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2016年5月

2016年5月31日 (火)

脱サラ、三代目の大多福

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~祖父が昭和30年、屋台から始めたうどん屋、三代目です~という。お店は古民家ふうの引き戸。ピッカピカの案内幕が下がっている。連休明け、5月8日にオープンした酒・肴・うどんのお店「大多福」さん。三代目、古民家風、新規開店、うどん……、気持ちが動いて入った。

 

 場所は河原町通りの荒神口下ル。京都府立医大、かつて立命館大学広小路キャンパスの南2百㍍、鴨川の荒神口橋の西側。近くに京都法務局もあり、ずっと昔、中華料理の「光華」という店があり、京都御所などで駅伝練習の帰り、仲間と毎日のようにラーメン、ラーメン…若かった。まあ、今は昔、そのあたり歩いて、ちょうど昼時、三代目という大多福店との出会い。

 

福は大きく多い方がよい。古いようで新しい引き戸を開けた。カウンターとテーブル。そう広くない店内の壁にモノクロ写真。~2代目父親時代の店です~と、バンダナの若い店主。20年ほど中抜け、51歳で脱サラして、営業再開3代目という。本日のメニューから、しらすおろしうどんといなり2個・税込み800円を注文。壁の写真に2代目のお父さん、屋号はその時の「お多福」から「大多福」に。しらす入りうどん食べつつ思う。これ、誰にしらす?。

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2016年5月30日 (月)

建仁2年の建仁寺

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建仁2年(1202年)に建ったから建仁寺か。京都で最初の禅宗、寺名が年号そのままとは、わかりやすい。開基は鎌倉幕府二代将軍源頼家。頼朝はあまりにも有名なのに、頼家?どんな将軍と思う。開山は、その頼家が帰依した中国帰りの英才、栄西禅師である。

 

 栄西さん、日本語読みで<えいさい>中国読みで<ようさい>。日本に禅を広め、お茶とお菓子の祖でもあり、境内に石碑がある。ふだん非公開の開山堂は、栄西さんの墓所、木像などがある。よう知っているって、そんなあ~。ホントのところは、この間あった特別公開に行って、京都市観光協会の女性ガイドさんに聞いた受け売り。まあ、言うたら、おこぼれ紹介や。

 

 方丈の襖絵と板戸絵は、原在中さんと加藤文麗さん。特別公開の看板は原さんが上間の襖にめでたい、めでたい~と描いた鶴と松。板戸絵の孔雀は原さん最高傑作とか。方丈真ん中の部屋は室中。ここに加藤さんが竜虎図。写真を撮りたいけど、×マーク。楼門は、外から撮影、ろうもない。壁は朱色で白の5本線。これは、そんじょそこらにない格の高さを示す。アーチ型の火灯窓のこと、栄西お手植えの菩提樹のこと…、聞いて、聞いて、よう知ってるで~。

 

 建仁寺開山堂の特別公開は5月22日で終了した。

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2016年5月29日 (日)

ハルバル、山科バルへ

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ハルバル、どこから来たのだろうか。そりゃあ、北から来た?。いきなり洒落て、どうする、こうする~。いや、イカンガー。JR山科駅前の山科京極であった山科バル。今年で4回目、年々賑わいを増しており、初めてスペイン料理・生ハムの「ハルバル」が出た。

 

 BAL~と表示して、どう読むか。調べると、英語では「バー」。これは赤ちゃんバー!でなく、静かにスコッチなどたしなむバー。イタリア語なら「バール」と発音、喫茶店と訳すのが一番という。スペイン語読みが「バル」。意味は大衆酒場。ワインを飲み、一品つまんで、酒場から酒場へ~である。所謂、はしご。これは、足元を外されない注意がいる?。

 

 バーとバールとバルの違い、ここまでにして、元に戻って、山科バルに出店の「ハルバル」。スペイン豚を丸ごと持ち込み、店長自らナイフで削って、一皿500円の生ハム販売。ワインは奥さん担当、スパーリングが500円。財布から千円出して~どこからハルバル?~と聞いてみた。答え、~バルなんで、店名どおりハルバル来ました~と。ホントは~豚と一緒にスペインからハルバル~と言ってほしかったけど、これ、トンと伝わらなかった?。

 

 写真はフラッシュたかず、ちょっと暗かったかな。 ※ 「ハルバル」は西洋居酒屋で、お店は山科の外環状三条東入ルにある。

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2016年5月28日 (土)

TVで甦った森田りえ子展

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日曜の朝、何気なくつけたTVであの日の展覧会が甦った。何チャンネルだったか、「美の京都遺産」の後継番組「京都知新」。ちょうど1週間前にみた日本画家「森田りえ子展」。画面に森田さんが登場、作品制作の意図を語り、四季折々の花、舞子さん作品が出てきた。

 

そや、デジカメ、デジカメ、写真や写真とTV画面に向けた。森田さんは神戸生まれ、京都芸大卒、今をときめく売れっ子の美人画家。京都御苑北、臨済宗相国寺境内にある承天閣美術館。テーマは「いのち賛歌」。写真撮影は禁止、会場のビデオは係りの女性が音声調整中に画面まで消えてしまい、戻らずだった。早朝のTV、あのときのリベンジのごとく映る。

 

展覧会は金閣寺方丈杉戸絵奉納10周年記念の開催。TV画面は森田さんが樹齢700年の秋田杉の板戸に花菖蒲を描いているところを再現している。正座して、眼鏡をかけ、ひと筆、ひと筆、こうも丁寧に描くのか~。奉納の絵、ホウ~と見る。花のスケッチは京都府立植物園?。木の古株に腰を掛けて~小さなミツバチが無心で花の蜜を吸うのを見ていると、万物が生きる愛しさを思う~と話す。展覧会が甦ったTV映像、これぞ、えいぞう?。 

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2016年5月27日 (金)

タイ・フェスティバルのタイ?

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飲む、打つ、買う~、それは、男道楽の言葉やけど、そうやのうて、飲む、歌う、買う、見るで、それは大変やった。広い広い大阪城公園太陽の広場であったタイ・フェスティバル。広場の回り、テントが一杯並び、タイビールが出て、タイ料理が沢山あって、大変だった?。

 

今年もタイフェス、タイフェス~とラジオなんかで宣伝が行き届いて、国立国際美術館の展覧会帰り、どんなもんか、行ってみましたデスタイ。タイ・フェスで、大変からデスタイへ、洒落の流れ、どうかなあ。野外ステージ、歌手が次から次出ている。足蹴りのセパタクロウのリングもある。看板のシィータイ、ファータイはタイビール、屋台で出ている。

 

これだけ色んなタイがあるなら、魚の鯛は?と思ってしまいますタイ。タイ洒落、この辺で収拾して、テント見て歩き。パッタイは焼きそば、トムヤムクンはラーメン、ガパオは鶏肉の炒飯…、長い列はマンゴーのかき氷、えっ!マンゴのビールも。どんなんなあ。タイのたこ焼きはカノム、甘いらしい。西瓜、南瓜を彫ってカービングは実演。タイは王政、シリキット王妃は今年生誕86歳。そのお祝い兼ねてのタイ・フェス。知り切って来んとなあ!。

 

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2016年5月26日 (木)

大阪のビルと緑をコラボで撮る

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大阪の高層ビル群の中、緑地率はどれくらいかなあ。西梅田から堂島、国立国際美術館から淀川の遊歩道を行って、大阪市役所と東洋陶磁美術館へ。そこからさらにタイ・フェスティバル開催の大阪城の太陽ひろばまで、随分あったけど、ビルと緑をテーマに歩いてみた。

 

 JR大阪駅の桜橋口出て、旧大阪中郵超えて、NTT、関電、ヒルトン、モントレなど高層ビル群の中、スタバのある広場。いい風がビルとビルの中を吹き抜けている。憩いの風、癒しの風。ベンチもあり、ちょっと一服した。今、持ち歩く文庫本は「沈まぬ太陽」。大阪船場出身の作家、山崎豊子さんの長編小説。本の通り、初夏の昼、太陽は高く、沈まない。

 

 何気なく見上げて、ビルと緑。日常の風景やけど、ビルが日陰をつくり、等間隔の緑の木々が優しい。ビルとの緑のコラボ写真、ここが始まり。大阪城ひろばまで、歩きながら何枚撮ったかなあ。パソコンに取り込んだ写真点検、自分でこれはいいなあと思ったのを選んでアップしてみた。大阪市役所のクスノキ、遊歩道、東洋陶磁美術館の中から外、大阪城の森と石垣…、帰り、JR駅から振り返って、夕暮れの空を染める赤い太陽。山崎さん、太陽やっぱり沈みまっせ!。

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2016年5月25日 (水)

牛カツ専門店、京都勝牛へ行く

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並んでいるお店には何かがある。噂が噂を呼ぶのかなあ。京都七条烏丸東入ル、バス停の真ん前のお店、昼も夜も、何時みても、お客さんが並んでいる。あんまり多いので、南側から信号渡って、じかに見に行くと、牛カツ屋さん。看板の牛カツ写真、厚くて肉肉している。

 

 写真を見ただけでも、美味そうや。店内覗くと、新しい。メニュー色々、値段?1500円あれば~かな。でも、どれくらい並んで待つのか。物知りの知人、A新聞・松野さんに聞いても、こればかりはわからんやろなあ。昼と夜の時間、外したらどうか。午後3時ごろ、営業しているか、確認したらやっているという。それ、それ、その時間なら待たずに入れそうや。

 

 平日、そのとおり行った。正式な店名は、京都・勝牛。反対読みで牛カツ。誰も待ってない。狙いは当たった。奥のテーブルカウンターへ。注文、何にするか。平均値で並み1300㌘の京玉膳や。カツ揚げ60秒という和の牛カツ、待たずにモウ来た。[]モウは、牛絡みの洒落。牛カツ、切り身を見た。赤い、肉厚や…、写真と一緒や一緒!。食べ方指南、わさびと牛カツソースで食べると良いという。おお!ミレニアム。そらあ、噂になるはずや~。

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2016年5月24日 (火)

心をかたちに~禅展を見る

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「心をかたちに」と、京都国立博物館の禅展へ二度行った。禅とは何か、どう心をかたちにすべきか、前途のことを吾は想い、禅寺本山が多い京都に住み、禅のこと、何時までも全然知らないのでは~と、朝夕の膳に感謝しつつ、日々の善行を求め、何かを得ようと行った。

 

漢字一文字で「禅」―、ローマ字で「ZEN」。ぜんぜん、響きがいい。禅の祖はインドの達磨さん。心をかたちに~は達磨像から始まる。会場はEVで上がった3階、禅宗の成立から始まる。京都・円福寺の達磨座像と向きあう。にらめっこ?笑たらあかん?。そんなんちゃう。達磨大師の苦悶を読まな~。建仁寺、南禅寺、妙心寺…お寺の写真、山門か三門か。

 

何で今、禅展開催?そんなこと知らんでは、全然や。全然という言葉、ええという肯定にも、あかんちゅう否定にも~。まあ、前後感覚で悟ることや。禅展は臨済宗の宗祖、義玄さん1150年と、白隠さん250年の没後を記念して開催。禅に絡む絵画、仏像など国宝に重文、これでもか、これでもかと展示。白隠さん作のギョロ目の達磨、雪舟さん作の壁面を見る達磨、若沖の金閣寺襖絵。信長、秀吉、義満像、妙心寺竜虎図…、どれも、心して見た。

 

 禅展の京都展は5月22日で終わり、10月18日から東京国立博物館へ巡回。

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2016年5月23日 (月)

「私」は「わたし」の展覧会

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ヘンな展覧会?いいえ、いいえ、ちゃんとした展覧会。いいえ~言うても、絵なんか、写真なんか、わからへん。サブタイトルが「自画像の美術史」やし、これがセルフポートレート写真って、思わないなあ。まあ、しかし、面白い…、国際的にも評価が高い傑作!。

 

 大阪の国立国際美術館で開催の森村泰昌展。大阪生まれ、京都芸大卒、ええっと、干支は1951年でウサギさん。お幾つ、65歳。ゴッホの自画像に扮するセルフポートレート、奇抜さとユニークさと芸術性で、現代アートの世界入り。今回は初の個展で、テーマは「私」と「わたし」が出会うとき。どんな「私」か、「わたし」も見たくて、見に行った。

 

 切符もぎる地下2階入り口、「私」がビデオに出て、展覧会の「私」と「わたし」の違いを喋っている。個展主役の森村さん映像、ホントに65歳?お若いやんか。見る「私」は入場券わたして?地下3階の展示会場へ。作品の会場撮影はOKと出ている。「私」は「わたし」の写真作品、「私」のんやから許可や。展示は第0章から第10章へ、作品は120点。レンブラント、ゴッホ、フェルメール…、花輪の中の私、モンロー…、み~んな、ワ・タ・シ!森村泰昌!。

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2016年5月22日 (日)

王将のスタミナラーメン

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どこが、どうスタミナラーメンなんやろう。トッピング、玉子とじ、チャーシュウもある。それに期間限定という。写真はコクが決め手~と出ている。キャッチコピーは「うっ、うまい」。いや、うまい。何が?うまい。ラーメン?、いや、キャッチコピーがうまい。

 

 JR山科駅前、旧三条通りの王将さん。松屋あり、珉珉あり、得正カレーあり、見聞録チェーンの昼のみ山科酒場などなどあって、この王将さん。店前の看板、今月に入って、天津炒飯と並んでスタミナラーメンを売り出している。スタミナラーメン、全国に数々あれど、王将はどんなんかなあ。この写真、随分カロリーが高そうやなあ。まあ、しかし、スタミナも大事や。

 

前は不動産さん経営の串カツ屋さん。王将でリニューアルやけど、店内は広くない。カウンター席のお隣さん、左の男性は餃子定食、右の女性は酢豚、唐揚げ、餃子…。肥えるのにと思うけど…、まあ、よう見える。上からスタミナラーメンが出てきた。唐辛子入りのスープが赤い。玉子とじ、フワフワして、辛さを和らげている。野菜のニラ、そうにらみな。白菜は一杯や。ニンニク、少し匂う。おお!しょうや?これが、王将のスタミナラーメンや!。

 

 王将スタミナラーメン550円+税。

 

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2016年5月21日 (土)

オペラ座の道化師みまさん、どうける~

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やった、やった、イナバウアーや。あらあ!荒川静香さんとちゃうでえ。だれかなあ。氷上でもない表情しているでえ。縞馬ソックスの両足を開いて、身体を思いきり反らして、イナバウアー。何メダル?金、銀、銅…、う~ん、どうかなあ。イナ、イナ、バア~かな。

 

 それ、だれって、大阪生まれで、お名前は西橋みぎわさん。この人、「オペラ座の道化師」と名乗る。ローマ字で「MIMA」と綴って、芸名まみさん。いや、違う違う「みま」さん。怪人でない女性、みまちがうなあ。ちょい太目やけど、舞台と客席を動き回り、踊って、歌って、アコーディオンを弾いて、喋りまくって、それはそれは忙しい道化師さん。

 

 大津市に出来た3万基の墓地公園竣工記念のつどい。まみさん、いや、みまさんが宴の余興で登場した。演技はぼちぼち?でなく、いきなりフル回転。真っ白のドレス、歌声が美しい。パリのオペラ座でも通用するような?、ソプラノ。自分のホームページで国内外の劇場を回る音楽的道化師」と紹介。前の席からデジカメ向けたら~肖像権は放棄しています~と、こちらを向いてVサイン。どうけて、どうけて、私はどうかしている道化師?!

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2016年5月20日 (金)

今だけ、ここだけの「ヒマラヤの青いケシ」

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ブルーの花が、淡く、透き通るように咲いている。これ、これが「ヒマラヤの青いけし」。日本画家堀文子さんが、82歳のおり、酸素マスクしてヒマラヤへ登って、岩場で見つけて描いたブルーポピー。細い茎の上、淡い花の色が可憐やなあ。まだ枯れんといてや?。

 

咲いていたのは京都府立植物園の観覧温室の中。朝日新聞の京都版に「涼しげ青色 けしみごろ」の見出しで写真が載っていて、見に行った。観覧温室の受付で聞くと、月見草などが咲く昼夜逆転室の次、出口に近い部屋という。温室入り口からバナナ、パパイヤ、サボテンの部屋は駆け足鑑賞、カーテンで真夜中に設定の昼夜逆転室を出て、けしは淡く青く咲いていた。

 

室内気温は20度以下だろうか。背広で行ったので、涼しくて、気持ちいい。アルプス、高山植物の部屋。白く、小さなエーデルワイスも咲く。♪~エエデル、エエデル~♪と、最近、洒落もええでる?。青いけしは、標高3千㍍以上に咲く。正式名はけし科のメコノプシス・ベトニキフォリアという。気温が25度を超えると枯れてしまうそうだ。室内は高山らしく岩場設定。咲くのは初夏の今、しょうか、今だけ!ここだけや!と写真を撮った。

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2016年5月19日 (木)

立ち飲み庶民、狭い、安い、旨い~

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 どうして、こんな値段で?不思議ですわ!と、初対面の立ち飲み客が言う。ハイボール1杯、サーモン造り、かす汁、握りは穴子一匹…これで1050円。値段聞いて、やすう~。初め立って、初めて会うお客さんからそう聞いて、ホンマ不思議、不思議のあっこちゃん!。

 

 一日に一度は~で、すっかり立ち飲みづいた今日この頃、あそこに立ち飲み屋がある~と聞けば、ついつい足が向く。ここは京都四条大宮の庶民さん。スタンド林屋で噂を聞いて、日曜5時ごろに初めて行って、店前は既に列。立ち飲み屋で立って待つ。立ち飲みの立ち待ち?10分、20分…、やっと空いた席は入り口の入口。細長い店内、奥へ奥へ~というほど奥はない。

 

 客の出入りは~ごめんやっしゃ、ごめんやっしゃ~とカニさん。朝11時から晩11時まで、ずっと満員やと、初対面客が言う。出来て3年、造りは量多く、うまく、安く。調理場の男性店主、見たところ若い。女性店員4人も若い。オーダーしたら5分と待たず、は~いと出てくる。混んでいるのに早い。店は阪急四条大宮駅出て、バスターミナルの中、店前自転車が並ぶ。街も庶民、店も庶民、客も庶民、みんな究極の庶民、いいねえ。また、行くよ!。

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2016年5月18日 (水)

稲荷駅、ランプ小屋、藤原俊成、瑞光寺、深草うちわ

 

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街歩きの楽しさナニ?と聞かれたら、一つは万歩計の数字かなあ。スマホアプリの歩数計、だいたい6歩ずつカウントが出る。数字が伸びて行き、見ていて充実感がある。それだけやない。何といっても目的地を探し、辿りつく達成感と、その過程での出会いと発見かな。

 

 今年の大型連休も出歩いた。相方?なし。一人でトボトボやけどスタスタ…。連休の一日、目的はJR稲荷駅から徒歩10分の瑞光寺。彦根藩士から出家した元政上人が創建した日蓮宗寺院で、1300年前の重文経文、ナツメ型の深草うちわ初公開という。駅を降りて、朱色に染まる伏見稲荷大社。外国人の人気観光スポット国内で1位の幟、今も上り調子?。

 

 駅に旧東海道線にあったランプ小屋が今も。国鉄の建物で最古、JRさん知っている?。ちょっと行くと今、人気絶好調の絵師・伊藤若沖が隠居の石峰寺。石仏あり、青もみじあり…。千載集で藤原俊成が~夕されば 野辺の秋風 身にしみて…」と深草の里を詠った石碑がある茶わんこの井戸も途中に。この井戸、謂れが多すぎて、いわれへん。そんなこんなで、非公開文化財で初公開の瑞光寺。母に風送り、親孝行の深草うちわなど、うちわ見た!。

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2016年5月17日 (火)

ハレルヤの初物おでんはふき

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梅雨になっても屋号は「青天家」でハレルヤ。メニューは夏になってもおでんが出んことはない。店前の看板は夜になって、~おでん、おばんざい、大人の社交場~の文字が輝く。なぜか自転車があって、晴れても傘置き…、その意外性が魅力と言えば、魅力なのかなあ。

 

JR大津から山科駅へ、下車して、帰宅の京阪バスは1時間2本しかない。出たとこだと、まだ30分はある。バス停から山科京極を2分で通り抜けて、30分1本勝負の雨でも晴れても曇っても、ハレルヤ。あの夜は傘さし雨降りの入店。入口近くのカウンター席、左斜めに大型TV、出汁に浸かる大根、竹輪…おでんの数々が見える。バス待ち一品、何にしようかな~。

 

置きボトルは竹鶴。ハイボール1杯、決まっている。これは、もう注文せずに出る。おでんは注文せんと出ん?。考えていたら~ふきのおでん、今日からです~と。じゃあ~と出てきたふきは3本、かんぴょうで巻いてあり、湯気をあげて、出汁につかって、熱々と出てきた。初物、初物…とデジカメ撮り。1枚、2枚、3枚…、あれっ、写真のふきがもやっている。なんで?と点検、レンズが湯気で曇っていた。それで、おしぼりでふきとって、ハレルヤ!。

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2016年5月16日 (月)

作品「前にならえ」はどれかな。

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作者の意図は? いいえ、好きに見て、好きに感じて下さい。写真は? どうぞ、どうぞ、自由に撮って下さい。入場料は? いいえ、いりませんよ。なんと、心のおおらかな展覧会だろう。作品、どう見ようかなあ、どう感じようかなあ。写真、どれをどう撮ろうかなあ。

 

大津歴史博物館で開催の現代アート展、今年で7回目。鑑賞にかたぐるしさがないので、いつも行く。かたぐるしい~平仮名で書いたけど、漢字にすると、堅苦しい?片苦しい?型苦しい?どんな感じの漢字かなあ。あっ!脱線、混戦や。この現代アート展、CAF-N びわこ展という。滋賀県中心に平面、立体…全国の色んな作家さんが思い思いに出展している。

 

どんな作品か、それは現代アート展なんで、今日的にあ~と驚くなあ。ちょいと作品のタイトル紹介しよう。こころのかたち、気のかたち、海を抱く樹、顔、清水さん、ジガゾウ、前にならへ、草原の風~今日を明日へ~、テツノネ、メディアの壁…、そのタイトルがどんな作品なのか。会場で自由に撮った上の写真で、どのタイトルかわかるかなあ。ヒント? う~ん。いや、感じたままでいいんかなあ。前にならえ~は、前から並んでいるけど~。

 

 2016展覧会は5月15日で終了。

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2016年5月15日 (日)

トンカツのキャベツはタワー

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ややっ、これはこれは~のキャベツ。先が尖がって、タワーみたい。ヘレかつ定食頼んで「ご飯とキャベツは大盛ですか」と。キャベツだけ大盛にすると、これが、まあタワーリング・インフェルノ。上からソースかけ、てっぺんから崩れんようにそうろとそうろと。

 

 大津歴博の現代アート展へ、京阪石坂線の別所駅を降りて、大津市役所前で、駅の近くに評判のとんかつ屋がある~と、誰かに何処かで聞いたことを思い出した。ちょうど昼前で雨、TPO、TPO。展覧会は後にして、市役所職員で混む前に~と、駅から西へ80㍍、あった、あった。「熟成ロースかつ とんかつ棹(たく)」の暖簾、ここや、ここや。

 

 4人掛けテーブルに座って、ロース定食850円か、ヘレ定食950円か、ろうするか?。しゃれ、定番、定番!。カロリー的にはヘレ、体重もへれ?。店内は女性1人、調理場に男性一人。メニューに「誠心誠意の心のおもてなし夫婦で激烈商い中」と。改めて二人見た。そうかご夫婦か、二人は若い。旦那が出来た!と掛け声、奥さんが笑顔で運んできた。山高キャベツにヘレかつ。衣はサクサク、肉厚。ええがな、ええがな。評判どおりやでえ。

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2016年5月14日 (土)

負けたらあかん、運気つかまなあかん

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負けるもんか!そや、そや、負けたらあかんでえ~。ぴょん跳びのウサギさんも、何でもニャ~ンの猫さんも、1本足でワンの犬さんも、みんな一緒や。そう、負けたらあかん。えっ、わいもいる。だれ!、ああ、河童くんか。そうか、何があっても屁の河童やなあ。

 

 絵が面白いなあ。動物さん、1、2、3…全部で8匹、みんな仲良しや。待って!待って!わいも勘定に入れてえなあ。そや、河童くんなあ。川の中、魚みたいやけど、やはり動物?それなら9匹や。書体がいいなあ。この字ならいつでも世帯持てるんちゃう。「くじけず迷わず自信をもって思い切ってやるっきゃない。」言葉がいいね。そう生きないとなあ。

 

 何をブツブツ言ってるって?。これ書と絵と言葉を重ねた書道家・安川眞滋さんの作品やんか。京都駅地下構内通りがかり、ポルタのギャラリー「華」で書画展開催中と案内板があり、足をとめて、そや!、そや!そやなあ~やった。「運」の字もいいなあ。フクロウさん、「運」字と鯛の絵に足を乗せて、羽根の中までふくろうさん。いや、御苦労さん。「気が満ち 時が満ち 運気があがる 運気を掴む」か。うん、うん、うん~、おきばりやす。

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2016年5月13日 (金)

飯路(はんろ)拡大、いま七番舘

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 昼食の飯路というか、このところ、食域が広がっている。大津の職場を出て、京都駅を降り、これまでは京都タワー地下が定番だったが、いまはタワーもヨドバシも超え、真っ直ぐ地下道を突き当たり、階段を上がり、烏丸七条東入ルのレストラン「七番舘」へ行く。

 

 山高帽、口鬚のコック人形が店の前にエヘン!と立っていて、すぐわかる。〈ななばん〉か〈しちばん〉か、店名は七条通りにあるので七番館か、三度行ったけど、まだ聞いていない。黒板書きの日替わりメニューはAランチが肉、Bランチが魚料理。サラダ、味噌汁、コーヒー付き720円と安い。Aか、Bか?悩むと、A+Bで、980円の「C」もある。

 

 通うこと三度、最初はチキンのトマト煮込みのA、次はサーモン衣揚げのBで、三度目はついにカウンター席で静かにシッ~。肉のチキンのトマト煮込みと魚のサワラのフライのタルタルソースが一緒に出た。初めて「C」の注文である。これで十分、タルタル?。オーナーシェフは京都のホテルで17年間、フレンチ一筋という。それでか、ソース味が肉でも魚でも絶妙である。食後のコーヒー、いい香り。食域拡大作戦、いま成功している。

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2016年5月12日 (木)

文部省唱歌~あざやかなみどりよ~

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いま、緑がいいなあ。みどりちゃんじゃないよ。木々の緑、若葉の緑だよ。大型連休すんで、新緑が少し色濃くなったけど、まだまだいいなあ。文部省唱歌の「若葉」ご存知かな。歌い始め♪~あざやかなみどりよ あかるいみどりよ~♪。しょうか!と、思いだしてもらえたかな?。

 

 出歩いて、ハッとする緑、今年は何度も出会った。腰にさげたデジカメ取り出し、そのたびに撮った。パソコンに撮り貯めた木々の緑、画像アップして、いいな、いいな~と思う。みどりの日の5月4日、読売新聞は1面コラム「編集手帳」で、緑について、書いていた。緑は本来、草木の新芽を示す言葉で、赤ちゃんの「みどり児」はそこからと言う。

 

 英語の「グリーン」も、「ガーラ」という成長を意味する言葉が語源。人は新緑に生命の息吹を感じる~と書く。緑の写真、最初は通勤のおり、大津駅前公園。朝の光を浴び、緑の葉が透き通っている。ハッ?と振り返って撮った。臨済宗相国寺境内、同志社大今出川キャンパス、京都国立博物館の庭、信楽の宗教団体の神殿域…、サクラの緑、カエデの緑、エノキの緑…。♪~かおる、かおる、若葉がかおる~♪。

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2016年5月11日 (水)

金の玉、銀の玉、銅の玉

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 ニャ~ン、猫のたまではない。コケコッコ~のたまである。金の玉、銀の玉、銅の玉…、色がついている。夏のリオ五輪がすめば、4年後は二度目の東京五輪。金か、銀か、銅か、色つき燻製玉子を食べて応援~というアイデア商品。立ち飲み店で、たまたま?見つけた。

 

 東京・新橋から京都・烏丸七条東入ルに出店の立ち飲み屋「へそ」さん。行き出すと、ちょこちょこ通い続ける癖があり、店内あっちで立ち、こっちで立ち、3回目はカウンター立ち、前の玉子と出会った。金銀銅と色分けした瓶の中に入って、みな味は同じ、値段もどれも一つ190円。一つは瓶から外に出してある。さて、どの色を選ぶか~である。

 

 選択条件、アドバイスが示してある。金の玉は「あんたが大将!」という。いや、そんなたいしょうな?。「器用なあなたは~」銀の玉という。立つのは得意やけど、器用とは縁遠い。「頑張り屋のあなたは~」銅の玉。うん、まあ、どうしようか~迷えば、銅かなあ。三つの瓶の減り具合、どうかな?と見たら、金よりも銀よりも銅が多い。五輪応援するなら金が一番やのにどうなっているのかなあ。客好み、どうすることもアイキャンノット!。

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2016年5月10日 (火)

秘仏・大黒天公開の大黒寺

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う~ん、これが秘仏の大黒さんか。金張りの厨司の中、頭巾をかぶり、左肩に大きな袋をかけ、右手に打ち出の小槌を持って、蓮の台に立っている。大きさは5、60㌢ぐらいだろうか。本堂に上がって、60年に一度、甲子に開帳の大黒さん、真ん前から覗きこんだ。

 

京都非公開文化財公開、伏見・中書島の長建寺へ行って、今度は丹波橋の大黒寺だった。案内パンフに「初公開」の印がついている。京阪の駅を降り、鍵型に左、左と曲がって、10分ほど、途中で案内を乞い、スマホの地図も開いて着いた。めでたい時の五色幕がかかっている。ビニール袋に靴入れ、本堂へ上がって、ご本尊の大黒さん初拝顔、穏やかなお顔や。

 

なんで大黒さん?案内役の学生さん説明によると、伏見の薩摩藩邸が近く、藩の祈祷所で藩主・島津義弘の守り本尊・出世大黒天にちなむそうな。通称は薩摩寺、今も西郷隆盛が泊まり、大久保利通と国事を語りあった部屋があり、殉死藩士のお墓も。境内には「金運清水」の湧き水。平成13年に掘られた井戸で、大黒さんご縁で金運アップのご利益があるという。流れる水、杓で口をすすぎ、金運!金運!と飲む。効果、いつ出るかなあ。まあ、もう一杯!。

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2016年5月 9日 (月)

特別拝観、伏見の長建寺

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見どころ、聴きどころ、これでもか、これでもか~。多いこと、多いこと、いや、誠に多い。寺名・長建寺の謂われ、ご本尊のこと、春一番咲きの境内糸桜、マリア灯篭、くらわんか茶碗、石原裕次郎ロケ、周辺の三十石舟…、さあ、聞いてらっしゃい、見てらっしゃい~。

 

京都非公開文化財特別公開の、真言宗長建寺へ。淀の京都競馬へ行く乗り換え駅、京阪中書島駅から旧遊郭街抜け3分。朱塗りの土塀と中国風の竜宮門。伏見奉行だった建部(たつべ)内匠頭が創建に貢献、長寿を願い、寺名が長建寺に。鎌倉の禅寺・建長寺、京都の建仁寺みたいやけど、まるで違うケンの建。本尊は秘仏の弁財天と下半身が蛇の宇賀神将像さん。

 

これが今回の非公開の特別公開や。女学生ボランティア解説、写真撮影は禁止言うけど、朝日新聞の特集に載っていたよ。真言密教の本堂は狭いけど、今は特別拝観、堂内は溢れる如く。どうないのかな。境内出て、エピソード解説多数。くらわんか茶碗展示。江戸時代、淀川行き来した三十石舟の「飯くらわんか」。キリシタン大名・高山右近ご縁のマリアさん彫った灯篭、元祖お守りのこと、地名・中書島のこと…長建寺拝観、そうけん、そうけん~。

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2016年5月 8日 (日)

堂本元次回顧展、図録で回顧

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どうして、こんな静かな絵が描けるんやろう。運河、湖水、渓谷、山々…、晩年の作品、どの絵も穏やか。人生経験、人柄か。日本画家・堂本元次さん7回忌の回顧展。会場で買った図録、自宅で1ページずつ捲り、展示してあった作品思い出し、あの日の鑑賞を回顧した。

 

 横長の図録は千円。ページを1枚捲ると、写真家秋山庄太郎さん撮影の若き日の堂本さん。隣に「…一つの作品の筆を置くときは、また、次の作品の出発でもある。常に心に燃える炎は絶えることがない」と本人の言葉。画家堂本さんの原点かなあ。京都絵専を繰上げ卒業、戦地へ行くおり描いた「波濤に踊る海鳥」(東福寺所蔵)は特別出品の作品。図録は岩に砕け散る波しぶきを部分アップ、戦地への思いを感じさす。激しさ、遺作のつもりだったのか。

 

 図録は具象、抽象、中国シリーズと綴っていく。戦後の昭和22年「竜安寺の石庭」、静かな上に静か。まるで静御前? しゃれたらあかん。昭和42年「風に往く」は異国女性2人。絵が動いている。昭和52年、ドラム缶積んだ絵は「積」。構図が面白い。カンカンカン~NHKのど自慢なら鐘三つ間違いない。後年は中国の佇まいに惹かれ、6度スケッチ旅行。平成9年「水路を来たる」は代表作の一つ。水面白く輝く朝の運河、生活始まる舟の連なり。舟の絵、今も瞼に浮かぶ。

 

 京都画壇の巨匠、堂本印象に師事した日本画家、堂本の作品展。堂本は大正12年、京都市生まれ。本名は塩谷。印象の兄の養女と結婚して堂本姓に。昭和16年、市立絵画専門学校に入学、繰り上げ卒業で陸軍に入隊、広島で被爆。回顧展テーマは「こころに映(は)ゆ」。前期60点、後期59点、会期は6月12日まで。平成22年1月、86歳没。

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2016年5月 7日 (土)

妙心寺三門の特別公開

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いや、行ってみるもんや。高校時代、すぐそこにあった妙心寺。禅の祖・白隠さん250年遠忌の記念で、重文の三門が特別公開中、後悔しないよう行った。南門入り口に「言葉の荒れは心の荒れ」と野太い筆跡の禅語。公開→後悔は言葉の荒れか?、いや、すみません。

 

 朱塗りの三門、ビニール袋に靴入れ、急な階段を頭低くして上がった。頭を低く、日常が大事や。心は荒れてない?。黒いカーテンの中の楼上。ボランティア説明が始まっている。立って聴くか、座って聴くか、ろうしょう。あれ!また言葉が荒れた。三門は関が原の前の年、1599年、家康再建という。天井絵の龍や天女は400年経っても極彩色のまま、美しい。

 

 正面に宝冠の観音さん、脇侍の右は善財童子で53人の師から教えを乞うたという。それ家康が始めた東海道53次の宿場原典とか。天女さんの一人、誰かに似ているでしょ~とボランティアさん。ハイ、昭和の歌姫、美空ひばり!ですと。仰ぎ見て、確かに似ている。龍も狩野派で、時代的に各禅寺の法堂龍のモデルでは~と。日本最古の楽器、600㌔駆ける幻の獣など、ライトをかざしての説明、そうか!、そうか!と聴いて、来てみるもんやった。

 

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2016年5月 6日 (金)

国際交流は立ちのみから~

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これもまあ、出会いの異国人交流かな。ひと夜というより、ほんのひと時、それも初めて入った立ちのみ酒場での出会い。あの夜はGW前半の谷間、京都七条烏丸東へ少し行った「へそ」という名の立ち飲み屋さん。東京新橋が本店、京都に出店、もう2年余りという。

 

 ほん近くに同業の立ち飲み「いなせや」があり、そこは2、3度?いや、4、5度は行っていて、この「へそ」も気になっていた。昼呑みも出来て、ここも流行っている。ひとり立ちテーブルでハイボールつき串カツ5本。店内のTV見ていたら空いた隣の席に男性外国人3人。メニュー見て、一人がは?と片言の日本語で聞いてきた。避けられず、月桂冠を指で示した。

 

 どこの外国人か、とりあえずアメリカン?と聞くと、手を振って、スペイン!。おお、スパニッシュ!か。ふふん!と頷く。3人にコップ酒が出た。隣の日本人の若い男女4人、一緒になって8人で乾杯!。スペインの3人、コップ酒をあおるように一気飲み。日本酒の飲み方、ちゃうちゃうバンビーと思うけど、まあいいか。手振り身振りの立ち飲み交流暫し。年齢、日本人男女とも20歳世代とか。合縁奇縁、自撮り写真、皆でイエッ!。どこの家?。

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2016年5月 5日 (木)

回る寿司のテーマ食べ

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さて、今日はどんなテーマにしようかなあ。同じ行くなら、漫然とでは、いけん。大仰にビジョン、ミッションとまでは言わないけど、どう食べるか、テーマがないとなあ。まあ、言うたら回る寿司のテーマ食べかな。テーマ、考えるのに手間はかかるけど、妙味がある。

 

 京都駅八条口のイオン4階、海転寿司の魚河岸。近大マグロシリーズ、色違い値段違いの7種7皿シリーズはすんだ。JR京都駅2階中央改札出て、歩きながら今日のテーマを熟考した。そうや、今日は一番安値の120円の皿に徹しよう。東京行、財布の紐ゆるめた後や、我慢することも大事や。銭(ゼン)は禅の心にも通ず。さあ、魚河岸、善は急げ!と急いだ。

 

赤紫色の120円皿、どんなネタがあるかな。写真撮り、彩りで黄色の玉子、赤色のとびこ、竹輪天ぷらの葱まみれも珍しい。これ、回って来ないので、小声で口頭注文や。3皿で、まだ360円+税や。まぐろ中トロが回って来た。ええ色して、脂がよう乗っている。アカン、今日は我慢や、禅の心や。赤紫皿の追加注文は、かっぱ巻としんこ巻や。季節のいなり、緑皿で160円の抹茶いなりが回って来た。抹茶色、美味しそうやけど、今度まで待ちや!。

 

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2016年5月 4日 (水)

僕は恐竜のティラノサウルスだよ

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ウオッ!ウオッ!~。僕は恐竜のティラノサウルスだよ。物凄く大きくって、爪が尖っていて、恐竜では一番強いんだって。見るからに怖そうやけど、でもホンとは優しいんだ。ウオッ!。絵本作家の宮西達也さんが、偉いって、何やろう~と自問して、僕が出てきたんや。

 

 僕、いま、宮西さんの絵本展覧会で京都高島屋に来ているよ。会場は7階、丸い柵の中にいるよ。なんか、サボテンの化身みたいやけど、ホンとはもっともっと、大きいんだ。まあ、モニュメントだからしょうがないかな。草食恐竜の赤ちゃんと一緒でね。食べないよ~言うのにずっと泣いているんだ。ウオッ!ウオッ!言うたら、また余計に泣くんだ。あ~あ!。

 

招待券あるんだろ!中に入って、見てよ。僕、2004年に「おまえ、うまそうだな」で宮西絵本の主人公になったんだ。続編で「僕にもその愛を下さい」「出会えてよかった」「ずっと一緒だよ」に出ているよ。宮西さんは、ある時、お金持ち、大きな家、地位や権力…そんなんだけが偉いの?~と思ったんだって。それで、力の象徴に、僕を選んで、赤ちゃんと出会わせて、優しさや思いやりを表現したんだって。ウオッ!。怖い? 怖くないよなあ。

 

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2016年5月 3日 (火)

今、駅ナカはなかなか

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 町ナカは今や駅ナカ、なかなかの時代になっている。都市圏では、駅ナカでも、構内ナカがあり、ホーム中がある。見ごろ、食べごろ…、この頃、ごろごろしている。そんな駅ナカのゴロゴロぶり、新幹線名古屋駅ホームとJR京都駅構内で経験した。ちょっと紹介しよう。

 

 土産、駅弁、コンビニあれど、得意のジャンルは食。それも、立ち食いが、得意中の得意である。まずは、名古屋駅ホームの名物きしめん。東京帰り、米原で仕事があって、のぞみからひかり乗り換え。合間の時間、15分ほどあったかな。自由席2号車降りたら、前はきしめん住よし。昼には早いのに立ち食い客ひしめいて、店内きしきし。さすが、きしめん?。

 

 自販機購入の食券は味噌きしめん。立ち食い客の頭越しに出して、空いた席、肩から入って、狭いながらも上手いけん。自販機メニューに名古屋コーチンもあったけど、味噌も名古屋ツウ。なんたって、ミソミソドミソや。京都駅構内は、2階の麺・串・釜炊き~のお店。土日の昼は自販機前から列が出来ている。まあ一度は体験~と、初立ちしてみた。溢れる観光客、京都らしさ求めてか、湯葉うどん注文が多い。このラッシュ立ち食い、どういわば??。

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2016年5月 2日 (月)

牛めしの並盛は290円

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ええのかな、そんなに安くて、ええのかな。味噌汁付きの牛めしが並盛290円。なんという安さ。どんな牛めしが出るんかなあ。まあ、入ってみること、まあ、食べて見ること。食に貴賎はないでえ~。JR山科駅前の松屋フーズ。よく行くけど、290円の牛めしは初めてや。

 

吉野屋、すき家、なか卯…、同じ牛丼ライバル店もひと頃、そんな値段やったけど、肉の仕入れ値上がり、高うなっている。松屋もそうやったけど、この春から思い切って、逆戻りの値下げ断行という。ええこっちゃ、ええこっちゃ。大型連休が始まり、町ナカぶらりと自宅を出て、バスを降りた駅前で、松屋の牛めし290円の看板が目に入った。なんと!と思う安さ。

 

店内の自販機。「持ち帰り」でない「店内飲食」の牛めしタッチ。ミニ240円、大盛390円、特盛500円は回避した。並盛290円を選び、100円硬貨3枚投入や。500円のワンコインよりまだ安い。食券とお釣り10円玉がポトリ。カウンター席、空いていた席は一つ。松屋で何を待つや、牛めし待つや。~並み一丁~とオーダーが通り、トレー出てきた。ちゃんとした牛めし、ちゃんとした量。十分、十分、これで十分や。トレーから誰もとれへん?。

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2016年5月 1日 (日)

鳴いた、鳴いた、龍が鳴いた。

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龍さん、手を叩いたらホンマに鳴くんかな。観光案内のボランティアさんに言われた立つ位置、パ~ンと拍手を打った。真上の天井は高さ11㍍、龍がにらんでいる。出勤の朝、大津の天孫神社で2礼2拍1礼の手叩き、拍手の音に自信がある。どや、龍さん、音届いたか。

ここは臨済宗相国寺の法堂である。法堂、つい<ほうどう>と読みそうだけど<はっとう>。桃山時代の遺構で、豊臣秀頼が再建した我が国最古の法堂、重文という。龍の絵は狩野光信が台を組んで上向き、仰ぎながら描いた昼でも蟠龍図(ばんりゅうず)。法堂内、どこから眺めても、追いかけて来るように見える。爪鋭く、顔怖く(八方睨みの龍)。

龍さんは円のふちで手を打つと、多重反響現象で反響するので「鳴き龍」とも呼ばれている。春の特別拝観。手を叩くのは一人ひとり、代わりべんたん。夫婦連れ、旦那さんが先に指定の場所で手を打った。えっ!龍が鳴かない。ボランティアさん、打ち方が弱い~と言う。今度は奥さん、パ~ン。法堂のご主人、ハッとしている。叩き慣れ?、ええ音。龍さん、ゴロゴロと鳴いた。順番が来た。思い切って、パ~ン。名古屋の龍さん、今夜もナイター???。

 

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