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2018年12月

2018年12月31日 (月)

師走、平成最後の正月迎え

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平成最後の師走はどんなんだろう。日課の出歩き、繁華街へ出た。祇園でバスを降り、顔見世すんだ南座、高島屋から大丸へ、地下鉄で京都駅へも回った。目にした飾り、ポスター、あれもこれも、平成最後の行く年来る年。出歩き総決算の「正月迎え」の師走点描である。

 

「餅は餅やで正月餅」。これはもちろん、饅頭屋さんポスター。餅の三段重ねで餅がロン?。マクドは年末感謝祭。鳥さんイラストで「おみくじサキドリ」。初詣の先取り。大晦日までのおみくじ、ドコモポイント倍倍で、今年もバイバイ。漢字検定協会は今年の漢字「災」飾り。来年は「災」には、さいならして「幸」の漢字一字を願いたい。

 

高島屋ウインドウは晴れ着に福袋。雨でも雪でも正月は晴れ着。福袋開けてフクフク。大丸は獅子頭と古木の梅飾り。白梅紅梅、購買よろしく。商店街アーケード、新京極は「迎春」、寺町は「亥」。JRは時刻表かるた。時刻の「じ」は~じゆうです、見方、読み方、調べ方~と。痔じゃなくて、良かった。招き猫あり、飾り花あり、初荷あり…、ヨドバシは平成最後の年賀状。戻って、出歩き一年のパソコン年賀状仕上げ。これで、亥かったかなあ。よいお年を。

 

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2018年12月30日 (日)

京都四条通り、新店舗相次ぐ

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よくもまあ、次から次へ、こうも新しい店が出来るものである。京都の四条通り,、烏丸から河原町通りまでの間の北側。歩道ぐんと広くなり、外国人観光客も増えて、人は西から東、東から西へ歩く。どんな店が出来たか、日課のぶら歩きで、紹介すると~。

 

 並び一番は、焼き立てのメロンパン専門店。黄色い看板、間口は一間少し。アツアツ一つ200円。バニラはさみもある。昼も夜も…だれかが並んでいる。なんでなのか。旨くて、メロンメロンか?。地下1階地上3階の新ビルは、丸ごとビックカメラ。表側に客寄せお菓子の山、地下は化粧品、1階はワイン、日本酒、焼酎…、主力のカメラ?あった!2階に少しあった。

 

 世界的ならIT、りんごマークのアップル。大丸さん東のビルが大きい。2階へ、階段も手すりも大理石、ツルツル、スルスル…何をする?。広い1階は大きな透きガラス、外からアイフォンが見える、世界が見える。お隣のビル2階は高級焼肉の叙々苑。カルビにロース、徐々にじゅんじゅん…いいなあ。赤い唐辛子タレの豚骨ラーメンは一蘭。店員さんが「幸せ~」と声を揃える。言葉のおもてなし、いらっしゃませ~とか。ドイツのアディダス、南アフリカのパタゴニアは、まあ来て、着て…新店舗、点々である。

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2018年12月29日 (土)

群馬は下仁田の玉こん

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湯気がふわっと上がっている。まあ~るいこんにゃく、四角い鍋にごろごろしている。薄っすら醤油色、直径4㌢、いや5㌢かな。ひと串に3個さして100円。一つ串から外して口の中へ。アツアツ、ひと齧り、ふた齧り…、ホグホグ、ホグホグ…味がようしみている。

 

山形の玉こんでなくて、群馬は下仁田の玉こん。滋賀の永源寺こんにゃくでも、近江八幡の赤こんでもない。こんにゃく芋の生産では、全国の8割を占める群馬県。下仁田は県都・前橋の北西の町。ニタニタして、<しもねた>なんて言ったらあかん。ちゃんと<し・も・に・た>と読まんと。下仁田ねぎも名が高い。丘陵地、水はけよく、栽培に適しているという。

 

菅原道真を祀る京都北野の天神さん。毎月25日は露天が出る。年の暮れの終い天神は特に店も人も多く、ドットコム?。下仁田の玉こんは、毎月決まって、東門の狛犬前に店が出る。京都五か街の一つ、上七軒が近い、すぐそこ。白い帽子に前掛けの店主、大阪・堺から出店だが、こんにゃく玉づくりは下仁田で修行したという。馴染みのお客さんが多い。たまには外国人も来て、オオッ!グラシャス…と。正月は法被着て、ハッピーニューイヤー!?。

 

 こんにゃく芋の生産は群馬が群を抜き、続いて、2位栃木、3位茨城と北関東が多い。長野、福島も上位。山形は10位代、滋賀は20位代。

 

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2018年12月28日 (金)

選んで選んで、豚骨ラーメン

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 選んで、チョイスして、また選んで、チョイスである。天然とんこつラーメン専門「一蘭」。メニューは豚骨だけだけど、注文までに行くのに自販機に始まり、カウンターの席を選び、麺は?、辛さは?、ニンニクは?、追加は?オーダー表出て、どうする、どうする~である。

 

 師走入り12月13日、京都の四条通りに国内外79店舗目の「一蘭」が開店した。京都大丸から東へ、アップルの隣の隣のビル2階。烏丸と河原町の間の四条通りでは、ラーメン店って、初めての気がする。福岡と言えば、豚骨ラーメン。屋台からの「一蘭」の創業は昭和35年、今は博多に大きな本社ビル。コツコツ…と、国内外にチエーン店網を広げている。

 

 京都で博多の豚骨ラーメン、木屋町三条の長浜ラーメン、外国人が並ぶ錦の一風堂は行ったが、一蘭はまだだった。秘伝の赤いタレは唐辛子など30種、生麺はゆがいて15秒で客席へ~という。豚骨ラーメン、2階へトントンと上がった。行ったのは、Xマスイブの夜。囲いのあるカウンター席27番に座った。席に「麺リークリスマス」の貼り紙。麺リーでメリー、これは、苦しマス。オーダー表、硬さも辛さも、基本に〇付け、選択じゃぶじゃぶ?。

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2018年12月27日 (木)

出歩き撮りの風景、1、2、3…

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 山がある。川も、湖もある。太陽が出て、川面が光る。樹がある。メタセコイアは三角錐で伸びている。空に雲。モコモコしている。鴨、鴛鴦…。満月が湖面を照らす。日々、師走に出歩いて、デジカメ撮りの風景写真、その1、その2、その3、その4、その後もある。

 

 演歌歌手、村田英雄のヒット曲は王将。歌い始めは♪~吹けば飛ぶよな将棋の駒に…~♪である。吹けに風景が重なる。うん、無理がある。三井寺に福家執行、本の福家書店、四国は香川に知人の福家さん。まだ、老けてはいけません。夜が更けてきた。師走の風景写真で、思わぬ方向へ行ってシマッタ。困った、困った…こまどり姉妹、ここで、しまいにしよう。

 

 この風景、長くても足を止めて、デジカメ向けた。一瞬、いいなあ~と思う心が宿している。東寺の五重塔と小野道風ご縁の柳…どういうふうに撮ったかなあ。岡崎の疎水で鴛鴦、つかず離れず…二つの泳跡が美しい。びわ湖岸に鴨の群れ、狩猟禁止で鴨ロースにはろうすることも出来ない。湖面に満月、歩道の自転車マークと枯れ葉、樹々に毛糸縫いの耐寒服、鴨川に小春日和のきらめき、京博の庭に夕映え…師走の出歩き思い出風景、平成最後である。

 

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2018年12月26日 (水)

終い弘法、洒落終い

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まあ、なんやかんや~ある。首を傾げた犬がいる。ワン!。一匹だけ。髭が伸びた鍾馗さん。真面目な顔をしている。正気かな。宝船に鶴に松を描いた絵皿。値札は2000円、鑑定次第では、さらに値はあがる。平成最後、東寺の終い弘法へ行って、駄洒落終いである。

 

 植木屋、古着屋、骨董屋…、屋台は焼きそば、たこ焼き…仏さんは大日さん、観音さん、地蔵さん…、線香、蝋燭、朱印帳…お賽銭。まあ、色々とある。境内の露店1000軒、所狭しである。毎月21日は弘法さんの縁日。近在から7、8万人。Xマス、年の瀬、小春日和となれば、賑わいは倍加。京都駅八条口から西へ南へ、五重塔目指して、10分で着く。

 

京都の縁日、毎月25日は天神さん、それに8、18、28日は秀吉・豊国神社の豊国さんもある。弘法さん、天神さんに比べ規模は小さいけど、報告しておきたい。さて、東寺の弘法さん。今年は冬至前日だった。東寺で冬至、重なれば、日が短く、早めに閉じる。来年の干支は亥。正月用置物、亥でいっぱい?。寿司の屋台。夕暮れ迫り、1本2千円が千円。これもき方。あの店、この店…売り手と買い手、弘法さんは値段交渉の攻防が続く??。

 

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2018年12月25日 (火)

ツタンカーメン王の頭蓋骨

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古い、古い、それは古い。ヒト、キモノ、モジ、スマイ…、みんな古い。日本の縄文、弥生より古いエジプト、ピラミッド、スフィンクスでBC3千年~5千年と古い。大阪府立弥生文化博物館の企画展は「発見!古代エジプト」。古さの数々、ふるいにかけて紹介する。

 

 副題は「7つのひ・み・つ」と「最新エジプト研究」。弥生博、平成30年度秋季特別展である。展示の目玉、黄金のマスク・ツタンカーメン王の頭蓋骨。棺、スキャンで復元、どうぞ、触って下さい~という。ツルツル…、おお!王と一緒でツルツル、親しみがわく。身長165㌢、19歳ぐらい。死因はわからず。会場のひみつ1、2、3…あっこちゃん!。

 

 文字はクネクネ、ヘナヘナと刻まれてヒエログリフ。今から5千年前、今のABC…アルファベットの祖という。そうだったのか。細かく、モジモジ…躊躇せず、しっかりみないと。食生活はパン。生地を伸ばして蕎麦打ち見たい。壁画に眼力=目力=アイメイク。強い日光、砂ぼこり対策のアイシャドウだったと。スノボーみたいなサンダル、長い足?何文あるのかなあ、これは難問?。ミイラはミイラでもナマズのミイラとは。どう見らあ?、いいのか。

 

 「発見!古代エジプト」は12月16日で終わった。

 

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2018年12月24日 (月)

四国庵の釜めし

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釜めしは釜めしでも、きのこの釜めしやでえ。好きなしめじ入っている。舞茸、エノキ、椎茸に彩りで人参も。ご飯は茶色。味がようしみてるなあ。茶碗、1杯、2杯、3杯…。おこげはどうかなあ。出来てる、出来てる。釜のへり、杓文字でゴシゴシ、ええおこげや。

 

 それ、どこって?四国庵。えっ!四国?。ちゅうても、瀬戸内海わたって四国やない。JR阪和線の信太山駅から歩いて1分の「四国庵」という釜めし屋さん。住所は大阪府和泉市池上町かな。弥生文化博物館へ行くのに駅降りて、ちょうど昼なので、駅前ぶらりしたら、道路の反対側で釜めしのノボリ見つけた。一も二も三もなく、四で道路わたり、五で入った。

 

 大阪なのになんで四国庵かと思いつつ、山菜釜、海老釜、鳥釜、ホタテ釜など釜めしメニュー各種からきのこ釜を選んだ。炊くところから20分~の断りがあったけど、そらあ釜めし、かまへん、かまへん?。店内見渡したら、福沢諭吉の逆さま、イカサマ1億円札、大きな工芸扇子、やはり四国ご縁のお店か、讃岐うどんの食べ方も。釜めしセット、蕎麦と切り干し大根と白菜の漬物。知らない町のめし屋さん、わず入り、えず食べて、うまかった。

 

 

 

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2018年12月23日 (日)

姿を見せた女王・卑弥呼

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鏡よ、鏡よ、鏡さん!とでも、叫んでいるのだろうか。女王・卑弥呼が魏の国から贈られた百枚の銅鏡のうち、一枚を両手に持って、高くかざしている。大阪和泉市の府立弥生文化博物は「卑弥呼と出会う博物館」という。第一展示の真ん中、ヒミコさん、こんにちは!。

 

 人気漫画家・里中満智子さんが描いた卑弥呼を人形にしている。入ったらダメよ、触ったらダメよ、写真は撮ってもいいよ~柵囲いの中である。魏の国から届いたと想定した後漢王朝時代の衣装を着ている。等身大、目元パッチリ、美しい。魏志倭人伝によれば、卑弥呼さんは独身、政治は弟に任せ、人前に姿は見せないが、ここ弥生博ではト・ク・ベ・ツという。

 

 展示の一つ、ガラスケースに卑弥呼の食事が並ぶ。真鯛の塩焼き、鮑の焼き物など10品目…、~王の食なので贅沢に仕上げました~と。いやあ、豪華である。蛤とイイダコのワカメ汁、いいだあ。30分に一度のビデオ上映が始まった。大型スクリーン、魏志倭人伝が出てきた。1800年前の歴史。音声はないが、倭国、卑弥呼、金印、銅鏡…などの漢字が浮き出て、解説文が付く。〆は卑弥呼の治めた邪馬台国、九州か畿内か、まだわからない~と。

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2018年12月22日 (土)

池上曽根遺跡、2千年前を見る

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穴を掘って、出るわ、出るわ~矢じり、ツボ、石鎚…、アナア~だった?。大阪府和泉市の池上曽根遺跡である。静岡の登呂、佐賀の吉野ケ里など弥生集落遺跡の中でも全国最大級という。遺跡は2千年前、発掘から25年。どんなものがデルデスデムデンか?初めて見た。

 

大阪府弥生文化博物館の招待券あって、JR阪和線の信太山駅降りて行ったら博物館の手前に弥生遺跡が隣り合っていた。信太山はしんたやまでなく、しのだやま。関西空港、だんじりの岸和田が近い。京都から京阪、地下鉄、JRを乗り継ぎ2時間余り。改札出て、踏切超え、茶色の歩道を~の案内看板、ちゃっちゃっと歩いて国道26号へ出て、遺跡だった。

 

遺跡紹介の情報館がある。のっぺり顔が特徴という弥生人マスコット、コダイくんとロマンちゃん、顔出し看板もある。国内発見では最大という勾玉の産経新聞記事。勾玉、はじめからまがったまま?。遺跡は史跡指定、公園化。約80畳の建物と直径2㍍のくりぬき井戸復元は当時、話題になったそうな。竪穴住居7棟も復元、大規模な環濠集落内に1000人は住んでいたらしいと。遺跡から300㍍隣へ移籍?、弥生博物館は発掘検証の展示だった。

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2018年12月21日 (金)

滋京ダービーの挑発ポスター

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これはに対し、なんと挑発なポスターだろう。「琵琶湖の水もいいけど、負けて苦汁も飲まへんか?。」。バスケットBリーグ、京都ハンナリーズをホームに迎えて戦う滋賀レイクスターズのポスターである。隣県同士、京滋でなくて、滋京ダービーだ!とさらにあおる。

 

 琵琶湖ホテルの懇親会、大津へ行くのにJR山科駅構内にこのポスター。山科から大津まで一駅4分、京都府庁と滋賀県庁は20㌔、隣府県の距離は近い。京都新聞は京滋の主読紙、高校野球・夏の甲子園はかつて京滋予選と言ったが、京都市民の命の水は琵琶湖。高島屋の飯田、ワコールの塚本、東寺造営大工の岡部、百㍍9秒8の桐生君…京都でなく滋賀人材である。

 

 時には「京滋」でなく「滋京」の表現、気持ちがわかる。巨人阪神でなく、阪神巨人と同じ。ポスターは京都のみなさん!と呼びかけ、「琵琶湖の水は止めへんけど、攻撃の手も止めへんで。」「試合もはんなりしといておくれやす」など、試合向けの期間限定4種類。小さく下に~試合が終われば仲直り~の文字。ポスターは大津駅、膳所駅でも見た。「琵琶湖の青と新選組の青。どっちが強い青か、決めましょか。」。勝っても負けてもブルーブルーシャトー?。

 

 試合は12月22、23の両日、大津市のウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館)である。20日付け京都新聞にもポスター記事が載る。対戦成績はBjリーグ時代から滋賀の30勝31敗。滋賀の今季観客動員数は24試合で平均2001人とやや伸び悩む。

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2018年12月20日 (木)

新しい店の名は「馬舞」

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店名は漢字で「馬舞」と書いて「うまい」という。「うまい」の「ま」は、馬の「ま」なのか、舞の「ま」なのか、どちらの「ま」なのだろう~と、思うけど、飲んで、食べて、うまければ、まあ!いいか。JR山科駅から2分、旧三条通りに出来た居酒屋さんである。

 

 大津駅前のスタンド「林屋」へ行ったおり、林店長から山科駅前に新しい立ち飲み店が~と聞いていて、帰りにちょっと寄ってみた。京阪の踏切渡り、餃子の眠眠超え、皇女和宮が輿入れで江戸へ下った東海道の旧三条通りを東へ、上等カレー「得正」の隣の隣あたりに店はあった。呑み処「うまい」の看板が新しい。カウンターと立つテーブルと座るテーブル。

 

 眼鏡の若い女性ひとり。まあ?、20席ほどか。夕方6時ごろ、真ん中に立って、ハイボールと塩辛オーダー。TVがある。カウンターに客2人。貼り紙は開店すぐの午後4時はハッピーアワー、ハイボールが1杯200円。土日祝は正午から昼呑み可という。ハイボールと塩辛が来た。女性のシャツに「馬舞」の文字。「ま」重なり、女性はママさん。京都市内の木屋町三条に本店、そこの出店という。店はうまい?!と聞くと、ハイ、うまいです!。

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2018年12月19日 (水)

ちょっとしたお寺、天性寺

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ここは都心の、ちょっとしたお寺である。浄土宗のお寺さんで、京都の寺町三条上ルにある天性寺。ちょっとしたとは、わずかな、ささいな~でなく、大層立派でないにしても相当の、かなりの~意味である。天性寺の、そのちょっとした数々、以下にちょっと?紹介する。

 

 商店街アーケードにある山門の伝道版。毎月言葉が変わって、師走の今は良寛さんの「始まりはいつかの昔 終わりはいつかの明日」。山頭火の句もよく出て、通りがかりに見て、感じる世界がある。伝道版わきは、ご近所にある交番のバイクが常駐。交番にスペースがなく、預かっているようだが、京都府警の文字は、警備代わり、お寺のお守り、効果がある。

 

 境内、広くはないが、狭くもない。かつて、鴨川の河川敷か、寺町側より低い。庫裏あり、本堂あり、鐘楼あり、誰の句か「碁盤目に 世界の京(みやこ) 灯り里」の石碑も。石畳を歩くと、お寺なのに鳥居が立つ弁天堂。賽銭箱はない。巳の中の巳、宇賀神を祀り、美男美女の安産信仰とか。駐車場の隣の墓地には江戸の絵師・原在中ら。お参りはぼちぼちか。墓地入り口、頭がない樹が二本、門のよう。なんでか?、ちょっと、不思議である。

 

 天性寺(てんしょうじ)は正式には曼茶羅山當麻院天性寺。知恩院の末寺。天正5年(1577)眼誉道三和尚が創建。現在の建物は明治13年に再建。毎年3月下旬から大きな木蓮が咲く。ご本尊は阿弥陀さん、曼荼羅を織った中将姫伝説も。

 

 

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2018年12月18日 (火)

野外ギャラリーは三条大橋

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 絵を描けば、どう作品を展示するかだろうけど、京都三条大橋、橋のたもとの野外ギャラリーとは~である。通りがかり、つい自然体で見てしまう。三条京阪、高山彦九郎像前の信号を西へ渡って、西南角、擬宝珠のそば。こころの紙箱アート、ご自由にお持ち帰り下さいという。

 

 そのむかし、東海道中膝栗毛で弥二さん喜多さんがやっと着き、昼夜兼行で東軍・西軍対抗で初めての駅伝が上野・不忍池へ、スタートした三条大橋である。今も昔も、鴨川を渡って、人通りは絶えない。秀吉が造り、昭和25年(1950)に改修しているが、このところ、欄干の虫食いも目立ち、京都市はいま、ふるさと納税にからめ、修復寄付を募っている。

 

 そんな三条大橋をバックヤードに野外展示である。一日一度、止まらない、やめられない~かっぱえびせんみたいな町ぶら歩き、通りがかりの鑑賞だった。紙箱アートの展示作品は10点か。ひとつ、縦横30㌢から5㌢、丸型もある。たんぽぽ、白い綿毛が飛んでいる。麦畑と三日月、草花と満月…、構図も色合いもいい。さすが、こころの紙箱アート、見飽きない。作者名?絵の具代寄付の志納箱に書き込まれた携帯電話で。晴れ、日中、お早目に!。

 

 写真の紙箱アート鑑賞は12月14日。

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2018年12月17日 (月)

あなたは豚天、それとも鶏天

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 さて、あなたな~ら、どうする?。天ぷらは、豚にするか、鶏にするか~である。JR山科駅のうどん、そばの麺家、いま、店前メーン看板は、「豚天VS鶏天、あなたはどっち派?」。保守派、革新派~の如く、豚派か鶏派か、どっち派?と、言われて、ハッ?と迷ってしまう。

 

 ついこの間、京都タワー地下のフードコート一服で、鶏の骨なしムネ肉、1ピース食べてみたけど、鶏の胸のうちまでは~だった。まして豚の内となると、よけいにトン?とである。麺家は看板で、どっちにするか、選択のヒントを出す。豚天はガッツリな食べ応え!、鶏天はジューシーな旨味!という。どちらにも、丼あり、うどんあり、そばあり、定食あり。

 

 麺家、ごめん?!と入った。店前の自販機で豚天おろしそば530円。鶏天はこれまで食べている。豚天の選択は、新メニューなので、どっちの派になるか、まずは食べ比べからと思ってだった。豚天2枚、大きい=写真=。なるほどガッツリしている。店員さん、トン天、ケイ天と言わず、豚天はぶた、鶏天はとりと呼ぶ。客が次々入ってきた。どっちの注文が多いか。豚はトンとなく、鶏天また鶏天、最後の客もトリ?、鶏天派がK点越え、圧勝のよう。

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2018年12月16日 (日)

いわさきちひろ生誕100年

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子どもに花、優しくて可愛いくて…、絵本画家・いわさきちひろは、前々からずっと人気がある。1918年12月15日に福井県で生まれた。会期中に100歳バースデー、京都伊勢丹の展覧会へ、どうして、そんなに人気があるのか、なんでかな?と、二度見に行った。

 

多い、お母さんかな、娘さんかな、女性が多い。会場入り口にパステルの複製画あり、いわさき本あり、カレンダーあり…グッズが多い。壁面の100歳おめでとうメッセージ。毎日毎日、増えて、これまた多い。会場へ入った。絵机にラジオ、鏡、トランプの展示。ラジオ聞きながら鏡と対面して構想練り、行き詰まるとトランプ、絵は左手で描いたという。

 

本名は岩崎知弘、3姉妹の長女。子どもの頃、洋画家・岡田三郎助に師事、絵本は戦後から。展覧会名の「いわさきちひろ、絵描きです。」は、二度目の伴侶との出会い、自己紹介の言葉という。展示は200点。仏の女性画家・ローランサンの描く色調に惹かれたという。パステル調の淡い色合い…そう言えば~である。55歳逝去、没後45年。静かにじっと見ていると、心が柔らかくなる。祝100歳。人気は101、102…何時何時までも。

 

 展覧会は12月25日まで。12月15日の誕生日には先着千人にしおり提供。 ※東京・練馬、長野・安曇野にちひろ美術館がある。館長は窓際のとっとちゃん、黒柳徹子さん。今回の展覧会はアニメ映画監督・高畑勲さんが監修したが、2月に亡くなる。

 

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2018年12月15日 (土)

一度、二度、三度…せんど

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 何度も何度も、せんど言うてんのに~と言う京ことばの「せんど」は、漢字で文字どおり、「千度」。同じこと繰り返し、聞かされ、聞いての、諺は「耳に蛸が出来る」。文章を書いて、書いてペン蛸、パイをつまんで、つまんで麻雀ダコ。「せんど」はなぜか「蛸」へ通じる。

 

 京都中央信用金庫の京ことばシリーズ、今は「せんど」を紹介している。今回で29度目。写真は京料理の「萬重」(まんしげ)さん親子。父の田村國勝さんと、息子の圭吾さんが、白い割烹着姿で「せんど」という言葉を使って、対話している。「萬重」さんは、西陣の老舗料理屋。むかし、高校同窓会の会議で、せんどでないが、ちょこっとは行ったことはある。

 

 前回の28回の紹介は「いっかど」。この秋、文化勲章受章の陶芸家今井政行さん親子が登場、まさに~いっかどのもんになった~京ことばどおりの勲章だった。町をぶら歩きしていると、信金預金高日本一という中信さん支店ウインドー、ぜんど目につく。立ち止まって、今回のせんどを読む。息子の圭吾さんが言う。~幼い頃から中央市場へ、せんど連れていかれました~。食材の品定め、鮮度、鮮度、鮮度…何度言われたか。それ、せんどかなあ?。 

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2018年12月14日 (金)

大阪十三に元祖ねぎ焼き

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元祖ねぎ焼きと言えば、ここここ~である。大阪は十三、阪急北口改札を出て、小便横丁の横から大通りへ出て3分。サカエマチ商店街の入り口近く、その名は「やまもと」。昭和40年創業、お好み焼きでも、たこ焼きでもないねぎ焼き、元祖いうだけのことはある。

 

 池田市の小林一三記念館などへ行って京都への帰り、阪急宝塚線で乗り換えの十三で、評判のねぎ焼「やまもと」を思い出し、途中下車した。スマホ調べで、食べログ4点台、店前に列が出来るという。日曜夕方、どこかな?と行って、牛丼の吉野家と太郎坊寿司の間、ガラス張りのお店。コの字型カウンター20席、真ん中に大きな鉄板、ジュジュ~と熱そう。

 

 店内は一杯だけど、一人なので座れた。ねぎ焼き各種、いか、牛肉、豚肉とあって、すじにした。イラスト絵入りコップ。店前看板と同じ、3本のネギが踊っている。目の前の鉄板、青いバンダナのおばさん、いっぺんに6つ焼いている。生地を敷いて、青ねぎドサッ、すじ肉たっぷり、蒟蒻…。剣道のエエッと…、ホレ?メン、ドウ、そうコテ!で元祖の裁き。すじが焼き上がった。醤油を塗り、レモンを絞り…、「やまもと」さん、うまいやんかあ~。

 

 ねぎ焼「やまもと」は。十三本店のほか、十三西店、梅田エスト店、新大阪店も。ねぎ焼きはいか、牛肉、豚肉は980円、すじ、えび、帆立1180円…。

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2018年12月13日 (木)

大阪池田の小林一三記念館へ

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そうか、そうだったのか~、現場へ行って、知ることは多い。大阪府北西部、人口10万余の池田市で、実業家・小林一三さんの生涯を知った。阪急電鉄の、宝塚の、東宝の…小林さん。晩年を過ごした池田市にある逸翁美術館、池田文庫、小林一三記念館へ行った。

 

 記念館になった小林旧邸は、洋館2階建ての雅俗山荘。雅の芸術、俗の生活が一つという。茶室は畳にテーブルの即庵、京都の寺院移築で、近衛文麿公が命名の<ひいん>と読む費隠。馬のいななきのようでも、品位がある。玄関の長屋門とともに国の登録文化財。鉄筋コンクリート厚さ20㌢、スペイン様式の塀、これも文化財。これぞ、ヘエ!。匂いはしない?。

 

旧邸に併設して、山梨県韮崎生まれ、慶応大、三井銀行を経て、数々の事業を興す生涯を綴る新館。小磯良平描く肖像画あり、中折れ帽あり、素敵なステッキあり。実業家として~金がないから何も出来ないという人間は、金があっても出来ない人間である~という言葉を残す。文化人、俳人としては、84歳、7回目酉年の年男、正月の初釜で~七返る酉の高鳴き御慶かな~と詠んで、その年他界した。小林一三さん業績、池田市の旧邸記念館にあり。

 

 逸翁美術館は小林さん所蔵5万5千のコレクション。逸翁は雅号。池田文庫は歌舞伎など古典書あり、小林さんが収集した。小林一三記念館含め、阪急文化財団が管理、運営する。 ※ 3施設とも阪急池田駅から徒歩12、3分。

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2018年12月12日 (水)

居酒屋赤札メニューの一言フレーズが面白い

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フフフ…フフフ~何が面白いって、そりゃあ、フフフ…フフフと面白い。赤札メニューの一言フレーズ、注文する前、見ているだけで、フフフ…フフフ。例えば、「明日のデートは気にしない。定番!焼き餃子」「バツグンの相性!マヨキュー」など、注文は、迷えない?。

 

 お店がこれまた、昭和ぽい。屋台ぽく、レトロぽい。雑雑して、庶民ぽい。大きい個室、小さい個室…。障子に襖がみんな朱色に。なんか吉原調みたい。赤札メニュー、店じゅうベタベタと貼ってある。「日本人と言えば、味噌汁」…、そらそうや。「新潟出身、越乃寒梅」…、間違いない。「インスタ映え肉、人気上昇中」…、どんな肉料理か、インスタ注文したくなる。

 

 京都烏丸御池西南ビルの地下、ふれあい海鮮酒場「烏丸元気市場」である。NHK京都放送局北側のビルと言えば、わかりよい。一度、一人で行って、この暮れは有志懇談会10人で行った。「ええ出汁しみてるおでん」に始まり「お客様満足度NO1、舟盛」など、一言多い宴会コース料理が出た。鯛、河豚など泳ぐ水槽もある。「とりあえず一人一匹アジフライ99円」の赤札メニュー、「味わう前に味わいある赤札メニューはアジフライ」どうかな。

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2018年12月11日 (火)

大津絵10人衆の寄せ集め絵

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大津絵の10人集(衆)って、ご存知かなあ。鬼の寒念仏と藤娘…これは大津絵の代表。それに雷公、瓢箪鯰、座頭…、それから、ええっと…、う~ん、う~ん…、頑張っても出ないときは出ない?。あとの5人は、槍持奴、鷹匠、弁慶、矢の根五郎、長寿翁である。

 

いま、師走恒例、大津絵を勉強する皆さんの作品が、京都駅東側地下通路の壁面に並んでいる。今夏、85歳で他界した大津絵4代目高橋松山さんの作品「十人集寄せ集め」がある。よく見ると、直径7、80㌢の丸い和紙に鬼さんも雷さんら10人…、芭蕉の~大津絵の筆のはじめは何佛~の句も添えて。松山さんの遺作、大津絵創作作品の特別展示である。

 

江戸時代、東海道の大津宿過ぎて、今の逢坂山あたり、大津絵は旅人の土産として、売れて、売れて~だった。それから現代へ370年、アニメ、ゆるキャラの原点と言われ、癒し画の伝統は続く。全国の民芸品集めた柳宗悦の評価も高い。大津絵は信仰の仏画から世俗画へ、100種以上。大津絵5代目絵師・松山さんの長男信介さんが指導する通路壁面の作品には、来年の干支イノシシも登場する。大津絵民画、みんなでどうみんか?。

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2018年12月10日 (月)

天才アートがやってきた

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街角で見るロゴを集めて、重ねて描いて「ロゴアート」。ユニークな絵になっている。ろこ?からそんな発想が生まれるのか。お日様、お星さん、ヒト…、ふんわり、雲と一緒に浮いている。題名は「雲の上下は無時間」。確かにノータイム、ノーサイドって、いい瞬間!。

 

 京都の四条通り地下道に「天才アートがやってきた」のポスター展。サブタイトルは~公共空間を生かす彩り~。四条通りの烏丸から河原町、西から東へ、地上か、地下か?で、地下道を歩いて、真ん中の柱両面に天才アートの作品が展示してあった。一点、一点、味わいがあって、ついつい、見惚れて、写真撮って、う~んと唸って、地下道が近道にならない。

 

 専門の美術教育を受けていない美術作品、フランス語でアール・ブリュット(生の芸術)で、あ~る。英語ならアウトサイダーアートというアート。障がいのある人の創作活動を支援するNPO法人「天才アートKYOTO」が主催する。琳派の祖、俵屋宗達の流れを汲んで「風神雷神」は目と歯が新しい。カマキリさん、舞子さん、不動明王、ほおずき、きのこ祭…、天才の発想、義経の八そう跳び?の如くポ~ン、ポ~ンと飛び出てくるのだろうか。

 

 四条通地下道の「天才アートがやってきた」のポスター展は来年1月27日まで。麩屋町通りから柳馬場通りまで。展示は50点。

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2018年12月 9日 (日)

回る寿司、どうネタを取るか?

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回る寿司、どうネタを確保するか~である。古くても皿、回っているサラを選ぶ。これ、普通である。カウンター前のタッチパネルで選ぶ。これ、いつ回り届くか、気になる。高そうなのは、板さんに直接、どうや~と目を見て…。ネタ取りの方法、まあ、こんなところかなあ~。

 

京都駅地下ポルタ東側に今春開店した回転すし「金沢まいもん寿司」。ちょっと高級感あって、うまい。師走入り、空いている午後2時半頃に行った。開店当初以来、2度目。ネタ取りのテーマはどう安くあげるか。回る皿、色で値段が違う。席前表示、白皿150円、青皿は200円、黄色250円…9種類あり、480円、650円…、最高は金色で890円。

 

画面は多くややこしい。板さんとは目を合わせない。ひたすら回り具合を見る。白い皿、白い皿、なかなかや。あっ、来た。香こ巻、玉子、納豆…皿は白い。一気取りや。バアッと高い色の皿を取りたいけど、テーマがテーマ。生姜はあるけど、しょうがない。しかし…、青い皿のタコ軍艦も。炙りハマチは板さんに大きめの声で注文。それでも5皿で1004円。食べた皿に一言あり。「人生、夢があるから生きられる」。次に入店したら、白えび、のどぐろ…金色の皿。

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2018年12月 8日 (土)

東本願寺前は銀杏の絨毯

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もう、散ったかなあ。暑く、寒く…日替わり気温の師走入り。JR京都駅構内、東側の地下道をまっすく進んで、突き当りを地上に上がって烏丸七条、目の前は東本願寺である。御影堂と烏丸通に挟まれた一帯、南から北へ、長さにして200㍍はあり、銀杏の樹木などが繁る。

 

 晩秋の頃、バスの車窓から色づいた銀杏が見えていたのを思い出して、駅の地下道から行った。銀杏でない樹木、まだらに残った葉が赤茶けている。「バラバラでいっしょ」「いま、いのちがあなたを生きている」の伝道塔が立つ。東本願寺8代目蓮如上人500回遠忌テーマである。国語的に?と思った言葉だけど、いのちの意味が冬枯れの景色にしみ込んでいる。

 

 朝、自宅近くの田んぼで、黄蝶が飛んでいた。季節の勘違い、貴重である。黄蝶も「いま、いのちがあなたを生きている」か。蓮型の噴水へ、銀杏の葉っぱが落ち、一面は黄色い絨毯に。カサカサ、カサカサ…踏みしめて写真撮り。南へ京都タワー、西へ御影堂、阿弥陀堂、下へ絨毯…。一人旅か、大柄な外国人がスマホ出して、写真撮影の申し出。OK、アイシー、バシャ…。いちよう、イチョウ背景撮り。外国人さん点検して、アリガト…サンガリア??。

 

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2018年12月 7日 (金)

蕪画の中の宇宙~徳岡神泉

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画家はそこにあるものを見て、何を感じて、どう筆を動かすのだろう。文化勲章画家・徳岡神泉は、筍、蜜柑、鯉、薄、菖蒲、蕪を見て、形を超えた精神世界を描いた。堂本印象美術館リニューアル記念第2弾「徳岡神泉展」で、その一つ、蕪の中の宇宙、夢中で見た。

 

 チラシは白い蕪が一つ、添え書きに~カブの中に宇宙…!?~とあった。本物の蕪はどんな画なんだろう。美術館入って、2階へのスロープ壁面に作品が並び、蕪は青林檎の隣にあった。じっと見つめていると、蕪がふわっと浮いているような。描いた神泉さんのコメント。「何か不思議な力強さと息吹を感じ、宇宙のあらゆるものが凝縮しているように見えた」。

 

昭和33年(1958)、62歳の制作である。京都近美が所蔵。主催した京都新聞は特集で紙面の7段分を蕪の画に使い、美術記者が~蕪は超然と浮かんで美しく、一見何も描かれていないような背景は、丁寧な地塗りで複雑で幽遠な色彩を醸す~と紹介している。神泉は明治29年、京都・二条城南の神泉苑の近くに生まれ、本名は時次郎。画家で名を成して、雅号を神泉とした。目の前にさりげなくあるものを見つめて描く神泉の眼差し、新鮮である。

 

 展覧会は11月25日で終了。 ※ 徳岡神泉(1896-1972)竹内栖鳳の画塾、市立絵画専門学校でぶ。文展落ち続けるも苦悩の末、29歳で帝展初入選、以降は神泉様式で描き、昭和41年、70歳のおり文化勲章

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2018年12月 6日 (木)

油日神社のコウヤマキ

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紅葉がこうよ!なら、高野槙はこうや!。常緑針葉樹で、マツ目コウヤマキ科の1属1種、別名ホンマキと言う。背が高く、和歌山の真言宗高野山に純木が多く、それでこの名前が付く。この高野槙で、それはそれは~の老木が、近江は甲賀の油日神社に今なお、健在である。

 

どう老木か~というと、樹齢は推定で750年から770年。背は伸びて、伸びて、35㍍、幹回りは6・5㍍ある。油日神社は標高693㍍の油日岳の麓にあり、頂上に油を燃やした火のような光がでて、神社名に。それがご縁で、ガソリンスタンドなど油屋さんがよくお参りに来る。檜皮葺の社殿は流麗。創建は聖徳太子と言われ、たいしたもん?である。

 

甲賀にはゴルフ場多く、神社前をよく通過するが、十一面観音、櫟野寺33年に一度の大開帳へ参拝のおり、近くなので、初めて行った。名残の紅葉、赤く燃えて、境内は静かである。「鎮護」の扁額ある拝殿の北側に本殿があり、その内側に高野槙が聳えていた。県指定自然記念物の看板は~高野山にもこれほどの大きなものはなく、学術的に貴重な樹木である~と書く。本殿の中、覗き込むと、風雪、風格の幹は、白くなって、こうなったんや?と。

 

 油日神社の主祭神は油日神。神社は甲賀郡総社。室町~桃山時代の建築で、本殿・拝殿・楼門・回廊は国指定重要文化財。

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2018年12月 5日 (水)

出歩き撮り、紅葉写真を見る

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晩秋のこの1、2週間、出歩いて、紅葉見つけては、ずいぶんデジカメ撮りした。どこで撮った紅葉が良かったか、パソコンを開いて、マウスで画像をクリック、点検してみた。う~ん、写真の出来栄え、上でも下でもなく、まあ中(ちゅう)が多い。マウスのせいかなあ?。

 

 チュウチュウ…タコではない。紅葉は紅葉、ああよ、こうよ!である。洒落はここまで。いいなあ~と感じた紅葉写真はどれだろう。京都・山科、琵琶湖疎水のカエデ、ワアッと燃えて、画面が丸ごと赤い。道筋のお寺の庭、垣根越しに見て撮った石塔とモミジ、赤さが目に染みる。天台門跡寺院・毘沙門堂は名残り紅葉、木々が燃えているような。

 

 滋賀・甲賀、33年に一度の大開帳、櫟野寺(らくやじ)の紅葉、静かさがいい。本堂裏側の庭、真っすぐ伸びる杉木立と競うように並び、鐘楼ともよく似合う。同じ甲賀、油日神社は古木との対比が幽玄。京都の西賀茂、正伝寺は獅子の子渡しの庭、比叡山と紅葉が借景に。平安神宮へ行くまでの白川沿い、何の木か、枯れ葉とともに。立命館大学広小路キャンパス、末川博名誉総長の~未来を信じ、未来に生きる~の石碑後ろ、これからと色づく…、どの紅葉もこうよ!である。

 

 

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2018年12月 4日 (火)

本堂そばに大開帳記念の虎鉄そば

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久しぶりも久しぶり、33年ぶり大開帳のお寺で、境内にそば屋さんである。お寺のそばでそば屋さんとは、これ如何に~と入った。ご本尊が平安時代の十一面観音、滋賀県甲賀の櫟野寺(らくやじ)。拝観受付して、空腹を感じ、まずは、テント特設のそば屋さんだった。

 

 そばメニュー、どんなんかなあ。鶏そば、月見、とろろ、かき揚げ…とあって、大開帳記念の虎鉄そば500円がある。大開帳記念?そらあ、これや。千円出して、貯金が出来るお釣り500円硬貨も出る。これ、これ以外にない。注文、テント内で心静かに着座した。欄干に慶祝幕の本堂がすぐそばである。待つこと暫し、そばが来た。大開帳記念の虎鉄そばや。

 

 どう記念なのか、プラスチック容器、刻み葱に天かす入り。具はない。そうか、雑念払ってか~。いや、まあ、500円。ご本尊のそばのそば…ありがたい~と思う心が大事である。空腹…満足感も。食べて、テント店はどこから、どうして虎鉄そば?と気になって、聞いた。三重の津から…、店名が「虎鉄」でして~と。テント店のメニューよく見ると、団子も、かやくめしも、おいなりさんも…、冠はみ~んな、櫟野寺大開帳記念!そらあ、らくや?。

 

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2018年12月 3日 (月)

化粧品会社のXマスバスは走る

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こんなところにバス停あったかなあ。何のデザインだろう、派手なラッピングのバスが止まっている。京都四条烏丸少し北へ、銀行前。どこか、コーヒー店で一服と歩いていて~である。一度は通り過ぎたが、臨時のバスストップか気になって、足がストップして戻った。

 

 チラシ配りの担当者に聞くと、バスは京都駅まで行く。あと15分で発車する。無料という。これという用事はない。乗って良いか~と聞くと、男性用もありますから、どうぞ~と。よくわからないままに乗ると、外国の化粧品PRで、パンフにサンプル品も一つ入っている。乗客は女性が1人また1人、6人で満員。車内で担当者がSNS投稿でお土産渡します~と。

 

 化粧品は米で創業160年のキールズ。日本で営業10年とか。バスは東京、横浜、大阪、名古屋、京都の全国5都市で、Xマスキャンペーン中という。車体は「GIVE JOY」~喜びを届けよう~と。窓はビニール張り、椅子は横向き。場違いな男性乗客1人、バスは動いた。烏丸五条、東本願寺…銀杏の黄葉が美しい。市バスと並行、乗客の顔が真横に見える。子どもか歩道から手を振る。京都駅八条口まで渋滞で30分。余暇の時間、ヨカヨカ?。

 

 

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2018年12月 2日 (日)

21万人が東京で見た「いちいの観音」

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木へんに樂と書く木の名前は「いちい」、その木で彫った観音様があるお寺は「櫟野寺」で、「らくやじ」と読む。このお寺の御本尊が11面観世音菩薩、いちいの観音と言われる。櫟で「いちい」、櫟野寺で「らくやじ」…、読み方に戸惑う平安時代の秘仏である。

 

 いま、櫟野寺は33年に一度の大開帳、JR山科駅から見に行った。草津駅で草津線に乗り換え、甲西、甲南、三雲、貴生川など経て、甲賀駅へ。駅に甲賀忍者の写真に像…。随筆家・白洲正子が「かくれ里」としるした静かな山あいの町、駅の改札で大開帳記念のバス一日乗車券を買った。券に次の大開帳は2055年を意味する「18→55」の数字、もう有難い。

 

 東博の特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」で、会期延長21万人鑑賞の観音さまである。国の重文、座高3㍍、一木造り、千年を超し、日本最大という。乗って15分、バスを降りた。日の丸と慶祝幕、村人の法被出迎え。金剛力士像の山門くぐり、本堂に観音さま。左手に華瓶、右手は念珠、頭上に十一面化仏、お顔ふっくら…、見上げて、見つめて、癒されて…、今度は33年後にあの世から~と拝んだ。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…。

 

 櫟野寺は天台宗。奈良時代末期、最澄が霊夢を感じて櫟(イチイ)の生木に十一面観音像を彫り、本尊として開山したと伝わる。 ※ 東博展は2018年10月開催。 ※ 今回の大開帳は12月6日まで。毎年春と秋に特別拝観期間。観音さまのほか、薬師如来坐像、毘沙門天立像、地蔵菩薩坐像なども平安期の作で重文。

 

 

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2018年12月 1日 (土)

90歳、80歳…その弁たるや~

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老いてなお~というのか、そのひと言ひと言に恐れいる。「若い人がいいもの書いている。私も負けずに~」(95歳の作家・瀬戸内寂聴さん)「仕事は未完、出来上がったってことはない」(86歳の建築家・磯崎新さん)~、創造活動まだまだ…と、皆さんが語っている。

 

 自ら81歳、美術家の横尾忠則さんが3年かけ、80歳以上のクリエーター9人との対談集「老年&創造」を府立図書館で見つけ、借りだして読んだ。「年齢で行動制限するのは人間だけ。いつでも今だけがある。」(97歳の画家・野見山暁治さん)。「次はもっといいものを~と思う」(86歳の映画監督・山田洋次さん)~、その語り、年齢はかやの外である。

 

 俳人で98歳だった故・金子兜太さんは「もの作りは見えないものを感じること」。94歳の小説家・佐藤愛子さんは「年をとることは必要」。現代アート、81歳の李兎煥さんは「大事なことは、自分がどうしたいか」。84歳のピアニスト、一柳慧さんは「本当の挑戦は80代から」。写真家、84歳の細江英公さんは「そこまで行って撮りたい」。対談終えて、「全員の共通は考えないこと、仕事の楽しさ、意欲に」と横尾さん。その弁、年の功にあり。

 

 横尾さん対談集「老年&創造」は今年1月、SBクリエイティブ社から発刊。対談者の年齢は発刊時。金子さんは今年2月に逝去。※ 81歳の横尾さんは「絵は瞬間、瞬間の満足。達成感はない」。 ※ 写真は「老年と創造」から転写。

 

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