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2018年3月

2018年3月31日 (土)

清水寺の「首振り地蔵」

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赤い頭巾とオレンジ色の前掛けのお地蔵さん、なぜか、その名を「首振り地蔵」という。世界遺産の清水寺、朱色の仁王門に向かって左側、如意輪観音さん祀る善光寺堂に隣り合った小さなお堂がお住まい。どうして「首振り地蔵」と言う名なのだろう。その謎を調べた。

 

 春らんまんの清水寺、雨がざあっと来た。ちょうど仁王門のあたり、ちょっとの間の雨宿り、如意輪さんだった。お礼にお賽銭あげて、右隣を見たら「首振地蔵」。~合掌して首を回して、静かに拝んでください~と、木札にある。黙殺?するのも~と思い、また、お賽銭あげ、何かご利益あるのだろう~と、ふだんから回らない首、無理して、3度も回した。

 

 首振り地蔵のこと、善光寺堂駒札に~願い事のある方向に首を回せば思いがかなう~の記述あったが、詳しくはわからない。自宅の書棚、清水寺学芸員・加藤眞吾著「清水寺の謎」を思い出した。祇園の男芸者、太鼓持ちの鳥羽八さん、芸舞妓の世話をしすぎて借金で首が回らず、亡くなった。その死を哀れんだ芸舞妓さんが、鳥羽八像を寄進した~と第6章に出ていた。お地蔵さん、頭巾取ればちょんまげ。ご利益は借金逃れ、恋の成就。謎は、解けた。

 

 「清水寺の謎」著者、加藤眞吾さんは元京都新聞記者で、定年退職後、清水寺の学芸員として勤めていたが、2013年、すい臓がんで亡くなった。「清水寺の謎」は余命1年と宣告された入院生活中、300頁余を書き上げた。平成24年、祥伝社発刊。

 

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2018年3月30日 (金)

メニューは野菜また野菜

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野菜メニューの数々、これでもか、これでもか~と出た。大豆、蓮根、小松菜、トマト、玉葱、胡瓜、セロリ、人参、牛蒡、里芋、アスパラ、椎茸、キャベツ、春菊、葱、大根…、ほかにも一杯出た。滋賀の野菜農家から現地直送のトラックで運ばれ、大阪で一杯出た。

 

大阪のどこで出たか、梅田の茶屋町のNUという7階建てビルに地下1階で出た。店名は土曜、日曜、月曜…、いつ行っても「花様(ka‐you)」。さよう!、かよう。滋賀県認定の近江づくしの自然和食を扱う。梅田芸術劇場、ミュージカル観賞帰り、滋賀住まい、大阪勤め経験の知人に、豪華で意外とリーズナブルと誘われて、午後5時の開店早々に行った。

 

メニューは近江野菜のコース料理。初、茶々、市の3コース、戦国時代、信長と戦った湖北・浅井家の姫にあやかる。歴史通でオブコース?。初めてなので初選んで、スタンダードな9品目。始めに店員さんが~滋賀の農家300軒と契約、近江野菜は100種類以上です~と紹介。大豆の汲み上げ豆腐が出て、前菜はヤーサイ、ヤーサイ…、主菜も大根の朴葉味噌焼き…、野菜素材を生かし、味良し、身体に良し、雰囲気よし、今度は水曜に行こうかな。

 

 近江野菜には、日野菜、北之庄菜、万木かぶ、赤丸かぶ、小泉紅かぶら、矢島かぶ、伊吹大根、山田ねずみ大根、秦荘山芋、下田なす、杉谷なすび、杉谷唐辛子、弥平唐辛子、笠原しょうが、鮎河菜、豊浦ねぎなどがある。 ※ 花様は大阪では梅田など7店舗ある。

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2018年3月29日 (木)

サクラの「5W1H」撮り

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サクラの写真撮り、記事を書く「5W1H」と同じかなあ。何時のWhen、何処でのWhere、誰が撮るWho、どうして?、なぜ?のWhatとWhy、そしてどのように撮るか~、Howである。京都・本満寺の枝垂れサクラ、「5W1H」を心がけて撮ってみた。

 

 何時サクラを見るか、そりゃあ、満開がいい。散り行く風情も捨てがたいが、満開あってこそ。京都ではサクラの名所、数々あれど~だけど、人知れず咲くのがいい。日蓮宗本山の一つ、本満寺の枝垂れサクラ。樹齢90年、円山公園の枝垂れサクラと姉妹サクラという。お寺は鯖街道の終わり、出町柳から北西へ6分。境内に咲く1本サクラ、見ごたえがあった。

 

 知人が開店したラーメン店へ行く途中、京阪出町柳駅で元銀行マンのIさんに声を掛けられた。手に一眼レフ。~本満寺か満開なので撮りに行ってきた~と。その本満寺、どこ?と聞いて、ラーメン店行きは後日にして、サクラ優先で行った。南門から入り、本堂越え、境内西の寺務所前、高さ10㍍、枝張り5㍍、大きな傘が覆う如く咲いている。糸をひくように地面まで枝垂れている。うっとり、心が弾む。「5W1H」撮り、うまく撮れたかな。

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2018年3月28日 (水)

書家・山内観の回顧展

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ひと筆、ひと筆、書家の人生がそこにある。墨痕、濃くも薄くも、太くも細くも、生きた世界がそのまま浮かび出る書が並ぶ。日展元審査員、京都出身の書家・山内観さん生誕90年の回顧展。書体は、楷書に行書、調和体もある。古典も、近・現代書もあって、自分がある。

 

 京都の二条城近くの堀川御池ギャラリー。表参道の東京展すんで巡回展。昭和3年、京都の丹波に生まれた山内さん、27歳で日展初入選。書の大御所・村上三島氏に師事、京教大教授など書道界で存在感を示し、活躍するも23年前、白血病発祥1週間で亡くなった。回顧展は奥さんが元気なうちに~と、山内さんの書と人柄を慕う教え子ら有志が開いた。

 

 教え子の一人、Mさんから案内あり、見に行って、展示の書に感じ入って、次の日もまた行った。「道」「石」「明暗」…、筆跡に味かあり、自らの明日を示すよう。「酒中忙」「酒花半」…、無類の酒好き、そのままに書く。「日々好」の々はどこ?と見たら、右下に点一つ。筆に遊びがある。「ふるさと大きな星が出とる」…、山頭火が出とる。「平凡なる非凡」「心跡」「花眼」…、書は枠を超えて面白く、生き方が見える。書家・山内観の世界観、その書にあった。

 

 山内回顧展は3月25日で終了。

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2018年3月27日 (火)

チキンのチキは、キチの吉

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しかし、まあ~と言うか、いや、まあ~と言うか、ここん所、商品の略し方が気になる。その一つが鶏の唐揚げ、チキン。「ヤミチキ」「ファミチキ」「Lチキ」…、チキンとキチンと言わず、ちきにチキである。それが、どういう訳か売れ筋商品として「吉」と出る?。

 

こう書いていると、チキだったかな、キチだったかな~頭がこんがらかってくる。チキンなのでチキ!、と、つい、もう一度、確認してしまう。京都四条烏丸の居酒屋「酔心」がやみつきチキンを「やみチキ」で売り出し、気になって行ったけど、今度は町ぶら中、コンビニのファミリーマートが「ファミチキ」を春先の目玉商品として、期間限定の特販中と知った。

 

今だけ、ふだんは180円を20円引き、会員だと30円引きという。烏丸と河原町の間の四条通り南側、どういうわけか、コンビニはファミマが4軒も並ぶ。「ファミチキ」はどんな具合か、見て回った。赤い雄鶏イラスト、チキンフェスティバルの看板が上がっている。4週連続で特価セールという。胸肉ヘルシーチキン、プレミアムチキン、つくね串チキンなど、鶏の唐揚げが各種、色とりどり?…、確かにフェスティバル、よりどりみどりである?。

 

 ネット調べによると、コンビニ鶏唐人気ランキングは①ファミチキ(ファミリーマート)54(35.5)②黄金チキン(ローソン)19(12.5)Lチキ(ローソン)15(9.8)④ 揚げ鶏(セブン-イレブン)12(7.8)⑤ファミマ プレミアムチキン(ファミリーマート)11(7.2)

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2018年3月26日 (月)

岡崎界わい、桜と柳を撮る

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春や春…、桜に桜、柳に柳、柳に川、柳に風…、しだれて桜、しだれて柳…、明治から150年、明治は遠くなりにけり~と、京近美の「明治の日本画と工芸展」見て、京都岡崎界わいの春や春である。ポカポカ陽気、コート持って、歩いて、歩いて、桜と柳の春を撮った。

 

 鈴木百年、今尾景年…、明治150年の鑑賞すんで、京近美の1階フロアはガラス越しに疎水べりのサクラ。気温15度超え、はや七分咲き。椅子に座って眺める外国人さんとサクラ、後ろから撮って、振り返って、階段前の大鏡に映るサクラ…、これもサクラ。館外出て、地下鉄東山駅へ白川沿いにサクラ。土塀にサクラの影、これもサクラ、ホンマのサクラ?。

 

 様ざまにサクラ撮りして、三条通りから白川の柳。比叡山の阿闍梨修行、千日回峰行終えて、京都入りの行者が渡る一本橋へ、白川の両側に柳並木が続く。知恩院古門まで300㍍、3、4㍍間隔で、淡く緑にしだれる。柳に風、吹かれるままに右に左に…、自然体がいい。柳に蛙、小野道風もジャンプ、日本三筆…努力は実る。見上げた空、雲がなく真っ青。柳の緑と空の青、この色合い、絵師さん、どう描くかな。川面に柳の緑、キラキラ…吉良上野介?。

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2018年3月25日 (日)

大阪梅田の「かっぱ横丁」

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おやっ!ここにも、最近なじみのカッパ!や。その名も「阪急かっぱ横丁」、横文字で「KAPPA PLAZA」だって…カッパいい?。キャラクター二つ。青い皿頭の、かっぺい、ピンクは、はっぴい。酔っ払いはまあ、いいにしても、かっぱらいはイカン、つかまるぞ。

 

 阪急乗って、大阪梅田へミュージカル観賞。早めの昼をすませて、梅田芸術劇場の開演までの町ぶらで、見つけたのが、かっぱ横丁。滋賀で、大津市松本1丁目酒場「いざかっぱ」、京都で竜馬暗殺の近江屋跡、河原町の回る寿司「かっぱ」は、よう知っているけど、かっぱ横丁とは、これ如何に~である。阪急の高架下、英語ならガード下だけど、プラザはプラザ。

 

 どのあたりか、JR大阪駅からずっと東、阪急梅田駅なら茶屋町口から出て、町ぶらすれば、まあ、わかる。町名は大阪市北区芝田町。横丁は長く、昼間でもそう明るくない。イタリア酒場、魚料理とと家、ワイン食堂、ジャンカラ…など店は30店舗近くある。なんせプラザ。真ん中あたり、かっぱ伝言板と頭を冷やすかっぱ噴水。伝言板は曜日別に月月火水木金金?よく働いて、飲んで、食べて、会いましょう~。居酒屋に下がる提灯は青い。これぞ、かっぱ提灯!。

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2018年3月24日 (土)

喰人=EATーMANという名のお店

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えっ?うん?ナニ?…、やっぱり大阪!と思ってしまう。年中無休、24時間営業、飲み放題980円、ご飯大盛り無料、トータルフーズ…、3階建てビルは赤くて派手、チャイナみたいで、吉原みたいで…、店内はなぜか松の盆栽コレクション…、ここは大阪、なんでもあり。

 

 

 店名からして、人を喰っている。「喰人・EAT-MAN」である。これだけ、奇を衒われると~興味も沸く。店は大阪は梅田の茶屋町にある。梅田芸術劇場のミュージカル「ブロードウエイと銃弾」招待鑑賞で、阪急梅田を降り、どこかで昼食と探して、この店だった。串カツ凡々屋、宮本むなし…などもあったけど、ここは大阪やさかいなあ~と入ってみた。

 

 

 

 長テーブルに6人ほどの若者男性、ハイボールで歓談中。手持ちのパソコンでランチの一人客も。外から見るほど店内の1階は広くないけど、夜の団体さんは2階、3階か。店にそぐわない松の盆栽ケースの隣、二人掛け席に座った。ランチメニュー、唐揚げ、アジフライ、チキン南蛮、豚バラ塩丼など10種類、500円から580円、ランチタイム特別価額。ここは大阪、喰うか、喰われるか~。日替わりの豚もやし定食550円、喰うた!。

 

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2018年3月23日 (金)

清水寺の春

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あっ、赤や赤…、赤い椿や。花ごと、ポトンと落ちて、武士の落首イメージもあるけど、ほれ、あの歌…、韓国の歌で日本でもヒットした、ほれ、あの歌。♪~椿咲く 春なのに あなたは帰らない~♪。そうそう「釜山港へ帰れ」。椿は釜山港?、いや、京都の清水寺!。

 

 久しぶり、山科の自宅から三つ目のバス停、清閑寺前で降り、裏道を抜けて10分、清水寺の裏門へ。年中ぞろぞろの観光客、中国、台湾…、韓国の釜山もかな。春は桜、秋は紅葉の清水寺だけど、椿もずいぶん多い。赤に白、ピンクの山茶花も…、裏門から入ると、産寧坂と関わりある重文・子安塔を見て、谷筋から修復中の舞台、三重塔を眺め、音羽の滝へ。

 

 舞台下の石垣、へばりつく苔の緑が濃い。向い側、白い花が咲く。あれ、ほれ…、千昌夫の…ほれ、あの歌。♪~白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の春~♪、そう、そのこぶしが咲く。着物姿多いけど、どこの国、中国、韓国、日本…わからない。あっ、しだれ桜が咲いている。開花宣言、今年は早いんや。朱色の仁王門前、紅梅が満開。朱色と紅色が一つ、眩しいほど重なっている。椿、こぶし、山茶花、しだれ桜、紅梅…、観光人気の清水寺に春が来た。

 ※ 京都の桜の開花宣言は22日。

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2018年3月22日 (木)

ピューリツァー賞は沢田教一撮影「安全への逃避」

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必死に川を渡る母子2家族5人の写真、この一枚で何を思いだすだろう。ベトコン、空爆、トンキン湾事件、サイゴン、ハノイ、枯れ葉作戦…、兵士も兵器も写ってなくてもすぐベトナム戦争が甦ってくる。写真家・沢田教一が戦場で撮ったピューリツァー賞の写真である。

 

 ~その視線の先に~を副題にいま、京都高島屋で「沢田教一」展を開催している。展覧会初日、11歳年上の姉さん女房だったサダさんが来場した。サダさん93歳。カンボジアへ取材中、ゲリラ襲撃、34歳で亡くなった沢田さん、存命なら今年82歳。二人は青森県人。米軍三沢基地での二人の出会い、青森の風景から戦い場・ベトナムへ…、展示は150点。

 

 ベトナム戦争とはどんな戦いだったのか。愛用のカメラ・ライカで戦場の駆けた沢田教一とは、どんな写真家だったのか。元高島屋店員の知人から届いた招待券4枚、独り占めして毎日通った。ピューリツァー賞写真「安全への逃避」。米軍のベトコン攻撃で村を焼かれ、対岸へ逃げる家族、1965年の撮影である。UPI通信で世界へ配信、NYタイムズなどに載った。レンズを覗く眼が優しい。この一枚で、戦争とは、写真家沢田とは~が心に写る。

 

 ※ 沢田教一(1936-1970) ※ 写真展は3月25日まで。

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2018年3月21日 (水)

狛犬と獅子の見分け方

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そうか、なるほどなあ。京博発行の鑑賞ガイドで、狛犬(こまいぬ)と獅子像の見分け方、分かった。向かって左は狛犬。頭に角が出て、口を閉じている。反対の右は獅子。角はなく、口を開いている。ガイドで覚えて、神社へ行って、チェックまたチェック、ほんまやあ~。

 

 京博の鑑賞ガイドは今年の干支・戌年に合わせて発行。~神社の境内にいるライオンや犬に似た像、あれが狛犬と獅子だよ。どっちがどっち?、わかるかな~と、問いかけ優しく、回答も解説とイラストで分かりやすい。インド、中国では獅子2頭の組み合わせだけど、1200年頃前に日本に伝わってきて、ペア相手が想像上の動物、角を持つ狛犬になったと。

 

 役割は神社やお寺のお守り。インド、中国と同じで獅子が16?ではなくとも、2頭の対の社寺もあるけど、大体まあ、狛犬と獅子ペア。町ぶらで、祇園祭の八坂神社へ行って、どうかな~と見ると、あることあること。南側の正門、四条通り側の西門、境内の北向きえびすなどに沢山ある。みんな、対で、つい?角はどうか、口の開け閉めは~と確認してしまう。像の表情は?、材質は木か、金属か、銅か?どうかなと見る。今や、見分け方博士である。

 

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2018年3月20日 (火)

秋田名物・比内地鶏の親子丼

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秋田の郷土料理と言えば、そりゃあ、きりたんぽ、稲庭うどん…、魚は?と問われて、はたと困って、そうそうハタハタ…、鍋なら、しょっちゅう、しょっつる鍋…など、色々あるけど、大事なのを忘れていませんか?と登場させたいのは、日本3大地鶏の一つ、比内地鶏。

 

比内地鶏の親子丼は、うまいねえ。半熟卵の混ぜ混ぜ、味が濃厚やし、放し飼いで筋肉質の鶏肉、コリコリして食感がいいねえ。なんせ、鹿児島の薩摩地鶏、愛知の名古屋コーチンと並ぶ日本3大地鶏。ご飯は秋田米のブランド、秋田小町。私、こまっちゃう?のリンダ、体操のコマネチ…、洒落ぐせ、あかん、あかん。ここは、べっぴんNO1の小野小町のご飯。

 

京都の高島屋7階で、東北かんばれ!の大東北展へ行った。青森、岩手、山形、秋田、宮城、福島の名産が出て、会場内イートインは、秋田の比内地鶏の親子丼だった。大館市葛原の「秋田比内や」で、比内地鶏の専門店という。食券1080円。おすましといぶりがっこ2個付き。がっこ、学校やない秋田名物、大根の漬物で、塩がよう効いている。漆塗りのレンゲで、一口、一口…、卵ウマウマ、肉コリコリ…、比内鶏の親子丼うまさ、比類ない?。

 

 京都高島屋の大東北展は19日で終了。

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2018年3月19日 (月)

ビル地下フロアは人生の縮図

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小さな丸テーブルと木の丸椅子…、それがフロアに幾つあるだろう。1、2、3…4、5…10セットかな。6人掛けの長いすも一つ。フロアは10㍍四方、わりに広い。植栽が二つあるけど、情緒というものはない。まあ、お互いお構いなしの一人、一人スペースである。

 

 京都市地下鉄烏丸御池駅から1分、井門明治生命安田ビルの地下1階。築30年超すビルは7階建て、烏丸御池交差点の南西かど。南にNHK、北に京都国際マンガミュージアム、東に京都文化博物館などある。ちょっとした都心の文化ゾーン。そこんとこの地下1階フロア、ご存じないだろうなあ。何にもないけど、ぼおっとするか、本読むか、妙に落ち着く。

 

 自販機はあるけど、お金はいらない。ビル管理者のご厚意?。フロアのテナントは居酒屋さん、ファッション・スタジオの二つ。ビル1階は、奈良の地銀・南都銀行、なんとなあ?。ぶら歩きでNHKの8K画面を見に行くおり、通り抜けしていたが、ここんと続けて行って座ってみた。コンビニ弁当食べる人、勤務疲れで寝る人、スマホでゲームする人、職場なくてぼんやりの人、家庭を忘れた人…、地下のフロアは人それぞれ、人生の縮図を感じさす。

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2018年3月18日 (日)

竜の爪、知恵の輪…枝垂れエンジュ

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くねくね、くねくねと伸びて、一体、どういうつもりなのだろう。輪がよじれて、こんがらがっている。そうそう、鉄鎖の知恵の輪のような。まあ、変な樹、変な枝ぶりである。何と言う樹木かというと、中国原産の枝垂れエンジュ。マメ科のクララ属、落葉高木である。

 

春の息吹を感じに行った京都府立植物園。梅苑は白梅、紅梅が満開、一番咲きの河津桜も開いている。黄色いスイセン、紫のクロッカス…、いいね、いいねと、北山門から歩き始めて大芝生地まで来て、枝垂れエンジュ。植物園、何度も来ているのに気づかなかったけど、葉のない枝が面白い。1本、2本…5本、高さは3㍍、枝は見れば見るほどもつれている。

 

エンジュは漢字で槐。剪定の仕方では、竜のつめのように見え、別名はリュウノツメエンジュ(竜爪槐)とも。「延寿」の当て字もあり、中国では縁起の良い樹、出世の樹として、中庭に植えられるという。7、8月ころ、淡い黄白色の花が咲き、花ことばは「幸福」と言うそうな。もつれにもつれた枝に咲く花、夏にはしっかり見たい。日本には仏教とともに~ともいわれる。大芝地の向こう、法然、最澄らが修行した比叡山が見える。ご縁のエンジュ?。

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2018年3月17日 (土)

長谷川等伯、旅立ちの像

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 これは絵師・長谷川等伯、旅立ちの像である。編み笠を右手であげ、遠くを見つめ、ぎゅっと口元を結ぶ。70歳を超え、江戸へ高齢の旅、覚悟のほどを示すようである。秀吉が死んで、天下は家康の時代へ。左手に絵筆1本。長谷川一門の命運をかけ、1歩を踏み出す。

 

 狩野派菩提寺である日蓮さんの妙覚寺で、京の冬の旅・特別公開の狩野元信が描く涅槃図を見ての帰り。近くの茶道裏千家から表千家へ歩き、妙覚寺と同じ日蓮さんの本法寺。朱の仁王門で、お達者ぞうり見て、境内入り。本堂前の像、誰かな~と見たら台座に長谷川等伯像とある。植え込みは本阿弥光悦お手植えの松。ぶらり入って、歴史の発見、得したような。

 

 お寺は本阿弥光悦家の菩提寺という。光悦作庭の重文「巴の庭」があり、等伯が描いた縦10㍍もの大涅槃図も所蔵する。妙覚寺で狩野派、少し歩いて、光悦、等伯…である。等伯は石川の七尾から京へ出てきて、永徳ら狩野派と並ぶ絵師となり、息子の死を乗り越え、楓図(国宝)などを描いた。名を成してなお、秀吉から家康へ、パトロンを求めて旅立ち、途中で病に倒れ、江戸に着いて2日目で亡くなる。静かな境内、等伯72歳の生涯を思った。

 

 本法寺は京都市上京区小川通寺ノ内上ル。3月から4月へ光悦作庭の重文「巴の庭」等伯の大涅槃図公開している。 ※ 長谷川等伯、江戸への旅立ちは慶長15年(1610)。

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2018年3月16日 (金)

海を渡った琵琶湖の観覧車イーゴス

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大津市の堅田にあった観覧車が、ベトナムのダナンで今も回っている。ゴトン、ゴトン…、重さ5トンでない。そう音をたて、当時は世界一の高さ108㍍まで上がり、すご~い~の逆さ読みで「イーゴス108」と名付けられた観覧車。乗った!、乗った!、高かったあ~。

 

 「イーゴス」は琵琶湖大橋の西北詰、今の道の駅あたりで回っていた。ベトナムへ移った「イーゴス」の写真展、対岸のJR守山駅西口に隣接する市民交流フロアであり見に行った。岡本光男写真展「海を渡ったイーゴス108」。べトナム中央、リゾート地のダナン、イーゴスは「サン・ホイール」と言う名前になって、ホテルに宿泊の旦那さんらを乗せていた?。

 

 フォトグラファーの名刺を持つ岡本さん。滋賀県文学会の会長、随筆家で、京都造形芸術大学通信写真コースを卒業。かつての勤め先が大津市堅田で、イーゴスの最盛期から解体まで見続けた。ベトナムへ移ってからも気になり、2年前に足を運んで、写真を撮り、今回の展覧会に。ダナンの夜空に浮かぶ美しい現在のイーゴス、琵琶湖岸当時の懐かしいイーゴスなど40点…、京都、産経、読売、関テレなどマスコミ各社も取材。イーゴス人気、今もすご~い。

 

 イーゴスの系譜 1992年運用、2001年閉鎖、2013年解体、2014年ベトナム移設。 ※ 写真展は3月11日で終了。

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2018年3月15日 (木)

キノコまたキノコの肖像画展

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よくもまあ、こんなにキノコ、キノコ、キノコである。道端のキノコ、山の中のキノコ、大きなキノコ、小さな小さなキノコ…、発見しては描き、面白いキノコの情報があると現場へ行き、描いたキノコは、何と900種類、キノコ一筋30年、キノコ仙人とまで言われる。

 

キノコ仙人は小林路子さん。東京生まれ、東京育ち、お歳は??。いま、京都伊勢丹で、小林さんが描いた「菌類画の世界」展を開催している。NHK日曜美術館のアートシーンで紹介があり、行った。展示作品も、あんなキノコ、こんなキノコ、みんなキノコである。ドコモダケ絡み、スマホのNTTドコモが協賛かな~と点検したけど、ドコモはどこにも??。

 

マッタケもキノコの一つ、あるかな~会場回ったらあった。味シメジも、ちょっとまいったけのマイタケも。形、色…毒キノコも含め、色んなキノコ、見飽きない。実物大、まあ、キノコ肖像画。小林さんは、もともと、自由美術協会に所属、奇抜な絵を描くシュールレアリスム画家だったが、絵はやっぱり写実と思い直し、挿絵でキノコを描いたのがきっかけで、この世界に入ったけど、キノコそのものがシュールなので、余計に、はまってしマッタケ?。

 

 展覧会は3月25日まで。

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2018年3月14日 (水)

新幹線、京都山科の跨線橋、ご苦労さま

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ほれ、来た、来た、来たよ~、こだまやでえ~。ピュッ、時速200㌔、あっという間に走り抜ける新幹線。橋の上に孫を抱いた爺ちゃんがいる。金網越しに指をさし、速いやろう!。日祝日、お父さんの時も、おばあちゃんの時も…、ご近所の新幹線近場見学である。

 

 そんな光景が間もなく消える。京都市山科区上花山久保町にある新幹線の跨線橋に「撤去」予定の立て看板が出た。国道1号と並行して走り、東山トンネルがはっきり見える。北側は遙か、京大の花山天文台も。京焼きの里、清水焼団地はそこ。昭和39年10月、夢の超特急、東海道新幹線が開通して以来の跨線橋である。鉄骨のコンクリート石段、高さは15㍍。

 

自宅からバス停一つ飛ばして歩くと、この跨線橋である。北側から20段で一息ついて、あと19段上がって、てっぺん。かなりの勾配、ハア、ハア…息の荒さ、年ごとにである。コンクリートにひび割れ、階段もお年寄り。耐震問題あり、もう役割もすんだの判断から撤去なのだろう。ちょっと寂しいけど、安心安全は時の流れ、仕方がない。看板で撤去予定知って、跨線橋とその下を走り行く新幹線の写真撮り。少し早いけど、半世紀、ご苦労さま。

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2018年3月13日 (火)

信長京の定宿、狩野元信の大涅槃図、紅葉隠れ名所…

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来たからには、学生ガイドさんの話に耳を傾けて~である。京の冬の旅で初公開の日蓮宗本山の一つ、妙覚寺。絵師・元信、永徳ら狩野派の菩提寺、元信描く大涅槃図がある。地下鉄鞍馬口駅から西へスマホのGPS歩きで10分、こんな所にこんな大きなお寺~だった。

 

 学生さんが勉強した成果を披露するには、妙覚寺の始まりは四条大宮という。そこから二条衣棚などへ移り、秀吉都市改造で、ここへ来た。表門は聚楽第の裏門の移築。敷地は広い。戦国時代、兵士集結の軍事拠点という。美濃の斎藤道三がここで得度している。道三の娘・濃姫を嫁にした信長、京の定宿で18度も。本能寺の変のおりは、長男信忠が泊まっていた。

 

庭だけは撮影可という。日蓮宗の庭は回遊式でも枯山水でもない自然庭園。苔とカエデが植わっているだけで「法姿園」と言い、紅葉の隠れ名所という。今年秋もライトアップするそうな。公開ハイライトは元信筆という釈迦入滅の大涅槃図。日蓮の等身座像などの祭壇ある本堂の東壁に吊るされていた。なんと縦5・9㍍、横4・6㍍も。天上から釈迦の母が薬を投げたので投薬、12支不在の猫がいる不思議など、学生さんの涅槃図解説で知った。

 

 京の冬の旅・文化財特別公開は3月18日まで。 ※ 妙覚寺は上京区上御霊前通り小川東入ル。 ※ 妙覚寺では現在、画家塩沢文男氏がお釈迦さんと持国天、多聞天、広目天、増長天の四天王の絵の制作実演している。5月完成、京の日蓮宗各本山で持ち回り公開の予定。

 

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2018年3月12日 (月)

面の面々~展覧会から

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面を「おもて」と読む能面の数々、見よう。翁、三番叟、尉、中将、男、女、若い女、老女、深井、霊、痩男、山姥、般若、飛出、鬼などなど、色々ある。表情を変えないことを能面のごとく~と形容するけど、面と向かい、鑑賞すると、どうしてどうして、味わいがある。

 

 京博以来、40年ぶり開催という能面の展覧会を見た。滋賀県甲賀市にあるミホ・ミュージアムの春季特別展「猿楽と面」である。平安後期、鎌倉の古面に始まり、南北朝、室町、安土桃山と続く能面、展示は350もの面々。岩手県中尊寺、福井県気比神宮、京都府伊根町の浦嶋神社、奈良県天川村の天河神社、福岡県の太宰府天満宮…、全国からの面々である。

 

 神社奉納の猿楽から世阿弥・観阿弥の歌舞伎能へ、面の歴史は連綿・面々と続く。展示作品思い出し、手元の図録見て、おかしみが甦る面がある。図録から写真ピックアップすると、翁さん、目は弓なりで、へへ…と笑う。尉で「じょう」と読むじいちゃんは、顔じゅう皺だらけで、目はアーモンド。尉は尉でも何を悩むか、苦悶の悪尉も。鼻と口が歪んだ三番叟もあれば、慈悲深い優しい女面、目が宙を向いた漫画みたいな面も…、どの面にも面食らう。


 ※ 展覧会は6月3日まで。

 

 

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2018年3月11日 (日)

唐揚げは「やみチキ」

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「やみチキ」は、やみつきチキンのことをいう。要するに鶏の唐揚げ。「やみチキ」という名でデビュー、骨なし2個380円の名物メニュー。お店は、ポスターで「やみチキ」「やみチキ」と客を誘う。客注文、やみつきにキチン?なるかどうか、そこがポイントである。

 

京都の四条烏丸は、地下鉄と阪急が乗り入れる。三井銀行、東京三菱銀行、京セラ古今…交差点はビルまたビル、ビルの地下は飲食店多く、ビール?は売るほど。ぶら歩きでよく行くのは、東南かどのビル地下。昼はコーヒーで一服の神戸屋パン、立ち読みのくまざわ書店、蕎麦湯でそば焼酎のそじ坊などあって、夜になると、宴会客が多い居酒屋「酔心」が開く。

 

この「酔心」の店前ポスターが今「やみチキ」である。ひらがなとカタカナ、形容詞と固有名詞を4字熟語にして、なんかナ?と思わす。そのうち一度は…で、西郷隆盛と岩倉具視の孫の孫お二人登場の明治維新150年シンポを聴いた帰り、午後5時開店と同時に「やみチキ」目当てで知人と入った。九州の国産銘柄鶏、スパイスを独自ブレンド、低温加熱調理でキチンと極めたチキンという。まず一つ、なるほど、ちきに?病みつきになりそう。

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2018年3月10日 (土)

五条坂の若宮八幡さん

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一度、お参りして見よう~と思って…である。京都東山通り、五条坂から西へ100㍍の若宮八幡さん。東へ行けば、清水寺、北へ上がれば、建仁寺。自宅の山科から近いのでよく行くけど、若宮の八幡さんは、鳥居前は通っても、参道から本殿、近いのになんか遠かった。

 

 東山税務署での確定申告帰り。五条坂へ歩いていて、信心するココロが出て、賽銭あげ、ジャランして、2礼2拍1礼したくなった。八幡さん~と言えば、武家の神様、全国に多い。ここも石清水八幡宮などとご縁がある。昭和になって、陶器の祖も合祀、陶器神社を兼ね、清水焼発祥の地の碑もある。8月8日からは五条坂一体、全国の陶器屋さんの市が立つ。

 

 神社の始まりは天喜元年(1053)後冷泉天皇の勅願からという。軽く千年超え。パ~ン、パ~ンして、ふと、右を見たら、注連縄の長い鏡がある。駒札型の石碑に~身も心も美しく~。傍にハート型の神石、縁結びの神木。祭神の一人で、美貌の神、神宮皇后ご縁とか。反対側に足利尊氏が病気治癒の霊石、参道に孝明天皇100年祭記念碑、ハート型絵馬飾り、鍾馗さん祀る祠、陶器神社なので陶器の壺も…。ときどき?、お参りしないと~である。

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2018年3月 9日 (金)

若者たちはマック、マクド、マイド…

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こうも次から次へと~客が来るものなのか~、あの時だけかどうか、わからないけど、いわゆる、かわりべんたん、かわりべんたん~客が入ってくる。みんな若い、ヤング・オ~オ~である。10歳代、20歳代、年いっても30歳代…、40歳代は、オ・ト・シ・ヨ・リ。

 

 関東でマック、関西でマクド…、大阪ではマイド?いや、やっぱりマクド…。「M」の表示があれば、世界のマクドナルド、今や世界語なるぞ?。町ぶら、何処に行っても、マクドだけど、店によって客の景色が変わる。京都きっての繁華街、四条河原町のマクドは、ビルの3階建て。1階18席、2階116席、3階106席…、年齢異端児、化石覚悟で入った。

 

並んで注文、百円硬貨一つでコーヒー一つ。ポテト、バーガー、パイ…各種商品あっても、カロリーが気になる。本読み一服に徹し、ブラックコーヒーひとつ。番号札で呼ばれ、ピックアップコーナー。さて、どこに座るか、階段避けて1階席。現代の若者がみえる。一応の格好つけ、スマホ取り出しひとり座り。雨あがり平日夕方である。右隣は若い娘さん2人…、フライドポテト一つ残って、どっちが食べるか、ジャンケンポン!…、若いって、いいね!。

 

 四条河原町のマクド店は寺町通りから南側を東へ高島屋の手前にある。

 

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2018年3月 8日 (木)

これから、これからの~たこ焼き屋さん

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ちょっと気になるたこ焼き屋さんがある。京都岡崎、平安神宮の敷地に複合商業施設「京都・時代祭館―トニトニ」が去年12月に出来て、店はその中にある。店内というより、その施設のちょっと外れ。時代祭り衣装などを収蔵する白い蔵の前、孤軍奮闘ぶりが気になる。

 

 今年になって、何度か「トニトニ」へ入った。平安遷都の日と時代祭りの日が、10月22日なので、十と二十二を合わせて「十二十二(トニトニ)」という。丸ごと平安神宮の敷地で、前はお面など屋台が並んでいたあたりが、新しくなった。店内は観光客向け、工芸品、京土産、飲食店などがあり、2階は免税店と茶道体験教室も。時代祭りは映像で流れる。

 

 何処に何が~と館内を回って、たこ焼き屋さん発見だった。イカ焼き、ソフトクリーム、お酒も。たこ焼きは6個400円。タコは大きい、外はカリカリ、中はフワフワ。客はいない。ガラス越し、店長と話した。50歳代、元工事の現場監督、山科西野で1年半店やって、ここへ。店名は「串家」。風致地区なので、店名表示の許可は出ていない。店もまだ知られてない。桜咲く頃には客が~と。たこ焼きは、おいしい。これから、これから、ガンバレ!。

 

 経営は一般財団法人京都平安振興財団。運営は京都平安プロパティ株式会社。

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2018年3月 7日 (水)

ターナー展、あなたは?

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波が出てきたぞ~、大きいぞ~。マストの帆、畳んだかあ~、船の水、かいだせ~、船べりしっかり、海に落ちるなよ~。逆巻く波の中、一艘の船が右に左に、上に下に、揺れている。漁師さんの船だろうか。絵を見ているだけで、漁師の大きな声が、聞こえてくるような。

 

京都文化博物館で開催中のターナー展である。ロンドン生まれ、英国が誇る著名な風景画家。フルネームは、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー。だいぶ名前が長いので、ジョゼフも、マロードも、ウィリアムも、棚?に挙げて、ターナー。京都新聞朝刊の美術欄で記事紹介があった日、見に行った。会場4階へEV降り、真ん前に荒れた海の絵である。

 

ターナーの絵を写真拡大、入口の看板にしている。絵は「風下側の海辺にいる漁師たち、時化(しけ)模様」。1802年制作。展示の絵は撮影できないので、看板のデジカメ撮り。レンズの向こうから緊迫感が伝わる。頑張れ!。作品は海景コーナー。京都新聞美術記者は「荒波に翻弄される人々は、押し寄せる近代化の波にもがく労働者と重なる。同時に困難を乗り越えようとする…」と。ターナー絵は山あり、田園あり…、アナタなら?~どう見る。

 

<追記> 愛媛県松山市、高浜港沖に四島があり、英国留学経験の夏目漱石は小説坊ちゃんの中で、この四十島の松がターナー描く松とよく似ているので、ターナー島と名付けている。一度松枯れしたが、植樹再生している。 ※ ターナー(1775~1851)展覧会は4月15日まで。このあと東京、福島へ巡回。 

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2018年3月 6日 (火)

唐の胡人俑は個性的

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このふたこぶラクダ、乗ったらどうなる?、そらあ~ラクダ。安易な洒落から入って、これは、ラクダあ。ひげは、顎の下から反り返って伸びて、まるで、シャベル。これで、どう喋る。うん?、まあ、ちょっと、レベル上がった。洒落は日々の研鑽、高倉健さん??。

 

 大阪中之島の東洋陶磁美術館で開催の「唐代胡人俑」(こじんよう)展へ行って、陶製人形を見た。チラシのフレーズ通り、ユーモア、エキゾチック、ミステリアスである。シルクロード交易が盛んだった頃の唐時代の将軍の墓で出土した人形俑。胡人とは異民族を指し、展示の胡人俑はイラン系のソクド人と言われる。目大きく、鼻高く、ポーズも個性的である。

 

 いつも館内撮影不可なので、美術館前の案内看板撮って、館内入ると、どうしたことか、第一室から写真どうぞ~と。急に言われても心の準備が…だけど、粋な計らいは嬉しい。撮影可の人形はガラスケースの中、何事もケースバイケースである。キャプション読むより写真撮りに集中だけど、ポイントは赤字で書いてある。ヒョウ皮パンツ最高!、顔面力に自信あり!、顎髭、太鼓腹ドヤ!、俺のウインク、カワイイだろ!…、胡人俑の前途、ヨウヨウ?

 

 お墓は730年、中国甘粛省慶城県で造営の唐時代の将軍・穆泰(ぼくたい)。2001年に発掘された。秦始皇帝の兵馬俑は実物大なのに対し、これはミニチュア。展示は60点、唐代胡人俑の最高傑作で、日本初公開という。会期は3月25日まで。

 

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2018年3月 5日 (月)

大阪トンテキ

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トン~と、最初に発音すれば…である。お笑いのとんねるず、庄野真代の飛んでイスタンブール、上野動物園のパンダ・トントン、母さんお肩を叩きましょう~のとんとん…など、とんとん拍子でとんとん?出てくる。そのトン、ここは敵でも味方でもないトンテキを書く。

 

豚カツでないトンテキ。豚の肩ロース、これが厚切り。こんがりガーリクソテー仕上げ、秘伝のタレ…、出てきたらナイフで一口サイズ切り…、ニンニク丸ごと、千切りキャベツ…、お茶碗の白ご飯はお代わり自由、ワカメの味噌汁も出る。豚は200㌘、これで820円である。とんでもはっぷんの…とんでもない値段…、とんと知らなかった!って、むりもない。

 

大阪梅田の駅前第2ビルの地下2階、「大阪トンテキ」である。デジカメ修理、キャノンへ行って、最初は「天丼かえん」入店だったけど、焼きそば食堂の東隣、客が並んでいるのは知っていた。修理カメラ取りに行った日、もう1時半なのに15分待って入った。先に注文取り、カウンターは9席。どうぞ!出てきた。写真は慣れないスマホ撮り。ナイフ切りの箸使い。ミディアムでジューシー、ライスが進む。客は以心伝心、トントンツーツーと入って来る?。

 

 大阪トンテキはこの店など梅田に3店、難波と天神橋に各1店の計5店。三重・四日市トンテキ協会が提供する四日市名物のトンテキを出す。

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2018年3月 4日 (日)

「宙の市」って?

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 月、ムーンかな、火星かなあ…、いや、やっぱり、ムーン。向こうの写真は青い地球、こんなに大きく見えて、きれいやあ~。クレーターの月面に探査機、隣に宇宙服の顔出し看板。何かなと見たら「宙の市」とあり、「SORAnoICHI」と、そらあ~、気になった。

 

 京都四条烏丸から東へ、南側歩道を100㍍ほど行って、東急ハンズの店前である。宇宙への憧れ、月ならば、♪~そら、そら…、ウサギのダンス~♪。月面へ第一歩は、米国のニール・アームストロング。「人間には小さな一歩だが、人類には偉大な一歩である」。名言なり。人気漫画、ヒビト、ムッタの宇宙兄弟、暫くご無沙汰だけど、日々どうしているかな。

「宙の市」って?~と店内へ入った。1階に青と白の風船を飾った特設コーナー。宇宙ご飯、ロケットのボールペン、宇宙手帳、宇宙の文具、天体儀など…、好きな人なら、これはこれは~と、夢中になる宇宙商品の数々。何でも、虚空蔵菩薩、電電宮などある嵐山の法輪寺一帯で、昨秋、星空を楽しむイベント・宙フェスを開催、6千人も集客した。それに関連、宇宙を楽しむ商品を売る期間限定の企画とか。商品の数え方「ちゅうちゅうたこかいな」?。

 

 特設コーナー「宙の市 ~宇宙を感じるお買い物~」は3月14()まで、東急ハンズ京都店1F

 

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2018年3月 3日 (土)

見え方変化する彫刻

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あっちだと、2人が背中合わせで、手をあげていたのに、こっちからだと、腰をかがめて走り出すように見える。少し、場所を移動すると、3人にも見え、人か消えてモザイク模様になったりする。丸い台座の上、鉄の彫刻。東西南北で見え方が変わり、不思議である。

 

ここは、大阪堂島ガーデンブリッジ、歩行者専用の広い橋。大阪市役所から東へ川沿いに5、6分。橋の真ん中にモニュメント。甲子園球場にベーブルースのレリーフ像がある大阪の彫刻家、故松岡阜さんの制作で、直径2㍍の台座に「そよ風」と記されている。堂島川を跨ぐ橋は、向こうに阪神高速、周りに高いビルが建ち並び、橋を渡ると、ANAのホテル。

 

全日空の高級ホテル見て、不思議な彫刻見て、あなあ?。いや、冗談はよし子さん…、三平師匠鬼籍入りも、よし子さん健在?。台座を回って、折り紙みたいに変化する鉄の彫刻は、高さ1㍍50くらい。台座に世界と日本の位置表示。E(東)は東京とサンフランシスコ、N(北)は舞鶴とハバロスクなど…。題名の「そよ風」は、堂島川を渡り、ビルの間を吹き抜け、そよそよ~となのだろうか。鬼籍の松岡さん、どう答えるか。きっと、そうよ?かな。

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2018年3月 2日 (金)

内裏雛の男雛、女雛の右、左

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右かな、左かな~気になりだすと…である。3月3日は雛の節句、お雛飾り。内裏雛の男雛と女雛、向かって右か、左か、国内により、ちがう?。関東など東では、だいたい男雛は向かって左、京都など西ではその反対と言うが、どうしてそうなのか、何でも探偵団である。

 

 京都国立博物館、毎年、この時期になると、所蔵の人形を出して、特集展示する。ぶら歩きの流れ、見に行った。平成知新館2階5号室。寛永雛、享保雛、有職雛…とあって、御所人形、賀茂人形のお雛さんが並ぶ。始まりは禊(みそぎ)の行事。紙の簡素な人形が人間の穢れを引き受け、川に流されていたが、次第に凝った人形になり、座敷飾りになったという。

 

 展示室の解説である。知りたいのは、内裏飾りが右か左か。チラシによると、古来、宮中では左が上位なので、天皇の男雛は向かって右だったが、大正天皇ご大典は西洋礼式に習い、天皇が向かって左、皇后が右に立ち、それが内裏雛の飾りに影響しているという。京都ホテル、都ホテルの雛飾りは古来か、右に男雛だった。河原町から三条通りを歩き、小物飾りのウインドウを覗くと、男雛の右あり、左もあり。何でも探偵団の結論としては、何でもあり!。

 

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2018年3月 1日 (木)

大阪堂島川の川面を見る

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川の流れ見て、何を感じますか?人生、流転、過ぎ行く時…、まあ、人それぞれでしょうか。方丈記の鴨長明は~ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず~。無常感ですかねえ。下鴨神社で隠棲の長明さん、幾つまで生きたか。そりゃあ、長命だったかも?。

 

もう一つ、美空ひばりの人生ラストソング、川の流れのように。♪~知らず知らずに歩いてきた細く長い道~♪もある。話は、流れがちょっと高尚に進んでいるけど、書きたいのは、大阪中之島の東洋陶磁美術館へ行って、館内と館外から見た堂島川の川面。寒さのトンネル抜け、春の光を感じ、修理すんだキャノン・デジカメで、1枚、2枚、3枚と再起撮り…。

 

春の光~って言葉、徐々に日が長く、空が明るくなっていく2月のことを指すという。昼の気温が15、6度になった2月の終わり、人生どうじましょう?と堂島川沿いを歩き、唐代胡人俑展開催の東洋陶磁美術館。2階ソファ、鑑賞一服で見た川の流れ。淀んだ川面に映る明るい陽射し、木々の葉など…、これ、何かを感じる世界。館の外へ出て、また川を撮りつつ、~淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし~。

 

 鴨長明は1155-1216。没61歳。この時代では長命。

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