のほど事後承諾である。1位のポテサラは色付き、おでん出汁を染み込ませている。これがポイント。2位おばんざい盛り合わせ。南瓜、高野豆腐、小芋…みんなバンザ~イ。3位は穴子の炙り刺身。これは稲田店長オリジナル。好きな穴子、こりこり後の後味いい。1位、2位、3位同時イート、いいどっ!。

 

<> ポテサラ400円、おばんざい盛り合わせ950円、穴子の刺身600円。

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2019年1月23日 (水)

清水寺の千体石仏群とは

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あった、あった、ここや、ここ!。石仏が1体、2体…、いったい、どれだけだろう。言われている「千体石仏」というほどでないにしても、200体や300体ではない。一体全体?正確にはどれだけか、多いことは多い。民放のBSに出た清水寺の隠れスポットである。

 

 京都観光と言えば、嵐山に金閣・銀閣、外国人に人気の伏見稲荷などだけど、トップはやはり清水寺。京都観光は5千万人以上、うち20㌫は来るという。春に桜、秋に紅葉…、三重塔、本堂、舞台、音羽の滝など見所多いが、あまり知られていない穴場の清水寺案内というBS7チャンネルの正月番組で、お寺の坂井輝久学芸員がこの石仏群を紹介していた。

 

 自宅の山科からバスで山越え15分、もう何度も行っているけど、知らなかった。朱の仁王門の北側、事務局の講堂超えて、塔頭の一つ、成就院前である。苔むした斜面に千手観音、大日さん、阿弥陀さん、地蔵さん…顔のない仏さんなど、一体全体、ナン体である。TVで坂井学芸員は150年前、明治維新の神仏分離令、廃仏毀釈で、清水寺さんなら~と、お寺さんが持って来た捨て子の石仏だという。歴史の重み、1体、2体、3体…、大事にしたい。

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2019年1月22日 (火)

北座跡に花咲大黒天

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大黒天は大黒天でも「花咲大黒天」だと言う。大きな袋を肩に、右手に小槌、米俵に乗って、ふくよかな、大黒さんは大黒さんだけど、どう花を咲かすのか?。大黒さんの祠回り、商売、芸事…、その道で花を咲かせたい皆さんの千社札がベタベタ、ベター祈願札?である。

 

 歌舞伎発祥の地、京都の南座は昨年末、耐震補強がすんで、開場400年記念のお練り、2か月興行の顔見世があったが、あのあたり、江戸元禄の頃、芝居小屋が8軒もあった。その一つ、四条通りを挟んで南座の向かいに北座。八つ橋の井筒さん、ビルの高い所に「北座」の表札額をあげ、往時の名残りを示す。この井筒祇園本店の西面北端に花を咲かす大黒さんである。

 

 町ぶら歩き、何時も大黒さん前を通りすぎているけど、この間は、祇園乙部の花街を抜け、鴨川沿いの川端へ出て、じっくりデジカメ撮り対面だった。身長1・5㍍ほどの大黒さん、風雪に耐えてか、黒くなく白くなっている。下から覗き込むと、有難い打出の小槌が見える。千社札は芸舞妓さん、役者さん、新規開店の店名など。日本むかし話の花咲じいさんは、ポチがここ掘れワン!で大判小判。花咲大黒さんは、ここ貼れ!どんどん千社札である。

 

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2019年1月21日 (月)

四の五の言わずに個展

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天津優貴って、ダレかな?。宝塚スターは昔、天津乙女さんやし、優貴というと、男子マラソンの公務員ランナー、川内優輝さんみたいだし…。ダレかな、ダレかな~と、ポスターの名前が気になって、個展開催中のギャラリーへ入ったら、天津さん、女性の写真家だった。 

 

 京都の五条麩屋町上ル、町家2階のギャラリー。正式には「gallery Main」。写真と映像の個展、グループ展が多い。麩屋町を四条から五条へ歩いていて、町家ふう「ずずなり」というカフェがあって、2階がそのギャラリー。開催中の個展が「天津優貴  四の五の言わずに京都で個展」という。タイトル通り、四、五は省いて、六で階段を上がった。

 

 ギャラリー二つあり、階段正面の天津個展のドアを開けた。そう広くはない。すぐ会場全体が目に入った。天井から釣り糸テグスが無数に吊り下がって、その先にポストカード大の女性の写真である。天津さんが会場にいて、東京練馬から来て、毎年、ここで個展を開催、今年で10回目。写真のモデルは韓国女優のホン・ユニさんで、ずっと一眼レフで撮り続けているという。このぶら下がり、どう観たら良いか?、当然、四の五の言わずに~である。

 

 展覧会は1月14日で終わった。天津さん15歳から写真家、京都での個展は20歳から。モデルのホン・ユニさんは映画監督井口昇さんの作品に出演のアイドルユニット「ノーメイク」のメンバーの一人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年1月20日 (日)

小品盆栽展で一句詠む

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これは…なんとまあ~である。小さな鉢に柿がいっぱい。こっちはオレンジ、お隣はリンゴ…、有るのに梨もある。鉢は手のひらサイズ。鉢合わせはなし。どうして、こうなるのか、お見事!というほかない。一鉢に一木一草の芸術、小品盆栽展へ行って、目を凝らして見た。

 

 展覧会は今年で第44回の「雅風展」。(公財)全日本小品盆栽協会が主催、京都市岡崎のみやこめっせで新春に開催する。全国各地から優秀作50点余が席飾りで出品、内閣総理大臣賞などを競った。小さな枠の中に丹精込めた小品盆栽を絵のように並べる。松あり、梅あり、軸絵も…、その中の彩り小品盆栽、柿、オレンジなどに絞って、デジカメを向けて見た。

 

柿はローヤ柿が多い。中国原産、漢字で「老爺柿」と書く。サクランボみたいに垂れ下がる。渋柿らしいが、絵になっている。どのローヤ柿も、出来栄えを自慢して、ろうや!ろうや!。枯れ枝にポツンと一つ、俳句季語の木守柿もある。侘しさ、情緒がある。ここで一句、詠んでみた。~席飾り 柿が成るなり 盆栽展~。才能なし、決まりかな。もう一句。~柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺~、これ名人、子規やもんねえ。盆栽展で凡と才、吾を知る。

 

 第44回小品盆栽フェア雅風展は1月13日で終わった。

 

 

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2019年1月19日 (土)

「なか卯」でちょい呑み、5時から男

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外食の「なか卯」さん、今年で創業50年、自慢の親子丼メニュー25年目という。京都の河原町五条店へ、二日続けて行った。店は五条大橋の近く、牛若と弁慶の銅像が見え、山科帰りのバス停まで50歩。ガラス張りで広い。午後5時に赤提灯がともり「5時から男」になれる。

 

 大阪の茨木市で創業、オーナーの名前がなか、うどん店が始まりで、うは同音の卯に変えて「なか卯」という。卯は干支のウサギはよく跳ねるし、漢字の形が、観音さまに似て縁起が良いという。店内、女優水樹奈々さんの50年キャンペーンのテープが流れる。自販機は3台、高齢者向け文字が大きい。酒類各種、枝豆の一品など、ちょい呑みメニューが出る。

 

 自販機は、ワンコインランチ、夜定食一覧、丼各種…100円コーヒーもある。客層は家族連れ、単身赴任、男性、女性…幅広い。2日続きの入店、2日目は5時から男になった。角ハイと牛皿で560円。4人テーブル席で1人、スマホ見て、本読みも。万歩計は1万歩こえている。足休め、一日の反省…まあ、ゆっくり出来る。〆はミニの親子丼390円。帰りの京阪バスが窓際席で見て乗るまで滞在3、40分。この、なか卯店、なかなか、やるう~。

 

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2019年1月18日 (金)

京の麩屋町通りを歩く

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わからないままに歩いて、わからないままに面白い。屋根のひさしに赤、白、紺…タイの国旗が出ている。窓に国王殿下夫妻の写真とタイ人形…、この民家とタイの関わり如何に。見上げた看板は「丸三電話店」。スマホ時代、名残りの看板はリーンリーンと鳴っている。

 

 今は一軒もないけど、昔は麩屋さんが多く、それで麩屋町通り。四条から五条へ、北から南へ15分歩いた。京の通り唄で♪~四綾仏高松万五条~♪。三条、四条はヨコヨコ歩き、こちらはタテタテ。車は北行き一方通行の麩屋町は、古くて新しく、新しくて古い。路地のロウジがある。新鮮激安市場と100円ショップ同居のビルがある。空手道場、易者屋さん…。

 

 「間遠」を「マトウ」と読む仏具屋さん。洒落は待とう。町屋カフェの店名は「すずなり」。客一杯?う~ん。外国人向けのお宿とマンション。日本料理店は「草枕」。虫籠窓ある商家は目薬の井上薬房。商標は井桁に上。木彫りの虎、もう眼がない。小さな小さな本屋さんもある。神社は朝日神明宮、お寺は明王院不動尊。松原通りは旧五条通りで絵地図の看板、かつて祇園祭山鉾巡行。牛若VS弁慶の五条の橋はこちらと。麩屋町歩きは、今昔同時進行!。

 

 麩屋町通りは丸太町通りから五条まで南北の通り。寺町通りと富小路通りの間。

 

 

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2019年1月17日 (木)

古美術商の飾り窓に思う

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 骨董、古美術、どう見んのか、民芸…、露店の古道具も加え、古いモノには、いろんな言い方があって、それらまとめて、横文字を借りて、アンティーク?。その価値、品定めは難しく、それで人気のTV番組なんでも鑑定団」が存在する。本物、偽物、これ、ナンボである。

 

 町歩き業務?の日々、古物商の飾り窓をよく見る。京都蹴上のウェスティン都ホテル開催の新年会へ行くのに旧東海道の三条通りを東へ歩いていて、この飾り窓があった。飾り窓と言うより、ショーウインドウ?、今はしょうやなあ。ウェスティン都ホテルも昔は近鉄の都ホテルやったのに東京外資の経営に変わり、ウェスティン、ウェスティン…舌がもつれる。

 

 いま、京都はホテル建設ラッシュ…、空き地で工事していれば、み~んなホテル。京阪三条東にホテル、四条通りのパチンコ店跡にホテル、五条通りは3か所も。京都駅近くは仮称七条ホテなど…身体まで火照る?。そや、飾り窓の話やった。足袋と言えば、福助の福助さんがいる。軸絵は祝い鯛で正月の宴会。大きな鯛抱えたエビスさん。仏像、陶器、狸像などが飾ってある。窓ガラス越しの写真撮り、ナンボ、ナンボ…これナンボ!笠置シズ子が懐かしい。

 

 笠置シズ子さん、戦後の歌手。東京ブギウギ、銀座カンカン娘など「ブギの女王」と言われた。

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2019年1月16日 (水)

日展のばあちゃん、じいちゃん

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今年もばあちゃん来ているかなあ。どこかな…、あっ、いた、いた!。囲炉裏に丸ごと素足を投げ出している。外の農作業、寒くて、足が冷たくなったんかなあ。囲炉裏に吊るされた薬缶、チンチンと湯気あげている。新潟のばあちゃん、元気やったんや。よう、暖まりや。

 

 日展開催は京都市美改修中、みやこめっせで、いつものばあちゃんを見た。洋画の池山阿有さん(79)の「足あぶり」。毎回、新潟の寒村で暮らすばあちゃんを描く。短い足を一杯、一杯伸ばしている。ばあちゃん、見られていても大丈夫。そのまま、そのままで、いいよ!。毎年、赤ちゃん背負うばあちゃんを描くのは、滋賀・高島の岡島晴美さん(80)。

 

作品探したら、今回はじいちゃん。祭り見物のあとか、坊やがじいちゃんの頭に手を乗せて、スース―。題名は「遠き日」。坊や、どんな夢見ているのだろう。岡島さん日展入選、連続25回以上という。会場には、ばあさんがまだいた。洋画で山田郁子さん(埼玉)の「織る」。毎回、沖縄ヨロン島のおばあ、菊さんを描く。日本画で神奈川の大矢高弓さんの「夜空」。ばあちゃん、満天の星を眺める。日展は今年も、ばあちゃん、じいちゃんが頑張った!。

 

 改組・新第5回日展・京都展は1月12日で終わり、名古屋など全国巡回へ。

 

 

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2019年1月15日 (火)

ワタシは鯛~

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ワタシ、回転寿司屋さんの水槽にいる鯛です。どこの回転寿司?京都の繁華街、河原町蛸薬師北西に去年9月開店した「にぎりの金次郎」です。鯛やのに地名が蛸やとか、回転寿司の開店とか、ややこしいねえ。そうなんですけど、前はパチンコ屋さんだったそうです。

 

 あのあたり、回転寿司屋さん増えたねえ。ハイ、史上最高3億3千万のまぐろ競り落としのすしざんまい、大阪の大起水産、近江屋跡のかっぱ、それと三条に寿司のむさし…多いです。激戦です。金次郎って、すしの長次郎と関係あるの?。いいえ、名前は似てて、弟みたいですけど、あそこは大阪本社です。ここは京都が本社で木屋町に次いで二軒目なんですよ。

 

 アンタ、目の下三寸ではないけど、大きいし、いい色している。どこから来たの?明石って言っているんですけど、証(あかす)ものが…。何時まで、そこに?さあ、どうでしょう。鰈さん、鯵さんと同居ですが、まあ、お客さんのお呼びしだいです。刺身、握り、それにあら炊きにもなります。アンタは、なんちゅうても、魚の王様や。祝い事には欠かせんしなあ~。ありがとうございます。鯛焼きも人気ですけど、そりゃあ、本物のワタシが一番ですたい。

 

 回転寿司「にきりの金次郎」は1階カンター席、2階テーブル席、昼はランチなど。タッチパネル、直接注文、回転取りなど。

 

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2019年1月14日 (月)

全国女子駅伝、山紫水明処で見る

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冬空、よく晴れている。五山の送り火、如意ヶ岳の「大」がよく見える。鴨川の流れは、キラキラ光っている。あっ、来た、来た!NHK中継車、白バイ…、トップは愛知や。千葉、・京都が追っている。一人また一人、女子ランナーが次々に駆けて行く。拍手、ガンバレ~。

 

ここは鴨川にかかる丸太町橋。儒学者・頼山陽が庵を編んで、ここからの眺めを山紫水明処と名付けたところ。日本で最初の女学校、女紅場跡の石碑もある。全国女子駅伝は宝ヶ池を折り返し、復路に入って、第8区・京都地裁近くの第7中継所はすごそこだ。山科の自宅のTVでスタート見て、ラジオを聞きながら地下鉄と京阪電車を乗り継いで、ここまで来た。

 

平成最後の大会は第37回。NHKはライブ、昔は生中継と言うてといたけど、らいぶ前からライブ。京都新聞は社挙げて駅伝また駅伝。NHKも400人態勢。第2回は視聴率35㌫の記録がある。どんと出す協賛金出す村田機械、企業イメージ上がり、入社の質高くとか。ゴールの西京極へ行かず、NHK京都放送局へ。1階で8K画面ライブ。フロアから写真はダメで、局の外からガラス越しに見て撮った。アンカー勝負はハラハラ、ドキドキ…、愛知が京都に勝った。

 

 愛知は3年ぶり2度目の優勝。記録は2時間15分43秒。2位京都、3位大阪。ちなみに第1回千葉優勝タイムは2時間29分02秒。

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2019年1月13日 (日)

閑散期、冬の植物園へ行く

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植物園さん、こんにちは。いや、今年初めてやし、おめでとうか。京都市内でこの冬一番の冷え込み、朝は氷点下。寒いのに、風邪気味なのに…行った。平日の午後、園内の入園者は縁がない?。まあ、ポツリポツリ。閑散期の植物園は一人の世界。見えないものが見える。

 

 いつも通り、地下鉄北山降りて、北山門。少女と麦わら帽の彫刻のところに冬の花、葉牡丹。ハハ~ン、ハートマーク。神戸の花時計みたい。洋ラン園にスイセン。白く、黄色く、かれん。冬でも枯れん。朝日新聞夕刊、厳冬の香り~の見出しで、淡路島に自生するスイセンが載っていた。ヒガンバナ科、彼岸が待ち遠しい。花の香りはどうか。風邪気味やった。

 

 葉の落ちたメタセコイヤ、鈍(にび)色の空に突き刺さるよう。梅園に黄色くロウバイ。あわてない?。生態園に千両、万両の赤い実。十両、百両の実もあるはずも、見つからない。表面ごわごわの獅子柚子。堅そう、誰に譲る?。紫のツワブキは、キク科。何に効く?。キンポウゲ科の花、チィーバ。チューバやない。注意したい。菜の花みたいなハナナ、バナナではない。ハナナ!。台風倒木の50年杉でコアラの木彫。冬の植物園、一人観賞が似合う。

 

 園内訪問は1月10日午後。

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2019年1月12日 (土)

地球儀のあるカフェ

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 目と鼻の先に地球がある。直径1メートルほどかな、スロー、スロー、クイック、クイック…と回っている。いや、クイックはない。青い地球、丸い地球…1周10分か15分でゆっくり、ゆっくり。ヤー・チャイナ、私はカモメ!ではなくて、私は一服に入った客である。

 

 京都の烏丸蛸薬師にあるカフェ・ベローチェ。スタバよりもドトールよりも、1杯のコーヒーは安い。ショート200円。ベローチェはイタリア語で速い。東京中心に全国で170店舗。京都では4店舗あって、この店は広く、禁煙の1階、喫煙可の2階に地球儀がある。文庫本持っての出歩き。いま、文庫本はナベツネ。大下英治著「最後の怪物、渡邉恒雄」。

 

 年の暮れと年明け2度行って、地球儀を囲む席へ。15席はある。コーヒーとピリ辛小鬼あられで、90歳を超えた読売新聞のドン、ナベツネを開く。地球儀席、なんとなく気持ちが大きくなる。青い地球のガガーリン、私はカモメのテレシコワ…宇宙飛行士気分。お隣さん、学生さんが教科書とノート広げている。勉強は地理?世界史?まあ、自習のような。北アメリカ、オーシャンが回ってきた。ジャパンは小さく、ここ…、地球はやっぱり、大きい。

 

 世界の旅、兼高かおるは、そのむかし、飛行機を乗り継ぎ80時間で世界一周を経験した。兼高さんは今年1月5日、90歳で逝去。

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2019年1月11日 (金)

ご成婚60年、ご即位30年の特別展

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ご成婚パレード、お二人の儀装馬車が展示されている。ゆっくり、パカパカ、パカパカ…厳重警備の中、沿道のどよめきと歓声が聞こえてきそうだ。ご成婚60年、ご即位から30年。いま、京都高島屋で特別展「国民とともに歩まれた平成の30年」が開かれている。

 

四条通りに面した高島屋ウインドウは、天皇、皇后両陛下の写真。メーンポスター、佐賀県での全国豊かな海づくり大会ご出席のお二人。御所でぎんなん拾い、美智子皇后が持たれたカリンをかがれる陛下、赤い糸になったテニスのお二人。1階へ入って、宮内庁から運びこまれた儀装馬車の展示、7階へ上がって236枚の写真とゆかりの品々100点である。

 

平日でも会場は人人人…一日平均入場目標4千人という。開催は皇室アルバムでご縁の高島屋で、1月は京都、4月は東京・日本橋の2会場だけ。皇室は京都と東京であるべきという「双京構想」のような。主催の毎日新聞が特集。両陛下、30年間で全国47都道府県2巡という。国体、植樹祭、災害地お見舞い…その足跡をたどる写真、お二人の表情に優しさと慈しみが溢れる。即位の御装束、稲刈り用具、献上品…、一日一日過ぎ行く平成を思う。

 

 京都高島屋展は1月27日まで、日本橋高島屋は4月3日から21日まで。無料。

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2019年1月10日 (木)

富士山また富士山…集大成の写真展

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富士の写真、この一枚も、この一枚も、どの一枚も、その時でしかない。光、風、雲…赤く、白く、青く…、一年中一日中、その一瞬一瞬、変化する富士。京都写真美術館で、いま、山下茂樹写真展「平成富士山」。その一枚一枚に「その時の富士」が写っているのを見た。

 

 一人、一人、それぞれに富士はある。東海道新幹線、新富士駅通過で車窓から富士はどうか、東京へ行く旅、たびたび気になる。単身赴任の大田区、朝の散歩で見た富士、新宿の都庁屋上から見た富士、山梨の鳴沢ゴルフ場で見た富士、中国北京帰りで空から見た富士…、静岡の三保の松原へ行って見えなかった富士…、富士は様々、だから不死身?なのだろう。

 

 「平成富士山」展を開催の風景写真家・山下さんは三重県出身、71歳。場所によって、日々姿を変える富士に魅せられ、4年間で1000日間、富士を単独で撮り続け、平成最後の新年、集大成の写真を並べた。満月の富士、三日月の富士、焼け雲の富士、ダイヤモンド富士、逆さ富士…、空撮もある。高度3千㍍、ジェットヘリから酸素マスクつけて冠雪の富士。黎明、夜明け…四六時中撮って飽きない。その時その時、それが富士の魅力という。

 

 山下富士山展は京都岡崎、神宮道の京都写真美術館で1月27日まで。無料。河原町蛸薬師のギャラリー古都では、山下茂樹と仲間たち「富士山展」も1月15日まで開催している。

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2019年1月 9日 (水)

バス待ちワイン、30分一本勝負

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いまはどうか、昔に見たプロレスは30分、45分、60分の一本勝負があった。JR山科駅前の山科ワイン酒場へ入って、駅前ロータリーから出る帰りの京阪バスに乗るまでの間、そんな一本勝負気分になった。待ち飲み、30分か、45分か、それとも60分か。

 

 ワイン酒場はフランス語で料理を意味する「COCINA」コティーナ、開店して1年ほど。地下は居酒屋「山科酒場」店名は異なるが、どちらも全国展開する見聞録チエーンという。正午に開店する。JRの改札出て、京阪京津線踏切渡り、ロータリーのバス停まで30秒分以内、店からバスが見える。バスに乗るまで、冬場の店内待ち、これほどの場所はない。

 

 お隣の居酒屋「ももじろう」もよく行くが、立ち飲み席は奥の奥だし、山科酒場は地下だし、バス停は見えない。ここはテーブルの高いカウンター席、足長向き、ガラス窓から外が良く見える。開店当初行ったきり、ご無沙汰していたが、バスが出たとこで、帰りの醍醐寺行きは1時間に2本、次まで30分ある。どう待つか、久しぶりにワイン酒場入りして、赤のグラスワインと1品で待った。レジ値段は千円少し、30分一本勝負の待ち方、粋やねえ。

 

 

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2019年1月 8日 (火)

店名は「102-オールドリバー」

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洒落っ気というのか、懐かしみというのか、喫茶店の名前に味がある。店名は「102-オールドリバー」。かつて「東の錦」と言われた京都東山の古川町商店街の中にある。3年前までは「とうふの近江屋」さんだったが、いまは、喫茶店になって、この店名である。

 

 大津市打出浜のびわ湖ホール内に事務局を持つ「文化・経済フォーラム滋賀」は年に二度、会員向けにニュースレターを出す。裏面のレポート近江屋考「きのう、きょう、あす」の連載を担当しているので、いまも古川町商店街のアーケード下に看板が残る「とうふの近江屋」を取材に行って、豆腐店の内部を改装した喫茶店「102-オールドリバー」を知った。

 

 「とうふの近江屋」を経営していたのは、USさん(80)で、近くに住み、夕方には玉乃光で一杯兼ねて、家族で夕食に来る。聞くと、屋号は近江屋でも石川小松出身、近江とは直接結びつきはなかったが、豆腐店跡の店名屋号に感じいった。滋賀県蒲生町ゆかりの新しい経営者は「102」で豆腐屋さんを懐かしみ、「オールドリバー」で古川町を示した。店内の床は板張りになったが、壁は豆腐店時代のタイル張りのまま、看板はトーフの「102」である。

 

 古川町商店街は京都市東山区古川町通三条下ル、南北300㍍に往時は50店舗。戦後、古川町朝日会として発足し、アーケードを建設、統一看板を設置。喫茶店「102-オールドリバー」は商店街南側にある。

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2019年1月 7日 (月)

ジャグリング日本一と出会う

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 増える、増える…一人また一人、増える。ワザあって拍手か、拍手あってワザか、通りがかりの人々が、立ち止まり、見つめて、一人また一人、観客になって増えて行く。これが大道芸のワザの魅力というのだろうか。ついつい、最後まで見続けて30分、ハイ、拍手!。

 

 地下鉄京都市役所前駅、地下商店街ゼストの河原町ひろば。正月3日、新春大道芸大会はリスボン上田さん登場である。ジャグリングの日本一の輝きがあるという。今年の出歩きも「さて、どちらへ行こう、風が吹く」(山頭火)。烏丸御池から帰りの地下鉄まで歩いての出会いだった。1日3回公演の2回目、ちょうど始まるところ、どんなんかな~と立った。

 

 上田さん挨拶代わり、頭のハット帽を腕、肩と転がし、また頭に…、ハット帽の回転、ハットする?。上田さん、個人的ですが、今日が誕生日、39歳ですと。看板の写真は30歳の時と言う。ワザに加え、バースデー演技、拍手が大きくなる。帽子に続いて水晶玉が出た。ボール、箱、バトン…。三つでも五つでも、手足の一部の如く、回す、回す…これぞワザ、会場ザワつく?。パイプ椅子30席だった会場は、立ち見で黒山…あら!、見てたのねえ~。

 

 リスボン上田さんは大阪出身。2001年、ジャグリング日本大会を制し、第56回ジャグリング世界大会の決勝にまで進出した。

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2019年1月 6日 (日)

「ひゃくてんまんてん」

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なんたって「ひゃくてんまんてん」やからね!。そらあ、凄い、やったね!。いや、そういうんじゃなく、店名がそれ。漢字の「百点満点」でなく、平仮名で「ひゃくてんまんてん」。カレーとラーメンのお店で、カレーラーメンは人気一番…「ひゃくてんまんてん」だって。

 

 赤レンガの元日銀京都支店、今は京都文博の別館の真ん前、三条通りにお店がある。間口は一間ほどで、店前の「ひゃくてんまんてん」看板見て、狭くて急な階段上がって、ドア開けたら、なんと広い。真ん中に島みたいなカウンター、窓際と奥にテーブル席がある。店前を通るたび、どう「ひゃくてんまんてん」か、気になっていたけど、正月に初めて入った。

 

 箱根駅伝ライブ中継のTVが正面に見えるカンター席。「よう頑張った、頑張った」とお母さんが水を持って席へ来た。夫婦と息子さん経営らしい。なんか店が明るい。雰囲気がいい。香辛料38種、自家製ルー入り、京都で一番のカレーラーメンが東海大初優勝の瞬間出てきた。お母さん、「良かった、良かった」。お店は21年目。京都では「ん」字が多い店名が運が良いと、「ん」が3つ入りで「ひゃくてんまんてん」だって。味?もちろん百点満点!。

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2019年1月 5日 (土)

今頃、なんでこんなに成っている?

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どうして、今頃、こんなにたわわなんだろう。冬枯れた木が3本、その真ん中の柿の木である。葉は一つもないけど、柿の実が一杯ぶら下がっている。平成最後の新しい年を迎え、柿の成る旬の時期はもうとっくにすんでいるのに、この成り様、どうなって?いるのだろう。

 

 京都市山科の清水焼団地近くの畑地である。京阪バスの停留所で言うと、四条河原町行きの上花山久保町。停留所から京大花山天文台がはるか向こうに見える。すぐ横は新幹線と国道1号線。自宅からバスに乗っていて、車窓から柿の実のぶら下がりを見て、あまりにたわわなので気になった。正月2日目、自宅から歩いて10分、バスをパスして、見に行った。

 

 

 畑地に囲いがあって、近くまで行けないので、デジカメでズーム一杯、アップ撮りした。木の高さは6、7㍍かな。よう成って、幾つか地面に落ちている。成り様、目勘定で100どころじゃない。次郎柿?富有柿?甘柿?渋柿?…柿は1000種類、わからない。俳句の冬の季語で、柿が一つ二つポツンと残った情景を「木守柿(きもりがき)」というが、こうも鈴なりだと、侘び寂びでもないし、冬さなかだし…、どういう柿なのか。夏季講座?が待ち遠しい。

 

 

 

 

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元日各紙に見る全ページ広告

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大谷翔平がいる。「先駆者であれ。挑戦者であれ。」-時計のSEIKO。成功祈ってる?。赤いAのヘルメット、今年はバット1本…大谷くん、ガンバレ!。桑田サザン、ライブで皆さまに逢いに~と。宮城、広島、愛媛…、オールスターズで5人、サザンが九ではない。

 

 元日の新聞各紙、分厚い。自宅の朝日、京都にコンビニ購入の読売、毎日、産経、日経…合わせて6紙。今年はどんな全ページ広告か、捲って、捲って…見た。広告には時代がある、今がある、明日がある。冬でもセンスがいる?。広告主はおカネがいる。トヨタは、2ページの見開き、赤く目立ってトヨタイズム。さすが、世界のトヨタ。車がある、おカネがある。

 

 出版社広告、小学館は「あっ、ドラえもん!。」こども本は、どこでもドア?。集英社は各紙で広告切り替え。週刊少年ジャンプ、りぼんちゃん…各紙で違う。講談社は「オオカミとヤギは親友になれたか。」愛は本で育つ~と。女性の顔にクリームパイで「女の時代、なんでいらない」。時代の中心に男も女も、ぺちゃパイでもない?。わたしは、私。西武・SOGO広告。冬でもセンスあり広告。宝酒造は渡哲也と吉永小百合で~よろこびの酒・松竹梅~。

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2019年1月 4日 (金)

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なんたって「ひゃくてんまんてん」やからね!。そらあ、凄い、やったね!。いや、そういうんじゃなく、店名がそれ。漢字の「百点満点」でなく、平仮名で「ひゃくてんまんてん」。カレーとラーメンのお店で、カレーラーメンは人気一番…「ひゃくてんまんてん」だって。

 

 赤レンガの元日銀京都支店、今は京都文博の別館の真ん前、三条通りにお店がある。間口は一間ほどで、店前の「ひゃくてんまんてん」看板見て、狭くて急な階段上がって、ドア開けたら、なんと広い。真ん中に島みたいなカウンター、窓際と奥にテーブル席がある。店前を通るたび、どう「ひゃくてんまんてん」か、気になっていたけど、正月に初めて入った。

 

 箱根駅伝ライブ中継のTVが正面に見えるカンター席。「よう頑張った、頑張った」とお母さんが水を持って席へ来た。夫婦と息子さん経営らしい。なんか店が明るい。雰囲気がいい。香辛料38種、自家製ルー入り、京都で一番のカレーラーメンが東海大初優勝の瞬間出てきた。お母さん、「良かった、良かった」。お店は21年目。京都では「ん」字が多い店名が運が良いと、「ん」が3つ入りで「ひゃくてんまんてん」だって。味?もちろん百点満点!。

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2019年1月 3日 (木)

彫刻の街・こうべで、MEDETAI

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鯛の目がギョロリと飛び出て、頭の上はお鏡さん飾りである。この鯛、鯛は鯛でも、メデタイ。彫刻家・流政之さんが黒御影石で制作。題名の鯛名は、ローマ字で「MEDETAI」。いい目が出ている。暮れの神戸、阪急三ノ宮の北側で見たですたい。

 

神戸市は1960年来、町づくりに緑と花に加え、彫刻を取り入れる。「彫刻の街・こうべ」。大規模な野外彫刻展を開催するほか、町全体で500体もの彫刻があるという。三ノ宮、神戸市役所前のフラワーロードには50体。神戸の叔母宅帰り、毎年見る花時計は移設準備中なので、彫刻の地図表示見て歩いて、その一つが「MEDETAI」だった。

 

道路わきの歩道、著名作家の作品が多い。佐藤忠良さんの「帽子・裸婦」と柳原義達さんの「道標・鴉」。ともに日本を代表する彫刻家。陶芸から抽象彫刻へ、清水九兵衛さんの作品はマスクメロン、いや違った、マスクA。掛井五郎さんは「長い午後」。一日は確かに午前より、午後が長い。ボオっとした表情が愛くるしい。弁当べんでないモーツアルト、誰だ?レダ、みたまま老人,見えないのに風の道標、どうしよう?…、彫刻、そうか、ちょうか、はんか、洒落か?。

 

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2019年1月 2日 (水)

初詣、国宝の唐門が開く

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ギギッと音がしたのだろうか。開門、開門…国宝の唐門、1年に1度の開門である。太閤秀吉を祀る京都東山にある豊国神社。元日から3日間の初詣は、国宝の唐門が開く~と知って、元日の午前中に行った。西本願寺、大徳寺と並ぶ国宝の三唐門の一つ、初めてくぐった。

 

 西本願寺の唐門は行事があると、開門するが、今は、修復中だし、大徳寺は文化財特別公開でも写真撮影ご法度である。豊国神社は旧方広寺大仏殿跡、大坂の陣になった「国家安穏、安心豊楽」の鐘がすぐそこに見える。大仏殿跡に出来た京博の北側。唐門は秀吉63歳で逝去した伏見城の遺構である。国宝の門をくぐる初詣とは、全国でここだけではないだろうか。

 

 行ったおり、参拝の列は10㍍ほど。それほど知られていない。唐門は総檜造り。創建時は金箔塗りだったという彫刻は、桐唐草、松竹梅に鯉、鶴が彫り込まれている。鶴は左甚五郎作の「眼なし鶴」。眼を入れると本物そっくりなので、飛び去る心配があったからとか。さすが甚五郎作品、じ~んと来る。門前の駒札。豊国神社は正式には「とよくにじんじゃ」と読むが、地元の皆さんは「ホウコクさん」と親しんでいると。一応、報告?しておきたい。

 

 豊国神社は秀吉死去のあと、30万坪、日本初の権現造りの社殿だったが、豊臣家滅亡で徳川幕府命により廃社。250年後の明治元年、別格官幣社として現在の規模で復興した。

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2019年1月 1日 (火)

亥年、イノシシ一杯のお寺

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身体はずんぐりむっくり、足は長くない。毛は茶色、雄は牙あり。雨降りのあと、芝地をよく掘り起こし、好物のミミズを探して食べる。走ると真っすぐ、真っすぐ走って早い。時速45㌔。この動物ナ~ニ?、ハ~イ!今年の干支の亥。良い年へ猪突猛進、おめでとう!。

 

 暮れに「學ぶに游ぶの会」から案内が届いた。2月に猪・イノシシがいっぱいの建仁寺塔頭・禅居庵へお参りと。建仁寺は自宅の山科から京阪バスで15分、東山清水道で降りて、八坂通を歩いて、境内をよく通り抜ける。天井に双竜の法堂、塔頭の霊源院、両足院など行っているが、境内西南の禅居庵は知っていても…である。事前視察兼ね、お参りしてみた。

 

 いる、いる~、狛犬でなく、狛猪がいる。参道に5対10頭。絵馬もお守りもイノシシ。手水舎にも、欄間、燈籠もイノシシ。御本尊の摩利支天はイノシシの上に乗る。12月29日付け、朝日新聞京都版に~亥い年に突き進め~の見出し、禅居庵の記事が載った。上松正明住職は「イノシシを拝み、動じることなく目標に向かって真っすぐ進める年に~」とコメント。亥いな、亥いなと~参拝、亥の新年、途方にくれないよう暮れ?にお賽銭をあげた。

 

 禅居庵の御本尊、摩利支天は仏教の守護神。開運勝利の神様。摩利支天はサンスクリット語Marici、陽炎(かげろう)神格化と。 ※ 禅居庵には、建仁寺境内からも大和大路からも八坂通りからも入れる。

 

 

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