石坂青春号、湖都を走る
来た、来た!ラッピング電車が来たあ!。石坂青春号、先頭のボディーは「貴女が下車する1分前 喉元に好きがこみ上げる」や。山形県、茂木意さん、17歳の作品。高校生かなあ。~あの子に<好き>って、言いたい。言うなら、今。今なんやけど…~って、感じかなあ。
この作品は、「電車と青春 21文字のメッセージ」のさわやか賞や。石山寺と坂本駅を行き来する京阪電車石坂線。青い山脈、若い人など青春小説を書いた作家石坂洋次郎さんと、石坂線21の駅を掛け合わせた企画。9回目の今年は過去最高、全国から5千件も応募があって、元高校教師だった歌人俵万智さんが~人の数だけ、電車の数だけ恋がある~と選んだ。
琵琶湖岸をコトコトと走る2両編成の湖都電車。少し選考のお手伝いしたので、入賞作品掲載の本を持って、浜大津駅まで行って、ラッピング電車を待った。改札で聞くと、上り下り一日24回走るという。メッセージ、今年のテーマは涙・初恋。ホームに坂本行きが来て、写真撮って、乗り込んだ。座席から見上げた車内、入賞作品が吊るしてある。最優秀は「電車が少し揺れる 二人の鞄がそっとキスをする」。いや、いいね、いいね。ドキドキする~。
※ 今年のラッピング電車走行は3月29日で終わった。 ※ 最優秀賞は大阪府、竹内喜一さん、37歳の作品。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
最近のコメント