ふたをして、二つ減るものナ~ニ?
ナゾナゾ、そのイチ。「ふたをすると、ふたつ減るものナ~ニ」。う~ん、何かな、何かな。職場で読んだ中日新聞1面コラム・中日春秋の書き出し。コラム士は~同僚から出たナゾナゾ、さっぱりわからなかったけど、TVを見て、ふたをして増えるものならわかった~と。
金銭疑惑で、甘利明・経済再生相が辞任表明した翌日の朝刊である。朝日の天声人語、読売の編集手帳、産経の産経抄…、各紙ともコラム士が、この辞任劇を揶揄して、皮肉一杯に書く。真っ直ぐの速球でなく、山なりのスローカーブを投げて読ます。コラム士、普段の蓄え、どんな挿話を持ってくるか、筆の見せどころである。挿話、そうか、そうか~と読む。
天声人語士は「ねずみ色」を持ってきた。今は灰色、グレーの言い方が目立つが、江戸時代の着物は<四十八茶百鼠>など、ねずみ色に濃淡あれこれ~と。編集手帳士は、そうは書けない漢字<竈―かまど>で秘書の金庫番の役割を挿話に。ナゾナゾで始めた中日春秋士は甘利さん、弁明、弁明のふたをすると、疑惑が増えるよ~と書く。最後にナゾナゾの答えを紹介。ふたで二つ減るのは「八」。ふたすると「六」に。あまり?考えすぎないことかな。
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