晩秋の湖北…余呉の徳山鮨へ
初めての道、トコトコと歩いた。長浜市木之本から福井県越前市へ通じる湖北の国道365線である。車は通っても、人は通らない。北陸線余呉駅へ、ゴム革靴で、クツクツ…。柿がたわわ、遠い山が白い、川は流れのままに…、トコトコ?って、ここは晩秋の湖北!。
軍師官兵衛の始祖の黒田村を超えて…ひとりウオークが続いた。余呉駅待ち合わせ、夕方の「徳山鮓」までである。葉が落ち、柿しかない木…、民家はない。熟した柿、だれが面倒みんか?。北陸自動車道とJR北陸線…並んで走っている。紅葉、どこの神社?道路わきの看板案内で、坂口の黒田観音寺…、あじさいともみじの達磨寺は全長寺、この先4㌔は長い。
踏切渡って余呉が近い。ススキの穂、線路に揺れる。賤ヶ岳登り口、余呉湖が見えた。一周7㌔、伝説の衣掛の柳、ワカサギ釣り…。湖畔、水鳥が飛び立った。静か、別名で鏡湖…、ぐるり歩きたいけど、タイムアウト。白い暖簾は「徳山鮨」。醗酵博士の小泉武夫さんの勧めで、徳山夫妻創業13年。余呉湖のスッポン、鰻、鯉、近隣山中の熊、鹿、猪、山菜…、自然のままの食材、徳山さんの料理の腕…、臭くないベアーズ鍋、鮒ずし…湖北で幸福!。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント