100回展、100歳、100号の富士山
いや、お元気、達者、達者、ホントにお達者!。まあ、言うたら元気さ印の100歳モデルかなあ。滋賀県近江八幡市の宮村喜代治さん。100歳で100号の油絵を描き、所属するグループ展の100回記念展にどんとだした。富士山の絵、これまた、お見事!~。
滋賀近美で開催した八美会展。主宰の鶴房健蔵さんは日展会員で、近江八幡市を中心に同好の皆さんと1970年来、定期的に展覧会を開き、それが100回になっての記念展。不動産業の宮村さんは70歳から絵をはじめ「絵を描くことは、生きる張り合い」とこのグループ展にいつも出展しており、今回は100歳で100号の記念作品を出した。
近美ギャラリー会場、宮村さんの富士山作品は鶴坊さんの「湖彩」と並んで展示。富士五湖に鏡映しの富士山、自作のベニヤ板一杯に力強く描いている。額も自作という。絵は左右対象の稜線がしなやかで美しい。山頂の白い雪もまばゆい。京都新聞記事のコピーが会場に。読むと、100回展向けの大作を意識、油絵の具にヨモギや卵、鉛筆、チョークで色を出し、調理用のナイフなども使い、試行錯誤を楽しみながら描いたという。いや、立派!百歳万歳!。
※ 滋賀近美会場の八美会100回記念展は8月28日で終わった。
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