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2016年3月

2016年3月31日 (木)

時代は麺の多様化

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食の多様化か、そばにうどんに麺処のお店、メニュー多く、さて、何にするか、めん食らう。いや、やった、やった!決まったあ!。三条京阪へ行って、お目当ての食堂「篠田屋」さんは土日はお休みなので、それならと、地下鉄に通じるビル地下の麺処「あしかり」へ。

 

店前の客寄席看板、色々ある。二八そばに細うどん、日替わりは高いのか、安いのか、880円でサービス膳、まあ、おなかも減っているし、善は急げ!と店内入りして、メニュー開くと、天ぷら盛り合わせで値段差別化して、嵐山膳、三条膳、鴨川膳…どれもこれも、全部、膳の名前が付いて、そんなにあるとは、全然知らなかった。ここまでの洒落は、善意?。

 

う~ん、何する、何すると、テーブルそばの壁を見ると、きつねそば、梅おぼろそば…、そばに蕎麦メニューあり。みんな見本の写真が貼ってあり、そや、これ、肉ごぼうつけ麺980円や。麺は麺でも、時代は今、つけ麺。肉とごぼうは相性良し、これがいい、これがいい。頼むと「麺はそばにしますか、うどんにしますか」と。多様化、多様化。うどんにして、出てきたら、刻み白葱が美しく乗って、味も◎やった。この項、洒落多発、免じてや?!。

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2016年3月30日 (水)

ギフチョウが食べるカンアオイ

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これ、これが、カンアオイ(寒葵)か。春の女神って言われるギフチョウのさなぎが、この葉っぱを食べて、成虫になるって、日曜朝のマイあさラジオで、昆虫写真家の海野和男さんが喋っていた。京都府立植物園でカンアオイ展、ラジオで聴いた本物、ここに~である。

 

 偶然は重なる~ということか。NHKのマイあさラジオで、ギフチョウを知り、耳に残っていた植物のカンアオイ。その日の昼、植物園へ行くと、来週から第2回カンアオイ展開催のポスター。確か、ギフチョウが食べる植物や。イラスト絵は見たが、本物はどんなんか。百聞は一見にしかず!。それで二週続けて行って、カンアオイさん、こんにちは!だった。

 

 葉っぱはハート型かな。徳川家の紋所、葵にも似ている。ウマノスズクサ科(馬の鈴草)で、世界で100種、うち半分は日本の里山で自生という。植物園会館の展示場、ミヤコカンアオイ、オニカンアオイ、ヤクシマカンアオイ…、鉢が沢山並び、鉢合わせ?。係りの人に「ギフチョウがこの葉、食べるんですね」と問うと「そうです、そうです」の二つ返事。「見ました?」「どこで?」「福知山で」…、会話は弾み~飛んで飛んで、回って回って~、円広志?。

 

 カンアオイは、クリやコナラなど落葉樹の林の日陰に生育する常緑の植物。

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2016年3月29日 (火)

桝目8万個に描いた若沖作品

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なんや、なんや、これは~、見れば、見るほど、これ、なんや~である。江戸時代の画家、人気の伊藤若沖さん。ようこんな手の込んだ絵を描いたもんや。「桝目描き」とかいう手法で、1㌢ほどの桝目が8万個、一つ一つ塗りこんで、彩色モザイク画に仕上げている。

同時に二つは、そう鑑賞できない「鳥獣花木図屏風」と「樹花鳥獣図屏風」である。滋賀県信楽のMIHOミュージアムの「かざり~信仰と祭りのエネルギー」展で見た。若沖の魅力を世に出した美術史家の辻維雄さんが10年余のMIHO館長職を辞する記念展。辻さん、いま83歳。まだまだ、お元気やけど自らの意思で区切りをつけて退任という。

辻館長の最後を飾る展覧会が「かざり」展で、若沖である。この2作、同時公開は20年ぶり。辻さんは、この作品について「若沖は、祈りつつ笑うように、笑いつつ祈るように描いている」と解説する。その象徴が仏教で神聖視される白象。辻さん去るに当たって猿?、ひょうひょうとしたヒョウ、空想の動物、獅子や麒麟もいる。若沖のテーマは「草木国土悉皆成仏」。草木や国土も含め、どれにも心があって、仏になる資格を持っている~と、手間をかけて描いている?。

 「鳥獣花木図屏風」は、エツコ&ジョー・プライス夫妻、「樹花鳥獣図屏風」は静岡県立美術館所蔵。 ※ 展覧会は5月15日まで。2作品公開は途中で期間中、展示替えになる。 ※草木国土悉皆成仏」は、「そうぼくこくどしっかいじょうぶつ」

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2016年3月28日 (月)

京都タワーの輝き

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京都タワーの夜の輝き、どう変わったんやろう。京都新聞朝刊にLEDの発光ダイオードでライトアップ~と新聞に載った。赤青緑の光の三原色の組み合わせ、最大1670万通りの点灯パターンという。それまではハロゲン灯の輝き、ハゲロンとちゃうよ。ハロゲン!。

 

駅前には昼も夜もよく行く。正面改札出ると、タワーが目に入り、観光客もデジカメで、朝でなくても、コケコッコー!と自撮り。わかってもらえたかなあ。地鶏VS自撮り。パソコンにデジカメ撮り貯めのタワー写真、何枚かある。投光器50台、手間をかけて照らしていたハゲロン時代、いや、ちゃう、ハロゲン時代のもある。今は電気代70㌫減のLED!。

 

上の写真、縦長2枚は左の緑色がハロゲン、右の白色がLED。どちらも夜な夜なの輝き、いい色や。輝き比較、データが大事。LEDは七変化~と、新聞に出ていて、駅前の立ち飲み屋帰りに今夜はどうかな~と見上げて撮った写真、縦長の隣に並べてみた。高さ100㍍展望台は赤く、ホテル屋上は青く、蝋燭のような塔本体は白く光る。イベント日のほかは、このパターンという。ハロゲン塔よ、さようなら~である。ハゲロン、手遅れ!やって~、そうかなあ。

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2016年3月27日 (日)

山科駅前の「山科最安」。

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いいのかな、いいのかな、そんなに安くて、いいのかなあ~。JR山科駅前の居酒屋「ももじろう」。京阪京津線の踏み切り渡って、すぐで、バス待ちで夜に寄ること、月に一度か二度…、いや、三度かなあ。入り口の立て看は4文字熟語で「山科最安」。ここだけやって。

 

 自動ドア開いて、細長い通路、客席テーブル越えて、ズズッと奥へ奥へ。調理場の声が聞こえて、トイレが後ろにある突き当たり。そこが「山科最安」の立ち飲みコーナー。どう安いか~と言うと、ここで飲むと、ハイボール1杯が99円や。そう酒は強くないので、避けている日本酒199円、生ビールも199円や。一応、お通し出て、何を食べるか、である。

 

 この1週間に2度、どう注文して、どう安かったか、レシートで紹介しよう。一枚目、串盛り3本、キムチ、鮭茶づけ、199円の角ハイ2杯。さあ、これで、幾らか。入り口にレジあり、「は~い、1、182円です」。女子大バイトさんが相手してくれて、この値段、いや、申し訳ない。バス待ち30分限定で入った2枚目。ハイボール1杯99円、オニオンスライス99円、税込みで321円。「山科最安」中の最安。安すぎて、ごめん、ごめん~。

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2016年3月26日 (土)

マイあさラジオでギフチョウを聴く

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そうか、ギフチョウは今だけよ~と飛ぶのか。蝶の好きな人には、あこがれの蝶だそうで「春の女神」と言われているという。日曜のNHKの「マイあさラジオ」。昆虫写真家の海野和男さんがギフチョウのことを話している。目覚めた布団の中、ちょうか?、と聴いた。

 

海野さんによると、ギフチョウは3月末から4月にかけ、春一番に出てくるチョウの一つで、日本にしか生息していない。大きさはアゲハとモンシロの間ぐらい、羽を広げて6㌢。色は黄色と黒の縞模様で、寒いところから出てくるので毛深いそうだ。幼虫で1ヶ月、蛹(さなぎ)の期間はなんと10ヶ月と長く、成虫で飛ぶのは、桜が咲く春の3週間だけという。

 

 アナウンサー、話の引き出し方がちょうず?。「へえ~、成虫の時期、そんなに短いんですか。」と聞くと、「成虫3週間ですけど、生まれて、綺麗、綺麗は10日間ですね。見に行く日曜が雨も降ったりしますし、ウンがよほどよくないと」と、海野さんは調子づく。幼虫が食べるカンアオイという葉のこと、雄が交尾した雌の部分に粘液をつけ、俺だけの雌にすること、見るには、時期、天気、場所が大事なこと、アナウンサーとのやり取り、丁々発止?。

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2016年3月25日 (金)

海老づく日々

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 何時ごろからか、いま、海老に凝っている。飲み屋さんで会った串カツチエーンのオーナーが、輸入海老が高く、ブラックタイガーやと1本80円で出すと、採算割れ~と聞いたのがきっかけかな。それから串、握り、フライ…、海老また海老のオーダーが昼に夜に続いている。

 

 それまでは何がなんでも海老ではなかった。お店で、海老の尾っぽ、食べる人と残す人、どっちが多い?と聞くのが面白かったくらい。それは、まあ、残す派が優勢かな。歌舞伎では市川海老蔵さん。成田屋~、11代目~、大向こうの掛け声、かっこいい。NHKの会長は、前は海老沢さん。スケート、駅伝、大相撲…、スポーツ中継に力を入れていた。みんな、海老サマサマ~。

 

 車えび、芝えび、オマールえび、赤えび…など、海老は日本人の大好物。食べ過ぎて、タイ、ベトナム、中国などからの輸入に頼っているのはご存知のとおり。輸入する養殖のエビが病気なると、えびの尾っぽみたいに値段がピ~ンとあがる。ネットで調べると、輸入の冷凍エビは、芝えびに似ている「バナメイエビ」が大半とか。そんな名前のエビ、今までは知らんかった。海老、えび、エビ…、書き分けも難しい。海老づいている日々、上の写真でどうぞ~。

 

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2016年3月24日 (木)

垂れ幕で見るモネの「印象 日の出」

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あれが、印象派の始まり、モネの「印象、日の出」か。朝の太陽、あの赤さが凄いなあ。海に赤さが映って、波間に点々…、小舟、港、朝もや、空は朝焼け…洒落なくても印象的や。これ、部分やけど、いいなあ。見たいなあ。入場料1600円、30分待ちでも見たいよ~。

 

京都市美術館で開催中のモネ展。東京、福岡から巡回開催、どこでも人気みたい。行ったのは、市美で同時開催中の京都の版画トリエンナーレ第2回展。市美正面右のレンガ壁面に開催展の垂れ幕が並んでいる。モネ展4枚、ルノアール展4枚、右端に離れて版画展1枚…、見上げて、やっぱり、モネや。睡蓮、チューリップもやけど、日の出がググッと来るなあ。

 

モネ展、行くには行くけど、今日は2階の版画展。チラシが赤、青、緑の◎の重なり、イクラみたいで幾らある??。洒落は定番、もう一つ。版画展は横文字タイトル「PAT」。刷る作品もやけど、液晶画面の電子映像作品があり、広重さんも北斎さんも、どう思うのか?。会場出て、また、モネとルノアール、垂れ幕絵の鑑賞。美術館、タレのアイデアか、垂れ幕見せは印象的?。もう一度、モネの日の出を下からズームアップ、印象に残るなあ。

※ モネ展の「印象 日の出」の展示は3月23日まで。

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2016年3月23日 (水)

線路と垂直のホームベンチ登場

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さあ、どうかな、どうかな。うまくいくといいけどなあ~。JR西日本さん、去年から新大阪駅などで、ホームのベンチを線路と並列でなく、垂直に置き換え始めた。酔客のホーム転落を防ぐ柵のないお金のかからない策?、まあ、ひとつの試み。これなら落ちないかな~。

 

 JR西日本がホーム転落事故を調べたら、221件のうち133件は、酔っ払い。それが10年前に比べ、4倍増というデータが出た。どうして?と、事故映像を分析したら…である。ホーム端の千鳥足転落は意外と少なく、ホームのベンチから突然、線路に向かって歩き出して転落するケースが6割もあった。それで、ベンチ位置を変えてみよう考ええた。

 

 このベンチ変更、神戸の叔母宅へ行ったおり、JR灘駅で、これは、なんだ?と最初に見た。JR西さん、管内の駅で少しずつ増やしており、毎日行き帰りする大津駅のホームにも登場した。大方、毎夜のスタンド林屋帰り、ハイボール3倍飲んで、ホームの垂直ベンチに座ってみた。真ん前に自動販売機は見えるけど、線路は正面には見えない。あっ!新快速が入って来た。さあ、乗ろう。兵庫の上郡(かみごおり)行き、転落はこりごりやでえ~。

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2016年3月22日 (火)

春の先取り、植物園

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あっ!もう咲いている。お見事、満開やがな。春はどんな感じ~と行った京都府立植物園。何時もどおり北山門から入って、すぐピンク色は目に入った。足は一直線…、桜品種見本園にある大きなソメイヨシノ。京都の開花宣言まだやのに、お先に~と、ふわふわ咲いている。

 

 勝手知ったる園内散策、もう春が来ている。早春の球根ガーデン、カメラマンが群がっている。白、ブルー、赤…、球根が色とりどり。求婚、いつ?忘れた。黄色いスイレン、花が大きい。ラッパかな。さあ、園内進軍。セツブンソウ、ザゼンソウは?と、樹木がもりもりの生態園へ。真っ赤咲くのは、沖縄で1月に開花のカンヒザクラ(寒緋)。今は3月、遅咲きや。

 

 家族連れ、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんと一緒。サクラより写真は赤ちゃん、よしよし?。森を抜けて、白いモクレン。電球が咲く如く、ポコポコ、モクモク。手前に大きく、向こうに小さく…、このアングル、決まったあ。大芝生地で早春の草花展開催中。特設テントの中、チューリップ、ハナナなど1万株、春の香りをクンクン。植物園会館のつばき展みて、再び北山門へ向かって、早咲きの東海桜。とうかい、どうかい~、ふんわり、やさしく咲いていた。

 

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2016年3月21日 (月)

ポスター、表紙、カレンダーで見る満開サクラ

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いよいよ、春や春~、昨日は春分の日、暖かくって、らんらんやった。今年のソメイヨシノ一番咲きは、福岡と名古屋と新聞に出たけど、今度はどこで開花宣言かな。蕾がじわじわ、じわじわと、膨らんで、パッとピンクの花が開く。いいなあ~、春はやっぱり、いいなあ~。

 

 京都・円山公園の夜桜、かがり火と似合う。横山大観、富田渓仙…色んな画家が描いたのを展覧会で何度か見た。公園の夜桜、今年は京都市上下水道局がポスターにした。3月に入り、市内の町内会の掲示板に。円山名物・しだれ桜と、毎分600トンの下水を運ぶ地下の下水道を図案化したポスター。なかなか、いいセンス、夏でも扇子はいらないセンス?~。

 

 月初め、県内55万世帯に全戸配布の滋賀県発行の県誌「プラス1」。表紙は信楽町の畑の一本桜。平家落ち人伝説のある樹齢400年の枝垂れ。青い空と桜、本物見たいなあ。職場の3月カレンダーは、綾羽社長・河本英典さん撮影の大津市・琵琶湖疏水の桜。よう咲いている。社長のカメラアイ、愛に満ちている。パナソのカレンダーも職場に。世界文化遺産に認定の富岡製糸場の桜、いとゆかしと咲くのかなあ。見ても満開、見なくても満開、いいなあ~。

 

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2016年3月20日 (日)

麺単品の志は何時?

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 心ならず~というのか、思ったこととは、異なってしまうことが…。体重減対策、昼は麺の単品だけで~と、ひとり職場を出て、蕎麦か、うどんか、ラーメンか~と、行った結果が、あ~あ~。それも3日連続の、しまった!、しまった!、島倉千代子?。ちょっと古いんかな。

 

 京都駅東口出ての京都タワー地下の塔苑さん。なんちゅうか、カタカナでチャイニーズレストランの中華屋さん。何時もは日替わりか、週替わり800円やけど、満腹しすぎるので、五目麺だけと思って入ったら、新メニュー「らぁめんランチ」の登場。麺が選べて、飯も選べる。値段は850円やけど、セット選びが面白そうや。今日のところは、まあこれやがな。

 

 ラーメンは醤油、飯は天津を選んで、自己責任の「らぁめんランチ」。単品のこころざし忘れて、ごめんやでえ。翌日昼は、山科駅前の王将。店前案内看板は半日限定の日替わりランチ麺。天津飯とモヤシラーメン650円。モヤシだけなら良かったのに天津飯たっぷり。続くときは続く。3日目も山科駅前で松屋。牛めしとカレーうどんが500円やって、安いがな。またセット、いつリセットする?。困った!困った!こまどり姉妹~!。めんめえ~。

 

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2016年3月19日 (土)

ミロが見ろ!と言うので~

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ジョアン・ミロはいったい、何を見ろ!と言うのだろうか。人物の影絵だろうか、動く金属の羽根だろうか、変形した人のブロンズだろうか、それとも、現代の人間像を見よ!をテーマとした企画展「エッケ・ホモ」か。ミロはそれをアハハ、アハハと笑って見ろ!という。

 

 招待券あって、行かねば~と行った国立国際美術館である。それ、どこって?、大阪でんがな。いや、お初天神さん近くの「串かつ でんがな」へ入ってからか、でんがな、でんがな~大阪弁づいている。話は元へ戻って、大阪の西梅田からNTT、関電などビルを見て、堂島川の田蓑橋あたり。ビル群見上げて、ワアワア思わす、スッスッス歩けば10分や。

 

 行った企画展は、ええっ~と、なんだったけ、そや「エッケ・ホモ」展。何を感じた?って、う~ん、わからないことを感じた。地下3階の会場を出て、ESの壁にジョアン・ミロ作品。モザイクみたいな陶板が640枚。作品名は「無垢の笑い」。大阪万博のガス・パビリオンに展示してあったという。同じフロア、高松次郎の「影」、コールダーの「ロンドン」、ムアの「ナイフ・エッジ」の展示。みんな大作、ミロさんが見ろ!見ろ!というので見た?。

 

 写真は左から企画展「エッケ・ホモ」のポスター、ミロの陶板画、高松次郎の「影」コールダーの金属の動く羽根、ムアのブロンズ。 ※ 展覧会は3月21日まで。

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2016年3月18日 (金)

ラーメンバトルとの出会い

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さあ、どの店にしょう?。チケットは一枚800円。黄色の案内パンフに目を通し、ノボリ旗が並ぶテント店を見て歩き、行って、戻って、また行って…、さあ、さあ~、どこにするんやな。たかがラーメン、されどラーメン。あんまり、悩んだら、それこそ伸びるでえ~。

 

ここは西梅田スクエア。JR大阪駅を降り、桜橋口から西へ出て、高架下の信号渡って、目の前や。そう、前に大阪中央郵便局があったところ。それはまあ、たいそうな看板上がって、ただいま、天下統一ラーメンバトル開催中という。国立国際美術館へ行くおり、見つけた。たまたまの出会い大切にせんとなあ。昼どき、腹どき、そろそろラーメンどきやがな。

 

東西のラーメン有名店が期間中、前半と後半に20店も出るという。行った日は前半の戦い。札幌ラーメン、尾道ラーメン…、来てえな、入ってなあ、並んでえな…。チケット一枚持って、あっち、こっちと、迷って、いざ~と並んだんは、塩日本一の東京は高田馬場の麺屋「宗」さん。ラーメンEXPOで10,000杯売ったという。どんな塩ラーメンやろう?しょうしょう興味が出た。それで、塩の味は?それはそれは鉢一杯、しおらしかった?。

 

 天下統一ラーメンバトルは3月10日~21日で開催。

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2016年3月17日 (木)

串かつ でんがな店

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ええっ、そんな値段で、ええんでっか? よろしおまっ! 今日と明日、串かつは全品半額!でんがな~。海老3本に牛、キス、アスパラなど10本、それにハイボール1杯、ハイボールは一番高い竹鶴。支払い、それで1210円でんがな。いや、ほんま、そうでんがな。

 

 なんぼ食い倒れの大阪やいうても、これは安おますなあ。それ、どこって?梅田の曽根崎2丁目で、まあ、いうたらお初天神の近く。店名がこれまた、大阪らしく「串かつ でんがな」。ようまあ、そんな店名に~と思いまんがな。なんで行ったかって? 行き当たりばったりでんがな。いま、串かつの海老に凝っていて、大阪の街を歩いて、飛び込みでんがな。

 

 カウンターにひとり掛けて、まず海老3本。缶缶入りのキャベツ、サービスでんがな。ソースはウスター、とんかつソースとも、頭ウスターとも違って、オリジナルのウスターソース。二度づけは禁止でっせえ。出てきた海老、よう身つまってまんがな。メニューにチューリップ、これ何?と聞くと、鶏の手羽先でんがな。どうして、チューリップ?でっか。串かつ揚げ、チューリップの花みたいでんがな。お店は、でんがな、でんがな、そうでんがな~。

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2016年3月16日 (水)

板戸に描かれた「竹に虎」

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あと30分と少し、行けるかなあ。京都文化博物館の「実相院門跡展」。金曜の閉館は午後7時半で、30分前に入れば鑑賞できる。滋賀県庁前、大津の職場からJRでひと駅、山科から地下鉄で烏丸御池駅。行けるかな、どうかな、チャレンジ、チャレンジ!と行った。

 

 JRと地下鉄の乗り継ぎ、烏丸御池から文博…、電車の中は走れないけど、合間は急ぎ足、最後は駆けた。文博EV前に午後6時58分、4階特別展会場はもぎり終了1分前…、ハア、ハア…やったあ。チャレンジ成功、やってみるもんや。閉館までの鑑賞は30分、何を見たんやったかな。そう、副題は秘められた門跡寺院の歴史に迫るや~。これも駆け足で迫った。

 

 実相院は京都の洛北、岩倉にあり、維新に暗躍した公家、岩倉具視がご近所さん。代々、皇族えにしの僧が住職になる門跡寺院。展覧会チラシ、板戸に描かれた「竹に虎」がみたい。江戸狩野派の作という。虎は群れをなす象に勝てないので、巨体で象が入れない竹薮に逃げ込む。竹薮は虎の安住の地だそうだ。閉館前、鑑賞者がまるでいなくなった会場、虎は何所から出るか、第1室、第2室、第3室…、出たあ。第4室から急に…、藪から棒に出たあ~。

 

 展覧会は4月17日まで開催。

 

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2016年3月15日 (火)

こんなパフェ、あんなパフェ、そんなパフェ…

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いやまあ、朝ドラの朝ちゃんやないけど、びっくりするなあ。珈琲老舗の、あの、からふね屋さんがねえ。イメチェンか~と思うパフェメニューの数々、半端やない。一つ50,000円のジャンボサイズ、名前はル・レーヴ、20人分とか。そう5万円のパフェやでえ~。

 

 それに種類の多さ、パフェ、パフェしている。どれくらいか、200種類以上やって。京都河原町三条下ルに新規開店して、ダッチ珈琲だけやない~と、このパフェや。店前を歩いて、目に付くウインドウ飾り。なんや、これは?とびっくりさせて、思わず足とめさせる「からふね戦略」。これにはまって、どんなんと見て、からあげパフェ、とんかつパフェ…ええっ?や。

 

 それにしても、ビジュアルや。店内のガラスケースは花飾りみたい。5万円のル・レーヴはパイナップル丸ごと入り。1万5千円のブーケパフェ、1万円のバケツパフェ…、どれもこれも綺麗、綺麗、美しい。見てばかりでは~と、珈琲で2階席へ。店内は客若く、パフェ、パフェしているけど、おじさん向きに新聞、週刊誌も。帰りレジ、5万円のパフェは、どう?と聞く。もう3度出て、これからは新人歓迎会で~と。そうか、狙いはパフェでパーフェクト?。

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2016年3月14日 (月)

三条京阪の篠田屋さん、古いでえ~

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昭和規格のテーブル、座ったらお尻がはみ出そう。床、お風呂屋さん浴槽壁みたいなタイル張り…、スリップ、スリップ、時計を止めて、昭和の初めへタイムスリップや。なんのことか?三条京阪、高山彦九郎像の向い、浄土宗だん王さんのお隣の古~い食堂のこと。

 

 ハッ、ハクションとコショウたっぷりの中華そばが、お店の一番人気という「篠田屋」さん。もう一つ、カツとカレーうどんの「皿盛」という変なメニュー、これも名物や。明治の創業、昔の食堂のまんまで出店しているけど、その古さが受けて、昼に行くと、懐かしさ人気か、店内は一杯。どこで聞いたか、観光客も沢山来て、それはそれは、流行っている。

 

 人気ぶり、この目でと~、昼に混雑承知で行った。席一つ、空いていて、「皿盛」も気になったが、それはお隣さんで見て、こちらはなんちゅうか、中華?。前も洒落たけど、また、なんちゅうか。メニューは~昔ながらのあっさりした鶏がらスープの醤油味~。しょういう説明?。葱、シナ竹、焼き豚…細麺、甘めのスープはコショウ利かせて。これで500円、レトロ値段や。店のキャッチは高田の馬場の堀部安兵衛。~品は高田で値は安兵衛~だって。昔もいいねえ~。

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2016年3月13日 (日)

雲水道場、静寂の道

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この石畳、この土壁、この竹林…、この静寂、いいなあ。なんか、歩いているだけで、落ちつくなあ。そう、この道はいつか来た道…、毎朝、通勤で通った石畳や。今も昔も、変わらへん。一緒や一緒。「拝観謝絶―KEEP OUT」の表札、これも前から同じやでえや。

 

何所って?そこは禅宗の一つ、臨済宗建仁寺や。境内南東にある僧堂、雲水さんが座禅を組み、今日も明日も経を読み、自らの心を鍛える修行道場や。山門の入り口に「本派専門道場」の表札が上がっている。僧堂-そうどすか?洒落てる場合やない。そこそこ昔、東山通の清水道でバスを降り、建仁寺境内を歩き、四条河原町から職場へ通った足の思い出がある。

 

この石畳、建仁寺境内への抜け道。雲水さんたちが毎朝、これでもか、これでもか~と掃き清めているせいか、枯れ葉一枚落ちていない。一歩一歩、綺麗すぎて、背筋が伸びる。何時だったか、雲水さん総出の清掃、見たことがある。僧でえ~また洒落かいなあ。僧堂の中、庫裡の前庭あたり。大きな竹箒を持つ小僧さんの石像が可愛い。昔と同じ、今も放棄?していない。建仁寺本堂へ行くのに久々に通って、さすがに禅の本家、全然変わってなかった?。

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2016年3月12日 (土)

回る寿司、テーマは巻き

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何をするにもテーマを決めることは大事かなあ。これっ!と思えば、テーマはそんなに手間はかからない?。洒落、わかってもらえたかな。京都駅南西のイオン4階、回る寿司の魚河岸さんへ行くおり、そうだ!今日の注文はテーマを決めて~と、歩きながら考えた。

 

 そや、あそこはマグロが絶品や。中落ち、中トロ、大トロ…、クルクル回ってくるトロは脂が乗って、つい手が伸びるしなあ。いや、しかし、ちょっと待てよ。値段ちゅうもんもある。今月は昼に夜にお金使い過ぎている。トロのテーマは次回に持越しや。ほんなら何かなあ。値段が折り合い、そこそこ満足できる注文テーマ?、そや、巻きで行こう。

 

 座った席はカウンターの一番右端、店全体が見える。店長は桑原さん、名札でもう知っている。さあ、巻きシリーズや。おっと、来た来た、なまこ軍艦が来た。イクラ、とびこなど、握れないネタを上に乗せる。これ、銀座の久兵衛さん発案ちゅう。確かに軍艦みたいに見える。ナマコ、コリコリして旨いでえ。本ズワイ2巻、しめ鯖巻き4巻、海苔巻き4巻、梅しそ手巻き一つ…、しまったあ。食べ過ぎたあ。テーマ設定、量が抜けていたあ。

 

 これに茶碗むしと生ビールで1700円超だったかな。

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2016年3月11日 (金)

特別公開・東寺の五重塔と灌頂院

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そうは見られない~と言われば…、行って見たくなる。第50回京の冬の旅で非公開文化財特別公開中の東寺である。山科の自宅からバスとJRと徒歩で、1時間以内で行ける。知人から提供の招待券もある。滅多には~の五重塔の初層と密教を修法する灌頂院へ入った。

 

最初は京都の象徴、五重塔。高さは日本一の55㍍。境内に静岡の河津桜、啓蟄の暖かい日、満開や。空海が建て、雷落ちなどで4度焼け、今は5代目の塔と桜、アングルいいなあ。公開は毎年正月3日間だけの初層、志は高く、頭を低く~して入った。真ん中は大日如来さんに見立てた心柱、周囲は如来さんたち、内部は暗いけど、観光客一杯。静かに、静かに~。

 

金堂、講堂の国宝仏像も見て、次は<かんじょういん>の灌頂院。京の冬の旅では8年ぶり公開。密教の修法や伝法の秘儀を行う道場。招待券がないと、五重塔は8百円、ここは6百円。見るのは値段じゃない。両手合わせ、心で見ないと。正月に国家安穏、五穀豊穣を祈る「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」とか、密教の奥義伝達の「伝法(でんぽう)灌頂」とか…、儀式色々、勘定?しきれない。

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2016年3月10日 (木)

整列の雲水さん、何所へ

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クリクリ頭の雲水さん、横一列、正面を見据え、じっと立っている。どこの禅寺の修行僧か、1人、2人、3人…みんなで6人。新都ホテルの横断歩道前。信号が青になっても動かず、何かを待っているようだ。JR京都駅から八条口へ出て、イオン京都へ行くおり、見た。

 

 社寺の多い京都だけど、そうそう雲水さんとは出会わない。これから何所へ行くのだろう。整列ぶり、すがすがしい。耳にスマホ、喋りながら行く青年、長い髪のファッション女性…、同じ世代の若者が目の前の横断歩道を渡っていく。対比の妙を思う。見たのは3月最初の土曜の昼下がり。気温20度、街路樹のこぶしが開き始め、冬が一気に春になった日だった。

 

 これも、待ち歩きの出会い、行き過ぎて、戻って、写真にした。雲水さん、大きな網代笠を胸前にあて、両手で持つ。墨染めの袈裟、首から頭陀袋(ずたぶくろ)を提げ、足元は脚絆と草履…これ、雲水装束。「お~お~」と声を出して街を行く。それで、おおそうか?、僧とわかる。洒落我慢、やっと出た。雲水の意味は、雲は定めなく行き、水は流れてやまず~である。雲水僧、一つに所にとどまず、行方定めず、旅して、修行する?。そうなのか~。

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2016年3月 9日 (水)

わらい、和利館・・・の店名、笑ってしまう

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いやまあ、お店の名前って、色々あって、笑ってしまう。京都駅ビル10階、キューブのレストラン街にお好み焼き・鉄板焼きの「わらい」。どう笑おうか~と、焼きそばセットで入った。店名「わらい」の漢字は「和来」という。平和が来る~それなら、ええ笑いや。

 

 駅前から歩いて1分、大将軍ビルの3、4階に居酒屋「和利館」。みんなで割れば、怖くない割り勘を意味するのか、どうか。誘われて行って、3階へ上がった。カウンターあり、格子引き戸の半個室あり、わりに綺麗や。食べて、飲んで4人で割って、わりにあうかどうか。洒落割りって、サービスないかなあ。元へ戻って「わらい」でのこと、書こう、話そう。

 

 お店は京の台所・錦が本店で、いまや、東京にも進出して、お店が繁盛して、笑いがとまらない?。メニューのその一は、お好み焼きの「わらい焼き」。オムそば風でふわふわやって。もう一つ、定番メニューがあって、九条ねぎ使用のねぎ焼き、その名も「こんちくしょう」。苦情が出て、怒って、今畜生!ではない。ねぎ本来の甘み、香り…旨すぎて、こんちくしょう!とか。注文の焼きそば、昔懐かしい香り…。ニコニコと、食べる口から福来たる~。

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2016年3月 8日 (火)

京都駅前に立飲み屋さん

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立って、立って…皆さん、ずっと立っている~。立たされているんではない。自分で立っている。座るところはない。これが、今流行りの立ち飲み屋さん。大阪ならお店が一杯、大津は林屋さん、京都でも増えてきて、大きな店が駅前に出来、ニヤッと2夜続けて行った。

 

 店名は「いなせや」さん。山科に串かつなどの系列店がある。京都駅から北東、徒歩5分の七条通東洞院下ル。賄い側のカウンター、20人立てる。真ん中にテーブル3つあり、30人は立てる。壁側のカウンターは15人くらいか。木曜はまあまあだったが、金曜のるとこがないのか、会社帰りの客が溢れる如く立つ。立ち飲み喧騒、元気な日本ここに~と思う。

 

 黒板メニュー、あるある。何でも~と言っていいほどある。木曜は一人で行って、一汁三菜とカロリーを意識して、出し巻き、粕汁、野菜サラダ、きずし注文。金曜は二次会、4人で行って、鉄火巻き、アサリの酒蒸し、ポテサラなど。値段は250円平均で、手ごろ。味?いける、いける、十分いける。豚汁、中落ち、マリネ、鯛あら…売り切れ表示。ドリンク?売るほどある。オーダーとる女性バイトさん、声が大きく、よく響く。オタオタしていない。

 

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2016年3月 7日 (月)

広重の浮世絵はライブ

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「旦那さん、うちとこへ泊まりんさい。こっち、こっち、はよう、はよう…」「ま、待ってえな。そう引っぱったらあかん。あかんちゅうたらアカン。首がしまるやんか。いてて…、いてて…」。この浮世絵、絵解きをすれば、こんなところかなあ。いや、まあ、面白い。

 

 京都伊勢丹で開催中の「生誕220年歌川広重の旅」を見に行った。江戸日本橋から始まり、品川、箱根、浜松、岡崎、浜松、土山、水口、大津、京都まで東海道五十三次90枚の名所を描いた保永堂版の浮世絵。風景、旅人、出来事…、広重さんの観察力、描写力、微に入り、細に入り。浮世絵に接近、目を細めれば、細めるほど、場面が浮かびあがる。

 

 江戸から半分すぎて、今の愛知県豊川のあたり、御油(ごゆ)と赤坂。隣りあう二つの宿が連続的に描かれている。御油の宿で、留女(とめおんな)と言われる力の強い客引き女性2人。旅人2人のタジタジぶりが微笑ましい。次の宿は赤坂。蘇鉄を真ん中に右の部屋で、化粧する宿の女性、左では「ご飯出来ました」と御膳を出す飯盛り女性。「ええ湯や」と手ぬぐい肩に歩く客、「もみましょか」とあんまさん…。広重浮世絵は見るほどにライブ~。

 ※ 伊勢丹の広重の旅展は3月27日まで開催。

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2016年3月 6日 (日)

一日一麺 担担麺

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どこから入るんやろう?ビニール貼りの奥、引き戸が4つあるけど、入り口の表示はない。まあ、いいか~と右側の引き戸を開けたら、真ん前はカウンター。身体をやや縮めて、足元を確認して、丸椅子に座った。カウンターは8席。カバン置くとこ?ないなあ。いや、狭か~。

 

 あこの担担麺いける~と聞いて、いつか、いつか~で、ついに入店した。七福神、ニコニコ顔のえびっさんの、胡(EBISU)という担担麺専門のお店。JR山科駅から徒歩3分、山科京極の中ほどにある。京都薬大近くから移転して3、4年とか。食べログによく出て、評判が、評判を呼んでいるそうな。カロリーは気になるけど、担担麺はすきや。

 

肉入り、マーラー、汁なし、冷やし…、担担麺は各種ある。から揚げとご飯セットもある。辛さ具合、激辛30円、爆辛50円プラスという。辛すぎて、涙クンは辛い。ノーマルがよい。壁の額入り色紙は「一日一麺 担担麺」。店のモットー?、客のモットー?、まあ、もっともや。そうそう、注文、注文!せな。店長おすすめ、あんかけ担担麺。卵でとろ~り、とろ~り。ウン、評判どおりや。店は大きさやないで~。味や味、味が一番や~。

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2016年3月 5日 (土)

「已己巳己」は<いこみき>

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う~ん、なるほど、似てるう~。目を細めて、どうちゃうか、確かにちょっとちゃう。週の始まり、毎日新聞月曜朝刊、第2社会面の「週刊漢字、読めますか?」が紙面の右端、細く長く、はみ出しそうに載る。2月の終わり、29日の月曜は閏日、うるうると見た。

 

 この日のテーマは、よく似た字の漢字。いつも3問出る。①は「于撥ね干引き」。これ、〈うはねかんびき〉と読む。文化審議会が于と干などの書き方は、はねても、はねなくても良い~という見解をだしたのにひっかけての出題。そんな些細なこと問題にしない~とは、もう飛び跳ねたくなる?。②は「已己巳己」。さあ、虫眼鏡出し、巳巳巳…と見よう。

 

 どうちゃうか、見分けがつかないほど、よく似た感じの漢字。ちょいといい感じで洒落たかな。2番目と4番目は同じ「己」で、4字熟語にして、読みの正解は〈いこみき〉という。已、己、巳は、上に下に半ばに似ていて、~(み)は上に、(おのれ)(つちのと)下につき、半ば開(あ)くれば、(すで)に(や)む(のみ)~と覚えるのがコツという。〈いこみき〉の意味は、良く似ていて見分けがつきにくいこと。確かに~。

 

 ③は「閏日」で〈うるうび〉。門構えの中、王か玉か。正解は王。

『已(い)』というのは、日本語の動詞の活用に『已然形(いぜんけい)』があるが、『やめる・すでに・やむ』といった意味がある。『己(こ)』というのは、『おのれ・自分・自己』といった意味がある。『巳(み)』というのは、干支(十二支)の6番目に『巳年(へび年)』があるように『蛇』のことを意味している。

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2016年3月 4日 (金)

山科で山階寺跡の発見

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これは、ちょっとした発見ちゃうかな。自慢そうに言うと、歩き効果の知られざる発見や。何を発見したか~、山階寺跡である。京都山科の三条通り、京都薬科大近くの五条別れ―という交差点、山本石材店の所に石碑があって、そこらあたりが、山階寺跡だという。

 

 それがどうして、そんな大層な発見なのか、調ベたところを説明しよう。実はこのお寺、奈良の猿沢池近くにある興福寺の始まり。それも大化の改新で中大兄皇子(天智天皇)と共に活躍、藤原氏の祖となった藤原鎌足が造ったお寺という。大化の改新が成功したあと、鎌足が重病になり、奥さんが回復祈願の仏像をあんちょう、安置するのに造ったそうな。

 

 お寺は壬申の乱があって、都が大津京(宮)から飛鳥に移り、平城遷都で藤原不比等が移して、興福寺に名前を変えたという。この山階は山科と同じで〈やましな〉と読む。近くには山階小学校があるけど、ここは〈さんかい〉と読む。蓮如さんの山科本願寺は国道1号側、千葉県の山階鳥類研究所の創始者は皇室の山階宮さん、京都出身。よく行く近くのおでん屋さんの常連は山梨さん…、なんか、ややこしくなってきた。ここらで散会かな?。

 

 山階寺跡は現在の山科区希望が丘御陵大津畑町にあり、創建は天智8年(669年)と言われる。 ※ 興福寺は和銅3年(710年)創建。

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2016年3月 3日 (木)

これが本場のキリタンポ鍋

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これ、これ、これが本場のキリタンポ鍋ちゅうもんや。まず、出汁からや。どや、どや、ええ味や。そらあ、比内地鶏の出汁、5時間かけて出したんや。鍋一杯、どさっと乗った青いセリが綺麗や。四季の歌は芹洋子?。♪~冬を愛する人は心広き人~♪。大事なことや。

 

 東北方言「どっさ、ゆっさ」。言葉少なく、どこへ!行く~。秋田の郷土料理、キリタンポ鍋を食す会。能代出身のSMさん(72)のお宅、枚方市の香里園団地へ行って食べタベ~。セリ、鍋の中に髭みたいな根付きのセリも入っている。これ、そんじょそこらにはない。冷凍でなくて、冷蔵の比内地鶏と一緒にふるさと・秋田から特別にお取り寄せちゅう。

 

 SMさん、鍋奉行兼ね、仕入れて、仕込んで、何から何まで。秋田出身、本場のこだわりちゅうもんか。出汁が暖まり、まず比内地鶏、次は蒟蒻、牛蒡、キクラゲ、揚げ、エリンギ、舞茸、ネギ、根つきセリ…どっさ、ゆっさと入れ、餅搗き半ばで、半殺しというキリタンポや。砂糖もどさっと、しょうゆう醤油も…、煮立ってセリや。食す8人に対応型の大鍋。さあ、蓋があいた。湯気がもうもう、箸と小皿、鍋めがけて出て、競り合いが始まったあ~。

 

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2016年3月 2日 (水)

なんぼなんぼ~時価なんぼ~

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時価表示、なんぼかなあ~と思うけど、なかなか、じかには聞きにくい。時価とは、格好よく言うと、経済用語の市場価額のこと。わかりやく言うと、飲食店の価額表示。一番、よう目にするのは、寿司屋さん。♪~なんぼ、なんぼ、これ、なんぼ~♪と、聞きたいなあ。

 

 この時価表示、おでんの「ハレルヤ」で出た。漢字で書くと、あした天気にな~れ!の「晴天家」さん。山科京極の南、三条通り渡ってすぐ。職場帰り、今夜はどんなおでんがデンデンと行く。1時間に2本のバス待ち、一服かねてよく行くようになって、ちょっと馴染になってきた。この1週間前から、おでんメニューが増えて、その一つ、筍が時価で出てきた。

 

 シーズンごとお店のスタッフ会議があって、春先へ向け、菜の花と筍が追加になったという。さっと湯引きした菜の花、酢味噌で~というので、最初に頼んで、次の夜は筍の時価チャレンジ。メニューに「朝掘りの筍を丁寧に炊き込みました。春味の木の芽味噌で」の書き込み。なんぼの時価か、心安くなったお店、じかに聞いた。~仕入れ値段が日によって変わって…、先週は800円、今日は550円~。じか聞き効果、安心、安心…ひと安心~。

 

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2016年3月 1日 (火)

志村ふくみ展の母衣への回帰

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 母衣への回帰とは、どういう意味だろう。京都近美で開催中の文化勲章受章記念「志村ふくみ展」の副題である。どう読むのか、チラシに母衣は〈ぼろ〉とルビがある。母衣で〈ぼろ〉か、う~ん、これは難読漢字や。あんまり深く考えると、ぼろぼろになりそう~。

 

 手持ちのスマホで「母衣」と検索した。日本武士の武道の一つ。兜や鎧の背中に絹布をつけて風で膨らませると出た。今でいう車のエアバックか。後には旗指物の一種にもと。「」「保侶(保呂)」「母蘆」とも書く~という。なんか幌馬車の〈ほろ〉にも似ている。では、〈ぼろ〉ではどうか。また検索してみた。使い古したぼろ布―が、ぼろっと出て来た。

 

 染織作家・志村ふくみさんは、人間国宝指定から一昨年は第30回京都賞、昨年は文化勲章の受章である。滋賀県近江八幡市生まれ、母の手ほどきから始め、この道60年。草木で色染めした糸で織りこんだ作品の数々、青藍、深緑、朱茜など、ふくみさんの志す「一色一生」の色が沁み込んでいる。会場でポストカード選んで3枚買った。光の湖、湖上夕照、冬の湖。これぞ琵琶湖の情景回帰、母衣への回帰である。見て、ほろほろっ~とした。

 

 志村さんは大正13年(1924年)生まれ。昭和32年(1957年)の日本伝統工芸展初入選から受賞作品数々。自然との共生という人間にとって根源的な価値観を思索し続ける芸術家と言われる。

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