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2015年9月

2015年9月30日 (水)

思わぬ出会い、一日に4度…

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 どこでえ~どんなあ~出会いが何時あるか、わからない。そんな思わぬ出会いが、一日に四回もあった。犬も歩けば~でなく、人が歩いて~である。えっと思うそんな4度の出会い、上の写真とともに紹介しよう。時は快晴のシルバーウイーク最終日、所は大津市である。

 

最初はJR大津駅、琵琶湖側へ出た所。午後2時前だったか、女性シンガーソングライターの中村千尋さん。大きなギター抱え、路上ライブの真っ最中。今、活動休止中の、たらりらんのボーカル。黒い大きなキャリーバッグの上、47都道府県路上ライブ、41番目-滋賀とマジック書き。岡山から大津入り。座り込んで、何か♪~たらりらん、たらりらん~♪。

 

湖岸のなぎさウオーク、TV局のジャングリング取材と出会う。カメラは木の下。そうや、あれは大津出身の木下洸希君や。インタビュー受けながら、ボールの5つ投げ同時進行。大津港でまで来て、今度は身長3㍍のノッポさん。南湖回って戻ってきた外輪船ミシガンに向かって、~お帰りなさい~。汽船さんの粋な演出、生きている。出会い4つ目はお尻たたき1発100円のケツバット。これで資金稼ぎ、日本一周と…。何時、何と出会うか、わからない~。

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2015年9月29日 (火)

シェフ50年、包丁を置く

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レストラン「仲よし」さんが店を閉じた。神戸のオリエンタルホテルでシェフ歴50年、娘さんのいる大津へ転居して、暇やから~と一人で店をやり、1年と5ヶ月、お客さんは増えだしたところで、もう疲れた~と包丁を置いた。閉店を知って、最後の4日間、通い続けた。

 

 お店は大津の滋賀県庁前通り、知事官舎の前で、職場からは50㍍、少々の雨なら傘なくても、小走りで行けた。表通りに「神戸にて洋食一筋50年」の赤い看板を見て、ビル2階のお店へ上がったのが始まり。あれは、確か、去年のゴールデンウイークの頃だった。狭いカウンターの中、山高でないコック帽、白い料理服、象のように細く、優しい眼のシェフがいた。

 

 午後1時を回って、よく行った。自慢のメニューは油を使わないビーフカレーで、これは特製と言う。カウンター挟んで、ビーフシチュウのこと、海老フライのこと…、よく話を聞いた。料理の腕はソース~と。ソ~スか?と聞いた。広島の尾道出身、大阪万博で京都・山科に建ったオリエンタルホテル勤め、祇園によく通った青春時代の話も…。通い慣れて、昼メニューはシェフ任せ。閉店の日のお皿、思い出メニュー山盛り…50年間、ご苦労でした。

 

 山科に出来たオリエンタルホテルは東急ホテルになり、現在はマンション。

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2015年9月28日 (月)

現存する国内最古の国産ワイン

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これ、何やろう?と、木箱を開けたら、藁包みの赤ワイン。近江日野商人屋敷館の蔵の掃除で見つかった。牛久葡萄酒のレッテル。鑑定に出すと、明治35年当時、茨城県牛久で生産され、それから100年、今では何処にもなく、現存する最古の国産ワインという。



 蔵から出て来た思わぬお宝、クラクラ~。近江日野商人屋敷館は、お椀や薬の商いで財を成した近江商人、山中兵右衛門さんが昭和11年に建てた本宅。昭和56年、日野町に家ごと寄贈した。町も、いえいえ~とは断らず、町の観光資源として活用している。近江鉄道で日野へ行って、町歩きのおり、寄った。歴史を思わす長い板塀へえ!と入った。

 入館料300円、靴脱いで上がった。それこそワンサ?と売れた赤い日野腕の陳列、400年の歴史という。日野椀の100年後は薬の販売。どんな病いにも効いて、萬病感応丸の名前がついたそうな。床、梁、柱…外の構えより、内で贅を凝らした屋敷という。装飾に金銀銅の日野鉄砲などなど拝見して、当時、山中家が東京日本橋の酒屋から購入、蔵仕舞いしていた100年前のワイン。どんな味か、試飲したら、シインとするやろなあ?。

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2015年9月27日 (日)

ニョロニョロとスナフキン

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 いた、いた…、ニョロニョロがいた。耳は聞こえない。喋らない。食べない。眠らない。無、無、無…、群れて、彷徨って、無…、いいなあ。いる、いる…、ひとり旅のスナフキンもいる。長いキセル、釣り糸垂れ、ギターを弾いて、人生を知っている。羨ましいなあ~。

 

 ムーミンを世に出したフィンランドのトーべ・ヤンソンさんの生誕100年展。大阪あべのハルカス美術館で、開催していて、初めて行った。日本1の300㍍ビルの2階からシャトルEVで一気に16階へ。今なお、ムーミン人気、展示会場はヒトもニョロニョロ…、小さなムーミン原画、頭越しにどうムーミン?。パパもママも、アイマイミーのミーもいる。

 

 絵本コーナーあたり、ニョロニョロが出た。トーべさん、飛~べないよう!と白い靴下裏に目を描いたみたいに出た。誰の要請か、これも妖精や。ムーミンの仲間と一緒に記念写真コーナー、山高帽のスナフキンが右端や。服装が緑色、スナップ効かして、立っている。トーべさんの油彩、肖像画、再現の孤島の部屋などみて、物販コーナーへ。あべのハルカスのムーミン展記念にポストカード1枚。ニョロニョロ、スナフキン…、彷徨う生き方、かった。

 

 北海道皮切りに全国巡回のトーべ・ヤンソン展は27日で終了。

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2015年9月26日 (土)

一度に大津歴博25年見る

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 いろんな展覧会があったんやなあ。バブル絶頂期の平成2年に開館した大津歴史博物館、今年で25周年。大津市民写真展を見に行ったおり、1階会場で開館以来の企画展ポスターが入場者数とともにズラリ展示してあった。四半世紀の歩み、歩みを止めて見た。

 

 ポスターは開館記念の「仏教文化の聖地・大津」に始まり、壁に8列4段掛け、部屋全体に並んでいる。折角なので、これも記念と、デジカメで1枚1枚撮ってみた。暇やなあ~と言われそうやけど、全部で80枚、どんな企画展があったのか、勉強、勉強…。大津事件の研究では名の知れた桶爪館長が挨拶文。企画展66回、特別展9回、入場者数計220万という。

 

 最多入場は平成5年3月開催の大北斎展。なんと41、128人で群を抜く。大英博物館、ボストン美術館など海外からの里帰り。北斎でホクホク?。どんな内容の展覧会があったのか。叡山延暦寺、三井寺、西教寺などの秘宝展…、大津はやはり仏教文化の聖地や。大津絵、近江八景、芭蕉、大津京…、大津の歴史、流れがわかる。今はない江若鉄道の思い出展、入場者が多い。歴博では異色の横山大観、須田国太郎の絵画展もあった。一気に25年、四半世紀の展覧会、よう見た、よう見た。

 

 大北斎展に続いて入場者の多い展覧会。「横山大観。菱田春草展」(平成6年8月、19021人)「西教寺と天台真盛宗の秘宝」(平成6年4月、20100人)「仏教文化の聖地・大津」(平成2年10月、15288人)「ベルリン国立美術館展~古代芸術の顔」(平成3年1月、14722人)「ありし日の江若鉄道」(平成18年7月、13456人)「大津・国宝への旅」(平成22年10月、16747人)など。

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2015年9月25日 (金)

巻けるが勝ち~大事やなあ。

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これは、面白い~。どれもこれも、面白い~。何が、そんなに面白いかって?。それ、デザインの力というか、イラストに写真に…、洒落っけがあって、垢抜けした面白さちゅうんかなあ。店内、ぐるりぐるり、そりゃあ、アハハ、アハハ、ウフフ、ウフフ、楽しかったあ。

 

その店は、去年11月に京都河原町三条下ルに出来た北欧の雑貨屋、フライング・タイガーさん。回る寿司のかっぱ帰り、歩いていて、なんか面白そうや~とふらっと入って、デジカメ写真で、あれも面白い、これも面白い。国内12店目、世界で19カ国220店とか。面白さ、どう紹介しよう。お店は付け髭が売りなんで、このおじさんのイラストはどうかな。

 

タレ目、左手を頭にすみません。あらあ、ブリーフのまんま、そりゃあ、いけません。「巻けるが、勝ち」…、頭に巻くカールと、格言の「負けるが勝ち」をか~るく、掛けている。「みんな大好き」…、長い髪の毛にリボン、どれもこれも、いいなあ~。みんな好きで、リンダ、困ちゃう。2階から3階へ、コーヒー飲めて、音楽聴けて、ピンポンも…だって。入店、若い女性が一杯だけど、おじさんだって、面白い。まあ、撮った写真、見て下さ~い。

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2015年9月24日 (木)

安曇川名物とんちゃん

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JR湖西線で高島の安曇川まで来れば、そりゃあ、なんたって、とんちゃん。豚のとんちゃんでなく、ニワトリ、それも若鶏肉に味付けしたのを、この地方では、とんちゃん、とんちゃん…と親しく呼ぶ。駅から近江聖人・中江藤樹さんの道を真っ直ぐ歩き、道の駅へ。

 

 藤樹さん、陽明学の大家。この地区の青柳出身、駅前にも小学校にも、道の駅広場にも銅像が立ち、藤樹神社もある。高校陸上部の大先輩のお名前が藤樹さん。指導力あり、人間味あり、ずっとOB会長。いや、ここはとんちゃんの話。道の駅のレストランへ行けば、とんちゃん料理が選べる。近くの文芸会館でミュージカルの稽古を見に行ったおり、入った。

 

 人気NO1は鉄板で焼いたとんちゃん。ご飯がおいしくなるという。とんちゃん丼、とんちゃんラーメン。持ち帰りにとんちゃん唐揚げ。シルバーウイーク入りの店内、午後3時近くなのに満員や。店内、「郷土料理とんちゃんの店」の旗まで掛かっている。この地区の先人が、鶏肉に牛ホルモンの味付けをしたのが始まりとか。牛ホルモンはとんちゃんの別称があり、その流れのようである。選択は味噌味のとんちゃんラーメン。とんとん、食べた。

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2015年9月23日 (水)

回る寿司の哀歓

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 またあ…玉子さんが来たあ。お客さん、見るだけ、手を伸ばさない。何時も、同じ5つ並び。回って、回って、回りすぎたのか、玉子の具一つ、傾いて、落ちかけている。あれっ、海老アボガドさんも。やっぱり、五つ並び編隊、回って、回って…早く、取ってえなあ~。

 

 中トロさん、サーモンさん、うなぎさん、煮穴子さん…、お皿に一つか二つや。お客さん、取って、取って、板さん握りたての新ネタが来る。これでは、玉子さん、海老アボガドさん、妬むなあ。これ、決まったなあ。久々、ヒットや。京都河原町、新装リニューアル開店の丸善帰り、信号を渡って、よく寄る100円寿司の京とんぼ、かっぱ寿司へ行って、である。

 

 自販機で番号札を取り、呼び出しで席へ。お茶入れて、回って来る寿司を見る。画面タッチ注文よし、回る寿司の直接取りよし…。お店は坂本龍馬、中岡慎太郎暗殺の近江屋跡。世の中は回り舞台、今、平成の寿司が回る。一皿一つのアジが来た。アジアは一つ?。続いていわし。そんなこと言わしないな~のいわしや。岩下志麻さん、元気かな?。あっ、また、玉子さん、海老アボガドさん、前と同じや。人生の哀歓を思うなあ。ちょっと大そうかな。

 

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2015年9月22日 (火)

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展。

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そうか、そうか、一度ならず二度行って、解説読み、ビデオ見て、やっとこさで、価値がわかった。彫刻、設計、天文学…何でもよしの天才・レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた障壁画「アンギアーリの戦い」。現存すれば、モナリザ、最後の晩餐と並ぶ傑作中の傑作だ。

 

いま、京都文博で開催の「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い」展、招待券があり、金曜夜と土曜夕方、2日続けて行った。そのメーン展示が日本初公開の「タヴォラ・ドーリア」。16世紀初頭、フィレンツェ軍とミラノ軍が軍旗を奪いあう場面。両軍兵士の決死の形相、ダイナミックなもつれ合い。精緻に描く戦いの激しさ、戦闘画の手本という。

 

展示会場は4階も3階も、アンギアーリの戦い、「タヴォラ・ドーリア」。ビデオ再現、ルーペの作品アップ、科学分析…これでもか、これでもか~と趣向を凝らして絵画の凄さを見せる。それでいて、作品はダ・ヴィンチ作でなく、作者不詳の模写という。それが、なんで価値あるのかというと、ダ・ヴィンチ描きかけの障壁画から直接、模写した可能性があり、障壁画が未完で消えた今、極めて価値が高いと。カチカチにならない価値、ここにあり。

 

 展覧会は11月23日まで開催。 ※ ダ・ヴィンチの未完の大壁画計画《アンギアーリの戦い》は、シニョリーア宮殿(現パラッツォ・ヴェッキオ)を舞台にレオナルドとミケランジェロが戦闘画において競演したエピソードは有名。壁画を完成せず、部分的に描かれた壁画は1560年代に壁画装飾によって覆われて、消える。

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2015年9月21日 (月)

亀さん先導の大鯰行列、ここにあり

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さあ、皆さん、大鯰さんのお通りだ~い。♪~エンヤトット、エンヤトット~松島あっ~♪…。現代アート作家、山野千里さんの作品、大鯰行列。この作品をみていると、そんな漁師歌でも唄い出したくなるような、そんな感じがする。~エンヤトット、エンヤトット~。

 

 大鯰行列との出会いはたまたま。まあ、言うたら、隅田川、両国花火の掛け声、~タマヤッ~みたいなもんかな。いや、いや、ヒマヤッ!かも。大津の職場から出歩いて、JR駅前近く、法務局など国の出先機関が入る大津びわ湖合同庁舎。何気なく、1階ラックの館内案内を見て、2階のアートコーナーを知った。それで、どんなんかな?と上がって…だった。

 

 ガラスケースの中、この大鯰行列がその一つ。長さ50㌢ほどの黒い鯰さん、身体中がお花畑みたい。派手派手。まあ、ハイデルデッカー?。それ、誰、何…、わからいけど、まあ、そんな感じ。頭の上は、褌の漁師さん、背中は男の子のボート漕ぎ。ぼおっとしてないよ。先頭は首を一杯伸ばした亀さん、そこのけ、そこのけ、鯰さんが通る~。見れば、見るほど、面白い。人、動物、自然…、混在一体の面白彫刻、ここにあり。トーザイ、トーザイ~。

 

 山野千里さん、1977年大阪府生まれ。2005年に京都市立芸大の大学院修了。現在は瀬戸内海の島に制作の拠点、各地で個展を開催。 ※ 合同庁舎内には、山野さんのほか、洋画家伊庭靖子さん、牡丹靖佳さん、内田文武さん、Thomas Svabovaさんらの作品が展示されている。

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2015年9月20日 (日)

宙に浮く葉っぱの不思議

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葉っぱが一枚だけ、宙に浮いている。舞っているなら飛んで行くのに、ずっと浮いたままである。地面から1㍍あたり。同じ所で、時々、風に吹かれて、ブランコみたいに右に左にゆらり、ゆらり…。なんでかな~と、近づくと、葉っぱは蜘蛛の糸で下がっていた。

 

 大津歴博の第39回大津市写真展帰り。京阪石坂線三井寺駅へ歩いて、円満院門跡まで来たおり、宙ブラリの葉に気がついた。葉は桜のソメイヨシノ。高さ4㍍ほど、枝から糸が下がり、朽ちて秋色に染まって、垂れ下がっている。樹の上、蜘蛛の姿は見えない。なぜ、蜘蛛は葉を垂らしたか、どういう意図なのか。これは、如何にも、いとおかし…である。

 

円満院門跡の勅使門の中は、「開運そば」が営業している。天ざるがうまい。何時もは店前の床几に腰をかけ、店内が空くのを待つ。午後2時半、雨あがり。あの日、客はいない。蕎麦屋のそばを忘れ、観察に入った。芥川龍之介の短編、蜘蛛の糸。杜子春になったつもりで、井戸を覗き込むように上から下から写真を撮った。葉の回りをくるくる回って、ぶら下がりをどう撮るか、糸はみえない。これも、何時か、結ばれる「赤い糸」なのかな。

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2015年9月19日 (土)

一瞬で決めた「一瞬」

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 何っ? 自然酒菜「一瞬」やて~。通りがかりに、一瞬、足が止まった。週1回は職場の大津から越境で京都入りする駅ナカの地下街。京都タワー地下の塔苑か、伏水か、それとも、ヨドバシ6階のレストラン街か、まあ大体、それが定番の昼食コースになっている。

 

 何処にするか、思案しつつ歩いていて、京菓子の駿河屋ビル前へ来て、だった。いつもなら素通りするのに、店名の「一瞬」に目がとまり、歩みまで止まった。店はビル2階で、地下ウインドウに和定食あり、うどんセットあり…のメニュー表示。どうも体重が減らないなあ~と思っている最中、一瞬、これならば…と、それこそ、一瞬の心変わりだった。

 

階段で一気に2階へ上がった。午後1時半、店に客なく、窓から向い側、ヨドバシ店が見える。テーブル席で改めてメニュー見ると、マグロとアボガドのポキ丼、とてもヘルシーと出ている。お腹も減ってるし、ヘルシーの文字が効いた。すぐオーダー、温泉玉子、レタスも付いている。どうポキか、指ポキポキ鳴らして聞くと、ハワイのローカルメニューで、マグロとアボガドは相性があうと。なるほど、味よく、一瞬の判断、正解だった。

 

 値段は800円、これに一品のおから、漬物、アイスコーヒーも。

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2015年9月18日 (金)

旅籠の朝食はグジ、夕食はアジ

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昔、旅人は旅籠(はたご)に泊まって、どんなものを食べたのか。滋賀県草津市の草津宿街道交流館の2階、江戸時代の朝食と夕食が展示してあった。朝夕食の主食は焼き魚。朝食は皿から尾が出ている開きの大きなグジ。旅立ちの朝、グジグジせずに~?。

 

 いや、つい、洒落癖が~。街道交流館の八杉館長によると、しっかり旅をするには、夕食より朝食が大事で、量のある献立になっている~と。旅籠というのは一泊2食付きで、路銀のない旅人は食事の出ない木賃宿(きちん)。それでも、きちんと支払いがあったかどうか、ちょい気になる?。木賃宿の食事は保存食の干飯(ほしい)をお湯で戻して~とか。

 

 街道交流館に展示の朝食と夕食は、大坂の商人・升屋平右衛門が草津宿の旅籠での食事という。仙台へ旅する平右衛門の食事日記が見つかり、料理研究家が再現した。メーンの焼き魚、朝食のグジに対して、夕食はお腹がぼてっとしたアジ、どんな味だったのかな。アジの味…、この際、洒落ついで。旅籠の食事は、東海道の箱根より西は3品、東は2品とか。これ、西高東低、冬型かな。仙台へ旅した升屋さん、東で一品どう増すや??。

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2015年9月17日 (木)

鴨川から見た秋の雲

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 いいな、いいな、秋の雲って、いいなあ。あれ、ナニ雲かなあ。澄んだ青い空に白い雲の粒々が広がっている。空が高いなあ。綺麗やなあ。そや、これが「天高く馬肥ゆる秋」ちゅうんや。ツブツブの雲、見上げて、ブツブツ…。秋の雲みての独り言、いいな、いいなあ~。

 

 文庫本とデジカメ持って、休日の一人歩き。あの日は下鴨神社から出町柳へ出て、鴨川の河川敷を三条大橋へ。全国女子駅伝スタート地点の西京極と折り返しの宝ヶ池の国際会館は標高差60㍍。鴨川の流れにそう河川敷、ゆるい下りが続く。所々でベンチに座り、オータムなタイム。空模様、よう変わるなあ。そらそうや。「女心と秋の空」ちゅうからなあ。

 

 あの雲、さば雲かなあ。さばの背中みたいや。いや、いや、いわし雲かも。そうやない、うろこ雲かも。モコモコしているの、ひつじの毛みたいやし、ひつじ雲かなあ。粒々模様の雲片の変化、これが秋雲の特徴や。春霞の春と違うて、空の高さに通じる透明度も、秋空のポイントや。ちゃんというと、巻積雲(けんせきうん)。仕事の譴責(けんせき)は、くまる。いや、困るや。荒神橋、丸太町橋、御池橋…、雲を見続けて、オータム、オータム!。

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2015年9月16日 (水)

丼丸のどんまる丼

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どどんがドンと丼が出た。まあ~るくなって、丼丸となって出た。「寿司屋が始めた海の丼」がお店のコンセプト。東京は寅さんの葛飾区に始まり、いまや、全国に100店舗あって、200店舗を目指すという。滋賀県の1号店はJR大津駅前、スタンド林屋さん前に出た。

 

 丼メニュー、ドンと一杯ある。売れ筋一番の海鮮丼、北海道シリーズの石狩丼、オホーツク丼、北海丼、それに満腹丼、日の丸丼、お任せ丼、あられ丼…84種以上できるという。並み盛は税別500円、お持ち帰り専門。大津店ができて1ヶ月ほど、行こう、行こうと、秋晴れの昼下がり、ついに行った。昼どきは県庁職員さんらで一杯、時間を外して行った。

 

 さて、ナニ丼にするか。好きな穴子丼もだけど、ここは売れ筋2番という「どんまる丼」。なんでか、どんまるって、どんな丼かと思って。税込み540円、備え付けポットでお湯を注ぐ即席の味噌汁40円もつけて…駅前公園のベンチへ行った。ビニール袋開けて、どどんがドン、どんなんかな。ネギトロ、マグロ、サーモン、イカ…、さすが丼丸、どんと乗っている。醤油かけて、味噌汁のフタとり、鳩さん、蟻さん寄って来て、さあ、食べるぞ。よ~いドン!。

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2015年9月15日 (火)

キーヤンの絵、切れ味と勢い

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 行って、まあ、驚いた。大胆、派手、奔放、多彩…、どう言っていいのか、まあ、見ることがすべてかなあ~。京都高島屋7階グランドホールはキーヤンのコレクション展覧会。キーヤンとは、還暦を前に絵描きになったという木村英輝さん。型破りの絵がえっ!と並ぶ。

 

 会場へ入る前、サイが出た。サイの家族、1頭、2頭、3頭…、なんとも大胆、いかにもロック調、サイケデリック?に描いてある。教え子がラウンジ開店記念で、2001年に壁絵を依頼されたのが始まりで、以来、さいさい?絵を描き、今年で14年という。フロアにもウサギや、ヒマワリや、女性の顔が大きな円の中に描いてあって、会場へ入ると、である。

 

 展示作品の撮影はどれでも、どうぞ、どうぞ~という。日本のロック黎明期にロックイベントを次々に企画したというキーヤンこと木村さん、写真撮影が良いとか、ダメとか、そんなこと言うてたら、ろっく?なことはないのかも。屏風にヒマワリ、豹、睡蓮、猿、毘沙門天、女性像、ちょっと来いの鯉…才能の多彩を思う。「絵は理屈じゃない。切れ味と勢い」「元気は授かるものでない。自分で掴みとる物」…キーヤン語録、どこかロックに通じる。

 

 木村英輝さんは、1942年大阪府生まれ。京都の堀川高校から京都市立芸術大学図案科卒業。70年代後半から80年代は、広告やポスターのデザインも含めたコンセプチュアルデザイナー、さまざまなイベントの「仕掛人」として活躍する。

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2015年9月14日 (月)

近江鉄道はシャッキン、シャッキンと走る。

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 電車は上りになると、シャッキン、シャッキン…、下りに入るとタラン、タラン…と走るそうな。彦根、多賀、八日市、水口など滋賀県の湖東を行く近江鉄道である。シャッキンは借金、タランは足らん。乗客少なく、経営は苦しくても、毎日よう頑張って、走っている。

 

 近江商人発祥の町、日野へ行くのに乗った。JR近江八幡駅から乗り換え、東近江市の中心、八日市駅で降り、貴生川行きにまた乗り換えた。車両は2両編成、車内はガランとして広い。長い足、組んでも、伸ばしても…、車窓は金色の稲穂…、のんびりツアー、癒しツアーにはいい。見上げた車内吊りポスター。「はじめまして…」と、駅長さんの登場である。

 

 駅長のお名前は「がちゃこん」。電車がガチャコン、ガチャコン…と走るからか。去年、米原→八日市の多賀線が100周年を迎え、駅長に就任したという。狐か、狸か、この鉄道のマスコットキャラクター。パソコン壁紙、携帯待ち受け画面にどうぞ~という。八日市駅、部活帰りの高校生、自転車ごと乗ってきた。広いからいいのかな。駅の駐輪場いらないし、便利やなあ。代々社長は借金々々でも「辛苦是経営」を教訓とする。頑張れ!近江鉄道~。

 

 近江鉄道は滋賀県内で最古の私鉄。県東部を運行、西武鉄道の子会社。彦根→愛知川の路線開業は明治31年(1898)。

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2015年9月13日 (日)

ホテルのビーフカレーが619円

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もう穴場やない。いや、いや、まだ穴場や。JR大津駅北改札を出て、EVで2階へあがるホテルテトラ。日替わりメニューで食事して、コーヒー飲みつつ、文庫本を読み、昼のひととき、静かにゆっくりやったけど、人気が出て来たのか、ちょっと変わってきたあ。

 

 行くのは午後1時すぎだけど、最近はこの時間だと、日替わりが売り切れになっている。テーブル席は1組か2組だったけど、日によって差はあっても、そこそこお客さんがいて、長い。ホテル側にとっては、人気が出て、喜ばしいが、穴場狙いの客としては、ちょっと思惑が外れる。でもまあ、仕方がない。それで、日替わりない場合のメニュー選びである。

 

 ランチは色々あるけど、ビーフカレーがサラダ付きで619円の安さ。魔法のランプみたいな器にルーたっぷり、お皿のライスに注ぎ込んで、ゴージャスや。さすがホテルのカレー。これで619円、穴場メニューや。お代わり自由のコーヒーで、ちょっと粘れば、客も減り、前通りや。腰痛のオールドなボーイさんとは顔なじみ。カレーは①ビーフ②トンカツ③海老フライの順で出ると話す。これ、値段の安い順、皆さん穴狙い、一緒や一緒!。

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2015年9月12日 (土)

大津駅?金沢駅?

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ここどこ?金沢駅?違う、違う、大津駅。そらあ、どう言うたかて大津駅。JR山科駅からひと駅、今、着いたとこやんか。そやけど、「金沢駅」と、書いてあるがな。駅のシンボル、朱色の鼓門(つづみもん)まであるがな。そう言うても、ここは大津、大津やんか。

 

 いや、なんか、ややこしい。琵琶湖側の改札抜けて、すぐんとこや。駅前ロータリーへの出口、ベニヤ板やけど、鼓イメージの門。その右隣に「新しくなった金沢駅」と表示、金文字なので、目立つ、目立つ…。門は高さ3・5㍍、幅は2・5㍍。ここは間違いなく大津駅なのに、なんで、金沢駅の門があるのか、考えれば、考えるほど、悶々とする?。

 

 難度の高い洒落だと、悶々とするが、このぐらいなら初心者編かな。金沢駅の門がどうして大津駅にあるのか。それは北陸へ行こう!の観光誘致デスネーションキャンペーンだから。JR6社挙げての企画。いま、全国の各駅に福井、富山、石川の北陸3県ポスターが並ぶ。なんで、大津駅が金沢駅PRか。それは、デスネーション、ドネーション、ドナイショーと三段活用したから??。ここで一句。~JR大津駅、改札出れば、金沢駅?~。

 

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2015年9月11日 (金)

ジャンバラヤライスとキックアップ

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 前から通りがかって、気になっていた。疎水べり、木造り、狭い階段、パパイヤの葉、鬱そうとした入り口。ドライカレー、PIZZAの二つ折りの立て看板が表通りになければ、飲食店とわからない。どんな店やろう、思い切って、階段7、8段上がってみた。

 もう引き返せない。木のドアを押した。ガラ~ン。来客告げる鐘音?。お客はいない。カウンターの向こう、日本人女性と外国人男性がいて、いらっしゃいませ~。女性の前まで行って注文、店前の立て看と同じメニュー。折角なら変わったもん。そうや、ジャンバラヤライスや。~タンタンタン、タンタンタンミーオーマイオ~のジャンバラヤや。

 前金、コーヒー付き1500円。木のテーブル席へかけた。店内、ランプあり、ガスストーブあり。開いた窓の向こう、パパイア。60年代のロックが流れる。おおっ、ミーオーマイオ~のライスがきた。ソーセージ、パプリカ、唐辛子ライス、ピリリピリリ。米国南部の家庭料理。店になれてきたので、店の名前を聞いた。~ハイ!キックアップです。蹴り上げる意味です~。そうや、ここは地下鉄蹴上駅すぐ。なるほど、kick up!。

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2015年9月10日 (木)

南禅寺塔頭・大寧軒、特別公開

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そうか、そうか、滝は琵琶湖の水かあ~。高さ3㍍、近くの琵琶湖疎水の取水口から庭園に引き込んであるという。京都SKYセンターのガイドさん説明の向こう、ザア、ザアと激しい音、ガイドさんの話がかき消されそう。滝水は池になり、琵琶湖の魚も泳ぐという。

 

 

 京の夏の旅、南禅寺塔頭、大寧軒。茶道家元・藪内家第11代の透月斎竹窓紹智が作った池泉回遊式庭園で、4年ぶり2度目の特別公開という。まあ、紹智さん作庭と承知するのが覚えやすい。庭園内はイロハ紅葉多く、秋公開なら最高とガイドさんという。庭は470坪、借景は東山三十六峰の一つ、標高150㍍の大日山。写真は撮り放題でどうぞ!がいい。

 

 

 池に白いスイレン。~今、12時すぎ、あと1、2時間で花は閉じて眠ります。それで睡蓮言います~。いや、わかりやすい。庭一番の見どころは、滝の流れの中、石造りの「三柱鳥居」。右京区太秦、蚕ノ社(かいこのやしろ)の鳥居を模してある。そうか、写真、写真~と近づいて、上から横から…、なるほど三角、三角…、列島改造の角栄さんが懐かしい。灯篭は各種揃う。春日型、雪見型、織部型…、盗ろうなんて思ってはいけん。意見する!。

 

 

 

 京の夏の旅は、ふだん見学できない文化財を特別公開。京都市観光協会主催で、9月30日までで。ガイドさんの説明付き大人600円。 ※ 大寧軒は地下鉄蹴上駅下車、徒歩5分。

 

 

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2015年9月 9日 (水)

松本1丁目酒場 いざかっぱ

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 ビニール扉の向こうに店が見える。店に黄色い提灯、4つ下がっている。キリンの一番搾り。どんな店かなあ、ビニールを右から左に開けて、入った。テーブル席もあったけど、鍵型のカウンター、壁が背もたれになる席へかけた。若い店主さんひとり、30代位かなあ~。

 

 職場から近い。滋賀県庁前通りを東へ、徒歩3分くらい。名神大津インターへの道筋や。店名?何かなと、看板みたら「松本1丁目酒場 いざかっぱ」と出ている。大津駅へ帰る道筋とは違うけど、馴染のスタンド林屋さんが開店祝いの花を贈った~と知って、初めて行って見た。店開けて、2週間という。場所が場所~どうかな~と思ったが、男一人客多そうや。

 

 黙って男一人、この哀愁、いいねえ。メニューはどんなんかな。大根と大葉のサラダ500円。ハイボールとカロリー意識しての注文、ワイン離れで、最近はこのパターン、わりに決まってきた。壁の背もたれの所、クッションついている。狭いながらも…工夫がある。いいやんか。壁紙、屋号にちなんで、河童絵。真ん中に店長が好きというサッカーボール挟んで、向き合っている。たのしい酒、たのしい時~のフレーズ、いいねえ。いざかっぱ、いざ!。

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2015年9月 8日 (火)

楠、百日紅、芙蓉、銀杏

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四季折々~いい言葉やなあ。今は夏から秋へ、季節の移ろい…、うたた寝でウツロ、ウツロしている場合やない。流れ行く雲に道端の草花に、行く夏を思い、来る秋を感じて、JR山科から大津へ。京都から滋賀の府県超え、長いトンネル一つ、駅から駅へ一駅4分である。

 

毎朝、通勤のJR大津駅改札を出て、通称30㍍道路を南へ下がる。琵琶湖へ真っ直ぐ、道幅が広い。職場の滋賀県庁前からは遠回りだけど、日課にしている10円玉参拝、大津祭りの天孫神社への道筋である。明治24年、日本国中を震撼させた大津事件を裁いた大津地裁。こんもり、左右対称、均衡のとれた大クスノキ、通るたびに、ジャッジの公平さを思う。

 

地裁構内のサルスベリ(百日紅)も大きい。かなりの樹齢を重ねていそう。夏の遅めから咲き出し、秋が始まった今も赤い花が咲く。幹はツルツル、見るたび頭が気になる。天孫神社への曲がる手前、民家の塀越しに咲く芙蓉はピンクで花が大きい。そろそろ、不用かな~と寂寥感を思う。信号を青で渡って、中央分離帯に華階寺(けかいじ)のイチョウ2株。大津市指定の天然記念物で、樹齢はなんと400年超える。季節は晩夏から飽きない秋へ~。

 

 大津事件。露国皇太子を大津の巡査が切りつけ、大津地裁で裁判があり、大審院の児島惟謙は法の秩序を守る判決を下した。

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2015年9月 7日 (月)

京都駅0番線の陶板レリーフ

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 それは~、JR京都駅0番線ホームを西へ西へ、端の端にある。それは~、日本画家、故西山英雄さんの陶板レリーフ「京洛東山三十六峯四季」。祇園のしだれ桜、清水寺などが描いてある。それは~、上り電車が京都駅へ停車する直前、車窓から一瞬、見える。ご存知かなあ。

 

 それは~、たまたまの出会いからだった。洋画家のYSさん(6?)と京都駅2階改札でばったり会って、駅内ギャラリーで開催の個展鑑賞にお供をし、そのついでに、駅構内のカフェで遅い食事を一緒にして、そのまた流れで、ホームの面白い陶板作品を見に行きましょう~と誘われて、である。車窓から見たのを思い出したけど、真ん前の鑑賞は初めてだった。

 

 なんと、長くて、大きな陶板だろう。比叡山、銀閣寺、鴨川、八坂神社…、一つの長さは7、8㍍、高さ3㍍あり、それが5つなので、端から端へ40㍍近くはある。京都駅開業100年記念の昭和52年完成、平安建都1200年記念の駅改築で、ここへ引っ越してきたという。YSさんが「杉山さん、高山さん、東山さんと並んで、西山さんは日本画家四山の一人」と、説明する。山また山、じっくり鑑賞、ヤマヤマなれど、職場へ帰らねば~だった。

 

 日本画家四山は、杉山寧さん、高山辰夫さん、東山魁夷さん、西山英雄さん。 ※ 西山さんは1911年生まれ、京都府出身。帝展、日展など活躍した。78歳没。芸術院会員。

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2015年9月 6日 (日)

鉄のプランクトン彫刻イカダモ

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鉄彫刻のイカダモ、どこか格好いい。流線型の棘、丸い穴ポコポコ…、緑色が回りにあう。これ、淡水に棲むプランクトンで、筏型なのでイカダモという。成安造形大准教授で現代作家・宇野君平さん(40)の制作。学内に野外展示、いかにも、イカダモ~と見た。

 

「微生物を鉄のアートに」の見だし。何時だったか、くんぺい~と読む君平さんがイカダモ君と一緒に中日新聞滋賀版に載っていた。名古屋出身で、成安造形大を卒業、大工を3年、大学に戻り、彫刻作家になり、今に至るという。鉄のプランクトンは、制作に悩んでいたおり、琵琶湖博物館で展示の顕微鏡を覗いて、その多様な姿に魅了されてからとか。

 

記事を読んで、彫刻の存在を知っていたので、別件で大学へ出かけたおり、見に行った。大学はJR湖西線おごと温泉駅からシャトルバスが出ている。あの日は万歩計を意識、あえて歩いた。足の長さによるけど、駅から20分。大学が近くになり、気にしていたイカダモ彫刻が道路から見えた。構内の外れ、レストランがある高台。幅8㍍、高さ3・6㍍という。別件すんで、写真撮り。あいた穴から覗くと、琵琶湖が見えた。アナッ~!~。

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2015年9月 5日 (土)

チーちくの次はパーちく?

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そうかあ~、「チーちく」とは「チーズちくわ」か。いや、略し方もあるもんや。これ、JR大津駅前、スタンド林屋のおすすめメニューの一つ。なるほど~とは思うけど、そんなら「ピーちく」「パーちく」は、出来るんかいな?、ちょっと、いたずら心が沸いてきた。

 

 食の好き嫌いはあかんけど、チーズはそう得意やない。そやけど、注文しないと、いたずらは始まらない。値段は幸い一品250円、それに食べてくれる相棒がいる。~その、チーちくちゅうの、頼むわ!~、声がちょっと大きくなった。チーちく、お皿に乗って5つ、チーちくなって?出て来た。単身赴任のおり、ちくわに胡瓜を刺したんと同じやんか。

 

 これが「チーちく」なら、あれは「キュウちく」。さあ、今度は「ピーちく」「パーちく」の番や。店長の林さんに~チーちくがあるんやったら、パーちくもないとなあ~と、洒落てみた。林さん、困るのかな~と思いきや、である。相棒の席に戻っていると、春巻き皮をちくわに包んで、~ハイ、パーちくです~と。なんで?と聞くと~皮がパリパリしてますやろ~と。いや、即興性がある。料理はアイデア。次は「ピーちく」や。期待が高まる。

 

 熊本民謡のおてもんやんは「ピーチクパーチク ひばりの子 玄白(げんばく)なすびのいがいがどん」と歌う。

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2015年9月 4日 (金)

近江牛が当たる人口当てクイズ

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どやろ、どやろ、どうやろうなあ~。滋賀県人口は減っているのか、増えているのか?、5年に一度の国勢調査が近づいてきた。調査期日は10月1日。近畿で唯一、全国でも数少ない増加県だったけど、ピークすんで減少傾向とか。さて、どんな数字が出るのだろう。

 

 滋賀県は10月1日現在の人口数がピタリと当たれば、1万円相当の近江牛を賞品に出す。国勢調査に関心を~という試み。題して「滋賀県人口予想クイズ」。準ピタリ賞は、各1名で近江しゃもと天然ビワマス、5千円相当。洒落るなら、そうとうなもんや。ゴルフみたいなニアピン賞もあって、近江米のみずかがみ5㌔が10名に。※※で、ええでえ~。

 

 ヒントは県ホームページに出ている。5年前の平成22年国勢調査結果と、それから4年間の県推定調査が一覧になっている。それともう一つ、県庁正面入って、左側の掲示板に毎月の推定人口が出ていて、8月1日現在は1,415,452人。人口は減少局面と判断して、これをどう少なくするか。頭から四桁1415は変わらないとすれば、下三桁の数字をどう選ぶか。応募は一人一通。さあ、近江牛が貴方のピタリを待ってる~。

 

 応募は〒520-8577 滋賀県総合政策部統計課クイズ係か、県ホームページ内「しがネット受付サービス」から。締め切りは10月7日まで。

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2015年9月 3日 (木)

京漬け物とお粥ご飯

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 どうかなあ、あるかなあ~まあ、入って、聞いて見ることや。JR京都駅正面の中央改札の地下1階、味わい処「西利」である。京漬け物の大手で、駅ビル開業とともに漬け物ベースの食事メニューを出す。本屋さんの三省堂と隣あって、○テーブルの店内が○で見える。

 

 駅から西へ5分、リーガロイヤルホテルで講演会のおり、低カロリー意識で、お粥ご飯を思い立って、この西利さんへ行った。入るのは開業当時以来、二度目である。○テーブルは直径3㍍くらいの10人掛け。お客さん、真ん前もお隣も、お顔は○でよう見える。袖すりあうも他生の縁~と言っても、夫婦、友達の二人連れ、一人客の入る余地は○でなさそう。

 

 メニューに漬け物3カップ付きの京ごはん864円。お粥ご飯に出来る?と聞くと、女子店員さん、ハイ!という。やっぱり、聞いてみるもんや。お隣の女性、漬け物の天ぷらやってえ~と、大きな声。観光客、○わかりや。女店員さん、カップの漬け物三つ選んで下さい~と表口へ案内。漬物カップ沢山、彩り意識で、瓜、山椒、鏑の3カップや。レンゲでお粥すくい、漬け物少し乗せて、白味噌仕立ての生麩入り味噌汁…、気持ちまで○くなったあ。

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2015年9月 2日 (水)

大学名はオンリーワン

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ここ、ここ!、ここが「びわこ成蹊スポーツ大学」や。湖西道路の志賀インター降りて、琵琶湖が見える高台。JR湖西線比良駅から送迎バスが出ている。滋賀県庁前の職場から車で30分、野外スポーツの教授に会いに研究室へ。夏休みの朝、あの日の学内はひっそりしていた。

 

 正面ゲートから入って、本部棟の前に大学名を書いた塔が建つ。縦に10㍍、琵琶湖をイメージするセルリアンブルーで大学名が書かれている。「びわこ成蹊スポーツ大学」。これ、これ、これや!。教授面会が訪問の目的だったけど、この大学名の塔写真も撮りたかった。平仮名、カタカナ、漢字の混じる大学名、全国800もの大学の中で、唯一つ、ここだけという。

 

 開学から13年、歴史はまだ新しい。野外スポーツ、地域スポーツ、学校スポーツなど1学部7学科ある。学長は今、3代目で昨年10月に滋賀県知事から転進の嘉田由紀子さん。下から見上げた本部棟3階の学長室はカーテン、不在のようだ。大学案内の学長メッセージは「存在感のあるオンリーワンを目指して」。2020年は東京五輪の舞台が待つ。平仮名、カタカナ、漢字のオンリーワン大学がどう飛躍するか。頑張れ!びわこ成蹊スポーツ大学。

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2015年9月 1日 (火)

ローソンヒノキ

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 何度も何度も行っているのに、これは~である。背がひょろっとしているけど、真っ直ぐ、真っ直ぐ、ストレートに伸びている。高さは7、8㍍、いや、もっとや。10㍍以上はある。なんという樹木やろう?と、根元の幹から2㍍あたり、腹巻みたいに銘板が巻いてある。

 

 幹の銘板腹巻は二つ。どちらも白いマジック書き。上は「ローソンヒノキ ヒノキ科」とあり、下は横文字表記に続いて、謂れが示してある。コンビニのローソンさん、セブンイレブンさんともども、お世話になっている。ご縁があるとまでは思わなかったけど、ローソンの名前に興味がわいた。銘板読むと、その謂れは、京都府立植物園にとって、一つの歴史だった。

 

 植物園は大正6年(1917)の開園、もうあと2年もすれば、100年の歴史を刻む。ローソンヒノキは生態園西北、水琴窟の近くに植わる。昭和12年(1937)にドイツのドレスデン植物園から、どういう趣旨か、種子を導入して、3年後に植栽して、今に至っているという。年輪にして75歳。そうか、そんな歴史があったのか~と、もう一度、ローソンヒノキを見上げた。真上、傘のような枝をはり、高い高い。ローソンさん、よう大きくなったあ~。

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