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2015年8月

2015年8月31日 (月)

キラメキドリは雄か雌か。

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そんな名前の鳥、いたかなあ~。名前は、キラメキドリ。どんな鳥か、絵看板の中に描いてあって、1羽はトサカがあり、鶏みたい。もう1羽は王冠を被ったひよこ。それは、なんでキラメキドリ?かと思うけど、らーめん屋さんの屋号として、ちゃんときらめいている。

 

京都府立病院の定期診断帰り、早く診察すんで、河原町通りを丸太町へ向って歩いていて、らーめん「キラメキドリ」。何時ごろ開店したのか、派手な絵看板である。まあ、ラーメン好きやけど、カロリー気にして、最近は豆乳ラーメン食べたくらいやし、店の名前も面白そうやし、どんなんやろう~と入った。店員さんが職権?からか、食券を先に自販機で~と。

 

何しろ、飛び込み入店。自販機メニュー見て、店の一番の売りは~と考え、真ん中表示の「にぼとり」の並750円を選んだ。煮干と鶏の混ぜ混ぜスープ。まだ昼前、カウンターの真ん中に座った。葱、しな竹、大きな焼き豚一枚…、スープはどうや。煮干であっさり、鶏でややこってり…混ぜ混ぜかな。麺、いい風味や。長野県産小麦粉を使い、一本一本気持ちを込めた自家製麺という。店名のキラメキドリ、雄かな、雌かな。う~ん、この麺ならメン?。

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2015年8月30日 (日)

この実は何の実かな?。

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花祭り、夜祭り…、これ、ある植物の品種名やけど、わかるかなあ。ヒットパレードという品種も。TVの歌番組とちゃうよ。食べて、辛いのと、そうでないのが…。色の名前から紫のホットパープル、黒のブラックフィンガー、黄色のコニカルイエローなんてのもある。

 

 えっ、ますますわからない。いや、そうやと思う。これ、京都府立植物園へ行って、そんなに品種が沢山あるのか?と知ったトウガラシ。物事は成せば成す~のナス科に属し、日本では京野菜の万願寺とうがらしは、よう知っているけど、原産地は中南米というトウガラシ、世界で千種もあるという。植物園さん、今、北山門近くの花壇の所で、植えて、見せている。

 

 背丈が大きくないので、屈んでみないとよくわからないけど、これでもか、これでもか~と、取り揃えてある。紫炎、小槍、五色旭光、フラッシュなど和洋各種が混在していて、大きなの、小さいの、いろんな色あいの実が出来ている。デジカメで葉をかきわけるように実を撮影していたら、UFOピーマンと名前のついたトウガラシが出てきた。形は丸みがあって、なるほどピーマンやけど、名前が何でUFOなんやろう。この質問、誰に言うほう?。

 

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2015年8月29日 (土)

心変わりのうな定

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いや、どうもいかん。意志が弱い。意志は石のように硬くないといかん。こう弱いと、いかんともしょうがない。自己嫌悪みたいに何をブツブツ。はっきり言わんとわからへん。そやなあ、どうしよう。え~い、言ってしまおう。今後のこと考え、戒めも大事や。

 滋賀県庁前の職場を出て、昼食である。何時も皆さんが食事の頃、まあ、仕事をしていて。いや、仕事のフリみたいな、仕事をフリーにして。皆さんが午後からの仕事につく頃、昼食に出て行く。いわゆる、時差の昼休み。文庫本一冊持っての一人行。ゆっくり出来る食事処、知っているけど、体重増加傾向なので、あの日は低カロリーの食さがし。

 職場から7、8分は歩いて、JR大津駅前の蕎麦処、やまきさん。カロリー低いのは、ざる蕎麦や。そう堅く決意して、行ったのに。着席するまで、そう思っていたけど、メニュー見て、気持ちが揺れた。う~ん、うな定か。ざる蕎麦とミニ鰻丼、それに一品付きで1020円か。どうしよう?。値段やない。カロリーや。鰻、うなぎ、ウナギどうしよう。女子店員さんが聞いてきた。どうしますか?。じゃ、うなぎの定食お願いします~。

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2015年8月28日 (金)

牛肉サミットの仙台牛タン串

 

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それはそれは、たんとある。串刺しの牛タンが山盛り、たんとある。それをどう食べるか?まあ、淡々と~かなあ。おいしいんで、黙々と~でもいいけど、やはり牛タンやから、淡々と食べるのがあう。ちなみに、たんと~の意味は、沢山、たっぷり。タンは牛の舌である。

 

 今年で5回目の牛肉サミット、大津の琵琶湖岸なぎさ公園であった。同じ日の夕方から滋賀県芸文祭オープニング事業が琵琶湖汽船ミシガンのクルージングであり、会場が隣だったので、合間にちょっとだけ寄ってみた。会場の各テントは煙でもうもう…、牛だけにどうしても、もうもう…と洒落てしまうけど、これで、もうよそう。いや、またや!、もうっ~。

 

近江牛、米沢牛、神戸牛…と見て回って、はるばる宮城県から仙台牛タンが串で出ている。苦心して出店?、串で苦心…もう洒落はいい。串1本500円。テント前に刺して盛ってある串を鉄板で焼いて、どうぞ~という。看板に「人気NO1、本気の牛タン串」と。出店はナイスマートさん。牛タンづくりの写真4枚、切る、刺す、打つ、焼く~職人さんの仕事ぶりがわかる。ジュジュッ~、白い紙に入れて焼きあがりの牛タン4つ、淡々と食べたでえ~。

※ 牛肉サミットは8月22、23日にあった。

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2015年8月27日 (木)

何処から来て、何処へ行く

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あらあ、お母さん!久しぶり~。元気イッ~。その帽子、可愛いわ!~。どこへ行くの~。お金ないから歩いているの~。私も、歩いてパルコへよ~。ホントに、久しぶりやねえ~。顔を近づけて、両手をしっかり握りしめて、抱きつかんばかりに…目の前で二人は話している。

 

 京阪電車浜大津駅へ、琵琶湖岸のベンチで一服していて…だった。二人は前方、15㍍ほど。東からの女性、西から女性、ばったりの出会い。中年女性の大きな声、聞かずして聞こえてくる。お母さん!と呼んでいるけど、会話からすると、母と娘ではなさそうだ。今は離れ離れも、かつて、仲良しだったご近所さんかな。夕方の琵琶湖を背景にしたなぎさ…。なんか、微笑ましい。

 

 お二人の会話、5分は続いて、じゃあ元気で~と、西と東へ。琵琶湖岸のベンチ前で展開する様々な光景。犬とともに無心で歩く人、何があったのか、肩を落とす男性、自転車で急ぐ人、帰り支度の釣り人…、ベンチ回りに巣まう鳩、雀、湖面を飛ぶワシ…。「人類は何処から来て、どこへ行くのか」。米国の生物多様性を説く昆虫学者・エドワード・O・ウィルソンの著書。なんか、そんな感慨がおきる。まばゆい夕陽…、明日、我々はどこへ行くのだろう。

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2015年8月26日 (水)

カロリーオフの豆乳ラーメン

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ほれほれ、白濁しているでえ~。そらあ、豆乳ラーメンやからなあ。スープ?豚骨ちゃうし、煮干しともちゃう。だから、豆乳の白いスープやんか。味はどうかって?う~ん、う~ん…。そりゃあ、ラーメンみたいにこってりやない。ヌルヌルしてるけど、う~ん、う~ん。

 

 好きなラーメン、暫く食べてない。風呂上りに測る体重、上昇傾向でちょっと気になる。昼はカロリーを意識して、久々の豆腐料理のだいず屋さん。JR大津駅から30道路を琵琶湖側へ歩いて6分ほど。真宗大谷派の別院あって、二筋目の角っこ。黒い塀みて、へえ~と思う町屋がそうや。庭あり、座敷あり、築100年。表のテーブルに座って、メニュー点検。

 

 ダイエット意識の女性人気のお店。午後1時を回って入店、できたて豆冨のお勧めランチはもうない。それでメニュー捲っていたら、豆乳ラーメンのセット1100円。食べたかったラーメンや。なんと土鍋で出てきた。うどんの鍋焼きみたいやけど、ラーメンや。細麺、葱、玉子、白菜、キクラゲ…、白濁スープの中、味は薄い。これがカロリーオフ、覚悟のラーメンちゅうもんや。正規のラーメン、また今度やでえ~。ダイエット、ダイエット…。

 

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2015年8月25日 (火)

大津駅構内、あの時のポスター

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あの期間限定の駅構内ポスター、今はもうない。JR大津駅構内、ホテルテトラ側の地下通路に1枚、2枚、3枚…計6枚も並んで、目立ったけど、目立たなかった。北改札から定期で構内を通り抜け抜けして、南改札からテトラへ行ったおり、これは???~と知った。

 

あの日のあのポスター、デジカメ撮りしておいた。今、ここに甦って、ちょいと紹介である。なんのポスターかと言うと、胃腸薬会社がタレントの石塚英彦さんを起用して、大津市なぎさの湖岸であった第5回牛肉サミットを応援するポスター。この構内地下南側の改札、あまり乗客はこ~ない。滋賀県庁に行く琵琶湖側の北改札に比べて、まあ百分の1位かなあ。

 

牛肉サミットは2日間あって、10万人以上。ご当地の近江牛はじめ神戸牛、松坂牛など肉屋さんが出店、もうもうとする?。胃腸薬会社さん、食べて、食べて、お薬も~という。ピーク時135㌔の体重、まいう~のギャグで人気のお笑いタレント、石塚さんが6枚の構内ポスターに登場。「琵琶湖ほどの胃袋があれば」「ビーチはない、ビーフはある」と、サミットコピーと一緒にあんな顔、こんな顔だった。牛肉サミットすみ、構内ポスターもうない。

 

 今年の牛肉サミットは8月22、23日にあり、全国から30店舗が出店した。

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2015年8月24日 (月)

とりかま・・・「とり釜飯」は◎

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とりかま、とりかま…、これ、値段が安うて、高知弁で言うなら、まっこと、うまい。それ、ナニ?かと言うと、焼き鳥を始め、鶏料理をとりどり揃えた全国チエーン・鳥貴族が出す「とり釜飯」。ニワトリご縁で全品280円のお店で、釜飯でも同じ値段でかまへんという。

 

 とりどり、かまへん…洒落たあ。なんでうまいか?。鶏がらスープで炊き上げるので、お米の一粒一粒に旨味がしみ込んでいるからという。いや、そうなんや。確かにご飯がふわっとして、甘味がある。外環三条西の鳥貴族山科店、そうそう行くわけではないけど、行けばお代わり自由のキャベツと焼き鳥2本などを軽く頼んで、トリに「とり釜飯」…とりかまや。

 

 簡易燃料に火をつけ、待つこと30分である。この30分、その日の腹具合で、長いようで短く、短いようで長い。最近はワインから移行したハイボールで文庫本を読み、スマホのデジタルで時間を確認して、フタをあける。杓子でひっくり返し、おこげが出来ていれば、◎や。お茶碗に移して2杯。デジカメ撮影、米粒が光っている。具はこれ以上と思うほど細切りの人参、牛蒡、蒲鉾、それと鶏の身入り…、この具がまた、まっこと、グーなのである。

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2015年8月23日 (日)

中岡慎太郎作、セレナーデ

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神戸のJR灘駅北側、つまり山手側へ出て、広場の植え込みに変な彫刻、あれはなんだ?である。灘駅でなんだ~、いきなり洒落ぽいけど、この彫刻はなんなのか、写真撮り、観察した。マッタケイメージ?いや、そんなことはない。かぶと?ともちゃうなあ。なんやろう。

 

素材は石で出来ている。高さは1・5㍍くらいかな。誰の作品で、題はなんやろうと正面に回って確認すると、「セレナード 中岡慎太郎 第6回神戸具象彫刻大賞展 優秀賞」の銘板。作家名は、維新の志士、土佐の中岡慎太郎と同じやん。まさか~と、スマホで検索すると、この中岡さん、岐阜県大垣市出身、多摩美術大卒、今、56歳、石の彫刻家とわかった。

 

彫刻のまちづくりを目指す神戸市。市内に500点の公共彫刻があるそうな。大方20年前の公募展で優秀賞の中岡作品もその一つ。海側の兵庫県美から山側の王子動物園へ伸びる道は、ミュージアムロードで、これは灘駅前のモニュメント彫刻。題名のセレナードはどういう意味?またスマホ検索。何度もすまんのう。恋人の窓下で奏でられる音楽~と出た。マッタケ、かぶと??とは違う。ロマンチックやんか。変な石の彫刻、ちゃんと意思があった。

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2015年8月22日 (土)

薩摩はやと、はやっとる?

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暫くご無沙汰の九州料理「薩摩はやと」さん。京都駅前のヨドバシカメラ6Fにあって、店名のはやとが気になって、はやっとる?かなと時折、入る。はやと=隼人=薩摩。流行る~と、早とちりしているわけでなく、まあ、言うたら九州料理が好きちゅうことかなあ。

 

 ここんとこ久しぶりで行くと、定食メニューから大分の関さばが消えて、代わりかどうか、烏賊の丸揚げ天が当店自慢と出ている。メニュー写真、全体が烏賊の形した天ぷら。これ、これと!、注文して、何県の名物?と聞く。笑顔のバイト女店員さん、は~い、聞いて来ます~と。戻ってきて、すみません、品切れなんです~。残念!、それで、代打の代打探し。

 

 秋に鹿児島へ行くかも~と店員さんに喋りながらメニュー探して、鹿児島産の塩豚カルビ焼きに。ランチ限定はご飯と豚汁おかわり自由。サービスも向上している。さっきの笑顔のバイトさんに代わり、年配のおばさん店員が塩豚カルビ運んできた。笑顔で、箸袋を差し出す。いや、これはこれは、ご親切に~と感謝して、箸袋の書き込み見ると「ひとりひとりの笑顔が日本を元気に…!」と。店内、改め見回すと、客一杯。笑顔人気、薩摩はやっとる。

 

 気になる烏賊の丸揚げ天は次回是非。

 


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2015年8月21日 (金)

文明と文化の衝突??

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 横尾さ~ん、この油絵、どう見たらええんかなあ。なんや、わからんけど、わからなさが面白いやんかあ。題名は「文明と文化の衝突」かあ?。どこが文明で、どれが文化なんかなあ。どう全体を見てええ絵か、わからんけど、一つ一つやとじわっと来る不思議さあるなあ。

 

 開館3周年の横尾忠則美術館へ行った。阪急王子公園駅から徒歩3分、原田の森ミュージアムに併設する兵庫県立美術館の一つ。国際的な美術家で、グラフィックデザイナーの横尾氏が地元の西脇市出身で、作品寄贈を受けた県が建てた。今、企画展「続・Y字路」を開催中で、叔母宅行ったおり、入った。二度目の入館。いや、今回もあれっ!と見て、楽しんだ。

 

 ポスターになった作品、見れば見るほど~である。「Y字路」というのは、幼少のころから超常現象を持つ横尾さんが故郷・西脇市に戻って、昔との違いから何かを感じて、テーマにしているという。今と昔の「Y」の別れ道というのでもなく、まあ、わいの「Y」みたいな絵。乳牛の背中に青い目の女性が乗って、手を合わせている。男の子、牛乳吸おうとしている。ピカソ絵、温泉、カメラマン、火山、お墓、煙吐く飛行機…、Y字路の道、じろっと?。

 

 横尾さんは1936(昭和11)年、兵庫県西脇市生まれ。1960年代よりグラフィックデザイナーとして活躍。1968年、「劇団状況劇場」のポスター《腰巻お仙》がニューヨーク近代美術館にて「1960年代の主要作品」に選ばれた。06年、パリのカルティエ現代美術財団での個展は国際的に高い評価を得る。

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2015年8月20日 (木)

京都駅ビルから見た五山送り火

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 点いた、点いた~、右の大文字や。ちょっと、遠くて、大の字の足がくっついているけど、大は大。京都五山送り火、始まりは右の大から。東山三十六峰の一つ、如意ケ岳、標高472㍍。山科の毘沙門堂から山越えで歩く山。下山すると銀閣寺、よう知ってるでえ~。

 

JR京都駅ビル、大階段屋上の「葉っぴぃテラス」。高さは60㍍。テラスに竹笹など草花が植わっていて、それで葉とハッピィーをかけての命名。8月16日夜はテラスで五山送り火を特別に照らす?と言うので行った。大の次は「妙法」。ちょっと山が低いし、駅ビルから遠いけど、北に向かって、真っ正面。小さいけど、妙と法、ちゃ~んと見えるがな。

 

送り火は午後8時に始まり、時計と反対回りで点灯して行く。妙法の次は舟形。市バスの終点、西賀茂車庫辺り。高いビルがあり、底は見えないけど、そこそこは見えた。右に対する左大文字。金閣寺の裏山や。内緒やけど、昼間なら無料拝観できるでえ~。右大文字の鑑賞は、だいなしやったけど、左はちゃんとした大や。鳥居型はトリ。嵐山の向こうや。意外とよう見えるがな。◎や◎。葉ぴぃテラス、五山みんな照らして、ゴサンなし。

 

 デジカメ撮影、どう見えたか。右大文字から順に撮った写真を並べた。写真最後は京都新聞17日付け夕刊に載った右の大文字。

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2015年8月19日 (水)

ガクブチ屋さんの壁画

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えっ!こんなところに壁画の絵?。真ん中に躍動感が溢れる裸婦の像。両手を広げ、左足を曲げ…、身体をそりかえらせている。踊っているのかなあ。右下に横になった裸婦、上にもフルートを吹く裸婦二人。赤粘土一色の壁画や。ここは何処?そうか、額縁屋さんかあ。

 

京都・新京極へ、映画「日本のいちばん長い日」を見に行って、上映まで40分近くあり、三条から寺町通りを北に歩いて、みつけた。明治38年創業、老舗の額縁屋さん「ヤマモト」の2階壁面。商店街、古本屋さんとギャラリーが多い。動く「かに道楽」から70㍍か。昔々からよく歩いているのに初めて気づいた。どこを見て歩いてんや?と自分が恥ずかしい。

 

彫像の裸婦4人、左下に鹿か、2頭。壁画の上は蔦のような…。通りから見上げて、縦3㍍、横2・5㍍くらいか、大きい。立ち止まって、斜め下からデジカメ撮影。構図がいいなあと素人なりに思う。お店は日曜休日、シャッター格子は下りているけど、売り絵が見えている。坪内好子さん描く帆船、格子からカメラを差し込んで撮った。25万円。茶色ぱい絵、額縁しっくり。絵にあっている。額縁オーナーは4代目。侃侃諤諤の額選び、今もかな~。

 

※ヤマモトさんのHP。「作品にぴったりあった額縁を選ぶことで、作品の持つ世界感や魅力はますます際立ち、深みを増すことさえできる。額は、中身(作品)の魅力を引き出すための名脇役」と。 ※ ヤマモトは、1905年(明治38)に初代・山本末太郎が創業。当初は写真館、傍らで額縁の販売。二代目・山本次郎、三代目・山本嘉一、四代目・山本雅二美術大学で学ぶ。オリジナルの額作りを拡大。

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2015年8月18日 (火)

大衆居酒屋の99円シリーズ

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よし、今夜の注文は99円シリーズや。仕事か、遊びか、兎も角まあ、帰りに寄るJR山科駅前の大衆居酒屋「ももじろう」。テーブル席を素通りして、新しく出来た奥の奥の立ち飲みコーナー。トリスのハイボール一杯99円から始めて、そらあ、安い、安いでえ~~。

 

 壁の貼り紙メニュー、どういうわけか、オーナーがよほど、きゅうきゅうするのがお好きなのか、値札はみなと言っていいほど、末尾に「9」がつく。二桁なら99円、三桁なら199円、299円…てな具合や。それで99円メニューにこだわって、貼り紙を見たら、ある、ある。なめたけおろし、梅やっこ、揚げニンニク…ええで、ええでえ、みんな99円や。

 

 カリカリらっきょ、鯵のフライも99円、この二つ注文や。最初のトリスとで、99×3=297円。こんなに安くて、ええんかなあ。なんか悪いなあ。この店は福井・小浜直送の魚料理がある。そや、知人が佐賀県呼子のイカの活け造り食べに行く言うてた。思い切って、イカの姿造りや。値段は999円。そりゃあ、姿造りや、三桁の最高、いかにもや。それでいかがしたか。99円シリーズとは、いかんかったけど頼んだあ。味?そりゃあ、いかにも~。

 

 

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2015年8月17日 (月)

鮎の塩焼き、骨を抜く

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 あっ、ピクピクしてる。頭、口…まだ、動いている。こっちを見て、ピクピク、ピクピク…ぴっくりするなあ。大きな竹皿に乗って、鮎さんたちが出てきた。太い竹串が、口から腹へ突き刺さっている。太った大きな養殖の鮎さん、1尾、2尾、3尾…6尾はいる。

 

 滋賀県は湖北、長浜市南浜の「鮎茶屋かわせ」。京へ上る織田信長が妹・お市の嫁いだ浅井長政と戦った姉川に近く、鮎の養殖もこの川を利用している。お通し、刺身、天ぷら…鮎また鮎が出て、看板メニューの塩焼き。びわ湖カップ全国少年サッカー大会で、東京から来県した皆さんとの会食。ピクピク動く竹串の鮎さん、始まりは清めの塩を振りかけて…。

 

網焼きのこん炉入り、鮎さんアツアツ、ジュジュ…、思わず、両手を合わす。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…、皮がプツプツ膨れて、焼けてきたあ。もういいかな、もういいやろう。背中を箸でフワッフワッとおさえて、骨と身を分けて、頭を取って、尾っぽから骨を引っ張って、骨抜きや。出きたあ、骨吊り下げて、どや、どや…。2尾目も出来たあ。皆さんはどや。頭から引っ張り出しもありや。骨抜きうまし、身うまし…。今日は日曜?、鮎サンデー。

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2015年8月16日 (日)

夏の甲子園は~雲はわき光あふれて~

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 夏の甲子園、スタンドの向こうに雲。大きな大きな白い雲。ムクムク湧き起こるような雲。5回裏の攻撃がすんで、6回表へ、グラウンド整備が始まった。♪~雲は湧き光あふれて 天高く純白の球~♪…、球場に大会歌「栄冠は君に輝く」が流れた。♪~若人よいざ~♪。

 

 高校野球、夏、若さ…。♪~雲はわき光あふれて~♪…、いいなあ、ついつい、口ずさんでしまう。無料で入れる外野席。ライト側32段188番席が空いていた。お盆、やや観客が減った第4ゲーム。日差しはまだ高い。「かち割りいりませんかあ~」、売り娘さんの声が若い、可愛い。手に扇子、頭にハンカチ。観客と一緒にワアッ、ウオッ~、若くなるやんか。

 

 毎年、盆暮れ恒例の叔母宅訪問。盆は帰りに甲子園へ。阪神電車石屋川駅から御影で急行に乗り換え、西宮の次が甲子園。ホームはふるさと応援団が溢れている。足が勝手に急いでいる。太陽がカアッと雲の上から照っている。暑い。汗が流れて、眩しい。夏や、残暑や。西日回避のライト側へ、第4試合ともなると、さすがに朝から満席の看板は外れている。これが甲子園ツウ。外野席、球場全体が見渡せて、物事が大きく見える。雲は純白、心は青春!。

 

 観戦は8月15日、大会10日目の第4試合3回戦。九州国際大付属(福岡)は作新学院(栃木)に2-0で勝った。

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2015年8月15日 (土)

京の夏の旅、初公開の町屋

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 ああ、そうか、そうか、そうなんや~。京町屋―生谷家住宅へ行って、話を聞いて…である。寛政4年、第3代当主の由緒書がある。当主、ピッチャーやない。今でいうオーナーで、家主さん。お名前は伊右衛門さん。由緒書は加茂川の護岸工事の功績で土地を拝領した云々~。

 

 生谷家、いくたにけ~と読む。京都市地下鉄に乗って、鞍馬口駅で降り、1番出口から地上に上がって、南西へ3分かな。今年の第40回京の夏の旅、初公開である。青物屋中心に何でも商い出来る「万や」の表札。間口は室町通りに面し13・5㍍、なんと広い。土間から座敷に上がって、すだれ、よし戸、畳は網代…、これ、夏のしつらえ。風が通って涼しい。

 

琳派の絵師、尾形光琳の家も敷地内にあって、その縁で光琳が眺めたであろう赤茶け石などを配した「光臨の庭」。この庭が多くの方の光臨を願って、名づけてあるという。光琳ゆかり、洒落た命名。屋敷内の写真はどうぞ、どうぞと、心も広い。松平定信、山岡鉄舟、勝海舟の書、の間に。これだけの名筆揃い、とこにもない?。2階20畳の間、虫籠窓に当主蒐集の刀剣の特別展示。新撰組隊士、島田魁(かい)の刀も。いや、たいしたもんや。

 

 生谷家住宅は国登録有形文化財。ところは上京区室町通り鞍馬口下る2丁目、竹園町15.特別公開は入館料600円。9月30日まで。

 

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2015年8月14日 (金)

さばのすき焼き、どんなんかな?

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根っからの鯖好きとしては、店の売りが「とろさばのすき焼き」と来れば~である。去年暮れ開店した京都の烏丸高辻西入ル、とろさば専門料理店「SABAR」さん。最初はさばのしゃぶしゃぶで行って、今回は二度目で、店自慢のさばのすき焼き、如何に~と再訪だった。

 

 さばで洒落るなら、料理はサバイバル、店員の客さばき、仕事はさばらず…など、硬軟取り混ぜて、出てくる。お店も皆さばようこそ!、コーストデザインに「38」、トイレの表示で殿さば、姫さば~と洒落るけど、ここはとろさばのすき焼きって、どんなんかなあ~が一番大事や。さばの鍋コース6種類、メーンのすき焼きはさば読みせず1人前1480円。

 

 コンロが出て、鍋に乗った具材が出てきた。豆腐、蒟蒻、白菜、春菊、…、関東風の割り下や。卵もちゃんと。とろさば、やや遅れて、別皿で登場や。斜め切り、身は厚い。さすがさば専門店、包丁の裁きが美しい。1切れ、2切れ…、15切れ?。足らんかったら追加、うどんもある。具がジュジュ~と色濃くなってきた。さあ、さば入れて、具と一緒に卵汁に絡めて…。おっ、玉葱とあうなあ。うん、蒟蒻もええでえ。これは、食べるのんさばれない?。

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2015年8月13日 (木)

若沖と蕪村、鹿図比較

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 地面に座り込んだ鹿が、これ以上伸ばせないほど首を伸ばし、真上を見ている。耳は水平、大きな角は下に垂直、構図がユニークな若沖の鹿図である。一方の蕪村は満月に浮かぶ三頭の鹿を写実的に描いている。胴は大きく、脚は細い。若沖と蕪村、二人の鹿絵、しかと見た。

 

 信楽のMIHO MUSEUMで開催中の二人の展覧会へ行った。二人は正徳6年(1716年)生まれ、同い年で今年が生誕300年。尾形光琳が亡くなった年に生まれ、ちょっとタイプは違うけど、ともにその時代を画した天才絵師。京都の四条界隈、40歳頃からはご近所同士なのに、交流の跡が見えず、どこか認め合いながら知らんぷりをしていたそうな。

 

 そんな二人の画業を比べての展覧会、東京で14万5千人の鑑賞、会期最初の頃に行ったMIHOでもよう見ほう?と人が多かった。人気の若沖と蕪村、二人の鹿絵の比較展示は会場の入り口だった。若沖さんは縦に長く、蕪村さんは4曲1双、横に長く…、右見て、左見て、見比べた。会場は写真撮影禁止。手に入れた部厚い図録から鹿図を探して、展覧会思い出して、撮ったのが上の写真。斯く斯くしかじか~と言うより、明解比較は写真しかない?。

 

 MIHO MUSEUMの展覧会は8月30日まで。

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2015年8月12日 (水)

天空ゴルフ場に鹿の群れ

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仕方がないから出た鹿ではない。涼しかろうと行った標高650㍍のるり渓ゴルフクラブ、京都の南丹市園部町、全27ホールあり、天空のゴルフ場とカンムリをつけて、客を呼び込む。朝は土砂降りの雨、昼は真っ白な霧が出たのにラウンドして、鹿がしかと出てきた。

 

東コースか、中か、西か、もう記憶にはないけど、霧が上がった午後のラウンド。少し起伏のあるホール、林がある斜面に鹿や。しかん顔せず見た。なん頭か、3頭、5頭…、あっ、向こうにもいる。斑点が点点…子鹿のバンビーもいる。みんな、夢中で芝生の草を食べている。ゴルフ場の林に居住する鹿の群れ。昼食中か、しかるわけにもいかない。仕方がない。

 

同伴プレーヤーの一人は丹波の住人。~鹿、収穫の作物、樹木の皮など食べて、山麓では、ろくなことはない~と怒って、洒落る。鹿害(ろくがい)憎く、カレーの肉にもなる。狩猟許可がないと撃つことは出来ない。見ているだけだと可愛い。もう一人の同伴プレーヤーは元カメラマン。写真、写真…と催促する。デジカメ、ググッとズーム。あっ、林の向こうにまだいる。よ~く見ると、全部で10頭も。この日のゴルフの思い出、雨、霧、鹿しかない?。

 

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2015年8月11日 (火)

宗達、光琳、抱一の風神雷神図比較

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風神雷神の絵は三人三様。琳派の祖、俵屋宗達さんが描いた国宝・風神雷神図屏風。それを100年後の琳派の「琳」として立派?に引き継いだ尾形光琳が模写して、それをまた大方、100年後に江戸の酒井抱一が光琳の重文・風神雷神図を模写した。この比較研究が面白い。

 

 日経新聞、2ヶ月一度の挟み込みペーパー、日経REVIVE(リヴァイブ)8月号のフロントは宗達、光琳、抱一の風神雷神図のカラー写真が並んで載った。「400年目の琳派を辿る」の見出し。~異なる時代を生きた3人の絵師による3つの風神雷神図が存在することは意外と知られていません~と書いてある。う~ん、確かに知らんかったと、写真の図を見比べた。

 

 宗達さん作品はオリジナル。雷の神さんは左、風の神さんは右の2曲1双の屏風。ともに雲に乗って出てきて、向かい合っている。雷と風の神さんは端と端、真ん中は何も描いていない。この空間がいざ勝負!、躍動感を感じさせる。どちらも、今に通じるキャラクター性のある顔。どこかユニークで、マンガぽい。見れば見るほど味がある。日経EVIVEのカラー紙面を眺め、絵師3人の風神と雷神、どこが違うかな?と一つずつばらして、デジカメでマクロ撮りしてみた。全部で6個、上の写真、その違いわかるかな。

 

 京博で10月10日から琳派誕生の特別展があり、宗達、光琳、琳派の描いた風神雷神屏風が揃って出る。 ※ 上の写真は風神雷神とも宗達、光琳、抱一の順。

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2015年8月10日 (月)

魯山人の俎板皿、今もサラ?

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これこれ、これや。これが魯山人作の俎板状のお皿や。なんとも言えない青、さわやかに青い海のように澄んでいる。織部焼きの中でも、青織部という色合い。左上の草模様の絵、笹か、ササッと描いてある。器のわん曲ぐあい、しなやか、柔らかい。いいカーブや。

 

 どんな食材を乗せたらいいのかなあ。饅頭じゃないなあ。そりゃあ、お造りか、寿司の握りや。どんな盛り付けにするかなあ。彩りも大事や。料理人、考えるなあ。京都近美で今、開催中の「北大路魯山人の美 和食の天才」展へ行った。ポスターの織部俎板盤、本物はどんなんか。鉢、壺、椀、扁額、屏風…など見て、展示の最終コーナー、注目の皿が出てきた。

 

 

ガラスケースの中、しっかりと見た。ちょっと屈んで、ぐるっと回って見た。昭和24年、魯山人が66歳のとき制作で、今からも66年前という。もう古くなっているけど、皿はサラ??。音声ガイドは17番。~途方もない考えがないと、途方もない結果は生まれない~と言う。そらそうや、普通じゃ、変わったんは出てこない。台所の裏道具、俎板を器にするという型破りの発想があってこそ~と音声ガイドさんは言う。さらっと見ず、じっくり見た。

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2015年8月 9日 (日)

冷麺研究、その結果は?

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急に冷麺づいた~わけではないけど、この猛暑、昼に冷麺また冷麺、合わせて一週間に4度、お腹に入れた。それも同じでない冷麺にして…。まあ、言うなら、遊びごころの冷麺研究。店により、麺は?、具は?、値段は?~、その研究成果、ちょっと披露しよう。

 

 麺は冷たい。それがまあ、基本や。氷の塊がごろり…、入ってない店もやけど、あると涼感がある。麺のスープは酢味で、辛子、マヨネーズ混ぜ混ぜ。最後にこのスープを啜るかどうか、職場の皆さんに聞くと、啜らない派が多い。鉢を持ちあげ、口に直接つけるのは?品が…と言うことだろうか。食は格好やない。味は好みが一番や。啜ったら旨いでえ~。

 

 京都タワー地下、中華の「塔苑」さん、今、冷麺フェア開催中。ハム、海老、焼き豚、蒸し鶏の4種ある。美しさで海老、味では蒸し鶏やった。値段は単品で780円。滋賀県庁の職場近く、鍋焼きで名の通る「味はさかえ」さん。ここは、具が多いでえ。海老天、カニ身、椎茸、焼き豚、トマト、胡瓜…。酢の効いたスープも飲めるようにレンゲ付き。配慮があるねえ。値段も最安値の650円。さすが、味はさかえ、店もさかえるでえ~。

 

 もう一軒、JR大津駅近く県教育会館のグリーフは日替わりメニューで出て、モヤシ、錦糸玉子、焼き豚入り、コーヒー付き820円。 ※ 採点結果、味と量ならさかえ、美しさで塔苑、コーヒー付きならグリーフかな。

 

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2015年8月 8日 (土)

穴場で見たびわ湖大花火

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ドーンドーン、ヒュルルヒュルル~これは一発、一発。と思えば、いきなりドドドドン、ババババ~ンと乱発。これ、打ち上げ花火の醍醐味やなあ。一発、一発の大輪がパッと開く。乱発で重なる輪が夜空に広がる。幾つもの輪、ワッ!凄い、凄い。どうしてもワアワア?…。

 

 琵琶湖名物の大花火大会、1億円使って、湖上に1万発。今年も昨夜午後7時半から1時間、ドドンがドン!と上がり、主催者発表で35万人が見た。テーマは文化庁認定、日本遺産になった琵琶湖の水辺の景観とビワイチ。見上げた夜空そら~、見事やったあ。ワンポイント、洒落たあ。この花火大会の開催、もう何年になるか、30年、いや40年か。

 

自宅は山科、職場は滋賀県庁前の大津。まあ、毎年のように見る。大津港の特別観覧席、いま解体中の滋賀会館屋上…色々やけど、今年は歩きながら見て、浜大津まで行って、午後8時半のフィナーレの前、帰り混雑の前に電車に乗って~と考え、最初は県庁の噴水前へ行ったら…である。滋賀会館解体、建物が大方、消えて、正面に花火が見える、見える。歩き観賞やめて、居座り観賞に切り替えた。上の花火写真はここから、知っている強み、穴場やったあ。

 

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2015年8月 7日 (金)

智積院の暁天講座は得々

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 ことわざに「早起きは三文の徳(得)」とあるけれど、三文どころか、朝からJRの昼得切符より得をした。京都東山七条下る、智山派総本山智積院の暁天講座である。どんな徳があったか、それはそれは沢山あって、それが無料というから、びっくり仰天?暁天講座~!。

 

 夜が明けた暁の頃に開くから暁天講座。これ、百年前、清水寺貫主の故大西良慶さんが説教した「うらぼん法話」が始まり。今ではお寺の多い京都の夏の風物詩という。清水寺、知恩院など暁天講座巡りしたこともあり、今回で59回の智積院にも行っている。智積院さん、〈ちしゃくいん〉と読む。川崎大師や成田さんを管轄する真言宗智山派総本山である。

 

 経験則から言うと、智積院さんの暁天が得々や。ペットのお茶が出て、銘入りの扇子がもらえて、大日如来さんの金堂で講演。今回は東京ディズニーの前運営部長の話を聴いて、それで大広間の会館へ移動して芋粥や。冷奴に牛蒡の漬け物つき。ありがたい、おいしい、もったいない。特はまだあった。普段は有料の長谷川等伯の国宝障壁画と利休好みのお庭の無料鑑賞。午前6時開講で早起きしたけど、得は三文どころか、得倍??。

 

 江戸時代の一文は今のお金にして幾らか。一応、1両=4000文が公定。時代により1両=4000~9000文と幅があるが、1両を現代の金額に換算した値も5万円~20万円。これに基づき、1文=約6円~50円とすれば、平均値で一文は20円。 ※ 第59回智積院暁天講座2日目の甲講師は安孫子薫さん、東京ディズニー元運営部長。

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2015年8月 6日 (木)

疎水の親子鴨は行く

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鴨が来た、来た、こっちへ来た~。早く早く、ヘイ!カモン~。子どもの鴨もいるのかな。それなら、ヘイ、カモン!ベービィ!。岡崎の京都近美帰り、平安神宮に通じる疎水に掛かる朱色の橋から鴨が見える。1羽、2羽、3羽、4羽…、西から流れに逆らい、東へ東へ~。

 

親子鴨かなあ。付かず離れず、4羽が一定の距離を保っている。流線型に進んだり、横一線になったり…。疎水は夕陽が落ち始め、緑色が濃く、深く、きらめいている。鴨がその中を泳いでいる。最初に見たときは6、70㍍向こうだったのに、短い足をかき、尾をヒラヒラさせながらだんだん近づいて来る。欄干によりかかり、デジカメをズームに引っ張った。

 

京都近美へ行くおり、地下鉄東山駅で下車、白川を歩いたけど、そのときも鴨を見た。それも4羽で、潜ったり、立って羽をバタつかせたり…。この日はよほど、鴨に縁、カムカムエブリデー?。鴨が橋の下へ入った。車道を横切って、京都市美側の東へ。橋幅は車道と歩道幅で20㍍ほどか。鴨の橋下くくり、ちょっと、時間がかかっている。鴨鍋はまだ早い。あっ!出てきた。良かったあ。親子仲良く、寝ぐらへ~かなあ。夏疲れ、しっかり寝えやあ。

 

 

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2015年8月 5日 (水)

私は「WA・TA・SI」~

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この私は私で、彫刻の題は「WA・TA・SI」。茨城県立鉾田第一高校3年、村澤佳純さんの作品。全国高校総合文化祭の美術・工芸部門で、滋賀近美へ入ってすぐのロビーに展示してあった。作品目録によると、大きさは76×91×115。大きな顔の彫刻である。

 

 「私」は粘土づくり。ご本人知らないけど、この私、村澤佳純さんかなあ。彫刻はおさげ髪の女性やけど、作者の佳純さんのお名前、なんと読むのか、男性みたいにも思うし、ひょっとして、私が私でないかもしれない。私って、公でない個人の私であって、川のわたし舟ではない。まあ、細川たかしが歌った♪~わたし馬鹿よね、おばかさんよね~♪のわたし?。

 

 この私、どこか気になる。デジカメ持って、屈んで、正面から斜めから、後ろから写真を撮った。おさげ、髪は耳を出して、首まである。長い髪、ウエーブはない。大きな耳、よう聞こえて、運勢上は福耳と言い、お金もちになれる耳や。全体に赤ら顔。ほっぺも鼻もぽおっとして、幼さがある。眼は一重、黒目部分が大きい。少し開けた口元から白い歯が見える。歯並びは綺麗や。眉毛はおさげが被っているけど、薄そう。さて、私の私?誰なんやろう~。

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2015年8月 4日 (火)

女子高生が描く女子高生の青春

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ジーパンの股から覗いて「Hello!!」~。海かな、川かな、足が水に浸かって、顔は逆さま、両手はピース。山口県下関南高校3年の西野里咲さんのアクリル作品、面白い構図や。股覗き、今度、また?。会場展示の作品、どれもいいね!、いいね!若いなあ。

 

 滋賀県で初めて開催の第39回全国高校総合文化祭。瀬田の滋賀近美へ行って美術・工芸部門を見た。会場、工芸作品は廊下にまで、溢れて、ろうかな?と思うけど、何しろ、全国336校407点もあって、ろうしょうもないのかな。絵画の女子高生が少女高生を描いた作品に焦点をあて、会場を2度回った。喜び、苦悩、夢、不安…、作品はみんな青春してる。

 

北海道おといねっぷ美工3年、菅原結さんの油彩「もう私は甘くない」。これって、なんか感じさせて、芸術性が高い。作品レベルも甘くない。展示作品の題は「黄昏」「読書」「時への畏れ」など。「つよがりな紅」は少女から脱皮かな。これは山形県新庄北高校3年、岩渕彩加さんの油彩。そう無理したらあかんよ。佐賀県武雄高校3年の福田菜月さんの油彩「今日」は額から手が出て、ぶら下がり。枠にとらわれない創作力。みなさん、感性ええでえ、大事にしいや。

 

 写真は左から「Hello」「もう私は甘くない」「つよがりな紅」「今日」。

 

 

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2015年8月 3日 (月)

インドのドライカレー、ビリヤニ

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ナンかな、カレーかな~なんにしようかなあ。いや、ナンに決めたのでなく、選択中のなんにしようか?。インド&ネパール料理店へ来て、メニュー表を開いて~である。右側の項、なんでもない、カレーでもないその他に「チキン ビリヤ二」。なんかわからないままに頼んだ。

 

 JR瀬田駅前ロータリーから東北へ3分ほど。前に地元の洋画家のYSさん(6?)の案内で行ったら休日だった。滋賀近美へ行く前に、確かこの辺りと、思い出して行った。インドとネパール国旗の掲揚してある。店前で、看板みていたらインド人の店員さん、戸をあけて、ウムを言わさず、どうぞ!の誘い。それで、真ん中のテーブル席で初めての「ビリヤ二」だった。

 

 メニューによると、ビリヤニはインドのドライカレー。サラダととスープ付き。辛さは6段階あり、普通を選んで待った。聞くと、インド人3人の兄弟経営、6年目とか。待つこと10分、チキンのドライカレー、どらいなっている?と思ったら出てきた。人参、ナッツ、胡瓜がキチンとドライに埋めこんである。さすがにチキン?。スプーンで一口、二口…、辛さは普通選択なのにピリリ、ピリピリ…。汗は頭から背中へ、涙まで出て、いやまあ、ドライな盛夏、辛かったあ~。

 

 お店はタージマハルエベレスト瀬田店。瀬田駅前東児童遊園地の隣。

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2015年8月 2日 (日)

お化け展の骸骨さんたち

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あれえ、うらめしやあ~、骸骨がうさぎのダンスみたいに踊っている。♪~そそら そらそら 骸骨のダンス タラッタラッタラッタ…骨でほれほれ~♪って感じや。あばら骨の骸骨は5人、いや、5体? 真ん中の1人、いや、1体…右手に扇子、ほねほね踊っている。

 

京都伊勢丹7階美術館で、夏企画の「奇々怪々お化け浮世絵展」やっていて、仕事帰りに行った。北斎、広重、豊国、国芳…江戸の名だたる浮世絵師が浮世を離れて、怖いぞ!怖いぞ!と描いている。皿数えのお菊さん、井戸からニューと出て、1枚、2枚…、片目がつぶれて怖~い。怖いのより、漫画みたいなお化けさんはいないかと、探して展示会場回った。

 

何か用かい!と妖怪が出て、落語の高座でもないのに一つ目が出て?。幽霊は足がなく手が垂れて…やけど、骸骨は足もあり手もある。明治の日本画家・梶田半古さんが描いた「月下骸骨踊り」は、手も足も、いい振りしている。北斎さんは骸骨囲碁遊び。対局中の骸骨さん、よく見ると、その一手、しまった、しまった、島倉千代子~と、頭をかいている。骸骨もヒトや。いや、面白い。国芳さんは恐竜みたいな大骸骨。コツコツ…、描いたんやろなあ。

 

 伊勢丹展は8月16日まで開催。

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2015年8月 1日 (土)

昼食でスエヒロへ行く

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なんちゅうたかて、ビフテキのスエヒロやでえ。富士山の溶岩石の石板で、ひと口サイズにカットしたステーキ肉をジュジュ~と焼くんや。そう書いただけでも、舌がヨダレヨダレしてくるやんか。それで食べたか~と言うと、ステーキなことはまた今度にしたでえ。

 

 京都駅八条東口の京都アバンティ地下1階。レストラン街、トロ麦に杵屋に…店は12、3軒あって、スエヒロさんは入り口直ぐや。アバンティのリニュアル情報あって、今のうちに一度は~と昼に行った。ハラミステーキのおまかせランチで1550円やけど、大津からの勤務中の越境ランチ。ここはぐっとこらえて、安いの、安いの~で、豚バラやった。

 

 値段? これ以上安いのはない900円。そういうても、サラダ、豆腐味噌汁ついて、漬け物に豚バラにモヤシや。ご飯は茶碗に山盛り。店内は午後1時半回って、すいている。後ろの4人テーブルで男女2人客。~へえ、別居すんのん~と女性の声。振り向きたかったが、我慢、我慢…。ロース、ヒレあっても、我慢、我慢…。豚ばらでも、ジュジュいうでえ。ちょい堅目やけど、味はええでえ。900円、900円…、贅沢いうたらあかん!。

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