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2017年9月

2017年9月30日 (土)

祇園祭の鉾町に昭和の洋食屋さん

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看板はレストランだけど、まあ、町の洋食屋さん~かなあ。繁華街の真ん中にあって、このローカルさ、いいなあ。赤いビニールひさし、レンガのタイル…手書きのメニュー、ビール瓶並ぶディスプレー…、昭和ぽく、郷愁を感じさせて…、ポークカツが安くて美味しそう。

 

 町って、よく歩いていても、気づかないことがある。「レストラン亜樹」がそうだった。京都祇園祭りの鉾町、四条室町のすぐ東側、月鉾の斜め向かい。知ったら行きたくなる。町ブラの昼食はあこ!と決めて行った。午後1時半、ドア引いて、入った。あっ、満席!、やっぱりなあ。ちょっとした穴場なんや。カウンターの右端、一つだけ空いていた席に座った。

 

 カウンター6席、テーブル3つ。常連さんか、フォークの客、箸の客…堅苦しさはない。切ったキャベツ、天ぷら粉…、席から厨房が丸ごと見える。二代目か、若そうな主人シェフ、段取りがよさそう。~ご飯炊くのに10分かかります。待ってもらって、いいですか~、ハリのある声は奥さん。店はシンプル、気取りはない。注文は日替わり。ポタージュスープ、ポークカツに海老フライ、炊きたてライス…、食べログ自己採点は◎◎◎…エンドレス~。

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2017年9月29日 (金)

西堀栄三郎記念探検の殿堂

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 「とにかく、やってみなはれ」~、うだうだ言うてんと、まあ、やってから…、ほんま、そうでんなあ。技術者で、探検家で、教育者で、南極越冬隊長の故西堀栄三郎さん。「人生これ、探検である」「皆、違うからいい。異質だからいい」…、ええ言葉、名言ですなあ。

 

 東近江市の西堀栄三郎記念探検の殿堂へ行った。JR琵琶湖線能登川駅、迎えは知人の、知人のマイカー。愛知川沿い、鈴鹿山脈みながら10分以上、走った。探検の殿堂は、西堀さん先祖ゆかりの旧湖東町。電車の駅はない。バス…滅多に走らない。車で行くのが一番である。開設からのマイナス25度の南極体験が出来る部屋、2010年で終了している。

 

 殿堂2階ギャラリー「追求の先に…美を拓くものたち展」開催中。鑑賞兼ねて…である。殿堂、前から行きたかった。車を降り、写真でみた殿堂は池の向こう。長いピッケルのモニュメンが立つ。池の畔、タロがいる。ジロもいる。殿堂は船形、外壁はコンクリート打ち、冒険家の未完性を表現という。館内1階、西堀さんの写真、似顔絵、越冬服、南極の石…。♪~雪よ岩よ我らが宿り…~♪の雪山賛歌、西堀さん作詞。「とにかく、行ってみなはれ」。

 

 西堀 栄三郎(1903 - 1989)。京都市生まれ、三中―京大、東芝、京大教授、真空管「ソラ」発見、マナスル登頂許可、1957年から1年、第一次南極観測隊越冬隊長。84歳死去。

 

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2017年9月28日 (木)

立ち呑み屋の国際交流

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髭もじゃ…、耳から顎にかけて、髭もじゃ。鼻の下も…、茶色と黒と白が混ざって、髭はなんじゃ?、もんじゃ!。帽子は若者の今向きかぶりの後ろ向き。帽子に富士山バッジ、腕輪は数珠…。欧米の若者か、眼鏡の中の眼が優しそう。どうしてここに? 話しかけてみた。

 

 ちょっとご無沙汰の立ち呑み、四条大宮の「庶民」、最近はどうかな~と気になって行った。まだ午後4時前、明るいのにいつも通り一杯。入り口から3番目、入れ替わりで立った。先客の右隣が髭さん。トロ、しめ鯖にハイボール。スマホでラインをチェックしながら一人呑み。舞鶴港直行!と貼り紙のカワハギの薄づくり頼んで、隣り合って、10分は経った。

 

 日本語はどうかな?とは思いつつ、ここ初めて!と言葉をかけた。~いいえ、もう三度目です~。日本語、しっかり喋れる。立ち飲み屋の一期一会、国際交流が始まった。イギリス人、ドーバー海峡で油田開発の技術者、44歳。海で働いて、長い休暇があると、毎年、日本へ来る。北海道、日光、飛騨…京都は金閣、銀閣、南禅寺…、びわ湖花火、祇園祭りも見た。社寺の朱印帖一杯。日本の魚は美味しいという。名前はマーク・シュル。まあ、マー君。

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2017年9月27日 (水)

山科の新幹線撮影スポット

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新幹線、ピューと来て、ピューと行く。時速、200㌔は超えている。のぞみかな、ひかりかな、こだまかな…、何かなと思う一瞬、シューと来て、シューと行く。京都市山科上花山久保町のバス停近く、国道1号と東海道新幹線が平行、ちょっとした撮影スポットである。

 

 討ち入りへ、山科で隠棲の内蔵助が祇園へ通った道は、いま大石道という。道ぞい、餃子の王将本社もある。その道を自宅から歩き、国道へ出て、バス乗車で京都への町歩き。来るバスを待つ間、新幹線の撮影。気持ちは~鉄ちゃん、鉄ちゃん、カネてっちゃん~。バス停はきつい上り坂の上にある。国道と新幹線は、ずっとまっすぐ直線で3㌔近く、見通しがきく。

 

 国道の道路標示は、逢坂山トンネルを越えて大津、反対側は東山トンネルを越えて京都である。山科はトンネルとトンネルの間の盆地。お笑い芸人ならとんねるず?、漫才コンビならザ・ぼんち?。ずっと向こう、京の夏の旅特別公開で行った京大花山天文台も見える。デジカメ構えて、国道の歩道に立つと、新幹線はもうそこ、目の高さ。こんな撮影スポット、そうはない。あっ!来た、来た。デジカメ、デジカメ、写真、写真…、あっ!もう行ったあ。

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2017年9月26日 (火)

お寺で見た石井豊太さんの絵

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この青、この緑、この白…、3つの色、一つ一つが澄んでいる。こうも澄んで描けるもなのか~と思うほど、清く、澄んでいる。イタリアのシシリー島、地中海を見たときの印象という。青は地中海の空と海、セルリアンブルー。見ていると、心がブルー、ブルーと震える。

 

東近江市五個荘の弘誓寺へ行って見た。弘誓寺は<ぐぜいじ>と読み、浄土真宗大谷派、いわゆる、お東さん。本堂の屋根は延暦寺の根本中堂と変わらないほど大きい。開祖は那須与一の孫という。正応3年(1290)創建、本堂は国の重文。いま、公開中の映画「関ケ原」でロケ地になった。このお寺でもう10年来、本堂と回廊で、抽象画展が続いている。

 

主催は地元の日本画家・野村文挙を顕彰する市民グループ・文挙の会で、その中心作家が国画会の石井豊太さん。新潟県新発田市出身、大津市在住で、今年が米寿、88歳である。滋賀県文化賞を2年前に受賞したが、県美術協会推薦のおり、その賞、ナニ?と言うほど賞には、しょう?興味はなさそう。絵は澄んだ心で描くのだろうか。色は純、まじりっけはない。描く線は風が流れ行くよう。お寺の庫裏の一室に飾ってあった無題の絵、心が洗われた。

 

 弘誓寺抽象画展は毎年、秋分の日を中心に開催。今年は9月16日から24日まであった。主催・文挙の会世話人は檀家の西村さん。お寺に石井さんの絵90点所蔵。

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2017年9月25日 (月)

土俵下?、8K大相撲観戦

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はっけ、よ~い、残った、残った~。大相撲秋場所、3日に一度は通ったかな。烏丸御池のNHK京都放送局の8Kプラザ。真ん前、力士が大きい。ドスン、ドスン…、四股踏む音まで聞こえる。升席でない長イス席でも、臨場感はまるで砂かぶり。

 

 画面、見上げて見る。横で6㍍、縦で5㍍…、あんまり前より、少し後ろが良い。450型スクリーン、画素数3,300万の超高精細画像、スーパー・ハイビジョンである。NHKが研究を重ねたKの開発、ついに8K。音声もよう入る。立体音響22・2chとか。力士が回しをポンポン叩く音、観客どよめき…、声も何でも拾う。その映像…、それはええぞう?。

 

秋が来て、3横綱、2大関が休んでも秋場所は秋場所、土俵の迫力はあきない?。両国の国技館も連日満員御礼。NHK京都の8K大相撲は、木戸銭不要で常連が来る。どう読むのか、阿武咲。前半戦活躍して、<おうのしょう>と名前はっきり。たった一人の横綱・日馬富士、たった一人の大関・豪栄道…、孤独に耐え千秋楽の賜杯争い、頑張ったあ。プラザ内の写真は禁止だけど、通り側からガラス越しのデジカメ撮り。はっけ、よい、よい、8K良い?。

 ※ 秋場所は千秋楽で日馬富士が優勝決定戦で豪栄道を破り、11勝4敗で逆転優勝。

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2017年9月24日 (日)

近江屋跡のかっぱ寿司、龍馬とイクラ

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行き慣れた気楽さ…というのだろうか。夕方、河原町通りを歩くと、ついつい、かっぱ寿司である。混んでいても、1人!と言うと、だいたい、すぐ案内がある。座って、お茶を自分で入れて、注文画面を見上げ、まずはハイボール1杯、ピッピッと押して、さて…である。

 

京近美の絹谷幸二展を見て、町ぶら歩きの仕上げ、最近、かっぱ寿司が多い。大政奉還から150年、坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された年、その暗殺舞台が、醤油商「近江屋」。年月を経て、かっぱ寿司が開店、回転している。店前に遭難の碑と駒札と龍馬の写真。あれから150年、時代は回り、回って、いま、握り寿司がいくらも回る。そや、注文はイクラや?。

 

かっぱ寿司の秋メニューは「北海道の幸」という。生サンマも北海道産、ホタテは北海道の紋別産、赤だしのとろろ昆布は道東沖の自生という。圧巻は、やはりイクラ。赤いダイヤと言われる粒々…秋鮭にも、海苔にも。かっぱ寿司は、イクラは道東「3特」の一級品で、鮮度を極めている特別の「鮮極(せんごく)イクラ」と、メニューに書き込む。食の黒いダイヤはキャビア、黄色いダイヤは数の子、そして、赤いダイヤは…、いくら??。

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2017年9月23日 (土)

絹谷幸二の代表作「アンジェラと蒼い空Ⅱ」

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どこをどう見たらいいのか。見る眼が、あっちへこっちへ、浮気してしまう。涙が飛び出る如く泣く美女、真っ青な空、風になびく連ダコ、真っ赤な胸の薔薇、戦闘機が1機、2機、3機…、丘の上に教会、原爆ドームの鉄骨…、どこに焦点合わすか、鑑賞の眼が忙しい。

 

 日本芸術院会員、絹谷幸二さん(74)の代表作「アンジェラと蒼い空Ⅱ」である。絹谷さん、奈良市生まれ、東京芸大卒トップの大橋賞、留学イタリアから戻って、絵画の芥川賞と言われる安井賞…、フレスコ画で日本の第一人者。いま、岡崎の京近美で~色彩とイメージの旅~「絹谷幸二」展を開催中。「アンジェラと蒼い空Ⅱ」がポスターになっている。

 

 近美会場前の疎水べりにこの絵の看板、ここでなら~とデジカメを向けた。全体を撮り、謎の美女と言われるアンジェラの顔アップ、連ダコなどマクロ撮りした。制作は1976年(昭和31年)なので、絹谷さん33歳の時である。色彩の感覚が凄い。なぜこの絵か、イメージの豊かさ思う。絵の中に「あああ~」の文字、アンジェラが泣き叫ぶ。~こんなに空が美しいのに、なぜ戦闘機ですか。お願い、止めて下さい~。眼の焦点、やっと合ってきた。

 

 絹谷さん、独立美術協会会員。日本芸術院会員、文化功労者。 ※ 展覧会は10月15日まで。 ※ 昨年12月、大阪梅田スカイビルタワー西27階に絹谷幸二・天空美術館開館。

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2017年9月22日 (金)

「メニューが新しくなりました~」

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呼び込みの店員さんが声をかけている。「メニューが新しくなりました~」。JR京都駅2階コンコース、立ち食いの「麺・串・釜飯おにぎり」である。昼どき、駅前のどこかでと考えていた時…そう言われると、足が止まる。どう変わったのかナ?と秋のメニューを見た。

 

 何を注文したか、記憶は彼方も、これまで2度は行っている。白い暖簾は京野菜の「九条ねぎ」…、店名の表示ではない。看板は季節のおすすめ…これは、ご馳走メニュー。かけそば・かけうどんの値段は290円…、安い。メニューの一つ「たっぷり肉」…、たっぷりはいい。通勤客にも、旅人にも、どこか気にさせて、その上で声かけて、客寄せの上手な店である。

 

 新メニューに「揚げ野菜カレー」550円。野菜不足、気になっていたし、うどんでも、そばでもよしで、うどんにして、自販機券買って、立ちに入った。天ぷらでない揚げ野菜、かぼちゃ、ピーマン、人参にレンコン、切り方がうまい。大きく見える。レンコン出ると、穴数えが習慣化している。これは、真ん中の穴入れて9つ…、たまに12個もあるけど、だいたい、9か10。店員さん~店内、狭いですけど~と気づかう。店はよく流行り、穴はない?。

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2017年9月21日 (木)

撮る、撮られる…国際交流

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 撮るか、撮られるか~、そんなことは、とるに足らない?~と言わず、まあ、少しばかりお付き合いを。町ぶら歩きの出会い、京都観光の外国人男女とお寺と鷺鳥である。インバウンド、まあ、国際交流のひとコマ。撮る人あり、撮られる鷺鳥あり、それを撮る人あり~である。

 

 京都駅前から北へ、東本願寺の土塀前。御影堂を超え、シンラン交流館のある六条通り近くだった。町歩きの外国人夫妻か、植え込みの鷺鳥に気づき、スマホ向けている。半ズボンの男性が腰を屈め、こっち見て、こっち見て、はいポーズ!と撮っている。そばに金髪の女性が見守っている。京都観光、欧米の外国人観光客が増え続け、町がかなり変化して来ている。

 

京都市内は、滞在型の外国人向け町家ホテルが多くなり、着物のレンタル業も2倍から3倍に、ここんところは貸し自転車屋さんも目立ってきた。昼から一日一度の町歩きしていると、町の変わり様がよくわかる。四条通りなど、すれ違う人、この人、あの人、みな外国人ある。鷺鳥撮りの外国人、米国人かな。撮られる鷺鳥、ゴイサギか、じっと動かず、旅の思い出にどうぞ!どうぞ!とポーズを撮っている。その国際交流、とってもいい!と撮った?。

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2017年9月20日 (水)

JRの車内吊りは「とある島」?

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うん?「とある島」って、どこやろう。JRの車内吊り、つい、ワイド広告を見上げた。琵琶湖線栗東駅から京都へ下り普通電車である。青い海と青い空…、地平線が二つの限りないブルーを分ける。左端は緑の島、上は塔台…美しい。♪~ブルーブルー、シャトウ~♪。

 

しま憶測を呼ぶような「とある島」。どこの島やろう?と思い、何の広告やろう?と考える。どこの企業名も入ってない。JRの空きスペース利用したビジュアルポスターかもしれない。「とある島」の向こう、サントリーのザ・プレミアム・モルツ。ビールは香り、コク、香り…と矢沢永吉さんが、~プレモルの金曜日~と、乾杯している。

 

プレミアム・フライデーはモルツで乾杯、うまい!と思いつつ、「とある島」が気になる。島が10あって、とある島??。洒落の日常、これはちょっと思考が行き過ぎ。膳所、大津、山科…、次は降りる京都駅なので、立ち上がって、デジカメ撮り。右端に「絶景 新幹線」のネット検索マークが出ている。そうか、深謀遠慮の広告作戦か。戻って自宅パソコンで検索したら「島は鹿児島、新幹線でどうぞ!」。JRに乗って「とある島」の鹿児島~、ハマって、しまった?。検索作戦、お見事!。

 

 「とある島」広告の緑の島は、九州の南端、佐多岬。

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2017年9月19日 (火)

ヒガンバナとハスの写真

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いいじゃん、いいじゃん~このアングル、いいじゃん。町ぶら、あっ!と思い、おっ!と感じると、デジカメ向ける。秋に入って、マクロ撮りしたヒガンバナ、ズーム撮りしたハス…、パソコン開いて点検したら、まあ、いいじゃん!。見て、見て!、まあ、見てえなあ~。

 

 もう習慣になってきた駅前、京都タワーサンドの一服すんで、東本願寺前の歩道を四条通りへ歩いて、ヒガンバナだった。別名、曼珠沙華、お彼岸が近づくと決まって咲き出す。高貴な寺を示す5本線入り東本願寺の土塀沿い、赤い花が放射状、髭みたいに…。松の幹を入れコラボ撮り。もう一枚は、真上からアップ撮り。緑の垣根と赤い輪、アングルがトム??。

 

 東本願寺のテーマは、「今、いのちがあなたを生きている」。浄土真宗、親鸞さんの教えか、ちょっと難解だけど、このあたりよく歩くので、目慣れしてきた。♪~赤く咲くのは曼珠沙華~♪。今頃、白く咲くのも曼珠沙華…、教えは共生、それが大事。仏さんご縁は、蓮の花。見て!、見て!写真は、府立植物園の観覧温室前の池。距離は10㍍以上なので、ズーム撮りしたら、ズームアップが効いて、いい写真になった。近づきすぎると池にアップ、アップ?。

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2017年9月18日 (月)

これは何だ!これは、国宝の火焔型土器だ

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まあ、入ってみようか~と、入ったら…、これは何だ!である。陳列台、芸術家・岡本太郎さんが「何だこれは!」と驚いた火焔(かえん)型土器がズラリ。土器の回り、鶏のとさかのような突起がニュニュと出ている。これぞ5千年前の造形美、これぞドキドキである?。

 

 カフェ「進々堂京大北門店」を出て、百万遍から東大路を南へ歩き、入ったのは京都大総合博物館。開館20周年の特別展「京大動物学の始まり」と「火焔型土器と西の縄文」展の開催中だった。ニワトリ、カモシカなどの標本を見て、文化庁が日本遺産に認定した信濃川流域で発掘の火焔型土器、土偶などの特別展示である。国宝、重文…写真はどうぞ~という。

 

 国宝の火焔型土器は展示室の中央、ガラスケースの中にあった。縄文土器として、ただ一つの国宝指定、新潟県十日町市の笹山遺跡で出土という。深鉢で、模様はハート型あり、S字型あり…、芸術は爆発だ!これは何だ!の岡本太郎さんが感嘆したのがわかる。1964年の新潟国体の聖火台、この土器を模して…、今も燃えるが如く競技場にある。今度の東京オリパラ聖火台も…と、運動が起きている。世界へ、それは何だい!それは火焔土器だい!。

 

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2017年9月17日 (日)

葉室麟が見た京都の長浜ラーメン

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作家葉室麟さんの随筆集「古都再見」を読んでいたら<三条木屋町「長浜ラーメン」>の項が出てきた。葉室さん、北九州小倉生まれ、直木賞作家。哀感ある歴史小説が好きで書棚に「冬姫」など葉室本が並ぶ。その葉室さんが、今、京都に居を移し、町歩きの感慨を綴っている。

 

 長浜ラーメンは学生時代、社会人時代と福岡の町でよく食べ、思い出も多いが、それが京都へ出て来て、長浜ラーメンの暖簾見て、ぎょっとした~と書く。白濁した豚骨スープは、久留米のちゃんぽんが始まり、長浜の地名は博多市でなく福岡市なので、厳密には博多名物ではない、焼酎と一緒の〆が通…など、郷土愛を込めて、豚骨ラーメンの蘊蓄を傾けている。

 

 哲学者鷲田清一の著書「京都の平熱」も紹介。鷲田さんが~京都は京料理が主流と思われがちだが、実はラーメン王国、老舗の屋台も多く、木屋町の長浜ラーメンは私の子どもの頃からあり、開店50年だろうか~との記述を引く。著名な文筆家二人の筆で登場の木屋町の長浜ラーメン、行かねば~と行った。何度も店前は歩いているのに実は…初めてである。店内10席、ずっと満員、スープはトロ~リ、トロリ、細い麺はツル~リ、ツルリ…うまい!。長浜ラーメン、京都にあり。

 

 「古都再見」は新潮社刊、週刊新潮の連載を書籍化。1600円。

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2017年9月16日 (土)

羅城門か、羅生門か~模型を見る

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羅城門と言えば…、平安京の玄関口である。羅生門と言えば…小説家の芥川龍之介、映画監督の黒澤明などである。今昔物語、謡曲観世能…では、鬼退治の渡辺の綱が出て「今は昔」で始まり「と、なむ語り伝えたるとや」と結ぶ。その門、羅城門か、羅生門か、どっちかな?。

 

JR京都駅北口広場に羅城門の模型がある。東西400㍍余、横に長い京都駅、グランヴィア京都へのエスカレーター側、修学旅行生が集合場所あたり。模型は本物の10分の1、平安建都1200年記念で1994年に出来て、京博などでお披露目のあと、大きすぎるので、京都駅近くの倉庫で眠っていたが、去年11月、工費3千万で、防水加工して復活デビューした。

 

羅城門か、羅生門か~、駅起点のぶら歩き、立ち止まって見た。斜め向こう、京都タワー見える。京都の玄関口、コラボの写真にいい。794年、鳴くよ鶯の平安京誕生では内裏の先、朱雀大路の南、九条通り、今は碑だけがある。台風か、暴風で2度倒れたという。電光案内板、云われ、門の図面など詳しい。夕方、パッと模型が輝いた。観光京都、ライトアップ…。城か、生か~、城の門なら羅城門、小説で芥川賞なら羅生門…、何も門に問題はない?。

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2017年9月15日 (金)

肉か、魚か~あなたならどうする?

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さあ、どうする、どうする…、肉か、魚か…、右か、左か…、さあ、どっちにする?。赤ちょうちんの灯りが目立ち始めた夕暮れ、一日一度の出歩き、スマホの万歩計は8千を超えている。通りがかり、気になっていたビル地下のお店2軒、それが肉の店と魚の店である。

 

 確か、むかし、♪~あなたならどうする~♪って、歌謡曲があった。なかにし礼作詞、筒美京平作曲だったかな。いしだあゆみが、ハスキーに、せつなく♪~あなたならどうする~♪と歌っていた。さあ、どうしよう。京都駅前から烏丸通りを東側歩道歩いて北へ、五条通りを200㍍ほど行った北阪ビルだった。和牛の大衆居酒屋「呑福」と旬の魚料理「はまや港」。

 

 店は地下1階で隣り合い、看板もビル表通りに並んでいる。どこの港か、はまや港は「本日天然ぶりが入っています」の看板。どんぷく~と読ます「呑福」は、和牛ステーキのイラスト看板。さあ、どうする~と、急な階段を降りつつ急に思い出した。だれから聞いたか~肉は脳細胞を活性化する~。右の店は見るだけ、左の肉店ドアを開けた。今年2月開店、店内はレトロな雰囲気で落ち着く。注文は肉のたたき、脳は活き返った?。さあ~、これからどうする?。

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2017年9月14日 (木)

人間国宝の長椅子は現役

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現役、現役…、もう米寿なのにれっきとした現役…。テーブル表面、まだ艶々している。カフェ進々堂京大北門店の長椅子である。長さ6㍍、幅2㍍。昭和5年(1930)、木の匠と言われる人間国宝・黒田辰秋が26歳の時に作った。店内に5、6脚…、「店の顔」である。

 

 伊勢丹京都は今年20年、店内の美術館「えき」も開館20年で、記念展は「京の至宝―黒田辰秋」。黒田は京都の祇園生まれ、家具、椅子、茶器、飾り箱など木漆工芸に美の世界を築いた。ポスターは漆塗りの茶器、どう削ったのか、柔らかな曲線、薔薇のように朱に輝く。ポスターは大きく見せているが、展示で見た本物は小さい。これぞ、木の匠のなせる技か!。

 

 陶芸の河合寛次郎、民芸の柳宗悦、作家の志賀直哉、映画監督の黒沢明…、黒田の才を認めた著名人との交流は幅広い。黒沢が別荘に~と発注した重厚な椅子は「王様の椅子」、黒沢は胡坐を組み座ったという。京都では葛切り菓子の老舗「鍵善良房」の大飾棚もそうだし、フランスの学生街の喫茶店を模した進々堂の、この長椅子もそうである。展覧会では作品は見るだけだが、進々堂では座ってよし、さわってよし、いいな、いいな~人間国宝である。

 

 木漆工芸家・黒田辰秋(1904-1982)。1970年、木工で初の人間国宝に。 ※ 展覧会は10月9日まで開催。

 

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2017年9月13日 (水)

近江屋・龍馬暗殺に謎はない~

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龍馬が右手をパッと出して「歩道の自転車はあかんぜよ」と、注意している。龍馬暗殺から150年、その舞台になった近江屋跡がある京都河原町通の歩道である。歩道上、チリン、チリンが増えて、商店街振興会が、危ない、危ない、ほどほどに?と龍馬をイラストにした。

 

 大政奉還150年、龍馬暗殺から150年…、河原町蛸薬師下ル、回転寿司「かっぱ」店の前、駒札と石碑と龍馬写真がある。そこは、龍馬が下宿していた土佐藩出入りの醤油商「近江屋」跡。薩長同盟を実現、維新へ道筋をつけた龍馬がこの近江屋でなぜ、誰に、暗殺されたのか。武士の家計簿の著作がある歴史学者・磯田道史が「謎などない」と龍馬史を書いた。

 

 ひと皿100円の近江屋跡のかっぱ寿司、わりに行く。ポケモンもよく出るし、財布も助かるし、文庫本も読める。磯田著の「龍馬史」も文庫本、暗殺の現場で読むと感慨が深い。黒幕は新選組でも、紀州藩でもない。暗殺実行部隊は幕府配下の見廻組7人、暗殺指示は会津公と言い切る。伏見・寺田屋事件後の龍馬の動き、近江屋周辺の位置関係、幕府にとって危険人物は龍馬、のちの見廻組の人々の傍証……、かっぱの皿は6枚、7枚…ほどほどに?。

 

 坂本龍馬暗殺は大政奉還1か月後の慶応3年(1867)11月15日夕刻。土佐藩の勤王志士・中岡慎太郎とともに。龍馬33歳、慎太郎30歳。暗殺1か月後に王政復古、鳥羽伏見の戦いへ。

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2017年9月12日 (火)

「天で1本つけてくんねえ」

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なんか、ちょいちょい、通いそうな気がする。恋の予感?そんなんやのうて、食の予感というのかなあ。京都タワーサンド地下フードコートの「草庵」さん。手打ち割そば、揚げたて天ぷらに日本酒も出す。もう、二度、三度、なんつうても、ツウにはこたえられねえ~。

 

 ここんとこの表現で、つい食通の小説家・池波正太郎さん気取りに。江戸っ子気分てえのかなあ。読売新聞1面コラム「編集手帳」を書く竹内政明さん。文章術の新書を出していて、短文の読ませ方で、「天で1本つけてくんねえ」の引用があった。「天ぷら蕎麦に燗酒を1本くれ」と書くのと、どちらが粋で耳に心地よいか~と。その短さ、ぐっと来てねえ~。

 

 そばの「草庵」で、それをやってみたくなった。フードコート!と、言ってしまえば、おしめえよ。店長の伊藤清さんは、食べて、笑顔で帰ってもらうのが喜びだってさあ~。江戸っ子?いや、京都府出身だって…。そいでさあ~、天せいろと南瓜、茄子、椎茸の野菜天を注文してさあ。ホンマは、ここで「1本つけてくんねえ」だったけど、自席で別の店のハイボール1杯さ。変?そやなあ、合わなかったかなあ。うん、まあ~、今度は粋に1本!だわさ。

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2017年9月11日 (月)

懐かしの中華そば、癒しの中華そば

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そのまま、そのまま…、昔のまんまがいい。それは、小さな手盆で出てきた。割り箸が鉢の上、手前で差し渡すように乗せてある。手盆の中にレンゲ、手盆の外に胡椒の缶…。葱、もやし、チャーシュウ、しな竹。ラーメンと言わない中華そば。それがいい、それがいい~。

 

 京都のオフィス街、四条烏丸交差点から西へ、食堂「萬福」さん。かつて呉服問屋が並んだ四条室町の西南角から2軒目、池坊短大の北、祇園祭の月鉾からだと東へ少しである。昭和の初めから営業、店主はいま4代目という。町ぶら時間が合わず通るたび、準備中の木札だったけど、午後1時半ごろなら~と行って、初めて入って、食べログに出た中華そばだった。

 

 招き猫の大入り額、4人掛けのテーブル4つ…、調理場は見えない。昼も遅くなって、客はいない。勝手にひとり座って、壁を見たら…色紙である。間寛平、坂上忍、宮川大助、火野正平…、古いの、新しの20枚はある。若い4代目に聞くと、ひょっこり見えて、びっくりです~と。知る人ぞ知る懐かしさかな。店内に風鈴はないけど、店内のテレビは政治家不倫?。中華そばに癒され、店出て見上げた2階、すだれは黒ずみ、そのまま、そのまま~。

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2017年9月10日 (日)

9月9日の誕生花はベコニア

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誕生花は咲いているだろうか。9月9日のバースデー・フラワーはベコニア。救急の日、重陽の節句、何をするか、××国の建国記念日…、新たにもう一つ、日本人初の100㍍9秒台ランナー誕生の日…。行ったのは、馴染みの府立植物園、ベゴニアはどこに…である。

 

 よく行くなあ~と言われそうな植物園、今年はこれで何回目か、ほんまによく行く。地下鉄で北山駅へ行く途中、ピッピッと音がしてスマホ画面にニュースが…。また××国か、いや違う。福井の全日本学生陸上で10秒台突破と出た。今か、今か~だった桐生祥秀選手(滋賀県出身、洛南高卒)が9秒98を記録。9月9日に9秒台、記念日が増えた瞬間だった。

 

 いくら行き慣れていても、広い広い植物園、ベコニアはどこに…である。聞く方が早いと、北山門の入口、ボランティアで受付業務の男性に声をかけると、指さして、あそこ、あそこ、向こうにも…と。この日の誕生花と知ってか、どうか、親切である。ベゴニアの花言葉は「親切」「丁寧」…、いや、ぴったし。多年生の小さい草花で、種類は多い。白色、赤色、桃色…、デジカメ近づけマクロ撮り、これも、あれも…おめでとう!、桐生選手、おめでとう!。

 

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2017年9月 9日 (土)

庭園日本一の庭

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「名園」と言われる庭には、何があるでしょうか。にわかに聞かれても?と言わず、合点が行くまで考えよう。庭は英語でガーデン、合点行ったかなあ?。庭には、松、石、白砂…、茶室…。ちょっと来いの鯉?、こけたらアカン苔?、それから、入ってはいけない池?…。

 

 島根は泥鰌すくい安来節の安来市へ行って、足立美術館である。何が有名って、創設の足立全康さんが見定めた横山大観の名画の数々と、その足立さんが「庭園もまた一服の絵画」と言った庭園がある。2003年来、ずっと庭園日本一。最初の苔庭で、眼鏡をかけ、ネクタイ、背広の足立さん像、右手人差し指で我が思いを込めた庭を差し、まあ、見て下され~。

 

 春には春の、夏には夏の情緒が庭にある。クラブツーリズムで行った日は夏から秋入りの雨上がり。広さ5万坪の庭、枯山水、池庭、白砂青松…。足立さんが全国を回って、これは!と惚れた石、灯篭、松などを配す。雨が上がり艶を増す緑の芝、優美な曲線に目が行く、デジカメレンズが行く。山すそに高さ15㍍の滝。昭和53年、開館8周年記念の「亀鶴の滝」という。<きかく>と読ます亀鶴の庭の企画、にわかには思い及ばず、合点に時間がいった?。

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2017年9月 8日 (金)

PA、SAのコロッケ作戦

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カリッ!パクッ!サクッ!~、具の旨みが口の中に広がって、グー?。それ、何って?コロッケ。何が大事か、ポイントは具、じゃんけんも、最初はグー?。初のクラブツーリズム体験で島根の足立美術館へ。バス休憩のPA、SAは、コロッケ、コロッケ…、人気がある。

 

 コロッケと言えば、モノマネのお笑い芸人・コロッケが人気だけど、高速道路のPA、SAもコロッケ人気にあやかる?。仲間が広がる、旅が深まる~クラブツーリズム。朝早く京都八条口から出て、最初の休憩は中国道への入口、赤松PA20分。いきなり、うまい!赤松コロッケと出た。一日最高6132個、年間25万個。具は三田牛で、もう?名物という。

 

 名物に?というものの、一つ150円、包み紙の上からホクホクした。揚げたて、アツアツの衣、ころもの頃、今日もコロッケ、明日もコロッケを思い出す。コロッケの具、がぼちゃ、蟹クリーム…色々ある。赤松は牛肉…すじがいい。クラブツーリズムのバスはツ~と走って、岡山・津山に近い勝央SA。ここでは、岡山名物の海老めしを具に入れたライスコロッケ。一つ200円、4万個達成という。ノボリは「えびめしグー」…、遇し方知っている?。

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2017年9月 7日 (木)

西本願寺の国宝「唐門」を撮ろう!

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それは撮っても、撮っても…素晴らしい。全体をズームで撮っても、部分をマクロで撮っても…、とっても美しい。世界遺産指定の西本願寺、その中の国宝の一つ・唐門の写真撮り。拝観無料、撮影にそう制限はない。何度も行っているが、鑑賞の贅沢さ、このうえない。

 

 どう国宝なのか、言おう。まずは桃山時代遺構を象徴する唐破風、弓なりの屋根を持つ四脚門である。それに彫刻が唐獅子、孔雀、麒麟…、雲文、牡丹…、それに中国故事の彫り物…、まだある。ピカピカの金具と菊と桐の御紋…、一日中見ていて飽きない。それで、別名が「「日暮らし門」。秀吉造営の伏見城から移築、菊の紋の門があるめったに開かない勅使門である。

 

 この唐門どう知って、どう写真撮るか、教えよう。一番は今、西本願寺さんが朝2回、昼2回実施の「お西さんを知ろう」に参加すること。集合は御影堂前あたり、飛び込みでよい。小さい旗を持つ案内のお坊さんについて行けばよい。唐門の価値、北門へ来たもんには、そこで中国伝説の許由(きょゆう)の故事などが聞ける。故事は隠者・許由が王様就任を固持する挿話。来年から唐門は改修に入り、2020年まで見られない。写真撮り、今、今、今…である。

 

 京都の国宝唐門は、ほかに大徳寺、豊国神社がある。いずれも桃山時代の遺構で、秀吉絡み。 ※ お西さんを知ろうは、毎日で午前9時半、11時、午後1時45分、午後3時30分から。

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2017年9月 6日 (水)

夜の中之島・堂島川

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どうでっか、この川の輝き、よろしおまっしゃろ。ここ、大阪でっせえ~。中之島の堂島川でんがな。江戸時代、各藩の蔵屋敷が仰山、おましたんや。肥後橋、熊本でんがな。京阪中之島線の渡辺橋?渡辺の津と言うて、浪花の入り口、今頃、なにわ?言うてまんねん。

 

どうじました?知識にびっくりやて、いや、それほどでもおまへん。大阪はたこ焼き、お好み焼き、粉もんばかりちゃいまっ。昔から経済の町・商都やし、同時に水の都でんがな。江戸の八百八町、京の八百八寺に対し、八百八橋と言うとりまっ。京橋、天神橋、淀屋橋、戎橋、堀は道頓堀…、♪~あの人もこの人も~♪…大阪ラプソディーのそぞろ歩きでんがな。

 

写真は中之島西部ですわ。国立国際美術館の「バベルの塔」展とダイビルの世界一暇なラーメン屋へ寄って、帰りの梅田へ、一人歩きでんがな。朝日新聞が建てたフェスティバルタワー抜けて、肥後橋から中之島ガーデンブリッジでしたなあ。日がどっぷり落ち、もうじき満月のお月さん、虫の声も聞こえて、情緒あって、涼しくて…、赤と青の橋桁のライディングが夜の川に映って…、思わず、デジカメ撮りでんがな。夜の中之島、なかなかでしたでえ。

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2017年9月 5日 (火)

名画「バベルの塔」の鑑賞

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一体、どれくらい高いのだろう。塔は雲の上まで伸びて、天へ向かって、高く高く…である。オランダの画家、ブリューゲル1世が描いた世界の名画「バベルの塔」。今、大阪の国立国際美術館で、国内24年ぶり公開である。どんな塔の画なのか、とうとう?見に行った。

 

 東京都美術館からの巡回の人気の展覧会。東京では鑑賞30万人超え。大阪展のポスターは「一生に一度はみたい名画、ついに大阪へ」と誘う。夏休みすみ、土曜日の夕方のせいか、待ち時間なしの鑑賞。オランダのボイスマン美術館所蔵の作品は90点、15世紀、16世紀…、ブリューゲル1世の師匠・ボスは奇想も奇想、奇想の源流、若沖、蕭白を凌駕する。

 

 バベルの塔は、まだか、まだかで、奥の広い部屋に1点だけの特別展示。それでも、長く立ち止まらないで下さい~。絵は1㍍四方で小さいのに、描かれた塔は大きい。背景は広く、人物は小さく…、マクロとミクロである。塔づくりの人物は超微細、絵の中に1400人。1人3ミリ、近づいても近づいて、見えない。人物の身長を1㍍70として、塔の高さは推定510㍍と。会場前の大きなポスター写真、デジカメで拡大、とうとう?人物が見えた。

 

 バベルの塔は旧約聖書の「創世期」に登場する巨大な塔。ウィキペディアでは、実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画を比喩的に。 ※ 展覧会は10月15日まで開催。 ※ 展示のブリューゲル「バベルの塔」は1568年頃、制作。

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2017年9月 4日 (月)

世界一暇なラーメン屋、ホンマかな

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世界一暇な~というラーメン屋さん、どう暇なんかナ?と行った。いや、それはもう暇を出したいほど暇!なんて、ウソ、嘘、うそ…それはもう忙しくて、忙しくて…、世界一忙しいラーメン屋さん。お店はどこか、京阪電車渡辺橋からすぐの中之島ダイビル2階にある。

 

床がべたついた、所謂「ラーメン屋」みたいでない。店内装飾、ラーメン器、メニュー、雰囲気…どこか垢抜けして、所謂「カフェ」みたいな店。行ったのは「バベルの塔」展を見ての国立国際美術館帰り。ビルのフロアは広く、彫刻展示もあり、所謂「ゴージャス」。エスカレーターで上がって、ラーメン店は客が並ぶ。店内の壁に大型スクリーン、ライブ映像が流れている。

 

ガラス張り、外観もカッコいい。世界一暇な~の店名下に「 The Most Desarted Rámen-Bar In The World」と。苦手な横文字。店内、明るい。店員、イケメンで若い。土曜の夕方、客は彼と彼女、彼女と彼…、デートスポット?。一人、入口カウンターへ座って、開いたメニュー。また、横文字…、聞いて、店で注文の一番多い「WITCH'S RED」に。所謂「醤油ラーメン」800円。店内は満席の30人。「WITCH'S RED」が出てきた。鉢、三角錐の逆のような器、麺の味はハナ◎…、観察?暇でない。

 

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2017年9月 3日 (日)

京都で、大津で「9月の空」

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あっ!これ、これ、これが9月の空や。魚のうろこのような白い雲が点々…である。見上げて、なんかホッとする。ホットドッグ、ホットケーキ…、そうやのうて、ホッとするひととき、ホットタイム!。猛暑続きだった8月から月替わりの9月へ入り、最初の1日だった。

 

 JR京都駅の地下東改札を入り、2、3番ホームへエスカレーターで上がるおり、空が見えた。夕方5時半頃、大津駅前のスタンド林屋へ向かうおりだった。湖西線3番ホーム、グリーンの車両、パンタグラフの上の空、さばか、いわしか、うろこか…、思わず見とれる雲である。昨日まで入道雲だったのに、季節のうつろい、さわやかな空は高く、見上げて心よい。

 

 9月の空、どう撮るか、デジカメを空に向けた。高橋三千綱の芥川賞受賞作品は、青春小説「9月の空」。小説は小説、写真は写真…、そらみたか!?と撮れたかどうか。米原行きの普通電車が来た。京都から滋賀へ府県境超え、山科まで5分、大津まで4分、計9分である。降りた大津駅ホームで再び空を見た。駅前の平和堂ビルは消え、マンション建設中。億ションは高い。ハクション…、目からうろこか?。大津の空も、高く高く、うろこ雲!。

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2017年9月 2日 (土)

戦時中、陶製の代用品ハウマッチ!

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凄い!の感じ方、人それぞれだけど、これは何とも凄い。本物でない代用品の凄さ、よくもまあ、ここまで…である。ナイフ、栓抜き、茶釜、ボタン、レコード針…これらみんな代用の製品。戦時中の金属なんでも回収と統制経済、代わっての陶製?見事である~。

 

 TV番組「開運!なんでも鑑定団」って、ご存知かなあ。テレビ東京、テレビ大阪で制作、ネットでびわ湖放送、遅れてBSジャパンでも。番組当初は俳優石坂浩二さんが司会、我が家のお宝、ハウマッチ!の人気番組、今も…である。~肩書は昭和グッズコレクター~と言う京都市中京区在住の青山均さん(60)が20年来、蒐集した代用品をこの番組の鑑定に出した。

 

 青山さん、面識があって、お宅を尋ねた。面子、銀球鉄砲、ベーゴマ…、それに番外で阪神タイガースの選手サイン入りボールも収集、金本、片岡、矢野…気が合って嬉しい。昭和グッズはあの部屋、この部屋にさすが!と思うほどあって、奥の部屋にTV出演の代用品の数々である。アイロン、缶詰、エジプト製ではないカイロ?…、京都の天神さん、弘法さんの縁日など見つけ、200点以上という。TVの鑑定結果?青山予想より高額…、お宝、お宝…凄いです!。

 

 青山さんは8月1日夜、テレビ大阪放映の「開運!なんでも鑑定団」に出演した。このあと、BSジャパンで再放送の予定。 ※ 青山さん所蔵の代用品の一部は滋賀県東近江市のある県平和祈念館で9月9日から開催の企画展でも、展示される。

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2017年9月 1日 (金)

明治11年創業の大衆食堂

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このレトロな、ごちゃごちゃ感が妙に落ち着く。大政奉還のあった明治から数えて今年は150年、大衆食堂「常盤」は明治11年の創業である。店名「常盤」は、かつての演芸場名を踏襲している。明治、大正、昭和、平成…、主人は4代目、5代目もスタンバイという。

 

 京都の寺町商店街、鳩居堂、古書店、ギャラリーなどあり、よく歩くのに通り過ぎていた。角に肉の三嶋亭がある三条を北へ行って東側。交番、矢田地蔵の隣、八百屋の老舗・とり市との間である。店前は明治11年、明治11年…、生そば、和風定食…、これでもか、これでもか。見上げると、演芸場の名残りか「善哉」の看板…、立つだけでタイムスリップ…万歳?。

 

 引く~表示の開き戸開けて店内、さらにさらに…古く古く?。扇風機が2台回り、昼間でも薬缶が並ぶ?。テーブルに京都新聞。北朝鮮ミサイルが日本とび越えた~と。ラーメン用の胡椒瓶もある。箸は何処?~赤いボタンを押すとお箸が出ます~の箱。ちゃんぽんうどんを注文して、赤いボタン…、出た、真ん中から箸が出た。店内、置き物飾りに版画、メニューの貼り紙…、黄ばんだ大相撲の番付表…、ちゃんぽんうどん、ちゃんと出た。レトロ!。

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