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2017年5月27日 (土)

海北友松の雲竜図

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まあ、この鼻毛見て下さい。先が尖んがって、雲丹の殻を覆う棘(とげ)みたい。刺さったら、アイタタ、アイタタやでえ。鼻はグロテスク、団子鼻どころやない。毛は右の穴からドンガバチョと出ている。切らないのかな。切ったら威厳がなくなる…、そら、そうやなあ。

 

 京博開館120周年の特別展「海北友松」へ行った。ポスター、チラシ、看板は友松描く雲龍図の龍。建仁寺、北野天満宮、妙心寺で描いた龍が揃っていた。京博はそんな龍作品を集めて、展示室を暗くして、ドラゴンルームとして見せた。その代表作は、建仁寺の屏風左隻の龍。天にわかにかき乱れ、ドロン、ドロンと出てきた龍である。鼻毛に華、迫力がある。

 

 龍は想像上の動物。顔は駱駝、角は鹿、耳は牛、胴体は蛇、目は兎とも鬼とも…九つの動物のコラボという。いろんな絵師が描くも、友松の龍は一流?と言われる。狩野永徳、長谷川等伯と並ぶ桃山の絵師、海北友松は、近江湖北の浅井長政に仕えた武士。僧籍から還俗して、密かにお家再興を目指した絵師という。その思いの龍図だろうか。直木賞作家・葉室麟の新作は友松の生涯を書く「墨龍賦」(ぼくりゅうふ)。どう書かれているか、読みたい。

 

 展覧会は5月21日で終わる。※ 海北友松(1533-1615)永徳、等伯と並ぶ桃山時代の絵師、60歳以降、建仁寺などの寺院に屏風絵を多く描いた。

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