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2017年7月

2017年7月31日 (月)

じゃこ天、三色カレー、甘いラーメン、ウニ丼

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旅に食あり~、行くとこ、行くとこ、地方の味がある。漱石、子規、好古生誕150年、今秋国体開催の愛媛県松山。伊予鉄バスで行き帰りの2泊3日の朝昼晩、どんな食だったかなあ~と、デジカメ撮りで取り込んだパソコンを開いた。以下は松山行、食の履歴である。

 

 愛媛と言えば、じゃこ天じゃけん。宇和島名物、1枚150円から250円、値段差はあっても、じゃこすりつぶしのじゃり、じゃり感がいい。行きの吉野川ハイウエーオアシス休憩で、揚げ物コーナーの1枚買いに始まり、宿泊の東横イン朝食、2日続けて、じゃこ天、じゃこ天…毎日、天国ですたい。初日夜は今出港のたこ料理、たこめしで〆て、しめしめ。

 

 瀬戸内海が見える奥道後ゴルフ倶楽部の昼、三色カレー。どう三色か、白でホタテ、赤で海老、黒でビーフ。お皿が3枚、ルーごと1枚1枚、3色で3食カレー。満腹カレー?。地元STさん案内の夜は、愛媛新聞近くの「瓢太」。なんとまあ、甘いスープのラーメン。ここだけ、この店だけの甘さ、それでもラーメンじゃけん。ハーフでよか。最終日、市内観光の昼、松山市駅前の「味歴-正生」(しょうぶ)でウニ丼。ウニウニして、うまかったけん。

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2017年7月30日 (日)

松山は正岡子規

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愛媛県松山市内を走る市電に乗ると、正岡子規の一句が出る。車内に俳句投稿ポスト設置、子規の句が添えてある。さすが、俳句の里・松山。一番町の宿泊ホテルから伊予鉄高島屋がある市駅松山まで乗って、その朝の一句は「春や昔 15万石の 城下町かな」だった。

 

近江は賤ヶ岳七本鎗の一人、加藤嘉明が築城した15万石の松山城の堀端を走る軌道電車。今は消えたが、市電の始まりは京都。この松山と広島で、その京都市電がチンチンと走っていたと聞くが、今はどうなったかな。昭和30年代、京都市電乗車の経験者なので、懐かしい。運賃160円払い、終着の市駅前を降り、朝散歩で目指すは、正宗禅寺内の子規堂。

 

地元のSTさん案内で2、3年前に行って以来。交番で地理案内乞うと、手作りパンフ。表に地図、裏に子規の句碑が載る。交番案内、四季を通じて子規かな。肺結核、36歳没の子規。お寺の中、子規堂前に旅立ちの像と「子規と野球の碑」。もう一度、これが見たかった。上京へ草鞋のひもを結ぶ像、10歳代、若い。ベースボールを野球と名付けた記念碑。「今やかの三つのベースに人満ちて そぞろに胸の打ち騒ぐかな」。さあ、どうなるなり。

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2017年7月29日 (土)

歩いて日本一周の戸高寛さん

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今日はどこを歩いているのかなあ。出会ったのは、愛媛の松山だったけど、いま、国じゅうで話題の今治から紙の町・川之江を過ぎ、そろそろ、うどん県の香川入りかな。歩いて日本一周の戸高寛さん(27)、現在、四国お遍路コースを毎日毎日、一歩また一歩である。

 

 戸高さん、半そで、半ズボン、サンダル…、手にウクレレである。自作の曲を弾き、街角芸で旅資金を稼ぐ。ウクレレ漫談の故・牧伸二さんは、♪~ああ、いやんなっちゃった~♪だけど、2013年に自宅の神奈川・藤沢から歩き始めた戸高さん、この4年間で北海道、北陸、九州など、もう35都道県ウオークという。再び、牧さん。♪~ああ、驚いた~♪。

 

 松山一の繁華街、大街道の夜。読みは「だいかいどう」でなく、おお!そうか~の「おおかいどう」。商店街のシャッターが閉まりかけた頃、宮崎、高松の知人とワインカフェからホテル帰り、戸高さんがウクレレ演奏中。足元に傘、寝袋など所帯道具とひょっとこ面。歩く趣味は共通、励ましの寄付少し、話を聞いた。国士舘大出て、豪州など外国を回り、日本を見つめ、確かめる旅という。千里の道も一歩から~、今日も水分補給忘れず、かんばれ!。

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2017年7月28日 (金)

今出漁港のたこ料理専門店

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 海が見える。窓は開いている。漁港が見える。大広間、扇風機はない。昼間、暑かった夏の風が夕方、すっ~とよぎる。1階はないプレハブぽい建物、季節限定のたこ料理専門店「たこめし三原」である。料理はたこ始まり、たこ終わり…、これが、ちゅうちゅうたこかいな?。

 

 お店は松山港では最も南に位置している今出港のそば。今出港は、重信川河口に接して、新しくは木材団地、古くは伝統的なマダコ漁で有名という。今出は<いまづ>と読むとは、今まで知らんかったけど、行った今では、滋賀県湖西の今津でない今出と知った。現役時代、夏場に何度かという地元STさんが京都、宮崎、高松の3人を案内。生中入り、生タコへ、生々しい。

 

 タコが出る、出る。タコが出る。一品一品、高く上がらないタコが出る。酢ダコ、タコ天、タコめし、タコ刺身…、シコシコ、歯ごたえあって、柔らかい。小海老も出る。宴席、ちょっと、ひとり席を外し、写真撮りに漁港へ出た。漁師さんに聞くと、漁は水深30~40㍍の海底にたこ壺を沈め、綱でつないだ100個ほどのたこ壺を漁船が一日置きに引き上げるという。最近は、引き上げた100個の壺に5、6匹とか。タコも壺にハマらず?たこうつく??。

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2017年7月27日 (木)

風穴の冷気は天然クーラー

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水蒸気のような薄く、白い靄、ひやっとする。これ、何でんねん?。これ、天然クーラーでんねん。標高8百㍍はある登山道、この冷気、どこか神秘的で、霊気を感じさす。下界の気温は30度超え、ここは7、8度か、いいじゃろ、いいじゃろ~と案内があった。

四国は愛媛県の真ん中、松山市の東にある東温市の避暑地、上林森林公園の「風穴」である。標高1200㍍の皿が峰、竜神平への上り口。松山市内のホテルから30分、知人のマイカーで行った。山水そのままの流しそうめんは、横眼で流して、車を降りた。山道を登って10分ほど、満開、見事なアジサイが咲く先、柵で囲った「風穴」が出てきた。

音読みで「ふうけつ」、訓で「かざあな」。地下の雨水が冬の冷たい外気で地下氷、夏場に冷気になって沸く。こうした風穴、全国に300か所はあるという。人口3万4千、市の中央を芋煮会がある重信川が流れる東温市の風穴。有志が冷気を利用して「ヒマラヤの青いケシ」を咲かす。日本画家堀文子さんの代表作を思いだす。新高級デジカメ効果、冷気は写るか、どうじゃろ。あっ!薄っすら写っている。いいじゃろ!、いいじゃろ!。

 東温市の上林森林公園は、県立自然公園で、水の森・光の森・風の森の3つのエリアがある。風の森の風穴は、岩穴から四季を通してほぼ一定の風が吹き出し、夏になると外気との温度差により神秘的な霧が発生、涼を求め大勢の人々で賑わう。

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2017年7月26日 (水)

夕立避難は居酒屋「まじめや」

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降るかな、降るかな…、アッ!きたあ。夏の夕立、傘はない。軒先避難?いや、居酒屋避難や。大阪は谷町6丁目の大阪劇団「谷町劇場」でシニア演劇大学公演を見ての帰り、谷町筋を4丁目、3丁目と歩いて、1丁目へ来たあたり、ダダッと…きて、そこは居酒屋だった。

 

 地下1階、大衆串カツ酒場「まじめや」さん。提灯の「まじめ」デザインが「まじ」。午後6時すぎ、だったかなあ。階段降りて、店内のテーブルは男、男、男…、若い男性で満席。午後5時~7時は生ビール199円のハッピーアワー。ええ、泡が出て、若者人気なんや。カウンター席ならどうぞ~と1番端の席へ。串カツは全28種、4×9=36種ではない。

 

 シクシク?泣くことはない。何にするか、串メニューに「変わり種おまかせ5種」。どう変わっているか、これ、これ、これや。真ん前は調理場、上からどうそ!と出た。ミンチカツねえ、うずらたまごねえ…、変わっている?。まあ、おまかせやもんねえ。貼り出しメニューに「不思議なやきそば」。どう不思議なんやろ、頼んでみんとわからない。生姜、豚肉入り…どこが不思議?と聞くと、~ソース味でなく、カレー味です~。ふ~ん、ソースか?。

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2017年7月25日 (火)

お東さんの蓮華噴水

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青、赤、紫…虹色のような。一筋、二筋、三筋…シュシュ、シュシュ、細い水筋が左右に分かれて舞い上がる。まるで扇が開くよう。お東さんこと、東本願寺御影堂門のまん前、緑地帯にある蓮華の大噴水。夏の夕暮れ、何時まで見ていても~の、涼スポットここにあり!。

 

 京都駅八条口アバンティから地下通路をずっと歩いて、烏丸七条で地上へ出た。東本願寺南側の堀がある。朝は蓮の花が開くところ。夏の夕方、まだ明るい。スマホの万歩計はまだ5千…もう少し歩こうと、阿弥陀堂を北へ行って、噴水の所で人がいる。何かな?と一服がてら、新デジカメ写真撮りがてら…、横断歩道渡り、緑地帯噴水へ行ったのが始まりだった。

 

 そこにいた人たちは、仕事絡みか、三脚を用意して、噴水のライトアップ待ち。それなら~と、同じように待ってみた。アングルはどこが良いか、噴水をぐるり一周した。あとで調べると、蓮噴水は著名な建築家、武田五一さん設計、蓮のデザインは日本画家・竹内栖鳳さん、水は琵琶湖疎水から、大正7年という。待っている間、鴨が一羽飛んできて水浴び一服、暑かったからなあ。日が暮れた。蓮華噴水、色づいて、幽玄…。写真、写真…どうかな。

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2017年7月24日 (月)

夏の夕方の一人呑み

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枝豆が写っているねえ。そう、最初のお通しや。これが、まあ、沢山あるんや。お通しって、値段がついているのが、普通やけど、ここはレシートにお通しの値段ついてないし、サービスみたいや。どこの店って?。京都駅八条口の南、アバンティの地下、うどんの杵屋や。

 

前からよう行っているねえ。うん、夕食兼ね、一人呑みにええんや。一品、何でも390円で安いみたいやね。そうなんや。久々に来たら、店前に「390円」の赤い暖簾で「うどん酒坊」だって。テーブルの写真、色々写っているけど?。王様ハイボールと夏のおススメ一品メニューで麻婆茄子と稚鮎の天ぷらや。味も量も良し。これで税込み1263円やった。

 

ゆっくり出来るみたいやね。何時も座るカウンター席、自分で決めているんや。写真、色々写っているけど?。スマホかな、この店、ポケモンがよう出る。合間にプロ野球の経過も見るよ。文庫本は城山三郎著の「部長の大晩年」?。三菱製紙、俳句の永田耕衣の人生、読み応えあるよ。茶色のソフト帽も写っているけど、頭隠し?。ちゃうよ、この暑さ、直射はきついし、阿倍野の路上販売、千円やった。夏の夕方一人呑み、これも、人生の一コマかなあ。

 

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2017年7月23日 (日)

神ってる老樹

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この樹、一体、どうなっているのだろう。根元の大きな幹は朽ちた樹皮だけ。中はホンガラなのに20㍍近く伸びて、青々としている。よく繁った枝先には、小さな粒々の実を一杯つけている。生命力というのだろうか。境内の石囲いの中、不思議な樹木である。

 

厄除けで知られる草津市の立木神社、御鎮座1250年という。平安時代の創建、いや古い。そうけん、そうけん、そんなに古いけん??。その昔、旅人が江戸へ、京都へ、行き来した旧東海道沿い。今、JR草津駅から10分もあれば、行ける。この神社に生まれた、小野秀雄さんは東大卒。瓦版など新聞研究の祖で、新聞文化賞受賞、境内に記念の碑が建つ。

 

ちょっとした取材、小野碑を確認して、境内の西北でこの樹木と会った。広い境内、樹齢400年というウラジロガシ、県内最古の道標、由緒ある馬の像、鹿の像など見所多いが、この樹木は何か、説明はない。幹の真ん中も空洞、しめ縄巻きり、高さ3㍍位からニューと新しい幹、幹元の空洞の砂地に草木が芽を出している。どれほどの樹齢か、よほどの老樹、気になって、社務所へ。メタセコイヤ、化石種、和名で曙杉。老樹の青春、神っている。

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2017年7月22日 (土)

立ち呑み居酒屋B級スタンド

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いいね!いいね!このネーミング!。「立ち呑み居酒屋B級スタンド」。店名看板、見ただけで、好きやねえ。B級?、控え目なとこ、気に入るねえ。そやけど「味はA級で、値段はC級」~。へえっ、余計にええやんか。A級、B級、C級~、財布にしたらここやねえ。

 

 近畿梅雨明け、軽く30度超えの夕方だった。季刊誌の連載「ぶらり近江はっけん伝」(湖国と文化)の取材で、旧東海道の草津本陣などをぶらり歩いての帰り、商店街を抜けJR草津駅へ、このB級スタンド看板だった。開店は午後4時すぎから、熱中症対策兼ねて、好きな立ち呑み、店前で腕はB級の写真を撮った。退任記念の新デジカメは高級、感謝である。

 

 店内に新聞記事、去年8月に開店という。JR草津駅から真っ直ぐ200㍍くらい。立ち呑み席に、座る席も。TVもある。ハイボール250円…値段はC級、間違いない。メニューは缶詰めもあり多彩だけど、串盛りセット500円にした。店内、生ビールのおじさん、勤め帰りの女性連れ2人など、5時前なのに流行っている。串6本のうちのトマトベーコン、初めてやけど、うまい!。なるほど、味はA級!、いけるねえ。いいね、いいね、B級!。

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2017年7月21日 (金)

茶どころ静岡、チャッチャッチャッ~

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ニッポン!チャチャチャの応援も茶なら、うっかりも、ちゃっかりも茶である。茶そば、茶まんじゅう、茶めし…、煎茶、抹茶、ほうじ茶、グリーン茶、ハト麦茶…抗がん、抗肥満など7つのパワー効果の緑茶…、あれも茶、これも茶、もう無茶苦茶でござりまするう~。

 

 戦後、一世風靡した上方人気漫才はエンタツ、アチャコ。花菱アチャコの十八番のおはこ、もう無茶苦茶でござりまする~だった。茶どころ静岡、その一番が牧之原台地。東名高速のインターがある。掛川1泊2日の帰り、マイカー同乗で観光地のグリーンピア牧之原へ。霜除け風車林立、町じゅう茶畑…、夏は近づく一番茶、二番茶、今は3番茶の季節入りという。

 

 朝の散歩で掛川城内入口の石垣にこの秋、茶エンナーレ開催の看板を見た。茶文字をチャカした茶ポスター、茶は深い。掛川土産は深蒸し茶だけど、本場はここ牧之原。ホテルから坂道くねくね、グリーンピア牧之原。茶の歴史、茶作りわかる工場見学。幕末から明治へ、元将軍徳川慶喜とともに移り住んだ武士と川越人足が、人も住まない不毛の地を日本一の茶畑に開発~苦難の歴史ここに。蒸して、揉んで、乾かして…、いい茶だな、チャチャチャ!。

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2017年7月20日 (木)

掛川城下、亀さんとの出会い

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あの亀さん、なんか用があったのかなあ。静岡・掛川1泊2日、ホテルから掛川城へ散歩に出かけての帰り。池の石に上がって、精一杯、首を伸ばしている。二宮金次郎さんご縁の大報徳社と図書館を回って、掛川城公園のハス池だった。赤い橋、市民の散歩コースという。

 

 池はそう大きくない。全体が見渡せる。赤い橋が池に映り、美しい。池の向こうの森、城を造った殿さん、山内一豊公が生活していた掛川城御殿、二の丸茶室。池にハスの花は見えなかったけど、亀がいる。池の端から7、8㍍先、水面から出た岩にちょこんと乗っている。甲羅から首を伸ばし、こっちを向いているような。鶴千年、亀万年…、散歩の足を止めた。

 

ホテルの朝食は7時から、まだ時間はある。都会生活の日ごろ、そうは見ない亀さん。長寿もの、縁起もの。ノソリ、ノソリ、歩みはのろくても、イソップ物語では、ウサギさんに勝っている。朝食、そうイソップことはない?。亀さんデジカメ撮り、ズームアップ。断りなしやけど、かめへんかな。ええ首、長い首…じっとしてや。こうら?、あんまり動いたらあかんよ。写真撮りはこうや。亀の甲より年の劫(こう)~ちゅうやろ。何事も経験が一番!。

 

 掛川城公園は本丸広場、三の丸広場、はす池。隣接の掛川城の天守閣は、平成6年(1994年)に天守閣が復元、周辺も電線を埋没させ景観整備。日本初の本格木造天守閣で、安土桃山時代に山内一豊が築城。御殿と二の丸茶室は国の重文。

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2017年7月19日 (水)

祇園祭は「動く美術館」

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太子山の聖徳太子さん、杉の巨木を探し、四天王寺を作った故事があるそうな。それで左手に斧を持っているのか。赤い傘の下、白い装束の太子さん、まだ若そうやけど…、たいしたもんや。祇園祭の前祭り観賞である。洒落、うまい?。いや、それほど、たいしたことは?。

 

日本三大祭り、京都の祇園祭は、「動く美術館」と形容される。駒形提灯の宵山も良いが、山鉾の前懸、胴懸、見送り、水引、それはそれは絢爛豪華…、新しいデジカメを持ち、さすが千年もの歴史、巡行の山と鉾の撮影に専念??。巡行前編は17日、くじとらずの長刀鉾を先頭に23基、烏丸御池西側、有料観覧席の後ろで立ち呑み経験生かし、2時間の立ち見。

 

近くのNHK京都放送局、2日前の祇園祭特集8K映像で、長刀鉾の胴懸絨毯の毛はモンゴル帝国~と知った。最初に来た長刀鉾の胴懸に梅模様、あれが千年以上前の毛かと、もう?懸命に。函谷鉾のトラと鶏は若冲、油天神山の見送りは梅原龍三郎…、次々と登場する山と鉾に上村松篁、円山応挙、皆川泰蔵…、いいな、いいなと見た。木賊山では世阿弥謡曲「木賊」人形。読んで<とくさ>、見て<とくさ>…、新デジカメ撮り巡行、順不同でとくと!?。

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2017年7月18日 (火)

今年も名港トリトン、赤白青の「A」

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今年も来た、来た、来たでえ~。赤を超え、白を過ぎ、青を渡って「名港トリトン」。名古屋港をまたぐ「A」の斜張橋、赤、白、青の三つのブリッジ…、ええねえ、ええねえ~、ええやないか~、凄いやないか。伊勢湾岸道路のドライブスポット、今年も渡ってるでえ~。

 

 静岡掛川へ2年続きの1泊2日行、行きも帰りも助手席から、今や、今や、はよ写真、写真!である。知人のマイカーの助手席、時速は100㌔から110㌔の間、橋上の風は強い。車は浮くように走る。車のナンバーは「大阪4141」。良いなあ、酔いなや~のヨイヨイ。京都では祇園祭、今夜は宵々山?。洒落過ぎかなあ。橋の形は「A」、まあ、ええやないか。

 

 真下は大型の貿易船がたくさん停泊中の名古屋港である。前の「A」も見たいし、港もみたい。写真も撮らないと。運転の知人とも喋らなあかん。橋名の「トリトン」は、一般公募で名付けた海の神・ポセイドンンの息子「トリトン」。大規模な往復6車線の海上斜張橋梁群、長大斜張橋が三橋連立は、世界でも珍しいという。橋の長さ、青700㍍、白1170㍍、赤は758㍍、名古屋や。写真、行きの朝は曇り空、帰りは夕陽、落ちたらあかん?。

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2017年7月17日 (月)

手本は二宮金次郎の像

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薪を背負って、草鞋で歩きながら読書~と言えば、金次郎さん。江戸時代後期の農政家、思想家。今の小田原市出身、向学・勤勉の二宮尊徳さん。きんじろうさん、そんとくさん~と呼ぶけど、ほんまは「にのみや・たかのり」。尊徳さん、損得抜き?で、調べて学んだ。

 

 東海道新幹線「こだま」が停まる静岡県掛川。駅前広場にスローライフの街・掛川、生涯学習都市・掛川の案内があり、金次郎さんの銅像が立つ。ホテルから散歩、朝陽を浴びた尊徳像を見た。幾つの頃か、前屈みで、女性のように優しいお顔である。文部省唱歌は♪~柴刈り縄なひ、草鞋を作り、親を助け…兄弟仲良く孝行つくす、手本は二宮金次郎~♪だった。

 

かつて、どこの小学校にも~の金次郎像だけど、歩きスマホご法度の現代、どうして掛川駅前になのか。像の寄贈は大日本報徳社。昭和63年、新幹線掛川駅開業記念という。道徳と経済の調和実行を説いた金次郎さん、その教えを全国に広めた報徳運動の大日本報徳社が掛川城近くにあり、そのご縁という。散歩の流れ、長い足を延ばした。風格ある大講堂は重文、「道徳門」「経済門」と記した正門入ると、あの二宮金次郎像。学びは損して徳とれ!?。

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2017年7月16日 (日)

絵の気持ちがわかるエノキモチ

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どこでどう重なり、くっつきあっているのだろう。木の幹、枝、葉っぱ…どこまでエノキで、どこからがクロガネモチなのか。樹齢100年以上、エノキとクロガネモチ、二つの木が一つになった珍しい「合着木」という。静岡県掛川市、掛川城下、二の丸美術館前に立つ。

 

 市民がお金を出し合い、木造りのお城を再建したという、かけがえのない?掛川城へ、宿泊ホテルから朝の散歩で行って、堀端を歩いて、見つけた。去年も同じ時期に城を知ろうと行ったけど、本丸前の三日月堀から二の丸御殿、二の丸美術館は初めて。美術館では熱海のMOAから秀吉・黄金の茶室が展覧中という。掛川城の天守閣を見上げての「合着木」。

 

 幹周り349㌢、樹高12・5㍍の巨木、老樹である。エノキとクロガネモチのモチから、木の愛称は「エノキモチ」(絵の気持ち)という。愛称の命名は、ずっと二の丸美術館のそばに立ち、いつも絵の気持ちに思いを巡らせ、あたたかく、美術館を見守っているから~との説明。樹齢100年以上、何時ごろ、どんな気持ちで、一緒のなったのだろう。デジカメ、正面から、斜めから見上げて撮影した。合着、二つの木の相性があって、モチ・ロンだろう。

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2017年7月15日 (土)

国展、公募展は日本の文化

 

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セーヌ川、それともマルセイユだろうか。面舵いっぱ~い!。船首に赤白青のトリコロールがはためく。フランスの観光船か。舵を握るサングラスの船長さん、船のバックミラーに船長さんと乗客が映っている。絵の題は「動きだした時」。何何?と、見る絵解きが楽しい。

 

 日展でも二科展でもない国展を見た。歴史は古く、秦テルオらの国画創作協会の流れ、今年で第91回。会場は天王寺の大阪市美。キャッチコピーは「公募展は日本の文化」。絵画、彫刻、版画、工芸、写真の6部門あり、東京、名古屋、大阪と巡回した。作品は型にはまらず、出展は創作の自由が第一という。作品の撮影は自由、日展とは違い、おおらかである。

 

 絵画部門は洋画も日本画も水彩も一緒、絵画は一つ。デジカメ持ち、地階の広い会場を見て回った。写真撮り、面白そうな作品に絞った。フランス船長の「動きだした時」もその一つ。着想がユニーク。逆さ向きの赤鬼さん、白鬼さん。茶目っ気がある。白い雲と大地の草。上下対称の妙かな。顔、顔、顔…の題名「人の森」。〇と▽描いて、線引っ張って…子どものお絵かき教室…真面目な大人作品。官展的ではない民展、どういう観点でみたか?である。

 

 国展は国画会主催。大阪巡回展は6月18日で終わった。

 

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2017年7月14日 (金)

まぜちゃい菜は、T-1グランプリ

 

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チャイナ、チャイナ??、中国みたいな、漬物の「まぜちゃい菜」。これが、第4回漬物日本一決定戦、T-1で、グランプリ受賞したという。それで、一気に人気が出て、そんなグランプリあったのか、と知らんプリ?もしていられず、送別会の御礼品に選んだ。

 

 T-1のTは漬物のT。なんかF-1みたいで、加えて、グランプリと来れば、どんなんかな~と思う。季刊誌「湖国と文化」連載、滋賀県内を歩く「ぶらり近江はっけん伝」取材で、琵琶湖大橋西岸の道の駅・米プラザへ行ったおり、この「まぜちゃい菜」を知った。どうまぜちゃうか?お握り、炒飯、玉子焼きにまぜれば、旨さはちゃいないという。

 

 違いない=ちゃいないと、洒落ると、舌がもつれそうになる。近江の土産名品入り、買うなら~本店で~と、大津市役所のある京阪石坂線別所駅で降り、スマホナビの道案内で丸長さんへ行った。漬物の老舗、工場を併設、大きなお店である。T-1受賞は2014年の第4回大会。店前に垂れ幕が出ている。滋賀の伝統野菜・日野菜の葉を主に胡瓜、青トマト、青唐辛子、シソの葉などをまぜたという。それで君の名は?、まぜちゃい菜!。

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2017年7月13日 (木)

京都の祇園祭、胡瓜絶ちのしきたり?

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京都の祇園祭、八坂神社の神紋と胡瓜の輪切りにした模様が似ていて、京都の町衆は神様に失礼なので、祭りの間、胡瓜絶ちするという古いしきたりがあるという。そうか、そんなもんか?と、四条通りで紋を見て歩き、夜は大津をはしご、胡瓜メニューを注文、実証した。

 

四条通り、河原町通り、アーケードに提灯、垂れ幕が下がっている。どんな紋かなと、見上げて写真撮り。どこで見ても、渦模様の巴紋と、胡瓜輪切りの神紋がセットで並ぶ。神紋は木瓜紋(もっこうもん)と言い、確かに胡瓜の輪切り切り口とよく似ている。夏野菜の胡瓜は今が旬なのに、胡瓜絶ちの祇園祭は7月1日から始まり、山鉾巡行など1か月続く。

 

どう似ているか?最初は大津駅前のスタンド林屋。おすすめメニューの一つ、焼き豚肉胡瓜巻きもろみ乗せ。すぐ頼んで、乗ったもろみを取り、輪切りの切り口を写真で撮った。確かに似ている。もう一軒、ビニールドアの松本1丁目酒場いざかっぱ。メニューにない胡瓜料理を特注する。皿に輪切り、縦切りの胡瓜各種。また写真、神紋とべて、どうか~。う~ん、似ている。食べると、神様に恐れ多いかなーと、悶悶?、ここは大津!と割り切った。

 

 

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2017年7月12日 (水)

寺町に本因坊発祥の地

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囲碁の本因坊発祥の地は、ここ、ここ!と、歩道上に駒札が立っている。駒札だけではない。縦横19の線を引いた石の碁盤も備え付けてある。向かいあう対局用の石の席も。白黒の碁石あれば、いつでも打てる。お茶?欲しければ、向かい側にお茶の老舗、一保堂もある。

 

ここ、ここ~のここは、京都市役所から北へ5百㍍ほどである。碁盤の目で言うなら、南北の寺町通りと東西の夷(えびす)川通りが交わったところ。寺町通り?天正17年(1589)頃、秀吉のまちづくりで、京都洛中のお寺がここに集められた。今日只今、お寺は、減ったけど、下御霊神社、革堂(こうどう)こと行願寺など、名残りのお寺さんがある。

 

本因坊も実は、昔ここにあった寂光寺の塔頭の一つ。この本因坊にいた僧侶・日海(にっかい)が囲碁の名人。徳川家康の命で、本因坊算砂(さんさ)と改名、寺は弟子に譲り、江戸に詰めたという。町ぶらで、駒札読み、そうか、そうか~だった。寂光寺は現在、仁王門通東山西入ルに移り、 算砂愛用の盤石所蔵という。発祥の地はここ!のモニュメントは平成21年に完成、今村9段と滝口9段の打ち初め式があった。いご、お見知りおきを?!。

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2017年7月11日 (火)

民家販売、どう見んか?

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通るたび毎度、毎度、プロマイドを見る。ヘプバーンが美しい。ローマの休日のオードリー、旅情のキャサリン。ヘプバーン二人、ともに美貌…ぼおっと見る。不良の憧れ、夭折のジェームス・ディーンも。理由なき反抗、ジャイアンツ、エデンの東。金髪のオールバック。

 

 古そうな2階建て民家、どう見んか?悩ましい。引き戸のガラスはショーウインド、焼き杉板の塀は掲示板。2階を見上げると、どこの旅館か、ともえ旅館の表札、軒丸瓦、英字の自動車ナンバー…、店は店と思うけど、店員さんはみたことない。京都駅から東北、富小路七条下ル、立ち呑み「いなせや」の1軒置いて南隣~がわかりやすい。店名はなぜか、ない。

 

 立ち呑み帰り、よく店前で佇む。プロマイドは、映画、時事、ARTに分けてある。キューバのカストロ、髭は誰って?ダリやがな。スペインの画家、シュルレアリスムや。板塀、なぜか、名古屋名物の方言競の番付表も。横綱、東は「そおきゃあも」西は「やっとかも」で、三役に「なんだいも」「とろくさい」など。古本・生理解剖学販売、JAZZろくでなしの公演案内、カセットテープ45本収納700円…見れば見るほど、味わい深い店である。

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2017年7月10日 (月)

発酵のまち・近江高島の「かもす家」

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かもす家さん、匂うかな、プーンと匂うかな。鮒ずし、味噌、醤油、麹、酢…、かもす家さんが店内に並べた商品は、プーンと香って匂う。かもす家は「発酵のまち」のノボリ旗まで作った近江高島市のアンテナショップ。「かもす」は、醸す。発酵する「かもす」である。

 

京都の寺町三条の東側。足が動くカニ看板の「かに道楽」から5、60㍍ほどに店はある。去年10月、高島商工会が店を出した。新聞で知って、行って、最初は水曜定休、二度目は発酵ランチが午後2時まで。今度こそと、7月に入って、昼間に行って、やっと千円の発酵ランチ、三度目の正直だった。匂うぞ、匂うぞ、鼻がひくひく、匂うぞ!~である。

 

発酵ランチ、ネーミングからして匂う。2階の食事席に上がらず、店奥のテーブル席へ。マキノ、今津、高島、新旭、安曇川…湖西の酒蔵を描いた絵地図見て、待つこと暫し。匂ってきた~、出てきたあ~。醸し豚のひき肉、塩麹の人参と玉子混ぜ、青菜、漬物、きのこ和え…サラダ、味噌汁、ご飯は湖西の五穀米、小さな大根も…、ちゃんと数えてないけど、仕上げの乳酸菌入り美腸ドリンク含め、20品目以上あった。健康食、自然食…、物議をかもすことはない。

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2017年7月 9日 (日)

鏡よ!鏡よ!卑弥呼さん

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鏡の縁が山折れの三角、それで「三角縁」という。直径20㌢の銅製、ズシリと重い。表は神様と獣が描かれている。裏はミラー、どう見らあ?。これが、卑弥呼女王の邪馬台国はどこか?、近畿か、九州か~で論争100年、魏志倭人伝に登場の古代鏡「三角縁神獣鏡」。

 

「さんかくぶち・しんじゅうきょう」と読む。京都国立博物館の平成知新館2階、「さわって発見!」コーナー。交代でボランティアさんが詰めて、どうぞ~と誘う。言われるままに両手に手袋をつけ、タッチ。~縁が三角になっているでしょう~。確かに三角、四角ではない。~中は神様と獣です~と。重文の本物、写真ダメ、触ってダメだけど、模造は良し。

 

銅製、どうせ?模造と言ってしまえば…である。本物そっくりにデジタル化、よく出来ている。卑弥呼の謎、邪馬台国の謎を解くカギ、タッチまたタッチ…、紀元300年、何かわかるかなあ。卑弥呼が魏の王朝から贈られ、持ち帰った鏡は100枚だけど、現在、国内で230枚出土している。京博所蔵の1枚は、愛知県犬山の一宮古墳から出た11枚中の1枚。模造の古代鏡、触って、触ってハイ!タッチ二度三度。~鏡よ!、鏡よ!、卑弥呼さん~。

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2017年7月 8日 (土)

牛なり、山なり、自然なり~の牛乳

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この牛乳、ちょっと違うだよなあ~。どう違うって? そんじょそこらの牛乳とは違うだよ。だから、どう違うか、聞いているんだ。それじゃあ、言おうか。標高800㍍、岩手県の北上山地、「牛なり、山なり、自然なり」で育った乳牛の牛乳なんだよね。

 

だから飲むと、味がぎゅう?としているだ。ちょっと、しゃれたけど、わかったかな。自然のまま~というこだわりがあるんねえ。それ、どこの牛乳かって? ほら、最近ちょこちょこ、TVなんかメディアにとりあげられている、ほら!あの、なかほら牧場。漢字で書くと「中洞牧場」。取り寄せて、冷しておくと、旨みと濃さが増して、1週間目位が最高らしいね。

 

その牛乳が岩手から知人宅へ届いた日、偶然お邪魔して、ヨーグルト、奇跡のリンゴジュースと一緒にご馳走になってね。牛乳はぎゅう~とした味と表現したけど、京都新聞6日付け朝刊コラム「凡語」に江戸後期の商人の船が難破、ロシアに漂着、一行が初めて飲んだ牛乳のことが書いてあった。~何とも甘美で、百合根の汁みたい~と。いや、確かにや。牛舎なし、山地放牧の牛さん、ありのままで、もう幸せって!。だから、違いが出るんだよなあ。

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2017年7月 7日 (金)

竹の違い、わかる男?

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木でもない、草でもない。それは何かと尋ねたら~である。お分かりだろうか、それは、竹、笹、バンブーである。もう一つ、何科と尋ねると、それは、イネ科という。時はいま、竹笹がモテる七夕。♪~ささの葉さらさら~♪である。今夜のお星さま、キラキラかなあ。

 

よく行く京都府立植物園に竹・笹園がある。北山門からまっすぐ南へ、タケノコは獲れるのか?と思いつつ、たいがい、スッと通り抜ける。アジサイ園へ行く途中、珍しく足が止まった。キンメイチク(金明竹)キコウチク(亀甲竹)など竹・笹、70種類の植栽という。図解入りで竹とバンブーの違いの説明も。違いがわかる男、知っておくにこしたことはない。

 

バンブーは、竹は竹でも、熱帯性で、この園内では、ホウライチク(蓬莱竹)スホウチク(蘇方竹)がそうだという。竹は地下茎が横へ伸びて増えるのに対し、バンブーの地下茎は、まっすぐ株立ちして増えるという。どちらの図も、タケノコが地中からちょっと顔を出すところも。竹・笹園の中へ入って、竹を見て回った。孟宗竹、真竹、破竹、四方竹、黄金竹…、色、大きさ、みんな違う。竹の違いがわかる男、それは誰かと尋ねたら、竹チャンマン?。

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2017年7月 6日 (木)

豆菓子、まめまめしく~

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そうか、一等は「ふかふかきな粉大豆」か。昔懐かし、駄菓子屋さんのきな粉菓子、人気再びという。二等は千葉県産の落花生、「デリピーナッツ」。ポリポリ、ポリポリ…止まらない。三等は粒の大きい「ジャイアントコーン」。ペルー産とうもろこし、歯ごたえカリッ。

  

 何事もランキングばやりである。TVでは週間視聴率、本屋さんでは文庫本などの売れ行き、食の世界もそう。各分野で、どれが一等か~と気なる。京都の四条河原町東南、百貨店マルイ1階が1か月前から選べる食フロアへリニューアル。その一つに豆菓子販売の「ナッツ・ダム」。毎週木曜、どんな豆がよく売れたか、ランク付けして、店前で掲示している。

  

 自宅の山科帰り、近くのバス停まで行くおり、ちょい寄り。まめやなあ~って、いや、確かに豆や?。「ナッツ・ダム」、大阪で1905年創業の「まめ新」経営、京都では初出店という。豆菓子、新規開発して、豆豆しいほどある。くるみ・塩キャラメル、五色てまり、黒ごまっ子、豆乳きなとり、抹茶包み、トロピカル・ピーカン、こんがりバナナ、よろこんぶ豆…、これ何?何度も言わしないナ~の、いわしっ子もある。しっこ?、待って、執行猶予?。 

 ※ 先週木曜ランキングは以下のとおり。①ふかふかきな粉大豆②デリピーナッツ③ジャイアントコーン④くるみメープル⑤くるみ・塩キャラメル⑥こんがりバナナ⑦抹茶包み⑧ピリッとそら豆⑨さくっとピスタ⑩生胡桃

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2017年7月 5日 (水)

車窓から見た寿司屋さん

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名前、カタカナで書いて、待った。腰掛け椅子待ち、7、8人。店内客が出て、待ち客と入れ替わり。5分、10分、15分…、ついに客が2人に。いよいよ入店、注文はもう決まっている。店前の貼り出しメニュー、安くて、美味しそうな穴子三昧、税込み520円!。

 

 神戸市立博物館で「遥かなるルネサス展」開催。京都からJRの昼得切符で三宮へ、駅に着く直前、新快速の車窓から人の並びが見えた。店の看板は「魚河岸のすし えびす」。あの人の列、人気ありの証かなあ。ちょうど、午後1時前、展覧会を見てからか、食べてからか、何をどこで食べるか~である。あれこれ思っていたおり、見えたのが、この店だった。

 

 駅降りて、東側だった。神戸牛・神源、明石焼き・たこ庵、かつおの藁焼き・土佐清水…、気になる店があるけど、初志貫徹で、すしのえびす。展覧会より食が先。どの辺だったかなあ。見当たらない。スマホナビで確認、行き過ぎていた。名前呼ばれて入店。カウンターの8席、広くはない。穴子三昧は煮穴子二つ、焼き穴子一つ、これこれ、この食感!。明石産の活タコ握り追加、それに炙りうなぎ、いわし、トロ、〆さばも…。えびすさんでニコニコ!。

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2017年7月 4日 (火)

日本外交史の始まり、天正遣欧少年使節

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これぞ、日本外交の始まりか。歴史年表によると、本能寺の変があった年、つまり天正10年(1582)2月である。キリスト教徒の少年4人が大友宗麟らキリシタン大名の名代で、ローマで教皇に謁見し、イタリア国内を回った。「天正遣欧少年使節」である。

 少年は、伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチの4人。13歳と14歳。皆さん、洗礼名を持ち、洗練されている?。日本を紹介するのに、狩野永徳が描いた安土城屏風を土産持参したが、行方はわからない。出てくれば、国宝?。イタリアでは、行く所行く所で歓待、8年半後に帰国すると、秀吉の伴天連追放令が発令されていた。

 神戸市博で、いま、少年4人の足跡をたどる「遥かなるルネサンス」展を開催している。気温30度、京都から「遥かなる~」で行った。展示はウフィツィ美術館など所蔵の工芸品など。1階奥の撮影コーナーは少年4人の模型看板。展示メーンは4年前に奇跡的発見という伊東マンショの肖像。男前、薄い鼻髭…。マンショは満所、マンションじゃない。欧州へ初めて渡った日本人。今から遥か400年以上前の外交、教科書に出ていた。

 神戸市博の展覧会は7月17日まで。このあと、青森、東京へ巡回する。

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2017年7月 3日 (月)

「ドリンクだけでもご利用できます」

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行き出すと、どうもたて続けに行く。いいのか、どうか、癖なのかなあ。京都駅構内に出来た「カヤバール」である。行くのは、気に入ったからだけど、構内の店、また来ない?と言われてないのに、もう一週間のうちに3度行った。一杯が安いし、本がゆっくり読める。

 

 京都駅のJR東口改札か、京都市の地下鉄改札を出て、八条口側への通路である。前から工事していて、今年3月末に京都市交通局のコトチカ店として、がま口など雑貨、宇治茶の辻利など5店舗が開店、ピザなどイタリア料理の「カヤバール」はその一つ。店先の看板に~ドリンクだけでもご利用できます~と出ていて、ハイボールもワインも300円である。

 

 カウンター席もあれば、テーブル席もあり、マルゲリータなどピザも500円で各種、持ち帰りも~という。入ったのは3度とも午後4時頃。ハイボール2度、白ワイン1度、店内観察しながら文庫本は司馬遼の「関が原」(上)。この時間だと、客も少なく、飲みながらの本読み、スマホ点検など、穴場やなあ。店名は東京日本橋の茅場町に最初できたので、カヤバとバル融合で「カヤバ…ル」。関西初出店という。昼呑み、本読みの300円、続きそう。

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2017年7月 2日 (日)

アジサイ園、年々歳々アジ再々?

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そうか、赤いのは、ロシタか。ろうして、こんな色に。モリモリ、フワフワ…白く、大きく咲くのは、アナベル。アナッ!花が重い。地面につきそう。エッ!墨田の花火。ドドン~と打ち上げ?。城ケ島、サンセット…、アジサイは花から見るか、花の名前から見るか。

 

梅雨どきの京都府立植物園、今年のアジサイ園はどうか~、雨上がりの午後、北山門から入った。園内、いつもは時計と反対回りだけど、南へまっすぐアジサイ園へ。大正13年(1924)に開園、日本では最古の公立植物園。アジサイは180種2500株という。朝一番、ポポン、ポポンと開いた蓮池回り、アジサイは一杯、年々歳々、アジ再々と咲いている。

 

池には、夏至から数え11日目の半夏生(はんげしょう)、葉色は白く変色。水滴を葉に乗せたアジサイは、赤く、白く、青く…、七変化の妖艶さ。今が一番の見ごろかな。ブルースカイ、額が真っ青な空のよう。真ん中は粒々の宝石、何カロット?。ミス・ヘプバーン、ローマの休日?。王女、バーンと美しい。撫子アジサイ、葉の形ダイヤ。まだ早いけどクリスマスも。日ハムか、広島か、レゲラ、エルドラド…、プロ野球の外国人選手みたいに咲く?。

 

※ 植物園のアジサイ園は、広さ約2200平米。西洋アジサイと日本アジサイのエリアがある。日本原産の青系の古品種が約200年前に欧州で品種改良、大正時代に赤系も咲く多彩な西洋アジサイとして里帰り。6月上旬に日本アジサイから咲き始め、西洋アジサイは6月中旬から7月中旬まで。

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2017年7月 1日 (土)

店の看板は「汁」

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どう知るべきか、看板に「汁」と出ている。京都六角通り、富小路を東へ―である。隣は京扇子の宮脇売扇庵、真ん前は公園。「汁」の下に横文字で「MISO SOUP」。そうか味噌汁屋さんなんや。店の間口一間。~そらあ、せまおす。お酢ちゃいます。味噌どす~?。

 

 立ち呑み「すいば」の六角店が近くにあり、通るたびに気になっていた。京都文化博物館の京都日本画家協会展帰り、町ブラで初めて、店舗前に立ってみた。正式な店名は「MISO POTA 京都」。味噌汁とポタージュを組み合わせた商品を開発、1年前開店という。店は3坪くらい。店員さん女性2人。店が見える、奥が見える、顔が見える…、対話が進む。

 

 ミソポタ、どんなんがあるのか。メニュー表、豆腐のミソポタは白、人参は橙、しじみは黒、ピーツは紅の色分け、ビューティフル!。それぞれに説明文。ヘルシーで幸せな気持ちのほっこり味は人参のミソポタ。それ頼んで、イートインの店内は3席だけ。一杯ならアウトドアで前の公園まで運ぶという。木椀入り、人参のミソポタ、身体がホカホカする。一汁一菜よし、パンによし、コーヒー代わりによし。食生活改善へ♪~ミソミソ、ミソポタ~♪。

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