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2017年3月

2017年3月31日 (金)

日吉そばの「古代そば」

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「古代そば」って、どん何ですか?~と聞くと、湯葉とおろし生姜入りと言う。そう古代でも、誇大でもない。わりに新しい。お店は古い。もう90年以上、店主は3代目。昭和2年に建て替えて、それ以来、そのままという。坂本名物「日吉そば」。看板、それは大きい。

 

 お店は京阪石坂線の終点、坂本駅からすぐのところにある。坂道を日吉神社へ向かって歩いて2、3分。天台宗の始まり、最澄さん生誕のお寺の真ん前。そこって、そばで有名な「鶴喜そば」のところではないのかって…。そうそう、そこそこ。鶴喜さんは「味は1番、電話は2番、店は角から3軒目」のキャッチで売っているけど、日吉そばはというと…である。

 

 日吉神社へお参りしての帰り、昼には少し早かったが、入った。二度目で、7、8年ぶりかな。テーブル、窓際の畳席…、変わっていない。客がいないのも同じ。ストーブの前に座り「古代そば」って?と聞いた「古代そば」。値段は650円。ひと口、ふた口なんか、からだが温まる。何でか、しょうか、生姜効果か。鶴喜さんに対し「店は角の1番、電話は4番、さて味は何番?」と、女将さんに問いかけてみた。「お客さん次第です」。もっとも!。

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2017年3月30日 (木)

六角氏の観音寺城跡へ行く

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よくもまあ、こんな高いところに城を造ったもんだと思う。近江の守護400年、佐々木六角氏の観音寺城である。標高432㍍の繖(きぬがさ)山、近江平野を見渡す本丸付近の石垣に「観音寺城」と書いた白い旗がはためく。どんな城だったか、知ろう?と、のぼった。

 

 ハア、ハア、ハア…きつかった。むかしは楽市があって城下町だったという石寺で近江歴史回廊大学チャーターバスを降り、本丸を目指した。ふつう30分ほどで~と案内の講師さんは言うが、がれきの多い急坂…、途中で解説休憩、二度三度…。山頂から南の山麓にかけて、<くるわ>と読む廓(屋形)の数々…、この難所、そうそう、またくるわ!と…言えない。

 

石垣が多いのが観音寺城の特徴という。中世5大山城の一つ。近くに信長の安土城跡、何度か登ったが、ここは初めて。標高199㍍の安土城の安土山より、うんと高い。一人でもフ~フ~、フ~フ~、観音寺大石垣へ来た。今も大きな石がゴロゴロ。石垣の積み様は、垂直積み。石をクリッと割った<やな>と読む矢穴跡…これや、これやと写真撮り。池田丸から平井丸、本丸…こんな頑丈な城やのに六角さん、信長と戦わず開城逃亡?。なんでやねん。

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2017年3月29日 (水)

昆布屋さんの「塩こん部長」

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背広を肩に引っ掛けて、ワイシャツ姿で、風を切るように~。いいね、いいね、格好いいねえ。頭はオールバック、ポマードをテカテカに塗って…、ネクタイは緩めて…、腰はワニ皮のベルトをぐっと絞めて…、これ、これ、このフォーム、流行ったなあ、懐かしいねえ。

 

この人、大阪は枚方市、昆布会社「くらこん」の部長さん。各種昆布商品の似顔絵イラストで登場、「塩こん部長」と名乗って、売り出している。出会いは、JR琵琶湖線で山科から安土へ行くおり、駅前のコンビニで、ペットボトルと一緒に買ったおしゃぶり梅昆布。紀州産梅肉入り昆布味、うめえ~かなと、袋を取り出して、塩こん部長が昆(こん)にちわ!。

 

部長さん、おしゃぶり昆布のこだわりは、程よい硬さ、噛むほど旨味、昆(こん)な噛みごたえが癖になり、よろ昆(こん)でもらえると。袋裏の説明、昆布の昆(こん)洒落、昆(こん)がらがって?苦しい。はまり昆(こん)だら止められないとも。昆布は北海道産100%という。車中で食べ出し、一つまた一つ、癖になりまた一つ…。安土の帰り、大津のスタンド林屋で話すと、塩キャベツに「塩こん部長」使用と。部長さん、昆(こん)度また!。

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2017年3月28日 (火)

原了郭の「ごま麺」で七味比べ

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どれが、どう辛いかな、まずは一味でどうか。赤唐辛子が粉になって、ピリ辛かな。次は黒七味。色が隠れるまで、から炒り。一子相伝の黒さ、香り。クン、クン…嗅ぎすぎたら、ハ、ハ…、ハクション…大魔王?。3番手は粉山椒、最後に辛極…からさのきわみ、ああ辛!。

 

 創業は元禄16年、古いなあ。西暦で1703年。ずっと前から読みを「げんりょうかく」と思い込んでいた黒七味の「原了郭」さん。赤穂義士の原惣衛門の一子、儀左衛門さんが剃髪して「了郭」と名前を変え、祇園石段下のお香の店を構えたのが始まり。それが原点やけど、名字は「はら」さん。京都駅八条口に各種七味に加え、蕎麦、カレーのお店がある。

 

 開店して、まだ新しい。通りがかり「ヘルシーな、ごま麺」のメニュー見て、いつもの、なんかなあ癖が沸いて、飛び込みで入った。ねり胡麻の和風だし。ラーメンの麺に水菜、しめじ、白菜。薄味を補う七味がテーブルにいろいろ置いてある。一味、黒七味、粉山椒、辛極。レンゲにちょい振り、ちょい乗せ…、少しずつ乗せて、味比べ。ちょっとずつ、ちょっとずつ、出汁に浸しての味わい。どう変わったかって?そらあ、ちょっとずつ変わった。

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2017年3月27日 (月)

大丸300年企画はフラワーミラー

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あっ、これはなんかな?ウインドウ、花がいっぱい。一つ一つ、にゅにゅと出て、赤くなったり、白くなったり、ピンクになったり…。地下鉄へ、京都四条通りを歩いて、大丸前で、これはナンダ?。しばし、立ち止まって、デジカメ写真撮り。それは?大丸300年!。

 

 今年、創業から300年を迎えた大丸さんの春の記念企画の一つ、フラワーミラー。横に5、6㍍、縦に3㍍はある。動く花、変わる花…面白い。花はバラ?どれくらいあるかなあ…、100?、200?いや、いや、もっともっと…、ついつい、見とれてしまう。とおりがかりの皆さんも、足を止めている。大丸さん企画、大きなマル、これぞ、まさに大丸かな?。

 

なぜか、漫才コンビ、ダイラケ思い出す。ダイマル・ラケットさん。もうお二人とも故人、どう喋くって、笑わすかなあ。花がクルクル変わって、英字が出てきた。Dに、Aに、Iに、Mに、Aに、Rや。DAIMAR!。数字も出てきた。3、0、0…、300年!。前まで行って、ばらばらの花アップ、赤いバラや。フラワーミラー、どうみらあ?。「次代への門出、祝い花が集まった鏡。姿を写し、浮かび上がる文字や形を楽しんで下さい」とミラーの説明!。

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2017年3月26日 (日)

間口一間の立ち食いすし

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ビニールの入口、まあ、間口一間というところかなあ。そりゃあ、まあ、狭い。一間はメートル法に直して、1・8㍍。店内はカウンターだけ、8人が立てば大入り満席なり。そこは、京の台所と言われる錦、今やブームの絵師、伊藤若冲の青物屋が江戸時代にあった錦。

 

賑わい場所、御多分に漏れず、何処も外国人観光客が多く、錦もそう。そこに何時頃からか、間口一間、奥行き5間?の立ち食い寿司が出来ている。店の名前は「英」で、<ひで>と読む。ひでえ~狭い!と言ってしまってはおしまいよ。その店構えに味がある。握りネタは大きくもなく、小さくもない。値段?う~ん、高くもないし、安くもないって、とこかなあ。

 

おでん屋さんのお客さんから聞いていて、初めて行った。寺町錦から西へ入って、北側に「英」さんはあった。暖簾はないけど、アーケードに看板は上がっていた。お好きなドリンク+おまかせ握り5巻=1200円。最初は手ごろなところからで、加えて好物の穴子2貫400円。ドリンクはハイ!いつものハイボール。手前立ち、奥の客と入れ替わって、奥立ち。勘定して、出口へ行くのに太り客の壁。ごめんやっしゃ!、すみません、すみません!。

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2017年3月25日 (土)

人類史上最高のやきもの

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雨があがり、雲間から見える空の青をどう表現するか。その青は「雨過天青」の青と言うそうな。北宋時代の中国皇帝はそんな青色の青磁を求め、今もそれが現存しているという。台湾故宮博物院所蔵の「青磁無紋水仙盆」。これこそ、「人類史上最高のやきもの」と。

 

 安宅コレクションを所蔵している大阪中之島の東洋陶磁美術館。「台北-国立故宮博物院―北宋汝窯―青磁―水仙盆」と漢字並びの展覧会開催、もう会期か終わりなので、招待券があり、鑑賞に行った。展示室は2階、入り口で入場制限している。閉館まで40分、人気なんやなあ~と10分待って、入った。そう広くない特別展示室、どんな逸品かなあ~と見た。

 

 展示は青磁陶器5点。10世紀、中国北宋時代の「汝窯」(じょよう)という窯で焼かれた水仙盆で、故宮所蔵4点、東洋陶磁所蔵1点。ガラスケースに1点ずつ展示。そのうち1点が人類史上最高のやきもの」の案内。貫入なく無紋、形、色ー、故宮博物館は「神品至宝」と最高級の形容ぶり。海外初公開、日本初公開という。そうか、これが雨上がり、雲間から出た青色か~と見つめた。展示室を出て、記念撮影コーナー、天晴れ!と青く写真を撮った。

 

 ※ 展覧会は3月26日まで。※「汝窯」は宋代五大名窯(汝窯・官窯・哥窯・定窯・鈞窯)の一つ。窯址は、河南省の宝豊清凉寺で発見された。青磁の最高峰、汝窯青磁の伝世品の数は約74点。そのうち、台北故宮博物院に21点、北京故宮博物院には15点などで、大阪市立東洋陶磁美術館に1点ある。

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2017年3月24日 (金)

「R」を慕う「U」の展覧会

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「R」はフランス印象派のルノワールであ~る。「U」のユーは誰か、日本近代洋画をけん引した梅原龍三郎。渡仏20歳の梅原はルノワールに憧れ、教えを乞い、子弟の関係にあった。大阪天王寺、あべのハルカス美術館で、拝啓ルノワール先生」のRとUを鑑賞した。

 

美術館はハルカス16階にあ~る。展望台はそこからさらにEVで上がって、高い高いバア?。東京から巡回の展覧会、長い会期の後半のせいか、わりに空いている。フロアに白鬚、ハンチング帽のルノワール先生がいた。ボンジュール!。会場入り口から梅原龍三郎の横顔写真が見える。若い、男前…、こんにちは!。会場内は撮影禁止なので、入る前に撮った。

 

ルノアール先生の「麦わら帽の若い娘」。40歳頃の作品、淡いピンクの肌色、円熟期かなあ。バラ好き、ルノワール先生のバラ、いいねえ。帰国した龍三郎さんは「読書」と「黄金の首飾り」。色彩、タッチ…ルノワール先生に学んだせいか、成果出ている。トロイ戦争から古代ギリシャ神話の「パリスの審判」。先生の作品が2点あって、龍三郎さん、師を思い、90歳で模写している。90歳?この豪快さ、色使い…、RとUが重なりあっている。

 

 展覧会は3月26日まで。 ※ ルノワール(1841―1919)梅原龍三郎(1888-1986)。

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2017年3月23日 (木)

あなごめし発見!

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いいね、いいね~、あなごめしやんか。♪~決めた、決めた、おまえに決めた~♪。歌謡曲「みちづれ」やないけど、あなごめしに決めた。大阪は天王寺、あべのハルカスの美術館へ行っての帰り。昼もだいぶ回り、阿倍野界隈を歩いて、「あなごめし」発見だった。

 

あべのハルカス12階、13階、14階のレストランフロア、お店は一杯あるのに、どの店も満席また満席。ハルカス出来て3周年、それに好天の3連休、どう見晴るかすのか?、人が溢れるほど多い。ハルカス回避して、昼食は阿倍野筋2丁目の炭火焼と鍋料理の「たちばな」。もう一度、そこへ「みちづれ」に言われても、わからないままのブラ歩き、どこだったか、案内に自信はない。

 

お店は夜はちゃんこ鍋、昼はランチメニューの一つにあなごめし。店前で「午後2時半がラストオーダー、3時まで」と言われたけど、おまえに決めているので、入った。蕎麦がセットで980円。4人掛けテーブル、来た、来た、重箱入りで、おまえが来た。あなごめしーと言うたら広島の宮島が絶品やけど、阿倍野でも、かまへんけん。海苔の上、備長炭で焼いた穴子。甘辛醤油、キュウちゃんも一緒や。あなごは外国産?、そんなんはええ、おまえに決めたんや。

 

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2017年3月22日 (水)

安野光雅の仕事、どんな仕事?

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あんねえ~、あのねえ~、安野(あんの)光雅さんの絵、センスがあってねえ、どの絵もねえ、楽しいね。1977年の「もりのえほん」。森の中、よ~く見ると、ほれ、パンダさん、たぬきさん、おおかみさん…、あんのう見るとね、いろんな動物が一杯いるよ。

 

1971年「ふしぎなさーかす」。ピエロさんが絵札ライオンを火の輪へくぐらす。一枚の絵の中に一コマ、一コマ…、ピエロさんの動きが面白い。階段上がって「さかさま」絵。どっちが上で、どっち下?ややこしいけど、どこかでトリックがある。とっくりみんと。トランプあるよ~。ぼた山と汽車、花畑、蛍と人魚…、安野絵本、ほっこりやねえ。

 

京都伊勢丹の「安野光雅の仕事」展、2度行った。開催中の3月20日、91歳の誕生日で、会場入り口の安野さん写真に~おめでとうございます!~のお祝いメッセージ。お幾つの時の写真かなあ。笑顔、やさしい。入口で安野さん紹介ビデオ。島根県津和野のご出身、森鴎外さんと同郷。子どもの頃から画家に憧れ、山口の師範学校から上京、美術教師。「ふしぎなえ」でデヴュー、それから絵本ええ本。展示作品の数々、あんのう見たよ。

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2017年3月21日 (火)

心斎橋界隈、町の移り変わり

 

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さあ、初荷、初売り~、めでたいでえ~。買いや、買うてやあ~。そんな掛け声が飛び交っていそうな浮世絵。長谷川信貞画伯が描く「大阪心斎橋・初売の景」である。正月2日未明から店ごとに提灯が出て、心斎橋筋は朝から晩まで人で溢れ、浪花第一の賑わいだった。

 

 昔も今も、人、人、人…の心斎橋筋。今は、ワンさん、チンさんも。長堀から「心斎橋」の橋碑超え、本館建て替え中の大丸心斎橋店へ。工事壁面に大丸300年移り変わり回顧の写真が出ていて、写真撮りながら歩いた。江戸時代おもしろ小話の甘酒売り。心斎橋のたもとで「わん」と吠えた犬に甘酒売りやさん。~わんはござらぬ茶碗であがれ~。面白い!。 

  

 江戸末期の「浪花百景」に大丸前身の松屋呉服店。大坂相撲の関取も~と解説あり、左に羽織姿のお相撲さん、今は豪栄道?。明治6年に鉄橋に架け替えの心斎橋、やはり人、人、人。大丸社員のお得意回りの荷車は明治末期。時代は進み、♪~赤い灯青い灯、道頓堀よ~♪。の道頓堀橋開通式の写真。長堀川の埋め立て、心斎橋筋商店街。人で埋まり切った戎橋は2003年、タイガース優勝。工事壁面100㍍、端の初売りに始まる橋の歴史を見た!。 

 

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2017年3月20日 (月)

本屋さんの工夫、それが面白い。

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本の並べ方、売り方、見せ方、しゃれ方…、本屋さんも工夫の時代に入っている。大阪心斎橋の東急ハンズ地階の喜久屋書店、近くのビル訪問で時間があって、入ったら…、書棚ごと本紹介のアイデア、なるほどなあ~である。ヨガ本、サッカー長友を起用して、ヨガ友!。

 

ウシは一日に180㍑のよだれを出す。ウサギは自分の肛門から直に食べる。サイの角はただのいぼ!、もう20万部突破という「ざんねんないきもの事典」の紹介、興味の沸くフレーズ抜き書き、いきなり読ます。フワフワの赤い飾りと神社の鳥居。なんかナと思わせて、「成功している人はなぜ神社へ行くのか」と「神道の本」。しんどうても、おもしろっ!。

 

毎朝出勤前、大津祭りの天孫神社、10円投げ入れ、パーン、パーン。成功するかなあ。太い眉、厚い唇の顔、サルかヒトか。「サピエンス全史」。~失敗から学ぶことが出来たら、それはもう失敗ではない~と朱色で書き出して「失敗の本質」。黒字で白抜きで男を前に出して「男の条件」。忖度、斟酌、乖離…読めますか。「語彙力ないまま社会人になってしまった人へ」。~ほんまは賢くても語彙力ないとアホと思われちゃう~と。5位のままは辛い?。

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2017年3月19日 (日)

大阪心斎橋筋、お店見るだけウオーク

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見るだけ、見るだけ…、歩いて、ちょっと、見るだけ、見るだけ~。どう見るか、そりゃあ、面白い店を見つけて、ちょっと写真撮るだけ…。東京は銀座、大阪は心斎橋。かつてはそう並び称されたそうやけど、今は、雑多さで人気の心斎橋筋商店街、人並みの中を歩いた。

 

「元祖、廻る。元禄寿司」。どう元祖か、そりゃあ、元禄時代から回っていた?。少し歩いて、「口福彩菜ひなた」の看板見つけた。口が幸福になる居酒屋さん。ひなたは漢字で「陽」か。店名、こってるう~。2階の壁は料理中のママさんイラスト。ゆであげナマスパゲティの「ポポラマーマ」。まあ、でっぷり。店前に若い娘がいっぱい。ナニナニ。金プリやって。

 

そうか、金のプリンを略して金プリ。ひとつ160円。芸能人・兵動さんも食べ歩いたそうな。店名は、36の「SANROKU」。山麓?18?、う~ん、わからへん。TV紹介はナポリ。絶品お値打ちグルメ1200店の中で5位。終日オール500円、マルゲリータも500円、安おますなあ。あっ、また、若い娘さんが並んでいる。平仮名店名「ほっぷしゅうくりむ」。シュークリーム店で、逆も真なり。テング酒場は天狗。グッと、まあ一杯!。

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2017年3月18日 (土)

選べるパスタ、選択と集中

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今や、何でもある選択の時代、好みの時代。食べることもしかりである。どれにするか、あれか、これか、決めるのに困って、猫のお回りさんも、にゃんにゃん、にゃにゃん?。自家製パスタ、最初に麺を選んで、次にソースを選んで、選択また選択、ゴシゴシである。

 

 ゴシゴシ?洗濯ちがい。それも今は電気洗濯機、板の手洗いゴシゴシではない。パスタ選択店を書くのに遠回りした。お店は平安神宮大鳥居前、京都国立近代美術館の中にある「cafe de 505」。本店は神戸505で、京都駅構内にあるうどん、そばの立ち食い「門左衛門・麺串」と一緒という。あとでネット調べ、そうやったんかあ~だった。

 

 パスタもうどんもそばも麺は麺。麺は異なもの味なもの!また違う。麺やのうて、縁は異なもの~や。ストライブの画家、山田正亮展へ行って、鑑賞前に入った。店員さん、楕円形麺か、幅太の平麺か~聞いて来た。楕円形を選び、次は京だしカレーか、あさりだしトマトか~とまた、聞いて来た。オープンテラスの向こう、疏水が流れる。暫し、うっとり待って、ジュジュ…とトマトソースのパスタが来た。これ、選択と集中の結果である。

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2017年3月17日 (金)

駅構内の立ちぐい店、スピード第一

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 いや、早いのなんの!食券だして、注文したメニュー、出てくるのに30以内。それは、早い。カツなど揚げもんは、1分を超えているけど、290円のかけそばやったら、20秒とはかからない。味?それが、旨いんやなあ。値段?安いんやなあ。人気、当然、あるねえ。

 

 灯台下暗し~というのかな。身近なとこ、意外と気づかない。京都駅構内にある「門左衛門 麺串」。駅中央2階の新幹線との連絡通路にあり、前々から知っていたけど、一度入っただけかな。そん時はそう気づかなかったけど、この間、伊勢丹の美術館行って、JR琵琶湖線で安土へ通夜のお参りのおり、ちょい寄り、こんなに早かったんかとスピードに驚いた。

 

 選んだ食券は「たっぷり肉そば」500円。ネーミングの「たっぷり」が面白いし、それが肉とくれば、ついつい~である。千円札のお釣りは5百円玉貯金が出来る5百円硬貨、効果がある。店内見渡すまでもなく、ハイ!どうぞ~と、出てきた。肉は好きなモチ豚、出汁が利尻昆布使用…、モチ豚、モチモチ、味わい長持ち?。好きな味や。若い店員さん3人、手際よい。たっぷり時間ない時、早いのがいい。行き交う人次々の駅構内、スピード第一!。

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2017年3月16日 (木)

越境昼食は、天然いくら丼

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食べたいと思うと、越境してでも、行ってしまう。あの、ノボリを一目見た時からである。赤いノボリは「天然いくら丼」。黄色い金糸玉子に赤いプチプチのいくらが一杯の写真。つい、値段はいくらかなあ、粒はいくらあるかなあ~と思ってしまう。洒落の習性、悲しい。

 

 職場の大津からJRで山科駅へ、改札前のエスカレーター降りて、大丸、ラクトを通り抜け、三条通りのなか卯へ、一直線。午後一番、会議がある。早め、早め、短期決戦の覚悟がいる。自販食券、迷わずにいくら丼にタッチ、とん汁付き970円。コの字型のカウンター一杯、10人で満席。両隣は何か?親子丼と京風うどんか。ワイは天然のいくら、高いでえ。

 

 井上靖の文庫本「敦煌」開いて、1頁捲って、もう来た。早い、大事なことや。ウン、赤と黄色、色どり綺麗や。これやこれ、これが食べたかったんや。職場の近く、なか卯さんなかったんで、ここまで来たけど、ウン、ええがな、ええがな。刻み海苔、ノロさん、ちょっと気になるけど、黒色加えると、また綺麗になる。記念の写真撮りも大事や。刻み海苔の乗る前と乗った後、何事も比較検討は写真から。いくらのプチプチ、数えている暇はないでえ。

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2017年3月15日 (水)

絵は縦に縦に、横に横に~ストライブに

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よくもこれだけ、縦に縦に、横に横に描けたもんだなあ~と思う。ひとり、東京郊外のアトリエで、ひたすら縦に縦に、横に横に~、おおかた50年、絵筆の色を変えながら生きている限り、画家はエンドレスに描き続けたという。絵は、縦に縦に、横に横に~なのである。

 

 「ストライブの画家」と、今になって、大きな光があたる山田正亨(やまだ・まさあき)さん。79歳まで生き、7年前に亡くなった。東京国立近美から京都国立近美へ巡回して、「endless山田正亨の絵画」として、展覧会開催中である。京都市美の京展を出て、平安神宮大鳥居に向かい側、近美の展覧会看板、ストライブの中、「かいぶつ画家が、いた。」

 

 「endless」にして「かいぶつ」~と来れば、どんな画家かと思う。入場料1000円、入った。縦に三つ折りチラシ。山田画家の怪物ぶり、紹介があった。生きることは食べて寝る繰り返しならば、彼は「絵画と契約する」ことで、絵を描く営みを生きることに加えた人間。世俗や流行に背を向けて、だれにもおもねることなく、縦に縦に、横に横に~ストライブして、5000点という。会場、横に横に~鑑賞、色とりどりの直線人生を見た。

 

 京都近美での展覧会は4月9日まで。山田正亮さん、1929~2010。

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2017年3月14日 (火)

丸ごと金目鯛の煮つけ初登場

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いる、いる…、一週間に二度か三度かは立つカウンターの左端、人は長老席と呼ぶ。7年前、開店当時はなかったテレビ、その下のカウンター席、プラスチック容器のタッパが置いてある。蓋を開くと、中にいる、いる…。大きな目、赤い皮、丸ごと二尾、煮つけてある。

 

JR大津駅前のスタンド林屋、おススメメニュー、この日の一品に初めて出た。丸ごと金目鯛の煮つけ。タッパの中なので、値段は880円。はっぱふみふみ値段?なんのことか、書いていても、まあ、意味不明。林屋メニューでは、高級値段、それは間違いない。店の奥に出来た座る席、賑わっているけど、金目鯛登場の日、客からの呼び込み、まだないそうな。

 

写真撮りだけで店を出て翌日の夕、通りがかりに「まだいる」と声をかけると「まだいます」と、副店長の井上さん。一日置いて、プレミアム・フライデーでない花金で入店。タッパはなかったが、一品メニューに丸ごと金目鯛の煮つけ880円は健在。じゃあ~とオーダーすると「置いておきました」と林店長。レンジでチンと仕上がったゴボウ付き、甘辛煮の金目鯛さんが、大きな目をむくよう出てきた。懐かしい、2日ぶりのご対面。めでたいなあ。

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2017年3月13日 (月)

天神さんの梅苑公開

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梅と言えば、菅原道真公を祀る天神さん。新聞に載る梅だより、京都の北野天満宮は、いま、「満開」。紅梅、白梅…、2万坪の境内に梅の木は、およそ50種、1500本という。~東風吹かば匂いおこせよ梅の花~と菅公が詠んだ梅、主(あるじ)忘れずで、行った。

 

 日本初の市電、ちんちん電車の始発だった鳥居から参道から入って、入苑料700円の梅苑へ。豊臣秀吉が造営の史跡「御土居」も特別公開、一緒に見られるという。紅梅、白梅…、香りクンクン…馥郁、馥郁…もうちょっとで春やでえと咲く。観賞の人も満員、皆さん、スマホ、デジカメで、写真、写真…アングルに人を入れず、どう梅をうめく撮るか?、である。

 

 遠望して全体を撮る、接近して一輪ずつ撮る。持ち歩くデジカメ、いくらでも撮れる画素数「S」にセットしてある。ちょっと鮮明度が落ちる気がするけど、写真は視点が大事。混雑の中、人より梅で、まあ撮った。境内から本殿へ行った。御土居へ上がった。紙屋川へも降りた。実を言えば、天神さん、御土居の森でターザンごっこもした懐かしの所。ここ、いま有料?と撮った写真の数々、自宅のパソコンで点検。~こちへ来て、思いは懐かし梅の花~。

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2017年3月12日 (日)

古代ギリシャ、神秘の微笑はアルカイックスマイル。

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この肉体にして、この微笑み…、これぞ古代ギリシャのアルカイック・スマイル。それ、どこにあるかい?。今、神戸市博の展示室の中にある。昨年末から開催中の特別展「古代ギリシャ」。アルカイック・スマイルは、クーロス像とコレ―像。誠に、ホホホ…ホホホ…。

 

 展覧会のテーマは~時空を超えた旅~。紀元前、遡って、遡って…、1千年、2千年、3千年、まだ遡って、6千年、7千年。気が遠くなるような古代ギリシャの名宝の数々、全325件が来て、9割以上が日本初公開という。展示は桜咲く4月初めまでだけど、そのうち、そのうちでは、終わってしまう。京都から三宮へ、JRの昼得切符往復1400円で行った。

 

 市博会場入り口前の写真、二つの大理石像がほほ笑んでいる。桂三枝さん改め桂文枝師匠の口癖、いらっしゃ~い?。俳優市村正親さんの音声ガイドで会場を回った。紀元前3千年のミノスから古代オリンピック、マケドニア王国…、漁夫のフレスコ画、牛頭形リュトン(酒器)など、誇大でなく、古代すぎる古代が次々に。幾何学様式のアルカイック時代は、紀元前900年頃、クーロス像とコレ―像、これえが神秘の微笑、アルカイック・スマイル!。 

※ 展覧会は4月2日まで。

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2017年3月11日 (土)

「ごん太巻き」と「ごん太揚げ」

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 おっ!綺麗やん。どんなんかなあ~と注文した「ごん太巻き」。マグロと胡瓜と山芋を海苔で軍艦巻にしてある。白、赤、緑に黒…彩りがいい。市松模様や。まず写真。黒い皿に青葉と海藻、レモン、ワサビと醤油…、邪魔くさがらず、立って、俯瞰的に撮らんとなあ。

 

 値段550円、皿乗りは5個、一つ100円。ググッと、レンズ絞って、マクロ撮りも一枚。どや、うまいこと撮れた。市松模様が綺麗や。一緒に頼んだ「ごん太揚げ」も来た。ミンチとインゲンを海苔で巻いて、天ぷら揚げ。斜め切りのが二つ。滋賀県湖西の今津に群生するザゼンソウ(座禅草)みたい。正面から写真撮り。6個で400円、安いやん。

 

 「ごん太巻き」に「ごん太揚げ」。これ、神戸三宮の阪急高架下にある居酒屋「ごん太」のオリジナルメニュー。神戸市博の展覧帰り、勝手に足がガード下へ向かって、うまい、早い、安い~のフレーズに乗せられ、カウンター席へ。ごん太?ずっと昔、飼っていた犬の名前と同じ。親しみ感じて、ワン!と一人で入った。座った前の板前さん、名札は「もんた」。お顔?もんたはあるか!?いや、ありません。どちらも、おいしうございました。

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2017年3月10日 (金)

「鉄亭」も2種類選び

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さて、何を選ぶかなあ。和食のおかずが☆印付きでチョーク書き。海老フライ、ハムカツ、納豆オムレツ、トンテキ…、縦に2列並んでいる。何種類あるかなあ。1、2、3…、目で追うと18種類も。鯖にとろろにカツオもある。ここから2種類選び、さて、どうするか。

 

 土曜の昼、通りがかりの飛び込み昼食。京都文博へ行くおり、烏丸三条を東へ歩いて「鉄亭」。1階に進々堂パン屋さんがあって2階。店前の看板、~定食なら鉄亭、おかず2種類選べます~と出ている。ここも2種類選びか。寺町三条上ル「スマートコーヒー」を思いだした。洋食メニューの2種類選び、緊張して、カツとソテーのポーク、僕は経験している。

 

 階段上がった。壁にお好み焼きのコテ飾り、入口に帆船模型…、ドア開けて、初入店…客だれもいない。店員さんは男性2人、カウンター席へ。2度選びは経験ずみ、じっくり見て、塩サバとナスの肉味噌、これでよし。どういうわけ、店内1人だったのに2人、4人、3人…客入り続々と。ツキ呼ぶ客かなあ、わりよくある。支払い850円、帰りに店名の鉄亭は「てってい」と聞く。「いえ、くろがねてい!なんです。」。確認の徹底、大事である。

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2017年3月 9日 (木)

白い銅像くん、学生さんやったんや。

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わかったでえ。あんた、学生さんやったんや。黙って、銅像みたいに立っているだけでも、わかったでえ。京都精華大芸術科の今成隆成君やろう。ズバリかな。広島県福山市出身やってねえ。地元の祭りで、大道芸のスタチューパフォーマーに魅了されたそうやてねえ。

 

 なんでわかったって?そらあ、SNSの時代やんか。あんたが立っている台に「Mr・Kids」と書いてあったやろ。それをパソコン検索したら記事が出てきたんや。関西学生報道連盟の取材記事。2年前やから、今年が卒業年ちゃうんかな。就職決まった?。このまま大道芸続ける?。あのネット記事で、路上文化を育てて、プロになりたい~と言っていたね。

 

 このところ、京都の四条河原町によう立っているねえ。南東のマルイデパートの前、先週の夜、続けて2度見たよ。みんな、ナニ?ナニ?って、写真撮っているねえ。じっと立っていて、急に赤い舌出したり、スマホ見たり…。演技?うまくなったねえ。ついつい、見てしまうよ。女の娘に人気あるねえ。足元のビニールバケツ、投げ入れのお金、だいぶあってたねえ。千円札も2、3枚?。小銭やけど、気持ちだけ入れたよ。今成君、まあ、頑張りや。

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2017年3月 8日 (水)

フレンチおでんは食のトレンド

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大根にポルチーニソースがどっぽり、かかっている。これ、昔は大根役者、今はフレンチおでんという。食の時代はトレンド。もう一つある。フォアグラの茶わん蒸し。世界三大珍味で茶わん蒸し、もしもし、ムシムシ?、それ幾ら、360円!。大根フレンチは180円!。

 

 大阪市中央区の落語会帰り。地下鉄乗り換えて梅田のルクア・バルチカ。落語会前は老舗おでん「よかろう」。桂福車さん、死人の「らくだ」をどうや、よかろう!と好演して、梅田で打ち上げ。誘われるままについて行くので、らくだ!。お店はソース料理が楽しめるワイン店と言う。へえっ~ソースか?。店名は「赤白」で<こうはく>。滅茶、流行っている。

 

 ビニール張り、店内がよく見える。まあ~るいカウンター、テーブルもある。6、70人は座れる。もう午後9時回っているのに飴もらって、待った。3人さんどうぞ!まで15分。ワイン赤と白で30種。ソービニヨンの白。わいのワイングラス、フン、フンと、かいで、わからないままウン、いける。だいたいが大事や。パリなど日本大使館で公邸料理人経験の地井潤シェフのお店。料理よし、ワインよし、値段安くて、よし…。トレンド、トレンド…。

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2017年3月 7日 (火)

おでん、よかろう

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ガラガラ、ガラガラ…、ゆっくり、ゆっくり、シャッターが上がった。開店午後5時なのに、もうよかろう!と、5分ほど早く、店が開いた。おでんの「よかろう」。この日の一番客、3人でカウンター席に座った。グツグツ、グツグツ…大きな鍋におでんが溢れている。

 

大阪市中央区の落語会前に行ったおでん屋さん。先代創業から55年の老舗、誘われるままに…、阪急、大阪地下鉄を乗り継いで…、降りたのは国立文楽劇場がある日本橋駅。東京なら<にほんばし>なのに大阪は~ニッポン、チャチャチャ~の<にっぽんばし>と読む。ハングル店多いなあ~と、歩いて7、8分で着いたのが、道頓堀川が掘割で流れる島之内。

 

最初にどて焼き。七味振って、ウン!いける。店内に品書きはない。カウンター前、おでんは40種という。目の前の鍋、覗いて見た目で注文へ。高野豆腐と蒟蒻。出汁の汁具合いを知るには、まずこれや。ちょっとおでんツウになったかな。デンと構えていては、何も出ん。出汁、あっさりしている。ええんちゃう。シュウマイ、椎茸、フキ…、練りからしをちょいとつけて…、いいねえ。菊菜はある?と言うと、そんなこと聞くな!とばかりに出た。

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2017年3月 6日 (月)

大賞は「ナゾトキヤマ」、さて?

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絵も変だし、題も変わっている。そうだから、見る人の心を惹きつけ、同じように変にしてしまうのだろうか。第4回続(しょく)「京都日本画新展」で大賞をとった上坂(こうさか)秀明さん(28)の作品「ナゾトキヤマ」である。さて、どう謎を解くか?。

 日本画の新鋭を奨励する展覧会。2009年に始まり、4年前から著名画家5人が推薦、制作委嘱の38人の作品を美術評論家5人が審査する方法に変わった。それで、新しいという意味で、続きの「ぞく」でなくて「しょく」と読ます。まあ、続きであって、続きでないベンベン!…である。毎年、京都伊勢丹で作品展があり、今回も鑑賞に行った。

さては、南京玉すだれ!、上坂作品の謎解きである。上坂さん、大阪吹田市出身、京都芸大卒。豪州シドニーへ交換留学の経験、言葉通じず、しどにかった?。洒落ている場合とちゃう。大事なのは絵の謎解き。裸足、空を見上げる黒い顔の若者と、変な生き物。首が長くて、耳から紐のような毛が垂れて、目が可愛い。背景はしずく、雨だれ。う~ん、何かなあ、難やなあ。変やなあ。だから、アッ!さて、さて??と見てしまうんやなあ。

 伊勢丹美術館の第4回続(しょく)日本画新展は2月28日で終了。

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2017年3月 5日 (日)

居酒屋「近江市場」???

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ええ、こんなところに居酒屋「近江市場」。また、どんなんかなあ~のムシが湧き出て来た。困ったもんやのもんじろうや。大丸京都北側、錦通りの博多ラーメン2階・おでん屋出た日曜の夜。大河の直虎を見ようと、早めに帰る道筋。「近江市場」の看板、見てしまった。

 

 立ち止まって、看板写真を撮っていると、後ろから、客さがし中のの女性店員が、どうですか~。滋賀大津勤め、全国の近江屋さんの屋号を研究したことがある。どんな近江?心の一瞬のスキをつく見事なキャッチ。じゃあ、ちょっとだけ~と入ってしまった。お店は路地の奥のビル、1階は美容室で、その2階。カウンターに座った。メニューに鮒ずしも、近江の地酒も、赤コンもない。それなのに、なぜ近江市場か?。

 

 ハイボールとタコワサを頼んで、ちょっとだけの点検。店はやや薄暗く、広い。メニューは多く、客層は若い。調理場は田川くん。福岡から京都へ来て8年という。なんで近江?とカウンター越しに聞く。~オーナーが滋賀の人というだけで、「京都の隠れ家」へ店名の変更を考えています。路地奥の店なんで、客集めのキャッチが助かります。私もキッチン(板前)修業は、まだまだです~など、きっちんと話す。田川は五木寛之著の青春の門に出るかつての炭鉱の町。田川くんの明日は、これから、これから、頑張れ!。

 

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2017年3月 4日 (土)

ディナーメニュー、訳したら?

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ちょっと緊張するなあ。膝にナフキン、テーブルにナイフとフォーク。平目のカルパッチョに始まるディナーメニューが次々に。年代もんのワインは白から赤へ…。立ち飲みの日々、居酒屋の日々…、ワインのディナー会なんて、いやあ、照れちゃう。でぃないする?。

 

 京都伊勢丹9階、京都タワーが大きく見える市場小路さん。米国オレゴンのワイン会社の社長が直々来た。オレゴンのワインは~云々と通訳説明、時おり集うワイン会の皆さんと席を同じくして聞きつつ、出てくるディナーのメニュー。日本語に訳したらどうなるのだろう。最初のカルパッチョ。まあ、洋風刺身でんな~と創作落語を作るSさん。軽くカルパッチョ。

 

 紋甲烏賊のコンフィのコンフィは、どうか。右隣の大学教授Nさん、そりゃあ、プチ揚げでしょう~とぶち上げた。いや、揚げより炙りでは~とSさん。この世界は弱い。メモ取り、学ぶ一方。ほんでから、白味噌のチーズ・フォンデュ。これは難問。和え、絡みなど出て、チーズ鍋に。まぐろのディエド。これは、半ナマで意見一致。メーンが出た。黒毛和牛のサーロインステーキ。素敵?やなあ。ソースはマデラソース。いろいろ混ざって、マデラ?。

 

 マデラはポルトガルのお酒 ※ デザートで出たテリーヌ・ショコラのテリーヌは、型ありの意味。

 

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2017年3月 3日 (金)

戦国時代展

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信玄、謙信、信長、道三、長政、義輝、元就…、姓、お分かりですね。信玄さんは、そう真剣に考えずとも、武田さん。ライバルは上杉謙信さん。家来衆、献身的に仕えた?。道三?蝮の道さん、斎藤さん。義輝?代々足利家で将軍さん、元就?西の雄、三本の矢の毛利さん。

 

京都文博の戦国時代展、どんなんかなあ~と行った。展覧会テーマ、相次ぐ戦乱で秩序が乱れたイメージがあるけど、文化的、経済的実りのあった時代と。副題は英語で「A CENTURY of DREAMS」。つまり、夢をみることが出来た時代と。展覧会は応仁の乱に始まり、信長が将軍義輝を追いやった100年を戦国時代として、ドリーム展示。

 

将軍、武将の肖像が並ぶ。無精せず、経歴を丁寧に書き込んである。歴史の勉強になる。川中島、姉川…、戦いの屏風がある。鐘鳴り、陣太鼓鳴り、矢が飛び、太刀合わせ…。ほら、ケースの中、戦陣鼓舞の法螺貝。元就所有していた日本最大の巻貝と。大きさ1㍍以上、立派。ほら吹いてない。会場は4階から3階へ、軍旗、甲冑、具足、兜…それに太刀に鞍、あまり見すぎると立ち眩み?。陣地、陣中、参陣、陣笠…、戦国時代の様々な展覧、ジ~ン!?。

 

 展覧会は4月16日まで。 

 展示の目玉は、狩野永徳筆の国宝・洛中洛外図屏風・上杉本。

 

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2017年3月 2日 (木)

いざかっぱと林さん、新聞デヴュー

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知り合いが新聞に出ると、アッと思う。それも2人一緒、写真付き。大津市松本1丁目酒場「いざかっぱ」の板倉正臣さんと、開店7周年の大津駅前「スタンド林屋」の林亮二さん。年齢も載っている。かっぱくん32歳、林さん37歳。なんで、二人一緒なんや。

 

 読売新聞1面コラム読んで、滋賀県版を開いたら…である。一週間に一度は行くかっぱの板倉くんが写っている。ビニールハウスドアの中、立って何かを見ている。もう一人はカウンター席。一週間に二度は行くスタンド林屋の林さん。わざとらしく意味ありげにタバコをふかしている。二人は業界の先輩後輩、仲は良いが、新聞は林さんを常連客と書く。

 

 厚生労働省が方向性を出した「飲食店禁煙」を巡り、滋賀県では賛成か反対か、記者さんが取材した記事である。カウンターとテーブル二つのかっぱ店。喫煙所設けるスペースないし困りますと言う。それはそれとして、林さん、自分の店をあけ、なんで、かっぱ店に来ているのか。おかしいやんか。写真、頼まれたんやな。下手なポーズ、わかるでえ。会って声かけたら「新聞デヴューです」と屈託がない。あんまり、店開けたらあかんでえ。

 

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2017年3月 1日 (水)

2月23日は何の日?

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語呂合わせの記念日、数々あれど「2月23日」って、さて、何の日でしょうか。「富士山の日」-、三好青海入道、正解です。まだ、あります。もう一つ、さて、おわかりでしょうか。「2」を「に」「ふ」でなく、ワンツーの「つ」と読んで「つつみ=包み」なんです。

 

 答え、「風呂敷の日」です。京都ふろしき振興会が4年前に「つ(2)(2)(3)(包み)と、語呂を合せて、記念日に登録したそうです。包んで、結ぶ風呂敷、日本文化を今一度です。えっ!大風呂敷を広げすぎ?いや、まあ、そう固いこと言わず、何事も柔らかく、包みこむが大事です。記念日制定記念の「京を包む」展、京都文化博物館で、やっていて、見ました。

 

 何時もの町ぶら、ふろふろ歩いて…、ちゃうちゃう。ふらふら歩いて、出あいました。仏具屋さん、本屋さん、お酒屋さん…、京都の企業が協力して、京都造形芸術大制作のロゴデザインした風呂敷で商品包み、展示してありました。風呂敷って、遠く奈良時代、風呂に衣服を脱ぐのに敷いたかららしいです。包む、結ぶ、運ぶ、掛ける…、風呂敷は軽く、実用性に富み、色や柄、日本の文化ぎっしり、大きくも小さくも、包みこんで、ツーツーレロレロ?。

 

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