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2017年1月

2017年1月31日 (火)

気になって、気にいった今年の年賀状

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今年の酉年、初詣は神武天皇ゆかりの石上神宮(布留宮)へ~でしたか。昔は鬱蒼とした境内の尾長鶏など神鶏が群れていたそうですね。去年が喜寿、この2月3日がお誕生日。北京で生徒さんが記念論文集贈呈して、喜寿祝いの宴ですね。今頃、北京でしょうか。

 

 司馬遷研究A先生の年賀状、虫眼鏡で読んだ。細い字が年賀はがきにびっしり。石上神宮に<いそのかみじんぐう>のルビまで…、字数の多い鬱蒼の漢字もちゃんと…、近況報告かねた文章、味わいがある。下二桁、45か、51か、年賀はがき当選番号を点検しつつ、A先生はじめ、気になる年賀状、そうか、そうか、いいな、いなと、もう一度、読み返し、写真に撮った。

 

 彫刻作家T先生の年賀状は日展作品。京都市美で鑑賞した「あの日の約束」が写っている。優しい女性像、腕を組んだ右手のペンダント、意味ありですね。Tさんの知人で日本画家Nさんはクワイ三つ。ブルー、いい色。洋画家のYさん、あずみ野の風景、左上、初日の出がキラリ。岡山のKさん、百名山完登の添え書き。写真は槍ヶ岳連峰、鏡平も鏡池から。お祝いし、その姿勢、鏡にしたい。洋画家Nさんは、赤字に白抜き2017、めでたし!、めでたし!。

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2017年1月30日 (月)

冬の植物園へ行く

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何か御用か、五葉松…、針状の葉が5枚ずつ束になって、下がっている。マツ科の常緑高木。青い葉の中に枯れたた葉も…。見た瞬間、写真になるなあ~と前、横、斜めから。五葉松、盆栽もいいけど、自然体もいいなあ。正式名は、メキシコ原産、オークサカーナマツ。

 

 寒くても、行く所なければ、植物園に足が向く。京都市地下鉄北山駅下車、園内は新春の花詣展開催中。葉ぼたん、かずら、南天など、いろんな花を何点?か集めて、アレンジメントして、作品展示してある。春夏秋冬、何時行っても何かある。噴水回りの鉢植えの花が色々、これも写真になるなあ~と一枚、二枚、三枚、四枚…もうおしまいと思うまで撮る。

 

 花詣展から自然の五葉松、葉が落ちたメタセコイヤへ。木を見て、森を見ず~ではと、見上げて、大きく、大きく~俯瞰して…。ムクノキ、エノキ、ケヤキ…葉が落ちて、枝だけになった樹木、冬枯れ模様は、ええ絵だ?。落葉針葉樹、枝先が線香花火のようで美しい。フウ、サクラ、イロハモミジ、サルスベリ…、葉のない樹木、ハハン~と写真撮り。急に色づいてロウバイ…、狼狽した?いや、洒落た。雲間から急に日差し、明るい明日が待っている~。

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2017年1月29日 (日)

ここが、とんかつ処…トントン、トントン

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トトンがトン!とでも言うのだろうか。豚のことがトントン出てくる。お店が丸ごと、豚飾りの「とんかつ処やまなか」さん。まずは店前から見よう。入り口のイラスト看板、黒メガネ、パンス一つで仰向けの豚さん。いや、パンス?やない、パンツ…。それが色っぽい~。

 

 横文字で赤く「CUTLET」やって。意味はカツレツ。もう一つ、道路側に金色豚の置き物。重さ50㌔とか。大分県湯布院の温泉で見つけ、譲って~と頼んだけど、断られ、同じものを~と業者発注したという。名前は「ミスラッキー」。若かった時の店主「やまなか」さんの似顔絵も。お店の所在は、河原町通りを挟んで、京都ホテルオオークラの斜向かい。

 

 もう40年以上のお店かな。稀勢の里が白鵬に勝って横綱決めた夕方に入った。鹿児島産もち豚で、特選ヒレカツは4切れ、2千円…、ジューシー、シューシー。もう70歳超え、頭がスルッとなった似顔絵レスの「やまなか」店長、話す、話す。この豚はアメリカ、これは♪~飛んでイスタンブール~♪。店内に世界を旅して収集の豚モン300点以上。店はジャパンタイムズにも掲載…。語りは尽きない。そろそろ、肩たたき…、トントントントン!

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2017年1月28日 (土)

本に刺繍の清川あさみ展、開催中

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うん?、これ?なんや!、本に刺繍、こっちは楽譜にも。読めないし、歌えない。そう思うけど、そうやないんやって。これは新しいアート世界で、いま、若い世代に受けているそうな?。わからないと言えば、ナウさがない。辛いけど、やっぱり、う~ん、???。

 

 ご存知かな、清川あさみさん。兵庫県淡路島出身で、37歳。モデルで、美術家で、アーティスト。糸や布やビーズで、美術作品を創作している。ようわからないって?。それなら、ほれ、NHKの朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」。あのタイトル映像を制作しているのが清川さん。TVに出てくる四つ葉のクローバー刺繍、あれも作品なんだそうな。

 

 清川さん、京都伊勢丹7階で、京都で初の個展。招待券があり、わからないままに行った。本も楽譜もやけど、美女の写真にもビーズなどで刺繍してある。これが代表作の「美女採集」とか。チラシはネガポジ写真の反転、記憶や心理の背景を表現しているという。う~ん、またわからなくなってきた。独特の世界感を持ち、糸を紡ぐアート作品…、いといと説明していたらきりがない?。清少納言・春は曙の「いとをかし」と、理解しよう。

※ 展覧会は2月14日まで開催中。

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2017年1月27日 (金)

回転寿司の造り

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すじこがブツブツ行く、紋甲いかは黙って行く…、勿論、中とろも行く、赤海老も行く…、ヒラメのえんがわは真ん中を行く、杏仁豆腐も行く。どこへ行く?って、お客さんの前を通って行く。クルクル、クルクル…回って行く。久々、京都八条のイオン4階、回転寿司へ。

 

 そば効果、それなりに出ている。体重計の朝乗り、このところ65㌔台を維持している。兵庫・三田の知人、Nさん(6?)の出腹を思い出し、どや!と思う。Nさん、蕎麦の継続、効果あるでえ~。炭水化物は避けているけど、たまには寿司もいいか~と、魚河岸寿司のカウンターに座った。どうしても握りより、造りを意識する。兵庫県産、赤なまこ、いいねえ。

 

 島根の天然あじ、千葉の天然イワシ…これもいいねえ。開店以来、回転寿司店長の桑原さんに口頭で造りを注文する。えっ、赤なまこがきれた!、う~ん、ホンマにないの?、天然のイワシはある。ないのか、ないのか、何度もいわしないなって…、それもそや。中トロ、炙りトロ…これは握りやけど、いいねえ。造りで、鯖と穴子…、桑原店長にまた直接注文した。鯖は〆てある、穴子は焼き。造りとちゃうけど、仕方がない。〆は、あらあ!あら汁。

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2017年1月26日 (木)

妙法院宸殿の「七卿落図」展示

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デジカメで写真になった「七卿落図」の主役、三条実美に焦点をあて、ズズっとアップした。真ん中、今まさに階段をおりようとしている。蓑笠をつけ、草履ばき。「さあ、まいりしょう」、隣で頭を下げているのは長州の久坂玄瑞だろうか。マクロ撮り効果、三条実美公が大きくなった。

 

 大政奉還150年記念、京の冬の旅で13年ぶり特別公開の妙法院へ。代々皇室から住職を迎えた天台三門跡の一つ。あと二つは大原の三千院と、将軍塚に御殿を新築した青蓮院。有名な三十三間堂は妙法院が管理する仏堂である。幕末の文久3年(1863)8月18日、公武合体派に敗れた尊王攘夷派の三条実美ら七卿、妙法院から長州藩士らとともに~である。

 

 学生さんが解説する特別公開、国宝の庫裏見て、緋毛氈の絨毯を順路⇒に従い、重文の大書院で狩野光信の障壁画を十分見て、さらに行って、山口・萩博物館所が蔵する「七卿落図」展示の宸殿へ。いったん、長州へ落ちのび、体制立て直しを策した「七卿落図」の宸殿がここである。篝火がたかれ、鉢巻きの藩士…、図から緊迫感が伝わる。境内へ回って、宸殿前に七卿落ち由来書き、碑もある。冬の旅ガイド購入、妙法院ページから七卿図ズームアップ!。

 

 妙法院宸殿は明治に往時のままに建て直している。 ※ 京の冬の旅公開は3月18日まで。1か所600円。

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2017年1月25日 (水)

ゴッホの「黄色い家」は、うどん屋さん?

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ゴッホが描いた「黄色い家」みたいなうどん屋さんがある。店員さん、みんな女性。だからか、うどん屋さんだからか、店名は「めんめん」という。意味はよくわからないけど、入るとなぜか、店員さんはみんなイエローハットをかぶっていて、ハッとする。

 

 お店は京都の山科、国道1号のわきで、東海道新幹線が上に見える。自宅から京阪バスでR山科駅へ行く道筋にあり、ずっと前から知っている。3階建てビルの1階、営業はもう20年以上かなあ。なぜか、ビルは1階から3階まで、黄色い。どうしてか?聞いたことはない。休日の昼に出かけるおり、うどんを蕎麦に変えて注文、最近、たて続けに3度行った。

 

 店内は広く、よく流行っている。奥のカウンター席、ラックに京都新聞がある。なぜか、漫画本で、池波正太郎の剣客商売もある。ゴボウのきんぴらそば、店名メニューのめんめんそばは、キノコなど具が多い。お鉢は、汁をすすると、顔がまるごと入るほど大きい。忙しそうなので、黄色い理由はまだ聞いていないけど、帰りにビル見上げて、そうや~と思った。ゴッホがゴーギャンと共同生活していて描いた南仏・アルルの「黄色い家」に似ている。理由、そこにアルル?。

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2017年1月24日 (火)

老舗大膳の「北海そば」

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なんで、なんで、なんでえ~。にしんそばの名前は京都が発祥地なのに、平安京跡の老舗そば「大膳」さんは「北海そば」と名付けて、メニューにしている。昨年暮れの町歩きで見つけ、年が明けて、なんで「北海そば」なのか、確認に行った。

 

自宅の山科から地下鉄東西線で二条駅まで乗り、千本通りを北へ北へ…。暮れは南へ南へ歩いて、お店を見つけた。二条駅からすぐと思っていたけど、まだか、まだか?で、平安京・大極殿跡の千本丸太町を過ぎ、出水まで来て、やっとだった。ウインドウの「北海そば」を見て、店内へ入った。広いし、格式が高そう。店名・大膳の由来は、平安京へ食事を出す「大膳司」からという。

 

 

午後2時近く、客は一人。大皿、大亀、羽子板飾り、布袋面、干支瓦、扁額…、色々あり、目移りする。~おおきにどす~の声、親子連れの客、まだ奥にも部屋があった。待って10分、なんでかな?の「北海そば」がどっしりした伝統の楽茶碗みたいな器で出てきた。どこか、格調高そう。葱と蒲鉾に大きなにしん…、にしんそばそのもの。なんで北海そば?と聞くと、「にしんは北海道、先々代からなんです」と。なんで?なんで?なんででもなかった。

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2017年1月23日 (月)

町の中に酉年のトリを見た!

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もうどれだけのトリを見てきただろう。絵馬の鶏、ゆるキャラのトリ、花時計の鳥…、酉年の今年、町を歩いて、トリを見つけては、写真撮りしてきた。お年玉付き年賀状も、当選発表もすみ、どんなトリが、町の中にいたか、このあたりで、とりまとめよう。

 

 まず平板な洒落から。さすが酉年、トリはとりどり~。毎月25日、京都北野神社の終い天神。神社が掲げる今年の絵馬は、日本画家・三輪晃久さん(8?)が描いた鶏。晃久さん館長している堂本印象美術館の帰り。あれが、とりどりの第1号。続いて、神戸のおば宅訪問、三宮へ出て恒例の花時計。赤と白の葉ぼたんは、神戸北野・異人館の風見鶏デザイン。

 

 ご当地ゆるキャラに年賀状を~の京都中央郵便局では、鳥取県のトリピー、兵庫県のハバタン。年賀会のびわ湖大津プリンスホテルはにわとり二羽の祝凧、近江の地酒、浅芽生(あさじお)のウインドウでは鶏と海老飾りでめでた、めでた…。町歩き、人形屋さん、饅頭屋さんで、鶏、鳥、ひよこ…。京都国立博物館は、所蔵品のとりづくし展。打掛模様に孔雀、鶴、オシドリ、鳳凰で、ホ~オッ!。鳥の画家・伊藤若沖さんの鳥画もトリに展示してあった。

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2017年1月22日 (日)

運試しのサイコロ振り

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よ~し、やってみようやないか。サイコロ二つ、どうコロぶか。5と5ならメガジョッキ無料、2と3、1と4など足して5か、ゾロ目ならふつうサイズで、これまた無料。偶数なら半額、奇数なら有料。どんな目が出るか、さあ、チャレンジ、チャレンジ!。

 

 それ、なんか?と言うと、うどん杵屋さんの50周年運試しハイボール。夜は居酒屋になる杵屋さん。夜に行って、ハイボール注文すると、サイコロ振りますか~とバイトさん。JR山科駅前の居酒屋「ももじろう」で、挑戦した経験がある。ここはハイボール頼むごと、何回でもチャレンジ出来る。奇数でもメガのジョッキ610円というから条件はいい。

 

 両手に拝むようにサイコロ持った。お願い!と黒椀に落とした。コロン、コロン…、あっ、赤い目が二つ。1と1や。やったあ!。バイトさんが~おめでとうございます~。無料ゲット。当ては390円の蛸ぶつとマグロ…。無料のハイボールが空に。もう1杯、やるか、よし!。バイトさん、もう1回やでえ。さっきと同じ拝み落とし。コロン、コロン…、あっ、また、1と1や。これは何と珍しい。この幸運ゾロ目、イチイチ言いたくなる。

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2017年1月21日 (土)

壬生寺に歌碑「ああ!新選組」

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ご存知かなあ、この歌。♪~加茂の河原に 千鳥が騒ぐ またも血の雨 涙雨~♪。昭和40年代、三橋美智也さんが唄った「ああ!新選組」。香川県の知人が、こぶしをきかせてカラオケで歌って、うまかった。この歌碑が新選組ゆかり京都壬生寺・阿弥陀堂の庭にある。

 

京の冬の旅、今年の第51回は大政奉還150年記念。幕府側の新選組が周辺の八木家などを屯所に、境内で剣術訓練した壬生寺もその一つ。壬生狂言舞台の重文・大念仏堂初公開で行ったおり、歌碑を発見した。♪~武士という名に 命をかけて 新選組は今日も行く~♪。歌詞の刻みは2番も3番も。♪~恋も情けも 矢弾に捨てて 軍重ねる 鳥羽伏見…♪。

 

思わずメロディー、口ずさみそう。男らしい、いいなあ。歌碑の隣、100円投入で、三橋さんの歌再現という。早速…と見たら「機械不調で、只今、演奏中止」の張り紙。ああ!、新選組や。♪~菊のかおりに 葵が枯れる…変わる時勢に 背中を向けて 新選組よ 何処へ行く~♪。歌碑ある壬生塚、局長・近藤勇の胸像なども。あの朝、鴨川の四条大橋を渡るおり、ユリカモメがカッパえびせんで舞っていた。大政奉還から150年、時代は変遷!。

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2017年1月20日 (金)

京博、冬のメタセコイヤ

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真ん中、一本筋が通っている。真っ直ぐ、真っ直ぐ…樹高は30㍍。赤茶けた葉が落ち、透けて見える。枝ぶりは左右均衡、三角錐、縦長ピラミッドみたい。京都国立博物館のメタセコイヤである。伊藤若沖の特別展へ行って、2階からガラス越しに写真撮り「いいなあ」~。

 

 全国的な寒波、雪予報が出た日だった。今年初めての博物館、首にマフラーを絞めるように巻いて行った。鶏の画家・若沖、酉年が重なり、寒いのに館内は賑わう。若沖さん、飛ぶ鳥を落とす勢い。若沖展見てからメタセコイヤ。雪空に太陽が一瞬射した。1階降り、館回りの水路がギラギラ光っている。ガラスの向こうは眩しい。逆光撮り、目を瞑って1枚、2枚…。

 

 館の外で、ロダンと噴水。シュッと、噴水は上がったり、下がったり…。裸のロダン、何でかなと、考えている。寒いので写真は1枚。太陽は、どんよりした雲に覆われた。雪が降りそう、降ったら積りそう。もう帰ろう、いや、折角、メタセコイヤまで行こう。真下から見上げて1枚。高い樹、首がだるい。庭木、紅梅が一輪、二輪…、温もり感じる。出口から振り返って、もう一度メタセコイヤ、松とコラボ。博物館写真点描、酉年に撮り尽くし?。

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2017年1月19日 (木)

若沖さん、奇想の筆、いま一度!

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どうして、そんな筆になるのか。昨年、生誕300年で人気再びだった伊藤若沖さん。京博で年越し企画の特別陳列展を見て、この画、あの画…、奇想、奇想と感じて、図録を買って、奇想ぶり再考である。まず蟹さん、ヨコヨコと歩かず、タテタテと木に登っている。

 

 濃墨で一気呵成、墨が飛び散る如く。蟹の木登り、気にしていない。魔除けの鍾馗さん、トレードマークの髭、それに頭髪、眉毛…毛という毛は筆のかすれ跡という。若沖さん、正気で描いた。福々しい七福神の布袋さん。太鼓腹で、両手で大きな袋を担いでいる。この顔の微笑み。何とも可愛い。見ればみるほど、ホホホ、ホホホ…、若沖さん70歳で描いた。

 

 図録の見出しで「なんともいえない目!」とあるのが、維摩(ゆいま)さん図。大乗仏教の奥義を究めた人物で、禅世界に入る若沖さんが親しみを込めて…。布袋さんと同じ目している。優しそう。ヒクガエルとフグ、がっぷり4つに組む相撲図。この一番、前代未聞の取組という。力いっぱいのヒキガエル、からだを膨らませ抱き抱えらたようなフグ。ユニークでユーモラスな絵だけど、無用な争いはやめよう~の深い意味がある。さすが、若沖居士!。

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2017年1月18日 (水)

造り選択3種◎◎◎

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うん、うん…、これはいける。旨い!旨い!。どう旨い?かというと、まあ、旨い。ああや、こうや~言うより、旨いから旨い。まあ、お店が自慢する「産直」ちゅうやつや。何処かって、JR山科駅前の、ほれ、昼からちょい飲み出来る見聞録チェーンの山科酒場!。

 

行ったのは昼やない。土曜の夕方、雪が降り始めたとき。JR降りて、午後5時すぎに入って、カウンター席。昼飲み、定着してきたのか、客入りそこそこ。座って、ぶ厚い単行本開く。イトマン事件を日記ふうに元役員が書いた住友銀行秘史。磯田さん、河村さん、伊藤さん、許さん…、事件がヒシヒシ、生々しい。それより、注文、注文…、造りが生々しい。

 

造りメニュー、三重県紀伊長島産の「産直」と出ている。どこの紀伊聞いてみなくても伊勢、和歌山やない。造りは6品中の3種盛り選びが580円。カワハギ薄造り、マトウ鯛、なまこポン酢の選択。野菜メニューでは、長芋塩焼き290円。ハイボール飲みつつ、本読みつつ、前のからすみませんえん!と出てきた。この選択、採点すれば、我ながら◎◎◎…。バイト店員さんの名前、鈴木さんでなかったけど、◎◎◎記念で、スズキ焼霜の造り追加!。

 

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2017年1月17日 (火)

ダレ? ガラス工芸のガレ

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この写真の人、ダレ? この人はガレさん。ヨーロッパ近代工芸史に革命をもたらしたガラス工芸家。1864年、フランス東部のナンシー生まれ、フルネームはエミール・ガレ。チラシの写真、目がキラキラと輝く。京都高島屋で、この人・ガレとドーム兄弟展を見た。

 

ガレさん、世界的に有名も58歳の若さで生涯を閉じた。ガラス作品、花器を中心に皿、杯、植え込みの鉢、それにピッチャー。投手のピッチャーでなく水差し。色んな器に水を差すのでピッチャー。投手も投げ分けるので、意味は一緒。ビアガーデンでも大きなピッチャー、あれも。話がアニカ・ソレンスサムなった。それダレって?ゴルフ元女王。今はガレの話。

 

ガレ作品のガラス文様、見ていて飽きない。解説によると、ガレはパリ万博の「ジャポニズム」作品に触れ、日本に憧れを抱き続けたけど、果たせなかったと。文様の蜻蛉、カマキリ、鯉、貝と海藻、草花…、そう見るせいか、どこか「ジャポニズム」を感じる。会場内の撮影は禁止だけど、会場入り口に1点展示の1980年頃制作の小花紋花器の撮影は良いという。右から左から、斜めから下から撮った。見てもよし、撮っても、とっても良かった。

 

 ドーム兄弟はガレ様式を引き継ぎつつ、独自の世界観で作品を制作した。

 展覧会は16日で終了。

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2017年1月16日 (月)

国宝長寿寺のオコナイと大雪

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この雪、まあ、見て、見て!。滋賀県湖北は雪国やけど、京都に近い湖南は、そうは降らないのにこの雪である。この雪、多いのなんの、しんしんと降って、雪また雪…、家も野山も田畑も白い、白い。全国でこの冬一番の寒波、大雪…、国宝・長寿寺で見た。

 

 何でまた、と言われれば…である。近江歴史回廊大学の講座の一つ、神と仏と祈りのクラスに同行して….。桜よし、紅葉よしの善水寺、常楽寺と並ぶ湖南三山の一つ、長寿寺で五穀豊穣、家内安全を願う「オコナイ」行事を受講生ともども、視察に行って、この大雪だった。所は美し松で有名な旧東海道の石部宿。JR草津線石部駅からバスで15分ほどだった。

 

 今の成人式なら20歳だけど、昔の元服は10歳以上から…。地元の子どもが赤鬼、青鬼になって、太鼓と鐘の中で暴れる「鬼はしり」。これに本堂お供えの餅、今朝から袈裟姿の住職が読経、住民もモチモチ、モチモチ…とお祈りする。長壽寺は天平の創建。本堂は国宝、弁天堂は重文、仏像も重文…、石造の多宝塔は国内最大級…、神事に建造物…それはそれは…まあ、古い。何時までも降りやまない雪の中の研修、めったに経験出来ない。写真の雪、まあ見て!。

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2017年1月15日 (日)

楽家次男、雅臣さんの石の彫刻展

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これは何かな~とタイトル見れば、烏帽子。こっちは何やろう。扇?、開いている。細くて長いのは何?そうか、稲妻か。なるほどなあ。鬼も、兜もある。ギザギザ石は?雷さん。うん、そやなあ、わかるなあ。石の彫刻見て、タイトルを読む。楽作品の鑑賞、楽で楽しい。

 

楽家15代目吉左衛門の次男、雅臣さんの彫刻展を見た。京都伊勢丹7階、会場の仕切りは白いカーテン。写真撮影は可と出ている。カーテン、勝手に撮ってもいい。洒落、わかってもらえた?。カーテン=勝手、ウンが、苦しいなあ。黒いのはジンバブエの御影石、白いのはオニキスの大理石。雅臣さん、叩いて、叩いて、磨いて、磨いて、作り上げたという。

 

透けたカーテン越し、ご本人がいる。手振り、身振り、知人に作品説明している。1週間ほど前、早朝のTV番組「京都知新」で本人を見た。千利休の縁で始まる楽家450年の楽茶碗。長男の篤人さんは16代目が決まっている。雅臣さんは東京芸大を出て、自宅の庭にあった御影石との出会いから、固い意志で石彫刻の世界に~。「自然物はいずれ自然に帰る、私の彫刻も~」と雅臣さん。作品は今、輪廻シリーズ…。石の上にも3年?、30年?、50年?。

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2017年1月14日 (土)

あんな蛸、こんな蛸…

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自宅帰り、バス待ちで寄ると、ハイボールと蛸メニューで一品。最初はたこ焼き3個から始まり、今はあんな蛸、こんな蛸である。ポテ蛸サラダ、蛸ぶつ、蛸の生春巻き、たこ焼きグラタン、蛸とアボガドのタルタル…もう十分、タルタル?、いや、まだまだある~。

 

 どこのお店かって?、そこは、その名もズバリ、蛸座さん。JR山科駅改札出て、エスカレーターで降り行くか、地下鉄山科駅改札出て行くか、口を突き出した鉢巻きの真っ赤な蛸風船が飾ってある。すぐわかる。すりガラス、下から覗き、カウンター席に客の足が何本あるか、8本なら4人??。蛸燻製、蛸のチジミ、蛸ロッケ、勿論、蛸の唐揚げも…。

 

 カウンター席で蛸メニュー数えたら18種も。ついこの間は、たこ焼きのお吸い物とぺったこ焼きも注文、もう4分の3は制覇した。そうそう、ここの蛸わさ、ちょい辛やけど、鼻ツンがいい。そんなに蛸ばかり食べて?やけど、蛸って、ビタミン2があって、高血圧と貧血防止に良いし、美容にも効果があって、基礎代謝力が付きダイエットにもなる。ええんやんか。ほかに…、書きすぎると、ペンダコ、パイを握りすぎて、麻雀たこ?かな。

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2017年1月13日 (金)

日展京都展の彫刻作品

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見た、見た~まあ、大方、見た。京都市美で開催の、改組して「新」がつく日展京都展。日本最大の公募展、帝展、文展の歴史を含むと、ゆうに100回を超す。書の審査方法で、物議あり、出直しての「新」第3回展。日本画、洋画、工芸美術、彫刻、書の550点、まあ見たかな。

 

 どう見たか、1点1点、丁寧に見ると時間がかかる。さあっと歩いて、あっと思ったら、しげしげと見た。2階の日本画、洋画、工芸美術、1階へ降りて、洋画の残りと書、彫刻は作品解説に出会った。作品の意図、作家さんエピソードも。そうなのか、なるほどなあと思う。帰りに解説があった彫刻作品のポストカードを探して買った。解説ぶりを思い出して書く。

 

雲の上のヤギさん。作家の鈴木さんが東山動物園で何時も見ていたのに…、亡くなったのか?と、雲の上で、右の後ろ足を浮かせた。これで作品効果と。ダチョウ親子の彫刻。殺伐とした人間社会、こんな優しさを…と。作務衣の男性像。作品意図は、今の男性もこのように男らしく~と。豊満な女性像。作家さんはまるで小柄やけど、まあ、いいじゃんと心の豊かさ表現。貫禄の秀吉公、羽織の燕、時代考証しっかり。大阪城の濠に建つ、お顔も彫りが深い。

 

 ポストカード作品は左から鈴木紹陶武さんの「Dall Sheep on cloud 9」、細川忠夫さんの「愛・温もり」、神山美登里さんの「魂男」、笹山幸徳さんの「秋の日」。文化勲章受章の中村晋也さんの「豊臣秀吉公」。 

 作品解説は日展会員、滋賀大卒の竹谷邦夫さん。

 

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2017年1月12日 (木)

たこ焼き入り年明けうどん

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年明けうどん、だいぶ定着してきたのかな。年越しそばの向こうをはって、うどんも負けてられへんと登場した。その定義は?太くて長くて、純白で、元旦から1月15日までに、新年を祝い、幸せを願って、めでたいうどん、どんどん、食べよう!という。

 

昼にも夜にもよく行く、うどんの名門?杵屋さん。八条口の京都アバンティ店、メニューにある。昼にけんちんうどんを選んだ日、年明けうどんも知り、そのうち、そのうち、幕の内?で行った。駅ホームなどにある麺屋さんも、年明けうどんメニュー。店前の写真を見ると、梅干しが入っている。純白のうどんに赤い梅干し、わかめと海老…、具もめでた、めでた。

 

杵屋さんはどうか。ここは梅干し代わりにたこ焼きが二つ。何で、何で、なんでえ?と説明を読む。「タコ」は西日本では、神にささげ、豊作を祝い、家内安全、安産祈願で、縁起のよい食べ物、祝賀の気持ちをまあ~るい玉に込めて…と。たこ焼きは大阪の老舗たこ焼き割烹「たこ昌」から。長い海老、大きな一枚海苔。おたまで出汁をすくうと薄味、たこ焼きの中、蛸も確認した。新春の空にたこたこ上がれ!年明け「たこあげうどん」。

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2017年1月11日 (水)

京都市美の展覧会入場者歴代ベスト10

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開館から80年余、どの展覧会の入場者が一番多かったのか。今、日展を開催中に京都市美術館は改修工事向け、壁面に歴代入場者ベスト10を紹介している。日展鑑賞前、そうか、そうか~と見た。一番は1965年開催、ツタンカーメン展、100万人も突破している。

 

 紀元前13世紀、古代エジプト、ファラ王・黄金のマスク、日本初公開…、古代の輝きみたくて押すな、押すな…、一日平均2万3千人というから凄い。100万人超え、京都市美の企画展、後にも先にもだろう。続く2位は、その前年、東京五輪開催年のミロのビーナス特別展89万人。一日平均で2万4千人、ツタンカーメンより多いけど、かめへんのかなあ。

 

古代ギリシャ、右腕はない大理石づくりの美人彫刻。いま、ルーブル美術館が所蔵している。ギリシャのミロで発見、ミロの名前がつく。鑑賞者が多くて、どう見ろというのか? いや、すみません。3位、5位、8位はルーブル展。中でもフェルメール作品、今も昔も人気のよう。裸か着衣か、マハで有名なスペインの画家・ゴヤ展は1972年開催、71万8千人で、歴代4位の入場者、ゴヤ?でなかった。ロダン展はだんだん下がり9位。考えるなあ。

 

 ツタンカーメン(1965開催)1,074,495人 

 ミロのビーナス特別展(1964年)891,094人

 ルーブルを中心とするフランス美術展(1962年)746,314人 

 ゴヤ展(1972年)718,794人 

 ルーブル美術館展(2009年)618,321人

 エジプト美術五千年展(1962年)586,114人

 メトロポリタン美術館展(1972年)483,797人

 ルーブル(2015年)450,025人

 ロダン展(1966年)446,009人

 ルーブル美術館展(2005年)424,810人

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2017年1月10日 (火)

「タコ公園」は永遠に不滅!

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 どこをどう探しても、正式な公園名の表示はない。そうやけど、ようわかる。公園の中に、ゆであがったピンク色の大きなタコの滑り台がある。そばに鉢巻きをして、口を尖がらせた可愛いい子タコもいる。みなさんはずっと「タコ公園」と呼んでいて、それで十分わかる。

 

 自宅から京阪バスで、山科駅行くおり「タコ公園」の横を通る。正式にこだわるとすれば、住所は京都市山科区西野阿芸沢町かな。北側に山科郵便局があり、周囲は京都市内で一番古い公営の山科団地。西側はええっと?A棟とB棟、道路を挟んで、東はC棟D棟。もう築50年、高齢世帯が増えている。「タコ公園」も前からあるけど、ずうと何も変わっていない。

 

 年末、郵便局へ年賀状出しに行ったおり、何時も静かな「タコ公園」に子どもたちの歓声が上がっていた。団地へ里帰り夫婦の子供さんだろうか。親子2代で公園のタコを滑る光景、いいなあ~と遠くから写真撮りした。タコの公園、ネット調べで、全国に200カ所以上あるけど、同じ形はないという。東京の環境業者さんが若手の彫刻家のアイデアでつくったと言い、どこでもモテモテ、世代を超えて人気がある。「タコ公園」は永遠に不滅!~。

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2017年1月 9日 (月)

昼にけんちんうどん、夜にハタハタ唐揚げ

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お店のおすすめ、おすすめ~で、昼はけんちんうどんの単品、夜は数ある一品から何にするか、ハタと困って、ハタハタの唐揚げ。正月早々、そんなに精勤に~と思うほど、昼に行き、夜にも行ったうどんの杵屋さん。京都駅八条口のアバンティ、レストラン街の中にある。

 

 正月の京都アバンティはバーゲン中。杵屋さんも1000円以上飲食は5%引きという。だから行ったわけではないけど、行った。昼のけんちんうどん。かつ丼付きの定食でもいいけど、減量中なので単品。決して、けんちったわけでない。何で「けんちん」か、調べたら中国の普茶料理の日本化で、「巻繊汁」と書く。「繊」は中国読みで「ちん」と発音するそうな。

 

 ホンマは豆腐入りだそうやけど、杵屋さんはうどんが代役。トロ味で薄味、具は千切りのゴボウ、大根、人参に椎茸、小芋、揚げ、かしわ…など、具多くグー。単品830円、味は◎◎◎。夜のおすすめ一品の値段は、すべて390円。炙りチャーシュウ、揚げスナックうどん、イカ醤油焼きがあったけど、秋田名物のハタハタの唐揚げ。皿乗りのハタハタ、何と5尾。頭から丸ごと次から次へ、カリカリ、カリカリ…。音、はた迷惑にならなかったかな。

 

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2017年1月 8日 (日)

神戸開港150年とメリケン波止場

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コーヒーも映画もJAZZも、始まりは港から。ゴルフもオリーブもバナナもそうなんや。今年は神戸港が開港して150年。駅伝100年、大政奉還150年、琵琶湖周航の歌100年、漱石、子規生誕150年…、今年は色んな記念イヤー。いや、いや、いやあ~と思う。

 

 閑話休題。昨年の暮れも暮れ、12月30日に三ノ宮の神戸市役所前で、神戸開港150年のポスターを見た。黒船デザインの中に「1868…2017」と西暦年の推移が書き込んである。黒船の積み荷は、英語でBEEF、MOVIE、CAKE…など。1868年は慶応4年であり明治元年、大政奉還からピーヒャラドンドン、いやあ、変革イヤーだった。

 

 旧居留地から歩いて、メリケン波止場の石柱。かつて、アメリカ領事館の前に小さな桟橋があり、アメリカ桟橋と言っていたが、それが訛って、A抜きでメリケン桟橋、さらにメリケン波止場に~と、石柱は説明付き。そう言えば、アメリカからの小麦粉も、A抜きのメリケン粉。それが定着して漢字表記は「米利堅(メリケン)」。いや、何で、そうなるんけん!?。あの日、みなと公園のメリケン地蔵に外国人女性が不思議そうにお参り。メリケンさん??。

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2017年1月 7日 (土)

おしくらまんじゅう、懐かしい!

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これ、これ、やった、やった!。懐かしいなあ。時代は少子化、核家族化、温暖化…、今は、やらんのかなあ。ナニ?って、ブロンズ彫刻の「おしくらまんじゅう」。あったな。♪~おしくらまんじゅう、押されて泣くな~♪。押しあい、へしあい…、ぬくぬくになったあ。

 

 神戸へ行って、毎年撮影の三宮・花時計。今年の干支、「酉」を撮って、旧外国人居留地まで歩き、震災復旧の15番館まで来て、彫刻の「おしくらまんじゅう」だった。隣の広場の中、円形のブロンズ。子どもたちが一杯いる。大きさ?高さはそうないが、直径では3㍍はありそう。誰の作品?、二期会所属の山口克昭さん。題名が「おしくらまんじゅう」。

 

 彫刻見て、ウン、ウン…、やった、やった!。何人で押しあいしているのかなあ。子どもはみんな裸、スッポンポンやんかあ~。可愛いちんちん、見えてるでえ。1人、2人、3人…20人以上はいる。誰が、はみ出るんかなあ。泣いたらあかんよ。てっぺんはかぼちゃ?、ハロウイン。作品は平成2年の制作、もうハロウインあったんかなあ。おやっ、犬もいるでえ。子どもと一緒で押している。写真撮り、何度も回って、回って…ヌクヌク!?。

 

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2017年1月 6日 (金)

堂本印象美術館は印象的!

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そこまでこだわるのか~と思うこだわりがある。日本画家、堂本印象さんの「美」に対するこだわりである。堂本さんが、何もかもデザインした堂本印象美術館で、生誕125年記念展「天才!!印象ワールド」展へ行って、これでもか、これでもか~のこだわりを見た。

 

 印象美術館は立命館大学衣笠キャンパスの真ん前、龍安寺への道筋にある。昭和41年に開館、平成3年に京都府へ作品とともに丸ごと寄贈、半世紀は経つ。ちょっと老朽化したので、リニュアルへ1年間休館するというので、昨年末のXマスの日、展覧会最終日に行った。展示は、京菓子の京観世、日本酒の多聞、風呂敷デザイン…、これもそうか、あれもそうか!。

 

部屋の番号、1、2、3もそうだし、座った椅子も作品…どうしても印象に残る。茶釜などの陶器、歌舞伎役者の人形…館内の壁面デザイン、柱もそう、窓枠もそう…庭のベンチもそうだという。明治24年に生まれ、84歳で亡くなるまで、京都画専、帝展、欧州遊歴など、具象から抽象へ、画業を重ねて、文化勲章を受章。展示会場の作品。天才ぶり、なるほど・ザ・ワールドと見て、会場を出て、外から改めて美術館全体を眺め…、それはそれは、印象的だった。

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2017年1月 5日 (木)

牛たん「福助」さんの「福」

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「福」には色んな「福」がある。そりゃあ、なんたって「幸福」が一番やけど、残りものにも福がある。河豚の本場、下関では「ふぐ」~とは濁らず「ふく」と呼ぶ。宝くじだって、売り手の女性のお顔が福々しい方が当たりそうな…、禍あっても、転じれば「福」になる。

 

 何事も「福」はいい。京都八条口のイオン4階に仙台牛たん「福助」。よく行く海転寿司「魚河岸」の向かい側。大晦日の夕方、初めて入って、座った席の上、壁に掛かった額が「福」の色紙。~朝商は福を呼ぶ~と「福」を大きく、味のある筆文字。お店の名前ご縁の拘りか~と、店内をずっと見回すと「福」また「福」の色紙がいっぱい、複数?にある。

 

 そうそう、注文したのは、牛たん呑み。単品の塩焼きのみ。のみは呑み~に通じるので、ハイボール一つのみ注文。呑み=飲みつつ、炭焼きの牛たん6切れ。ひと切れ、ひと切れ、たんたん。「人生も淡々」と、思いつつ、食べつつ、飲みつつ、店内の「福」色紙を席からたんたんと眺めた。「福は内、福は内」は、鬼抜き。「福は人を創る」も見える。そうや、自信は「福」につながる。「抱福絶倒」?。福は腹なのに?、この店はどこにも「福」がある。

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2017年1月 4日 (水)

「魚魚丸」(ととまる)で決めた!

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時間がなくても、決めるときは決める。♪~知らない町へ、どこか遠くへ、行~きたい~♪で、行った三重県の津。来たは良いけど、往復割引で買った帰りのバスは道路渋滞で、出発まで1時間しかない。津駅構内の津チャム2階は飲食フロア、ここで決めた!。

 

 何をそんなに大そうに決めたのか?って。お店は色々あったけど、廻鮮寿司の魚魚丸さん入店で決めた。魚魚でとと…、丸を付けて「ととまる」と読ますそうな。三河湾の幸を中心に伊勢、駿河、遠江の海の幸が自慢という。時間はない。ここで一品、三河湾で獲れる焼き大あさりが、ととさんの一押しメニュー。これこれ、これに加えて、もう一品、当店名物という焼き穴子。

 

 座ったカウンター、板さんが、ハイよ!と出した。大あさり、醤油して、ジュッ、ジュッ…、身を細かく切ってある。いいねえ。旨い!ゆっくりしたいけど、急がないと。焼き穴子、これは長い。これも旨い!。寿司ネタ、豊川稲荷の御祈祷付きのお米で炊き上げたって。折角や、もう一品、何か。えっ?おつまみ穴子。好きな穴子、これは外せない。時間はないけど、頼んだ。来た、来た、来たがな。小さく切った穴子に海苔巻き。ええやんか、ええやんか…、時間はなくても、決まったあ!。

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2017年1月 3日 (火)

大津と津・・・県都比べ、どっちかな

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大津と津は、同じ県都で、滋賀と三重の県庁所在。どちらもそうブランド力は高いとは言えない。そやけど、比べてみたい気がする。通信社の知人が大津支局長と津支局長を経験して、なんと羨ましい!と感じていたし、津をしっかり見たいと、つう~と前から思っていた。

 

 職場の大津と津、まあ隣県同士やし、そんなに遠くない。京都駅八条口のアバンティホテル前から三重交通のバスが出ている。正月2日、津市の辰巳神社でジャンボ干支の酉飾りがあると知って、12時半のバスに。往復割引があり4100円。高速道路、名神から新名神、新名阪、伊勢道…、帰りは午後4時で、片道2時間、ちょっと時間がタイトやけど、乗った。

 

 京都市内大渋滞、あかん。延着30分以上…、辰巳神社は津駅からバス30分、あかん。バスにもう乗っている。箱根駅伝往路スマホで見て、山崎豊子著「運命の人」読んで、ウトウトもして、着いた。帰りのバスまで1時間しかない。津駅は大津駅とどうか。駅ビルが3階建て、エスカレーターも。大津駅はビルが2階、エスカレーターない。う~ん、負けたかな。折角の1時間。駅ビルで、津きょうざ、三河湾の大浅利…、ツーツーレロレロやったあ。

 

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2017年1月 2日 (月)

新聞広告、集英社の「すき}。

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すき焼きも「すき」やけど、新聞各紙の全ページ広告でこんな「すき」を教わるとは…。朝日さんは書くのはすき、日経さんは服がすき、毎日さんは歴史がすき、読売さんは漫画がすき…という。各紙とも「すき」は「すき」でも、イラスト、写真付きで、すきがない?。

 

 これ、元旦号の各紙に載った広告。浜大津まで初日の出を見に行って、帰りのJR山科駅のコンビニで、新聞買い込み、自宅購読2紙と合わせ、1面トップは?元旦特集は?と、パラパラ捲って、出版社の全ページ広告の見比べ。普通は各紙一緒の広告なのに集英社さんだけ、各紙で広告テーマ「すき」を変えている。「すき」の深堀り。♪~私、愛してます~♪。

 

 集英社さん、鶴田浩二さんと一緒で、♪~噓じゃなかった好きだった~♪。好きぶり、紙面紹介しよう。朝日は小説家北方謙三さん、すきだから書き続けられる。日経はすきな服、だから可愛いくなれる。だったらNONNO読もう。毎日は学習まんがで「日本の歴史」。すきだから、のめり込んじゃうという。読売は様ざまなマンガ。冒険が好き、仲間が好き…ちょっとやそっとでへこたれない。だから、あきらめない。なんで?、好きやから!。

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2017年1月 1日 (日)

初日の出は浜大津のびわ湖へ

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どうかな、見えるかなあ。年明け一番の朝日、そう、2017年の初日の出さん。見えたらいいなあ。ちょっとワクワク、山科の自宅を出た。行くところは浜大津のびわ湖。本当は固有名詞なんで「琵琶湖」の漢字が正解やけど、琵琶の常用漢字がなく、びわ湖の表記が多い。

 

 駅までは歩き。日の出の時間は7時すぎ。地下鉄東野駅まで国道1号を歩く。真っ暗、車は少ない。外食のすき屋さん、営業している。まだ午前6時、店内に制服のTX運転手さん、夜通し働いて、お腹すき?や。地下鉄山科駅から京阪京津線に乗り換え。車内ポスターは全部、岡田准一。24時間映画専門チャンネルのPR。乗車10分少し、着いたあ、浜大津!。

 

 薄明るい。大津港が見えた。外輪船ミシガンが灯りをつけて出た。初日の出、見し眼?船内でお節、いいなあ。いつか乗りたいなあ。湖岸ウオーク、どこで見るか。大津プリンス前がポイントだけど、皆さんぞろぞろ、怪傑ゾロ?で湖上に突き出た桟橋へ。仲間入り、先端へ。日の出まで、あと7分、3分…、湖面が赤く染まった。いい色や、写真、写真…。初日の出は??大津プリンスの隣のマンション、大きくて、朝日の真正面…、後ろの正面ダ~レ。

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