院展見て、買ったポストカード3枚
どれもこれも、いいなあと思う絵やけど、ギャラリーで展示作品のポストカードを買うとすれば…である。京都市美術館で開催中の再興第101回院展。岡倉天心、横山大観…、平山郁夫…再興にして、既に101回院展。伝統と歴史の公募展…、再興で最高と洒落たくなる。
名を成した作家さん、院展同人として、第一室に作品が多い。作家さん、作品の意図説明のキャプションがあって、わかりよい。清水達三さんの「潮騒」。和歌山県育ち、毎回のように海を描き、今年は和歌山と三重県の間、7㌔にも及ぶ熊野灘を青く青く、那智黒石の海岸に寄せては返す波を白く、白く。画面一杯のスケール、ザワザワッ~音が聞こえてきそう。
お隣は梅原幸雄さんの「雪夜」。鬼の棲む画室と添え書きしてある通り、牙をむいた青鬼がどんと座り、全体が不気味。江戸の画家、曽我蕭白の動の筆、静の筆に対する憧れ~と梅原さんは説明する。第2室に内閣総理大臣賞になった村上裕二さんの「気」。天気、勇気、元気、気品、気分…など、様ざまな気があり、人と馬が「気」エネルギーを集中する姿を描き、「気」は命の源~と。買ったポストカードはこの3枚、見て気になって、気に入った。
※ 院展京都展は10月9日まで開催。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント