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2018年2月

2018年2月28日 (水)

足袋はなんで「たび」

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手袋は「てぶくろ」と読むのに足袋はどうして「たび」なんやろう。京都の三条通り、新京極、寺町から西へ、京都文化博物館まで歩く間、堺町通りの北東に「足袋」という古そうな扁額がかかる足袋屋さんがある。たびたび?町ぶらで歩くたび?何で~と思っていた。

 

足袋屋さんの屋号は、分銅屋足袋。むかし漢方屋さんで、量を測るのに分銅を使っていた名残。表札は邑林征士郎さん、邑林は「むらばやし」。ウインドウに白足袋、黒足袋、色足袋が展示、甲の高い人、足首の太い人、別仕立ての手作りという。東隣は人気のチョコレート屋さん「ショコラ・ベル・アメール」別邸。しょこらにはない?のか、人波が絶えない。

 

洒落ついでに、たびたび~とは、何度行くことか、ネット調べて、3度と出た。それで時代劇の股旅ものは三度笠?。草履に足袋で旅?。話は飛んで、テレビ高視聴率だった役所広司さん主演のドラマ「陸王」。見てなかったけど、埼玉・行田市の足袋会社が足袋のランニングシューで大当たりとか。マラソンの父、金栗四三も足袋でたびたび走った。元に戻り、なぜ足袋か?。奈良時代の皮製履物「単皮(たんび)」が変化して「たび」になったそうな。

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2018年2月27日 (火)

柳川鍋と棒寿司はウ・ナ・ギ

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ちょっとちゃうよ!。柳川鍋いうたら、まあ、駒形どぜうがホンマやけど、それが、ちょっとちゃうんよ!。どうちゃうって?。ハイハイ、どぜうでなく、ウナギ。そうは口に出来ないウナギなんや。土鍋に卵をといでねえ、ささがき牛蒡入りでねえ。ウナギの柳川なんや。

 

 うまかったかって?。ハイ、それはもう、ウナギやからねえ。最初に寿司の握りも出てねえ。穴子、いか、サーモン、鯛、中トロ。何から食べたかって?。ハイハイ、穴子。好きなん最初か最後か…で、子供のころは最後やったけど、このごろは最初なんよ。うまかったかって?。ハイ、煮穴子、柔らかくってねえ。はまぐりのおつゆも出てねえ。いい味やったあ。

 

 それ、どこの店かって?大阪のなんばの高島屋。レストラン街が7階から9階まであって、どこにするかで、8階の縄寿司。曽根崎が本店で創業は昭和28年、大阪の寿司屋では実力店らしい。そうそう、棒寿司も鯖とちゃうんよ。竹皮で蒸してあって、椎茸海苔挟み。食べたかって?。ハイ、お腹は一杯やったけど、こんなん、そうはないしねえ~。どうやったって?。そらあ、ウナギやもんね。巾着入りうどん鍋も出て、みな、ちょっとちゃうかった~。

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2018年2月26日 (月)

絵画展のギャラリートーク

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近くで聴いてもトーク?。いや、最初から失礼。作家さんが自分の作品を語るギャラリートークのトーク、近くで聴いた。展示作品の真ん前、作家さんの意図、いといと?である。大津市歴博であった「しがの風展」の初日。JR、京阪乗り換え、わりに遠く?から行った。

 

展覧会は8回目。日展、二科、国画、独立など会派の垣根を超えた油絵の作品が並ぶ。80歳、70歳…40歳…、世代も超え、出展は18人。展覧会呼びかけの山尾才さんとのご縁あって、1回から見ている。今回は若くして昨年、二科賞の山岡明日香さん。森の中か、幻想的。新制作の一居孝明さんは「ゴールド」。絵のどこかに雀。いた、いた!、右上と右下、チュンといた?。

 

二科会の黒川彰夫さんは抽象作品「エッセイ」。空色が澄んでいる。お父さんは時代劇俳優の黒川弥太郎さん。むかし、見た。画材はホームセンター購入の中学教員、馬淵哲さん。展示の全作品中、一番大きい。原資は5千円。作品名も「幻視」。古代遺跡をこだわりの赤で描く中村剛さんは84歳、若い。古代魚の平育子さん、蓮と女性の山根須磨子さん、ポットの北村佳子さん、創造画の奥田輝芳さん、湖を描く山本満さん…、作家の皆さん、自分の世界をトーク?。

 

 第8回しがの風展は2月25日で終了。

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2018年2月25日 (日)

現代アートの野仏を見た

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イッシッシッ…、捕まえたゾッ、じたばたしてもあかんゾッ~。目のない目、鼻のない鼻のがい骨。アヒルを抱きかかえ、歯をむき出し、竹ザザの中へ引きずりこもうとしている。美味いゾッ~、イッシッシッ…。アヒルくん危なし!。石の彫刻、イッシッシッ~である。

 

 空中庭園のある梅田スカイビル、ハスカイに読んでも、見てもスカイ、高い。赤ちゃんは高い、高いバアッ。夜のバアは高い?。ここは地上の庭園、低い。トンボ、メダカの里山、茶畑も田んぼも椎茸菌のホダ木も。梅、スイセン、椿が咲いて、道なき道でなく道ある道を歩くと、草むらの所どころに現代アートの石の彫刻がある。一つ、二つ、三つ…、と見た。

 

大きさは一つ50㌢くらい。スマホで調べると、8000㎡の庭園に中に34体あるという。庭園できて10年以上、最初からとか。作者はわかっているはずだけど、調べきれず不承不承の作者不詳。まあ、野仏ならこの方が似合う。土の中、何を探しているのか逆とんぼりの像、じいちゃん目隠し見えないよお~の像、何を見たの、口に指あて、言えないゾ~の像…、最初に見たがい骨の像は、ちょっとゾオッ~としたけど、石は石、硬い意志で見た?。

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2018年2月24日 (土)

新梅田に梅、菜の花、スイセン、椿…

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あっ、そこだけ…、そこだけが明るい。梅や梅、ピンクの梅が満開…いいねえ。近づいて、デジカメのレンズを向け、マクロに合わせた。一輪、二輪、おしべ、めしべ、1本、1本、アップで撮れた。離れて、梅の木全体も一枚、二枚、ピンク一杯の梅…、うめく撮れたあ。

 

 咲いていた満開の梅は、新梅田シティの庭園。JR大阪駅から北西へ歩いて10分、各安運航のピンクバス視察でスカイビルまで行って、近くの庭園へぶらり入って、見つけた。庭園の名は「花野」。雑木林、茶畑、小川など自然の原風景を取り込んだ里山イメージ、ずいぶん広い。ビル林立の中、都会のオアシスという。梅田で梅~とは、自然体で洒落ている。

 

朝、ラジオで「寒さのトンネル出口が見えてきました」と来週の天気予報。寒さのトンネル、いい表現である。満開の梅も出口の一つ。モノトーンからパステルカラーへ、もっと出口は?と歩いて、赤い椿一輪、黄色い菜の花、ラッパ花弁のスイセン発見。そのたびにデジカメ、デジカメ…、デジカメは忙しい。庭園の所々に里山解説の案内。野鳥のシジュウガラは年間12万匹の毛虫を食べ、害虫の異常発生を抑えているとか。それでシジュウガラ??。

 

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2018年2月23日 (金)

大阪駅ビル飲食街…てなもんや歩き

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ようもこんなに人が出てきて、ようもこんなに飲食店があるもんや。昼どきの大阪梅田、駅前ビル地下2階飲食街である。むかし、故藤田まこと主演のTV番組で、「てなもんや三度笠」ってあったけど、行ったのは12時半ころ、昼食タイム真っ最中の…てなもんや歩き。

 

 大阪堂島のキャノンへ、ちょいと用があった。JR大阪駅桜橋口の改札を出て、地下から地下へ歩いて10分、北新地へ通じる駅ビルへ入って、飲食店がある~てなもんやない。人がいる…てなもんやない。地下2階、真ん中通り、南通り、北通り…店がある、ある…人がいる、いる。店は天丼、オムレツ、焼きそば、うどん・そば…、人は昼休みのサラリーマン。

 

どの店も、まあ、500円、600円…安い。まあカウンター、いっぱい。どこに入るか、昼タイムがすむまでと、「つるつる庵」「満腹笑楽」「焼きそば食堂」など、あの店、この店と見て回って、入ったお店は「天丼かえん」。入り替わりで座ったカンター席、並み600円の天丼。元気な大将とおばさん2人。へえ、まいど、おおきに。大きな海老2つ、しし唐、カボチャ…ご飯のタレ、多くも少なくもなく◎、缶入り黄色い沢庵も◎…てなもんやった。

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2018年2月22日 (木)

スケートリンク名は「つるんつるん」

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アイスリンク場は「つるんつるん」。そんなリンク名、考えたんは誰や!。怒らへんけど、うまいこと付けたもんや。スケート靴はき、滑って、滑って、つるんつるん…、気持ちよく、つるん、つるん…、転んだとしても、つるんつるんやったあ~。頭?気にしたらあかんでえ。

 

JR大阪駅の北、グランフロント大阪の南側広場である。大阪―東京で片道3500円からの格安運賃、ピンクバスのウイラーって、どんな会社かなあと、梅田スカイビル1階の出発、改札口を見に行っての帰り、屋外スケートリンク「つるんつるん」が目についた。もう夕方、平日だけど、沢山つるんつるん…している。去年暮れからかぶる帽子、かぶり直した。

 

そう広くはないけど、縦24㍍、横18㍍ある。借り靴代など1500円で、時間制限なしで滑れるという。滑ろうと思わないけど、せっかくなので、リンクをぐるり一周して、大阪駅へ向かう階段からなど、つるんつるんの滑り、デジカメ撮りした。11月から3月中頃までの冬場だけで、4年前からオープン、人気という。昼はJRの駅前ビル地下飲食街で、うどん屋さんの「つるつる庵」もあった。リンク名に屋号、気にしてへん、気にしてへん。

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2018年2月21日 (水)

おいどん、西郷どんは、どれでごわす?

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上野公園の着流し姿、犬連れの西郷隆盛像の除幕式で、婦人の糸さんが「これ、うちのひとじゃなか」と叫んだという隆盛さん、生涯に写真を残さず、のちのちに様々に描かれて、これが、あれが…と、今もって、かまびすしい。おいどん、どれがホンマでごわすか?~。

 

今年のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」も見て、並行するように司馬遼の西郷一代記「翔ぶが如く」を読んでいる。全部で10巻、司馬遼の長編小説「竜馬が行く」「坂の上の雲」より長く、今、7巻目に入った。書店はTVに合わせ、西郷コーナー特設、いろんな著者の西郷本を並べる。描かれた表紙のおいどん、せごどん、それは、色々でごわす。

 

西郷肖像、イタリアのお抱え外国人版画家、キヨッソーネ画が似ていると言われる。弟の西郷従道と従弟の大山巌をモデルにイメージして描いた。肥えて、眉は太く濃く、目は鋭く~である。イケメン西郷は大牟礼南島さんが鹿児島県立二中の先生時代、昭和2年の作品。目鼻立ちすっきり、男前である。戊辰の戦いで、実際に隆盛を知る薩摩士族、床次正精さんが明治20年に描いた画も価値がある。おいどん、さいご?までわからないままでごわす。

 

 西郷隆盛(1827-1877)写真肖像、左からキヨッソーネ、大牟礼南島、床次正精さんら。

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2018年2月20日 (火)

生田神社の生田の森のクスノキ撮り

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デーンとでっかい。ドーンとどっしり。この樹の大きさ、どう撮ったら?いいかなあ。う~んと離れて、見上げて、縦かなあ。幅広のずんどうさ、樹皮の厚さ、近づいて、横かなあ。象の足のような幹元は屈んでかなあ。神戸は三ノ宮、生田神社の生田の森、神木の楠である。

 

 JR、阪急の三ノ宮から西へ、北へ、坂道を上がって、延喜式内生田神社へ行った。海と山の神戸、三ノ宮に行っても、海側へ多く、たまには山側と、朱の鳥居くぐった。お賽銭チャリン、2礼2拍1礼して、本殿と背中合わせの史蹟・生田の森へ。源平合戦、足利と新田の建武の戦い、弁慶の竹、敦盛の萩、包丁塚…、さすが、生田の森の史蹟は数多く~である。

 

 神戸大空襲、阪神淡路大震災…、いくども倒壊、倒木の生田神社、生田の森、そのたびに復興して、蘇りの社、蘇りの森と言われる。神戸の地名は、生田神社に租税を納める人々の神戸(かんべ)に由来という。そんな出来事を知る巨木がしめ縄を巻いたクスノキ、森の中に1本、2本…、東入り口には、焼けて、倒れて再生のクスノキも樹齢500年の切り株とともにある。生田の森は、幾多の困難乗り越えて…。写真も、縦と横、右と左、幾多にも?。

 

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2018年2月19日 (月)

「ぼっかけ」という名の焼きそば

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来た、来た…、鉄板の上、ジュワッと来た。カウンター席の真ん前、出来たばっかり、湯気がジュワッと上がっている。うまいぞ!、うまいぞ!と出てきた。焼きそばは、焼きそばでも、「ぼっかけ」と名前がつく焼きそばである。鉄板から小皿取り、うん、うまいぞ!。

 

 神戸三宮駅前のセンタープラザの地下、お店は焼きそば専門の長田本庄軒。元町の兵庫県民会館のグループ展見ての帰り、前々から三宮へ来るたびに一度は~と思っていた焼きそば店である。ファッション、グルメなど国内最大500店もの店舗があるセンタープラザ、知っていたつもりなのにあっちかな、こっちかな~とぐるぐる回って、ここ、ここ…だった。

 

 お店は外から作る人、食べる人、丸ごと見える。横に長い白い暖簾は「ぼっかけ焼きそば」。かぎ型のカウンター15席、横から調理場が見える右側席で、わからないままに名物のぼっかけ注文。大きな窯で湯がいて、麺を取り出し、分量計って、鉄板で焼いて…、見ること、待つこと10分…、出てきた。「ぼっかけ」って?と聞くと、神戸の下町では牛スジとコンニャクの甘辛煮のことを言うそうな。追っかけ、追っかけ…、いま、「ぼっかけ」はここに!。

 

 丸亀製麺、天ぷらまきの、とんかつ豚一などの神戸本社のトリドール経営で、焼きそば専門店は、兵庫県と関東圏にある。

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2018年2月18日 (日)

有職京人形の「有職」とは?

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 雛人形の七段飾り、15人飾り…、みやびで華やか、宿泊の外国の皆さん見れば、オオッ、ビューティフルだろうか。今、ウエスティン都ホテル、京都ホテルオークラのロビーには3月の雛祭りへ「有職京人形」が飾ってある。ホテルへぶらり、さて「有職」とは~である。

 

 ここでの読みは「ゆうそく」だけど、無職の対比で有職の「ゆうしょく」もある。朝食、昼食ときて、夕食の「ゆうしょく」となると、話の流れが変わりすぎる。「有職京人形」の「ゆうそく」は、宮中の伝統行事。まあ、日本の心、和の美意識の象徴が「有職」。知識が有る~も意味しているので、「有職」を「有識」と書いて「ゆうそく」でも一緒という。

 

 ウエスティン都ホテル展示は東山三条の田中人形。19代目の人形師、平安義光さんの一子相伝の技という。内裏さんは本物?向かって右に男雛、左に女雛、右に左近の桜、左に右近の橘は御所の紫宸殿そのまま…上から三人官女、五人囃子、誤認しないようパーツ表示もあり、だんだん「有識」に。京都ホテル展示は大丸近くが本店の「人形の島津」。天保4年(1833)創業、有職の匠という。有職故実、有職文様…、だいぶ「有識家」になった。

 

 有職は宮中の儀式、行事、祭礼などにおける衣裳、調度、用具、飲食などをしきたりに基づいて執り行うこと。「故実」は礼式の手本、過去の事例を表す。有職は京都の宮廷文化の中で生まれ、千二百年の時を超えて今日まで脈々と受け継がれている。 ※ 写真左から4枚田中人形、右2枚は島津。

続きを読む "有職京人形の「有職」とは?"

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2018年2月17日 (土)

裏寺のお寺、さまざまにある

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赤門のお寺もあれば、長い黒塀が続くお寺もある。若冲の展覧会をするお寺もあれば、桂きん枝出演の落語会を開くお寺もある。禅宗でない浄土宗の妙心寺もあれば、ほうかい!ほうかい!と洒落たくなる法界寺もある。京都のお寺、寺町に少なく、裏寺に入れば一杯ある。

 

 繁華街、四条河原町北西のみずほ銀行から狭い道を入って、立ち飲み「たつみ」から北へ、錦、蛸薬師から六角通りまでが裏寺。歩いて200㍍ほどである。町ぶら、同じ歩くならとお寺がどれだけあるか、表札写真撮りして歩いた。浄心寺、西導寺、光徳寺、称名寺…、広くない道の西に東に15社寺もあった。ぜんぶ、法然さん、知恩院さんの浄土宗のお寺さん。

 

 裏寺…また、♪~うらら、うらら~♪…、リンダ困っちゃう!。いかん、ここはお寺の話、ピョンチャン五輪中、ちゃんとして~である。宝蔵寺は江戸の絵師、若冲さんの菩提寺。毎年2月8日の命日に作品展。大善寺は落語会10年、木戸銭?、寺銭?、前売り2千円。5階建てビルは赤門の正覚寺。本堂、客殿は5階…誤解のなきように。どこのお寺だったか伝言板に~心の受信器 人さまざま 波長ととのえ 和やかに~。お寺もまた、様々なり!。

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2018年2月16日 (金)

平昌の読みは、ピョンチャンだった

 

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こりゃあ~どう読むのか?だった韓国東部の「平昌」で、今、冬季五輪開催中。メディアが朝に昼に夜にピョンチャン、ピョンチャン。耳にタコ、ちゃん?とわかった。新聞も1面から平昌、平昌の文字、目まで平たく平昌。暫くはピョンチャン!、ピョンチャン!である。

 

町ぶら、歩きの一服は2か所。一つは烏丸御池のNHK京都放送局。今、「いくぜ!ピョンチャンNHK」の垂れ幕が下がる。立て看板も出て、観戦ガイドも配って、スーパーハイヴィジョン8Kで公開している。画素数が超精度で、画面はくっきり、音声もはっきり。8K大相撲で観戦、ちゃんと知っているけど、今回は特別力が入り、ピョンチャンへ指定席。

 

大画面前に椅子ずらり、写真撮影、飲食は禁止やけど、局内入る前に烏丸通川からガラス越しにズームで1、2枚撮って、足休めに入り一服する。もう一カ所はコンビニのファミマ。ろーして?、そうなったか、ローソンもそうだけど、店内に飲食席がある。ファミマ四条堺町店は、その席が新聞販売のまん前。立て並べなので、各紙の1面五輪ニュースを見比べ、コラムは立ち読み。一日一度出歩いて、今は昨日もピョンチャン、今日もピョンチャン!。

 

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2018年2月15日 (木)

吉野家の牛すき鍋膳に思う

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生卵、シュッシュとといて…、どれから行こうかなあ。う~ん、やっぱり、牛肉からや。ちょっと肉薄やけど、すき焼きはすき焼き…まあ、いける。次は?野菜や。この冬、高いのに白菜、白ネギ、人参…沢山入っている。おっ、豆腐もや。このへんで、白ご飯も一緒に…。

 

 牛丼言うたら、本家は吉野家。すき家、なか卯、松屋…、どこも肉が基本で、季節ごとメニューの入れ替わりが多いけど、やっぱり牛肉は吉野家かな。京都四条烏丸の西へ、大丸向かい店、それはよう流行っている。1階Uの字カウンター、この1週間に2度行った。昼に350円牛丼、夜に晩ご飯の牛すき鍋膳650円。前と横、知らぬ客と隣り合って…だった。

 

 牛すき鍋膳、少しは高級感がある。もう300円で肉2倍やけど、カロリー過多の戒め、辛抱や。左隣のおじさん、晩ご飯なのに350円の牛丼、家に誰もいないんかなあ?。対面のお兄さん、最高値の680円の牛牛定食や。牛皿とカルビ皿で牛牛メニュー。お腹、もう?ギュウギュウ、洒落にいいなあ。牛鯖みそ定食、あれも680円…、どうさばくか、今度やなあ。人生色々、メニュー色々感じ、支払いは貯まったTポイント。鍋膳のぜん代、OKや!。

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2018年2月14日 (水)

初公開の襖絵は猫?虎?

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Img_4416この絵、猫やない。龍の気配を感じて、左眼をチラリの虎。そう「龍虎相うつ」の虎。まあ、野球で言うたら中日と阪神。ここで洒落ると、それが、とらい?した。舌がまわりきってないけど、この猫、いや、この虎、お寺の襖絵に描かれた水墨画で、いま、人気急上昇!。

 

 今年の第52回京の冬の旅は、江戸から明治へ維新150年記念、それで西郷どんの薩摩などゆかりの寺院を公開している。その一つが禅宗相国寺の塔頭・林光院。京都御所・蛤御門の戦いなどで活躍した薩摩・島津藩士のお墓があり、その縁で初公開に。襖絵の猫が、いや、虎が、パンフレットの表紙絵、電車の車内吊り案内になるなど、えらく目立った。

 

 金閣寺も銀閣寺も境外塔頭という大本山の相国寺は、同志社大キャンパスの北側。地下鉄今出川駅降り、この猫虎を見たくて行った。連休中、ふだん静かなお寺に観光客が多く、ガイドさんが~猫みたいな虎のパンフ効果、びっくりです~と。ご本尊の部屋の襖絵、虎の向かいに龍がいる。作者は伊藤若沖に憧れ、中国から帰化、京都に住む藤井湧泉さん(54)。蓮、松など、4年かけて昨年、障壁画完成。人気の猫虎に一見の価値あり、さあ、トライ?!。

 

 林光院の庭、紀貫之の娘の逸話がある花弁36枚、鶯宿梅が有名。ふつうの梅より開花が1か月遅い。 ※ 京の冬の旅は3月21日まで。

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2018年2月13日 (火)

鯖寿司ツウのカン

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確か、この地下鉄今出川駅構内やけど、違うんかな。もう一つ前、出口2番の改札かなあ~と通路を歩いたら、あった、あった。コンビニみたいな店前、ノボリ旗がでている。鯖寿司、鯖寿司…、ここや、ここや。前は売り切れやったけど、今度はある、ある、あったあ~。

 

 目はあって、目のない鯖寿司、ほんま、好きや。おいしいの、そうでないの、だいたい、カンでわかる。サバ缶やない。カンはカンでも直観!。そらあ、五島列島の深いところで獲れたのやったら、脂がようのっていて、いうことはないけど、そうはないし、だいいち、値もちゃう。京都の老舗、切通のいづうとか、出町の花折なんかやったら、4千、5千円や。

 

 滋賀県湖北の木ノ本、すし慶のも、ええ鯖使うて、おいしいけど、ちょっと遠いし、ええ値もする。そうでのうても、うまい鯖寿司はある。それが、鯖寿司通のカン働きちゅうもんや。ここ、今出川駅構内のも、うまいはずや。1本2500円。あんまり安うてもあかん、ええとこや。京都大原の三千院前の「おのみやす」の出店や。福井から京都へ道が続く鯖街道前や。どうやったって、そらあ、ええカンしてた。のど自慢なら鐘は三つ、カンカンカン!。

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2018年2月12日 (月)

豪商の蔵は?

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見れば、クラクラするのだろうか。目まい覚悟して、京博の特別企画「豪商の蔵」~美しい暮らしの遺産~展へ行った。大阪は泉州貝塚、海辺の町の商家「廣海家」(ひろみけ)の蔵である。京博がこの蔵の財物1000件の寄贈を受けて記念の展覧会、明るいうち?に見た。

 

廣海家とは、どんな豪商だったのか。京博土曜講座で、京博教育室長で漆が専門の永島明子さんが「土蔵は大きなタイムカプセル」と題して1時間30分、話した。土蔵は暗く、写真をスクリーンに映し会場も暗くした。廣海家は天保6年(1835)に開業の米穀の廻船問屋。間口は34㍍もあり、土蔵は4つもあり、家具工芸その他8万件、6年がかりの調査だったという。

 

講演を聞いて1階の展示会場を回った。伊藤若沖の軸絵がある。尾形乾山の皿かある。秀吉直筆の書状がある。能面、茶道具、お盆、陶器、御所人形、南蛮屏風…、蔵から出た家財道具は、調べれば、室町、江戸の時代モノ、中国・明時代モノなど貴重な美術品。廣海家代々、幕末から戦前へ、日常に使った道具、これでもか~。圧巻は金婚式、婚礼で使って蔵入りしたままの豪華な祝い調度の品々。これには、♪~ウララウララ、クラクラよ~♪?。

 

 特別企画展は3月18日まで

 

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2018年2月11日 (日)

冬の写真撮り、アナタ、コナタ、ソナタ

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冬の町にアナタは何を見たか。コナタからはどう見えたか。やっぱり冬と言えば、ソナタなのか。寒くても、デジカメ持って、一日一度の町歩き。あっ、これは!と、気づいた冬景色の写真撮り、パソコンから呼び起こして、一枚二枚三枚…、冬のアナタ、コナタ、ソナタ!。

 

 開館20周年、若沖展の京都岡崎の細見美術館を出て、疎水沿いに柳の木。芽吹きはこれからだろうが、垂れ下がった細い枝が噴水のよう見えて。三十三間堂前の京博、夕日が西庭のメタセコイヤの間からダイヤモンドのように。この瞬間、めったに?。国宝彦根城の天守閣広場へ上がって、豪雪福井に心苦しく思いながら、雪の山々と鏡のような湖面に見とれて。

 

 節分の吉田神社は参道から本殿超え、山形の玉こん屋台へ。串刺し3個、好物なので毎年行く。食べる前に一枚、アングルが良い。たまには?。四条河原町の高島屋前で、下京消防署は柴犬のワンちゃんが一日署長。帽子を斜めにかぶり、火の用心のベストで、防火の呼びかけ。可愛くて、スマホ写真が集中、ワンマンショー?。四条通りの特別セールのウインドウ、はや造花の菜の花飾り。まだ氷点下の寒さ、ぞうか?と思うが、ソナタはどう見る?。

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2018年2月10日 (土)

無目的の目的は?

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目的のない目的ってある?。それがあるんだなあ。無目的をコンセプトにした目的。意表を突き、気を衒い、禅的に、哲学的に「無目的」にして、ローマ字で「mumokuteki」の屋号をかかげて、無目的に店舗を開いている。それって、目的ありの無目的なり。

 

この店、いつ開店したんかなあ。最近はお店がくるくる変わって、なんとも、回転の早いことか。開店が回転、仏教で輪廻(りんね)か?。ええっと、何を書こうとしていたのか、目的を見失った?。そうそう、「mumokuteki」というお店のことやった。町ぶらで寺町通りを六角まで来て、店名に眼を三角にして、どういう無目的か、入ったんやった。

 

 何を商いに?と、店内を見渡したら…である。洋服がある。煎餅がある。お花がある。椅子がある。バケツがある。だから無目的?。ずずっと店内を歩くと、東の寺町通りから西の御幸町通りまで突き抜けた。どっちが店の表か、裏か…無目的?。ビルは地下1階3階建て。レストランあり、無目的ホールあり。コンセプトは?色んなヒト、色んなモノの集まる、そんな無目的に未来がある…と。わかったような、わからないような無目的…、がんばれ!。

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2018年2月 9日 (金)

彦根城でひこにゃんが出た。

 

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出た、出た~、ひこにゃんが出た。年賀状が毎年、1万枚以上も届くゆるキャラNO1、人気のひこにゃん。住まいする国宝の彦根城で出た。一日3度、一回30分のお出まし。お城のあるじ、井伊家自慢の赤いカブトかぶり、緑の襟巻きに鈴つけ、ゆるく、ゆるく、出た。

 

 季刊誌「湖国と文化」取材で、彦根城へ行って、天守閣を見ての帰り。入場券販売の表門から出ようとして、~只今、ひこにゃんが出ています~とマイク案内があった。だいぶ前にも見ていて、2度目だったけど、写真、写真~と、いそいそと出ているところへ行った。ひこにゃん、日の丸の小旗を持って、廊下に立っている。それだけで、何とも、愛くるしい。

 

 くまモン、ふなっしーなど人気のゆるキャラが続々だけど、本家はひこにゃん。彦根城築城400年祭のおり生まれて、今年で満10歳。彦根藩二代目、井伊直孝が江戸で、鷹狩り帰り、猫が今の世田谷・豪徳寺に招き入れ、雷雨を免れたというご縁の猫である。前日の雪が庭に残る。出番は30分。担当女性が顔に化粧、日の丸をハートの縫いぐるみに持ち替え、頭を下げ、少し歩き…、精一杯のパーフォーマンス。ゆるさ、可愛さ、にゃんとも言えない。

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2018年2月 8日 (木)

鳩居堂の飾り窓は和紙人形

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鳩居堂の飾り窓、どんなんかな~と覗きこんだ。線香、お香、和紙など、創業300年の老舗・鳩居堂である。飾り窓は黒く長い桟の間にはめこまれ、和紙づくりの季節の人形が展示してある。豆まき、金太郎、ペンギン、熊…、飾り窓は三つ、立ち止まって、急きょ、見た!。

 

洒落、わかってもらえたかなあ。「鳩居堂と急きょ」。同音と言うだけで、ちょっと無理があるけど、頭がそう書け、書け~と言っていて、もう♪~どうにもとまらない~♪。(歌・山本リンダ)。この頃、よく歩く京都の寺町、本能寺の近くである。銀座5丁目にも店があるけど、こちらが昔からの本店。今も日本の伝統文化、和の香りと心を伝え続けるという。

 

HP開くと、いかにも歴史が古い。始まりの始まりは、平安時代の熊谷直実。その直実から20代目の熊谷直心が江戸時代に儒学者・室鳩巣の命名で薬種商「鳩居堂」を開いてから300年という。頼山陽、三条実美らの名も出てくる。いやまあ、古い。屋号の扁額はもちろん、右からである。話はここで、急きょ、元に戻して、季節の和紙人形。デジカメ撮りした飾り窓、上の写真のとおりである。どの和紙人形にも、紙のぬくもり、神のみぞ知る?。

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2018年2月 7日 (水)

男はひとり黙って…居酒屋健さん

 

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男はひとり黙って、静かに酒を飲む…、いやあ、格好いい。健さ~ん、高倉健さ~ん!、いいね、いいね。わざとカウンター隅に座ったりして、どこか秘めたもの悲しさを漂わせて…。歌?そりゃあ、川島英五。酒と泪と男と女。そんな、演歌の世界、ほんまにええんか~?。

 

そんなつもりでも、なかったけど、ひとりで居酒屋へ入った。元は風呂屋さんだったという「たつみ」。みずほ銀行四条河原町支店から裏寺へ行って、角っこのところ。自宅の山科帰り、小雪が舞いだした。ぐっと冷えてきた。この間、どこかで無くしたか、今年2つ目のマフラー、首にしっかり巻いた。帰ればいいのに、なんか健さん気分、ちょっと一杯!。

 

ビール箱積み上げた入り口から立ち飲み席へ。この寒さ、まだ5時…お客さんは一人、一人でふたり。みんな健さん?。ここは、熱燗1本やけど、下戸でもないけど中戸?薄~い麦のお湯割り。あては、厚揚げと、何度も言わしなや!のイワシのフライ。真ん前の壁は七夕飾りみたいなメニュー札。赤なまこ、白子、千枚漬け…、見るだけ、見るだけ。男は黙って、静かに、立って…、手に持つスマホはポケモンGO。それで健さん?そう、気分が健さん!。

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2018年2月 6日 (火)

山伏本山、聖護院の護摩炊き

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ヤヤヤッ~、山伏さんが一礼、正面を向き、上を向き、矢を放った。ピュ~ン、矢は高く、本殿の屋根へ。長い斧は切り込みの構え、エイ、エイ!。法螺貝、ホラ、鳴った。ボオッ、ボオッ…、ヒノキの祭壇に火かついた。煙モウモウ…、護摩木の投げ入れ、読経が始まった。

 

 山伏さん修験の総本山、聖護院の護摩炊き供養。只今、正午の時報…のしょうご~いん?この洒落は少し、ご~いん?。聖護院はどこか。所在は京都市左京区聖護院中町15番地。聖護院八つ橋、聖護院大根で、知名度は高い。京大病院の東南、蕎麦の河道屋、修学旅行生のよく泊まる旅館、聖護院御殿と隣接。森永ヒ素、住専などで有名な中坊公平弁護士経営。

 

 日本一の節分、吉田神社帰り、10分ほど歩いて、聖護院門跡。間もなく護摩炊き、山伏が80人という。これは偶然、境内に入った。本殿前、砂利を敷いたヒノキの祭殿が特設、20㍍四方、観客であふれる。切り株乗り、写真位置よし。まずは山伏問答。ほんとに辛苦の修行をしたか、山伏テスト…、歌舞伎十八番勧進帳、弁慶を思い出す。袈裟の房、色で修験のほどがわかる。紫40年、赤30年…山伏とは?の護摩焚きショー、しょうだったのか。

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2018年2月 5日 (月)

祇園さん節分、豆まき手撮り

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豆をまく手、受けとる手…、喧騒、狂騒の手また手、サッカーならPKハンドの手が出る、出る。花街の綺麗どころ次々に来て、踊りを舞って、豆をパアッとまく京都八坂神社恒例、「祇園さんの節分祭」。2日も続けてまめに行った。写真狙いは豆取りの手、手撮り…。

 

豆まき舞台はじゃらん、じゃらんの本殿前の舞殿。八坂神社の正面は、東山通りの西楼門と思う皆さんが多いけど、正式には、本殿、舞殿と一直線に並ぶ南楼門。いや、ろうも、ろうも?…。写真撮り初日は南楼門の階段から。黒紋付きのべべ着て、舞う立ち方さん、唄と三味線の地方さんは宮川町のおねえさん。鈴鳴らし、扇子広げ…、京情緒よろしおますなあ。

 

踊りすんで、烏帽子の年男、年女の皆さんも入って豆まき。豆は魔滅(マメ)の豆で、厄除け。年男、年女は今年の干支がえっと?48歳、60歳、72歳…戌年の皆さん、ワン!。祇園甲部の綺麗どころ登場は2日目。舞妓さんに福豆さん、ぴったし。年男に吉忠マネキンの社長さん…72歳?。新婚さん、いらっしゃい~と、文枝司会の長寿番組のスポンサー。写真撮り、舞殿前に行って、手撮り。善男善女の伸びる手、手、手…、押したらあかん!アイテテ?。

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2018年2月 4日 (日)

京ことばシリーズ「ぎょうさん」

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京都の芸舞妓はんなら~えらい、ぎょうさん、おおきにどすえ…~と言うだろうか。京ことばの一つ「ぎょうさん」、漢字で書いて「仰山」である。意味は、数量、程度の多さ。今は「たくさん」「いっぱい」を「ぎょうさん」使う。「たんと」も少ないけど、たまには使う。

 

 京都市役所前の御池通りから寺町へ入って角っこは、京都中央信用金庫の御池支店。ポスターは中信さんが老舗店の親子を出して、京ことばを紹介するシリーズ。はんなり、あんじょう、そうろと…など、7年前から続いており、今回は「ぎょうさん」。写真は御池煎餅の「亀屋良永」さん親子で、小さな菓子に「ぎょうさん」想いを込めている。お店はこの中信御池支店の向い側。

 

 亀屋の屋号、祇園に亀屋清永、四条油小路に亀屋良長…みんな亀は万年~の老舗菓子店で、中信支店前のここは亀屋良永。老舗のあかし、右から書く扁額は武者小路実篤の書。御池煎餅の文字は棟方志功。写真のお父さんは下邑隆さん、息子さんは修さん。父は言う。~うちの菓子は見た目、素朴やけど文化や季節など京都そのものが「ぎょうさん」、こもっているんや~。息子は言う。~守るべきは守って~と。それが一子相伝の味??、そうでんねん!。

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2018年2月 3日 (土)

京近美、ゴッホ展の館外鑑賞

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ゴッホは初めてアルルに来て、弟テオに「ほんとうに日本の夢のようだよ」と手紙に書いた。アルル、どこにアルル?南仏のプロバンス。太陽燦燦の町、ワインの町…、浮世絵に心惹かれたゴッホ最晩年の4年、ここで色彩豊かに描き、炎の画家・ゴッホになった町である。

 

 ~巡りゆく日本の夢~を副題にしたゴッホ展、札幌、東京と回って、今、京都近美で開催している。小雪が舞い、寒くても、マスクしても、ファンはファン・ゴッホへ。京都駅から三十三間堂、清水寺、銀閣寺など観光地を走る市バス、乗車賃が100円かと思う100番。祇園で乗り、平安神宮前で降りた。会場前、ゴッホ作品拡大の大きな特設看板が置いてある。

 

 特設看板にアイリスの花咲くアルルの風景、あるる。ゴーギャンと共同生活、耳切り事件に繋がる寝室…、Gogf文字のOに顔出し穴が開く。すぐそばは高さ24㍍、京都で一番高い朱色の大鳥居。ゴッホが夢見た日本、京情緒と重なりあっている。疎水側、図書館側にも展示案内のゴッホ作品。浮世絵模写の花魁、おいらはどう見る?。農民画家・ミレー模写の種まく人…、空が黄色い。これもどうミレー?。館内の作品鑑賞に加え、館外での鑑賞、感慨深い。

 

 展覧会はNHK、京都新聞社など主催で3月4日まで。

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2018年2月 2日 (金)

本能寺の「能」はノー?

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本能寺の「能」が「能」でない。表示、門柱も扁額も看板も…みんな「本寺」。右のつくりが、ヒヒの「能」でなくて、去の」である。お寺のチラシにその理由が書いてあった。なんでそうなのか、歴史の不思議発見!、答えは最後に。オオ~ノー!。

 

 本能寺と言えば、史上有名なあの本能寺の変。お寺の由緒書きに~天正10年6月2日、一代の英雄信長も光秀の不意襲撃を受け、当山の大伽藍と共に一辺の煙と化した~とある。当時のお寺(四条油小路)は、秀吉時代に京都市役所近くの御池寺町南に移って、今に至る。境内に塔頭7つ。日蓮さんご縁の法華宗大本山である。

 

 地下鉄市役所前で降りて、河原町から境内を抜け、ギャラリーの多い寺町へは、よく行く。お寺に三男信孝が願い出て信長公廟所(墓)がある。供養塔もある。森蘭丸らの家臣の墓も。廟所…、観光に来たおばさんに何と読むのですか~と聞かれて<びょうしょ>です。意外と読めない漢字なのかも。この本能寺、幕末の蛤御門の変など、建立から5度の火災に会い、ヒ(火)はもう去って…と、今「本寺」と書く。

 

 」の俗字は、本能寺の作字ではなく、当時は能狂言の文字で広く使われていた。

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2018年2月 1日 (木)

京一うまい中華そば「京一」

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これもうまい、あれもうまい、もちろん、それもうまい!。どれもこれも、うまくて、どれがホンマにうまいのか、わからないくらいうまい~という。昭和23年創業、京一うまい中華そば「京一」である。初めて「いっらっしゃいませ」「おいでやす」の暖簾をくぐった。

 

 うまい、やすい、はやい~で、地元のソウルフードを自認する。韓国の首都でなく、地元は京都の四条大宮。人気の立ち呑み店「庶民」があって、国内に広がった「王将」の第1号店があって、もうちょっと西へ行くと、新選組が屯所を構えた壬生寺だってある。阪急の特急は止まらなくなったけど、京福の駅もあり、普段着で肩ひじはらず~の、そんな町である。

 

 中華そばだけでなく、肉うどん、しっぽく、鍋焼き、それにパフェ、あんみつに至るまで、壁に「京一うまい」と冠をつけた黄色いメニュー札が壁に並ぶ。小雪舞うのに「庶民」は外で列、これはさすがに寒い~と、交差点を渡って、「王将」北の「京一」へ行って、なんちゅうか、630円の中華だった。店は4人掛けテーブルの奥の奥にTV、栃ノ心優勝インタビュー。注文3分で来た。はやい!。メンマ、焼き豚、蒲鉾…、昔ながらの京一うまい!。

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