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2018年8月

2018年8月31日 (金)

青いワインに秋刀魚の炊き込みご飯…

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ワインにも、料理にも…為五郎はある。為五郎???ほれ、クレージーキャッツの故ハナ肇のギャグ、~アッと驚く為五郎~。このギャグ、もうお忘れかな。まあ、だいぶ古くなったけど、その驚きは為になる?。青い色のワイン、炊き込みご飯に秋刀魚…、アッと驚く。

 

 京都の老舗の洋食屋さんと言えば、新京極のスター食堂。大正13年創業、オムレツが大きい。今は傘下に京都伊勢丹などに市場小路、寺町通りにはウイズユー、あなたとともに~で、店舗は拡大。為五郎の?ワインとシェフの特別料理は、このウイズユーで出た。お店が主催するセレクトワイン会。副題は~夏の終わりの泡白会~、アワワアワワ…と参加した。

 

ワイン選びは、全国で万といるソムリエ中、登録番号2桁の安川哲治さん。ワインのことなら、わいに~である。最初に出たスパークリングは青。ソーダやないそうだ?。フランスはプロバンス産のソーヴィニヨン。ワインには青もあった。腕により~のシェフの特別料理が相次ぐ。パイ包み焼きの中、松茸に驚き、炊き込みご飯に秋刀魚である。鍋の中、太った北海道の秋刀魚4尾、さんまのまんま?。各テーブルで写真撮り。暫し、サンマ―タイム??。

 

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2018年8月30日 (木)

和洋折衷、京都の迎賓館「長楽館」

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明治の迎賓館と言えば、東京の鹿鳴館を思い出すが、京都にも和と洋の豪華建築、ルネサンス様式の迎賓館がある。京都生まれ、明治のタバコ王、村井吉兵衛さんの別邸「長楽館」である。そう入れない3階御成の間、京の夏の旅で15年ぶり特別公開、初めて入った。

 

 祇園さんの八坂神社を抜けて、円山公園の中である。枝垂れ桜と瓢箪池のある公園南側、東へ坂道上がれば長楽寺、東大谷、南へ行けば高台寺…、建物の前はよく通っている。今も現役、宿泊も、ランチも、結婚式も…である。特別公開は靴をビニール袋に、赤い絨毯の階段を上がって、2階の茶室・長楽庵と3階・御成の間で、説明はボランティアガイドさん。

 

 村井さん、日本初の両切り紙巻きタバコの製造・販売で財を成した。長楽館は初代総理大臣・伊藤博文が~楽しみ長く~と命名、2階に直筆の扁額がある。明治42年に完成、100年以上経つ。英国皇太子ウェールズ、米の財閥ロックフェラーら訪問という。3階天井は格天井にシャンデリア、部屋はステンドガラスに火頭窓…ロココ式に書院造り…和洋折衷ここにありである。御成の間・床の間に旬の軸「寒暑無」。部屋のエアコンよく効き、軸のとおり~。

 

 京の夏の旅・特別公開は9月30日まで。長楽館は営業絡みで公開日が限定されている。昭和61年、家具を含めて、建物すべてが京都市指定有形文化財に指定。

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2018年8月29日 (水)

京都画壇の重鎮、鈴木竹年とは~

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鈴木松年さん、どんな画家だったんだろう。明治の京都画壇の重鎮、今蕭白と呼ばれた男~と言われるが、今では、どこか忘れられたような。今年が生誕170年、没後100年。神戸の御影、朝日新聞の「香雪美術館」で、記念展開催中と知って、京都から鑑賞に行った。

 

美術館は朝日新聞創業、高校野球の始まり、袴姿で始球式の村山龍平家に併設、村山家が集めた作品を所蔵する。竹年さんは京都生まれの京都の画家、どうしてここで記念展?と行くと、朝日新聞大阪本社が出来たおり、記念品の扇子に松年さんが松の絵を描いた縁かららしい。京都からの展示作品、曽我蕭白の如く、豪快で、それでいてどこか繊細で……魅せる。

 

松年さん、画家の父が百年、弟は万年。それなら千年と思うが、禅語の「松樹千年翠」に由来、松に千をかけ松年に~という。上村松園、土田麦僊の師。当時の京都画壇では、四条・円山派の幸野楳嶺とはライバル、逸話が多い。会場前の看板で、竹年作品の中から祇園祭の浄妙山の平家物語・宇治川合戦、群仙図屏風の髭の子英などをデジカメ撮り。竹年さんの写真は、京博2階の資料室パソコンで探した。人物、作品…、忘れられた竹年さん…今、甦る。

 

 鈴木松年(18481918)。雪舟、狩野元信を尊び、鬼才の画家曾我蕭白に私淑。明治14年(1881)に日本初の絵画専門学校、京都府画学校(現 京都市立芸大)の副教員(教授職)、明治15年第1回内国絵画共進会など各展覧会で賞多く。 ※ 香雪美術館の展覧会は8月21日から後期入り、9月30日まで。

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2018年8月28日 (火)

おんな坂のお店???

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ちょっと軽く~と、入って見たら~である。シェフ5人はいる。高級感、感じはいい。一人なのでカウンターで思ったが、坂道が見える窓側の2人席への案内。座ってメニューを見たら、ピザか、パスタの店。どちらかを選ぶにしても、ランチは安くて1600円。

 

三桁のメニューは見つからない。コース料理は4000円からという。午後からの京博土曜講座へ、歩いて東山七条まで来て、京女の高校、大学の「おんな坂」だった。角っこに飲食店の看板があり、レストラン「坂」とか、手作りの洋食屋「里」とかあり、上りの坂道一番手前の店、よく確認せず、ドアを開けたのが、ここだった。まあ、いいか~と、パスタの鱧を選んだ。

 

瓶入りウオーターが出た。ちょうど昼、店はすぐ満員、流行っている。京女のおんな坂、女性客が多い。抹茶色のポタージュとパンが来た。注文を聞く女子店員さん、マルゲリータ、ペペロンチーノ、カルボナーラ…とオーダーを繰り返している。舌はモッツアレラ?。だんだん、分かってきた。イタリア料理専門、人気の「イル・パッパラルド」。鱧のパスタはしし唐入り、ソースも凝ってある。食後にコーヒー。久々飛び込み入店、税込み1940円。軽くの当て外れ?まあ、いいか。

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2018年8月27日 (月)

晩夏のサルスベリ

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夏の花、サルスベリは何時まで咲き続けるのだろう。京都新聞朝刊、週1回掲載の「京都御苑さんぽ」にサルスベリが出ていた。見出しは~晩夏彩るあでやかな花~。別名は漢字テストにでる百日紅。7月から咲き始め、晩夏に入って、なお勢いは衰えない。

 

 三十三間堂前の京博西側道路は道幅が広く、よくTAXが一服している。そこの路側帯の街路樹がサルスベリ、赤紫、白、ピンクと10本以上ある。小さな花芽が散り落ちると、色が混じりあい、美しい。台風20号予報が出た日、町ぶらで写真を撮った。夜中に台風が通り過ぎた翌日は京都御苑へ。京都新聞に載った昼でも晩夏?のサルスベリの場所を確認して行った。

 

 花言葉は、花が語りかける如く「雄弁」。もう一つは、木の皮がツルツル、猿がすべり落ちる「油断」。京博側道路、京都御苑と2日続けての写真撮り。頭ツルリ、台風余波の風、帽子は油断せず被った。京都御苑の九条邸跡、清盛の厳島と数奇屋造りの拾翠亭(しゅうすいてい)回り、赤紫のサルスベリは今が旬のよう。夾竹桃も芙蓉もサルスベリと同じ夏の花。晩夏の今、それぞれに新しい花を毎日咲かす。何時までも続くこの猛暑、涼しくなる頃の咲き終わりが待ち遠しい。

 

 京都新聞の京都御苑サルスベリ掲載は8月23日付け23面地域版。 ※ 写真撮りは8月23日(木)と24日(金)。

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2018年8月26日 (日)

六角堂の鐘はセルフタイマー

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鐘がグォーンと響いている。グォーン~~~、余韻がある。一つまた一つ、グォーン~~~…、今日一日の終わりのように響いている。どんな一日だったかなあ~、意味ある一日だったかなあ~、明日につながる一日だったかなあ~、心がホッとするように響いている。

 

六角堂頂法寺の鐘である。聖徳太子建立、華道の池坊家が代々、寺を継いできた。京の通り歌~姉三六角蛸四角~の六角通り烏丸通東入ル。鐘楼はお寺の前、境内飛び地、花屋の「花市」さん東隣。町ぶらの夕方、グォーン~と聞こえて、スマホのデジタル時計は午後5時である。一回の響きは30秒ほどだろうか。この快い響き、誰がいつも撞いているのだろう。

 

夏のある日、通りがかって見に行った。鐘楼は石垣造りの台座、笹垣で囲ってある。鐘は高さ1・5㍍、そう大きくはない。駒札によると、秀吉の家臣堀尾氏が寄進、天明の大火で焼失、2代目は戦争で供出、今の鐘は昭和29年来の3代目という。午後5時、定刻どおりグォーンと鳴った。撞き手は見えない。鐘楼の天井から鎖で吊るされた鐘撞き棒が自動的に動いている。セルフタイマー鐘である。何時から、撞き手が尽きたのか?、時代を思った。

 

 六角堂頂法寺の鐘楼は午前6時、正午、午後5時に自動的に鳴る。一回に何度か、確認できていない。

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2018年8月25日 (土)

ANTIQUE「70B」へ入って…

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これぞ、所狭しである。トコロテンでも、ところ変われば…でも、所ジョージでもない。椅子、テーブル、ランプ、鏡、額、お皿、レコード…、調度品含め、外国モノの古い家具がいっぱい、雑多に雑然とある。身体はカニの横歩き、~港のヨウコ横浜~?と、見て回った。

 

 京都文博の東側、三条高倉角のアンティーク店である。ANTIQUEとは、フランス語、正式には100年以上の古い家具~の意味という。日本語では大雑把に骨とう品。店はフランスパンの老舗ポールが1階に入るビルの地下。三条通りのぶら歩き、板張りの急な階段降りると、冷房が効き、熱い身体が冷えッとして気持ちいい。店内は雑雑、狭そうでも、広い。

 

 まあ、ある。家具が色々ある。箪笥、テーブル、見上げると、椅子が吊るしてある。ステンドグラスの容器、何に使うのか、大きなガラス瓶、魔法つかい使用か、~鏡よ、鏡よ~の鏡さんなど、所狭し…である。店名は「70B」。どう読むか、女店員さんに聞くと「セブンティーンズB」。オーナーとマネジャーが住んでいたロンドンの番地が店名と。開店5年目、仕入れは英国の古い家具が中心という。使い込んだ家具の美、かぐや姫の如くである?。

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2018年8月24日 (金)

「横尾忠則ー画家の肖像」展

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肖像また肖像…、画家は自らを見極める如く、絵に自分を描き込んでいる。思いのまま、閃いたまま、絵筆が動くまま…、絵は何を描くかでなく、どう生きるかである~と画家は言う。グラフィックデザイナーから現代美術へ、世界の「横尾忠則―画家の肖像」展である。

 

 パンダのいる神戸市王子動物園の真ん前、「横尾忠則現代美術館」がある。JR灘駅から南へ、海側に兵庫県立美術館が出来て分室となった元の県美術館、原田の森美術館と隣り合う。灘市営住宅、一人で元気に暮らす高齢の叔母宅へ行ったおり、よく寄る。横尾さん、兵庫県西脇市出身、神戸新聞デザイナーから転身、1936年生まれ、今年で81歳である。

 

 「Y+H」デザインの美術館は県立施設、横尾作品を所蔵する。年3回の企画展、今は絵のどこかに横尾さん自らが登場する作品で、横尾さんの変幻自在な人生をテーマにしている。一人称で横尾さんが語るように書く「ぼくは閃きを味方に生きてきた」。古本店100円で見つけ読んだ。ニューヨークでサイケデリック経験、YFO見て、宇宙人との対話などを綴っている。展示会場2階から3階へ、どうしてこんな絵になるの~である。それは閃きまた閃き…、世界へメキメキ~?。


 ※ 横尾忠則ー画家の肖像展は8月26日まで。

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2018年8月23日 (木)

なんで松と竹と梅なのか。

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着物などに松竹梅が3点セットで描かれている。何でなんやろう。桜とかバラでもええんちゃうんかなあ。屏風では虎と龍が対決、いつも睨み合っている。サイ、河馬ではあかんのやろか。えっ?カバでは、カバーしきれない。サイはサイナラっきょ~。そんなバナナ?。

 

獅子と牡丹の組み合わせもある。鶴さん、亀さんも当たり前で長寿化している。これって、何でなんかなあ。これは、素朴な疑問ちゅうもんや。そやけど、みんな訳がある。その答え、いま、三十三間堂前の京博で開催中の「謎とき美術!最初の一歩」へ行って、わかった。仁王さん、如来さん、閻魔さんなど仏像展示と同じ1階の奥の部屋で、謎が解いてあった。

 

松と竹と梅は、寒い時でも葉を繁らせ、花を咲かす。中国では、困難に負けない理想の植物と言われ、それが日本へ入ってきて、めでたい、めでたいに~なった。中国には蓬莱山という不老不死の伝説の山があり、そこに松竹梅とともに龍と虎、鶴と亀が共生しているという。龍は天を自由に駆け、虎は山の神の存在とか。獅子と牡丹、これは諸説あって、日本では昔から能と歌舞伎に登場。最近では網走番外地で唐獅子牡丹、健さ~ん!と出る?。


※ 京博の謎とき美術~展は9月2日まで開催。

 

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2018年8月22日 (水)

円山公園の茶店はオープンカフェ

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これぞ、ジャパニーズ・オープンカフェではあるまいか。欅の下の緑陰、床几が三つ、四つ…店前に緋毛氈の床几二つ…、店のスレート屋根は波打っているけど、床几に腰かけると緑の風が心地よい。甘酒、かき氷、みたらし団子、ちょっと抹茶ソフト?もありまっせ~。

 

 国指定の名勝、京都東山の円山公園の中である。枝垂れ桜、瓢箪池、ラジオ塔…などあって、八坂神社、知恩院、高台寺などと隣り合う。広い公園の中、本店、本家を競う芋坊など料理店もあるけど、ここは昔ながらの茶店である。店名は一休庵、もう半世紀の営業、知る人ぞ知る和のオープンカフェ。盛夏の町ぶら、かき氷の旗に誘われ、床几に座って、みぞれ。

 

 白い氷と色のない蜜が一つ、イチゴ、レモンに比べ、蜜が見えない。匙で一口、うん、冷たい。氷はガリガリ、緻密さはないけど、蜜はかかっている。どれくらい?秘密。床几に座り、茶店のおばさんと話す。~もうハイカラな店増えて、時代遅れどす。昔は乳パン言うて、牛乳とパン出して人気もあったんどすえ~。ビールの外国人客、タバコの火を借りに来た。おばさん、ちょっと待ちやと、昔のマッチ!を出した。茶店、乳パン、マッチ…歴史の中に~。

 

 茶店「一休庵」は円山公園内、八坂神社の北側裏参道を抜け、枝垂れ桜の北側。

 

 

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2018年8月21日 (火)

ぼくの絵、わたしの絵~いいねえ

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どの絵も、思い切りのびのび、思ったままのびのび…、いいねえ。画用紙一杯はみ出すように…、それがいいねえ。第77回全国教育美術展~ぼくの絵、わたしの絵~。京都府内の保育園、小・中学生の特選作品だってねえ。どれも花丸…上手やっねえ~。

 

 町歩きでよく立ち寄るNHK京都放送局の特設ギャラリー、8月中頃まで展示があって、寄るたびに見たよ。8K4K映像のフロア南側、200点以上はあったかなあ。はじめの2回は鑑賞するだけだったけど、3度目に行ったおり、一点一点丁寧に見て回ったよ。これはうまいなあ~これは面白いなあ~と思ったのを選んで、デジカメで写真を撮ったよ。

 

宇治市の小学2年生は「はみがきするわたし」。お口を大きく、舌まで見えてるね。京都市山科の5年生は「想像的空虚」。エッフェル塔にお城、藻かな、蔦かな、眼があるねえ…横尾忠則の如く、閃きの作品かな。木津川保育園の男の子は「いもほり」。ツルの先にお芋さん、ピカピカ光っているねえ。「むしとあそぼう」「本気の戦い、大一番」「わたしの学校」「ごはん、おいしいよ」「給食当番」…、どの作品も楽しいねえ、いいねえ~。見せてくれてありがとう!。

 ※ NHK京都放送局での全国教育美術展は813日で終わった。

 

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2018年8月20日 (月)

クリームパン専門店のキンイロパン

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はちみつの専門店が出すクリームパンの専門店が出来た。店の名前は「kin・iro」。パンの色は、いろいろでもバラ色でもなく、金色(kiniro)と黒色(kuroiro)の2種類。カスタードのはちみつ入りで、表面は金箔つき…、一気にパクパク?である。

 

 はちみつの専門店は創業1930年の老舗、金市商店「ミールミィ」で、クリームパン専門店はこの4月末に誕生した。店は観光客の街並み歩きが多い京都の三条通り富小路かど。東の富小路側がクリームパン専門店、北の三条通り側がはちみつ専門店である。専門店の専門店…どこか、こだわりを感じる。つい、どんなんかな~と思わすところに専門制?がある。

 

 この三条通り、烏丸側からか、新京極側からか、よく歩く。富小路はまあ、真ん中あたり。土日はクリームパン専門店に人だかりしている。お盆明けの平日、人いない店前で点検して、極上の「黒色」に対する至福の「キンイロ」を一つ270円で買った。店の立て看板前で紙包みをとり、立ち食いに挑んだ。こだわりは、カナダ産ブルーベリーはちみつの甘さとコクという。金箔がついている。これがキンイロのメダルパン?、パパンがパン、やったあ!。

 

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2018年8月19日 (日)

京近美の常設、ピカソあり、マチスあり…

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ピカソの「静物」と「えびと魚」が出て、マチスの「鏡の前の青いドレス」が出て、小倉遊亀の「舞妓」に須田国太郎の「動物園」に北沢映月の「A夫人」…

.どの絵もええなあ。真面目?洒落?…まあ、ええやないですか。着物姿の「A夫人」があるから、ええにしとこう?。

 

 どの絵も、平安神宮大鳥居前の京都近代美術館が所蔵する作品。遠くに東山連峰、真ん前に大鳥居がガラス越しに見える近美4階の常設展コーナー。もう一度ならず二度三度と見ているし、近美が作品貸し出しの展覧会でも見ている。横山大観展終わって、お盆前にも行ってみた。近美の常設展、写真撮影がアカン不可とエエという可があり、ええのを撮った。

 

 マチスは1869年フランス生まれ、ピカソは1881年スペイン生まれ。二人は年の差もあり、性格も画風も異なるが、同じパトロンを通じて知り合い、互いに刺激しあい、尊敬しあったという。近美の作品、二つの世界大戦をくぐり抜け、人手を渡り歩いて、今ここに~と、経過など解説もあり、作品の背景がわかる。写真撮り可でデジカメ撮り、パソコン移しの絵、改めて見直して、やっぱり、ええ絵やんか。洒落?、真面目?ここは~真面目!。

 

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2018年8月18日 (土)

蛤御門で見た五山送り火「大」

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今夏の五山の送り火は、ここで観賞と決めていた。京都御苑の蛤(はまぐり)御門である。門から入って、東へまっすぐ、樹齢300年の椋の大木がある。建礼門がある。そのずっと先、鴨川を超えて、はるか東山連峰・如意ケ嶽山が見え、送り火の最初「大」の文字が灯る。

 

蛤御門は、歴史に~焼けて口を開いた~禁門の変として名が残る。元治元年(1864)に長州が薩摩・会津藩と戦った。今年は明治維新150年、戦いはその4年前である。7月放映のNHK大河ドラマで、薩摩の指揮を取っていた西郷どんが足に銃弾を受け、長州遊撃隊の総督・来島又兵衛が討死した場面が映っていた。御苑内はよく歩き、蛤御門の銃弾痕も知っている。

 

今年4月末に歩いて、ここの芝地のベンチ一服したおり、砂利道の向こうに「大」の字が見えていた。大河ドラマの放映もあり、今年の送り火はここ~と決めて、夕方、山科の自宅を出た。四条通りの居酒屋「トミオー」で時間調整して、地下鉄四条から丸太町まで2駅乗って来た。穴場かな~と思ったが、多い。出町柳ほどでないにしても多い。午後8時、最初はチラチラして、1分後にはしっかり「大」になった。すかっと灯って、これで、どう「大」!?。

※ 京都の五山送り火は毎年8月16日、午後8時の大から妙法、舟形、左大文字、鳥居型の順番で灯る。

 

 

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2018年8月17日 (金)

「寿しのむさし」の近大まぐろ

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「寿しの~」の断りは、歌で「ハチのむさし」があったからか。京都の三条河原町北西かど、交差点真ん前、東から横断歩道を渡ると目の前である。創業1977年、回転寿司の老舗「寿しのむさし」。京都駅八条口などで開店して、回転するが、ここが本社を兼ねる。

 

 この界隈、河原町を南へ蛸薬師下ルに竜馬ご縁の近江屋跡に「カッパ寿司」があり、この2、3か月の間に東京から「築地のすしざんまい」、大阪の堺から「大起水産」が出てきて、競争相手が増えている。「寿しのむさし」としては、店前に「近大生まれの生本まぐろ」の看板を出して、対抗している。皿は346円と146円の2つ。3と4と6の数字がムサシ?。

 

 近大の養殖まぐろ、入学志願者が増えるほど人気である。大阪梅田のフロントに店か出来たおり、1時間、2時間待ち…、行って入らず~の思い出がある。あれから随分経って、回転寿司に登場してきた。この界隈、カッパも、すしざんまいも、大起水産も1度や2度は行っており、お盆のとき、むさしで初めて近大まぐろである。大トロ1貫から入り、中トロ2貫、仕上げは赤身、みんな近大まぐろ。デジカメはレンズをしぼって、記念のマクロ撮り?。

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2018年8月16日 (木)

ことばが町で遊んでいる~

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町の中、ことばが遊んでいる。洒落たことば、自虐のことば、地元の京ことば、真面目なことば、季節のことば…、町に色んなことばが看板、ポスターになって、溢れている。ことばは、言霊。どんなことばが目に留まり、心に響いたか、日々の町歩き、拾い集めてみた。

 

 京都のオフィス街、四条烏丸東南かどのビル地下、大衆居酒屋「酔心」の店前は<夏得コース>。料理は次々と出て、お安いので<なっとく>と。今は夏、これは得やと思わす。納得はオブコース。京都駅八条口側、土産物屋が並ぶ。お香の老舗「松栄堂」は<薫々>と看板に出し、くんくん~と匂わす。お隣さんは「カランコロン」と「ちりん」…。京都へ来たなあ。

 

 賑わいの新京極に「下手な表札屋」。正式店名は光昭堂、ホントは上手なのに下手で客を呼ぶ。ジョーズ!鮫で目が覚める。四条通り、横文字の宝石店が~可愛いの真ん中に<>がある~。結婚指輪売れそう。水分補給でキリンの新商品は~おいしい熱中症対策~。来春の新しい大学・京都先端科学大学は~トンガリ人材が世界を変える~。宇多野ユースホステルは~宇多野で遊す~。生きている珈琲、ちょい飲み手帳…、ことばの発見、里見八犬伝?。

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2018年8月15日 (水)

安土城の模型、信長の肖像、永徳の屏風絵

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ウオッ~と唸れば、ウオッ~と唸り返す。これが龍虎相撃つの迫力なのか。江戸時代の絵師、狩野永徳が描いたらしい想像の屏風絵、安土城郭資料館にある。竹藪の虎、顔も身体も大きい。雲間から出た龍、ゴロゴロとしている。こんな龍、そんな虎だったのか~と見た。

 

 安土城郭資料館は、JR琵琶湖線安土駅の南側。駅舎が昨年11月、工費9億円で安土城みたいに八角屋根に改築した。地下道でしか行けなかった南側へ2階改札通路からすぐである。季刊誌「湖国と文化」の連載取材で、安土へ行って、入った。館内の中央に5階7層の安土城模型は20分の一。客があれば、ギギーと開いて、真ん中で二つ、城の中が見える。

 

 下から見上げて、5階から人形の信長が下を見ている。隣り合う螺旋の階段上がると、宣教師が描いたという信長の肖像。鼻ひげ蓄え、威厳がある。うりざね顔で男前。信長像、色々あり、これかな、あれかなの一つ。3階にあった龍虎の間、龍虎が唸りあっている。大きさ7分の一。永徳は5階にも花鳥風月や七賢図の屏風絵。想像絵は日本画家西井元気さん作。帰り、熱中症対策購入の4千円帽子、駅ホームで飛んだ。とんだイスタンブール?だった。

 

 安土城郭資料館は入館料200円。喫茶コーナーに宣教師に勧められ信長が飲んだと言われるコーヒー、カプチーノなどある。信長検定20問の受験も出来る。 ※ JR安土駅は新快速止まらず、京都駅から普通で35分。

 

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2018年8月14日 (火)

橋から見たお盆の雲

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 拳みたいに盛り上がった白い雲、いいなあ~。手をグッと握って、力を入れた時に出来る腕の握り拳。ふつうは「入道雲」と言う積雲、俳句の季語では「雲の峰」とも表現するけど、青い空に真っ白なモクモク雲、いいなあ。ここで一句、夏の雲を詠んでみよう。オーイ!。

 

うん?ちょっと詠み間違ったかな。深い詠み?そんなのない。今日も35度の猛暑日、頭の中が熱かった。世界文化遺産の下鴨神社で、恒例の古本まつり。姿勢を正す?糺の森(ただすのもり)に古書が並び、掘り出し本見つけに行って、夏の雲ワクワクだった。バス乗る前の三条大橋とバス降りて葵橋、鴨川にかかる橋から見上げた白い雲は、お盆の雲でもある。

 

どこの古本店で買ったか、いま読んでいる高田宏著「言葉の影法師」に橋のことが出ていた。橋は道の終わり、彼岸との架け橋であり、橋の端は人生の始まりと終わりだという。橋の端なんて、しゃれていたけど、同根だった。あてづっぽうの洒落、あたっていた。鴨川から見た雲、此岸の雲になって、近づいて来たような。あの空、あの山、この川を超えて…、一度見たら二度と同じでない雲…である。もう一度一句。~彼岸も此岸も知がんと夏の雲~

 ※ 写真は古本市の左が三条大橋、右が葵橋から。

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2018年8月13日 (月)

世界のスーパーカー、平安神宮へ

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来ました、来ました~、ヘイヘイ、68番、フェラーリです。ウオッウオッ…格好いいですね。皆さん、写真どんどん、どんどん撮って下さい。近づいて見て下さい。あっ、また来ました。ピンクのロールスロイスです。イエイ!、マイクは絶叫また絶叫、興奮している。

 

 平安神宮の応天門前である。朱色の大鳥居が見える直線道路、世界のスーパーカーが次々に入って来る。皆さん、これから、まだまだ来ますよ。100台から160台です。踊って待って下さい。あっ、見えてきました。ランボルギニです。オオッ、凄い。皆さん、写真をどんどんと~。ロンドンから来たのかな?イエイイエイって、どこの家?これ洒落、イエイッ~。

 

 暑い京都の真っ昼間、ハデハデ、アツアツ…。近くの京都市美別館へ関西国展の鑑賞に来て、このラリーイベントである。「GUMBALL3000」。ガムテープでなくガムボール。3000はマイル、5000キロ。超高価なスーパーカーが欧州の公道を走り続けて20年目の今年、初めて日本へ来た。車のステッカーはロンドン→東京。平安神宮は寄り道。あっ、また来ました。BM、ベンツ、アウディ、ポルシェ…イエイ、イエイ…家帰ったらあかん。

 

 「GUMBALL3000」は20周年記念。ロンドンから大阪から日本へ、7日間走り、東京へ。12日に六本木で有名歌手らも参加してファイナルイベントがあった。 ※ 平安神宮へは9日。

 

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2018年8月12日 (日)

九十九島のいりこは日本一

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大きないりこ、ご自由にどうぞという。天かすはどこにもだけど、小魚のいりこ自由に~はそうはない。ちょっと一つ、うん、海で干した塩の味がする。もう一つ…、歯ごたえもある。おやつみたい。うどん出汁もいりこ、いい出汁…、これは、いりこ浸りになりそう。

 

 京都駅構内、また新しい店が出来た。東の地下鉄側、八条口へ抜ける通路で、JR東改札の真ん前である。立ち食いの「九十九島つくもうどん」で、いりこ出汁の真打生めん。食券は自販機、セルフの店である。九十九島…、行ったことはないが、長崎県佐世保と平戸、西海国立公園のあるところ。「くじゅうくしま」と読んで、くるしゅうない。まずは、入った。

 

 うどんが名産というより、島また島のところなので、カキとか鯵とかの、海の幸が地元名産。中でも、いりこは日本一の生産地という。誕生日が9月9日なので、9の重なる島には、どこかご縁を感じる。九九は「つくも」とも読み、重陽の節句だけど、ここの九十九島は<くじゅうく>で、9月19日が記念日という。注文、店の一番人気と出ていた鶏カレーうどん。店の奥に少しテーブルあるけど、ほとんどカウンター。鶏カレーより、いりこ自由で、またいりこ!。

 

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2018年8月11日 (土)

ポンタがポンと出た

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 京都高島屋にいま、たぬきのポンタがポンと出ている。正面1階へ入ってすぐのステージ上、どっしり座っている。大きさは2㍍以上。黒い目、出べそ、尻尾…、一つ一つが可愛い。つい、買い物客はスマホ撮り。ステージにはポンタ劇場のビデオも。アンタはポンタ!人気がある。

 

 四条河原町下ルにバス停、町ぶらの行き帰り、つい入る。冷房、よく効いている。7階グランドホールは、英国の鉄道アニメ「チャギントン」。まあ、きかんしゃトーマス。夏休み、子ども向け企画。ポンタまつりも、ポンタを世に出したポイントサービス会社と連携した子ども企画。館内にポンタカフェ、グッズ販売~100円1点、ポンタのポイントがたまる。 

 

 SNSで調べたら、ポンタ会員は年々増え、4千万から6千万人へ。加盟社は70社以上。ローソン、昭和シェル石油、プロ野球のオリックスなどとか。ファミマ、吉野家などのTポイントに次ぐ規模という。高島屋1階のポンタ、可愛くて3日続けて入って、3日続けてデジカメ撮り。正面から、右から、左から…撮った。アニメのポンタ劇場で、寝苦しい夜に無意識にいじり過ぎてちぎれた夢を見たという出べそも撮った。ポンタ、べそかいたらあかんよ?

 

 京都高島屋のポンタまつりは8月14日まで。 ※ ポンタポイントサービスは三菱関連会社。

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2018年8月10日 (金)

次郎長のどら焼き

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大きな銅鑼焼き、中はどらいなっているのだろう。静岡・清水市のご当地名物「次郎長笠」である。次郎長親分にあやかりネーミング。全国菓子博覧会で第21回名誉金賞、第25回技術優秀賞、第26回会長賞という。直径20㌢、次郎長の焼き印、ドライにできている。

 

 清水港には観覧車があり、遊園地があり、船着き場があり、J1サッカー・清水エスパルスの町である。港の中の大きな土産店、桜えび、しらす、鯖、鯵など干魚、イカの塩辛などがあり、お菓子はここだけよ!と地域限定販売の「次郎長笠」である。次郎長とお菓子のどら焼き、どらい関わりがあるか、黄色い幟の風月堂というお店へ行き、点検したら~である。

 

 富士山麓開墾、英語塾開港…、晩年の次郎長は地域の発展に貢献して、お菓子を懐にしのばせて食べ、子どもにも与えたそうな。小豆か、栗入りのどら焼き、ひと箱に一つ、黄色い箱の裏書、そう書いてあった。次郎長にそんなおかしな?エピソードと思わすお菓子である。一つ900円、栗入り購入、四つに切って、菓子博お墨付きの味はどうか。う~ん、うまい。銅鑼がど~んと鳴り、麻雀でドラ2枚の上がり。♪~どらどら、どうらあ、どうらあ~♪。

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2018年8月 9日 (木)

今年も琵琶湖花火大会を見た

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始まりは軽いジャブかな。一発、一発…パーン、パーンと上がった。次はストレートか。ドーン、ドーン…音も輪も大きくなった。次へだいぶ、間があいた。カウンター?、どうなった~と思ったら、一気にラッシュ。バカバカ…バカ~ン、アホやない。凄い、激しい、綺麗…。

 

 今年も大津の琵琶湖花火へ行った。ずっと35度以上の猛暑日から30度台の真夏日、暑いのに身体慣れ、涼しく感じる。もう10年来の観賞、浜大津の特別観覧席、ホテル屋上、京阪京津線の駅ホーム…あっちでこっちでだけど、3年前からは滋賀県庁前である。真ん前は前の滋賀会館跡、ここにNHK大津放送局が建つまで更地なので、琵琶湖の空がよく見える。まあ、穴場のご近所観覧席。

 

 琵琶湖花火は観客多いので平日開催、それでも30万人以上。帰りの混雑が辛いので、花火打ち上げ1時間の前半30分だけ写真撮り。3、4年前からそうしている。今年もJR大津駅から恒例のスタンド林屋に寄って、行った。JAの新ビル東隣、京都新聞滋賀ビルも建て替え、更地に。来年はNHKも出来るし、もう穴場でなくなる。予定どおりの30分観賞、再び大津駅へ。花火は後半戦、音がより激しくなっている。後ろ髪ひかれても….髪はない。

 

 今年の琵琶湖花火は8月7日(火)開催だった。

 

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2018年8月 8日 (水)

西尾維新の大辞(典)展

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 名前、熟語、言葉、台詞…、ユニークと言うか、妙で変なフレーズとボイスが溢れ、それが面白い。題して「西尾維新大辞展」。大辞典を「大辞展」と洒落た展覧会である。東京、大阪、福岡を巡回、会場は最後の京都文博。「最広」(最高)にして「最京」(「最強」)という。

 

 西尾維新さん、それはそれは…若者人気である。立命館大学2年で中退、「京都の二十歳」でデビュー、今年で漫画、小説、脚本の作家活動15周年という。知人から招待券が届いて、西尾さんのこと、漫画も、小説も…全く知らないままに行ったら~である。フレーズは~フレー!フレー!はごろもフレーズみたい?。言葉の展開、ちょっとやそっとでなく、だいぶソケット??。

 

 

 ペンネームの西尾維新、ローマ字で「NISIOISIN」。左からも「ニシオイシン」、右からも「ニシオイシン」。年齢は35歳とわかるけど、本名、お顔はわからない。会場は辞展らしく「あ」から始まる。少年ジャンプなど連載の漫画本100冊、パソコン打ち込み1億文字まであと8300万文字…、最新本は人類最強の初恋を描く「症年症女」?…、探偵シリーズの主人公は、寝ると記憶がリセットの掟上今日子さん、読みは「おきてがみ・きょうこ」?…、頭を空っぽに見るがことが一番である。

 

 文博展覧会は9月17日まで。

 

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2018年8月 7日 (火)

一年一度の御手洗の井戸

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歴史の水、神の水、祭りの水、ご利益の水、健康の水というのだろうか。一年に一度しか開かない井戸、祇園祭の御手洗の井戸である。井戸は宵々山の7月15日から後祭り還幸祭の7月24日まで10日間だけ開く。祭りがすみ、今、井戸は施錠されて、また来年である。

 

 京都のオフィス街、四条烏丸から烏丸通りを北へ、錦通りを越えて、井戸はある。町歩き、あれだけ行き来しているのに、施錠されてない井戸は初めてだった。鳥居があり、つるべ桶が二つ。笹竹に注連縄が飾ってある。賽銭箱もあって、井戸から汲み上げられた水が流れ続けている。駒札に、悪病払う八坂神社の祇園祭り・牛頭天王にお供えの霊水~とある。

 

 鳥居の扁額は「八坂神社御手洗井」。いかにも古そう。町名は、神社の許しを得て、手洗井町という。施錠のない鳥居、初めてくぐった。井戸の前に立って、お賽銭は100円、一礼して、酌で手を清め、水を口に含んで、飲んだ。夏は冷たく、冬は温かい井戸水。水は軟らかく、甘い。甘露、甘露…。水は喉からお腹へ、冷た~い。土用の日、あんころ餅と一緒に飲めば、病なしのご利益あり~とも。言い伝えの水、神の井戸の水、いいど、いいど!。

 

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2018年8月 6日 (月)

清水次郎長の生家へ行く

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清水次郎長と言えば~ナニがナニしてナンとやらあ~である。~駿河の国は茶の香り~と唸って聴かす広沢虎造の浪花節。ラジオの全盛時代、講談は神田伯山。東海は街道イチの大親分、山本長五郎こと清水湊の清水次郎長の生家を見に行った。盛夏の時、暑かったあ。

 

 久能山東照宮階段前の土産屋「かどや」さん、清水次郎長一家28人衆の名前を書き込んだ手ぬぐいを見た。大政、小政に大瀬の半五郎、吉良の仁吉、法印の大五郎…、~もう一人、ほれ、忘れていませんか、……、そう、森の石松!~。~いいねえ、江戸っ子だってねえ、神田の生まれだってねえ、まあ、寿司食いねえ~、金毘羅代参30石舟のやりとり思い出す。

 

 三保の松原観光案内所では静岡新聞の切り抜きを見た。国の登録有形指定文化財になった次郎長の生家が子孫から静岡市に寄贈の記事。幕末、明治の侠客は、清水湊の普及などにも貢献とある。生家は清水港の近く、ここまで来たら~と行った。そう目立った案内はない。ここかな、こっちかなで、見つけたら午後4時で見学終了。ガラス越し、頭をつけて覗いた。道中笠がある、次郎長、大政、小政の写真も見える。石松、わからない。寿司が食えない?。

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2018年8月 5日 (日)

天女さんの羽衣の松

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波打ち際、松並木の向こうに富士の麗姿…。曇って見えないけど、写真はある。いいな、いいなあ。晴れて、見えたら、もっといいけど、まあ、いいなあ。ここは静岡、三保の松原。この眺めあって、富士は世界遺産に。本家本元、天女伝説の羽衣の松もある。どの松かな。

 

 三保の松原は富士山世界遺産の構成要件~と看板がある。整備中の駐車場は広くて無料、これも、いいなあ。観光案内所寄って、砂浜広がる海沿いの松原へ。這うような松、苔が生える松、コブが大きい松…、年輪重ねた松また松…、ちょっと待ちや。天女さんが羽衣をかけた有名な松は、どれかな。謡曲「羽衣」の舞台の松。ここやけど、あれかな、これかなあ。

 

 浜入り口のお土産屋さん、謡曲「羽衣」絵解きのマンガ看板が5枚上がっていた。お土産は安倍川餅、桜エビ、しらす…、台風が来ているので、お土産さんは早めに店閉じ。絵解き見上げて、写真撮り。地元の漁師さんが松にかかった羽衣見つけ、家の宝にしようと。海水浴か?海辺にいた天女さんがそれ、私の羽衣です、返して…と。漁師さん、じゃあ、踊り見せてくれるなら…と。天女さん、羽衣を着て、美しく、踊って、舞うように空高く…である。

 

 

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2018年8月 4日 (土)

お隣さん、火星が近づいた!

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 見える、見える~、あそこに人かな。あっ!火星人。頭が変にでっかい、足はにょろにょろして短い。クラゲみたいで、タコみたいで。テレパシー通信で、トントンツーツー、コ・ン・ニ・チ・ワ~。これはSFの世界だけど、15年ぶりに火星が地球に大きく近づいた。

 

 京都大学吉田南グラウンドで、火星大接近の天体観望会。岡崎の府立図書館へ行ったおり、チラシを見つけ、7月31日夜に行った。野球部が練習するグラウンド。山科の京大花山天文台から持ち込んだ望遠鏡10台。暗くなった頃、ブルーシートに座って、ミニ解説を聴いて、空を見上げた。火星は地球のお隣さん、地球半分の大きさ。登場は午後8時半頃という。

 

 それまでは金星、木星、輪のある土星を観望する。みんな太陽を回る。水金地火木土天海冥で覚えた惑星、今もワクワクする。真上、星が点々…、北斗七星が見えた。手持ちのデジカメ、面舵一杯~夜空へズーム、写ったかな。まだか、まだか~で、出たあ。京大吉田学舎の向こう東南の空。金色にピカリ、ピカリ…、よう光っている。楕円形回りの火星、何時もの距離は1億万㌔以上なのに6000万㌔。今夜は熱帯夜。あんまり近づくと暑いよ!?。

 

 これまで火星には無人探査機が11回行っており、水と氷があること、最近では氷の下に湖があることもわかった。平原は酸化鉄の塵と砂で覆われ全体が赤褐色に見える。 ※ 観望会の7月31日は強い砂あらしが吹いていたという。 ※ 生命は月とともにあるようでないようで、いまだわからないそうな。

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2018年8月 3日 (金)

「久能イチゴ」をもう一度

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 それはもうイチゴ、イチゴしている。英語で言うなら、ストロベリーオール。苺、イチゴ、いちご…、一語では言えない?。東名高速の静岡インターから車で20分、徳川家康の久能山東照宮へ上がる階段前のお店、近くに駿河湾が見える。店名は道路の角で「かどや」。

 

 大阪からワンマン運転のUさんの車、助手席に座り、久能山東照宮へ400㌔走って着いた。夏の午後2時半、それはもう、猛暑。お土産販売、いちご狩りの「かどや」さん、久能山参拝で、土産を買えば、駐車代はいらない。そう聞いて、車停めて、本殿1159段の階段を上がり始め、20段で考えが変わった。まだ1100段以上、炎天、明日ゴルフ、足にきそう。

 

 再び角の「かどや」さん。駐車代代りはイチゴパフェ。メニューは、ジュースもフラッペもみんなイチゴ、ホットケーキもイチゴ乗り。イチゴ飴も。店内は丸ごとイチゴ飾り。久能イチゴ、石垣イチゴ…名物のイチゴ店、このあたり50軒はある。先人が玉石の石垣栽培を始めて100年余。改良に改良重ね、今はコンクリート板とビニール栽培、品種は甘~い香りの章姫(あきひめ)という。久能イチゴ、教科書にも載った苦悩?の結実と知った。「いちご白書」をもう一度?かな。

 

 久能東照宮参拝は車で日本平まで行ってロープウエーなら階段上りは回避できる。 ※ 「いちご白書」はもう一度は荒井由美作詞作曲、ばんばひろふみらが歌う。

 

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2018年8月 2日 (木)

鷹山カレー、遠州カレー、ダブルカレー

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ご飯と一体のカレーライス、ご飯とすみ分けるライスカレー、カレーと言わずカリー、ネーミングで百歳カレー、大学で総長カレー、具そのもののビーフ、カツ、鶏、トン、野菜、それにどらいなっているかドライカレー…、カレーは彼も彼女も迷うほど多種多様である。

 

 最近、腹に入れたカレーを紹介すると~。祇園祭の後祭り宵山、三条通り衣棚東入ルへ行って、鷹山カレー。カレー専門店「ガーネッシュ」のメニュー。かつて、祇園祭に鷹狩りの御神体を飾る「鷹山」があって、今は「休み山」になっている。2020東京オリパラ年に200年ぶりで復活巡行の計画があり、その機運を盛り上げへ一役買う鷹山カレーである。

 

 ヒレカツにカレーソースをかけ、白いメレンゲに黄身が乗せてある。君?はどう思うかだが鷹狩りの山イメージという。NHKドラマ「鴨川食堂」を書いた柏井寿さんが京の美味しい店で紹介している。隣の隣、会所飾りの御神体・鷹山見て、食べに入った。たかがカレー、されどカレー…、山に登るほど高くはない。2泊3日で静岡掛川は、居酒屋遠州屋でご当地・遠州カレー、ゴルフ場ではルー二つのダブルカレー…、ところ変わって、様々にカレーである。

 

 

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2018年8月 1日 (水)

自然界の筋書のないドラマ

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これは一つの目撃である。通りがかりに見た筋書のないドラマ。それは「自然界の生と死」。舞台は都会を流れる川、主演が白鷺、脇役は小魚。手にしたデジカメが、その一部始終を見ていた。ドラマの再現は、デジカメの写真を取り込んだパソコンから。目撃の写真は7枚。

 

 東から来た変な台風12号の雨で、まだ白川は濁っていた。京都岡崎の京近美南側疎水の分水嶺から出る白川。地下鉄東山駅降りて、京近美へ行く裏道に沿って流れている。春は川沿いの桜並木が美しい。川は浅瀬、いつもは透き通っている。目撃したのは府立図書館へ行って、京近美の常設展を見ての帰り、午後4時を回っていた。川の中、白い鳥が歩いている。

 

 足は細くスラリ。まあ、一緒かな。嘴は黒く、羽根は真っ白。そう大きくないので、ダイサギでなく、コサギか。橋の下あたり、水面を見ながら1歩また1歩…。一日一枚の写真日記を続けているので、今日の一枚、デジカメを向けた。あっ、川の中、長い嘴で魚を捕まえた。動体視力と瞬発力、すごい。魚は小鮎か。嘴からはみ出て、バタバタしている。あっ、逃げた。あっ、また捕まえた。ゴクン!今度は一気飲み。コサギがこっちを見た。ドヤ顔!。

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