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2017年6月17日 (土)

日本画家・中路融人さん、自作を語る。

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「水の色は同じやない。浅い、深い、朝と昼…色をどう出すか、難しい」。文化功労賞の日本画家・中路融人さん。白髪、今年83歳である。時折、鼻眼鏡を手で押し上げながら、自らの作品について話す。「絵は、命がけで描かないと~」。画家として、強い思いがある。

 

 母親が滋賀県五個荘町出身の中路さんは、滋賀・湖国の原風景をよく描く。それがご縁で昨年、東近江市が五個荘の近江商人博物館をリニューアル、2階に中路融人記念館を設けた。中路さん寄贈の50点を所蔵。いま、開館1周年記念展を開催中と知って、JR能登川駅からバスで行った。チラシは、畔道のハンノキを田んぼとともに描いた「朝靄(もや)」。

 

 館内ビデオ、中路さんがインタヴューに答えている。「自分が思った風景の良さを感じてもらえるか、それを感じてもらえんようなら足らんのや」と自分に厳しい。「いい風景との出会いは車では見落とす。歩き回って足で稼がんと、それで見つけると、感動がまるで違うねえ」と一期一会の風景との出会いも話す。館内の作品展示は、朝靄、余呉の月、薄暮の比良…、どの作品にも懐かしい湖国の風景。中路さんが感じた風景、ありすぎるほどあった。

 

 

 中路融人さん、1933年京都生まれ、日本画家、日展顧問。日展では特選、文部大臣賞など受賞歴。文化功労賞、日本芸術院会員。東近江市名誉市民。 ※ 1周年記念展は8月20日まで開催。

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