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2015年3月

2015年3月31日 (火)

石坂青春号、湖都を走る

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来た、来た!ラッピング電車が来たあ!。石坂青春号、先頭のボディーは「貴女が下車する1分前 喉元に好きがこみ上げる」や。山形県、茂木意さん、17歳の作品。高校生かなあ。~あの子に<好き>って、言いたい。言うなら、今。今なんやけど…~って、感じかなあ。

 

 この作品は、「電車と青春 21文字のメッセージ」のさわやか賞や。石山寺と坂本駅を行き来する京阪電車石坂線。青い山脈、若い人など青春小説を書いた作家石坂洋次郎さんと、石坂線21の駅を掛け合わせた企画。9回目の今年は過去最高、全国から5千件も応募があって、元高校教師だった歌人俵万智さんが~人の数だけ、電車の数だけ恋がある~と選んだ。

 

 琵琶湖岸をコトコトと走る2両編成の湖都電車。少し選考のお手伝いしたので、入賞作品掲載の本を持って、浜大津駅まで行って、ラッピング電車を待った。改札で聞くと、上り下り一日24回走るという。メッセージ、今年のテーマは涙・初恋。ホームに坂本行きが来て、写真撮って、乗り込んだ。座席から見上げた車内、入賞作品が吊るしてある。最優秀は「電車が少し揺れる 二人の鞄がそっとキスをする」。いや、いいね、いいね。ドキドキする~。

 

 今年のラッピング電車走行は3月29日で終わった。 ※ 最優秀賞は大阪府、竹内喜一さん、37歳の作品。

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2015年3月30日 (月)

シェイクスピアの肖像

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 広い額やなあ。眼はくっきりや。鼻筋は通っている。口まわり、髭がしょぼしょぼ伸びているなあ。もうそろそろ剃りころちゃうかなあ。これ、ウイリアム・シェイクスピアの肖像。英国の代表的な劇作家で詩人。ハムレットはあまりにも有名だ。

 

 新生美術館へ、52億円のリニュアルが決まった滋賀近美。いま、生誕400年記念のシェイクスピア展を開催中。朝日新聞夕刊の美術評で、評論家の加藤義夫さんが「シェイクスピアの詩と劇の魅力は今も色あせない。それらを視覚イメージでとらえた展覧会、ユニークで見ごたえある」と、高く評していたので、見に行った。

 

 JR瀬田駅からバス、文化ゾーン前で降り、5、6分歩く。シェイクスピアの肖像フラッグ、会場入り口も大写し看板。1564~1616年、日本では戦国時代、52歳で亡くなり、2年後は没後400年。肖像は最初の戯曲全集、ファースト・フォリオの口絵。会場展示のモノクロ銅版画、じっくり見ながら思う。「生きるべきか、死すべきか。それが疑問だ」。ハムレットの悩み、それが問題だあ~。

 

 展覧会は東京・練馬美術館からの巡回、会期は4月5日まで。

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2015年3月29日 (日)

県庁カレーは鹿肉カレー

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鹿のカツカレー、しかと食べてみた。甘みがある。柔らかい。あっさりしている。高タンパクで低カロリー。カロリーは牛肉の4分の一以下、鉄分7倍で、体重も減って、ヘルシーという。カレーハウスのCOCO壱番屋が滋賀県庁の噴水前で、ここしか?と販売している。

 

毎週火曜の昼どき、黄色の移動販売車を持ち込み、黄色いテントを出す。チラシは「火曜県庁カレー」。県施策の鹿害対策に呼応して、立て看板に写真付きでどんな鹿害があるか、かくかくしかじかと書く。県内湖北で、ニホンジカが増え、山頂の熊笹などを食べ尽くすので、山の保水力が落ち、崖崩れ発生という。<ろくがい>と読む鹿害、ろくなことはない。

 

山林を荒らす鹿、可愛くても、仕方がない?とハンターが捕獲、食材になっ鹿肉カレーである。前々からどんな味かなーと思っていて、県庁で会議があった日、昼をかなり回って、買い求めた。県庁前、ここしかないというメニューは、鹿肉の竜田揚げカレーと、天然鹿のカツカレー、近江・日野産という。ライス小盛り800円。COCO壱番、一番人気という鹿カツを選んで、職場に持ち帰った。分厚いカツは5切れ、しかとしがむと鹿やったあ?。

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2015年3月28日 (土)

頭、壺、句、首、脚、筋、尾

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 新聞はなかなか隅から隅までは~である。パラパラ、パラパラ…、雨が降らない程度に捲っていると、ふと目が止まる時がある。「蝶飛ぶや アダムもイヴも 裸なり」。これは正岡子規の一句。現代俳句の坪内稔典さんが毎日新聞朝刊「季語刻々」で取り上げていた。

 

 坪内さんは子規と同郷の愛媛県出身。稔典は〈としのり〉と読むが、俳号は〈ねんてん〉と洒落ている。佛教大教授で、「季語刻々」の書きようは、面白くて、ほのやか。いまや毎日新聞の名物コラム。この句の解説は「子規がもつれ合って飛ぶ2頭のチョウ、その飛んでいる様子から、真っ裸のアダムとイブを連想した句」と書き、ところで~と筆を進める。

 

 クジラやゾウは頭だが、では、ウニの単位はなに?と聞く。チョウも頭かな?と、答えにウニウニしていたら、ついでに、俳句、短歌、うどん、椅子、川、マグロは?~と追い打ちをかけている。答えは順に壺、句、首、玉、脚、筋、尾だという。チョウは1匹、2匹でもいいけど、動物学上は頭と数えるそうだ。それは、チョウ?とわからない。ウニの単位も壺が正解とは…、これはツボにはまらないと~。坪内流の捻り、鉢巻きが必要かな?。

 

 「蝶飛ぶや~」が載った坪内さんの季語刻々は15年3月25日付け朝刊。 

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2015年3月27日 (金)

花金はそうだ!五島さば

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 花金の夜、行くあてなく、JRで大津から山科で降りず、そうだ!京都行こう~。通勤は山科ー大津だけど、定期は余分に京都駅まで買ってある。京都はどこへ?そうだ!伊勢丹へ行こう~。閉店前の値引き。そうだ!全国味巡りの食品売り場へ行こう。そうだ!、そうだ!。

 

 今夜はどんなんが出てるかなあ。地元京都のレストランキャメロン、ステーキ弁当か。素敵やなあ?。洒落、安易かなあ。大阪のフゲン丸、海鮮唐揚げ。うん?、からになっている。売り切れや。洒落やない。ホンマ。長崎は平野屋の大村寿司、鯖に穴子になんでも400円引きやって。元気なおばさん、ハイハイ、おいしいで。どれもこれも400円安いでえ~。

 

 長崎は大村湾の鯖寿司か。大村?競艇で有名、長崎新聞の知人OKさんが、よう行っている所や。五島列島と対馬海峡、松浦漁港の鯖や。昆布棒寿司は一番高いのが1800円、一つ残っている。行くとこのない花金。思い切って1400円…、これやこれ。おばさん、身が厚いでえ~。特やでえ~と。うん、脂が乗っていた。肉厚、肉厚…、記念に写真撮ったあ。酢飯も甘め、薄味でさっぱりや。旬の鯖は、やっぱり五島や。味は◎三つ。五島でも一等?。

 

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2015年3月26日 (木)

スズキ、ホタテ、サンマ、イカナゴ、イワシ…

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そうか、あんたがスズキさんか。骨が硬いだってねえ。白身がおいしいんだってねえ。なんの話かって、魚のスズキの話。名前の鈴木さんは日本人で東京中心に189万人、佐藤さんに次いで、二番目に多いそうやけど、魚のスズキさんも、フランス料理ではよう出るらしい。

 

食べる魚、本物を見ているようで見ていない。スズキさん、成長するたびに呼び名が変わる出世魚。静岡のスズキは軽自動車で全国制覇。やはり出世に縁があるんや。スーパーのマツヤで見たら一尾598円、高級魚なんや。お隣はホタテ貝。ミロのビーナス誕生の小型版。どう見ろと言うのかなあ。魚は買わずに見るだけ、見るだけ…。写真撮るだけ、撮るだけ…。

 

草津のイオンでアサリ貝、あっさり発見や。草津、温泉の群馬違って、日本の住みよい町トップという滋賀の草津。赤いエビ、はるばるアルゼンチンから来たそうな。ご苦労さん。うん、秋刀魚1尾68円。サンマータイム?はまだやのに…、そうか、北海道産の解凍。旬の表示はイカナゴ。煮たら釘になり、クギニ。旬は今だけや。旬はずして、シュンとしたらかんでえ~。いわしは1盛4尾150円のタイムサービス。もっと安く~と、いわしなや?。

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2015年3月25日 (水)

木彫りのネコバスも可愛いなあ

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 猫のお化けやいうのに可愛いなあ。スタジオジブリ、人気の長編アニメ、となりのトロロに出てくるネコバスくん。うん、何かちゃう。違う、違う。トロロ昆布やない。♪~トットロ、トットロ、となりのト・ト・ロ~♪…、そうや、トトロやがな。そこに出てくるネコバスや。

 

 上丹生の木彫りの里って、ご存知かな。滋賀県米原市のJR醒ヶ井駅から歩いて20分くらい。上丹生の丹生は<にゅう>と読む。鈴鹿の霊仙山登山道入り口。江戸から続く木彫の里があり、仏壇彫りを生計とする森彫刻所へ、文化ボランティアの勉強会で行って、この道一筋の森哲生さんが、子供にこの仕事をわかってもらうのに~と木彫りのネコバスを出した。

 

 トロロのネコバスは~、いや、また違った。ト・ト・ロのネコバスは、光る眼がヘッドライト、額の小さなネズミがマーカーランプ、足は12本、風のように高速で走る。森さん制作のネコバス君、何の木材だろう。どっしり、抱えたら重たい。眼はギラギラ、ネズミもチュウ~と二匹いる。あっ!行く先の表示窓は「めい」や。母さん入院の病院へ、一人で行って迷子になっためいを探しにや。おねえちゃんのさつき乗せて、それ行け、走れ!走れ!。

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2015年3月24日 (火)

昼食のテーマはワンコイン

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毎日毎日の食、自分なりにテーマを考えた。どんなんかというと、ワンコイン以内チャレンジや。昼食は500円までにして、千円札を出して、お釣りに500円硬貨をもらい、それを小銭入れにしまい、持ち帰って、500円貯金にする。どうや、ええテーマやないか。

 

そやけど、食の満足感も大事や。職場に販売に来る弁当くん、500円でもあるけど、これが毎日じゃ、味気ない。出かけてなんぼ、そう500円以内や。JR大津から山科駅へ通勤定期で行き、駅前の餃子店、眠眠さん。ここに日替わりの定食があり、これが500円ちょうど。某月某日は玉子とキクラゲ炒め、豚からあげセット、ライスにスープ付き、豪華や。

 

もう一度の某月某日は、野菜炒めと餃子3個とライスにスープ付き、やっぱり千円で500円のお釣り。味はいいし、客と店主の会話聞いていたら、採算割れメニューで、夜の客寄せ値段とか。職場から遠く行けない時は滋賀県庁の食堂。某月某日は玉子丼330円、ミニサラダ60円、味噌汁40円、計3点430円。カロリー表示553㌔、TVでマッサンも見られる。ええテーマで、継続は力やけど、毎日は難しい。このテーマ、手~間がかかる?。

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2015年3月23日 (月)

春、お彼岸の日の夕陽

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いやあ、出会い、出会い…。山の端に落ちようとしている夕陽、今まさに~や。夕空を染めて赤い、赤い、真っ赤やんかあ。デジカメ、デジカメ…、ズームでググッと…。これも、出会い、自然との出会いや。滋賀県草津市のイオンからJR瀬田行きのバスに乗って…。

 

 お彼岸の祝日は♪~もうすぐ春ですねえ~♪の陽気。昼から町ブラへ出て、京阪石坂線で浜大津から膳所本町で降り、膳所城跡公園から近江大橋を歩いて渡った。歩くテーマは春・芽生えの発見。京阪山科駅前のロータリー、♪~こぶし咲く、もう春なのに~♪のこぶしの芽、白い花が咲き出している。桜名所の膳所城跡では、蕾がっくら、心までふっくら~。

 

 近江大橋は曲線美の長さ1290㍍、湖岸のメタセコイヤ、並びが美しい。橋は大津より、草津側が長く、渡ってすぐイオン。お彼岸祝日、買い物客が溢れる如く。食料品売り場見て、帰りは西武の近江バス。瀬田行き、イオン店内にあれだけ人がいたのに乗客なし。県民所得は日本2番の滋賀、マイカー社会か。真後ろ座席、何気なく振り向いて、沈む夕陽やった。道路はマイカー渋滞。バスはトロトロ、となりのトトロ?、何回も夕陽撮影、良かったあ。

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2015年3月22日 (日)

光悦、宗達から光琳、其一、雪佳へ

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其一、芳中、抱一、雪佳…、この名前で、上の姓がわかるかな。光悦、宗達、光琳…と出てくれば、どうだろう。今、京都で展開中の琳派400年の中で登場する絵師たちである。これを琳派検定とするならば、問題其の一や。その一と同じ、其一の姓がわかれば、A級か。

 

 ヒント其の一の其一は<きいち>と読む。中井きいち?かって。ちゃう、ちゃうバンビー。その<きいち>は、俳優の中井貴一。こちら江戸琳派の鈴木其一が正解。芳中も江戸琳派で、姓は中村さん。ほう!そうかいな~と洒落ている場合とちゃう、ちゃうバンビー。琳派400年の系譜、京都高島屋の細見美術館「琳派のきらめき」展を見てきて、ちょっと勉強した。

 

 始まりは光悦。姓は本阿弥さん。家康に1615年、京都鷹峯の地を拝領してから400の歴史という。風神雷神の宗達さん。お名前は俵屋さん。琳派元年の絵師である。100年後は国宝・紅白梅図の光琳と弟の乾山。そう、姓は尾形さん。琳派は血脈でなく、時代を超え、一人ひとりの私淑という。江戸でも花が咲き、代表格は抱一さん。その姓は酒井。琳派は再び京都で、金魚玉デザインの雪佳さん。姓? そうせっか、せっかしない。神坂雪佳!。

 

 京都岡崎の細見美術館は琳派、ことに江戸琳派の蒐集で知られる。展覧会は京都高島屋を皮切りに5月まで大阪、横浜、東京・日本橋の高島屋へ巡回する。京都店は23日まで。

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2015年3月21日 (土)

富士山の最遠と縄文杉の最縁

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「ちょっと見て下さい」と言われて、世界遺産絡みの写真を見た。一つはこれ以上遠くからは~という最遠の富士山。もう一つは樹齢およそ7200年の屋久島・縄文杉。旧大津公会堂の落語会、世話人の一人、NSさんが撮って、大事にしているお宝写真である。

 

 落語会の会場椅子並べ業務がすんで、開演前のひとときだった。篆刻、写真など趣味の多いNSさんが隣に来て、写真を出した。「去年、京都の山から富士山撮影~という記事が新聞に出ていましたけど…」と言う。写真を見ると、日本百名山の一つ、奈良・大峰山系の八経ケ岳南側、明星ケ岳から富士山を望む―とあり、雲海のはるか向こう、△が見える。

 

 撮影は1993年秋、大峰奥駆修行に同行のおりという。写真はどうこうせず、記念に持っていたら、富士山展望で最遠の値打ちがわかって…と。富士山まで320㌔の遠さという。写真は明星ケ岳の、それだけ?ではなかった。太古の森と言われる鹿児島・屋久島が世界遺産登録される前年の1992年、お若いNSさんが幹回り4・2㍍の縄文杉に背中をつけ、両手を広げている記念写真。今は、遺産で近くまで行けず、これまた最縁という。

 

 富士山最遠の記録は1997年1月撮影、熊野古道の妙法山322・9㌔がある。去年新聞に載った京都市左京区、白倉岳から261㌔。 ※ NSさんの富士山最遠写真、△が見えるようデジカメで接写マクロ撮りした。

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2015年3月20日 (金)

落語の「じゅうじゅう亭弁当」

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新幹線京都駅構内の「じゅうじゅう亭弁当」って、本当にあるんかいなあ。落語家・由瓶さんが高座にのせた、ほんまみたいな、落語みたいな、あの弁当や。新幹線に用はなかったけど、入場料120円で改札入り、確認に行ったら、ちゃんと売り場に積んであり、買った。



 浜大津の旧大津公会堂で3ヶ月一度の寄席。笑ってもっと元気になろうかい~を略し、名づけて「わらげん寄席」。笑福亭鶴瓶さんのお弟子さんで、<ゆうへい>と読む由瓶さんが、JR東海パッセンジャーズが販売している弁当を落語にして、身振り手振りで演じた。それが面白く、弁当は誠においしそうや。新幹線の新大阪駅と京都駅でしか売っていないという。

 赤ワイン仕立ての牛焼肉3枚、茹でたキャベツ、コロッケ、赤らっきょ、値段は870円と安いそうな。あんまり旨そうなので、落語会の翌日にほんまかないと新幹線京都駅へ。2階の中央改札すぐの売り場、目立つ所にあった。もう有名弁当?、売れている。落語どおり、おいしいやろか?と、ウキウキ、イソイソと持ち帰ってフタ開けた。落語の焼肉、折りたたみや。赤ワイン味がしみている。じゅうじゅう、ジュッジュッ…、落ちがつかない?旨さや。

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2015年3月19日 (木)

前川清、守山オンステージ

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「どうぞ、皆さん、ここからは存分にお撮り下さい。」えっ!ほんとにいいの?。守山市民ホールであった民音の前川清コンサート第2部の始まり。真っ赤な舞台スーツで登場した前川が自らそう言う。スマホ、携帯、デジカメ…、写真撮影解禁。びっくり、ぶっくり…。

 

 会場キャパ千人以上、入場料6500円。JR守山駅から守山銀座を抜け、中山道を横切り、臨時バスで行ったら、既にして満席。招待券頂戴して、座席はさあ!どこか、さ列33番。前は通路、足が伸ばせる。さあ?と思い、さ席、良かった。前川さん、内山田洋とクール・ファイブのヴォーカルデビューに始まり、今年でもう66歳という。長崎県佐世保出身。

 

 ハンドマイクの前川さん、歌いながらステージを降りてきた。客席から手を伸ばす観客、握手また握手。長崎は今日も雨だった、そして神戸、東京砂漠…ヒット曲を歌う前川さん、何千、何万回と歌い続け、身体が歌を覚えている。客席をどう歩こうと、何処から手が伸びようと、歌詞が途切れない。細い目が優しい。足もスラリ、一緒や。皆さん、スマホで写真、写真…、花束、菓子プレゼント、あっ!おひねり代わりの金一封も。守山の今朝は雨だった。

 

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2015年3月18日 (水)

食の楽と妙と美と

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「食あれば楽あり」は日経夕刊、発酵学者・小泉武夫氏の書く評判のエッセイ。これにちょいと、あやかって「食の楽と食の妙と食の美」を書く。弥生3月入り、これは!と思ったお店と食、さて、どこから紹介するかなあ。昼はラーメン、夜は居酒屋さんの五行から入る。

   京都のまちなか、柳馬場錦上ルで、民家を改造してあり、どう見んか?。元職場の4人会食会。なんで五行か、わからないけど、食べ放題飲み放題2時間3500円。調べたら福岡の博多一風堂始まりの全国チエーン店。食べて、喋って、楽あり。コース料理の仕上げ、焦がし塩ラーメンでオブコース?。府立医大病院4階には、ホテルオークラ京都が出ている。

 

 そりゃあ、値段も高級やけど、黄色いサフランライスが綺麗や。食の美や。これにデミグラソースに牛フィレ肉、彼女抜きの一人カレー。大津駅前の居酒屋利やん。穴子の稚魚はノレソレ。小さい目あり、味より可愛さ。ニンニクの唐揚げ、臭さ覚悟で元気一杯。JR山科駅前、ハングル語でハナ トウル セは、数字の1、2、3。そういう韓国料理店へ、思いつき入店したら野菜が存分に入った特製鉄板鍋。トックという韓国餅入り、そりゃあトクや。

 

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2015年3月17日 (火)

早春の花マンサク

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まんず咲くからマンサク?。2月から3月、早春に咲くマンサク科マンサク属のマンサク。葉に先駆けでまんず、黄色い波状の花をつける落葉小高木。漢字で満作、万作。命名の由来は東北地方でマンズ、マンズと訛ったからとか。ホンマかいな、そうかいな?だ。

 

 この早春花、マンサクさあ、咲くの見たさ。どこで見たか、マンズもって紹介しよう。京都の河原町塩小路東南。京都で初めて開催という現代芸術国際展で、会場の一つになっているあたり。看板も説明もない展覧会場、わからないままに回っていて、マンサクさあに出会った。高瀬川沿い、まだ蕾のオオシマサクラのまん前、おらが先!と咲いていた。

 

 花はちじれて、細長く、ひもみたい。褐色の枯れ葉に混じって、細かく一杯咲いている。枯れ葉は前年のが、ついているので、この手は、マンサクはマンサクでも「支那満作」という種類らしい。春が来て、マンサクさあ、新旧交代の時期である。デジカメ写真、全体を撮って、マクロでアップ撮りした。俳人・水原秋桜子に一句あり。「まんさくや 小雪となりし 朝の雨」。花言葉は「幸福の再来」だ。マンサクさあ、いいねえ~。

 

 

 

 

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2015年3月16日 (月)

京都初の現代芸術の国際展

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どこどこ?に始まって、ナニナニ?である。京都で初めてという現代芸術の国際展パラ・ソフィアへ行った。有料会場は京都市美と京文博、無料会場も5カ所にあって、最初に京都駅に近い河原町塩小路会場へ行って見た。それが、どこか、わかんない。やはり現代芸術?。

 

 北から来たんでないけど北かな。パラ・ソフィアの会場看板ないなあ。南にも看板はないけど、空き地があって、なんとなく、そうかなあ。金網が新しいし、中になんか変なんがある。滑り台、バスケットゴール板…、バケツ、破れたバレーボール、テニスボール…、土入り、草が生えている。こっちは黒い金網、石ころの山…、やましいことはない。いや、変や。

 

 ネットで調べたベルリンの2人組作家、ヘフナーさんとザックスさんの作品だろう。来日して、日本の日常にあるものを集めて、なんかを表現しているらしい。鳥居みたいになっている金網、ここが入り口かなあ。あれ?あれは放置自転車?かなあ。高瀬川に沿う小さな川の中、前輪がクルクル回っている。見に行ったらタイヤに水かき、水車みたいしてある。前カゴがついて新しい。現代アート作品の一つ。意味? わからいことに意味がある??。

 

パラ・ソフィアPARASOPHIA:は、パラドクス、パラソル、パラシュート、パラフレーズ、パラノイア、パラメーターなどのように「別の、逆の、対抗的な」という意味を持つ。paraに叡智や学問体系を意味するsophiaという単語をつなぎあわせた造語。

 フランツ・ヘフナーとハリー・ザックスの二人組。ベルリンを拠点に活動するユニット。都市環境下の建築と居住の問題を過激なユーモアを盛り込んだ美術的手法を使い、プロジェクト、パフォーマンスとして作品化している。

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2015年3月15日 (日)

食べ比べ、朝ごはん大会

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 朝ごはん大会、今日は松屋か、明日はなか卯か~それとも、すき家にするか、麺家にしておくか。さて、さて、どこが、どんな朝ごはんを出すのか、3日間連続で、食べ比べた。通勤途上、朝ごはん大会の朝は早い。午前7時前にはバスに乗って、JR山科駅へ~である。

 

 初日は待たなくても?松屋。自販機の朝定食コーナーを見る。卵かけ定番定食360円か、ソーセージエッグ定食400円か、焼き魚定食450円か~である。どの定食にしようが、法律に抵触することはない。朝はやはり焼き魚の鮭は避けられない。ソーセージ定食もそうせえ!そうせえ!と言っているような。海苔、漬け物、味噌汁に選べる小鉢はミニ牛皿だ。

 

 カウンター席、男、男、男…。独身か、家庭がないのか。2日目はなか卯。駅から少し遠く、三条通り側。焼き鳥の鳥貴族と同居のビルや。やはり自販機ウオッチ。目玉焼きがある。目玉のダブルもある。納豆もある。いや、朝ごはんらしい。あれっ!牛と鮭のコラボ定食?、とん汁つき430円。これや、これ!、海苔もついている。3日目、駅改札真横の麺家。お握り一つの朝きざみうどん定食。入れかわり、立ち代わり、男、男、男…、う~ん、サビシイ。

 

 

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2015年3月14日 (土)

みどり大根って

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ゴシゴシ…、ゴシゴシ…、すっても、すっても、みどり色のおろしや。いや、おそろしや?や。「これ、みどり大根と言って、皮も身も、みんなみどりです」ともらった。~みどり色のおろし、アツアツの白ご飯に乗せると、美味しいんです~とアドバイス付きだった。

 

 そう言われて、食べているとこを想像するだけで、ゴクンと唾がでそうだ。どんな大根やろう。京都新聞の包み紙を開けて、取り出した。大きさ25㌢くらい、そう大きくない。根っこは少し白いけど、胴体がみんなみどり色で、どうだい!。同大、同志社大学?うん?関係ない。辛味少なく、ほんのりした甘さがあり、ビタミン大根とも言われているそうだ。

 

 大津市内のHHさん。大津市旧公会堂で開催の落語会、前売り券の購入斡旋をしたので、そのお礼という。自宅の家庭菜園で育てたと。この大根、調べると、信州上田地方で栽培の地大根で「うえだのみどり大根」と言われている。切ってみたら、切っても、切っても、金太郎飴みたいにみどり。おろしガネですっても、すっても、みどり。皿におろしを盛ると、かき氷のメロンみたいなみどり。アツご飯でどうか。それはもう、口の中がみどり~。

 

 大根は、煮ても、おろしても、炊いても、生でも、薬味でもと、何をしても美味しいという。水分が少なめで水っぽくない。その名のとおり、長野県上田地区の地大根として、認知度があがってきている。

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2015年3月13日 (金)

宝くじ売り場の唐辛子

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なんで039_2041Photoなんやろう?。 宝くじ売り場に青い布製の唐辛子が吊るしてある。長さ1㍍のジャンボや。6億円のジャンボ宝くじ売り出し中、それでジャンボ?。いや、そんなんと違う。近づいて、よく見ると、「万願寺一等辛子」の貼り紙。なんや、洒落の願かけやがな。

 

 どこの宝くじ売り場かというと、JR京都駅構内の地下東口改札出てすぐのところ。なんと14年間で48億円、よく当たる幸運の売り場で評判という。グリーンジャンボ、歳末ジャンボ…、最後尾はここの看板が上がり、買うのに長蛇の列が出来る。まあ、東京有楽町の西銀座売り場の京都版。売り場の窓口は二つ。布製唐辛子は、真ん中にぶらり、目立つ。

 

 万願寺唐辛子は京野菜の一つ。肉厚で、柔らかく、ピーマンの風味があり、「とうがらしの王様」と言われる。大正時代に京都府舞鶴市の万願寺地区で誕生した。それで、万願寺の名前がつく。長さ15㌢、旬は初夏。説明を聞いて、しょうか!しょうか!と思う?。なんで宝くじ売り場に登場したのか?、答えは、万の願いをかければ、万がイチでも一等が当たる?。万願寺訛りの万がイチはちょっと苦しいが、夢は夢、おろそかにはできない。

 

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2015年3月12日 (木)

自然派おふくろバイキング

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これは、ある、ある。ちょっとや、そっとではない。かなり、沢山ある。それがあ~、みんな地産地消の自然派バイキングで、地元のおかあさんの手作りというから、こたえられない。返事が出来ないでない。たまらないほど、この上もないほどいい~という意味や。

 

 JR醒ヶ井の駅前「水の宿駅」である。駅に駅、えきえきするけど、まあ、道の駅。そこの、おふくろランチバイキング。醒ヶ井の山里にある木彫を学ぶ地域文化ボランティア養成講座へ行ったおりに初めて入った。大人一人1420円。店員兼任のおかあさんに聞くと、四季折々30種類近くの料理という。ビワマスの握りが出ている。ピンク、高級魚やで~。

 

そうは食べられない。一つ、二つ、三つ…、古くても皿に?多目や。野菜天ぷらは土筆、フキノトウ、菜の花…、♪~もうすぐ春ですねえ~♪。抹茶の塩、ちょっと待ちや!と添えた。おふくろ愛情入りというおひたし、中まで味がしみてる鯖の煮つけ…、いいね、いいねえ、好物や。近くの清流・地蔵川に咲く梅花藻(ばいがも)素材のうどん、大根煮、おから、ちらし寿司…、みんな森進一さん。♪~おふくろさんよ、おふくろさん~♪。

 

 醒ヶ井、旧中山道の宿場町。JR米原で東海道線大垣行きに乗り換えひと駅。平成名水百選の一つ、居醒の清水でも有名。夏場には清流地蔵川に可愛い梅花藻が咲く。絶滅種に指定の天然記念物ハリヨも棲む。

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2015年3月11日 (水)

感性で見た「星の夜」

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この絵、この青、いいなあ。青というより蒼かなあ。まばたく星が点々、ボタン雪みたい。夜空に黒く浮かび出た樹木、枝先が上に下に伸びて、生きている。どこを描いた風景だろう。いい絵やなあ。どこか心に染みる。青、やっぱり蒼やなあ。見る幸せ、感じる~。

 

風景画の第一人者、日本画家・東山魁夷が描いた絵である。京都伊勢丹7階「駅」で開催中の「東山魁夷~わが愛しのコレクション展」で見た。どれだけ見続けただろう。この絵とこの蒼にブルッブルッときた。まあ、ブルーブルーシャトウ。うん??、関係なかったかな。絵の題は「星の夜」とつく。1985年制作。調べると、90歳まで生きた魁夷さん75歳の時の作品。

 

ついこの間、アートライターという藤田令伊さん著の「アート鑑賞、超入門!」を読んだ。帯に~目からウロコの新・鑑賞論~。気になって買った。鑑賞には▽よく見る▽感性で見る▽知性で見る~など7つの視点があるという。魁夷さんの「星の夜」、どう見たか、それはもう感性一本で見た。深くて、静かで、心が安らぐ。見る者を、幻想の世界へと誘い、根源的な生命を感じさす。自然と命をかいい所まで描いた魁夷ブルーである。

 

 京都伊勢丹で開催中の「東山魁夷~わが愛しのコレクション展」は3月29日まで。

 写真はギャラリーで購入したポストカードを転写。

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2015年3月10日 (火)

山盛りキャベツから5年

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 山盛りキャベツ、あれ100円だったかなあ。野菜不足にはぴったりのメニュー、あれから満5年という。JR大津駅から徒歩1分、立ち飲みスタンド林屋である。徒歩1分、行き場に途方にくれるとまあ行く。帰り道である。開店から通って、通って、5周年還元セール。

 

 オーナー、何を思ったか、3月2日と3日はドリンク1杯100円と出た。イタリア料理では腕があり、片仮名メニューは評判が評判を呼んで、去年暮れから奥に座る席も出来た。バイトさん、由利ちゃん、あゆみちゃん…もう卒業した。今は井上君、徹ちゃん、ゆうき、ともちゃん、そうそう豊見山君もいた。お客さん、一晩で1万も使うHHさんもよう来ていた。

 

 ドリンク1杯100円、どんな具合か覗いた。店前にどこから届いたか、花束や。店内、1杯また1杯で混雑かーと思ったけど、常連客は1杯100円ゆえにかえって遠慮気味という。いや、確かにーそう言われて、ガブガブの年齢でもない。何時も、ワインの白、赤といって、場合によって、仕上げの白へ行く。メニュー、山盛りキャベツは消えたけど、通い始めへ原点回帰、特別に頼んだ。これこれ、懐かしい。立って、立ち尽くして、嗚呼!5年。

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2015年3月 9日 (月)

新作狂言・鮒ずしの憂うつ

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臭うか?と鮒ずしが心配そうに聞くと、丁稚羊羹が鼻を押さえて、臭うぞ!答える。近江の名産は、鮒ずしか、近江牛かー、近江八幡名物・丁稚羊羹が中に入り、秋田のひきわり納豆、静岡・伊豆のくさやの臭い物仲間も巻き込む新作狂言。笑って、笑って、いやまあ~面白い。

 

 大蔵流茂山千五郎家が演ずる滋賀県近江ゆかり新作狂言の一つ「鮒ずしの憂うつ」である。琵琶湖のニゴロブナを飯と塩で発酵さす鮒ずし。狂言ネタになるほどに臭い。滋賀・近江の郷土料理。寿司というのに、それはもう臭う。かなり臭う。狂言台本は劇作家・土田英生さん。茂山家の茂さん、逸平さんらが、イラスト絵を頭に、臭いぞ!、臭いぞ!と出てくる。

 

 滋賀県湖東のハーティーセンター秦荘で見た。自らの臭さにふさぎ込む鮒ずし、鮒ずしに引退勧告する丁稚羊羹、我こそ近江名産だと誇る近江牛。小道具に消臭剤スプレーまで出てくる。ますます落ち込む鮒ずしに援軍が登場する。ひきわり納豆とくさやの干物。それぞれが臭さを認め合い、それが自分たちアイデンティティと気づく。世界にも臭い仲間は一杯…臭いぞ、臭いぞ~と踊りまくって、エンディング。舞台は、臭って、臭って、面白かったあ。

 

 世界の臭いものランキング。①シュールストレミング(スエーデン塩漬けのニシンの缶詰)②ホンオフェ(韓国、洪魚の刺身を壷などに入れて発酵さす)③エピキュアーチーズ(ニュージーランドのチーズ)④キビヤック(エスキモー民族の海鳥、アザラシの漬け物)

 

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2015年3月 8日 (日)

京都駅構内、夜のビューポイント

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 どこがビューポイントだろう。デジカメ持って、夜の京都駅ビルを足の向くまま、目が感じるままに歩いた。国内の駅ビル、高さでは名古屋駅が245㍍だけど、長さでは京都駅が勝つ。どれだけ長いか、東から西へ、470㍍もあり、ロングロングアゴー?である。

 

 駅ビル7階の美術館「駅」で東山魁夷展を鑑賞、10階の拉麺小路でラーメン食べて、腹ごしらえ。長い空中経路を渡って、東ゾーンへ。空中経路から見る京都タワーの夜景、ええやんけえ?~と、ちょっと訛って、洒落たくなる。ビューや。京都劇場の上7階側、青の輝きが眩しい。LEDツリー、何本もピッカ、ピッカしている。ビューや、ビューや。

 

 東から西を見る。吹き抜け、中央改札口の向こうに大階段。何代目か、陶芸家清水六兵衛さんの赤い現代彫刻、その先に172段もの階段に色が点きだした。あっ、満月とシダレ桜や。円山公園、嵐山、嵯峨野トロッコ列車…、文字も浮かぶ。遠くからみてビューや。近くでも見たい。駅ビル南側から西へ行って、途中で再びの京都タワー。駅正面4千枚というガラス面の向こう、ビューや。夜風が首筋をビュー~、空中経路を通らずにけえろ?。

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2015年3月 7日 (土)

安く、肉と野菜が食べたい

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 魚料理が続いている。久しぶりに肉が食べたい。牛でなく豚でいい。最近、野菜も少ない。出来れば、しめじなど、きのこ系がいい。昼食やし、そうお金はかけられない。予算千円未満や。そんな条件を満たす店って、どこかにあるのかな?。それが、あるある~。

 

 JR京都駅前、ヨドバシカメラ6階の但馬屋。ちょっとご無沙汰している。これまでと同じなら、大丈夫と思って、大津→京都のJR定期使って、越境昼食に行った。一人だと、客が入れ替わる昼を少し外すのがポイント。表回りの案内メニューに変わりはない。ランチ時間60分限定の得々メニュー。豚ロース150㌘780円。これで、しゃぶしゃぶや。

 

 すき焼きも選択できるけど、野菜を意識するなら、しゃぶしゃぶが良い。注文して、野菜コーナー。しめじにモヤシに榎、白ネギに玉ねぎ、白菜、水菜…、豆腐に油揚げにソーセージ、糸コン…取り放題や。お握りもあるでえ~。席に戻って、豚ロースが届いている。ろうするか?、一枚ずつのしゃぶしゃぶ回数を数えて20回も。野菜コーナー、もう一回行って、またしめじ取って、これでしめ?。支払い、消費税含んでも840円。しめしめ!。

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2015年3月 6日 (金)

人気NOワンの花巻そばに心が動く

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店に入って、席に座り、メニューを見て、人気ナンバーワン!と出ていれば~、ついつい注文してしまう。何時もながら…である。JR大津駅前、そば処・やま喜の「花巻そばと焼き鯖すしのセット」がそうだった。花巻なら岩手か、宮沢賢治か?と思って、待った。

 

トレーに乗って出て来た花巻そば、かけそばに大きな海苔が二枚乗っている。これ、いわゆる、ノリノリ?。洒落たあ!なかなかええ洒落や。品がある。加えてセットの焼き鯖すしの鯖がノルウエー産だとすると、海苔が乗り、鯖もノルウエー…、乗りに乗って、メニューのNO1当然や。調子に乗るのは、ここまでにして、何で、花巻そばか、調べた。

 

江戸時代の百科事典によると、浅草海苔を炙って、揉んで、千切って、熱々のかけそばのかけたのが始まりという。桜の花びらを撒いたような風情があって、花撒きが、花巻きに変化したのでは~と。岩手の花巻も、雨にも風にも~の賢治さんとも、結びつかなかった。そばの味は海苔だけなので、蕎麦の傍に香辛料があった。特選一味、赤と青の三味、特選八味と揃う。発売元は?と見たら、「あ・ぜん」の表示。いや、これにも、あ然!。

 

 「AZEN あぜん」の正式名称は「あ・ぜんJAPAN」。京都市左京区浄土寺に本社があり、調味料各種の販売のほか、うどんの老舗「名代おめん」銀閣寺店などを出す。おめんはニューヨークにも出店。禅の心をいかす経営。

 

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2015年3月 5日 (木)

金華さばと駅構内の鯖巡り

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あの鯖!、あの鯖!~と、自宅を出て、JR山科駅から京都駅へ行った。あの鯖?とは、宮城県三陸沖で獲れる金華さば。何時だったか、大津の知人に職場で頂戴して、旨か、旨か。それが、この前、駅東口地下構内の成城岩井店にあった。それで、あの鯖!あの鯖!だった。

 

 根っからの鯖寿司ツウ、さばっていたわけではない。あの時は確認しておいて、今度購入と思っていた。駅構内の東口地下ゾーン、鯖寿司の売店がどこにあるか、大体、知っている。改札内は京の祭り鯖寿司。もう3度は買った。午後7時半には売り切れる。改札出たら京樽さん。竹包み風の棒鯖寿司、1本1080円やけど、夜の200円割引が狙いや。

 

 成城岩井は東京型の新規出店。東北の仕入れに強く、それで金華さばかな。宮城県産の肉厚な金華鯖を甘酢で〆た押し寿司。これが、あの鯖!あの鯖!で、1本971円、日持ちもして手頃や。ここまで来たら伊勢丹地下へ。高級鯖寿司の朽木旭屋さん、やっぱり、3千円、4千円…。あっ!ガラスケースの中、12,960円の値札。目をこすって、ほっぺつねって、間違いない。長崎は松浦産で「真幻」のレッテル。世界一の鯖寿司値段、ギネス、ギネス!。

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2015年3月 4日 (水)

京阪バスの模範運転手

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なんと爽やかで、感じのいい運転手だろう。毎朝、毎夜と乗る赤と白、ツートンカラーの京阪バス。色んな運転手さん、後ろ姿で出会うけど、自宅から山科駅まで夕方に乗ったこの間の運転手さん、客が乗り降りする時に出す言葉がまさにベストオブボイスである。



 大体、後部座席に座って、本を読む。今は、昨秋、亡くなった赤瀬川原平さんがペンネーム・尾辻克彦で芥川賞を受賞した短編小説「父が消えた」を読んでいて、何となく運転手さんの声が耳に入ってきた。~暗くなって来ました。お気をつけてお降り下さい~。山科駅の手前、外環山科で停車した時である。車窓を見れば、確かに夕暮れが始まっている。

 

いや、優しい言葉や。どんな運転手さんか、気になりだした。終着の山科駅。~ご乗車ありがとうございました。スマホ、手袋お忘れないように~。いや、丁寧や、心がこもっている。バスは山科駅から始発に。~1番線、六地蔵行き、6分後に出発します~と、案内した運転手さんが降りてきた。ふっくら、50歳前後、穏やかそうなお顔。寒いのに手に雑巾、窓ガラスを拭きだした。前から後ろへ一回り全部。模範運転手さん、ここにあり。

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2015年3月 3日 (火)

ラ・フォル・ジュルネびわ湖のチラシ

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 このチラシのデザイン、何かおわかりだろうか。クラシック通の方なら、一発回答だろう。そう、バッハやモーツアルトが被った白いカツラを空に飛ばしている。よく見ると、太陽ピカッ!バイオリンもトランペットも一緒に羽根をはやして、琵琶湖上でフワフワしている。

 

 今年5月開催の「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」のチラシ。一流の音楽を低料金で一度に多くと始まり、今年のテーマはバロック音楽のバッハとヘンゲル。「ラ・フォル・ジュルネ」はフランスの港湾都市ナントが最初で、どういう意味かと訳すと、なんとまあ「熱狂の日々」だそうだ。その今年のチラシ図案がカツラ。それがわかって、そうズラ、そうズラ??。

 

 主催するびわ湖ホールの担当者に聞くと、チラシはこれまでの人物マンガなど幾とおりか案あって、今回はラ・フォル・ジュルネの仕掛け人、フランスのルネ・マルタン氏がカツラの抽象ポスターがマルダ?と。マルタンさんがマルダと言えば、それでマルだ?。この洒落、白いカツラのバッハも、バッハ、バッハかなあ。それにしても、なんで昔の音楽家はカツラなのか。一説に風呂に入る習慣がなかったからとか。昔とはいえ、ヘンゲルな説ではある。

 

 今年の「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」は5月2、3日に開催、有料プログラムは3月1日から発売。 ※ 国内では東京、新潟、金沢などで開催する。

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2015年3月 2日 (月)

タバコを吸うおかめ

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ナンのこっちゃろ? タバコを吸うおかめだって。JR山科駅前すぐの餃子の「珉珉」。店前のメニューケースの中「タバコのオカメがいます」という。大津からJRで乗車4分、府県越えの昼食に来て、何時もは夜に入る「珉珉」を通りかかって、喫煙のおかめ?である。

 

 ケースの中覗き込むと、確かにいる。左上の端っこ、丸く赤いほっぺ、低い鼻先に火の点いたタバコをくわえている。どこか、得意そうだ。「珉珉と餃子」なら見んでもだけど、タバコ吸うおかめ。意味不明、何で?と思っていたら、顔見知りの店員オジサンが出て来た。これ、何?と聞くと、さあ?、近所の人ちゃう?、我が店なのにあっけらかんとして言う。

 

 まあ、ここまで来たことやし~と入店して、本日の日替わり定食。夜は餃子とラーメン注文のカウンターに座って、初めて昼の定食。この日は野菜炒め、から揚げ、スープとライスで、値段は500円。これは安い。南側は旧三条通りを挟んで、王将さん。珉珉も負けてられんのや。量あり、味よし、値段は安し…、ええがな。さっきの店員オジサンが寄ってきた。「思い出しました。商店街のスタンプラリーでした」。第三者、岡目八目でわかったんかな。

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2015年3月 1日 (日)

ここが庶民、町、大衆の食堂

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庶民が知りたい、町が知りたい、大衆が知りたい~なら、ここここ、ここが一番ちゃうかなあ。JR山科駅から徒歩3分の千成餅食堂。昼に行ったら、まあ、爺ちゃん、婆ちゃん、オジサン、おばさん、兄ちゃん、姉ちゃん…、一人客、2人客…、愛の相席で一杯や。

 

 何でそんなんか、何でもあって、庶民料金やしかなあ。店前はボタ餅、いなり、巻きずし、蒸し芋に餅…、店内入って、一品のケース棚は刺身、煮鯖、ひや奴、金時豆、古くないサラダ? 等々。貼り紙ーは地鶏うどん+いなり、にしんそば+赤飯、きつねうどん+鉄火巻…取り合わせの妙メニュー。千成うどんは餅入り、千成定食はおかず5品の千成や…。

 

 奥は賄い部屋、釜の湯気が上がり、前掛け姿が忙しそうや。「カレー丼、8番さん」「3番さん、ネギ多め」…、前回りは元気なおばちゃん専科。注文の品乗せたトレー、真ん中の狭い通路をトーレ、トーレ?と通る。客席は両側にテーブル、相席で50人は座れる。TV、昼はニュースや。真ん前の男女会話。「4時にまでいかなアカンのや」「帰ったら一杯やろ~」。声が直で聞こえてくる。庶民の味、町の声、大衆の感覚…、ここここやがな。

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