嵯峨の古仏を訪ねて
ありがたや、ありがたや…いや、誠にありがたや。お釈迦さん、お地蔵さん、千手観音さん、一度に拝観、これほど、ありがたいことはない。京の文化財探訪シリーズ、嵯峨の古仏を訪ねて~の特別観賞会で、古仏のお顔を拝み、心も洗われ、ありがたや、ありがたや~。
どこからどう乗っても220円の嵐電、始発の四条大宮から30分乗って、終点の嵐山駅へ。桜散っても観光客溢れ、外国人溢れ…天龍寺、竹林の小径超え、北へ歩いて15分、突き当りが嵯峨の釈迦堂、正式には清凉寺である。境内に受付テント、知人からの鑑賞案内はがき見せて、本堂で国宝のお釈迦さん。印度、中国、日本と三国伝来、生きる如く~である。
身長160㌢、像内には絹の五臓六腑、生身の釈迦如来という。徳川家光の乳母、春日局が帰依してお寺も大きくと。写真撮影はご法度、写経の間でお釈迦さん図撮影。清凉寺境内、別寺院の薬師寺に地蔵菩薩像。ボランティア解説では、昼は朝廷、夜は閻魔庁と多忙な小野篁の作、生六道地蔵と。清凉寺出て、愛宕参りの道筋に慈眼堂。歌の藤原定家の念持仏だった千手観音像安置、700年来、里人が守ってきたという。ありがたや~、ありがたや~。
※ 鑑賞会は4月20日から3日間で終わった。 ※ 看板の写真は左からお釈迦さん、お地蔵さん、千手観音さん。
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