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2015年7月

2015年7月31日 (金)

若沖さんちと蕪村さんちの距離

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 さあ、ここからや。朝日夕刊コラムに「若沖と蕪村、890歩の距離感」と載って、ホンマかな?と歩いた。スタートは蕪村さん宅跡。烏丸仏光寺西入ルで、68歳で没した地に石碑と駒札が立つ。ここから、四条烏丸を超え、青物問屋だった若沖さん生家跡までや。

 

 いま、滋賀・信楽のMIHO MUSEMで、生誕300年、同い年の天才絵師「若沖と蕪村」を開催中。東京・サントリー美術館では14万5千人が鑑賞した人気の展覧会。朝日新聞の生活文化部長・山盛英司さんは、2人がご近所同士と知って、美術館鑑賞帰り、京都まで来て実際に歩いて検証した。その結果は「890歩、12分だった」という。

 

 コラムは「近所同士なのに手紙のやりとりの記録もなく、異なる画風とライバル意識で、微妙な心の距離があったのでは」と奥深く書いてあるけど、我が方は執筆した山盛さんの歩行検証の、その検証。仏光寺通りから烏丸へ出て、東から北へ、1歩、2歩、3歩と頭で歩数を読み、信号待ちで汗も拭きつつ歩いて、錦市場の若沖生家跡を示す鶏の絵看板へ。さて、どうや!、820歩、10分。山盛さんより、短く早く着いた。この差、足の長さ?、エッヘン!。

 

 伊藤若沖と与謝野蕪村はともに正徳6年(1716)生まれ。若沖は彩色鮮やかな花鳥図を得意とし、蕪村は俳人として名声あり、文人画技法に山水図を描き、2人は江戸時代、京都画壇を代表する絵師。 ※ 信楽のMIHO MUSEMの展覧会は8月30日まで開催。

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2015年7月30日 (木)

気になる木シリーズ

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このところ出かけると、木が気になる。春夏秋冬、一年中、ずっと同じ所にいるのにキイキイ言わない。10年、20年…100年、500年…と、樹齢を重ねても、黙ってそこにいる。日立の樹のCMじゃないけど、~この木なんの木、気になる木~紹介しよう。

 

 京阪石坂線の石山寺駅降りると、ヤナギの老樹。瀬田川に沿った広場、風に吹かれて、柳の新芽が右に左に。樹齢?石山寺詣での紫式部知っている?いや、そこまでは。JR大津駅から湖岸へ大津地裁。正門の左にクスノキの大樹。左右対称ぶりがお見事。公平な裁きの象徴みたい。信楽の美術館・MIHO入り口。幹から枝分かれの美し松、よくミホう~??。

 

 ここまでは、気になる木の滋賀県内編。ここからは県外へ入り、京都府南丹市のるり渓GC東コース。霧が出た日に行って、Xマスツリーみたいな木が1本、2本、3本…、ニュニュと。スギかなあ。いや、あんまり考えすぎたらあかん。神戸の阪急御影駅近くの弓弦羽神社境内に樹齢が推定350年のムクノキ。足の向くまま入って、見た。神戸市指定の天然記念物。県内外、どの木も樹齢を重ねても、一年に一度は、若葉を出す。その時、老樹の青春!

 

 写真は左からヤナギ、クスノキ、美し松、Xマスツリーみたいな木、ムクノキ。

 

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2015年7月29日 (水)

琵琶湖のなぎさ、夏の夕景

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写真は出会い、その時、その時の出会い…。これは、琵琶湖のなぎさ、夏の夕景との出会い…。梅雨明け宣言が出た夏の始まり、海の日を含む3連休の真ん中。信楽の美術展へ行っての帰り、石山から膳所まで出て、湖岸のなぎさを歩いて、琵琶湖の夕景との出会いである。

 

 びわ湖ホール側から湖岸へ出た。夕方、午後6時50分を回って、まだ明るい。湖は凪いでいる。風は少し、暑さも冷め始め、ゆっくり歩く。自転車で走る人がいる。釣り人がいる。犬と歩く人がいる。夏の夕暮れ、それぞれ。西に比良、比叡…、東に近江富士…、北に伊吹山と言いたいけど、見えないなあ。琵琶湖大橋…少し見える。どの景色にも癒しを思う。

 

 湖岸は藻が多い。カルガモ、藻と遊んでいる。もう夕方、遊びはもうよそう…、こんな洒落、もういい?。大津プリンスホテルと琵琶湖汽船ミシガン。トンボが屋根にいる浮き城…、夕陽が山影に沈み始めた。湖面と山並みと空の陰影…いんねえ。夕景のグラデーション。浜大津の噴水、高く、高く…。暮れると、赤、青、黄色と色がつく。比叡の山際の黒い雲が虹色に染まった。にじんでいる。いい色、いい夕景、そうはない出会い。今日も生きてたあ~。

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2015年7月28日 (火)

「美味皆快」の店名由来

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洒落好きとしては、ちょっと気なる店名である。いや、ちょっとどころか、随分と気になる。炭焼ダイニング「美味皆快」で、4文字熟語みたいな店名。看板の読み方の平仮名がふってあり、「みみかいかい」。思わず、我が耳さわって、かゆいの、かゆいの~飛んでいけ!

 

 お店、どこかというと、JRと京阪の膳所駅を湖岸へ行くときめき坂。そこを下がって、三叉路があり、その西側の角っこあたり。街歩きで、新しいお店、洒落た店名や~と見つけて、「美味皆快」の店名由来が知りたくて、入ってみた。個室感のあるテーブル、奥も広く、町屋ふうで、感じがいい。一人で話を聞くには、調理場が前に見えるカウンター席が一番や。

 

 聞くにはタイミングがある。まずは注文、定番で生チュウ頼むと、バイト店員さんも生チュウ持参で、カンパ~イ!ときた。雰囲気づくりが巧い。店員さんの生チュウ、黄色と白の毛糸、生に似せた生。ナマなかのパフォーマンス。ソース二度づけ禁止の串カツ、出し巻き…、もういいかなと、店名由来聞く。前の店は「きてや」、リニューアルのおり、耳かゆくなって、ひらめいた~と店長さん。忘れぬ店名「美味皆快」―、ほんまかいな、そうかいな。

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2015年7月27日 (月)

烏丸丸太町はどう読む?

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 そう読めば、そう読めないこともないけど、今時の女子大生なのかなあ。京都の難解地名は色々あり、烏丸丸太町は「からすま まるたまち」なんやけど、どう読んだかと言うと…、これを「からす まるまる ふとるまち」と読んだ。いや、確かに、読めるなあ!。

 

烏丸丸太町―、地下鉄の駅があって、すぐ東に京都御所があって、西北に京都府庁があって、南には京都新聞もある。平女(へいじょ)と略す平安女学院大学も北西にあって、ここの女学生さんが京都市交通局と一緒になって、地下鉄沿線ガイドのフリーペーパー「きゅんきゅうKYOTO」を創刊した。その案内の最初が、ちょいと洒落読みの、烏丸丸太町だった。

 

ヨドバシカメラの昼食帰り、地下鉄京都駅のエキナカ広場で、創刊号発行のキャンペーン。市交通局のゆるきゃら・みやこ君も登場、女子大生もPRに努め、賑やか。手にした創刊ペーパーはA4サイズ、カラー刷り4ページ。国際観光学部の学生さん4人の写真つきで「私たちが地下鉄スポットを取材、制作しました」と。創刊フロントページは平女の敷地内にある有栖川宮旧邸の紹介、そこへ行く駅が「からす まるまる ふとるまち」!。

 

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2015年7月26日 (日)

初めての焼肉トラジ

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そうや、まだ入ってない店に行ってみよう。大津から京都へ、府県越えの昼食タイムで、駅前のヨドバシカメラ6階飲食街。薩摩はやと、からり、大山、とろ麦、チャンチ、但馬屋…、飲食街20店近く、大分行っている。串カツ物語、鎌倉パスタ、焼肉トラジはまだ…。

 

 初めての店、どこに?、どこに?とクルクル回って、前から一度は…と思っていた焼肉トラジへ。おすすめランチは煮込みハンバーグ千円、限定10食という。これが、この店で一番安そう。もう午後1時半、まだある?と確認したら、あるという。ホンマに限定10食?と思い、良かった!と思い…、複雑。店内は細長く、薄暗く、広く…、4人掛け席に座る。

 

 店名トラジは、朝鮮半島北部の山野に咲く白い花の桔梗という。朝鮮2大民謡、アリランと並ぶトラジ。釜入り、アツアツとハンバーグが出てきた。本場キムチある。ワカメスープ、野菜サラダ…、デジカメで写真どう撮らじ?。キムチ、舌にきむちいい?。海藻ワカメ、いまさら頭を気にして、ばかめ?。ハンバーグの肉汁ジュシー。◎三つや。コーヒーも出て、なんと棒のアイスキャンデーも。千円は安い。店のフレーズ~おいしさは人生の一部です~。

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2015年7月25日 (土)

その時、歴史を動かした小早川秀秋

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「その時歴史が動いた」と言えば、天下分け目・関が原の戦いの小早川秀秋の西軍から東軍への裏切り。東軍は家康嫡子・秀忠が信州で真田昌幸の抵抗で参戦に遅れ、西軍優勢で始まった戦いは、19歳の若き殿・秀秋が、家康の裏切り催促の発砲で東軍について決まった。

 

 京都文博の大がつく関が原展、もう一枚招待券があって、後期から展示の小早川秀絵像が見たくて、また行った。秀吉の正室・北政所ねねを祀る京都・高台寺所蔵。なんで、このお寺にあるか、秀秋はねねさんの甥だからか。秀吉の政治戦略で、毛利家に属す小早川家に養子へ出て、秀秋は国を変える歴史の人物に。会場は4階から3階へ、決戦の時で出ていた。

 

 衣冠装束をつけた縦長の軸絵。関が原の裏切り論功で岡山城主になったが、2年後の21歳で没しており、絵はその翌年に描かれたと~と解説にある。会場は撮影禁止なので、チラシ裏の絵をデジカメ・マクロで撮ったのが、上の写真である。なんか、人が良いというか、はっきりしないというか。会場出てギャラリー。元NHKアナ、その時歴史は動いた~の松平定和さんの著書「謀る力」を買った。秀秋さん、謀ったか、謀られたか、どこかはかない。

 

 小早川秀秋 筑前国名島城主。北政所の甥で幼少期に豊臣秀吉の養子。文禄二年、小早川隆景の養嗣子。石田三成挙兵時、秀秋は西軍で伏見城攻撃に参加するも、黒田長政らの説得を受け、関ヶ原では戦いの半ば、西軍から離反、合戦の行方を決定づけた。

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2015年7月24日 (金)

祇園祭の宵々山は良い

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祇園祭の宵山はどう良いか?、前日の宵々山へ行った。提灯が点く前、お囃子が鳴る前、日ざしがあるうちに山鉾町を歩いた。歩き方?そりゃあ、良い良い?。新町の北観音山あたり、創業1915年の藤井紋さんは、屏風祭り開催中。格子窓からの覗き、おとがめなし?。

 

みなさん、変わりベンタンで覗く。ズズっと奥へ奥へのお座敷、懸装飾りの山あり、能面絵などの屏風あり、古時計あり…、さすが老舗の紋屋さん。おうちにお宝、どれだけあるか、思うだけでも悶々。通り一本東へ行って室町通り。風呂敷老舗の宮井株式会社は4階建て本社ビルに7㍍20㌢、世界一サイズの唐草模様の大風呂敷を吊るした。これぞ、大風呂敷!。

 

宮井さんは祇園祭の後祭に出る鯉山町内で、風呂敷の唐草に故意に鯉絵。前祭に出る山伏山は蛸薬師あたり。町屋2階の山伏人形、タレ眼かな。細い路地の会所飾りに前引き幕の麒麟刺繍。奥の蔵に茅の輪くぐり。一袋400円の茅の輪煎餅も販売。錦通りまで行くと、表なのに占出山。江戸の儒学者・木下順庵邸の奥路地、三十六歌仙幕の新調展示あり。烏丸通り出て、孟宗山会所。山郁夫の胴懸「砂漠らくだ」や。さすが、宵々山、みな良い良い~。

 

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2015年7月23日 (木)

元祖豚まん・老祥記

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 豚、豚、子豚~やない。豚、豚、豚饅頭の元祖やでえ~。神戸元町の南京町の老祥記さん。大正15年創業、今年で100周年や。ちゃんと言うたら、豚饅頭やけど、豚まん!と言うた方がわかりやすい。551の豚まんも旨いようやけど、老祥記の豚まんは並ばなあかん。

 

 何時行っても、長い列が出来ている。店前の赤暖簾まで、日により、時間により50㍍、100㍍、300㍍…、お店の名前が老祥記で、ろうしょう?かと思うほど並んでいる。三ノ宮から足を伸ばし、南京町へ来たからには~だ。北京ダックの次、何年ぶりかで、ここの豚まんや。並びの列10㍍、警備員さんが今日は空いているよ、写真撮ってあげる~と言う。

 

 頼んでないけど、断る理由もない。一人写真、照れ隠し、ピースして撮った。店の中でも並んで、店内で食べますか~と聞かれ、3個頼んで、テーブルに。調理場作業、包んで、蒸して…白服の店員さんが激しく、手際よく動く。最初はそのままで~と食べ方指南。そう大きくなく、皮が柔らかそうで、ふわっとした豚まんや。肉汁…、ジュジュと舌にくる。甘みがとろける。1個90円、手ごろや。次は醤油に辛しをつけ…、う~ん、美味しい!、ろうしょうもない?。

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2015年7月22日 (水)

ワイン無料試飲会

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 JR京都駅地階の東口改札出て、ヨドバシカメラへ歩いていて、試飲してみませんか?と呼び止められた。エキナカ広場、ワインの無料試飲会である。試飲―、客も多くわりに賑やか、シイン~とはしていない。呼び止められ、足が止まったけど、平日勤務中、どうしよう。

 

 若い男子の営業さん。なんで声をかけたん?と聞くと、お見掛けして、ワインがお好きかな?と。いや、回答は100点満点。出来る営業さんや。よく帰りの大津駅前のスタンド林屋で白と赤、ワイン2杯は飲む。味の品定めは、まるで???やけど、まあ好きや。試飲の丸い椅子に座ると、白か?、赤か?、運動会みたいに聞いてきて、加えて、甘口か、辛口か~と。

 

 「フランスが中心ですが、イタリアもアメリカもあります。どこの国にしますか」と質問は多い。勤務中、そうは飲めない~と言うと、私も勤務中です~と。いや、違いない。営業さんお勧めで、イタリアの14年もんの白ワインが出てきた。ちょこプラ容器。知ったかぶり、少し匂いかいだ。服務規程、気にしながらふくむように?。自宅用にどうですか?と営業さん、しきりに勧める。銘柄はイタリアのカマイオル。どうりで、よくかまいよる?。

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2015年7月21日 (火)

神戸・弓弦羽神社の八咫烏

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おやっ? これ、石のサッカーボール。ややっ!矢に3本足のカラスが乗っている。日本サッカー協会のシンボル、八咫烏(やたがらす)。あれっ? 絵馬札は丸いやんか。絵は八咫烏や。ボールさばきが上手に!サイドを切り開いてゴール!など願い事が書いてある。

 

ここは神功皇后ご縁、神戸の弓弦羽神社である。弓の<ゆみ>と、弦の<つる>に羽の<はね>を加えて<ゆずるは>と読む。阪急電車御影駅のすぐ近く、お隣の香雪美術館へ行っての帰り、なんとはなしに境内に足を踏み入れて…だった。ご当地、御影石造りのサッカーボールに囲いがあり、奉納はJリーグのヴィセル神戸、INAC神戸レオネッサと出ている。

 

なんで、この神社がサッカーなんやろ。神社のHPで調べると、1200年前に熊野大神をお祀りしたのが始まり。八咫烏はそのお使いなので云々~。日本サッカー協会の八咫烏は3本の足でボールをつかむが、この神社は矢に乗って一直線に目標を向かう導きの八咫烏だという。同じ八咫烏でも、ボールをつかむか、矢に乗るかー、やや違いがあるようだ?本殿のまん幕、社務所の屋根に八咫烏の絵と像…、これ、参拝客呼び込み作戦、ヤッタあ!。

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2015年7月20日 (月)

初めての香雪美術館

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香雪(こうせつ)美術館って、どんなんやろう?なんで香雪なんやろう?。この美術館で開催中の企画展「絶景 瀟湘八景図」が主催する朝日新聞の記事や広告でよく出ており、知人に招待券もらったので、行った。京都からJR、新快速の芦屋で乗り換え、住吉で降り、坂道を上った。

 

 阪急御影駅下車も選択肢だったが、JR昼得切符の魅力というか、魔力に勝てず、駅から山手へ熱暑の坂道を歩いて10分は徒歩かった?。チケットの地図みて、汗かきかき、まだか、まだかで、樹木が覆う香雪の杜が出てきて、阪急電車が見えて、石垣囲いの美術館だった。赤い緋毛せん、赤い傘の庭を通って、桐の紋を描いた扉…、う~ん、ここかと入った。

 

 美術館は2階建て、そう広くはない。1階入り口、朝日新聞創始者・村山龍平氏の胸像がある。今年高校野球100年、豊中球場で始球式した、袴姿のあの人や。奥さんの藤子さん、美術館初代理事長・村山長拳氏の写真も。香雪は龍平さんの号で、村山家が代々、蒐集・所蔵した国内の美術品を展示している。美術館も屋敷が重要文化財になった広大な村山邸の一角だった。瀟湘八景図展開催の美術館のこと、初めて行って、しょうしょう?わかった。

 

 瀟湘八景図は中国・湖南省を流れる二つの河(瀟水と湘水)が合流する洞庭湖周辺の景勝地を描く。この瀟湘八景になぞらえて、近江八景、金沢八景などが生まれた。展覧会は瀟湘八景図を起点とする山水図、名所絵、風景図を紹介。会期は7月26日まで。

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2015年7月19日 (日)

祇園祭宵々山の屋台焼きそば

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いや、これは、凄い、なんとも、ダイナミックやんか。日本三大祭りの一つ、祇園祭の宵々山で見た屋台の焼きそばの山である。大きな鉄板の上、麺が盛りあがっている。炒めて、混ぜて、盛って、ジュウジュウしている。山伏山、孟宗山…これは、焼きそば山?。

 

 宵々山見物、ブラブラ歩き。四条通りから新町、室町など回って、歩行者天国になった烏丸通りへ出た。四条通りから御池まで、屋台また屋台…、あんまりあって、やったいな?くらい。蛸薬師あたりだったか、地下鉄駅へ歩道側を歩いて、車道に出ている焼きそば屋台を後ろから見た。エプロンのお姉さん、コテを持って、山盛りの麺、こってり焼いている。

 

 後ろから見た大きな鉄板、左側に焼きあがり麺、右にこれから焼く麺が山のよう。店前、祭り団扇の浴衣の若いお姉さん、うちわ!まだか~と待っている。屋台は3人体制、いや、もう一人、屋台裏にキャベツ切り専門の学生バイトさん…、炒め混ぜのコテさん、フル回転や。歩道、北へ歩いて、焼き蕎麦屋台は7、8軒に1軒は出ている。味自慢、屋台の定番、一食入魂、大阪本場天神さん…、どの屋台も人溢れ、麺溢れて、蕎麦はそばで食べてやあ~。

 

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2015年7月18日 (土)

超BIGみたらし団子

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うずら玉子より大きく、鶏卵より小さいけど、それが、みたらし団子だと、確かに大きい。英語で言うなら、ビッグやけど、このビッグに日本語の超までつけて、チョー!BIGと言うと、ちょ~とビッグリ?する。これがまた、人気があって、売れているそうな。

 

 滋賀県庁前から散策兼ねて、湖岸へ出て、浜大津のアーカスへ昼食に行ってだった。琵琶湖汽船経営の「湖の駅」前に黒板看板が出ていて、それが「超BIGみたらし団子」。串刺しの団子イラストが描いてある。大人気商品、絶賛発売中という。看板が大きくて、それは、それは目立つ。レストランでおばんざい定食すませ、どれかな?と売り場へ。

 

 北海道土産・白い恋人みたいなクッキー「琵琶湖の初恋」の隣にビッグな団子はあった。プラケースの中、すけて見える。竹串に刺した団子は1本に3個、2本で6個、きなこも付いている。安いのか、高いのか、ひとケース390円。団子は近江米100%で、甘そうなタレが、タレにも断らず?塗ってある。職場土産に1ケース。女性職員さん6人に1人1個。感想?は♪~黒猫のタンゴ、タンゴ、タンゴ~僕の恋人は甘い団子~♪だったかな?。


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2015年7月17日 (金)

日本画の富士山名品展を見て…

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日本の象徴、富士は二つとない不二。文化勲章の画家・横山大観は、神々しく、尊く、輝くように描いて「霊峰不二」と名づけた。栖鳳、大観、古径、竹喬ら、近代日本画家は富士山をどう見て、どう描いたのか。京都伊勢丹美術館で開催の富士山名品展へ行った。

 最初の展示室、大観画伯の富士が4点並ぶ。どの絵も白い富士を神秘的に描いている。絵から2歩3歩離れて、俯瞰的に大観した。うん、なるほど…、大観のスケールが大観できる。大観を大観?、うまい洒落って!、いや、そんなあ。京都画壇異色の画家、富田渓仙の富士は前景の山々は墨、富士は群青色。解説では、色対比で富士の高さを描いているという。

 

画家は富士を心にどう焼き付け、どう描いたか、様々である。会場展示の富士は34点。行って、戻って、また行って見た。白い富士が多いけど、赤富士は目まで染まる。院展画家・小松均の赤富士は、ふるさと山形の最上川を滔々と描いたのと同様、大きく迫力がある。赤富士の連作で有名な横山操の作品は、描きよう、あかさない?。川端龍子は雷鳴の富士。稲妻が金色に光り、音まで聞こえそう。二つとない不二、描いても二つはない。

 

 上の写真は左から富田渓仙、川端龍子、横山操、ポスターの横山大観の「霊峰不二」。

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2015年7月16日 (木)

南京町の北京ダック

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これ、北京ダックやでえ~。クレープに包んで、500円やでえ~。JR三ノ宮から元町まで歩いて、日本三大中華街の一つ、南京町である。東西270㍍、提灯、壁、飾り物…みんな赤い赤い…派手や。東側の長安路から入って、右側見て、左側見て、北京ダックやった。

 

 お店は「青年華人工場」と出ている。店名が青年?若い店員さんが多いような。店先、ステンレス皿に鴨が丸ごと乗せてある。羽根なく、首ない。もう焼いてあり、皮にたれ、ツルツル光っている。鴨は5、60㌢以上か、大きい。これが、北京ダックのアヒル~、と見せてある。北京料理のエースや。知っている中国語、イイガ~!と注文した。一つやでえ~。

 

クレープ包み、白ネギが見えている。そや、鴨がねぎを背負っている~の鴨ネギや。相性がいいんや。ヘイ、カモン!や。お店は間口広く、奥に客席もあって、タレをつけてもらって、奥へ入った。そうや、ビールも相性がいい。また、知っている中国語が出てきた。ビジョ、イイガ~。ビジョは美女でなくビール。美人は確か、ピャアレン。北京ダックの味、どうか。白ネギはサクサク。鴨肉、薄く切って挟んである。味?ドナルドダック、面白い味や。

 

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2015年7月15日 (水)

自然コケ~、たかがコケ、されどコケ

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まあ、このコケ見てください。どれも緑々して、息して生きているんです。一つ一つが力あわせて、かたまりになって、綺麗でしょう。見方によってデザインアート、考え方によっては生命を思います。たかがコケ、されどコケです。コケにしたらあかんぜよ~のコケです。

 

 コケにしたら~のコケは、漢字で虚仮と書いて、実態のないことす。山口百恵さんが歌ったプレーイバックPart2。♪~馬鹿にしないでよ~♪ですね。いや、脱線ですたい。もう一度、プレイバックして、実態のある自然コケについて。写真のコケ、どこで撮ったか~と言いますと、左はJR湖西線和邇駅から徒歩15分、天皇神社境内の老樹の幹あたりです。

 

 この天皇神社は牛頭天王社のことですけど、コケは君が代の歌詞にも出てきます。~さざれ石の、巌となりて、コケの生すまで~。国を思い、天皇を思いです。コケのむす~は蒸すでなく、生す~です。調べて、勉強になりました。次は石垣にへばりついたコケ。小野神社へ行く途中、人知れずでした。右側の写真2枚は初夏の散策中。三井寺境内の老樹コケは千年、コケも専念?。朝陽とコケは長等山の山道で撮影、こけたらあかんと撮りました?。

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2015年7月14日 (火)

若者ファッションは「チャイハネ」

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それはもう「チャイハネ」「チャイハネ」している。帽子、カバン、ピアス、サンダル…、店内は上や下や横に…、商品商品している。書き込み、どれにも、なんやかんや、一杯書いてある。若者のファッション店「チャイハネ」、どんなんか、チャイと入ってみた。

 

 京都は四条通りから北へ、寺町を行くか、新京極を行くかで、寺ブラにした。寺町と言うと、その名の通り、かつてはお寺お寺していた。今も少しはあるけど、まあ、若者の町に様変わり。昔からの名代すき焼き「キムラ」を過ぎて、はす向い。モツの提灯がぶら下がるホルモン屋さんの隣あたり、そこが世界の若者仕様のファッション店「チャイハネ」。

 

 店前はサボサンダルが山積み。サボの意味、さぼってないけど、わかんない。勿論「チャイハナネ」も。トートバッグ、みんな~にドススメ!。ドがつくススメ方って、ドんなんかな?。三日月型のショルダーバック。背負い易く滋賀県の三日月知事推奨?。逆三角、丸顔、面長、四角顔…、似合う帽子は必ずある!と。幸せ呼ぶゾウリング?耳やない鼻や。オーラー診断リング、おらが選んだべ。いやもう、目が三角四角で「チャイハネ」「チャイハネ」~。

 

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2015年7月13日 (月)

新聞掲載のお店に行く

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 新聞に載っていたお店、ここや、ここや。和食の旬菜「小太郎」さん。大津市役所近くで、地図も出ていて、京阪石坂線島の関から坂本行きに乗って、4つ目の別所駅で降りた。読売の販売情報紙「しが県民情報」を持ち、大津市消防局すんで、どこかな、どこかなで、見つけた。

 

 見出しは「絶品 サバのなれずし」、ご夫婦の写真が写っていた。お名前は岡本薫さん(61)と妻の洋子さん。店前看板、本日の昼定食はサバの煮付けか、ひとくちカツで、小鉢2品ついて800円と。そうか、新聞見出しのサバのなれずしは夜の一品料理なんや。引き戸を開けて入った。カウンターがあり、畳にテーブルがあって、ちよっとこ洒落たお店やんか。

 

 もう午後1時半、客はいない。写真の洋子さんがいる。カウンター左端に座った。真ん前は調理場、店名は「小太郎」やけど、割烹着のご主人薫さんがいる。棚には赤霧島が並ぶ。今、人気の宮崎の焼酎や。夜にしょうちゅう?飲む常連さんがいるようや。老夫婦が入ってきた。知り合いか、薫さんが「これ載ったんです」と新聞見せる。一人黙々、サバ煮食べて「新聞見て来たんです。洋子さんですね」と声かかけた。洋子さん、ようこそ、ここへ??。

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2015年7月12日 (日)

妹子、篁、道風、小町を想う町、小野

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ここは小野また小野である。JR湖西線小野駅を降り、ローズタウンから行くか、次の和邇駅下車、天皇神社から古墳を通って行くか…、7世紀から平安時代にかけ活躍した小野氏族の神社など足跡が沢山ある。何が出てくるか、おのおの方、油断召されぬな~と行った。

 

近江歴史回廊大学-近江は道の国クラス・現地研修は、和邇からだった。和邇、古代豪族に由来するという。研修の最初は天皇神社。えっ!天皇と思うが、社名の元は、牛頭(ごず)天王社。京都の八坂神社などと同じで、牛頭天王が天皇に。よく知っている!って、いやいや、講師先生のおかげ。和邇川を渡り、山の中へ入り、足を運んだ順で小野を挙げれば~。

 

小野神社と篁神社、小町の塔、道風神社、妹子神社である。小野神社はご本家で、お餅の神様だって。それがオモチロイ。篁(たかむら)さんは閻魔さんに仕えた摩訶不思議な学者。小町さんは楊貴妃、クレオパトラと並ぶ世界三大美女?コマチャウな。柳に蛙ジャンプの花札は道風さん、筆さばきは日本三跡。遣隋使の妹子神社は唐臼山古墳の中、一族の親分。これだけ小野小野なのに、今、町に小野姓は一軒も住まいしていないんだって。Oh!ノー?。

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2015年7月11日 (土)

伝説のダイダラボッチ

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 ええそうかいな、ほんまかいな~伝説とは如何にも伝説である。浜松へ行って、知ったダイダラボッチ伝説、ボッチ、ボッチ紹介しよう。ダイダラボッチさん、山のような大男、ガリバーのような巨人である。よく働いて、日本各地で、山や湖や沼を沢山、つくったという。

 

 日本一高い山、世界遺産の富士山がそうだし、日本一大きな湖、琵琶湖だって、ダイダラボッチさんが頑張ったおかげだ。モッコを担いで、近江の土をセッセ、セッセと駿河の国へ運んで、富士山を作り、掘り起こした跡が琵琶湖になった。浜松の浜名湖は、土を運ぶ途中、お腹がすいて、足がよろけて、手をついた跡が穴になって、水がたまって、出来たそうな。

 

 浜名湖を見下ろす舘山寺温泉に宿泊して、ホテルの大きな風呂へ行ったら、その一つがダイダラボッチの湯だった。風呂場の暖簾は、ダイダラボッチさんのイラスト。大きな鼻、大きな手、大きな足…、お腹にタオル、頭に手ぬぐい、いい湯だナ、ハハン~と寝転んでいる。名前の由来、諸説あって、「大太郎法師」もその一つ。何かようかい!の妖怪説もあるけど、国づくりの絵本に登場したり、一人ぼっちの歌にもなり、ぼっち、ぼっち人気がでている。

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2015年7月10日 (金)

朝食バイキングに一夜干しのメヒカリ

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静岡のご当地モノはどこかな~と、トレー持って、とれとれ?と探していたら、後ろから~ただいま、一夜干しが焼きあがりましたあ~と声がした。浜名湖の舘山寺温泉にあるホテルの朝食バイキングである。静岡といえば、近海もの干物が名物、朝ごはんにぴったりや。

 

白衣のホテルシェフさん、早朝勤務で直々に焼いている。一夜干しの魚、一つは座ってもタチウオ。もう一つは何?と聞くと、メヒカリという。愛知県沖、100㍍ぐらいの砂地で、青い目を光らせているグロテスクな魚だそうな。トレーに確保して、お隣はコロッケ。時代は今日もコロッケ、明日もコロッケ、物真似もコロッケ…、ご当地は三ケ日牛のコロッケや。

 

ご飯のおともに~と静岡産のちりめんじゃこ。うん、これもいいやん。野菜はどこ?と探したら「浜松農家さんの台所」の看板出て、サラダ菜に水菜に…。どれもみずみずしく、間違いなくサラダ!。とろろ汁、肉じゃが、ひじき、出しまき、明太子…、みんな、いいね、いいねと~トレーに一杯。健康のバロメーターは1日30品目やけど、バイキング効果で、朝から20品目以上や。最初は何から?そりゃあ、一夜干しのメヒカリ、眼光らせている~。

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2015年7月 9日 (木)

ちょんまげは浜名湖のうなぎ

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これ、ちょんまげが浜名湖の鰻なんです~、そう言われて、よくみると、眼もあって、ぬるっとしている。アサヒビールが浜松市で出すスーパードライのデザインは、出世大名の家康くん。宿泊ホテルの宴席世話係りの女性が、~まあ、一杯~とついでもらって…である。

 

浜松と言えば、家康が城を築いて17年、天下へ足がかりにした町。それで市のイメージキャラクターが家康くん。そんなに気安く、君づけしていいかと思うけど、羽織の紋は特産のみかん、袴は製造日本一のピアノ柄、お顔は卑下することなく、堂々とひげひげして、可愛い。アサヒビールさん、天下取り大名であってもドライに商品化して、アワワ、アワワ…。

 

行ったゴルフ場は静岡カントリー袋井コース。袋井は東海道53次のど真ん中で、茶どころでもある。ゴルフ場、アウトの何番だったか、ホールに隣接して茶畑。ボールがスライスしたら、どうなるっちゃ?。昼は名物の餃子定食。宇都宮か浜松か、餃子シェア日本一争いに貢献か。東名高速の浜名湖SAで蒲焼が乗った定番のうなぎ丼。中国産でも1500円。店の名前はやらまいか、やらまいか~のやらまいか亭。さあ、食べまいか、食べまいか~。

 

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2015年7月 8日 (水)

郷土料理は桜エビのかき揚げ

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真ん中から割ってパリパリ…、フランスでないけど、それはもうパリパリ~。口に入れて、サクサク、サクサク…、反対読みだとクサクサだけど、くさくない。サクサク、サクサク…、カリカリ、カリカリ…香ばしい。甘みがあり、塩をつけると、美味さがマスマス増すう~。

 

これ、静岡県の郷土料理「桜エビのかき揚げ」である。いや、いい味やったあ。こう書いていて、口があの味を思い出している。1泊2日、浜松でのゴルフ帰り、JR駅構内の海鮮居酒屋「八丁蔵」だった。店前の商品見本が出ていて、なんかエビピラフみたいやけど、よくみると、桜エビのかき揚げという。人気メニュー第2位、食の直感、これや、これやがな。

 

カウンター席の一番奥へ座った。午後5時台、開店間なし。もうカウンターに1人、テーブルに2人客2組。郷に入れば郷に従えで、ご当地の静岡ビールから入って、すぐ桜エビのかき揚げをオーダーしたら、大きいですが…と確認があった。男ひとり、決めたからにはだし、大きいことはいいことだ。待つこと暫し、出てきたあ。高さ5㌢、直径30㌢…言わんこっちゃない。大きいやんか。いやもう、男ひとりパリパリ、サクサク…、でも◎やったあ。

 

 桜エビのかき揚げは農水省選定「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた静岡県の郷土料理。静岡県駿河湾は桜えびの国内水揚げ量が100%、主な漁港は由比漁港。

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2015年7月 7日 (火)

ノボリ旗はうなぎ

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ノボリ旗効果というのだろうか。「うな重―790円」の旗が1本、2本、3本、4本…、ハタハタとはためいて、足がはたと止まった。そろそろ、うなぎが食べたいなあ~と思っていた頃である。旗が出て、はた迷惑なんて、思ったらいかん。なんたって、夏はうなぎや。

 

 新メニュー展開、外食店の「なか卯」さん、よく旗を出す。この6月からは♪~ウ~サギ、ウサギ、何みて食べる?~♪で、中国産うなぎメニューを売り込む。定番のうな重、ひつまぶし風に薬味乗せから茶漬けまで三度の味を楽しむうなまぶし、値段が1000円代突入の特うな重の3種類。看板、TV広告に女優の水樹奈々ちゃん起用、力が入っている。

 

 山科三条の「なか卯」へ、旗見て入り、自販機前で、はたと考えた。千円札入れて、110円お釣りのうなまぶしや。いくら?って、890円。思い切ったんや。昼時かなり回っても、客は多いけど、カウンター見回すと、丼やなあ。平日限定の500円の和風牛丼とミニうどんかなあ。重箱の客、いないなあ。声を出したりせえへんけど、私は重箱のうなまぶしでんねん。鏡はないけど、ドヤ顔かなあ。たまには昼でもパアッとやって、元気出さんとです~。

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2015年7月 6日 (月)

卵とじうどん、なんで王さん

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何で卵とじうどんが、王さんなんやろう~不思議やなあ?という虫がまた沸いてきた。まあ、好奇心ちゅうやつや。久しく行っていない京都駅八条口の複合施設「アバンティー」地下レストラン街。肉のスエヒロ、串の鳥楽などクルクル見て回って、実演うどんの杵屋へ。

 

 全国どこにでもあるチエーン店の杵屋さん、ずっと昔、東京駅構内の店へ入ったけど、京都では初めや。ウインドウを見たら「王さんの卵とじうどん」。名物カレーうどんの隣、王の漢字の上にわざわざ、ワン~とルビが振ってある。これや!と入った店内、高齢おじさん3人寄ればの時代か、ナマまたナマのビールお代わりで昼間から賑やかや。二人テーブルに一人、ワンさんの~!と注文した。

 

税抜き676円、半玉サービスもあるけど、普通にした。どこが、どうワンさんやろう。トレーにお好みで~と、ラー油も一緒。うどんは実演、こしがある。出汁は卵とじのフワフワ、とろ味のあんかけふう。具、ベーコンに椎茸が入っている。中国料理ふうなんや。なかなか、いける、うまいやんかあ。ラー油も一滴、二滴…味が変わる。レジで何でワンさん?と聞く。中国の代表的な名前が王なので~と。そうか、ワンやんチャンやんの、ワンさんかあ。

 

 王さんの卵とじうどんは、杵屋の年1回の社員アイデアレシピで、この春、優秀賞に。

 

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2015年7月 5日 (日)

植物園の花、アップシリーズ

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なんでこんなに綺麗なんやろう。ウットリするやんか。思わず見とれてしまうなあ。それ、何って?。花や花、美しい花のことやでえ。若乃花、若花田、貴乃花も花があるけど、これはあっと思わす花。一芸に秀でた人、「華があるなあ」というけど、それって、花の譬え。

 

 ネットのウイキペデァで、「花」と叩いて調べると…。花は華とも書き、植物が成長してつける~の定義に始まり、構造、生殖様式、色の色素など、色々と書いてあったけど、花の美しいわけは、人目を引く魅力がある~と。それそれ、それが一番わかりやすいやんか。わが心、わが眼を引きつけた花、はなはだ僭越ながら紹介しよう。

 

 上の写真、京都府立植物園で撮った花のアップシリーズ。ロシア品種の背の高いヒマワリ。曇天やったけど、存在感あるなあ。ハアと吐いて、スウと吸うからハスの花、蓮華。ナムアミダブツ、ナミアミダブツ…。紫陽花は歳々撮ったけど、この群青色、これがいい、これがいい。ヒマワリの黄色、ハスのピンク、紫陽花の青…、写真の並びがいいねえ。これは人為的センスや。次は観覧温室の不思議な葉、苔、花…、解説見ずの鑑賞、時々、ドキドキ。

 

 写真撮影は6月17日午後。

 

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2015年7月 4日 (土)

まあ、食べねえ、まあ、食いネエ~

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まあ、一つ、これも、一つ、うまいでしょう? ハイ!それではこっちも…。一回だけと思ったら、二回目あり、三回目あり、それに4回目までも。これはもう、試食を超えた試食や。北海道物産展の豚じゃがと各種シュウマイ。食べて、食べて、試食でお腹が膨れたあ~。

 

 JR山科駅前の大丸地下、食品売り場である。週替わりの移動販売、今週は何かなあ~、何時も、つい気になる。職場帰りの閉店間際、JRの改札出て、地下鉄改札通りすぎて見に行く。最近では、丹後のばら寿司、近江牛の肉弁当…。大体、1ヶ月か、2ヶ月サイクルやけど、先週は北海道・札幌の、佃善のじゃが豚と蔵のシュウマイ、試食は大盤振る舞い~。

 

 プラ容器にスープ入りのじゃが豚、なんか煮抜き玉子みたい。皮はジャガイモを粉にしたパウダー製、もち肌みたいでプリン、プリン…、豚の肉汁が出て、試食が丸ごと一つ、ええんかいなあ。お隣はシュウマイ屋さん。蟹あり、コーンあり、ホタテあり、イカあり…、爪楊枝で一つまた一つ、四つも試食。タラのすり身で、ホワホワ、やわらかい~。これ、うまいねえ~、まあ、食べねえ~、北海道だってねえ~、これ、買ったあ~、商いもうまいねえ~。

 

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2015年7月 3日 (金)

大関が原展の家康、三成、歴女、秀秋

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 家康没後400年、大とつく関が原展を見に行った。東京に始まり、京都、福岡と巡回、京都は文化博物館の開催である。朝日TVなどが主催、東京は20万人も鑑賞者があったという。京都展はどんなんやろう。入場料1400円やけど、招待券があり、得々?と入った。

 

 会場入り口、東軍か西軍か、陣営の旗が揺れている。関が原の戦場、朝もやの映像演出、さすがや。会場は4階から3階へ、プロローグは全体を見る屏風絵。天下を制した家康素顔まで6章構成になっている。家康さんの木造坐像は知恩院さん所蔵の重文。顔つき、じっくりタイプがわかる。対する石田三成さんは画像。カイゼルひげ…、よかったんやけどなあ。

 

 鑑賞は前期終了の土曜、なんと女性の多いことか。これが歴女の皆さん。鎧、兜、刀の鑑賞ぶり、よろよろしていないなあ。武将の顔展示、赤で東軍、青で西軍と示してある。小早川秀秋さんは?と見たら、西軍→東軍の表示。これがポイントや。1万5千の大軍を擁した若き武将、悩みに悩んで、西から東へ寝返って、勝負は決した。重文の秀秋さん画像は高台寺所蔵で、後期展示。コピーの秀秋さん画像、どこか、こころもとない。辛かったんかなあ。

 

※ 石田三成画像は、城主だった彦根の佐和山下麓の龍潭寺所蔵。京都展が7月26日まで。

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2015年7月 2日 (木)

梅林、ヒマワリ、蓮、スイレン、雷神…

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何時行っても、あっ!、えっ!、おっ!~である。月に一度は行き、勝手知ったる京都府立植物園。それだけ行っているのに、そのたびに新鮮な出会いがある。天気がよくても、そうでなくても…、園内を好きに歩き、音楽の発声練習の如く♪~ア、エイ、オウ~♪。 

 

何時も見ているのに、今日の、この梅林の緑はどうや。どこかちゃうなあ。一日中降った前日の雨で、緑が甦ったんかなあ。芝生の緑、木々の緑…、曇天でかえって緑が際立つ。黒いぶりも、ええだ、ええだあ。北山門入ってすぐ、ヒマワリとタチアオイは、高さ比べの競演や。ロシア品種のヒマワリは3㍍、ややリードかな。スイレンも今や。

 

 

水面に浮かぶ葉っぱ模様はデザイン、花は淡く、青く、赤く…、前のめり、見とれて、足元要注意。ライバルの蓮さんも旬。巨椋斑(おぐらまだら)に巨椋の曙(おぐらのあけぼの)ちゅう品種。広い池一杯、蓮蓮して、はすには見られない。洒落たあ。観覧温室前、黒い雷が落ちた?。琳派400年記念の彫刻やって。面白いやんか。ヒマラヤスギのまつぼっくり、10㌢に成長、見て、見てって。電球が如く、ぽっくり、ぽっくり歩こう~。

 

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2015年7月 1日 (水)

近松寺の菩提樹

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どこに菩提樹の花って、咲いているんやろう。毎日新聞滋賀県版に三井寺別院・近松寺で菩提樹の花が満開を迎えている~と写真付きで載っていた。記事が出てから5日ほど経っていたけど、仕事の合間、見たくなって行ってみた。淡い黄色い小さな花が一杯だという。

 

<こんしょうじ>と読む近松寺。長等山の中腹にあり、職場のある滋賀県庁近くから西南へ歩いて20分、苔むした階段を一人なのにフーフ、フーフと上がった。江戸時代の浄瑠璃作家、近松門左衛門の本名は杉森信盛さん。その昔、出身の越前から大阪へ行くまで、この寺に滞在したご縁で、作家名を近松にした~と一説に伝わる。この話、二説、三説はいける?。

 

お寺から遥か琵琶湖、大津市内が一望できる。ええ眺めや。汗かいて、上がってきただけはある。記事では菩提樹の花は辺りに甘い香りを漂わせている~と出ていたけど、どこやろう。クンクン、フンフン~、匂わないけど、あっ、あった。お寺の真ん前、道路側、高さ10㍍、樹齢100年とか。お釈迦さんが悟りをひらいたとの謂れ…、これまた一説、二説、三説…。もう淡い黄色い花は落ち、代わって小さな青い実が一杯や。花より実、よう見いや。

 

※  日本各地の菩提樹はシナノキ科で、中国伝来、臨済宗の栄西が持ち帰ったと言われ、仏教寺院に多く植わる。釈迦が悟り~はクワ科のインドボダイジュ。シュ―ベルトの歌曲で出てくる菩提樹はセイヨウシナノキという。 

※ 毎日新聞記事掲載は6月18日付け。見に行ったのは6月23日。

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