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2015年10月

2015年10月31日 (土)

醒ヶ井駅ホームの夕日

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いや、赤いねえ。真っ赤やねえ。いいねえ、いいねえ~。秋の夕日、どうしてこんなに赤いんかなあ。木々も草木も赤く染めて、山の端へ、だんだん、だんだん…大きくなって沈んで行く。三浦友一主演、映画「三丁目の夕日」の世界…、ノスタルジックやったあ~。

JR東海道線の醒ヶ井駅のホーム。駅名は片仮名「さめがい」。真ん前は中山道。名水百選と川の中で咲く梅花藻が有名。新幹線停車の米原駅と伊吹山が見える近江長岡の間、人口減少で静かな町や。夕方の午後5時、下りの電車がもう少しで着く。改札はICOCAが通じない。再雇用の駅員さん一人。来た時は、姿がなく、乗車券をそっと置いて出た。

駅に隣りあう醒ヶ井水の駅ステージ、伝統産業に触れるコンサート。ここの伝統産業は上丹生の木彫り。イロドリトリオとピエモンテルノの出演。ドラム、ギターで歌って、語って…。走る車と電車が見えるオープンステージ。温泉音頭も地元民謡もあって、観客50人の手拍子…少なくても盛り上がる。後片づけすんで、帰りの駅ホームに黄昏の夕日。電線の間で赤く、染まっている。旅情かなあ。一日の終わり、今日も普通で良かったあ~。

 

 

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2015年10月30日 (金)

奥様キングスの坊やは誰?

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坊や~と紹介される坊や、誰やろう。可愛いお面を被っている。青い剃り頭に長い前髪。坊やはウッドベース奏者。どこをベースに弾くって?あの日は琵琶湖岸ステージがベース。暮れかけたステージ、滑りや込みで行った。今年で7回目だった大津ジャズフェスティバル。

 

お祭り広場と名前のついたステージ。JR大津駅から30㍍道路を真っ直ぐ下り坂、大津市民会館前の湖岸。朝からジャズメンが変わりベンタンで登場して、午後5時から奥様キングス。なみだの操でヒットした殿様キングスは演歌。奥様キングスは、ジャズ歴20年のボーカル・小柳淳子ら4人のメンバー。立ち見で聞いたけど、ファンキーで多彩なジャズや。

 

小柳さん、琵琶湖からの風に熱唱が続き、曲間にメンバー紹介。向って右、ドラムの鈴木泰徳と言う。鈴木さん、それで、お盆すんでいるけど、ボボン、ボンとドラムを叩く。反対側はPFのあかぎしほ。お名前、しほらしい。真ん中が面の坊や。小柳紹介、ベースをビビンビンと弾いて、恥ずかしそう。やっぱり坊やかな。デジカメズームしたけど、お面はお面。戻ってパソコン検索したらお名前が出た。山本久生さん。素顔?若くて、面不要のイケメン。

 

 奥様キングス・ボーカルの小柳淳子は大阪出身、関西外語短大卒で、京都の老舗ライブハウス「CANDY」でジャズシンガーデビュー。2011年、韓国テグの国際ジャズフェスに出演。

 

 

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2015年10月29日 (木)

王将で滋賀のすき焼き

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 ご当地、ご当地~、やっぱり、ご当地は大事や。京都から全国へ広がった餃子の王将さん。餃子プラスの一品、ご当地メニューを店が考え、オリジナルに出す。滋賀近美へ行くのにJR瀬田駅を降り、文化ゾーン行きバス停。この真ん前に王将瀬田店がある。

 

お店が良い場所にあると、お腹具合とメニュー次第で、ついつい、入ってしまう。店前にはバス待ちの椅子があり、なんちゅうか?中華の匂いがする。バス到着まで時間がある。店前、何時からか「滋賀のすきやき500円」の看板。これ、ご当地メニューや。滋賀独自のすきやきって、どんなんかなあ。時は正午少し前、場所もよし。お腹が入れ!と言っている。

 

王将~と言う店名、そうしょう?と思ってしまう。お腹、ゴロゴロ、語呂がいいのだ。これは洒落、また、洒落癖が出た。滋賀では、すき焼きのこと、じゅんじゅん~と言う。湖魚などを鍋ですき焼きふうに~らしく、それ、大津勤めで知った。王将のは500円のすき焼き。まさか、近江牛はないやろう~と思っていた通り、鍋の中のご当地もんは、赤こんにゃく、丁子麩やった。これに椎茸、玉葱、白葱…肉はどこ?。憎いほど、少し、あったあ~。

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2015年10月28日 (水)

「我、知らず。その好奇心」

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どれや、どれや、これかな、違うなあ…、こっちかな、う~ん、開かんなあ、これはどうや、ああ~、また、開かん。ちゃんと開く扉は、一枚あるらしいけど、どれかいな。これも開かん。ほんまにアカン。それで、開かんはアカンと言うて、ダメなことになったのかなあ。

 

 なんのことか、ちゃんと説明せんとアカン。三角型の家で、一枚一枚、形や色の違う扉が連続している。一つの面に5つ、全部で15あり、開くのは一つという。これ、メリケンパーク内で開催中の神戸ビエンナーレ展で審査員特別賞を受賞した作品で「我、知らず。その好奇心」という。いや、鑑賞者の気持ちをピタリ言い当てた作家の見事なタイトルや。

 

神戸市博の大英博物館を鑑賞して、さわやかな秋晴れ広がり、海側の中突堤へブラリ出てだった。あの家、何かな~と近づくと、片仮名で「ヒラクトビラヲ サガシテゴラン」。家の中は宇宙が広がっているよ~と。神戸海洋博物館の前、通りがかりの皆さん、何かな?と見て、開く扉はどれかな?と家の周りをグルグル、グルグル。これ、好奇心そのものである。それでえ、開かん、アカン…とやって、やっと開いた扉の中は、白い光がパッと広がる宇宙、もうウチュウで見た~。

 

 作品は大阪府出身の辻村正樹さんと中岡知啓さんの合作。世界中に自分達のアイデンティティを広めるため活動しているという。

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2015年10月27日 (火)

ルイス島のチェス駒、いま神戸市博に

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 見れば見るほど愛くるしい。いや、奇妙で愉快と言った方が…かなあ。どの人形もギョロッとした眼をしている。金魚で言うたら、出目きん。悩みがあるのか、右手を頬にあてた人形、何の合図か右手の人差し指を1本立てた人形…、どれも個性があり、どこか変で面白い。

 

 これ、大英博物館所蔵の「ルイス島のチェス駒」。今、神戸市博へ来ているので、見に行った。イギリスを代表する文学作品「ハリー・ポッター」の映画で、小道具登場して、世界的に有名という。イギリスも行かず、ハリポタも読まずだけど、展示番号61番、音声ガイドとともに現物を見た。高さは7、8㌢くらいの駒、チェス盤の上にチョコンと乗っていた。

 

 駒は1831年にイギリス・ルイス島で78個発見。セイウチの牙、鯨の歯で出来ている。制作はセイウチ牙貿易の中心だったノルウェー・トロンヘイムで、12世紀頃ではないか~と言われる。展示のチェス人形は7つあった。冠帽、一番背の高いのが王様。膝の上に何か持ち、盤上、どっしりしている。さすが、王様の貫禄がある。鑑賞の皆さん、ケースに顔を近づけ、おお~、おお~と。王様の駒やのに、こまったもんや?。いや、洒落てしまった。

 

 神戸市博の大英博物館展が来年1月11日まで開催。

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2015年10月26日 (月)

徹子の部屋へ入る

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 徹子の部屋、どんな部屋かな?と京都高島屋へ行った。放送開始から40年、ゲスト1万人…ギネス登録のTV番組の展覧会。もちろん、主役は窓ぎわのとっとちゃんこと、黒柳徹子さん。女性のお年は言わぬが花だけど、これだけの長寿番組、言うのも花、82歳だって。

 

 デパートは閉店が午後8時なので、展覧会も午後7時半までに入れば…である。職場帰り、大津からJR、地下鉄、阪急で行った。乗り換えスムーズなら30分。徹子さんの部屋、招待券で入った。ヘアは、玉ねぎ。すっかりトレードヘア。展示会場内に魔法のスクリーン鏡あって、前を通ると、鑑賞者の頭が玉ねぎヘアに。恥ずしかったが、頭に徹子のヘアを自撮りした。

 

 圧巻はあの人、この人、時の人…出演ゲスト1万人を書き込んだ年代別の掲示。昭和がわかる、平成がわかる。始まりは昭和51年2月2日、月火水木金…、毎日毎日…継続はギネスと思う。衣装数々、再現スタジオ、読めない徹子メモ、徹子手形など見て、名場面集のビデオ。最初は森繁久弥さん。~笑う顔の筋肉七つ、ここ!~と顔を指で示している。山田五十鈴、鶴田浩二、三木のり平…ル~ルルの音楽で登場する鬼籍の皆さんの軌跡、懐かしい。

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2015年10月25日 (日)

おばんざいにエレベーター

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それって、どんな料理やろう。メニューにオリジナルの項があって、その1はエレベーター、その2はジェラシー、その3する天、その4あげまん…などと出ている。それ、何かな、何かな~と考えるところからの始まり。それもまあ、おばんざい料理の楽しみなんかなあ。

 

暖簾を分け、顔を出すと、すかさず、「へえ~おおきに」とくる。常連さん、気持ちいい。「お2階にしはりますか」と京都弁。「ほな、そうしょうか」。ちょっと旦那気取りの受け答え。京都四条先斗町上ル、鴨川が見え、夏は床ありのおばんざい居酒屋「山とみ」さん。京都東山で個展開催中の洋画家YS(6?)さんに誘われて行った。もう2、3年ぶりかな。

 

白い割烹着の女将さん、相変わらず元気や。座敷の2階でオリジナルメニュー。その1のエレベーター、正解は揚げとおろし。上がって下がって…、なるほ、なるほど。その2のジェラシーは、海苔に包んだ焼き餅。しっとはあかん。する天、注文はどうするか?しがむと美味しいスルメの天ぷら。あげまんは、出世できるええ女房?。いや、ちゃうがな、揚げた饅頭や。頼んだのは、エレベーターとする天。舌で上げ下げ、ええ味がする~。

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2015年10月24日 (土)

和牛焼肉の桜や

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そんなに安くていいのかなあ。なんとまあ、焼き肉の和牛カルピ丼が500円という。味のほどは、どんなんやろう。片寄せ合うようなカウンター席が7つ。お店はアーケード通路に面し、ドアはない。お客さんの座っている姿、見える、見える…、まるで見える。

 

 神戸三宮、阪急高架下の食堂街サン・ウエスト。ちょっと久しぶりで行った。あのローストビーフの店、何というたっけ~、そうそうレッドロックや。安うて、美味くて、絶品やった~と歩いていたら、最後尾の看板が出ている。いや、やっぱり流行っている。和牛カルピ丼のお店は、餃子のひょうたんの向い。前はなく、この1年ほど間に出来たんかな。

 

庶民の値段、大衆の味…性にあっている。カルピか、ハラミか、少し考えて、一番人気表示のカルピや。席から注文すると「前金で~す」と女将さんの右手がカウンター越しに伸びてきた。百円玉5枚握って、やはり手を伸ばした。スキンシップのやりとり、いいねえ。女将さんの手、またカウンターから出てきて、カルピ丼や。味はどうか?いけるがな。これで500円、花丸や。店の名前は「桜や」。これは、ホンモノの桜や?。間違いない~。

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2015年10月23日 (金)

雪舟の名は雪舟

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そうか、山水画の雪舟、雪舟は雪舟なんや。狩野永徳、円山応挙のようにナニナニ雪舟かな?と思っていたが、雪舟の上にナニでなく、下にナニ。ちゃんと言うと「雪舟等楊」(せっしゅう・とうよう)。号が「雪舟」、諱(いみな)が「等楊」というそうな。知らんかったあ。



 富山に全国でも珍しい県立の水墨美術館。富山泊り、最初の朝、ホテルの部屋に入っていた地元の北日本新聞の朝刊を開くと、北陸新幹線開通記念「雪舟から等伯へ」展が県水墨美術館で開催と出ている。紙面の真ん中、雪舟の重文「花鳥四季図屏風」の写真が見開きで大きく載っている。富山へ行けば~と思っていたので、丁度ぴったりの企画展である。

 県水墨美術館は路面電車の神通川の新富山大橋に近く、富山帰りの午後に行った。平屋建て、庭が広く、青々として印象深い。企画展は千円。展示鑑賞中に柳原館長が登場。鑑賞者に~雪舟は中国明で山水画を学び、帰国して国内を転々とした旅の画僧。北陸新幹線開通記念にふさわしい~と企画意図を話した。中川学芸課長は作品解説。~雪舟は若い頃、拙宗(せっそう)を名乗っていました~と。拙宗から腕を挙げ雪舟へ、拙速ではなかった?。

 

 雪舟は室町時代に活動した水墨画家・禅僧。岡山総社市の宝福寺で小僧時代、涙で鼠を描いた逸話は有名。京都相国寺で修行、山口県周防に移り、中国明に渡り、約2年間、水墨画を学んだ。帰国後、周防、豊後、石見で創作活動。87歳で没した。現存する作品のうち6点が国宝。

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2015年10月22日 (木)

尾頭つき味噌汁、立山そば、北前船・・・

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いや、めでたい、めでたい。メーンディシュは尾頭付きの味噌汁。中に紅白のお餅入り。これ、老舗料理旅館松月の宴会で出た。幹事さん配慮の富山の郷土料理、ありがたいタイですたい。富山駅前は立山そば。とろろ昆布と一緒に「立山」の文字入り蒲鉾、わかりやすい。

 

 富山行で撮った写真の数々、入力したパソコンから引っ張りだして、記念の我が記憶遺産。見たかったけど、見えなかった立山連峰。海抜0㍍から3千㍍までの魅力がいっぱい~と写真で見た。冠雪の立山、間接的に見た。かつての常夜灯をモデルにした富山展望台。高さ20㍍から富山湾一望。江戸の昔、ここへ北前船が、みんな来たまえ~と寄ってきたんやなあ。

 

 日本海を行き来した北前船の模型、回船問屋森家へ行って見た。案内付き100円。船首尾が反りあがって、大きな帆…、ホオッ。観光案内所のレンタサイクル、時間制限なしの100円、どこも100円、安い。富山の駅回りの発見、一つ、二つ。白えび刺身丼、2300円。それでも長い列。駅の地下道に捨てた竹?。よう見ると、竹の芸術作品やった。色々見すぎて、ホテルのチェックアウト時間オーバー、追加料金1000円。これも記憶遺産!。

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2015年10月21日 (水)

ノーベル街道の起点

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行った、行った~、ノーベル街道の起点へ、行った。日本のノーベル賞学者5人を育んだ道の始まり。どこにあるかって?。北前船の寄港地、白えびの里、富山ライトレールの終点駅。すごそこが海の富山市東岩瀬。そこ、知ってる、知ってる、知ってるでえ~。エッヘン。

 

 どの道がノーベル街道か?富山市から岐阜を通って飛騨高山へ、南へ下る国道41号。かつて富山特産のブリを運んだ道や。何で、ノーベル街道か?富山には直近で物理学を受賞した梶田隆章さんの自宅がある。化学賞の田中耕一さんは、富山生まれ。医学生理学賞の利根川進さんは少年時代、富山で過ごした。飛騨高山側には、お二人の学者さんにゆかりがある。

 

 梶田さんの師匠で、物理学賞の小柴昌俊さんの拠点は飛騨神岡町。そこに空を見上げる研究装置・カミオカンデがある。化学賞の白川英樹さんは、小学校から高校まで飛騨高山で暮らしている。富山行へ2泊3日、海を見に行って、見つけたノーベル街道起点の案内は、まだノーベル学者は4人だったけど、梶田さん受賞で5人に増え、共同通信配信で京都新聞夕刊に載った。かつてのブリ街道、今や、世界頭脳の道…、まさにブリの出世街道、格好いい。

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2015年10月20日 (火)

波止場の魚たち

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これも魚なら、それも魚、あれも魚~。さかな、肴、サカナ、魚…、分け隔てしたらアカンよ~。JR富山駅北口から海が見たくて、富山ライトレールというどれがけ乗っても200円の電車で、かつて北前船の寄港地・岩瀬へ行った。ここで、魚のこと、言わせ?だった。

 

最初に見た魚は、人みたいな魚みたいな人魚さん。駅を降り、ガナルカナル思わす観光施設の岩瀬カナル会館から運河のある水辺プロムナードへ出て、左上写真の「古志の人魚像」。右手は胸にあて、上半身は髪の長い裸身の女性、下半身は大きな魚の尾ひれ。銅像で色がどうぞ!と変色している。運河を歩いて、車止めは、石のノド黒。うまいけど、これはかたい。

 

波止場まで出た。秋晴れ、休日の朝、釣り人が多い。いわゆる波止釣り。鳩でなく、何が釣れるのか。撒き餌して、竿の投げいれ、浮きがピピッと沈んで、もうかかった。何?かな、サヨリや。まあ、入れ食い。こっちは、小アジや。堰堤の海、魚が見えている。ボラや、ベラや、あっ!、ハゲや。それはいかん。地面にフグ。釣りあがって、捨てられている。土にまみれて、ぷくぷく怒っている。下関やったら、大事にしてもらえるのに、可愛そうになあ~。

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2015年10月19日 (月)

富山の朝が来た~

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 富山の朝が明けて、神通川に架かる新富山大橋から朝陽を見た。川の流れに映って、まばゆく光っている。朝陽は3千㍍級の山々が並ぶ立山連峰から出ている。山は霞んで見えないけど、川と橋と朝陽の写真撮り、ええなあ~、ええなあ~と、思い出に何度も撮った。

 

 駅前ホテルを出て、朝食抜きで、富山駅始発の路面電車に乗った。車内広告「東京まで150歩」。北陸新幹線が出来て、市内電車に乗れば~だ。富山と東京は2時間8分。近くなったけど、150歩とは、うまいコピーや。ぼおっと車窓見ていたら、電車は新富山大橋の上を走っていた。地元の人か、橋の上で写真撮影している。あっ!朝陽の写真撮りや~。

 

 次の駅で下車して、走って、橋まで戻った。写真撮影の人、カメラを下げて、満足そうに歩いている。もう撮ったあとか。朝陽、上がりすぎたかなあ。午前6時20分、橋の端に着いた。洒落ている場合とちゃう。デジカメ、デジカメ…。まだ朝陽が川面を照らし、美しい。路面電車も来た。ええ、ロケーション。橋の端、あっちから、こっちから…、ズームも。NHKTV、人気の朝ドラはいま「朝が来た」。富山にも、朝が来た?。ええがな。

 

 新富山大橋は平成24年に出来た。全長466㍍。橋完成記念で、西詰めの旧富山大橋から見た冠雪の立山と路面電車の写真などが写った記念碑がある。 ※ 新富山大橋へは路面電車の大学行き乗車、トヨペット駅前下車。

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2015年10月18日 (日)

白えび料理1、2、3~

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ここ、富山でないと、そうは食べられない白えび、どれだけ食べたかなあ。富山旅行2泊3日、お目当ての一つは、富山湾の宝石といわれる絶品の白えび。どこでどう出て、どう食べたか。そのおりおり、デジカメ取り出して、写真を撮っておいたので、振り返ってみた。

 

 白えびさん、最初にウイキペディアで紹介しよう。オキエビ科に所属して、深海に生息する。体長は50~80㌢、無色透明で、ピンクがかっている。それが、神秘とか、宝石とか言われる由縁で、何もゆえんことない?。漁期は春先から秋。富山湾は深海の海底谷があり、そこに白えびが集まり、漁が成り立つという。紹介はここまでにして、さて、どう食べたか。

 

 市内のホテルから海べりの松月、磯料理で急いだ?。ホテルは全日空のANA、あなあ~。いや、本題、本題~。松月は創業明治44年の老舗料亭、それはもう、白えび尽くし。刺身、天ぷら、団子、すまし…、何匹?って、100匹、200匹…、えび、えびして、顔までえびす?。2日目の夜、市内の居酒屋たからでは刺身、3日目は白えびの里・岩瀬の元回船問屋の料理屋政太郎で、白えびのかき揚げ丼。富山行、思い出一杯、白えび食べたあ~。

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2015年10月17日 (土)

越中富山と言えば~

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越中富山と言えば、さて?何かな。立山、黒部…、景観ならそれやなあ。食なら、ホタルイカ、白エビ、のど黒。今はラーメンの富山ブラックも結構、名前が売れている。京都駅ビルの拉麺小路に店ある。いや、そうやなくて、ほれ!、昔、全国を回っていた薬売りやがな。

 

 背中に風呂敷に包んだ柳行李をひょいと担いで~やったやんか。もうそんな風景はないけど、言われれば、セピア色の時代、思い出すなあ。金沢から新幹線で20分足らず、高速バスで1時間の富山。そこは、神通川流れて、越中ふんどしがピタッとくるけど、やっぱり薬売りや。路面電車の走る駅前広場、彫像モニュメンのくすりやさん、あった、あった。

 

 富山市内には、老舗の薬屋「池田屋安兵衛商店」さん。当主が代々、安兵衛さんで、天保元年創業という。ミニ市内観光でお店を訪問、北陸銀行本店前だった。番頭さんか、半纏姿で実演サービス。薬づくりの箱から黒い粒々を手品みたいに出す。直経2~3㍉、小さい、小さい。押し蓋で、全体を丸める。一度に1000個?。これが胃痛に効く反魂丹、有名や。~越中富山の反魂丹、鼻くそ丸めて万金丹、それを飲むやつアンポンタン~。いや、失礼!。

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2015年10月16日 (金)

昼間に見たやかんのオブジェ

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これは、お湯沸かしのやかんオブジェやけど、昼間みた方が、面白い。やかんやから~と、夜間にこだわると、やっかい?。作品は金沢駅東広場のバスターミナル前の緑地にある。彫刻家、三枝一将さんの作品「やかん体・転倒する」。取っ手まであり、とっても大きい。

 

大きさは2㍍ほどか、ネットした土盛りの中、埋め込んである。取っ手の向こう、バスターミナル前にスターバックスが見える。近江町市場の事務所で、富山行きはバスも、結構早くて、安い~と聞いていた。調べると、高速バスは北陸自動車道を走って、乗車賃970円、1時間で富山駅着という。乗り場は2番、待ち時間20分あり、それで昼にやかん発見だった。

 

作品は金沢まちなか彫刻作品・国際コンペティション06の最優秀賞という。駅前から武蔵口の近江町市場へ歩く道筋で、幾つか彫刻をみて、優秀作の写真を撮ったけど、これが一番とわかった。三枝さんは東京芸術大学美術研究科の鋳金研究分野を修了、作品はすべて鋳物ベースで制作している。スマホで調べると、受賞理由は~日常生活の中にアート性があり、街の暖かさを伝えられる温もりのある作品~と出た。さすが、鋳物作品、いいものだった?。

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2015年10月15日 (木)

街を歩けば、まっし、まっし~

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 金沢の街を当てなく歩いて、へえっ、おやっ、そうか…である。歩いて気づく面白発見、まあ、講釈抜きで紹介しよう。金沢駅から近江町市場へ、大通りを歩いていて「来まっし、見まっし、寄りまっし」と、日本料理杜若さんの看板。金沢弁はまっし、まっし~なんや。

 

金沢では洒落も、少しは、まっしやないとなあ。駅近くの石川音楽堂にアンサンブル金沢の音楽監督・井上道義さん。右半分の顔写真の垂れ幕下がり「何をやっているのかな?音楽DO」。このDOがどうか?、そりゃあ、どうでもいいことない。どうどうと、石川音楽堂やでえ。通りに町名の案内看板。「安江町目細通り」、そりゃあ、目を細めて、見んとなあ。

 

近江町市場の事務所訪ねて、エレベーターの青色ドアに大きく「ウシ」の表示。なんで「ウシ」か、後ろみても、わかんない。滋賀県の近江と、金沢の近江の関わり、近江商人かどうか聞いて、帰りに反対側のエレベーターはピンクドアに「タイ」。そうか、市場なんで、名前付きなんやあ。やっとわかったですタイ。ウッシッシ~。市場の青物屋さんに石川県産のお芋、五郎島金時、なんか楕円形に見えるう~。気づきの発見、歩けば、街にごろごろ~?。

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2015年10月14日 (水)

金沢おでんは、ばい貝、赤巻き、くるま麩・・・

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 秋から冬へ、おでんデンデン…の季節に入った。定番?そりゃあ、イチに大根、ニにちくわ、サンに蒟蒻か玉子かな。金沢の台所、近江町市場へ行って、金沢おでんに出会った。地方には地方のおでんが出んのか?と店に入って、ぐつぐつ湯気の上がった鍋みたら…だ。

 

 その前に金沢おでんの看板。それが金と沢が妙にくっ付いて、欽ちゃんおでん~みたいに見えて…、その証拠、写真でどうぞ。定番おでんにプラスの欽ちゃんおでん、いや、金沢おでん、どんなんかなあ。ぐつぐつせず、鍋を覗いて、女将さんに聞くと、ばい貝、赤巻き、くるま麩…などだって。見るだけ、聞くだけはあかん。いかはなくても、それは、いかん。

 

 テーブル席あったけど、大津駅前のスタンド林屋で、立ち飲み、立ち食いは、身についている。迷わず立ち食い席へ。金沢おでんは4種類。女将さんは、売れ筋NO1は、ばい貝と言う。一つ350円、値段も倍かい?。そうそう、お店の名前は、いっぷくやさん。ばい貝大きく、ここでいっぷくや?。次はくるま麩(ぶ)。ダシを一杯吸うて、フニャフニャの麩。太りすぎ注意、ブブッ~や。赤巻きは金沢名物の一つ、蒲鉾の串刺しおでんで、でんと出た。

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2015年10月13日 (火)

金沢に来るなら~の垂れ幕

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いやあ、ドームか、どうも、どうも~。北陸新幹線開通で賑わう金沢へ行った。駅の改札を出て東口広場は大屋根の「もてなしドーム」。高さ30㍍、奥行き70㍍、アルミ合金とガラスで出来ているという。こんなに大きければ、雨でも傘不用のドーム、いや、どうも?。

 

 富山へ行くのに京都駅ゼロ番線、朝一番の特急サンダーバードで、まず金沢だった。久しぶりの金沢、どう変わったのか、得意の街ブラ、街ブラ。北陸キャンペーンで、通勤のJR大津駅にもある鼓門(つづみもん)や。ドームとともに客出迎えの金沢駅二本柱。邦楽の鼓(つづみ)を模してある。秋晴れの空に朱色がさえる。これがホンモノ…、写真や、写真…。

 

 見上げた大屋根からジャンボ垂れ幕。~新しい金沢が始まる~と下がる。新幹線効果、観光客は5割増しとか。行ったのは平日木曜の朝なのに駅構内、人、人、人…。街ブラ対策で荷物預けのロッカー、ろっかに?と探して、見つけたら先客で一杯、秋なのに空きはわずか?。垂れ幕、もう一度見上げて、写真を撮って、読んでみた。「金沢に来るなら、春か夏か秋か冬がいいと思います。」~、それって、何時でもやんか。いや、ドーム効果、どうも。

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2015年10月12日 (月)

焼き鳥・鳥二郎の真似方

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京都・山科にも焼き鳥の「鳥二郎」が来たア~。何もかも先輩の「鳥貴族」さんに真似たような「鳥二郎」さんである。寄りにもよって、三条通りを挟んで、向かい合って、競う格好になった。「鳥貴族」の不正競争申し立て裁判は却下になり、今は五分と五分の戦いとか。

 

 職場帰り、外環三条西の「鳥貴族」へ通うこと、二度三度四度…である。にわとりの28に絡めて全品280円、キャベツは無料でお代わり自由、おこげの出来る鶏釜飯が気に入っている。眼と鼻の先に新装開店の「鳥二郎」はどうやろう。何事も実地検証が大事である。店が出来て1週間後に行った。象形文字の「鳥」のロゴ、目が線と点がちゃうけど似てるう。

 

 板囲いの個室ぽいテーブル、黒い服の従業員…鳥貴族さんに帰属?か~と思う。いや、ちゃうのもある。ここは全品270円や。そやけど、メニューは一緒。メーンのジャンボ焼き鳥は「鳥貴族」がももなのに、こっちは、むね。座ったテーブル席は2番、時々立って、店内ジロリ、ジロリ。持参の文庫本は次郎物語でなく、世の中はどうか~と諸国を巡る黄門さんの光圀伝。無料キャベツ、鶏釜飯…、そっくり、そっくりと思いつつ、パクリ、パクリ~。

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2015年10月11日 (日)

神社は天武天皇の昔から~

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049睦(む064_2つみ)の木、への字の流造り、龍の願い石…、もう秋なのに京の夏旅企画、上賀茂神社の特別公開。そうか、そうか~と知った学習のほど、復讐をかねて、写真とともに紹介しよう。畠山みどりさんは、恋は神代の昔から、上賀茂神社は天武天皇の昔からである。

 

 案内の権禰宜さん、敷地は東京ドームの20倍~と説明していたけど、巨人ファンやろか。ここは甲子園球場の何倍と言って欲しかった。禰宜さんは神やない、人やし、文句は言うまい。北側の京都ゴルフ倶楽部だって、戦後の進駐軍が接収して、そうなったけど、昔は神社の敷地内。今でも何番ホールだったか、小さな祠があって、神官さんのご光臨儀式がある。

 

 これは、学習余聞や。上の写真は、清い川が流れ、木々の緑が濃い渉渓園の中である。シイの木と言った方がわかりやすいスタジイ。樹齢250年とも300年とも。京都市の巨樹巨木指定。根元から大樹が伸びて、結ばれて「睦(むつみ)の木」とか。神社内のどの屋根も本殿と権殿がそうなので、への字型の流れ造り。へえ!~と驚かないように。このあたり、昔は龍の棲む池で、地底から出土して陰陽一つの願い石。触って、触って~触りすぎたかな。


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2015年10月10日 (土)

上賀茂神社の神山と立砂

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清砂(きよすな)があって、浄掛け(きよかけ)があって…、それは神代の昔に遡って、ありがたや、ありがたや。世界文化遺産・上賀茂神社、本殿と権殿の特別公開。秋なのに第40回京の夏の旅が9月30日まであり、招待券を無駄にしないようにと、最後の日に行った。

 

 神さんが雷になって、ピカッとご光臨されたので、正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。その光臨の山が神山(こうやま)。今の社殿から北北西2㌔のところにある。烏帽子に直垂姿の権禰宜(ごんねぎ)さんが神山の写真を示しての説明。かつて大学陸上部の合宿所とグラウンドがあって、その名前が「神山グラウンド」だったのを思い出した。

 

 権禰宜さんの話を聞くまで「神山」がそんな由緒ある名前とは、知らなかった。今は別の大学の図書館になっているけど、<こうやま>という言葉の響きが懐かしい。社殿前の三角の立砂(たてすな)が神山を象ってある。神様を祀る本殿と、本殿修復のときに神様仮住まの権殿を見学して、立砂へ。9月9日、わが誕生日の重陽の節句に子供の烏相撲がある場所や。立砂の上、松の枝が右に3本、左に2本で陰陽を示す。学習と感慨、現場にあり。

 

 烏相撲、子供たちが悪霊退散願って、奉納する。白い烏帽子の氏子さんがカーカーとカラス真似もある。

 

 

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2015年10月 9日 (金)

北山杉の里はサンバレー

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ここまで来たら、来すぎたか?と思うほど、北山杉である。真っ直ぐ、真っ直ぐ…、高く、細く、太く…、山ごとみんな北山杉や。京都は北山杉の里、小野郷、中川、大森の大森まで、JR二条駅からサンバレー迎えのバスで1時間、はるばる~過ぎたるは?と戒めて来た。

 

 山の中でグラウンドゴルフが出来るという。野菜一杯、地鶏の鍋が食べられるという。散歩すれば、秘境の滝が見られるという。中学のクラス会、会費5千円。♪~うさぎ恋し かの山~♪と行った。何年ぶり?、お年? まあ、言わぬが花ということにして、頭だけでは判断できず、暫く見合って、懐かし、懐かし~。旧友歓談、ますはグラウンドゴルフから。

 

 天然芝の8ホールが二つ。コース内に黒い粒粒…、そうか鹿が出るのか、ふ~ん。山の中、1時間も回れば、いい汗。コスモス咲くかやぶきの農家がサンバレー。春につんだヨモギを臼でつき、お土産の餅。地鶏の鍋は、地産地消のオオモリ鍋。座敷に今朝、獲れたという大きな笠の丹波マッタケ、一つ5千円。懐相談、ちょっとまったけ…。山道登って、滝はまだか、まだかで、出たあ。高さ20㍍から流れ落ちて…。ここまでは、そう、たきたき?来れない。

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2015年10月 8日 (木)

マル八さん山科へようこそ

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サアサア~、100円!、100円!~というような居酒屋さんが京都山科に出来た。駅前の大丸と複合商業施設ラクトの西側、三条通りに出る角っこ。なんかまた、お店が出来るなあ~と思っていて、1階が大阪の居酒屋マル八さん、2階が鳥貴族のライバル・鳥二郎さん。

 

 バイトさんが店前で裏表に両店掲載のチラシを配っていて、まずは100円メニュー山盛りの1階マル八さんへ。ノボリに「8」の付く日はハイボール180円だって。ズズッと奥へ行って、一人で飲めるカウンター席。おっ~、店内ミュージックは、美空ひばりに石川さゆり…、それでもええんか?と思うほど、オール演歌や。さすが大阪は上六からの出店や~。

 

 串カツのメニュー、うずら、玉葱、レンコン…100円や。天ぷらもかぼちゃ、しいたけ、イカ…みんな100円や。寿司の握りはどうや。玉子80円、サーモン100円…、安いで、安いで。そや、千円見当でどこまでいけるか、テスト注文やってみよう。飲みもん、角ハイ280円からや。元気な店員さん、注文聞いて「は~い、角ハ~イです」と、広い店内に響くが如く。店内の提灯、貼り紙、まるで脈絡ない。もう京都の大阪…、いやまあ、我が性にあう。

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2015年10月 7日 (水)

ユトリロとヴァラドン~母と子の物語

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数奇な運命というのか、その母と子の物語が展覧会になった。母はスュザンヌ・ヴァラドン、子は日本で有名な画家、モーリス・ユトリロ。母は日本でそうは知られてないけどモデルで画家、今年が生誕150年という。この母子2人の展覧会、京都伊勢丹で見てきた。

 

 会場入り口に母子のモノクロ写真が大きく出ていた。27歳の母と9歳の子。母が子を抱え込むように正面を向いている。子は母の右手を握って、半身でカメラに向っている。会場内、母と子の絵は40点ずつの展示。二人の描きよう、激しく母、静かに子…そんな感じだったかなあ。二人の数奇さ、母は誰が父親か知らず、その母の子も父親がわからないという。

 

 絵は二人とも独学。美人の母はルノアールのモデルにもなり、恋多くの人生。子は家庭なく、愛に飢えて、アル中になり、赤ワインをリットルで飲んで、ユトリロでなく、リトリロとあだ名された。母は20歳下の子の友人を愛し、夫にして、裸婦、静物、風景を描く。線描の明るさ、心を惹きつける。アル中の子はひたすらモンマルトルの家々を描く。その晩年は一転、祈り礼拝の時多く…。展示作品の鑑賞、進むごとに人生ドラマ彷彿の展覧会だった。

 

 展覧会は10月18日まで。

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2015年10月 6日 (火)

牛たん、どう食べる?

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 牛たんは、どう食べるのが、いいのか。塩タレかなあ、いや、味噌タレかなあ。そりゃあ、どのタレがだれにあうか、舌に個人差ありや。量のほど、牛たんやから、たんと食べればいいのか。たんと?それ、京都弁で、たくさんの意味。牛たんは、やはり仙台の牛たんやで~。

 

 ~たんとおあがり~で、たんが脱線したけど、たんは英語で舌を意味するtongueの音に由来する。牛たん、それ、つまり牛の舌や。元へ戻って、その食べ方やけど、ずばり、淡々と食べるのが一番とちゃうかなあ。いや、それしかない~と思って、牛たん食べに行った。職場の大津からJR2駅9分で、京都駅ビル11階の牛たん屋。

 

 お店は仙台名物「牛たん伊之助」さん。今年5月にリニューアルしたザ・キューブのレストラン街に開店した。店入り口、ガラス越しに炭火で網焼きしている所が見え、ここ、ここ!と入った。定食6切れ1290円。麦ごはん、スープ付き。来た、来た…筋目の入った肉厚の牛たんが来た。半分に千切って、噛んで、旨みが広がる。タレ、辛味の味噌、舌にピリッとくる。いい味や。これぞ、舌にタ~ンタン?。

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2015年10月 5日 (月)

道端に咲くデジカメ撮りの花写真

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人知れず、さりげなく咲いている花、そんな花がいとしい。大きな花より、屈みこんで見るような小さな花、小さければ小さいほど、いい。そうはいっても、そんな花がそうあるわけではないけど、道端に咲く気になる花、立ち止まってデジカメでよく撮る。

 

 撮った花の写真、パソコンに取り込んである。最近はどんな花を撮ったかなあ~とパソコンを開いた。花にグッと近づいて、デジカメでマクロ撮り。ピタッと焦点があっているのや、もやっとしているのや、花もいろいろ、写真もいろいろ…、島倉千代子さんなら♪~人生いろいろ~♪やけど、これは花。はかなくて短い花の命、写真で甦った。

 

 よく撮れている~と自画自賛の写真を並べてみた。まあ、デジカメ撮り道端の花写真展。いつ?どこで?撮ったかなあ。そうそう、プロパティで日時がピタッとわかる。それで撮影場所も思いだした。成安造形大からおごと温泉駅、湖西線安曇川駅から文芸会館、大阪天王寺の谷町筋、京都の出町柳辺り…、み~んな歩いて見つけた。花の名前?彼岸花はわかるけど、あとはええっと、それは?、う~ん。いや、人知れず咲く、それがいい、それがいい。

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2015年10月 4日 (日)

懐かしの嵯峨清凉寺

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 もう何十年前になるのかなあ。ここは、千本釈迦堂に対し、嵯峨釈迦堂。正式には源氏物語ゆかりの清凉寺。高校陸上部時代、妙心寺近くの学校から冬の駅伝練習で仁和寺、鳴滝、広沢池、大覚寺を超えて、よく走りにきた。それ、いつ頃のことかって?、それは年がわかるので、言わぬが花!。

 

 お寺の雰囲気、変わってないなあ。山門あってサ~、朱色の仁王さんがいてサ~。京都生まれで、江戸っ子ちゃうのに、何でそんな言い方?。いやまあ、格好つけや。あの頃、ここまで来て、嵐山を回って戻ったんで、お寺入りの記憶がないんで、境内散策や。本堂、本当に大きいなあ。阿弥陀堂、書院、多宝塔、鐘楼、法然上人像…、境内広いなあ。吉井勇の詠んだ句の碑もある。

 

 どんな句碑か?悔いのないように。「いまもなほ なつかしと思う 夕霧の 墓にもうでし かえり路の雨」~。名妓・島原の夕霧太夫のお墓参りかな。そうそう、千本釈迦堂は大報恩寺いうて、京洛で最古の国宝建造物。昔、ずいぶん昔、住んでたとこで、二つの釈迦堂にはご縁ありや。茶店は大文字屋さん。北の今宮神社さん真似て、あぶり餅売っている。竹串に白味噌だれの、あの小さい餅。えっ?嵯峨名物?。まあ、もちつ、もたれつか?。

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2015年10月 3日 (土)

今、ちょい飲み人気

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~ちょいと行ってくる~の「ちょい」が、ちょいと流行りだしている。その右代表は「ちょい飲み」。雑誌の東洋経済によると、最近は居酒屋より、家飲みが増え、牛丼の吉野屋はちょい飲みの「吉飲み」メニュー、賑わっているとか。ここは本家、ちょい飲み店を出す。

 

 JR山科駅前、山科酒場がちょい飲み。それも、昼から飲めるちょい飲み~である。古い喫茶店サニーの地下に出来て半年ほど、ちょい、ちょい~と行く。昼はランチ、夜はハイボール一杯とハムカツなど一品付き700円のちょい飲みセット。帰りのバス乗る前、カウンター座り、本開いて、ちょい飲み、気楽でいい。店は見聞録チェーン、和のメニューが多い。

 

セットもいいけど、身体に優しい一品もいい。値段?豆腐サラダで390円、アサリの酒蒸しもそう。量?上の写真どおりで、多くて良?。味?そりゃあ、全国の見聞録チェーンどおりで、ちえ~んとしている。この間行ったのは土曜の夜、アジの造りは売り切れるなど、満席状態。はや、大根、玉子、竹輪…1個100円のおでんもあり、仕上げに〆のラーメンもある。お隣さん会話 小耳にはさんで、世相を知るちょい飲み、一人でちょい、ちょい…。

 

 

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2015年10月 2日 (金)

宝厳院の庭に獅子の岩

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 緑の木々の中、あっつ!獅子がいる。密林やと百獣の王・ライオンやけど、ここは静寂の庭、悟りを開く庭…、獅子が相応しい。「書院を背にして見て下さい」の案内があり、庭園散策中、そのとおり見たら、岩の獅子がいた。右手の人指し指を口にあて、シシッ~と見た。

 

 大本山天龍寺の塔頭、宝厳院の庭である。室町時代、中国の明へ二度渡った禅僧・策彦師の作庭。嵐山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園で、江戸時代の都林泉名勝図会に紹介の名園という。第40回京の夏の旅で特別公開の一つ。会期の終わり、招待券があって、にわかに庭の鑑賞へ行った。特別公開のキャッチコピーは「そこにあるのは静かな感動」だった。

 

 紅葉ライトアップ、燃えるような紅葉、またこよう~と思って以来、昼は初めて。庭園入り口の駒札を読む。この庭園は中国宋元時代の思想に由来し「獅子吼の庭」と呼び、仏の説法を聞き、心癒されるという。獅子は64でなく仏さんのこと。庭を歩くと、鳥の鳴き声、風の音、水の流れで、心が穏やかになり、「無言の説法」に通じると。庭の中心が獅子の岩。背中は苔むして、年輪を思わす巨岩。じっとみると、64はいけない~と諭される如くなり。

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2015年10月 1日 (木)

丸善と梶井と檸檬

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開店以来、もう何度行ったかなあ。ファッションビル「京都BAL」地下1、2階の丸善。フロアは千坪、本は100万冊、10年ぶりの復活である。要所に洋書、よいしょ?するわけでないけど、素晴らしい。まあ、本好きなので、河原町まで出ると、ちょいと覗きに行く。

 

架空の丸屋善八から丸善さん。東京日本橋が始まりだけど、京都でも三条麩屋町、河原町蛸薬師と店は移り、そのなかで梶井基次郎の代表作、短編小説「檸檬」が生まれた。新しくなった丸善さん、そりゃあ、檸檬また檸檬である。地下1階のレジ隣、梶井基次郎の文庫本「檸檬」が山積み。籠に檸檬、本の上に檸檬…、地下2階のカフェには檸檬ケーキまで…。

 

もう何度行ったか、その度に「檸檬」コーナーで写真撮っていて、パソコンで点検すると、開店の8月末から4回行っている。丸善と梶井と檸檬…関係性が濃い。「何処をどう歩いたのだろう、私が最後に立ったのは丸善の前だった」…、大正14年発表の「檸檬」の中の文章。檸檬に象った板紙に書き込まれている。文庫本430円買って、記念スタンプを~と出ており、2度目訪問で買って読んだ。今度行ったら画集コーナー、爆発の檸檬…あるかなあ。

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