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2016年11月

2016年11月30日 (水)

京ことば「はばかりさん」

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そやなあ、そやそや、そやでえ~。ああ、そういう意味やったんかあ、なるほどなあ。京ことば、味わいある。京都中央信用金庫の「伝えたいことばたち」のシリーズ、だいぶ重なって、ネット調べで「はんなり」に始まり、今は21回目の「はばかりさん」まできた。

 

「はばかり」は便所、トイレの意味があり、人目につかないように~で遠慮すること、差し支えること。これに様をつけ、「はばかりさま」にすると、人の世話になったとき、差し障りのあることなど、様ざまに変わる。様を「さん」にして「はばかりさん」やと、頑張りのねぎらい。京ことばで「おおきに、はばかりさん!」。ことばの様変わり?。

 

京都市地下鉄の四条烏丸北の改札を出て、中信さんビデオコーナー。老舗の親と子の会話が、京ことばで出る。立ち止まって見て「あんじょう」「せんぐり」「ほんに」「おきばりやす」「そ~ろと」…、千年の古都で伝わってきたことば、これからも「あんばよう」と伝えたい。「せいだい励め」と後ろ姿で教えた父~で、北野神社の神主親子。「せいだい」は「精際(せいざい)」の転化で、力に限りの意。言葉に先代?からの歴史あり。

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2016年11月29日 (火)

ヴェネツィアの巨匠のお名前

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舌を噛んだらあかん。ゆっくり、丁寧に、よく咀嚼して、反芻するようにや。15世紀、イタリアは水の都、ベネチアで活躍した画家さんのお名前。その右代表は、ジョヴァンニ・ベッリーニ。その次にカルパッチョ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ…。

 

 ちゃんと言えたかな。この中では、カルパッチョさん、覚えやすい。あとの皆さんは2度、3度、声を出して…かな。いま、大阪の国立国際美術館で、日伊国交樹立150周年の特別展、アカデミア美術館所蔵の「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を開催中。朝日新聞主催、招待券あり、大阪の町ぶら兼ねて行った。作品群…カタカナ、カタカナ…ナカナカ??。

 

 

 特別展の看板ポスターは、ジョヴァンニ・ベッリーニさんの「聖母子」。サン・サルヴァドール聖堂蔵のティツィアーノ描く「受胎告知」など、アカデミア美術館所蔵の作品、アカデミックなものは多くやけど、巨匠中の巨匠、ベッリーニさんの「聖母子」をしっかり見た。制作は15世紀、日本では室町時代、応仁の乱のころ。見つめ合う母子、マリアとキリスト…温もりがある。背景の風景も色彩豊か…、ベッリーニ作品の傑作中の傑作、お名前覚えた。

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2016年11月28日 (月)

イワシの柳川風、どんなふうか?

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財布にお金は幾らかな、千円札3枚かあ。ちょっと手元は不如意やけど、小銭入れに百円玉も少しある。京都駅八条口のアバンティの杵屋さん。昼はうどん、夜は居酒屋。ここなら、調子に乗らなければ、3千円もあれば、大丈夫かと一人で入った。夜はもう3何度目。

 

帰るに早いと思う時、大津から山科を経由して、京都まで足を延ばす。今夜のお目当ては、杵屋のイワシの柳川風。天ぷら、フライのイワシフェアの積み残し。イワシとくれば、得意の洒落。~何度もいわしないな~。それ、それ!、岩下志麻さんまでは、行き過ぎ?、わかっている。何時も座る中央のテーブルカウンターの角っこ、まずは何時ものハイボール。

 

期待のイワシの柳川風、どういうふうか。文庫本、嵐山光三郎著「文人暴食」開いて、待って、出てきた。スプーン付き、卵とじ。文庫本も閉じた?。柳川鍋と言えば、江戸のドジョウ。池波正太郎さんの「剣客商売」によく登場する。ここは京都、どうしょうもない?。イワシ2尾は開き。ゴボウとネギ、甘辛煮。なるほど、これが柳川風か。値段はサンキュウの390円。おでん盛り合わせも追加、1人飲み1時間2千円以内…、これも現代風かな?。

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2016年11月27日 (日)

体験する美術集団「プレイ」展

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これがアートなの? もう50年も続いている? 初の個展? なんか変なの? そやけど、企画力がある。行動する若さがある。けったいやけど、どこか魅力がある。とどまらず動くアート、体験するアート、みんなで創るアート、見て初めてわかるアート…いいね。

 

 いま、大阪堂島の国立国際美術館で、美術家集団「プレイ」の展覧会をやっている。題して「THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」。東京五輪開催から3年後、ミニスカートとかアングラとかが流行した年。プレイの皆さんは、京都宇治の山頂に丸太で三角塔を建て、雷さんが落ちるのを待ち始めた。避雷針でなく誘雷針をつけ、10年間も待った。

 

 天にわかに掻き曇って、ピカッと光って、落ちるぞ、落ちるぞ~その一瞬、待ったけど落ちなかった。それでも、日記とビデオが、あとで、アートに。プレイとは、「行為」に取り組むこと。企画、準備、実行、報告…、アートメンバーは、50年で100人以上という。美術館の展示会場、雷待ちの丸太の組み立てがある。発泡スチロールの筏、いかが?ですか~とある。海の中の大きな卵、川の中の赤い屋根の小屋…、これぞ、あっと驚くアート展!。

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2016年11月26日 (土)

立ち喰い寿司の得な特上

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これ、あと2分です。お得です!と言われて、じゃあ~と頼んだ。特上が10貫で1200円。中とろにイクラ入り。一瞬、減量中を忘れて、ついつい「得な特上」にうつつを抜かしてしまった。庶民性、出てしまう。関西初進出という立ち食い寿司「魚がし日本一」。

 

 地上200㍍という大阪・中ノ島フェスティバルホール。朝日新聞が建てた高層ビルである。国立国際美術館帰り、知人からあそこの地下1階に立ち喰いで、1貫75円の江戸前寿司がある!と聞いていたので、どこかな、どこかな~とレストラン街を歩いて見つけた。まだ早いかな~と入ったのが、午後5時少し前、特上サービスは5時まで、ぎりぎりだった。

 

 東京の築地と新橋に店があり、この3月に大阪へ。立ち喰いのカウンターは15席。板さん、目の前で格好よく握る。特上のネギトロ、数の子、玉と出て…10貫揃った。まずは証拠の写真や写真。さて、どれから口にするか?海老から入り、イクラへ、エースの中トロは最後や。日曜の午後、お客さんが次々に立つ。いい味、いいネタ。10貫すんで、上穴子400円、これは特注や。コハダもや。「カツオ、もうおしまいですが…」と言われ、じゃあ、それも~と。減量中忘れて、郷に入れば郷に従え?。

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2016年11月25日 (金)

郷土料理の数々を見る

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いや、あるもんや。滋賀郷土料理の数々…あるもんや。昭和の時代、故藤田まことのTV番組「てなもんや三度笠」が人気やったけど、赤こん、信長ねぎ、日野菜…滋賀の食材あるてなもんや?。成安造形大のカフェテラス「結」であった滋賀の恵み・食の文化へ行った。

 

 郷土料理、それは、それは、沢山ある。テラスのテーブル、滋賀の水の流れをイメージ、上から下へ。郷土料理は♪~おお!ソレミヨ~♪の如く並ぶ。水口かんぴょうの八幡巻き。干瓢は甲賀市の水口名物、東海道五十三次で描かれ、全国ブランド。夏の干瓢干しは風物詩、よく新聞に載る。成安の学生さん、現地で話を聞いて食材を仕入れ、自分らで作ったという。

 

 近江八幡の丁字麩のからし和えと焼きふ、カロリー低そうや。沖島のてんてこ炊きと田楽も、身体に優しそう。てんてこ?どういう意味かなあ。てんてこ舞いして炊く?。料理名、勉強の成果、書き込んである。瓶の一つ、瀬田しじみのぬた和え。漁獲減の瀬田しじみ、貴重や。よう見いや、実が大きい。順々に見て行って、わかさぎのじゅんじゅん。じゅんじゅん?って、湖北料理ですき焼き。近江米のおむすびも形が色々と…、これで紹介も結びに?。

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2016年11月24日 (木)

一様に色づくイチョウ

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これも、あれも、それも…、みんな一様にイチョウ。漢字では、公孫樹でも、銀杏でも、鴨脚樹でも、一様にイチョウ。平仮名でいちょう。扇の葉色、今が旬。一様に黄色く色づく。カエデがこうよ!と紅葉するのに対し、イチョウは何事にも黄葉(おうよう)する??。

 

 黄色…、信号は注意やけど、稲穂の黄金色は収穫の秋の象徴やし、財布の黄色はお金が貯まるし、映画の幸せの黄色いハンカチは高倉健やし…、そうや、西部劇もあった。ジョン・ウエンの黄色いリボン、幌馬車も。イチョウやったら、リオで五輪4連覇して国民栄誉賞の伊調かおりさんかな。まだあるって?たけくらべ、、5千円札…、そやそや、樋口一葉。

 

 旬の黄色いイチョウ、JR大津駅降り、毎朝見ている。県の公館前にある職場まで、最初はびわ湖へ続く30㍍道路前の公園。高さ20㍍以上、雨上がり、朝陽に映えて、しっとり色づく。次は旧東海道に樹齢400年という華階寺のイチョウ。中央分離帯に雌樹2株、葉がだいぶ落ちてきた。県庁前通りは街路樹が続く。剪定したのと、そのまま黄色くなったのと、どう選定したのか。部屋のガラス越しにも…、落葉までもう少し、黄色くがんばれ!。

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2016年11月23日 (水)

伊崎寺の棹飛びの展示

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そうか、ここからザンブ!と飛びこむんか。「棹飛び」というから、どんな棹かと思ったら太い棹の棒、柱みたい。長さ20㍍はある。杉材で、これと同じ棹が岩場から突き出て、白衣の坊さんがお経を唱え、先端から両手を合わせ、琵琶湖へ垂直に飛び降りるという。

 

これが「伊崎寺の棹飛び」。毎年8月1日にあり、何百年も昔からずっと続いている。お寺は滋賀県近江八幡市にある天台寺院の一つ。行者さんが琵琶湖に身を投じて、大自然と一体になる天台さんの修験の「行」という。成安造形大の「結ぶSHIGA空想ミュージアム~近江のかたちを明日につなぐ~」という企画展。棹飛びのビデオと棹の展示があった。

 

展示場からはみ出た棹の上、歩いてみた。そろり、そろり…、棹の幅はわりと広い。本物と同じ杉材、多賀町の森林から切り出したという。お寺の本物は一年じゅう野ざらしで、もう25年、交換のころとか。ビデオも見た。棹の先、琵琶湖に浮かぶ沖島。国の離島振興法適用、ここから橋をかけるか、議論になっている。今や棹飛びは、夏の風物誌、観客も多い。ビデオのお坊さん、棒の棹を足で蹴って、落下した。回転なし垂直拝み飛び、難度C…メダル圏内?。

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2016年11月22日 (火)

立ち食い「都そば」へ行く

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いや、十分、十分…、値段よし、味よし、身体によし…、これで十分、満足や。立ち食いそば、気楽さがいいなあ。ふらっと入って、ごちそうさん!と出て行く。この庶民性、性に合っている。京都の四条河原町から西へ5、60㍍、立ち食いそばと言えば、昔からここ!。 

 

 開店から半世紀の「都そば」。詰めて立てば、7、8人。そば、うどんは240円やけど、何にするか。目が「伝統の味・鴨そば480円」に行った。千円札出すと、お釣りが550円。何で?と思ったら感謝セール中で30円引き。500円玉と50円玉。さっき銀行で500円玉貯金を通帳化してきた所、また新たな始まり。チョッキンな、チョッキンな~。

 

 どんな鴨かな?どこの鴨かな?、近くの鴨川の鴨かな?そんなこと思いつつの鴨そば。冷凍の鴨肉が5枚。脂は乗っている。背負う白ネギ、ねきにはないけど、刻みネギとそばがある。七味を少々…、鉢を傾けて、出汁ズズッ~。関西風の薄味、ええがな。「おばさん、お店長いこと続いているねえ」と話しかけると「ええ場所やしねえ」。「外国のお客さん多い?」と聞くと「そうなんです。朝一番から夜までずっと…、そばからそばから来るんです?。」

 

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2016年11月21日 (月)

著者嵐山光三郎の悪食と悪事

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Img_9655ええっ、ナニナニ?? 新聞紙をハサミで名刺大に切って、醤油につけて、2分ぐらいすると、新聞のインクの匂いが消える。それを電気コンロで炙ると、新聞紙がこんがり焼けて、焼酎のサカナにはよくあうって…。へえっ、ホンマに、そうなんか、いやまあ~と思う。

 

 饅頭をご飯に乗せ、煎茶で食べたという鴎外さんなど、著書「文人悪食」で、有名作家さんの変な食習慣を暴露した嵐山光三郎さん。ご本人はどうだったか、仲間の評論家・坪内祐三さんがこの本の解説で「難しい本の解説を引き受けてしまった」と書き出して、嵐山さんの青春時代の悪食ぶりを暴露している。新聞炙りの醤油漬け、恐れ入るが、悪食に悪事も…。

 

 雑誌「太陽」などで編集者として才腕をふるった嵐山さん、今はエッセイなどを書き、年明けて75歳。若かりし頃、通りがかりの家から配達された牛乳ビンを失敬、自転車で走りながらゴクゴク、ビンの外側に水滴がつき、ヒヤリとする海賊の風が…と本人告白。もう一つ、1か月ほど留守にしていた下宿の畳から背丈まで伸びた茸、折って焼いて…と。嵐山著書、「文人悪食」の続編「文人暴食」読み始めた。どんな暴食が出てくるか。真似はしたくない!。

 

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2016年11月20日 (日)

豚つけ、鴨つけ…近江牛つけ

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 つけ、つけ…、どうつけるか?。借金やないつけ!それ、蕎麦つけ、何でつけるか。豚かな、鴨かな、近江牛かな。800円、1200円、1600円…値段格差は仕方がない。初めて入店から二度、豚でつけて、鴨でつけてみた。蕎麦は多賀そば、ええねえ、ええ蕎麦や。

 

 多賀そば?誰が為に鐘がなる?スペインの内戦を書いたヘミングウェイの長編小説、ゲーリークーパー出ていた。多賀は誰が違いやけど、湖北の多賀町産。これまで、あのそば、このそば…旨さを味わってきたけど、これは旨い。それを豚でつけ、鴨でつけ、〆は好きなそば湯。低カロリー、体重増意識せんでもええし、ええなあ。今度は近江牛でつけるでえ。

 

 どこかって、大津駅に出来たビエラ大津の金亀庵。肉のオカキ、ちゃんぽん亭と並んで、出店している。本社は彦根インター近く、近江地酒と多賀蕎麦が売り。店名は「こんきあん」と読む。井伊の殿様が築城、国宝の彦根城は、今季だけでなく、ずっと金亀城の別称。城近くに金亀公園あって、豊郷の酒蔵「岡村本家」は純米醸造の金亀酒を出す。豚つけ、玉子を割って、蕎麦にかけて…。鴨つけ、白葱と三つ葉と一緒に…。根気よう、味わいのコツかな。

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2016年11月19日 (土)

米原駅、バラバラに写真点描?

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雪を被る伊吹山、滋賀県最高峰の標高1377㍍である。薬草の産地。スキー場がある。ビワマスは琵琶湖の固有種…、煮ても焼いても?、造りが一番。山東町の天の川、ゲンジホタルが群舞する…。駅の改札を出ると、町の紹介、これでもか、これでもか~である。

 

 ここは、新幹線も停まるJR米原駅。かつては読み方が「まいばら」「まいはら」と、バラバラ?。今は平成の合併で市名統一「まいばら」。前市長は、胸に赤いバラの花をつけ、マイバラ!と洒落ていた。その市長の住まいは、長谷川伸原作「瞼の母」で、~オッカサン、あっしでござんす~と、股旅姿で出る番場の忠太郎の番場。中山道の宿、ばんばである。

 

米原駅は、北陸線への乗り換え駅、ローカル線の私鉄・近江鉄道の始発駅。改札出て、線路をまたぐ長い東西通路があり、「米原はコト、モノ、ぎっしり」と、ポスターは町を売り込む。「おいで、米原!」「きたよ、米原」「ようこそ、米原!」。伊吹山の麓、ありがたい泉神社の御神水、蕎麦の発祥地、長浜の曳山と張り合う子ども歌舞伎、県立施設にシアターインシアターの芝居小屋、伊吹大根、醤油、三成めし、木彫り、梅花藻…、紹介バラバラになった。

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2016年11月18日 (金)

今年の紅葉、こうよ!

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 今年の紅葉、色づき具合はこうよ!。これ、どうかな、60点かな。今、紅葉は356に入った。356?、見ごろ。何点?単純やし、まあ、50点くらいかな。毎朝、自宅から職場への道筋、樹々にデジカメを向ける。赤く染まって散り行く樹々…、生きる道に似ている。

 

 自宅出て、大石道。討ち入り前、大石内蔵助が隠棲した岩屋寺が近くにあり、毎夜、祇園へ通った道に由来する。山科へ京阪バスが走る。バス停近くに大きな落葉樹。アパートの向こうに見えて、樹ごと赤くなっている。写真左がその樹。その樹、何の樹、気になる樹である。バス乗り15分、終点は京阪電車とJRが隣り合う山科駅。ロータリーの樹々が赤い。

 

 ここも何の樹か、桜のようで桜でない。それは何か?と尋ねたら、ベンベン…、やっぱり、桜、桜、桜…。JRは乗って府県越え4分で大津駅。県庁職員どっと、いこか、いこか!と改札出る。職場へは遠回り、琵琶湖が見える30㍍道路、公園でイチョウとコラボの桜を見て、県庁前の天孫神社へ。毎朝決まって、10円玉賽銭、2礼2拍1礼…もう3年はずっと。境内は桜の名所。朝陽に映える紅葉桜、散り始めた。出勤前に、あっ、こりゃ!、こりゃ!。

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2016年11月17日 (木)

低カロリー、立ち呑みの日、新ドライバー

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 ちょっとまあ、太り気味かなあ。身長1・67なので、体重65ぐらいがベスト。いま、4~5㌔超え。そりゃあ、あんなにラーメン、ラーメン…、それに毎夜のウロウロやとなあ~。いや、ホンマ、ホンマ。それで、どうする、こうする~と、今夜もスタンド林屋。

  

 どこか、変わっているという毎日のおすすめメニュー。造り、肴、焼、一品…手書きで分類してある。野菜が入っていて、カロリーが低そうなメニューはどれか。11月11日は何の日?立ち呑みの日。なんで?かというと、1111の形がカウンター前で、客が立っている姿に似ているからと。その立ち呑みの日と翌日も行って、数あるメニューから、さて~?。

 

 焼き野菜ポン酢おろし漬け、これはまあ理想のメニュー。立ち呑みの日はこれにしたけど、2日続きは…と、さらに探して、これやこれ。一品メニューの後ろから二番目、いわゆるゴルフでいうブービーの位置に「ちんげん菜のかにあんかけ」。最近ドライバー購入という林店長得意の、あんかけの時次郎。ご飯と一緒に!~と、林店長、頼みもしないのに茶碗にご飯を出す。まあ、感謝か。新ドライバーでどれだけ飛ばす?「300ヤードですなあ」…、鼻先ぴくぴく、話だけはよう飛ぶ?。

※ スタンド林屋はJR大津駅から県庁方面へ1分。

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2016年11月16日 (水)

仏像のお顔、図録写真撮り

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穏やかやなあ。どうしたらこんな表情になれるのかなあ。そらあ、悟りがあって…、ちゃうかなあ。左手の薬を持つ薬師如来さん。ホンマ、ええ、お顔なさっている。ふっくらして、微笑みがあって…、お美しい。図録のページ、一枚一枚捲って、心が洗われるように感じる。

 

滋賀近美で開催中の「つながる美・引き継ぐ心」を鑑賞して、持ち帰った図録である。展示品は浮き城~と言われる湖岸の琵琶湖文化館所蔵。2年後に新しくなる滋賀近美に所蔵替えになるので、タイトルに~引き継ぐ心~。滋賀県内のお寺さん寄託の仏像さん、国指定の重文像が多い。仏さまの大写しの図録、我がデジカメでも大きくして、有難さがさらに…。

 

どこのお寺さんの仏像で、大きさ、何年作、どういう云われがあるか?図録最後の作品解説に詳しい。上の写真アップ、最初は重文の薬師如来さん。目を閉じたお顔、うっとりする。地蔵菩薩さん、頭がツルッとして、おでこがいいなあ。重文の帝釈天さん、展覧会の看板。やはり穏やか。阿弥陀さん、千手観音さん…、朝日新聞夕刊の紹介のナタ彫りの天王立像…、作品解説で菅原道真とか。口開けた空也上人…、洒落てもええかなあ。食うや食わずや?。

 

 滋賀近美でJR瀬田駅から文化ゾーン行きバスで10分、210円。展覧会は11月23日まで。

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2016年11月15日 (火)

越境昼食のいま…

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大津から京都への越境昼食、定期あって山科経由の2駅9分、まずは行ってはみるけど、京都タワー地下店が閉店になって、さて何処に~である。勤務中、時間を気にし、昼なので値段も気にし、体重オーバーなので、カロリーも気にし…、ホームを降りてさて、さて~。

 

 一番近いのは南口のアバンティ。今、駅からの通路は大規模な工事、どうなるんかなと思いつつ1階のレストラン街へ。ラーメンのこがね丸、うどんの杵屋、パスタのPダイニングなどは行っている。どこにどこに~とこの間入った銀座ライオン。夜はビール店やけど、昼向きにも工夫している。初の前回は牛野菜鉄板焼きランチ、今日はその時に見たちゃんぽん。

 

 分煙で禁煙の半個室。待つ間、読書にポケモンゲット。あんまり、ゆっくりは出来ないけど、770円のちゃんぽん単品、ちゃんとしている。値段よし、カロリーも野菜が多い。具、海のもんは、むき海老、アサリ、イカ、豚肉、かまぼこは2種ある。山のもんはどうか。今、値段高騰というキャベツがどっさり、葱ももやし、人参…、麺は太い、出汁は薄目やけど、胡椒もある。ほかのメニュー、週替わりランチもあるし、値段もそこそこ…暫くはここかな。

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2016年11月14日 (月)

「文人は悪食」を読む

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面白いのなんのって…、そりゃあ、もう…。中身があって、文章力があって、これでもか、これでもか~と、読ませて、読みごたえがある。雑誌編集者から作家活動、講談社エッセイ賞受賞の嵐山光三郎さん著の「文人悪食」(ぶんじんあくじき)。面白さ、つまみ食いしよう。

 

 最初の夏目漱石から37番目、おしまいに出る三島由紀夫まで、悪食の数々、これはまあ、長嶋茂雄さんに言わせれば、一つの暴露であります~。「舞姫」を書いた軍医・森鴎外さん、ごはんに饅頭を乗せ、煎茶をかけて食べてって…。熱海の海岸散歩する…「婦系図」の泉鏡花さん、病的な潔癖症で大根おろしを煮た。漱石はビスケット、谷崎潤一郎は鰻に天ぷら…。

 

 ダダイスト詩人、中原中也。三つ葉のお浸しばかり、刻んだ葱を水にさらし、ソースをかけて…、酒飲んで絡んで、暴れて…、なんちゅうやつや?。自殺志願7度目で自殺した太宰治は、鮭缶の味の素を山ほどかけて食べた。志賀直哉は仲間を集めて、アブさん飲んで、暴れて、それでも白樺派。12人子を産んだ明星歌人・与謝野晶子は、寝しなにコップ酒、「放浪記」デビューの林芙美子は、鰻飯の食べ過ぎトン死…、文士の悪食、じきじきに感じた。

 

 イラストは新潮文庫「「文人悪食」から。上の写真イラスト、左から漱石、鴎外、鏡花、中也、昌子、太宰、志賀直哉、林芙美子

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2016年11月13日 (日)

回転ずしの鉄火巻き、大トロ?

 

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そうか、そうなんや~。回転寿司の鉄火巻き、美味しかったわけ、そうか、そうか、そうなんやあ~と聞いた。職場の朝、職員さん交代の3分間スピーチ。あの日は子育て主婦を兼ねる嘱託さん(2?)がメモ書きしたペーパーを手に持ち、回転寿司と鉄火巻きについて。

 

 大津市在住で、日曜の昼、家族連れで、どこの回転寿司にするか~から話を始めた。はま寿司、くら寿司、スシロー。どこにするかで、主婦の権限で、Wさんが好きなスシローに。確かにここのすしネタは大きい。正解、正解や~と聞いて、さらに話が進んだ。子どもには自由に皿取りさせ、自分は控えめに一皿に4つの鉄火巻きと茶わん蒸しを選んだという。

 

 ここから話が面白くなった。食べた鉄火巻き、美味しくて、美味しくて…中身が大トロ入りでは?、バイトさんが赤身と入れ間違いでは~と、レジで言おうかと…思ったほどと。それで、クロマグロ、メバチマグロなどなど、マクロ的にマグロの色々を調べて、辿りついたのが、大トロの味が出せるマーガリン脂の「トロミユ」。赤身に入れると、大トロ風味になるとわかったという。3分間スピーチのネタ探して、このネタ。話も美味しい寿司ネタに。

 

 写真は山科の国道1号沿いにあるスシロー。昼に行ってみて、3分間スピーチの鉄火間巻と茶わん蒸しなど。大トロ風味、確かに。 ※ 「トロミユ」は業務用。

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2016年11月12日 (土)

綾月さん料理、パソコン再現

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どの店でも、食べる前に写真撮り、決まってそうしている。デジカメ写真、日別に自宅のパソコンに取り込んである。メニューから何を選び、どう撮り、どんな味だったか、目の前に甦って出てくる。久々に行ったJR大津駅前の居酒屋「綾月」さん、あの日を再現する…。

 

 米原の文産会館、特設の芝居小屋で民謡ライブ。NHKにもよく出て、人気の成世昌平さんが、宮崎県の秘境、椎葉村に伝わるひえつき節を唄った。綾月店主、この椎葉村の近く出身。しばらくご無沙汰、思い出して、民謡観賞帰り、大津駅で降りた。開店から5年の地下店、店長は18歳で故郷出て料理の世界へ。今、38歳。地酒揃い、和の料理、定評がある。

 

 お通し、季節に合わせ、今はおでん。ベーコン、椎茸、大根…う~ん、ええ味◎や◎。次は?店長のお任せで?と言うと、ローストビーフで~と言う。それと、写真になるのも~と、重ねて言うと、甘鯛のかぶら蒸しと。お造りは?聞かれて、躊躇していると、半分ずつの5種盛りで~と。何せ、1年半ぶり、日曜で空いている。あれこれ喋りつつ、一品一品写真撮り忘れず2時間、仕上げは少な目の鮭茶漬け。パソコン開き、再び、旨かった、旨かったあ。

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2016年11月11日 (金)

朝一番、虹を見た!

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あっ!虹や、虹…、朝8時やのに…、大きなアーチがあっちに…、光のスペクトルが朝一番にスペッシャル…、綺麗、綺麗や、朝からいいな、いいなあ~。今日はええことあるんかなあ。今のうち、写真や写真、デジカメ、デジカメ…、撮れたかな、綺麗かな、どうかな。

 

 気温がぐっと下がって、コートどうしようかと思った朝。まあ、もう少し辛抱…と、ちょっと肩をすぼめて、自宅からバスで15分、大津の職場へ乗り換えのJR山科駅へ。京阪の踏切越え、改札へ向かうところで、虹を見た。大きな弧を描いた虹の橋、レインボーブリッジや。七色あるかなあ。赤がある。青もある。黄色も、緑も、紫もある。橙?だいたいある。

 

 虹はどうして出るって?。太陽の光が空気中の水滴で屈折、反射される時…、確かそうや。水滴がプリズムの役割り、光が分解して帯に見える。あの寒い朝、朝陽が出て霧雨…、それがキラキラ光って、虹が出る条件がそろっていたんや。寒いけど、虹見て、足が軽くなった。得意のアカペラソング思い出した。♪~虹の向こうは、晴れなのかしら…、あなたの町のあのあたり~♪、天地真理さんのヒット曲「虹を渡って」。アッ、ラララ…、真理ちゃん!。

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2016年11月10日 (木)

いわしフェア開催中

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 ええやんか、ええやんか。いわしの梅しそフライ、いわしの柳川風、いわしの天ぷらにフライ…、ええやんか、ええやんか。わかった、わかった。いわし、好きなんやろ。そう、何回もいわしないな。ええなあ。この洒落、何回使うても、ええなあ。ホンマによう決まる!。

 

うどんの杵屋さん、夜になると、居酒屋メニューになって、いま、いわしフェア開催中。いわし獲れて、獲れての時代、いわし専門店が結構あったけど、漁獲量が落ちて今はそうない。獲れたての刺身、ピンク色で、舌に甘味…、それは旨い!。東京銀座・三原橋の傳八さん、もうないけど、行ったら必ず頼んだ。釣りたてのいわし、醤油煮、身がぱっとはじける。

 

骨がすっと抜ける。生姜で甘辛味、熱いごはんに、ええでえ。まあ、そんなこと思い出して、杵屋メニュー。この間はフライ、今日は天ぷら。柳川風は今度来たときや。値段?ここは全品サンキュウ、サンキュウの390円。産休中でも、身体にええでえ。どこのいわしか、北海道漁連の木津市場。そう書いてある。メニューにいわし写真出ている。とろんとしてへん。ええ目、大きなええ目や。そや、そや…、極道の妻、岩下志麻さんもええ目やった。

 ※ 杵屋さんは京都駅南、アバンティ―店。

 

 

 

 

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2016年11月 9日 (水)

コーヒーの香りがするお線香

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通りがかり、何とはなしに目が行ったショーウインドウ。えっ?コーヒーの香りの線香。毎日の仏サマ線香、どんな線香を選考するか?ではあるけど、コーヒー線香って、平成の時代やからこそなだろうか。ショーウインドウ、何しょう~と言うことなく、じっくりと見た。

 

 しゃれすぎ?いや、もう癖というか、勝手に出てくる。線香をどう選考するか、これは決まったなあ。自分ながら会心作。ショーウインドウは、JR京都駅の地下東改札から京都タワー、ヨドバシを超えて、北へ北へ七条通りへ地下通路を行くところ。大津から越境昼食、洋食の七番館の行き帰り、ウインドウの中、右に左に見て歩いて、コーヒー線香を見つけた。

 

 東本願寺に近い七条通りに店を出す「丹治蓮生堂」さんのウインドウ。赤い蝋燭、白い蝋燭、花柄蝋燭が並び、和蝋燭の解説などもあって、~コーヒーが好きだったあの方へ~のコピーと見本商品。コーヒーの香りに包まれて、穏やかひと時、供養になりますよ!と。調べると、仏様の好物は匂う物、祭壇に果物、花…、その一番は線香とか。まあ、拝む心あれば、何でもよしだけど、同じならどんな匂いの線香にするか、先行して選考かな。えっへん!。

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2016年11月 8日 (火)

マリー・ローランサン展

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マリーさん?、ローランさん?…、何度か言って、三度目の正直で、マリー・ローランサンさん。フランスはパリの女性画家。淡いパステル絵、可愛い女性、悲しい女性…そんな代名詞のローランサンさん。京都伊勢丹美術館で、没後60年のマリー・ローランサン展を見た。

 

 会場入り口に1953年に描いた「三人の女」のコピー絵。73歳、心臓発作で亡くなっており、その3年前、最晩年70歳の時に描いたパステル絵の代表作か。ギターを持った女性を真ん中に二人の女性が寄りかかるように。左側にセーヌ川にかかるミラボー橋、詩人の恋人・アポリネールとの思い出の橋かな?。マリー・ローランサンさん、そうですか?。

 

 さん、さん…と丁寧に敬称つけると、ローランサンさんの場合、なんか、ややこしい。三々七拍子みたいになる。さんはここで省いて、ローランサン。展示会場80点、どの絵も優美で甘美ですね。灰色、ピンク、青、白…、水彩のような淡い色調、これが人気なんですね。チラシはピンクの薔薇を持って振り返る女性。真珠の白、黒い眼と赤い唇、青とピンクのモザイク衣装…、これぞパステル。ローランサンさん、そうですねえ。あっ!、また、さんが出たあ。

 

 伊勢丹美術館での展覧会は11月27日まで。

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2016年11月 7日 (月)

牛丼を超えた、牛丼って?。

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 俳優、北大路欣也さんが新聞広告に大きく出ている。朝日、毎日、読売、産経、京都…、捲った朝刊各紙に全頁カラーの広告。両手に牛丼を持った着物姿の北大路欣也さんが写り、コピーはなんと「牛丼を超えた、牛丼」。これはモウ??食べる前から既にして、うまい!。

 

広告主は回転寿司の「くら寿司」。大阪・堺が本社で、新聞、TV広告に起用した北大路欣也さん、新商品が出るたびに「これはうまい!」と言い、店舗数は全国350店という。~無添、無添、100円、100円~と、売り上げは伸び、東証2部から今は1部上場、まさに上々。「牛丼を超えた、牛丼」…、各紙朝刊に出た日から発売が始まり、行ってみた。

 

持ち帰りが出来て税抜き370円。マグロ、かつおなど7種の魚介だしで、牛肉をじっくり煮込んで、牛丼を超えた牛丼になったという。大津の職場から国道1号沿いの山科店へ。牛丼の新しいノボリがもう?並んでいる。JRとバスで、府県越え昼食、そう時間はない。カウンター席35番、握りはなしで、赤だしと牛丼。スルスルスル…、あたふたと蓋なしで来た。どう牛丼を超えた。煮込み効果、色が濃い。味も濃い。もう?恋なのね!みたいに濃い。

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2016年11月 6日 (日)

私を忘れないで!

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あの書き込み、忘れへん、忘れへん。どこにでもある白いビニール傘。「私を忘れないで!」って。たかが傘、500円の傘、されど、あの書き込み、なんか、心にぎゅっときた。あの時、気になってデジカメ撮り。今、取り込んだパソコンで思い出して、忘れてへんでえ~。

 

 傘は名古屋市西区のトヨタ産業技術記念館の入り口にあった。秋晴れ、雨降ってなかったし、傘なし見学やった。なんで、そんな傘が置いてあったのか。国民文化祭視察へ行く前、JTBおススメの施設見学だった。今や、「世界のトヨタ」になったトヨタの創業地にできた記念館。往時を思い起こすレンガづくり、トヨタ始まりの織物と実演、そして車、車…。

 

 入口で、「私を忘れないで!傘」みて、入館した。NHKさんが取材に来ている。なんやろ~と聞くと、この記念館が~口コミで行ってよかった社会科見学施設~の2年連続全国1位とか。その表彰状の撮影、忘れへん。見学の最初はトヨタ創業のシンボル、環状織機。「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」と100年前に言った創始者・豊田佐吉さんが発明した。息子の喜一郎さんが繊維から車へ…、原点に戻って、忘れへん、忘れへん。

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2016年11月 5日 (土)

愛知県の観光大使はマツケンサンバ

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愛知県さんねえ~、観光の目玉はナニきゃあも。ええっと、そりゃあ、名古屋城があるきゃあも。うんだ、うんだ、そやけん、そやけん。それもあるけん、もっとほかにもあるけん。ああそやった、歌う俳優・松平健さんや。愛知県豊橋生まれで、マツケンサンバや。

 

 東京、大阪、福岡、京都、そして愛知…、大きな県のわりに観光名所が少ないんだって。それで、愛知県が何か、ないきゃあも、きゃあも~と観光大使に起用したんのが松平健さん。キーワードは「モノスゴ愛知でマツケン(待つ県)」。精一杯、無理して、洒落ている。マツケンが待つ県…う~ん、ちょっと、しんどいなも。でもなも…、親しみあって、ええんじゃなも。

 

 愛知でいま、県内全域で開催中の国民文化祭。オープニングフェスティバルのあった愛知芸術劇場ロビー、マツケンさんが名古屋城の鯱、常滑の招き猫、知立の大あんまき、茶臼山の芝桜などのポスターに登場。日本六古窯の常滑とこにあるか知っている?知立は<ちりゅう>と読み、東海道五十三次39番目の宿場町で昔は「池鯉鮒」と書いたって、ちりゅうかな。愛知は見所一杯~わたし、あいちてます~。洒落て、待つけんサンバ。

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2016年11月 4日 (金)

巨大オブジェは、私はあなた?

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あれは何だ?と思って、しっかり見て、聞いて、聞いて、調べて、調べて、わかった。まだ十分ではないけど、なんか謎解きしたような…。愛知芸術文化センターのロビー、吹き抜けの大天井から吊り下がるオブジェ。それは、それは巨大で、何だろうと思ったのが始まり。

 

 オペラ劇場あり、美術館あり、愛知の文化すべてを~と平成4年に出来た愛知芸術文化センター。地下5階地上12階、高さ58㍍。第31回国民文化祭のオープニングの視察で行って、このオブジェ。竹と和紙の現代アート、誰の作品?、タイトルは?。館内係り、何人かに聞いて、開館当時からあり、京都の作家さんで、題は「私」で<あなた>と読ますと。

 

 網みたいに組んだ竹に貼った和紙は2万枚以上で、防災上、和紙に見せかけたプラスチックで、竹もそうという。作家は現代アート作家の北山義夫さん。人の躍動感を現していて、2年前に一度下して、修復した~とネット調べてわかった。北山作品、滋賀近美も買い上げ所蔵、やはり竹、和紙、針金の制作。作品は2㍍四方で小さいけど、題は「私(あなた)は私なの…」。愛知と作品名は似て、テーマ、私はあなた、あなたは私?。理解、手間はかかる。

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2016年11月 3日 (木)

桑名ではまぐりラーメン、食わな?

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三重県は桑名に来たんや、折角や、なんか食わな~と思うけど、バスの休憩時間はトイレタイム含め、15分しかない。桑名名物・ハマグリのラーメン。和風と豚骨スープで、開店以来、不動の人気メニューやって…。いいな、いいな。桑名で食わな~やけど、時間がない。

 

愛知・名古屋の国民文化祭視察帰りの夕方、初めて入る東名阪高速道路下り線の大山田PA。メニュー写真、ラーメンの中、4個もハマグリが入っている。実も太って、大きい。ええな、ええな。~その手は桑名の焼きはまぐり~の諺あるけど、食べてみんとなあ。豚骨スープより、和風の方がハマグリの味が染みて、ええんちゃうかな。食わな、わからんなあ。

 

そやけど、自販機で券買い、注文して出てくるまで、どれだけ時間がかかるか、わかんない。視察10人でも団体行動、個人の勝手は許されない。仕方がない。辛抱、辛抱…、ニュース解説は辛坊治郎さんがうまい。桑名名物のハマグリはどうして、うまいか。揖斐、長良、木曽の木曽三川が合流地で、水質、水温、上質の砂が適しているからという。店内、パックで天然のハマグリ、シジミも販売…、いつか、食わな、食わなで、我慢のデジカメ撮り~。

 

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2016年11月 2日 (水)

京都ことこと…おばんざい食べ放題

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「ランチタイムは、おばんざい食べ放題」…。確か、前は中華の店、いつ、和風の店に変わったのか。店名「京都ことこと」。京都駅ビル11階グルメ街、大津から越境昼食にきて、見つけた。観光客を意識した店名、どんなこと?があったか、まずは入ってみた。

 

 奥の席に座って、メニューから丼物を選ぶと、食べ放題の皿が出てきて、おばんざいのバイキングコーナーへ。だし巻き、小松菜煮びたし、カボチャの炊いたん…、プレートは6区分、席に戻って、注文しておいた衣笠丼。これは、お揚げと玉子とネギ…金閣寺近くの衣笠山をイメージした京都ならではの丼。メニューみると「ことこと」説明が出ている。

 

 素材にこだわっていること、地域に密着していること、食文化を伝えること…、そんなことが3項目。おばんさいをバイキングにし、こと如く、古都のことを絡めている。食材の写真並べて「メイドイン京都、イートイン京都」。看板のポスターは「今日のごはん、京のごはん」と洒落る。荷物を持ったお客さんで店内は満席、外で順番待ち。外国のお客さんも多い。観光客狙い、当たっている。♪~緑の森の彼方から…コトコトコットン…~♪

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2016年11月 1日 (火)

人気の若沖さん、今年生誕300年。

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鶏もとりなら鸚鵡もとり…、京都市美で、生誕300年、人気の若沖展みた。最初の展示コーナーは若沖得意の鶏また鶏…、ふつう、トリは最後やけど、意表をつき?最初の展示。鶏また鶏がすんで、今度は鯉また鯉の展示…、色が薄い、濃いはあっても、鯉は鯉…。

 

 ちょっと、ちょっと…、折角の若沖展。洒落てばかりやと、注意する。ちょっと来い!。若沖さん、正式には伊藤若沖。京都の台所、錦の青物屋の生まれ。パズルみたいな絵、動物、植物を混ぜこぜにした絵…、若沖を人気の画家に押し上げた美術史家・辻維夫さんは若沖を奇想の画家と位置付ける。大胆であったり、微細であったり、変幻自在さが面白い。

 

 春に東京都美で回顧展、3時間待ち、4時間待ち…それでも待って、待って鑑賞して、44万人も。どう見えたか、人気、人気。今は若沖のふるさと・京都の市美開催。上の写真はポスターと図録。竹に雄鶏…トサカと眼がコラボ。視点がユニーク。もう一つは老松に鸚鵡…これは鸚鵡返しで、こんにちは!。図録の布袋さん、片目つぶり、あかんべえ。遊んでる~。家業の青物屋さんは弟に任せて、お絵かき三昧…、若沖さん、幸せでしたか。

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