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2016年8月

2016年8月31日 (水)

100回展、100歳、100号の富士山

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いや、お元気、達者、達者、ホントにお達者!。まあ、言うたら元気さ印の100歳モデルかなあ。滋賀県近江八幡市の宮村喜代治さん。100歳で100号の油絵を描き、所属するグループ展の100回記念展にどんとだした。富士山の絵、これまた、お見事!~。

 滋賀近美で開催した八美会展。主宰の鶴房健蔵さんは日展会員で、近江八幡市を中心に同好の皆さんと1970年来、定期的に展覧会を開き、それが100回になっての記念展。不動産業の宮村さんは70歳から絵をはじめ「絵を描くことは、生きる張り合い」とこのグループ展にいつも出展しており、今回は100歳で100号の記念作品を出した。

 近美ギャラリー会場、宮村さんの富士山作品は鶴坊さんの「湖彩」と並んで展示。富士五湖に鏡映しの富士山、自作のベニヤ板一杯に力強く描いている。額も自作という。絵は左右対象の稜線がしなやかで美しい。山頂の白い雪もまばゆい。京都新聞記事のコピーが会場に。読むと、100回展向けの大作を意識、油絵の具にヨモギや卵、鉛筆、チョークで色を出し、調理用のナイフなども使い、試行錯誤を楽しみながら描いたという。いや、立派!百歳万歳!。 

 滋賀近美会場の八美会100回記念展は8月28日で終わった。

 

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2016年8月30日 (火)

串かつソース、二度漬け解禁

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ええんかなあ、ほんまにええんか。串カツソースの二度漬け禁止は、業界の常識やけど、ここはええんやって…。二度どころか、皿にルーがルーとある限り、三度でも、四度でもええんやって。いや、ありがたい。ルーって?。そう、漬けるのはカレーのルー。

 

 いやいや、考えたもんや。お客さん共用のソースならあかんけど、ルー代を払って、自分のものにすれば、なんら問題ない。カレーのルー、まあ、濃厚なソースみたいなもんやし、かえって、ええ味する。あまったら、ご飯もらって、本家本元のカレーライスにも出来るし、これは、これは~のアイデア。それ、どこの企画か、全串8〇円の「くろ万」さん。

 

 チエーン店は、京都の山科、七条、四条大宮にあるけど、ルー2度漬けOKの元祖は、JR大津駅近くの「くろ万」さん。スタンド林屋から1分かな。店長同志は仲良く、居酒屋「いざかっぱ」店長も交え、時おり、棒ふりを競うそうな。スコア?言っていいのかなあ、この間は107、108、109の大接戦?。いや、話は、そう、串カツのソース、二度漬け解禁のことや。豚バラ、レンコン、しいたけ…、漬けた、漬けた、ルーと漬けた?。

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2016年8月29日 (月)

夏の二条城夕景

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ああ、ええ景色やなあ。夕陽に煌く水、青い空と白い雲、松の緑…、まるで絵に描いたような~とは、これ、これ、この景色や。いや、いや、絵に描かんでも写真がある。さあ、どう撮るか。ええなあ~と感じた景色、どう写し撮るか。カメラ視線、アングル、アングル…。

 

 京の夏旅、山名宗全屋敷跡の西陣、帯の藤田家住宅からの帰り。暑いのに歩き癖、堀川通りから南へ…どれくらい歩いたかなあ。西陣織物会館で着物ショー、綺麗やなあ、なるほど、しょうか、しょうか~と見て、人だかりの晴明神社を過ぎ、京都初!という看板の出たアイスクリーム店でどこが初?と思いつつバニラ一服、店を出て世界文化遺産の二条城だった。

 

 観光客が出入りする東大手門、耐震対策で工事中。もう午後5時、ちょうど閉門の時間。相変わらず観光バスが多い。家康から大政奉還の慶喜まで、徳川家400年の居城は地下鉄駅からすぐ。甲子園球場すっぽりの広さ、かつて濠回りの元旦マラソン大会。今も朝夕のジョガーは多い。あっ!と思った景色。城郭のある南東の外堀、夏の強い夕陽が水面をキラキラ照らしている。白い雲が夏空にふわりふわり。逆光の中、絵に描いたように撮れたかなあ。

 

 写真撮影は8月21日午後5時過ぎ。

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2016年8月28日 (日)

そんなことイワシないな!

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そんなこと、言わしないな!~、その言葉を期待して、「おすすめメニュー」から、わざわざ、イワシ料理を注文した。大羽イワシのフライ1尾280円とイワシの梅煮350円。イワシ、好物は好物やけど、2つも注文した狙いは「そんなこと、言わしな!」だった。

 

帰りの道筋、JR大津駅への関門はスタンド林屋。商売繁盛、このところ赤提灯の赤さが増している。予定がないと、なぜか入る。開店来、通い続けて6年。座る席の新設、立ち席にTV、バイトさんの変遷など、林屋史を知る古参客になってしまった。あんなこと、そんなこと、思いつつ、自慢のおすすめメニュー、前日の鯵の唐揚げがイワシフライに。

 

鯵は鯵で、山椒風味でええ味してたけど、大羽イワシはどうや。開いて、パン粉で揚げて、レタスにタルタルソース。◎や。オーナー店長は男前自認、客もそう言うらしい林さん。副店長は井上さん、帰りにバイクで転倒骨折もカムバック、陰に日向に頑張る。個人情報はこの辺にして、イワシ梅煮も追加、どこ産のイワシ?と聞く。「長崎の五島列島と青森の大間?、そんなこと、言わしないな!」。やったあ、言わしたあ。岩下志麻さん、元気かなあ??。

※ 岩下志麻さん、女優。映画は「極道の妻シリーズ」など。夫は映画監督、篠田正浩氏。75歳。

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2016年8月27日 (土)

西陣=山名宗全邸=藤田家住宅

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京の帯屋さん邸宅、藤田家住宅へ行った。京の夏の旅、文化財特別公開で、藤田家は25年ぶり公開。ところは堀川今出川上ル西入ル、わかりやすくいうと、羊羹の鶴屋吉信さんの北側で、ずずっと時代を遡れば、応仁の乱の西方の大将、山名宗全が陣を張っていた。

 

 町名は山名町、山名宗全邸宅跡の石碑が立つ。応仁の乱は室町幕府8代足利義政の跡目争い、11年間も京の町を戦場にした。日本史の覚え方、1467年で「ひとよむなし=一世虚し」。山名宗全は東軍の細川勝元に対し、この西で陣を構えたので、それが、今の西陣の地名になっている。じゃ、東陣は?案内人に聞いたけど、石碑も地名もないという。

 

 西陣と言えば、着物、ネクタイ、帯…栄に栄えた。帯の藤田家住宅も西棟の離れに贅を凝らした。公開の西棟、昭和10年築。邸宅内、写真は?と聞くと、お好きにどうぞと。店を閉じ、お寺へ嫁ぎ、オペラも歌う女性オーナー、心が広い。洋間に暖炉がある。茶室の扁額は「養心」。床柱は杉の絞り丸太。天窓は高さ8㍍の吹き抜け。屋号は富士山に田、床の間の掛け軸は西陣意匠の「寿」…、見どころは一杯、説明は一杯、写真撮りも一杯…。

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2016年8月26日 (金)

新潟から初出店の拉麺屋さん

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新潟からようこそ!東横さん。郷土を代表するラーメン店が集う京都駅ビルの拉麺小路。リニューアルオープンと聞いて、行ってみた。今まで京都、大阪、徳島、福岡、富山、東京…など、全国から8店舗だったけど、9店舗に増えて、雪国新潟から初めて出店していた。

 

まあ、新しモン好き、どんなラーメンか、入ってみた。大階段側の10階ドア開けて、すぐ右に増設の店舗が東横さん。ホテルの東横インみたいやけど、ラーメンの東横さんは、新潟県内に3店舗だけで、京都は初の県外店という。売れ筋は何か、店前立ちの女性に聞くと、割りしたスープ付きの、濃厚な野菜味噌ラーメンという。カロリー減の野菜、いいやんか。

 

そう決めたけど、自販機で千円超えのチャーシュウ付きが目に入って、ついつい、まあ開店記念や。味噌スープ、濃いので~と、注釈付きで出てきた。チャーシュウ1枚、これは大きいでえ。ええやんか。スープ、濃い?。ミソミソ、ドミソ、なるほど濃い。もやし、太い。新鮮、シャキシャキ。キャベツたっぷり。麺、コシヒカリの極太麺。ムチッとしている。国境の長いトンネル超えたら雪国…、よう来やはった。おおきに、おおきに!。

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2016年8月25日 (木)

鳩くん、こんにちわ。

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なんや、なんや!~、鳩くん、なんかようか?。餌?持ってないよ。それでも、ええんやったら、まあ、ゆっくりしいや。そや、せっかく、来てくれたんや、デジカメで写真撮ろう。ちょっと待ってや。じゃあ、撮るよ。ハッとしたらあかんよ。こっち向いて、ハト、ポーズ。

 

鳩くん、いや、なかなか、ええ顔やなあ。写真撮り、堂々としている。オスならオスカー賞やでえ?。大津市の湖岸、なぎさ公園のベンチ、職場帰りの夕涼み。ぼんやり、琵琶湖を見ていたら、足回りにバタバタと鳩さんたちが来た。そのうち1羽、どう思ったのか、組んでいたら左足の膝がしらにちょこんと乗ってきた。鳩くんとの距離、5、60㌢かな。

 

膝がしらの上、狭いのにチョコチョコ。土足やんか、まあ、ええけど。首をかしげて、顔を見にくる。男前?そんなに見んといてえな。恥ずかしいやんか。それにしても親しそうや。ベンチの前、松と岩の修景、はるか琵琶湖汽船ミシガンが行く。大津LC結成30年記念の石碑は、自戒、自省、自励の「三思の磐」の揮毫。鳩奉仕も社会奉仕の一つ、ひと時の平和。鳩くん、居心地がええか。そやけど、組んだ足、外せへん、もうそそそろ、ええかなあ?。

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2016年8月24日 (水)

首途八幡宮、なんと読む。

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「首途」―、さあ、この漢字、読めるかなあ。難解漢字なんで、しゅっとは読めんやろなあ。ヒントは?意味が旅立ち。漢字を置き換えると「門出」。これなら読めるよなあ。そう「首途」は「かどで」と読むのが正しい。しゅっと読めたら、漢字検定2級は十分行ける。

 

 何で、こんな漢字のことを言い出したか~というと、京都に「首途八幡宮」があって。この神社、大分の宇佐神宮から八幡さんを勧進、神功皇后を祭神としている。これ、最新情報?なんて脱線したらあかん。平安京の王城域にあり、元は「内野八幡宮」と言った。「首途八幡宮」になった由来は、ここから鞍馬山修行の牛若丸が奥州平泉へ旅立ちしたからという。

 

 牛若丸はご存知、源義経。奥州への案内人が、このあたりに屋敷があった金売吉次。東北で産出の金を都で売っていて、金売吉次?、わかりやすい名前やなあ。神社は京都市上京区今出川智恵光院上ル。神社の石柱に「かどで」と平仮名のルビがふってある。石の鳥居前に立て看板、ここかと思えば、またあちら、ひらりひらりの牛若丸イラスト。本殿への細長い参道に「源義経奥州首途之地」の石碑。百日紅の赤い花咲く本殿初参り、しゅっと?行こう。

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2016年8月23日 (火)

スポーツの守護神・白峯神宮

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本殿、拝殿、社殿…、色んなボールがお供えしてある。サッカー、バレー、バスケット…、野球、テニス…、卓球…、なんでもある。ゴルフボール?、目立たないけど、ちゃんとある。ボールに書き込み色々して、お賽銭して、鈴鳴らして、2礼2拍1礼の勝利祈願である。

 

 今や、修学旅行生まで来るスポーツの守護神、白峯神宮。境内は広くないけど、崇徳天皇らを祀り、格の高い官幣大社。お笑い芸人、間寛平さんも走りで、格が高い?。その洒落、かんぺい?してえなあ。京都市上京区堀川今出川東入ル、もうちょっと東へ行くと、京都御所。西へ行くと西陣。昔、この辺り、自転車で走ったけど、いやまあ、有名になったもんや。

 

 休日ぶらり、近くへ行ったので入った。拝殿、サムライブルーの幕は本田、香川、岡崎、長友…。境内に蹴鞠の碑、撫で鞠のはめ込み。触って回すとスポーツ上達という。絵馬の書き込み、全国制覇、県内制覇…、みんな制覇は大変やけど、まあ、え~まあ??。何でスポーツの神さんか?明治天皇お墨付き、宮中古式の蹴鞠の保存復活からという。お守り、闘魂、根性、育成の文字入り「叶う輪」700円。競技別に何でもある。闘魂、商魂、神社魂??。

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2016年8月22日 (月)

庶民とともに1350円

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 はい、1350円です~。えっ、そんな値段でええの?。初めて行った時もそうだったけど、2度目も…。そらあ、立っても、立っても、お客さん、来るはずや。あの日はお盆の夕方、リオ五輪でボルトが百㍍で3連覇、入り口の立ち飲み席から奥のTVを見た。

 

 入り口席に縁があるのか、二度目も同じ位置。奥から御免やっしゃ~と客が出てくると、外待ちの客が「お二人さん、壁側の相席へ」と店員さんが呼び込む。ウナギの寝床の店内、いつも満席50人?かな。何処って?、京都・四条大宮の「庶民」さん。暖簾の前、自転車が並んでいる。お客さん、飲むなら乗るな!ですよ。まずは何から?はい、ハイボールから。

 

 ハイボール注文、銘柄、値段は気にせず。支払いの1350円、上の写真のとおり。まず、しめ鯖から入って、好きな鯖メニューはもう一品、煮さばも。客さばきは、男性店主1人と女性店員4人でフル回転。壁ぎわの客には、カウンター越し、客の頭越し、場合によっては手渡しリレーでさばく。ひとり静かな客、連れと喋りまくる客…、ここは庶民…、庶民は様ざま…。煮穴子、美味い。本日のおすすめ、ハマチの造り。仕上げはアサリの赤だし。おおきに、おおきに…満足や!。

 

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2016年8月21日 (日)

小磯良平美術館の和田英作展

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うん?、えっ?そうか!そうか!そうやったんやあ。神戸市立小磯良平美術館へ初めて行って、企画展「和田英作」展を見てきた。明治生まれの和田さん、文化勲章受章、日本近代洋画先駆けの巨匠という。生涯、どんな絵を描いたのか、である。

 

 あれ!ミレー作の「落穂拾い」が出ている。何でか、フランス留学して、帰国半年まえにルーブル美術館へ通い続け、模写した作品という。ミレーの自然観を描写、模写の傑作と評価が高い。慶応創設、福沢諭吉の肖像画、これもどこかで見たような。そや、1万円札と同じ顔や。諭吉翁57歳、お札と同じ肖像写真で描いたからという。

 

 和田さん、お父さんが慶応で英語教師だった縁で、諭吉翁の全身像も描いているが、空襲で焼失している。傑作は多摩川の渡し場の風景「波頭の夕暮れ」。黒田清輝が京都・清閑寺で描いた「昔語り」に似ている。どうして?黒田は和田の師やったんや。そら、似るなあ。和田は薔薇、富士山が好きで、晩年は富士が見える静岡・清水市へ転居、「富士薔薇太郎」と言われたそうな。鑑賞した絵の一枚一枚、そうやったんやあ~。

 

 和田英作(1874-1959)は鹿児島県垂水市生まれ。黒田清輝の「天真道場」で洋画を学び、ヨーロッパ留学をへて、東京美術学校長、黒田、藤島武二らと近代洋画の確立に尽力した。 ※ 小磯良平美術館の和田展は10月10日まで開催。

 

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2016年8月20日 (土)

真鍮彫刻、アダムとイブ

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イブさん、食べる前かな。目はくり抜かれて、眼球はない。まだ世の中、見えてないんや。隣はアダムさん。やっぱり、目の中はがらんとしている。なんと、930歳まで生きたというアダムさん、老々としている。天地創造の旧約聖書に出るアダムとイブの彫刻を見た。

 

 ろこで見た?また舌をかみそうな洒落、イケン、イケン!、一度、意見せんとイケン?。何処でみたか、六甲ライナーに乗り、六甲アイランド北口で降り、小磯良平美術館へ行く道筋にある公園の中で見た。台座に乗った背の高いアダムとイブの彫刻。リンゴの木を挟んで、まっすぐ手を伸ばして立っている。イブの左手には、もぎ取ったのか、金色のリンゴが…。

 

 どちらもまだ衣装をつけている。リンゴ食べたら、お互いの裸が見えるから、まだなんや。彫刻の作家さんは、東京生まれの池田宗弘さん(76)。真鍮彫刻では高名で、この作品も1991年の第6回神戸具象彫刻大賞展で、神戸市長賞の大賞という。立ち止まって、デジカメ撮影、どう撮るか。全体撮るには、縦長構図や。熱暑の夕陽が眩しいけど、右へ行き、左へ行き…。横長構図はズーム。イブが持つリンゴのアップ。天地創造の始まり、始まり~。

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2016年8月19日 (金)

六甲アイランドで避暑気分

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麦わら帽の釣り人がいる。ポンポンポン~タンカーが行く。空と海、どこまでも青い。太陽、今日も燃えている。連日の猛暑、35度ラインだろうか。ビルの陰、誰もいないコンクリート階段、靴脱いで、座った。スッとよぎる潮風、心地がいい。これ、盆のぼんやり休み。

 

 そこ、ろこか?、神戸の六甲アイランド。舌かむなあ。神戸港を埋め立てた人工島、神戸国際大学の防波堤前。お盆に行く神戸・灘のおば宅の神戸新聞で小磯良平美術館、日本近代洋画の巨匠・和田英作展開幕の記事。JR住吉駅から六甲ライナーに乗り換えて、マリンパークへ行った。神戸港を跨ぐ高架軌道。前方で海、振り返って、六甲の山並み、いい景色。

 

 小磯美術館鑑賞は後にして、海岸線まで行った。埋め立て地、等間隔の椰子が並ぶ。夏、異国情緒。灘駅で購入した「みんなの焼きとり」の袋、持参の文庫本…、避暑気分、ゆっくりや。袋からやみつき唐揚げ一つ、二つ、カリカリ…後味がいい。隣に雀が沢山来た。階段のところで、整列して、海を見ている。行儀のいい雀や。釣り人さん、竿がしなった。ピチピチ、竿の先で魚がはねた。所在地は神戸市東灘区向洋…、ええとこや、また、こよう?。

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2016年8月18日 (木)

京都で二つのダリ展

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あんたはダリやね!。いま、京都で二つのダリ展を開催している。見れば見るほど、天才芸術家と言われるダリとは、本当はダリなんかなあ~と思う。スペイン生まれ、ちゃんと名前を書くと、サルバドール・ダリ。針金のような髭、ギョロ目…、それがだれでもないダリ!。

 

 京都文博の版画展、副題は~もうひとつの顔~。ポスター、蝶々が飛んで、額の中にダリ自画像、髭はピンとはねて、伸びているけど、ようみると、モナリザを真似ている。だから、あんたはダリや?と思ってしまう。京都市美は日本では10年ぶり大規模ダリ個展。スペインのダリ財団などから亡くなる84歳までの生涯作品展示、様ざまなダリが登場している。

 

鑑賞してどうか?市美のサブタイトルどおり、奇想全開!。会場で配布の主催新聞特集は「夢と現実 越えた魔術師」の見出し。ダリは夢を現実に描いて、垣根をなくす。文博で見た象は、鼻でなく、足が長い。市美展の自画像はラファエロの首、キリコ模様のモザイク…、シュルレアリスムで描いてあり、なんかいなあ~と何回も見てしまう。ダリ美術館の一室再現は、風景画と赤いソファで有名女優の顔。写真撮影は可能で、写っているのはダリや!。

 

 文博も市美も9月4日まで開催。

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2016年8月17日 (水)

和食の美、ここにあり。

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これはこれは、いやまあ、これは美しい。蓮の緑の葉にピンクの花。この色の組み合わせ、見ただけで、思わず、おおっ!と声が出る。これ、会席一番乗りの先付け。お椀、造り、肴一つ、二つ、三つ、ご飯、香の物、汁、デザートの水物…、和食献立の美、ここにあり~を見よう。

 

 ホテルグランヴィア京都の「塩小路楽粋」で、船で世界を3か月旅した知人の帰国記念宴。春の神戸港出て、アラビア海、紅海、スエズ運河から地中海へ、そうかい、そうかい?と土産話の数々、面白く聞きつつ、出てくる料理の妙、これも土産話になる。漢字で「陸蓮根」?何と読む。これで、オクラだって。お椀で鱧の親子真丈、板前さんの心情、くみとらんと。

 

真丈は魚、鶏のすり潰しやでえ。造りは目板鰈と中トロ。あしらいに小さな花胡瓜、粋やなあ。食用やって。花ごと、味覚より、可愛さかな。肴コースは鮎の塩焼き、雲丹に長芋素麺…、少し、少しの盛り付け、魅せるなあ。メーンは和牛ローストもやけど、和食ではふかひれ餡の加茂茄子の揚げ出し。上品な味やあ。ご飯、白い玉蜀黍の混ぜご飯。読み方、とうもろこし…漢字の勉強になる。デザートは西瓜、ビオーネ、メロン…、美しすぎる~。

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2016年8月16日 (火)

いざかっぱ開店1年の夕焼け

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黄色い提灯、すだれ…、店のトレンド、ビニールドアの向こうに見える!、見える!夕焼けが見える。開店から1年の赤い夕陽…何よりのお祝いや。おめでとう。暑くても、寒くても、すき間風が入るけど、開かなくても外が丸っぽ見えるビニールドア効果、ここにあり。

 

 大津市松本1丁目の酒場「いざ!かっぱ」。滋賀県庁の外れ、名神大津インターへ通じる道筋に店舗がある。車は通っても人通りは多くない。スタンド林屋さんと親しい若き店主、板倉まさひろが経営する。帰る方向とは違うけど、職場から徒歩2分ほどなんで、週に一度は行くようになって1年…、店名のかっぱ、名前のまさひろ、料理にこだわりがある。

 

 黄桜のカレンダー、表紙にかっぱイラスト、捲らず。かっぱ絵のクッキー包み紙、壁に貼る。酒は山形・米鶴酒造の純米酒「かっぱ」。琉球泡盛「まさひろ」を置く。料理、ゴーヤの佃煮、岩のりピザなど8月のメニュー、今夜のおススメなど…かっぱ流に工夫する。誰に何処で発見されたのか、この1年で2度、タウン情報誌「リーフ」に載った。お盆前の2日間は1周年還元セール、飲み物半額の頑張り。2年目へ、気負わず、無理せず、暫くはそのまま、そのままやでえ~。

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2016年8月15日 (月)

山の日、比良の夫婦滝へ

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来た、来た~ここが夫婦滝や。ザア、ザア、ザア、ザア~、これが瀑音ちゅうもんや。爆音は火ヘン、ここは水ヘンの瀑音や。ザア、ザア、ザア、ザア~、緑深い森の中に響き、止むことがない。涼感、汗がひく。ええ景色や、ええ景色や。よう来た、よう来た!。

 

 初の国民の休日となった8・11の山の日、滋賀比良のびわ湖バレー、打見山に比叡山延暦寺の鐘がテープで流れ、山伏さんのほら貝がご覧?と鳴った。眼下に琵琶湖、遥か近江の山々見えるセレモニー。山の日宣言すみ、職場同僚の案内で、スキー場のゲレンデから葛川坊村方向へ、汁谷を経て沢ぞいに降りた。険しさ、どう言わば~の岩場も数々?。

 

山慣れした同僚の後ろ、黙々と歩いた。イワナ橋、彼岸橋などを超え、40分ほどで滝見台へ。山小屋に荷物を置き、瀑音する方へ降りて、二つの白い筋が見えた。高さは35㍍。ザア~、ザア~の瀑音が大きくなった。どっちが夫か、二筋の流れ、迫力満点。青く深そうな滝つぼに白い飛沫が上がっている。下までは急崖、降りるにはターザンの綱がいる。ア~ア?と諦めて、記念のデジカメ撮り、滝つぼズーム撮り。帰りは登り、フ~フ、フ~フと戻った。

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2016年8月14日 (日)

夏の植物園で洒落る

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赤いプロペラみたい、ぶ~ん、ぶ~ん、飛ぶ~ん?。いや、飛ばないよ。柵はないけど、綺麗に咲くよ。正式にモミジアオイ。青くないって?そうじゃなく、色がモミジ。ちゃんと言うと、タチアオイの品種の一つ。漢字で、立ち葵。ぐんぐん背が伸びる夏の花やんか。

 

 公立植物園では日本で最初に出来た京都府立植物園。効率よく行く。公立と効率、洒落た。アンダーラインひいて、わかってもらう方法もあるけど、暑い時はずばり、わかりやすく。次はソーセージの穂。これはガマ属ガマ科のガマで、夏に水中の泥の中から茎を1、2㍍伸ばす。蒲の穂とも言い、茶色の円柱形の穂、確かにソーセージ。ホホホ、笑みがこぼれる。

 

 うん?これ、アメリカ・ノウゼンカズラ。もう地のままでいい、かずらなくていい。いやまた、変なん出てきた。二ホンカボチャでもセイヨウカボチャでもないペポカボチャやって。ソウメンカボチャ、ズッキーニもその仲間と説明してある。ウリ科やでえ。漢字で「瓜」と書く。瓜に爪あり、爪に爪なし。夏の植物園、ヒョウタン、ヘチマ…色んながでて、鑑賞にらないなあ。百日紅の赤い花、巫女さんが持つみたい。しくなるのはまだ先かなあ。

 

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2016年8月13日 (土)

ホテル屋上から見たびわ湖花火

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いやまあ、撮った、撮った。デジカメ持ち上げ、手がだるくなるほど撮った。パソコンに取り込み数えてみたら、写ってない闇夜だけの写真を含め、パなんと300枚近く撮っていた。1億円で1万発、今夏で33回目のびわ湖大花火大会、お盆休みに写真を整理した。

 

撮影場所はホテル・テトラの屋上。JR大津駅南改札からすぐ、昼食によく行くホテル。今年初めて、1000円鑑賞の試み。昼食はコーヒー付き、ゆっくりできる穴場やけど、琵琶湖が一望できる屋上からの花火鑑賞も飲み物サービス付きで、この値段なので、これまた穴場や。何時も通り、スタンド林屋でお腹を整え、EVで12階、螺旋階段で屋上へ行った。

 

広い琵琶湖が夕闇の中に見える。大津駅から団扇、浴衣の花火客が湖岸へぞろぞろ行く。毎年35万人もの鑑賞、大混雑の花火大会。屋上、鑑賞者制限か60人位か。ええ場所や。パパン、パンと始まり、ドドン、ドンと終わる湖岸打ち上げは1時間。初めての上から目線のデジカメ撮り。綺麗や!と、シャッター押したら遅い。一瞬、一瞬…、それが難しい。まあ、見るようで見ず押すことや。下手の鉄砲、数打ちゃあたる。写真、どれが良かったかな。

 

※ 今年のびわ湖花火大会は8月8日、月曜にあった。

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2016年8月12日 (金)

たかばしラーメン、河原町に

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京都の河原町、そう河ブラの河原町に赤い提灯ぶら下げて、あの第一旭の「たかばしラーメン」が出店してきた。復活・丸善が入るBALの向かい側、焼肉屋さんのビルと同居している。出店は去年ぐらいか、イメージ一新と言ったらいかんけど、どこかまあ、格好いい。

 

 本探しで丸善行く前、初めて入った。地下1階、とんとんと降りると、豚骨ラーメンの自動販売機が入口前に。醤油味のたかばしラーメン、熟成味噌ラーメン、辛い炎ラーメン…サイドメニュー。何にするか、やっぱり、伝統のたかばしラーメン並、700円。人気一番で、お酒で言うなら淡麗辛口、スパッと切れる後味が自慢と添え書き。そうや、その味、期待や。

 

 天井から下がる白い提灯7つ、新し店を感じる。店内、二人座りのカウンター席が縦に並ぶ。若い男性店員さん、~いらっしゃい!元気がいい。黒いラーメンの新福菜館と切磋琢磨で、京都のラーメンを全国区に押し上げた「たかばしラーメン」が河原町へ来て、出世したような。屋台から半世紀…、頑張ったんや。ねぎ、もやし、豚肉、細麺…、味は一緒、ええがな、ええがな。あっ!テーブルに青、黄、茶色…汚れの色塗り。う~ん、温故知新なんや。

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2016年8月11日 (木)

この串揚げ、な~に?

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これは面白そうと~メニューからオーダーした串揚げ二つ。ちょっと太めの竹串に刺さって、網かけの皿に乗っている。からっと揚がった衣は茶褐色、さあ、中には何が入っているか、お分かりかなあ。左端の写真がそれ。形をよく見て、さあ、さあ、考えて、考えて!。

 

お店の名前は」「いなせや」さん。京都駅前に同じ店名の立ち飲み屋さんがあって、ここは山科京極にある。系列店やけど、カウンターあって、テーブルあって、串揚げ、串焼きのお店。昼はおじさん、おばさんで一杯、相席覚悟の「千成亭」さんの西隣り。どんなお店か~と入って、午後10時の最終バスまで~と、もう2度、3度…いや、4度、5度かなあ。

 

人気の串揚げメニューは、イタリアン、とりつくねチーズ、子持ち昆布…どれもユニーク。その中にあんぱん。左端写真の左で、衣をはいだところを右側の写真でお見せしよう。ぱぱんがパン!と、アンが出た。あ~んと口をあけて、確かにあんぱん。もう一つは「ちょっと大き目なやわらか牛ひれ肉」。文字数16字の串揚げ、そうはない。どう、ちょっと大き目か?これも衣外し。う~ん、大き目と言えば、大き目。何事も見た目だけでは~である。 

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2016年8月10日 (水)

天空の立ち呑みランチ

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時には昼食パターンを変えて~と大津の職場を出た。行く先、大津駅周辺、JRひと駅乗って山科駅前、ふた駅で京都まで出るか~思いつつ、海音寺潮五郎の文庫本「加藤清正」下巻を持ち、京都だった。タワーの塔苑、伏水パターン外して、きょと、きょとして歩いた。

 

 京都できょと、きょと?洒落のつもり。大津歴史博物館の「発掘された日本列島展」では土器展示、どんなんかドキドキして見た。これ、未公開の洒落、一人にんまり。そうそう、きょときょとの結果は、天空の立ち呑み「とさか」のランチ。ヨドバシ南側のビル4階、EVで上がった。いちおう、勤務中、立ち飲みというわけにいかず、純粋にランチを注文した。

 

 昼からの開店、2度行って、ランチ有り!知っている。立ち呑み屋さんのランチ、海鮮丼とミックスフライの2種類。カロリー意識、値段見ず、フライより海鮮丼とコールしたら千円。隣は男女5人、もう立ち飲み大会。勤務中、我慢が大事や。出てきた海鮮丼、イクラ、鯛、トロ、蛸、ハマチ、烏賊…、シラスおろし、味噌汁…千円、値打ちある。バサバサ…大粒の雨が来た。地上見下し、みんな走っている。そや、傘なかった。まつわ!私、まつわ~。

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2016年8月 9日 (火)

塔苑、伏水…さよなら感謝祭

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中華の塔苑さん、和食の伏水さん、もう閉店するんかあ。ちょっと寂しいなあ。週に一度はどちらかに…やった。9月下旬でエンドとなると、なんか哀愁を感じるなあ。京都タワー地下の直営店、正月もお盆も一年中休みなし、味も確かやし、どっちもよう頑張ってきたなあ。

 

両店とも今、タッグをくんで、さよなら感謝祭!の看板をあげ、昼に夜にサービスメニューを出している。京都の酒どころ「伏見」は、昔は「伏水」だと、最初に行ったおり、知ったことを思い出しながら一日に二度、伏水へ行った。昼の日替わりは、800円均一のAか、Bなのに今は、780円でスペッシャルランチ、ステーキ丼。肉一杯、なかなか素敵や。

 

夜はステーキとは違ったけど、もっと素敵だった。開店以来という板前さん、カウンター越しに喋った。昼もだったし、~ずっとの勤務、ご苦労さま、店はもう終わりなんですね~と声をかけた。麦焼酎の水割り、ハマチとマグロ造りが出た。板前さん、~もう40年です。あと、どうなるか、わからないんです~と。鱧と茄子のみぞれ浸し、あっ!唐揚げも出てきた。これで1200円??。ワンドリンクと3品の感謝メニュー、こちらこそ、感謝です!。

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2016年8月 8日 (月)

夏の花のシンボルはヒマワリ

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暑う!ピカッ!眩しっ!と、ヒマワリを撮った。京都府立植物園、デジカメ撮りのテーマは夏の花と入道雲。いつも通り、地下鉄で行って、北山門から入った。土曜の午後3時過ぎ、ニュースみてあとで知ったけど、京都市内の気温38度。そらあ、空見なくても暑いはず。

 

 夏の花??朝顔、百日紅、夾竹桃、芙蓉…色々あるけど、シンボルは向日葵。キク科の一年草で、カタカナでヒマワリ、平仮名でひまわり。北山門入って、背の高いヒマワリ、見つけて、入道雲とコラボ撮影。太陽さん、サンサン…。暑すぎて、光って、レンズも嫌がったみたいやけど、ピカチュウと撮った。ポケモン?何時も来ない人がポケモンGOで来ている。

 

 観覧温室、噴水、梅林…。沢山、スマホ見ながら歩いている。植物園はポケモンGOでにわか人気だった。植物園会館前、変わりヒマワリ群。背の高いの低いの、大きいの小さいの…、品種名見たら、チョコ色でショコラ、髪が乱れてお化けのようなステラゴールド、ほかにバレンタイン、太陽、テディベア…、色んな名前がある。大噴水近くにもヒマワリ畑…、背伸び撮影。ヒマワリの花言葉。「私の眼はあなただけを見つめている」「熱愛」…若いねえ。

 

 

 

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2016年8月 7日 (日)

曽野さん、宇野さん、佐藤さん、橋田さん、下重さん

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「苦しみあっての人生」~、そや、人生って、ええことばかりやない。著者は菊池寛賞の曽野綾子さん。えっ?84歳。表紙のお顔、お若いなあ。お隣は99歳まで波瀾万丈に生きた作家、宇野千代さん。著作「人生はいつだって今が最高」。今、今、今の人生、いいなあ。

 

 京都四条通りの大型書店ジュンク堂に入って、海竜社が出す愛の言葉シリーズの書棚。曽野さん、宇野さんに並んで、エッセイストの佐藤愛子さん。お年?今、92歳。タイトルは「ああ、面白かったと言って死にたい」。そうですねえ。そんな人生、最高、最高…ベリーグー。佐藤さん、もう一冊。「そもそも、この世を生きるとは」。難しいんですかねえ。

 

書棚のタイトルだけで、納得してしまう。渡る世間に鬼は~の脚本家・橋田寿賀子さんは「私の人生に老後はない」。お年、お幾つか、調べたら1925年生まれ、91歳。老後レスなんですね。現役続行は、気持ち、気持ち。もうお一人、元NHKのキャスター、下重暁子さん(80)。人生心得帖シリーズ。「もう人と同じ生き方をしなくていい」。帯は~自分らしさを貫く~と。そや、そや、それが大事や。女流作家のみなさん、年齢、気持ちに脱帽!

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2016年8月 6日 (土)

清水銀行掛川支店

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へえっ、これが銀行…、へえっ!。建物の外観、どうみても銀行やない。歴史資料館かなあ、いや、いや呉服屋さん。しょうや!庄屋みたい。瓦葺の2階建て…、ちゃんと銀行の看板が上がっているので銀行、バンクに間違いない。見れば、見るほど、びっくりポンや~。

 

静岡県中部と西部をエリアとする清水銀行。サッカーJリーグの清水エスパルスをスポンサードしている。そこの掛川支店。建物の造り、かけがえがない?。旧東海道らしく、地域に溶け込んでいる。1泊2日の掛川行、朝食前の朝ブラ。JRの高架駅の下をくぐり、掛川城まで歩き、前日から一緒の同僚と出会って、面白い建物がある!と案内があって行った。

 

掛川城とJR駅の真ん中あたりの交差点角。町屋ふうの格子窓、形のいい松…。黒い扁額に「清水銀行」の文字、銀行なんや~。軒から下がる木札、表は両替、裏は札差…、昔の雰囲気。すでにウオッチずみの同僚が、こっち、こっち~という。行くと、掛川城主だった馬に乗った山内一豊と手綱を持つ妻・千代の浮き彫り彫刻。千代の蓄えで名馬購入、内助の功があって一豊出世の由来書。へそくり貯蓄は内緒、内緒の話はあのねのね~、どないしょ?。

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2016年8月 5日 (金)

だし巻きの食べ比べ

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三木か、田中か、それとも田中か、三木か? これ、何のことかお分かりでしょうか。ヒントは、京の台所、錦小路。これで、ピンとくれば、だし巻きのツウ。正式には、三木鶏卵さんと田中鶏卵さん。な~んや、鶏卵店のことか?と、思わず、まずは、少し、お付き合いを!。

 

 どちらのお店のだし巻きも美味しい。飲食店へ行って、最初にだし巻き注文、それがどうかで、店の料理のほど、板前さんの腕ほど、わかると言われる。だし、巻き方、ふんわり感…、店によって、まあ、ちゃう。三木鶏卵、田中鶏卵、味も形も値段も、ちょっと違うけど、まあ、うまい。両店は富小路西入ル北側にあり、1軒置いて、隣り合っている。

 

 どっちが好み~と言われと…である。一度、同時に食べ比べて、見たらと、思い立った。土曜の午後、行ってみた。両店ともだし巻きは大あり、中あり、小ありで、小を求めた。三木さん480円、田中さん360円。創業は三木さんが古い。客の並び、互角かな。どう食べ比べるか、一人より、何人かで~と、山科のおでん屋・青天家に持ち込んだ。固くしっかりは三木、ふんわりは田中…、知り合いのお客さんらが食べ比べ、答えは??…けいらん。

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2016年8月 4日 (木)

木造復元の掛川城

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まだ木の香りがして、天守閣からは遥か富士が見えるという。そうか、そうか、そうなんや~と、聞いたからには~である。新幹線から見える日本百名城の一つ、静岡県の掛川城。関が原のあと、高知へ移る山内一豊が10年いて、外観3層、内部4階の天守閣を造った。

 

朝に散歩で行って、城下町下から眺め、ゴルフ帰りの夕方、閉門前に天守閣へ行った。嘉永7年(1591)の大地震で倒壊、幕末に取り壊しになったが、平成5年(1993)に140年ぶり復元という。スコアは聞くな!の菊名GC1泊2日2ラウンド、知人3人と足重く、一段一段、ヨッコラショ。天守閣へは手すり持ち、ハアハア上がった。しんどかった。

 

クン、クン…、確かに木の香りがする。青森ヒバとヒノキ、お城はオール木造です~とガイドさん。復元は一豊が殿になった高知城の絵図面を参考にと。知人の一人、NHKのBSでやっていたと話す。財源は市民の浄財11億円とか。名古屋城も2027年に木造復元を目指し、川村市長がどうきゃあも~と視察に来たという。富士は??ここから見えるんですけど~とガイドさん。天守閣から北東、夕暮れ、灰色の雲が覆って…、また何時の日にか!。

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2016年8月 3日 (水)

贅沢とは??

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「贅沢は敵」って、戦時中のことやけど、290円の牛めし、どうかなあ。昔から牛肉は贅沢やし、290円の昼食は質素やし…。自分の気持ち、どっ ち?、贅沢でも質素でもないなあ。この値段で、牛めしっ!て、洒落るなら、ウッシッシ…。これも、時代なんや。

 

 吉野家、すき屋、なか卯…とあって、牛めし290円は松屋だけ。今年が創業50周年で、原点回帰の特別メニュー。中盛り、大盛りに240円のミニまであるけど、まあ、290円の並みが人気。JR大津から山科へ府県越え昼食、通勤定期で朝来た電車で戻って4分で行く。食べて安く、行き帰り早く、1時間の休憩は時間はあまり、ホームで読書も…。

 

 これって、考え方やけど、すごく贅沢かもしれない。牛めし290円、海藻とお揚げの味噌汁。ごはんは秋田こまち、べっぴんさんや。肉?まあ、アメリカさんやろなあ。最初に味噌汁すすって、牛めしの上に紅生姜乗せて、七味を振りかける。無添加のタレ、天下御免、たれにも負けへん。食後の駅のベンチ、風がよく通って、ええ気持ち。電車さん、お先にどうぞ、どうぞ!、まだ時間ありますんや。やっぱり、これは贅沢ちゅうもんや。

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2016年8月 2日 (火)

立つ位置を変えてみた!

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立つ位置、どこからどう見て、どう考えるか。立つ位置、ちょっと変えてみると、見え方も、考え方も変化する。すごいなあ~と立派に大きく見えたり、な~んや!と思っていたより、小さく見えたり…。思考、景色、人物…、そんなこと思って、掛川で立つ位置変えた。

 

 JR東海道新幹線、こだまが停まる掛川駅の南口広場。地元出身の彫刻家ジュン・スズキさん(70)の作品「合体」(がったい)が立つ。ピラミッドみたいなんともう一つ、対を成し、よく目立つ大きなモニュメントである。東海道線で北と南に分断された掛川、新幹線開業で、いま一度、二つが合わさって、町が発展するように~と、「合体」の説明があった。

 

 北側はお城の城下町で、東海道本線の駅側にあり、こちらには、始まりを意味する「玄」というスズキ作品。セラミックで、7、8㍍あり背の高い。掛川に泊まった朝、町ブラ散歩で、最初に新幹線側で「合体」を見た。クルクル回って、立つ位置変えて、写真を撮った。見え方、こうも変わるかな~と思う。一つが二つになった町、いま、二つを一つに~を感じさす。北側の「玄」と合わせ、1988年の作品。立つ位置の見え方変化、学習になった。

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2016年8月 1日 (月)

静岡の掛川、日本一はなあ~に。

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静岡は掛川へ行った。深蒸し掛川茶が名物の茶どころ、何が何して何とやらあ~浪花節で出てくる東海道一の大親分、清水の次郎長さんの故郷。新幹線こだまが停まり、山内一豊の掛川城があって、ヤマハがあり、昔の地名は「懸河」で、逆川の改修もやった。

 

 新幹線でも東名高速でも、静岡県通過、長いなあ~と思う。そんな長い静岡の中で掛川、どんなところか、馴染みがあるようでなさそうな。グリーン会議と称する1泊2日2ラウンドで行って、掛川ウオッチ。夜と朝、新幹線と東海道本線併設の駅。線路下の南北通路に「日本一・掛川八景の看板」。まるで知らない掛川、何が日本一で、どこが八景か?である。

 

 全国にJR6社の駅は4820あってえ、新幹線駅は57あってえ、東海道本線の東京―大阪間は119、新幹線の東京―大阪間は16あるという。掛川の日本一説明、三段論法、まだや。東海道本線と新幹線が同じ構内にあるのは13で、南北に同じ大きさの広場を持つのは、東京、大阪、名古屋、京都と、この掛川の5駅だけ、それで33種類の街路樹は掛川駅一つ、それが日本一と。そうか、そうか、次は八景。当たるも八卦当たらぬも八卦かな。

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