節分豆菓子の競演
「立春大吉」―、正面から背面からも同じに見える。真ん中で縦に線を入れると、立も春も大も吉も、左右対称だからである。間もなく2月3日の節分、翌日は立春。節分で豆を巻いて一年の厄を払って、翌日は春の始まり。~春よ来い、早~く来い~、お札は「立春大吉」。
JR京都駅構内、正面改札の地下1階東側に京名菓「匠味」(たくみ)。京都の老舗のお菓子屋さん50店舗が自慢のお菓子を出し合う。老舗がみんな一緒でおかしい?いや、おかしいことはない。おかしはおかし、ハハハ?。「匠味」は今、2月3日まで期間限定で節分お菓子を集め、無病息災、豆まきにどうぞ~と各種取り揃えて販売。なかなか、まめまめしい。
五色豆の老舗「豆政」は、吉田神社・節分祭の吉兆福豆。~鬼は外、福は内~。オリジナルの節分菓子は「豆富」。鬼さん太鼓、鬼に金棒、鬼のあしあと、小鬼の小袋…、豆はみんな京都嵯峨野の二尊院でパ~ン、パ~ンのお祈祷。甘党の「京阿月」は、柚子あん饅頭を袋に包んで、お福わけ。創業享保3年の「鶴屋良長」は、立春大吉の干菓子。「俵屋吉富」は、こし餡の福豆饅頭。どの店も節分菓子を競い~鬼さんこちら手の鳴る方へ~。面は鬼にお多福…、面食らう?。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント