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2016年1月

2016年1月31日 (日)

ふたをして、二つ減るものナ~ニ?

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ナゾナゾ、そのイチ。「ふたをすると、ふたつ減るものナ~ニ」。う~ん、何かな、何かな。職場で読んだ中日新聞1面コラム・中日春秋の書き出し。コラム士は~同僚から出たナゾナゾ、さっぱりわからなかったけど、TVを見て、ふたをして増えるものならわかった~と。

 

 金銭疑惑で、甘利明・経済再生相が辞任表明した翌日の朝刊である。朝日の天声人語、読売の編集手帳、産経の産経抄…、各紙ともコラム士が、この辞任劇を揶揄して、皮肉一杯に書く。真っ直ぐの速球でなく、山なりのスローカーブを投げて読ます。コラム士、普段の蓄え、どんな挿話を持ってくるか、筆の見せどころである。挿話、そうか、そうか~と読む。

 

 天声人語士は「ねずみ色」を持ってきた。今は灰色、グレーの言い方が目立つが、江戸時代の着物は<四十八茶百鼠>など、ねずみ色に濃淡あれこれ~と。編集手帳士は、そうは書けない漢字<竈―かまど>で秘書の金庫番の役割を挿話に。ナゾナゾで始めた中日春秋士は甘利さん、弁明、弁明のふたをすると、疑惑が増えるよ~と書く。最後にナゾナゾの答えを紹介。ふたで二つ減るのは「八」。ふたすると「六」に。あまり?考えすぎないことかな。

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2016年1月30日 (土)

御田神社で巨木を見た!

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どうして、こうなったんやろう。幹の根元がゴボゴボして、コブコブしている。化石のようで、巨像の足みたいで。幹回りは5㍍、巨木中の巨木。保護樹木の表札、鉄柵で周囲を囲ってある。日立CMの~この木、何の木、気になる木~で言うと、クスノキ~。

 この木、どこでどう見たか。大津市坂本、日吉さん摂社の一つ、御田神社で見た。御田は「おんた」「ごた」でなくて、「みた」と読む。そこで、このクスノキを見た。この洒落、なんか快い。樹齢が200年以上という。樹高は25㍍あったが、伸びすぎて、真ん中あたりで切ってある。今は10㍍位か。注連縄があり、ありがたや、ありがたや~のご神木である。

 

近江歴史回廊大学「神と仏と祈りのクラス」の現地研修が日吉さん。御田神社は京阪石坂線の坂本駅から徒歩1分の所。駅前で、伝教大師・最澄さんがさいちょに持ち帰ったという茶の畑を見て、御田神社へ。本殿鳥居前に注連縄井戸があり、これも見た?。どういう意図の井戸か、水信仰か、地元の皆さんは井戸の神さま~と言う。毎年1月には、藁で蛇に見立てた綱を作り、吉凶を占う綱引きもあるそうな。そんな神事も、見たかった?。

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2016年1月29日 (金)

居酒屋マル八の八八定食

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 それはもう、ハチハチしている。蜜蜂ハッチ、蜂のムサシ、忠犬ハチ公…、潜水艦にもハッチ?、色んなハチがあるけど、居酒屋マル八は、よくもまあと思うほど八が並ぶ。八は末広がりで縁起が良いからだろうが、鉢合わせするほどで、はちかしくないか?と思う。

 

えっ、その洒落の方が、はちかしいって。いや、確かに、確かに。京都山科駅前に大阪から出店の居酒屋マル八さん、昼飲み兼ねて昼定食も。メーンのメニューは、マル八の八八定食、値段は880円。メニュー表にハチまたハチで写真撮り。大津から越境で何度か行き、680円の定食は二度三度、思い切って、880円のハチハチ定食、どんなんかな?。

 

店内は広~い。テーブルは8人掛け、4人掛け…100席はある。昼はまあ、透いている。引き戸開けると、お好きな所へどうぞ!と声がかかる。客は我ひとり、我は行く…、どんと大型TV前へ行く。ゆっくり出来る。ハチハチ定食は、ざるうどん、ミニ海鮮丼、天麩羅…、これが何でハチハチなのか、はっちりはしない。味はマル八、さすがに○や。値段はメニュー表で880円だが、レジでは消費税加わり950円に。ちょっと蜂に刺された!。

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2016年1月28日 (木)

マイあさラジオで擬態を聴く

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昆虫の擬態は、かくれんぼしているアートです~だって。ふ~ん、そうなんや。面白い見方、楽しい言い回しや。NHK、午前5時から始まるマイあさラジオ。昆虫写真家の海野和男さん、喋っている。さすが、この道を行く人。そうか、そうか~、布団の中、目が覚めた。

 

 深夜便がすみ、軽快なメロディが聞こえ、マイあさラジオ。枕元のラジオ、スイッチONにして、聞くとはなし聞いて、海野さんだった。最初は「ぎたい」と出てきて、昆虫の中で一番好きで、ずっと追いかけていると話す。ぎたい? そうか、漢字で擬態。ほかのものに姿を似せることや。日本で一番の擬態はムラサキシャチホコ、外国ではハナカマキリだそうだ。

 

 だんだん、頭が冴えてきた。その時、聞いていても、あれなんやったと、忘れる。擬態昆虫の名前、メモやメモ…、封筒の裏に書いた。ムラサキシャチホコは蛾さん。羽をクルッと丸く、枯れ葉に似せるという。青い葉の上、まるでアートです~と。マレーシアで見たハナカマキリは、花になりきって、これが美しい。花や花や、蜜や蜜と~飛んで来たミツバチ、前足のカマでかまえて、ガブリ。美しいものに気をつけない~と。いや、眼が覚めたあ。

 

 写真はネット調べで添付した。聴いたNHKマイあさラジオは1月23日午前5時半頃。 ※ 海野さんは1974年東京生まれ。現在、長野県小諸市にアトリエを持つフリー写真家。

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2016年1月27日 (水)

寺町商店街のてらぼん

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ブラリ、ブラリ…町歩き、ナニが出てくるか、わからない。同じ所でも、北へ行くか、南へ行くか、見える世界が変わる。去年か今年か、朝か昼か晩か…とでも、違うなあ。それがまた、新しい気づきちゅうもんや。この間、京都の商店街、寺町京極の夕方と夜を歩いた。

 

秀吉さんが京都大改造、あちこちにあった寺をまとめ、それで寺町。当時は数珠屋、位牌屋、筆屋などあった~と案内板。北側の寺町三条とは、東海道を延長した交差点、平安京では東京極だった。それが、今、アーケードに「てらぼん」登場である。~ぼくを見かけたら幸福が訪れます~というマスコット。よく見ると、ちょん髷が寺町の「て」。てんで面白い。

 

外国人に人気の漫画館は「mang・can」。漫画本が万と並んでいる。寺町やけどなあ。宴席帰り、夜は南から北へ。閉まったシャッターに「無」。何屋さん?と確認すると、帽子屋さん。なんで店名が「無」か。ムムム…難しい。女優山本富士子さん邸宅碑の向かい、1918年創業のBAR、サンボア。大方百年経って、今もバア~。ちょっと行って、肉の三嶋亭。障子の格子窓あり、老舗も老舗。看板漢書の「牛肉 すき焼き」。うまい、うまい!。

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2016年1月26日 (火)

前菜の進化-9区割り9種

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料理屋さんの前菜が、いま、進化している。前菜はコース料理で言えば、オードブル。日本の小料理屋ならお通し。前の奥さんは前妻、今の奥さんは旧妻。新妻がいいって?…、そんなこと、さいさいイカン。元へ元へ…、進化した前菜の話題について、今から紹介する。

 

 京都四条寺町上る、市場小路本店で、ちょっとした新年会があった。どう学び、どう遊ぶのか、人生にぬくもりを求めて~24回目の例会である。集まりは15人だったか、元教授、元監督、元行員…、何事も最初があり、今があり、元がある。また元へ戻して、この例会で出た前菜が9区割りプレートに9種も、だった。テーブルの人数分だけ、ちゃんと出ている。

 

 運んできた女性店員さんが「この9種を説明します」と言う。隣のテーブルの元教授さん、耳だけで聞いていたのか、「ナニ、九州?」と聞き返す。ちゃう、ちゃう、九州とちゃう、9種。トップの話し合いは鳩首会談。どうも、今日は話しが前へ行かない。選挙も区割りが大事やけど、これは9区割りの前菜。また元へ戻し、店員さん説明。「右列の一番下は鴨ロース、真ん中下は牛のたたき。左下はフグの天ぷら…」~、滑らかに話し、窮す?ことなし。

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2016年1月25日 (月)

クイズ、この女性は何を考えている?。

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さて、さて、この女性って、何を考えているんやろう。帰りの遅い旦那さんのことかな。仕事のこと、旅行のこと、それとも、明日のハズバンド、見つかるはず?とか。いや、そんなんやんのうて、お出かけ服のこと、今夜のごはんのこと…、思いは千々に乱れてかなあ。

 

北欧雑貨の「フライングタイガー河原町店」さん。店前のウインドウに大きなポスター貼りだして、フィルターコーヒー(1年分相当)プレゼントのクイズを出している。太い黒縁眼がね、バサバサの茶髪のイラスト女性がどんなこと考えているか、吹きだしの「?」に書いて、ネットでの投稿を求めている。店前通りかかって、足をとめて、う~ん?だった。

 

優秀者にプレゼントというコーヒー、店内で販売している。どんなのか、見に入った。缶詰ふうのドリップコーヒー、一つ700円。アラビカ種100㌫。豆は、ブラジル・ニカラグア・ホンジュラスのブレンドという。何杯くらいとれるか。そうか、この女性、この店のコーヒーはいい香りで、くつろげるって、思っている。うん、これなら、模範解答。いや、やっぱり、あかん。答えは吹きだし「?」の中、吹き出さないと。そや、何も考えていません?。

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2016年1月24日 (日)

小野篁と閻魔大王

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そうか、これが、小野篁(たかむら)が閻魔大王の冥府へ通った井戸か。縦横1・5㍍くらい、注連縄の石囲い、升目の板蓋…、井戸の底はどんなんか~と本堂から庭へ降り、覗きに行った。手を合わせ、冥土を見た。暗くて深い。そこでは、底が見えない。

 

地獄道、修羅道など、お盆の精霊迎えで「六道さん」と親しまれる六道珍皇寺。京の冬の旅、特別公開で行った。東山通りの清水道から西へ徒歩5、6分、平家ゆかりの六波羅蜜寺に近い。「六道の辻」の石碑、朱色の山門…、境内入って、すぐ閻魔大王と小野篁の像が並ぶお堂や。右に大きな篁像、左にギョロ眼の閻魔さん、こわい顔やぞう?。

 

参拝記念に写真撮りたいけど、撮影禁止の貼り紙。ずっと離れてならと、遠くから撮ったけど、閻魔さん、堪忍やでえ、地獄行き、やめといてや。閻魔像は篁さんが彫ったそうな。篁像は誰の制作か、等身大1.85㌢という。大男や。毎夜毎夜の井戸通い、苦労があったのか、お顔は幽玄の面持ちや。井戸は二つ。帰ってくる方は黄泉がえり、冥界からの出口。黄泉の読み、「よみ」と読む。冥界は「めいかい」と読む。明解なり!

 

 六道とは、仏教の教義でいう地獄道(じごく)・餓鬼道(がき)・畜生道(ちくしょう)・修羅(阿修羅)道(しゅら)・人道(人間)・天道の六種の冥界をいう。人は因果応報により、死後はこの六道を輪廻転生する。この六道の分岐点るこの世とあの世の境が六道の辻。

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2016年1月23日 (土)

ねこまた店の海老香る油そば

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風変わりな店の名前と、どんなんかな?と思うメニュー、そんなのについ興味がいく。最近では、店名「ねこまた」とメニューで「海老香る天然塩の油そば」がそうだった。自宅の山科からバスで五条坂へ、東山通りを北へブラブラ歩きして、清水道で見つけた。

 

道路の西から向かい側見て、ねこ絵の中に「ねこまた」の看板。何の店?とさらに見ると、提灯に「元祖油そば」。やや自慢の長い足で、道路を大股でまたいで「ねこまた」入り。店内はそう広くなかったけど、昼にはまだかなり、遠慮せず4人掛けテーブルにひとり座った。メニューは風香る~みたいな「海老香る天然塩の油そば」。それが、当店名物という。

 

待つ間、店内見渡すと、陶器の猫また猫の飾り。赤猫、白猫、黒猫…、また、よう集めたもんや。まだかな~と思った頃、海老香る~油そばが出た。桜海老、水菜、刻みのり、白ネギ、メンマ、角切りチャーシュー、ナルト、柚子…、具の揃えが多く、これなら時間かかる。麺は中太や。店員さん「かき回して下さい」と。油そば、混ぜても汁はないと知る。味は全然、天然塩でんねん。どう海老香る?。そうか、桜がサクラになっている。

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2016年1月22日 (金)

女子駅伝、NHK京都放送局で見た~

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駅伝、どこでどう見るか。さんざめきの出発・決勝の競技場か、タスキ渡しで緊張のコース中継点か、ぬくぬくと自宅でTV観戦か…、選択肢は色々だけど、地元放送局へ出かけて大型TVで初観戦。迫力あって、暖かくて、椅子に座れて…、これ、なかなか良かった~。

 

 

 TVの中継、なんと画面の大きいことか。縦3㍍、横5㍍。競技場の外で観る「パブリック・ヴューイング」というスポーツ中継の特別画面。NHK京都放送局、二条城近くから移転、地下鉄駅すぐの烏丸御池西南に新局が出来て2年目。暮れの全国高校駅伝でもやった~と記事で出ていたので、女子駅伝も同じNHK中継、一緒だろうと確認もせず行った。

 

 

 自動ドアで入ったフロア1階、大写りで女性ランナーが走っている。もう宝ヶ池の折り返し。~○○ちゃん、頑張れ~。集音マイクが沿道の声を拾い、フロアにも臨場感があふれる。京都が兵庫を突き放し、差を広げて、京都のトップが続き、地元の沿道も沸いている。ガラス越し、表通りからフロアが見える。最終区入り、椅子席は増えて200人も。あれっ、愛知が来たあ~。群馬、兵庫、京都を抜いて、愛知やあ。ドキドキのフロア観戦、トキによし。

 

  第34回全国都道府県対抗女子駅伝は1月27日、京都であり、愛知が最終区で逆転、初優勝した。2位兵庫、3位群馬、4位京都。

 

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2016年1月21日 (木)

メリケンパークに「北の人」

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頭からマントかぶって、おお寒い、寒いよっ~。こんな寒さ、なんや、なんや~、万歳!、万歳!、暖かいでえ。人物2人、所作が対照的なモニュメント彫刻である。なんちゅうタイトルかな~と、見たら「北の人」。なるほど、なるほど~。札幌、今日も氷点下、寒いでえ。

 

 「北の人」の彫刻、見に来たわけではなかった。去年暮れ、神戸へ行って、三宮からメリケンパークまで歩いての出会いだった。オリエンタルホテルが見えるあたり。作家さんは昭和3年、富山県大島町生まれの、二口金一さんという。制作年は昭和62年(1987)なので28年前である。名前の金一さん、亡くなった親父と同じ、黄泉で元気にしてるかなあ。

 

二口さん、ネットで調べると、北をテーマにした作品が多い。神奈川県小田原の病院駐車場に「北へ」、長野市辰巳公園に「北の母子」、同じ長野県の上田市の美ケ原美術館に「北の詩」などがある。見に行けば、よう来た!よう来た!?。戦後、アメリカからメリケン粉の輸入で、メリケンパークと名のある波止場。そこで、二口金一さんの「北の人」。寒そうやけど、両手を思い切り、伸ばして、活き活きしている。寒いの、寒いの~、飛んで行け~。

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2016年1月20日 (水)

視ル、聞ク、言ウ~新三猿

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なんたって、日展、日展…、改組して、新日展の第2回…、京都市美術館で暮れと新年明け、2度鑑賞に行った。日本画第6室に展示の3匹のお猿さんが気に入って、猿であっても、しかと見た。申年の「見ざる、聞かさる、言わざる」の逆をついて、「視ル・聞ク・言ウ」。

 

暮れは日本画、洋画、彫刻、工芸、書と5科、合わせて600点、ざっと見て回って、印象に残ったのが、「視ル・聞ク・言ウ」の三猿さん。それで、新年明けにもう一度、しっかり見に行って、作者を確認した。2階ギャラリーで写真カードも買った。作者は岐阜県在住、長谷川喜久さん。ネットで調べると、金沢美大卒で、まだ50歳台、人気の若い作家さん。

 

ポストカードはなく、350円で購入の写真カードを持ち帰って、デジカメで全体と三猿さん、一猿ずつ、ズームアップしてみた。視ル猿さん、両手を頭のところにおいて、足を組んで、遠くを見ている。聞ク猿さん、右手を耳にあてて、そうか、そうか~と聞いている。言ウ猿さん、黄色いメガホンを口にあて、来てや、来てや!と呼びかけている。世の中、しっかり見て、何事もよく聞いて、そして主張する。日展も三猿も、新時代の到来である。

 

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2016年1月19日 (火)

ピッカピッカの力道山

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眩しい、眩しい、ピッカ、ピッカや。プロレスラー・力道山が185㌢の身体丸ごと光っている。空手チョップで世界一になった力道山、いや、お懐かしい。筋骨隆々、小さなリンクの中、腰のチャンピオンベルトに両腕をあて、どうや!と光り輝いている。ああ、眩しい。

 

 京都高島屋7階催し場の大黄金展である。円谷プロの特撮・ウルトラマンもガラモンも、仏師・舟谷喜雲氏制作の阿弥陀さんも、茶道具も、みんな金ピカに光っていて、催し場入り口が力道山だった。いや、ホンマ、懐かしい!なあ。金ピカ像の隣、白黒のテレビ中継が流れている。プロレスの全盛時代。金髪、噛み付きブラッシーや。世界決戦のルー・テーズや。

 

 リキ、相手の反則に怒った、怒った~。そや、リンクの反動を利用して、伝家の宝刀、空手チョップやでえ。そや、そや、ええやんか。効いた、効いた。倒れた相手にリキ、かぶさった。レフリーは沖識名、カウントや。ワン、ツー、スリー。勝ったあ~、60分1本勝負、リキ世界一や。街頭テレビ、見た、見た。いや、お懐かしい。等身大・力道山、800枚の金箔に包まれ、お値段は19,440,000円。今も昔も、リキさん、輝いているう~。

 

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2016年1月18日 (月)

かれいとカレーの違い

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違うのに、どうも一緒になって、おかしい。一夜干しかれいとカレーライスのカレー。華麗なる一族は山崎豊子さんの小説で、ヒーヒズヒムも英語で彼やし、私の彼は左利き~は歌やし、なんやかんや、こんがらがって、アイマイミーになる。枯れた人生も悪くはない。

 

どうしてこうなったと言うと、JR大津駅前の居酒屋林屋さんが始まり。店は開店6年目に入り、座る席もに出来て、もうスタンド林屋と言えなくなって、居酒屋林屋~と書いたけど、それは置く?ことにして、注文の一夜干しかれいが出てきて、隣のHHさんら常連客と、裏から食べるか、表からか~と、ウララウララと話して、どこ産の一夜干しかれいやろう?となった。

 

そらあ、インドやろう~とHHさんが言い出して、ややこしくなり出した。インドカレー、それ全然ちゃうけど、発音は一緒で、インド人もびっくりや。店長の林さんにホントはどこ産?と聞いたらバーモントです~と。それは、ハウスさんやがな。真面目に言うてえなあ~と思ったけど、カレーか、かれいか~で洒落づいたあの日から頭が加齢現象に入ってしまった。昼はカレーライスを食べ、鮮魚店で一夜干しかれいを見つけ…、いやもう…。上の写真で違いをどうぞ!。

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2016年1月17日 (日)

追悼山崎豊子展

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何となくわかっていたけど、しかしまあ、凄いもんや。小説家山崎豊子さんの作家歴である。暖簾、花のれん、不毛地帯、大地の人…、大阪もん、戦争もんなど、89歳で亡くなるまで、書いて、書いて、書きまくり、世に出た部数は4200万部。改めて、なんと、なんとお~。

 

 京都高島屋で三回忌の追悼展。副題は~不屈の取材、情熱の作家人生~。会場に、そのとおりと思う数字があった。発行部数4200万部は象徴やけど、本になるまでのデータが出た。取材した人は5300人、名刺4000枚、取材ノートは980冊、テープ5500本…という。長編小説不毛地帯の原稿枚数は500枚。いやまあ、取材力、恐るべきである。

 

 山崎豊子さん、本名は杉本豊子さん。大阪船場の老舗昆布店「小倉屋山本」の生まれ、毎日新聞学芸部記者で、上司にあの井上靖さん。~自分の家のこと書いたら小説になる~と井上さんに言われて第1作が「暖簾」。~たった三十五銭をにぎりしめて、八田吾平は大阪へ出た~の書き出し。山崎さん33歳、今から58年前、それが長い長い作家人生の始まり。会場にその原稿が展示してあった。400字詰め、優しく、それでいて、力強く~だった。

 

 ※ 京都高島屋での山崎展は18日まで、引き続き大阪高島屋で開催。

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2016年1月16日 (土)

せんようか、ちかめか、驚きの小川千甕展

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いや、驚いた。仏画、日本画、漫画、大津絵、南画…、もちろん、用がなくても洋画、どんなジャンルでも描いた。京都文博の絵画展「小川千甕」で、画家・千甕を知った。「せんよう」と読み「ちかめ」と読む。どっちが、専用ということはない。どちらでも、という。

 

千甕さん、度のきついメガネをかけ、近眼だった。京都市立陶磁器試験場で絵付け技手になって、雅号を「千甕」にした。ホンマは「せんよう」やけど、近眼だったこともあり、ちょっと洒落て「ちかめ」と読んでも、かめへん、かめへん~と。展覧会のチラシも「せんよう」「ちかめ」の二つを併用している。明治から昭和まで活躍した京都生まれの画家さん。

 

絵の領域、びっくりするほど多彩である。毎日新聞夕刊芸術面に小川千甕展の紹介記事が出ていて、清水有香記者は「驚いた。」と書き出している。確かに~である。展覧会は89歳まで生きた千甕さん、初の回顧展。洋画は京都で先駆けの洋画家・浅井忠に習い、渡欧してルノアールに会って、感化を受け、最後は富岡鉄斎ふうの南画にたどりつき…、展示会場140点、まさに縦横無尽である。会場に写真あり、自画像あり、ちかめ、ちかめ~と見た。

 

 展覧会は1月31日まで。

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2016年1月15日 (金)

焼き大あさりが出たあ~

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寿司屋さん、そりゃあ、元気が一番や。なんちゅうても、まあ、食いねえ、江戸っこだってねえ~や。寿司と言えば、江戸前寿司。東京湾で獲れる魚で握るのが江戸前寿司。男前が握っても、一人前。ええのは時価ちゅうでえ。わからんときは、じかに聞くのが一番かな~。

 

 ちょっと閑話休題で行こう。あの「海」を使って海転寿司の回転寿司・魚河岸さん。京都駅八条口イオン4階、こぼれコーンとこぼれシラスで、写真撮りに行って、あれから再びである。行きつけの山科の散髪屋さんで、この寿司屋さんの話が出た。創業から50年という初代のお母さんが~あそこの焼き大アサリ、私好き~と言っていたのが、耳に残っていた。

 

 この回転寿司屋さん、新しくネタが出来ると、ガラン、ガランと鐘が鳴る。~只今、○○が出来あがりました~と声が上がる。店内の板前さんらも同じように~○○が出来ました~と鸚鵡返し。店が活気づき、元気が出る。中トロで鳴り、出し巻きで鳴り、ネタが出来るたびに大声、ネタ(寝た)られない。このネタ、もう二つ?。ガラン、ガラン~と鳴って、焼き大あさりや。一番高い皿480円で出た。散髪屋さんのお母さんの好きな大あさりや。取るのん、あさらずに~。

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2016年1月14日 (木)

拉麺小路のニューフェース

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 あら!~うまい!から「あらうまラーメン」というのだろうか。京都駅ビル10階のニューフェース店である。全国から8店舗が入る拉麺小路、何年かで入れ替わりがある。大阪の「上方ざんまい屋」に代わって、JR大阪駅桜橋口と阪急梅田で営業の豚骨「あらうま堂」登場や。

 

 拉麺小路が出来て、もう15年以上かな。東京の大勝軒、博多の一幸舎…、出店のたびに行っている。「あらうま」さん、どんな味か~と行ったら、拉麺小路の利用者1200万人達成!の看板。そんなに誰が、食べたんかなあ~。今、人気は、徳島のラーメン東大、富山ブラック麺屋いろは、地元京都は銀閣寺の「ますたに」かな。いつでも列がツルツル待ちや。

 

 大阪代表「あらうま」さん、大量の豚骨・鶏ガラを羽付き釜で長いこと煮込み、スープにコクがあるという。店前の自販機メニューで、こってり味より、さっぱり、塩味の「たまゆラーメン」730円。キムチ食べ放題、さすがに大阪代表。たまゆ~は香ばしい味らしい。あらうまのたまゆ、出てきた、出てきた。麺はツルツル、スルスル。焼き豚、柔らかい。スープ、いい味出している。黒胡椒入り、褒めるとこしょばい?。合格、合格…、合格やでえ。

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2016年1月13日 (水)

細微と幻と京薩摩、どんなんかな~

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細密美!~、どんなんやろう。幻の京薩摩~、どう幻なんかなあ。京都伊勢丹の新春展覧会は、清水三年坂美術館のコレクション展。細密と幻の副題、ちょっと興味を惹く。明治の焼き物「京薩摩」も、あまり聞いたことがない。どんなん?、どんなん?と見に行った。

  

 入館前30分ビデオ見ていると、~間もなくギャラリートークが始まります~のアナウンス。七宝焼、花瓶、印籠など金彩色デザインの細微さ、巧緻さをビデオで見て、なるほど、細密美!と思い、会場入り。ギャラリートークは清水三年坂美術館の村田理如(まさゆき)館長。電子部品メーカー、村田製作所の創業者の息子さん。いや、いいタイミングで来た。 

 

 村田さん、京薩摩って、知られてない~と話し出す。ホンマや。桃山時代、薩摩に来た朝鮮人陶工が始まり。それが本薩摩で、その流れを汲むのが、絢爛豪華な京薩摩。明治政府の輸出製品の花形。京薩摩の窯元は今の粟田口、当時は700人の職人。細微さぶり、花瓶に蝶々の絵が2千匹も。欧米でモテモテ。村田さんが買い戻し始め、皆さんの知ってもらおうと美術館まで建てたという。展示の陶器作品、その細微さ見て、そらあ、トキトキするう~。

 

 京薩摩の窯元は、海外の様式を取り入れ、数カ月かけて絵付け、欧米人の受けを狙ったが、人材が不足して、昭和10年頃に相次いで閉鎖したという。 ※ 清水三年坂美術館は2001年に開館。七宝・金工・刀装具・印篭・蒔絵作品など幕末・明治期の細密工芸分野では質量ともに世界屈指の収蔵をほこる。 ※ ギャラリートーク写真は京都新聞記事から。

 

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2016年1月12日 (火)

神戸港クルーズ船に乗る

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大きなクレーン、1本と言う表現がいいのかどうか、2本、3本…、いや、4本、5本…にょき、にょき~、大きな角のごとく立つ。もう夕暮れ、見ていても、何もくれん??。いや、洒落、洒落…、冗談、冗談。来年で開港150周年の神戸港、ベイクルーズ船に乗った。

 

 去年の暮れ、余裕があって、花時計プラスアルファ、ぶらぶら歩いて、港へ出て、何年ぶりかで、港内一回り45分のオーシャンプリンス。中突堤を出て、冬なのにとってもいい天気。林立するクレーンは、川崎重工。船を修理する日本で一番大きい浮きドックという。スケールが大きく、ウキウキや。港内進むごとに船内アナ。造船中の巨大タンカーが見えた。

 

 全長は190㍍と聞いたけど、幅は忘れた。なんでもパナマ運河をぎりぎり通過できる大きさとか。鮮明に「GEIYO K」の船名。赤と白のツートンカラー、もうタンタカターンと進水、就航しそう。鯨のような海自隊の潜水艦、菱形三つの三菱重工…、クルーズ船は大阪湾にでて、神戸空港、明石海峡大橋、見えなくても、見えますよ~。帰りは、「神戸港」の灯台がある防波堤を通って、日本で港名を書いた灯台はここだけという。どうだい!。

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2016年1月11日 (月)

体重減対策は野菜

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体重減のキーポイントは、野菜や、野菜~。昼食で、沢山、しっかり~どこかな、どこかな~、そや、そや、但馬屋や。あそこなら安くて、肉もあって、それでえ、野菜のお代わりは60分1本勝負、幾らでもや。正月餅の効果、お腹回りが気になって、但馬屋へ行った。

 

 京都駅前のヨドバシカメラ6階の但馬屋さん。何度か行って、要領はわかっている。しゃぶしゃぶにするか、好き焼きにするか、♪~雨雨、降れ降れ、母さんが~ピッチピッチ、チャップ、チャップ、ランランラン~♪。そりゃあ、チャブチャブや。肉は60分以内の食べ放題か、定量か。そりゃあ、食べすぎはあかん。一番少ない豚ロースの定量150グラムや。

 

 値段、野菜がメーンや。肉やない。安いのでええでえ。得得ランチ並盛780円…、それそれ、それでえ。店内入り、4人テーブル席にひとり。鍋さんはIH、すぐグツグツ。まずは野菜コーナー。昼は客多い。グツグツしてたらあかん。あるある、野菜あるある。ネギ、白菜、水菜、しめじ…ええっと、なんちゅうたかなあ、これ?。そや、アントニオ猪木…えのきや。焼き豆腐、うどんもある。行って戻って、また行って、野菜、野菜…狙いは的中や。

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2016年1月10日 (日)

星の王子さま~大切のものは見えないよ~

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 あの名作、星の王子さま」と言えば、何を思うかな。飛行士だったフランス人作家、サン=テグジュペリが書いた童話。色んな出会いあるけど、やっぱり、心にぐっと来るフレーズかなあ。その一つ「大切なものは目に見えない」。あのフレーズがいいなあ。

 

 去年の暮れ、京都高島屋で「リトル・プリンス~星の王子さまと私」展やっていて、手元に招待券があり、鑑賞した。会場入りしてすぐ、これはナ~ンダ?と言うクイズ。帽子みたいやけど、帽子ではない。ヒントは「怖いものです」という。形はまるで帽子やけどなあ。ナニかな、ナニかな~。大切なものは、心で見ないということやけど、見えない。それでえ~、答えで見た。

 

 正解は、ヒントどおり、怖いぞ、怖いぞ~で、ヘビだった。ヘビが大きな象を飲み込んでいた。お腹が膨らみ、ぞうっとする。これ、洒落みたいやけど、う~ん、やっぱり洒落や。本当の所は「星の王子さま」の最初、奇妙な場面の紹介。目に見える世界だけがすべてでないーという物語の始まり。出版から70年、発行部数1億4500万部、世界中で読まれ続ける「星の王子さま」。人を思う気持ちは何所からきて、どこへ行くのか~、嗚呼!星の王子さま」。

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2016年1月 9日 (土)

月替わり、週替わり、日替わりメニュー

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 月で替わり、週で替わり、日で替わる。1年365日、年中無休で営業するチャイニーズレストラン「塔苑」さんのメニューである。京都タワー地下、お隣の京料理「伏水」さんと一緒で、タワー宿泊者には割引券が出るタワー直営店。1年に何度行くか、よう行く。

 

 JR京都駅地下東口を出て、タワー地下まで行って、ある時は「伏水」、またある時は「塔苑」やけど、どちらが、とうえ~と言われれば、最近は店内が広くて、本が読める「塔苑」が多いかなあ。そこで何を頼むか、そりゃあ、この月か、週か、日か~の×替わりメニュー。どれも800円均一で、二品以上あって、スープあり、場合によってコーヒーも出る。

 

 お得感があって、今月は?今週は?今日は?~と楽しめる。月替わり、暮れは麻婆豆腐、年明けは揚げ蕎麦。週替わり、先週は玉子ラーメン、今週はピリ辛味噌五目麺。日替わり、火曜は海老ニラ玉、水曜は焼きそば…。いやまあ、毎日毎日、毎週毎週、毎月毎月、板前さん、あんなメニュー、こんなメニューとよう考える。日と週と月の重なりメニューは御法度。年中無休のメニュー数、どれだけあるか、一度、とうえ~とうえ~と聞いてみたい。

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2016年1月 8日 (金)

何事にもまさる厄除けの魔猿

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そうか、あんたが「神猿」と書いて、魔除けの〈まさる〉さんか。名前の由来は、魔が去って、何事にも勝るからやなあ。ええ名や、ええ名や。「日吉さんで申年参り」のポスター、イラストに登場して~ウキウキ!やってなあ~。そのこころ持ち、何にも勝る?~。

 

 日吉さんは、京阪電車石坂線の終点・坂本駅降り、上りの坂道を長足で7分かなあ。秋の紅葉は、もみじ3千本が見事。春の山王祭は、厳かで豪快な湖国三大祭り。それに、何ちゅうでも、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮。まあ言うたら、そんじょそこらの日吉さんちゃう。今まで何度もだけど、申年参りは12年に一度、初めてやった。

 

 大きな絵馬は衣冠装束、もちろん、お猿さん。いや、神猿さん。「日吉山王大権現」と出ている。日吉さんでは、お猿さんは神の使い。境内看板、見ず、聞かず、言わずの三つの猿よりも~思わざることまさるなり~と。園舎の中、魔猿さんが二匹。名前は魔猿やけど、真から真猿さん。ブランコのタイヤ乗って、ウキウキしている。西本宮の楼門軒下四隅に魔猿、熟した猿柿も。猿塚に猿霊石、猿みくじに猿酒…、沢山見たので、もう去るかあ~。

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2016年1月 7日 (木)

神戸ポートタワーと鳩群の旋回

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 来るぞ、来るぞ~、今や、今や~、シャッターチャンスは今や。どうかな、どうかな、撮れたかな。いや、あかん。一瞬、シャッター押すのが遅れた。もう一回、来るかな、来るかな。あっ!来た、来た~今度は右からや。一瞬やでえ、今度はどうや、撮れたかな~。

 

 神戸港のシンボル、港を展望する高さ108㍍の神戸ポートタワー。和楽器の堤を長くした形。世界初のパイプ構造である。神戸へ行くと、三宮の花時計を見て、メリケンパークを抜け、ハーバーランドまでよく歩く。暮れの晴れた日、中突堤まで来て、ポートタワーを見上げると、鳩が群れて、何回も何回も旋回している。何羽いるのか、千羽で旋回?。

 

 そんなに多くじゃないけど、200羽?いや、いや、300羽はいる。青い空、白い雲、赤いポートタワー。群れ飛ぶ鳩とのコラボ、これは写真になる。ポートタワー下、ポッとしていられない。来た、来た~、高い、高いバア~。ちゃう、ちゃう。赤ちゃんの抱っこちゃう。ズーム、ズーム。飛ぶの早い、早いがな。もっと、ゆっくり飛んでえなあ。タワー旋回、一度、二度、三度…シャッターがなかなか合わない。もう、ええ加減にせんかい?。

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2016年1月 6日 (水)

禅寺大本山の天井龍

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いや、このパネル展示、グッド企画や。京都禅寺の大本山の龍が七つ揃っている。天井に描かれた龍、全然いい。京都駅地下構内、ポルタ広場である。新年にぶらりと行って、どの本山の法堂(はっとう)天井龍がいいかな。細工は流々仕上げを御覧じろ~である。

 

建仁寺

 
 

双龍図

 
 

小泉淳一 

 
 

東福寺

 
 

蒼龍図

 
 

堂本印象

 
 

南禅寺

 
 

瑞龍図

 
 

今尾景年

 
 

大徳寺

 
 

雲龍図

 
 

狩野探幽

 
 

妙心寺

 
 

雲龍図

 
 

狩野探幽

 
 

天龍寺

 
 

雲龍図

 
 

加山又造

 
 

相国寺

 
 

蟠龍図

 
 

狩野光信

 

このパネル展示どうしてか。企画したポルタの説明によると、今年は禅寺の一つ、臨済宗をうちたてた臨済義玄禅師1150年白隠彗鶴禅師250年の没年遠諱(おんき)にちなんでという。大きなパネル龍、見上げたからには、写真を撮って、どういう龍図で、誰が描いたのか、別表にした。

 

建仁寺は小泉画伯の二つ龍、口を開けた阿の龍と閉じた吽の龍…、うん、なるほどと見た。天竜寺は加山又造さん、迫力あるなあ。そう睨まんといてえ。南禅寺は京都画壇、応挙の流れをくむ今尾景年さんの龍。景年さんのお墓、南禅寺にある。狩野探幽さんは大徳寺と妙心寺で、雲龍図、うんうんと描いている。狩野元信さんは相国寺再建のおり、昼に描いて蟠龍図(ばんりゅう)?。抽象画の堂本印象さんは東福寺。皆さん、法堂(はっとう)でハッとする龍、見事なり。

 

 

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2016年1月 5日 (火)

やみつき現象、やめられない

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ほどほどに~とは思うが、やめられない。一つ食べると、また、一つである。ついつい、ついつい~手が出てしまう。これ、やみつきである。辞書で「やみつき」と引くと、その事にとりつかれて夢中になり、悪いくせになり、どうにもやめられなくなること~と出ている。

 

 そうそう、カルビーの、あのかっぱえびせんがそうかな。やめられない、とまらないかっぱえびせん~、登場から50年、今もやめられない。辞書に、もうひとつに「病気になること」とあり、あまり、いいことではなさそうだけど、やっぱり、やめられない。鳥貴族、鳥二郎では、やみつき塩キャベツ…、居酒屋林屋では、やみつき胡瓜、つい、やみつきになる。

 

 神戸の叔母宅へ、JRで行き、灘駅で降り、構内店に「みんなのやきとり」。盆と暮れ、行く度につい寄って、何を買うかというと、やみつき唐揚げ、やみつき軟骨。1P300円、値段も手ごろなので、ついつい、買うのが癖になっている。食べ過ぎると、カロリー過多が気になるけど、一つは小さい。1P、ポケットにも入れやすい。少しならまあ、いいか~と一つ。暫くして、やっぱり、もう一つ。これ、やみつき…、わかっているけどやめられない。

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2016年1月 4日 (月)

京洛三庚申を巡る

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「京洛三庚申」って、ご存知だろうか。その前に庚申とは~である。干支の庚(かのえ)申(さる)の日で、「こうしん」と読む。庚申信仰、由来は中国の道教など諸説あり、徹夜して身を慎むなど、ネットで色々出てくるが、まずは、「京洛三庚申」へ、行進して見よう。

 

庚申さん三カ所、どこにあるのか。太秦天神川の山之内に猿田彦神社、東山神宮道の粟田口に尊勝院、清水寺の八坂塔東側に庚申堂である。申歳の初詣を兼ね、急に思い立って行った。午後から暮れるまでの、三庚申チャレンジ行進である。最初は白猿木像が祀ってある猿田彦神社。地下鉄東西線の山科から終点太秦天神川へ。降りて3分、三条通り側にあった。

 

縁起は天孫降臨…、国造り、道ひらきの古社という。絵馬は三猿、見ざる、聞かざる、言わざる。さすが申年、お参りが多い。御幣を持つ白猿さん、いた、いた。次は、地下鉄駅で戻り、美術館のある東山駅。青蓮院の南から階段上がって、尊勝院の庚申尊。元三大師を祀ってあるけど、人気なし。提灯に庚申尊の文字。頭下げて、今度は八坂の塔へ。知恩院から円山公園抜け、歩いて、歩いて、くくり猿の庚申堂に。観光客一杯、ここは、ひとくくり猿?。

 

 猿田彦神社 祭神の猿田彦大神(さるたひこおおかみ)。道ひらきの神、人生の道案内の神として信仰されている。 ※ 尊勝院 本堂正面の厨子内に本尊の元三大師像、その左に千手観音像が立ち、両像に挟まれた奥に『庚申尊』が祀られている。 ※ 八坂庚申堂 大黒山金剛寺庚申堂と号し、御本尊の青面金剛は飛鳥時代に中国大陸より渡来した秦河勝により秦氏の守り本尊という。

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2016年1月 3日 (日)

正月らしさ、歩いて見た。

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正月らしさ、どこかな、どこかな~と歩いた。暮れと元日である。京都のシンボル、駅ビルを挟んで二つ。南に当時から東寺の五重塔、北に京都タワー。建設当時の京都市内の人口に合わせ高さは133㍍。駅東側地下街を北へ、まずは練羊羹の駿河屋ウインドウである。

 

京都タワー地下の中華「塔苑」へ行くおり、いつも見ているウインドウ。暮れから正月は、格式を思う正月のお節飾り。一番上は柚子、ここは譲らない。海老、米、墨に喜ぶ昆布、何を欲するか、干し柿、幾らあるのか、数の子、なぜかゴマメと読む田作り…、鯛はなくてもめでたい、めでたい。串刺しの干し柿は横一列、後ろの軸文字も一、重ね合わせ、いい位置?。

 

いやまあ、いかん。正月から洒落たあ。今年もかなあ。京都駅正面1階改札から2階へ上がって、大きな看板は、蟹取県。カニさん写真があって、ウエルカニ!?。香川がうどん県なら鳥取は蟹取県でブランド力アップ。新聞は100頁以上の元旦特別号、値段は据え置き。朝毎読日経産経京都6紙全部買うと860円。駅ナカ購入、ナカナカ重い。山科駅前ではミスド福袋の売り込み。何と思ったらミスタードーナッツ。福袋の中、どうなっているのかなあ。

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2016年1月 2日 (土)

東山三十六峰から見た初日の出

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ああ~眩しい。明るい、明るい、よう光っているう~。ピッカピッカ…、ピカちゅうみたいや~。これは、いい年になるでえ~。迎春、初春、賀正、謹賀新年…、明けましておめでとうさんです。東山三十六峰の一つ、標高210㍍、華頂山から申歳の初日の出を拝んだ。

 

 華頂山とは、浄土宗・智恩院と門跡寺院・青蓮院所有の後ろ山と言われ、東山三十六峰では、北の比叡山を第一峰とすれば、粟田山と円山の間の第二十一峰。まあ、わかりやすく言えば、将軍塚。国道1号からも、三条通りの東山ドライブウエーからも車で上がれる。桓武天皇が和気清麻呂に誘われて、794年、鳴くよウグイス~平安京で、都を決めた所である。

 

 駐車場確保で暗いうち、山科の自宅を軽四で出た。今年の初日の出、琵琶湖か、京都タワーか、少し悩んで3年ぶり4回目、近場の将軍塚に。日の出時間ネット調べ、近畿は午前7時4分で札幌と同じ、君の名は~の沖縄・那覇7時14分という。気温零度、霜が降り、冷える。足をバタバタ動かし、待って、待って、30分。我が町・山科の向こう滋賀との県境、峰が明るさが増して、午前7時18分、ついに出たあ。輝く年明け、ようこそ、ここへ!

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2016年1月 1日 (金)

申歳の町にサルを見た

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展覧会はサル展、店はサル飾り、年賀状はイラスト猿、神社は、ええ!まあ?と思うサルの絵馬、動物園はサルの園舎に注連縄…、新年は60年に一度の丙申(ひのえさる)年。漢字の申はしんからサルと読む。昨年の暮れ、町を歩いて出会った新年迎えの申のことを申す。

 

どのお猿さんから申そうかな。毎年暮れ、神戸のおば宅へ行って、帰りに寄る三宮の花時計。赤紫と白の葉ぼたん二色で、干支のサルを描いている。前から見て、後ろから見て、なるほどサルや~と納得して去る。毎年、干支に絡んだ展覧会を開催する長浜の曳山博物館では、猿展の開催。長浜で猿と言えば、信長にサル、サル!と言われた天下取り、太閤秀吉。

 

秀吉さん、顔もそうだけど、何事もポジテイブに考える申年生まれ、まさに猿の申し子。入館料300円、館内で秀吉像見て、猿図作品数々見て去る。KBS京都で100人が謡った能楽・高砂の大連吟帰り、烏丸通りを歩いて、和気清麻呂を祀る護王神社でサル絵馬。烏帽子かぶって、秀吉さんの瓢箪も。少し南の菅原院には梅の幔幕の上に奉納額が「申」。真からええ書体や。画廊ウインドウにも猿の屏風絵…、いやまあ、猿さん事象、えんえん~?。

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