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2014年12月

2014年12月31日 (水)

鯖やで、一年の〆鯖

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お通しは鯖寿司1巻、コースタのデザインは数字の38、箸置きはさばの陶器…、それだけじゃない。厠へ行ったら入り口表示、男子は殿サバ、女子は姫サバ…、いや、なかなか洒落がサマになっている。店中が、それはもう、サバサバしていて、どうさばくか、である?。

 

鯖尽くし、これでもか、これでもか~という鯖やさん。大阪・豊中本店で、年末に京都の町屋へ進出してきた。お店の名前は「とろさば料理専門店・SABAR京都烏丸店」という。鯖が横文字でSABAR。なんかあ、散髪屋バーバーみたいで、スナックバーみたいで、SA~どうかな。青森県八戸沖で獲れる鯖で、世界のサバ!とHPのネットサーバーに上げている。

 

鯖寿司好き、加えて洒落好き。こうなったら、一年のしめは、洒落て〆鯖や。酢が効いているとろサバは、うまSA~。お店は四条烏丸から南西へ徒歩5分ほど、昔は呉服屋さんかな。京町屋の「たたき」と読む土間の三和土、通り庭に坪庭もあり、メニューは鯖屋敷へ、ようこそ~と。鯖の棒寿司もやけど、鯖のしゃぶしゃぶ、鯖の天ぷらもあり、世界の鯖をめざし、インドのダンドリ、韓国のズッケ、米国のチップスへも進出、大変なサバイバルになっている?。

 

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2014年12月30日 (火)

ヒツジさんとヤギさん

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神戸のおば宅へ行って、来年の干支はヒツジだけど、ヤギとはどう違うの?と聞かれて、えっ~と?だった。漢字でヒツジは未、ヤギは山羊やけど、いや、確かによく似ている。どこが、どう違うのか、94歳のおばの前で、スマホで音声入力披露、ええっと、ええっと?。

 

調べると、動物分類で、ヒツジもヤギさんも、ウシ科ヒツジ亜科ヤギ属で、ひづめは牛と一緒で二股やし、胃袋も4つの反芻異だから、よく似ている。違いはどこか、それは、ヤギさんはあごひげがある。職場の八木さんは、鼻ひげやけど、まあ、ひっぱると、ひげえ~ことするな?。それでえ、毛があるのはヒツジ。もこもこして、柔らかくて、あったかい~。

 

どうして、こんな話題になったか、おば宅で、三ノ宮まで出て、市役所隣の花時計の写真撮りに行くと言ったからだ。花時計の年末年始のデザインは干支。今は来年へ向け、ヒツジさん。去年はウマさん、うまく撮れたかな、と思い出し、フラワー道路を真っ直ぐ、駅から3分や。何時もどおり、葉ボタンで、赤と白の組み合わせ。離れて一枚、近づいて一枚…、毛は白の葉ボタンや。ヤギもヒツジも鳴くと、メエメエ~、うめえこと撮れたかなあ?。

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2014年12月29日 (月)

植物園のイルミ

 

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大きな枝豆??ちゃうでえ~、ソーセージの木や。見上げて、緑色のソーセージ、大きな木にぶら下がっている。一つ、二つ、三つ…。たくさん、ブラリブラリ。説明見ると、アフリカ産ノーゼンカツラ科だって。デジカメ撮ってみる?そうせい!、そうせい!。洒落たあ。

 

 京都府立植物園の観覧温室の夜間開室とイルミネーションへ行った。開館90周年記念のフィナーレ最終日。北山から入って、噴水と高さ20㍍のトウカエデの木がLEDで、漆黒の闇に照らされている。それ、デジカメ、デジカメ。幻想的やがな。園内の輝き、LEDが10万個という。トウカイデから西へ、トウナカイさん光ってる。これ、自然体やでえ~。

 

 観覧温室の開室、夜間はそうはない。普段は園芸一筋の職員さん、案内のシナリオ読み読み、30分ガイド。百種千鉢という世界各国のポインセチア、どう説明するか、それポイント?セチアや。色は赤だけやない、白やピンクもあって、鉢は伸びて、隣と鉢合わせ?。あっ!雨漏れ?。上からポトリ一滴…、室内温度15度以上、結露や。マツカサみたいな赤い花、神社に咲いて、マツカサジンジャーだって。へえっ!、神社でジンジャエール、ウイッ?。

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2014年12月28日 (日)

笑う門には福来たる

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「門」でモンモンとすることはない。門は笑う門-、アハハ、ガハハ、エヘヘ、ウフフ…で、笑う門には福来たる。この諺、ご存知のとおり、何時もにこやかに笑っている家には幸せありーの意味。「門」を「もん」と読むのは誤り、それで、モンモンはアーカンソー州?。

 

 笑う門で、この「かど」を「角」と書くのも、やっぱりアカン!、アメリカはアーカンソー州や。京都・岡崎の京都市美の行き帰り、二つの「笑」に出会った。一つは三条神宮道西入ル付近で見た粟田神社の真っ赤な、派手なポスター。新春1月9日から3日間、出世えびす祭りのPR。寄木造の恵比寿像が大きな鯛を釣り上げ、笑う門には福来たる~と笑っている。

 

 もう一つは、西京味噌漬けの「三味洪庵」。地下鉄東山駅の改札から市美側へ出て、白川へ向って、饅頭屋さんのお隣。文久元年の創業で、150年の老舗とか。お店北側の玄関口のしめ縄飾りに「笑門」の木札が飾ってある。これは、厄除けだそうで、調べると、なんでも、スサノオノミコトが伊勢参りのおり、蘇民将来…云々と出ていた。読みは、音読みで<しょうもん>かな。それなら「門」は「もん」やし、やっぱり、モンモンとするなあ。

 

 笑う門には福来たる~の4文字熟語は「笑門来福」。まあ、使い方次第で、「かど」も「もん」も。 

 スサノオミコトが伊勢を訪れ、蘇民将来の家に泊めてもらい感謝して、後の世に蘇民将来の子孫と告げ、茅の輪を腰に付ければ疫病は免れると言い残したという言い伝えからで「蘇民将来子孫門」を縮めた「将門」が平将門に通じるのを嫌って「笑門」にとか。

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2014年12月27日 (土)

まるごと赤海老の姿焼き

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いつものことながら、う~んである。カウンター前に立てば、頼まなくても、白ワインが出る。職場帰りの大津駅前スタンド、林屋さん。通って、通って、もう5年になる。最初の一杯はワイン、白で入り、赤にして、もう一度の白で一応の区切りにしている。

 

それでえ~、ワインのあては何にするか。それは、おすすめメニューを考える店長をあてにするしかない?。それ、あて違い。冬場はおでん、大根、赤コン、ゴボ天で始まり、次にどう頼むか、これがポイント。ワインにあう、あわないより、珍しいものはないかどうかが選択の条件。あの日は、メニューを眺め「まるごと赤えびの姿焼き」だった。

 

どう調理するのか、かぶりつき。タッパから赤海老2尾、まな板に乗った。大きさ12㌢くらい。お腹を下にフライパン入り、背中はバーナー炙り。アツツ、アツツ…、海老さん、なされるがまま、まな板の海老??。ウイスキー流し込み、ジュッジュッ~。隠し味かな。蓋して2分、出来上がり。皮カリカリ、身ホガホガ…、美味い。どこの赤海老?聞くと、南米のアルゼンチン産~とか。どうりで、♪タンゴ、タンゴ♪して出てきたような?。

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2014年12月26日 (金)

名鉄の先頭車両

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名古屋の私鉄といえば、名鉄じゃけん。総営業距離は444.2kmで、近鉄、東武についで私鉄では日本第3位や。名古屋駅を軸に西に岐阜、東に中部国際空港までセントレアと伸び、駅は275もある。そう、ウィキペディアで、デ~オ、デ~オだった。

 

デ~オ、デ~オと歌ったのは浜村美智子で、ハリー・ベラフォンテのバナナボート。これは男性コーラスをバックに大ヒット、NHK紅白にもデ~オ、デ~オと出た。名鉄話題がそれて、ゴルフの女王、アニカ・ソレンサム。脱線はいかん。兎も角、名鉄は年間利用人員が、のべ36,1489,000人で、車両は1,060両もある。

 

そいでえ、名鉄の何が書きたいのか。桶狭間の古戦場へ行くのに名鉄先頭車両で見た「只今の時速」という電光掲示や。いま、何㌔、何㌔と変わるスピード表示に見とれた。神宮駅で各停に乗り換え、有松駅まで乗って、出発進行!ガタン、ガタン~、少しずつ速度が上がり、40㌔、60㌔…、最高98㌔やあ。カーブは原則として減速や?。行きも帰路も、先頭で㌔数と景色にキョロキョロ、キロキロ…?

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2014年12月25日 (木)

世界の山ちゃん、幻の手羽先

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そりゃあ、名古屋へ行ったら、何たってえ~いまや、世界の山ちゃんやあ。そう、あの幻の手羽先唐揚げ。こしょうが効いたピリ辛、手元でバリッと折って、大きい身の方を歯ではさんで、手でひっぱると、身がスポッと抜けてえ~。折った小さいのも、皮しゃぶってえ~。

 

 

 1本食べて、また1本…、いや、2本が4本~、4本が8本~、いや、そんなに食べられんテバ~と思うけど、それがあ~食べられるテバあ。一皿に5本乗って、430円やあ。1本で100円以内や。赤ちゃんがいなくても、いないいないバア!?。古戦場・桶狭間帰り、名古屋駅から地下鉄東山線で伏見まで出て、夜の錦を歩いて、長者町の山ちゃんへ入った。

 

 青い道場着の山ちゃん。左手は赤いノボリ、右手はVサイン、鳥は一羽でもニワトリ?。看板に「幻の手羽先で想い出作りませんか」と誘う。それでえ~、バリッ、ガバッ、バリッ、ガバッと5本、追加でソース味3本。そんなに?、いや、想い出だってテバあ。店内の貼り出しポスター、創業記念企画の山ちゃん川柳の金賞、銀賞、銅賞。このうち披露、どうしょうかなあ、やはり銅賞かな。「山ちゃんは 鶏点(K点)超えの レジェンドだ」。どうやあ。

 

 ちなみに金賞は「店中の 鳥食べ尽し レジ・END」銀賞は「手羽先も よく見りゃVの字 レジェンドだ」。

 

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2014年12月24日 (水)

桶狭間の近世の曙像

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 なんと長い槍だろう。信長の右手、足元から頭を超えて3㍍はある。桶狭間古戦場公園・田楽坪にある近世の曙像。向って右は今川義元42歳、隣が信長27歳である。中世から4近世へ、その時歴史が動いた戦い。その二人のブロンズ像が見たくて来て、ご対面である。

 

 制作は名古屋在住、日展作家、工藤潔さん(71)という。ブロンズ像前、工藤さんとカラオケによく行くというボランティアガイドさんがいた。桶狭間古戦場保存会の法被きて、帽子被り、それこそ、ツウツウレロレロみたいな古戦場ツウ。信長の槍、長いですねえ?と聞いたら、いやいや、ホントの槍は6㍍あったんですけど、行政の許可が出なくてねえ~と。

 

 像の槍でも長いのに、ホンモノはその2倍である。兵の槍も4㍍だったという。歴史作家、安部龍太郎著「蒼き信長」下巻第10章、桶狭間の項で、訓練を繰り返し、実戦で鍛え上げた信長の長槍隊の威力はすさまじい~とあり、改めて、投げやりでない、やり込めたやりやと。信長と義元像のモデルは?とガイドさん聞くと、年齢相応の地元の人で、工藤さんは裸体デッサンから戦国そのままの鎧、兜再現の制作だったと。完成まで2年、ヤリヤリ??。

 

 近世の曙像は桶狭間の戦いから450年を記念して、2010年5月、古戦場保存協会らの人たちが寄付金3000万円を集め、つくった。

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2014年12月23日 (火)

名古屋短大の信長坂

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そうか、あの戦いは、中世から近世へ幕を開く戦いだったのかあ。今から450年以上も前、織田信長と今川義元が戦った桶狭間。信長が勝って、天下統一の第一ラウンドを制し、秀吉、家康への流れになった記念すべき合戦の場所が見たくて、急に思い立って行った。

 

 古戦場というから相当、田舎かと思ったら違った。所在は名古屋市の緑区とある。名鉄有松駅で、中京競馬の近くや。行きは京都から新幹線で名古屋まで、帰りは在来線で乗り継いだ。道のり、信長が平安楽土を思って名づけたお城・安土駅、天下を分けた関が原駅…、戦国タイムスリップの日帰り小旅行は、ほら貝が鳴るような。ブオッ、ブオッ~目指すは桶狭間!。

 

 駅前から史跡マップで徒歩10分、最初の史跡は信長が、機を窺い、奇襲をかけた釜ケ谷。今は名古屋短大の敷地。駐車場から入ると、大学制作のテンレス製案内板は「信長坂」とある。「永禄3年、西暦6月22日午後1時頃、激しい雷雨を止むのを待って、信長隊はこの坂を一気に駆け上がり、義元の本陣に突入した。これが世に言う桶狭間の合戦。信長の勝利により、中世の陋習は打破、近世への扉が開かれた」と。その時、歴史は動いた。<続く>

 

 永禄3年は1560年、旧暦は5月19日、太陽暦で6月22日。

 

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2014年12月22日 (月)

ひこうき雲と落日

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大きな、大きな白い河のような…、高く、高く上がる白い煙のような…、暮れ行く空が白い雲のキャンパスや。買い換えたデジカメ初仕事、青い空に向け、伸び上がるように、いいな!いいな!と撮った。京都市美の日展鑑賞帰り、平安神宮大鳥居あたりで見あげた空だ。

 

 今冬一番の寒波が来た翌日、少しは寒さがゆるんでいた。秀明文化賞受賞者の彫刻作品を鑑賞に行って、市美を出たのは、午後4時15分頃だ。何気なく見上げた冬空、赤い大鳥居の上、真っ白い雲が太く、大きく、高く…、まるで天まで行くみたいに伸びている。ひこうき雲なのだろうか。思わず見とれて、角度を変え、位置を変え、シャッターを押し続けた。

 

 ユーミンこと、荒井由美が作詞、作曲、自ら歌ったデヴュー曲のひこうき雲と、宮崎駿の飛行機づくりのアニメ・風立ちぬを思い出す。うんと低空で飛んだ飛行機の航跡だろうか。航跡見るのは好きだけど、こんなのは初めてや。デジカメを西へ向けたら、今度は改修中の京近美の向こうの空が燃えているよう。能の観世会館の屋根が見えるあたり、落日その一瞬の輝き、まさに幽玄や。ここで久々に一句。~仰ぐ空 撮るよ!撮った!と デジカメる~

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2014年12月21日 (日)

討ち入りエイエイオー!

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 討ち入りの赤穂四十七士が光る刀を一斉に空にかかげてエイエイオー!、エイエイオー!、エイエイオー!。勝ちどき三度、勇ましいがな、格好いいがな。デジカメを高く持ち上げ観衆の後ろから撮影して、あの刀は、真剣やろか?竹光やろか?と、真剣に思った。

 

大石内蔵助を祀る京都山科・大石神社本殿前である。討ち入りの12月14日、今年で40回目の山科義士まつり。朝、桜と紅葉の名所、毘沙門堂を山鹿流の陣太鼓で、デデンガデンと出て、ゴールの大石神社まで5時間余り、討ち入りを果たし、区内を苦なく歩く?。義士は鉢巻き、先頭の内蔵助は兜姿。貫録があり、風貌に重みがある…、人選は大事や。

 

神社に隣り合う岩屋寺は内蔵助討ち入り前の隠棲地。この日は忠魂堂が開いて、槍を持った内蔵助の像などが見える。甘酒接待、討ち入り蕎麦、おでん…そら、お祭りや。竹やぶの裏道を降りて、大石神社や。境内は地元のお菓子屋さんが大石饅頭にお手がら餅。便乗銘菓、売れたかな。鬨の声のあがった時は、元禄15年(1702年)ベンベン~、あれから312年である。竹光か、真剣か、現代は銃刀法ちゅう法律がある。正解は竹光や。

 

※ 山科神社、岩屋寺へは、JR山科駅前の京阪バス29号系統で、大石神社前下車、所要時間15分。乗車賃220円。

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2014年12月20日 (土)

新福菜館のしょうしょう?

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ブラックの色具合はどうか。レンゲで黒いスープをすくって、デジカメで写真を撮ってみた。いや、黒い、黒い、黒いがな。ラーメン通に評判の醤油スープ。味のほどはどうか。口の中で、ふくむ。う~ん、舌に沁みる。これ、これ、これが新福菜館の中華そばや。

 

観光客が並ぶ京都駅近くの本店へ行って、今度は河原町広小路の府立医大前である。ここも直営店。府立医大で昼に3か月一度の定期健診あって、院外処方の薬受け取り30分かかるというので、隣なので入った。午後2時前、透いているけど、常連だろうか、一人客が結構、入って来る。こっちは何を頼むか、やはり本店の時と同じで、650円の並や。

 

もやし、葱、焼き豚。麺は中太。一味をしょうしょう、胡椒もしょうしょう。これで、黒いスープの味がぐっと引き締まる。これが通ちゅうもんや。うまいがな。カウンターの一人客、葱大盛!と頼んでいる。もう一人の客は、しょうしょう!と言う。ラーメンが、少しの、しょうしょう-にしては?と、壁の貼り紙メニュー見てわかった。中華そばの小550円と、黒いやきめしの少400円の組み合わせ。所謂、ラーメンライス。これも注文ツーの通や。理解、しょうしょう時間がかかった?。

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2014年12月19日 (金)

大津百町物語の百福豆

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 豆にどれだけ福があるかというと、なんと百もあって、それで「百福豆」だという。まちづくり会社「まちづくり大津」が開発した大津土産の豆菓子である。ちょっとカレーと思うカレー味、チョコと感じるチョコ味など、16種類の豆味が、いかにもまめまめしい?。

 

 百福豆は、大津がその昔、東海道の宿場町として栄え、丸屋町、浜町、御幸町など、町名が百もあったことに由来する。県都にしては、ちょっと寂しい大津を何とか活性化したい~と5、6年前に誕生したのが、まちづくり会社「まちづくり大津」で、大津商工会議所などが支援する。百福豆は大津百町百福物語シリーズと銘打つ大津土産の第一弾という。

 

 会社の事務所が入る浜大津の旧大津公会堂であった「第26回わらげん寄席」の出店で百福豆が試食付きで出た。滋賀県産の黒豆一つ二つ、ポリポリ、きなこ味もポリポリ、びわこえび味もポリポリ~してみた。初販売の西武大津店、1週間で予想以上の千個も売れたというだけあって、試食結果は◎。赤いノボリを立て、率先販売のまちづくり会社の社員さん。「大津百町百福物語」ロゴ入りの赤い法被を着て、売って、ハッピー・エンドマメ??。

 

 まちづくり会社では、今後は、みそサブレやチーズまんじゅうなども開発、大津市内の老舗の商品も含め、「大津百町百福物語」シリーズとして販売していくという。京都新聞の記事によると、同社の元田栄三取締役は「大津には伝統的な物産や工芸品は多いが、土産物がなかった。百福の名で、福が訪れるような商品を開発していきたい」と話している。

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2014年12月18日 (木)

光りのトンネルの先?

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どんなんかなあ~と、光のトンネルを抜けた。あれ~!、出た所の木にハートマーク。川端康成の小説「雪国」の書き出し。「国境の長いトンネルを抜けると、雪国だった」だけど、これは短いトンネル、抜けてハッとするハートや。JR大津駅前公園のイルミネーションの一つである。



 官公庁が休みとなると、客足が減る県都・大津。そこで、地元商工団体がオツオツ?してはーと、駅前一帯で、5、6年前からびわ湖大津灯りのまつりを開いている。駅前から琵琶湖へ続く中央道路の分離帯に光のツリー。今年は東側2車線200㍍、一日だけ歩行者天国に。公園前にライブのステージが出来、地元物産品を売るマルシェ屋台も並んだ。

 土曜夕から琵琶湖ホテルで会議あり、大津駅を降りたらイルミネーションの点灯式が始まるという。会議まで時間があり、パッと輝く一瞬を待ってみた。ステージ上、地元しがFMの女性アナがカウントダウンの掛け声。~さあ、皆さん、ご一緒に!5、4、3、2、1~。暮れかけた空にLEDの灯りが赤青白と点いた。電球17万球という。ハートがゴールの高さ3㍍、長さ10㍍のアーチ型トンネル。公園のあっちでキラキラ…光った。

 

 歩行者天国は12月13日、大津商工会議所、まちづくり会社が主催して開催した。

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2014年12月17日 (水)

東山三条の看板は??。

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米久さん-、どんな店だったんだろう。何時からこうなったままなんかナ。持ち主さんは今、どこにいるのかなナ。大きな看板見上げて、写真撮って、ちょっとしたナゾ解きやった。まちのナゾ?、そんな大そうなことはないかもだけど、写真からみるナゾ、紹介しよう。

 

 京の東の錦と言われる古川町商店街の入り口近く、東山三条から東へ3、4軒だ。2階建てビル、1階はシャッターが降りたままになっている。レンガ壁の2階の部屋、人が住んでいる気配はない。こんな町の真ん中、京都市地下鉄東西線の東山駅は徒歩1分だし、平安神宮にも、知恩院にも、祇園にも、三条大橋にも近いのに、だれもいないままって、何でかナ?。

 

 大きな赤字の看板「米久」は色あせているけど、目立つ。何のお店だったか。だいぶ、文字が抜け落ちているけど、残った英字がヒントや。「--S- BE―F SHOP」―、どうも「BEEF」で肉屋さんぽい。米でお米屋さんかなと単純に思ったが、違うようだ。同じ米久で、京都・二条駅近くにコロッケ屋さんがあり、大手では静岡・沼津本社に年商144億円の食肉店がある。なんか関係あるようやけど、ナゾはナゾのままがいいのかな。

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2014年12月16日 (火)

これはこれは~の宴席料理

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 パソコン開いて、ピクチャー見て、デジカメで撮っておいた宴席料理、イチ、ニ、サンである。えっ!おやおや!これは、これは~の料理、どんなんがあったかな。JR大津駅から西へ1分、リニューアル開店した居酒屋とっくりさん。冬瓜を皿代わりにお造りが出てきた。

 

 漢字読みテストで出てくる冬瓜のとうがんである。写真の左端、半分に切って、真ん中に氷を入れて、カツオにハマチのお造り。彩りに青モミジ、菊の花…いや、美しい。自ら料理は運んで来た大将店主に聞くと、うちの畑で沢山、冬瓜が獲れたので…と。何とも、もったいない冬瓜皿の事、大将店主がたいしょうに言わず、さらっと?。これぞ、旬のサラ料理!。

 

 旬と言えば、豆乳とんしゃぶの寅太郎さん。京都・烏丸仏光寺東入ルに開店、4周年記念の特別会席。白濁した豆乳に丹波高原の豚を投入して、しゃぶしゃぶするけど、この秋は、豚プラス合鴨。真ん中の写真がそれで、茶けた色の大きな朴葉(ほうば)に合鴨が乗っていた。ここで洒落て、ホウ~。写真の右は四条大橋西の東華菜館さん。年に2回開催の東華春秋会のコース料理で出たフカヒレのスープ。思い出し宴会料理写真、これでとうかな。

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2014年12月15日 (月)

時空の広場は光の海

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えっ!二つでもサンタ?。ちゃう、ちゃう、サンタクロースちゃう。それ、LED雪だるま。クリスマスみたいなムードやけど、シルクハットかぶって、一つはかっこよくマフラーしている。青くなったり、赤くなったり、白くなったり…、サンタやなく、雪だるまが二つ。

 

 これ、JR大阪駅のイルミネーション。ESで、スルスルあがって5階の時空の広場や。床面に光り、見上げるドーム屋根にも光り…、それはそれはの、光の世界である。案内ポスターによると、「Twilight Fantasy」だって。国立国際美術館行って、JRで大阪から京都へ帰るおり、土日なら時間制限なしの昼得切符、ちょっと見てからだった。

 

冬を彩るイルミネーション、いまや、頭の3文字で、イルミ?と略すそうな。日本語なら電飾。この時期、全国どこへ行ってもイルミ、イルイルや。大阪駅イルミの副題は「光り輝く時空の海」とか。上は星空のヴェール。高さ17㍍、幅20㍍。満天の星の中にオリオン座もパッパッとよく出る。下の床は青く輝く光の海、大海原だって。デジカメ、仰いで構え、屈んで構え、どう撮れたかな。時空を超えたロマンと神秘のイルミ、いいな!、いいな!。

 

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2014年12月14日 (日)

おごと温泉駅の彫刻・仰木太鼓

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ドドン、ド~ン、花火やない。トントントン~、母さん、お肩を叩きましょ!-やない。デデン、デンデン~、そう、これは、太鼓の響き。擬音の表現は様々、これなら分かってもらえたかな。太鼓の場合、大きく、小さく打ち分けて、バチがあたらないよう撥を打つ?。

 

JR湖西線おごと温泉駅の西側、琵琶湖と反対の山側の広場に1200年の伝統がある仰木太鼓の彫刻がある。石垣の高台の上、捻り鉢巻き、法被、ふんどし姿の男衆二人。真ん中に太鼓を置き、左右から打ち分ける。一人は立ち、一人は屈んで、ともに両手に撥を持って、今まさに~。何が出るのか、デデンガデン、何時までか、トコトン、トコトン~?。

 

幻聴か、見上げていると、音が聞こえてくるよう。駅前からシャトルバスで、成安造形大へ行って、用件済ませての帰り。山科行きの電車まで時間があり、ぶらっと駅回りを歩いての発見だった。平成4年3月、ふるさと創生事業で出来た彫刻。当時、成安造形大の学部長だった空にかける階段シリーズで有名な彫刻家・富樫稔さんの制作という。仰木太鼓は比叡山の麓、小椋神社の祭礼で、独語見たいにデルデスデムデンと打って出るそうな?。

 

 仰木太鼓は人々を集める「集来打ち」、5基の神輿が小椋神社神社から御旅所へ渡御する「宮立ち」などが代表的なリズム。歴史は、平安時代中期にさかのぼり、毎年5月3日に祭礼がある。

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2014年12月13日 (土)

カフェテリア「結」

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 何が食べたいからでなく、そこへ行ったからには…だった。成安造形大学へ行って、学内にあるカフェテリア「結」(ゆい)である。ブルーベリー食の紀伊国屋が運営、大学の職員、学生らがサポートしている。行って見て、誰かにゆいたい「結」だった。

 

 正門から入り、学舎を幾つか通り、芝生グラウンドの奥にあった。真下にびわ湖が見える。遠く近江富士も見える。建物は木造の平屋づくり。店内入って、すぐ黒板メニュー。何の注文が多い?と聞くと、棚田ランチという。大学の所在は、JR湖西線のおごと温泉駅からシャトルバスで5分。段々畑の棚田がある仰木に近く、それで棚田ランチのようだ。

 

 棚田ランチは二つ。大豆中心のAと、肉食中心のBで、この日のBは豚肉マスタード焼き。あつあげグラタンのA730円より、50円高いBにして、12番のベル番で待った。水曜はうたとギターの「結」ライブ。店内奥で森本のりたかさんがギターを弾き、聖夜を歌っている。呼び出しがかかり、カウンターへ。お子様ランチみたいに盛った玄米ご飯、童心に帰って、豚肉焼きをメーンに、野菜は、赤カブなど根菜類多く、「結」にまたコンサイ!。

 

 カフェテリア「結(ゆい)」紀伊國屋の建物は、2004年に、成安造形大学の学生たちが主体となり、建築、什器、ランプシェードなどすべて、セルフビルドで完成させた。

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2014年12月12日 (金)

ぎょとする「十魚架」

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 身体に両手をつけ、足を揃え、雲の上のジャンプ(だ~い?。ノーマルヒルの90㍍級、ラージヒルの120㍍級かな。カッコいいなあ。雲からモクモク、どこまで飛距離を伸ばすんだろう。大阪・中之島緑道に立つ彫刻家・河原明さんの作品「雲の詩」である。

 

大阪の国立国際美術館帰り、肥後橋から淀屋橋へ堤防沿いに歩いて見つけた。ステンレスのモニュメント彫刻。高さ5㍍、ふんわりした雲からジャンプ一番である。次は北田吉正さんの石像「花の天女」だ。お腹の真ん中、太い両腕で大きな花を抱えている。花はかな?誰に聞くとわかるかな。堤防の道を行くと、色んな彫刻、右に左に次々と登場だ。

 

どの作品も制作は平成元年3月。日本宝くじ協会が宝くじの普及宣伝事業としての寄贈という。淀屋橋まで作品は20㍍間隔で確か8点か。「広場―鳩のいる風景」(冨永敦也)は子どもが屈みこんで、2羽に鳩さんに手を出し、おいで、おいで。可愛いなあ。「十魚架」(天野裕夫)は、どう読むのかな。手が頭から突き出て指8本。足は二つで、指5本やけど、一本足。胴の真ん中を貫いて魚?。十字架がで「十魚架」。見ていて、ぎょとする?。

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2014年12月11日 (木)

新福菜館は京都ブラック

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 やっぱり、並んでいる。寒いのに並んでいる。第一旭も新福菜館も、どっちも長い列が出来ている。第一旭はラーメン専門店、新福菜館は中華そば専門店…、師走入り土曜の昼すぎである。京都駅正面から第2タワーホテルの北側の細い道を抜けて、久しぶりに行って見た。

 

 どちらも、何でこんなに人気なんかなあ。キャリーバッグ、観光客が多そうや。列の並びの流れ、新福さんが早いかな。JRの高架橋を超える道路、向かい側へ行って、両店を見比べてわかった。新福さんは表の看板が新装。大佛師・明慶の揮毫。2階でも食べられるようになってかな。スマホ時計で確認したら15分ほどで、2階へ上がった。満席、相席や。

 

 新福来たら、そりゃあ、黒い中華や。駅ビルの拉麺小路に富山ブロックもあるけど、ここは京都ブラック。1938年、屋台から始まって、老舗の老舗、ブラックの草分け。並みの650円に豆板醤に胡椒入れて、これがツウちゅうもんや。相席、男性から若い女性二人に代わった。聞き耳、韓国女性や。ナニ、注文かな。あっ、やっぱり、黒い中華や。片言で聞くと、ソウルから来て、昨日金閣寺、2日目が新福入り。コウリャア?、はるばる、ようこそ!。

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2014年12月10日 (水)

抽象画のJF展

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う~ん、う~ん…、唸っても、唸っても、である。暗いし、重たいし、解らないけど展示作品90点を見て回った。没後50年、日本初の回顧展というジャン・フォートリエ展である。大阪の国際国立美術館で開催していて、閉幕の前日、招待券があって、見に行った。 

 

  どんな画家かーというと、戦後のパリの美術界を揺るがした抽象表現の先駆者という。ジャン・フォートリエの頭文字をとってJF展とも。1898年パリ生まれで、日本では明治31年である。第3次伊藤博文内閣の時代。ナチに追われ、逃亡先のパリで描いた連作「人質」の油彩20点が見どころという。何か、感じるかな~と、展示会場の地下3階へ降りた。

   

 東京五輪の1964年、76歳まで没するまでの生涯作品が時代別に並んでいる。制作年、34歳で描いた管理人の肖像。ちょっと暗いけど、ようわかる。静物画も裸婦シリーズも題名と輪郭で、わかるけど、黒から厚塗り時代へ入ると、作品に近づいても離れても、きばってないのに、う~ん、う~ん。注目の連作・人質は、黒いカーテンの特別会場や。鑑賞者も人質?。晩年68歳の作品は題名がこちょこちょ。茶色の厚塗り、どこがこそばいんかなあ。

  

 ※ ロンドン王立芸術院に入学、芸術エリート。ロマン主義画家、ターナーに影響を受ける。1924年、パリで個展。フランスの哲学者で有名なサルトルはフォートリエを「もっとも戦後的な画家」と賞賛。 ※ 展覧会は12月7日で終了。


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2014年12月 9日 (火)

鳥貴族のトリドリ

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鳥貴族の「鳥」が象形文字である。大阪が本社、今、全国に380店舗あり、テンポよく、店舗を広げる焼き鳥居酒屋チェーンだ。今年開店した山科の外環三条近く、なか卯と同じビルの2階店へ行って、象形文字で、しょうけえ、しょうけえ~と、感じるままに書く。

 

焼き鳥の値段は280円均一という。ハハ~ン、にわとりと洒落ているのか。メニューはどんなんかなあ。ハートたれ、ハート塩、もも貴族焼、むね貴族焼…とりどりメニュー、ひととおり見た。とり洒落なら負けんでえ~。この洒落、とりあえずや。まだまだ、とり出すでえ~。焼き鳥は国産国消だって。地産地消から日本全国へ、大きく羽ばたきたいのかなあ。

 

店内の間仕切りは1人でも、2人でも、4人でも、椅子を移動して、6人でも、8人でも、ケース倍ケース、臨機応変や。スピードメニューは、ホルモンねぎ盛ポン酢。それにつくキャベツは別皿でお代わりが自由。店内は木づくりで温もりを感じる。生ビールは樽出しのうぬぼれ生とか。店員サービスは永遠奉仕。お店の誇りは、たかが焼き鳥屋、されど焼き鳥屋。食から世のも変えたい-と。いいがな、いいがな~、けっこう、けっこう~、コケコッコッ~。

 

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2014年12月 8日 (月)

ポスター、トライの都来

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なんと巧みな当て字だろう。京都は2019年の日本開催が決まっているW杯ラグビーの会場に名乗りをあげ、その誘致ポスターにトライ!で「都来」の漢字を当てている。地下鉄東山駅の改札を出た通路で見つけた。ポスターのトライアル、これはアイデアルである?。

 

写真はトライシーンと日傘と舞妓さん。ええおすなあ、よろしおすなあ、うちもおしますえ~。それで、トライ!で「都来」。ひょっとして、渡来人もとらいしたら?と驚く当て字。2014年最優秀ポスターか。街歩き発見ポスターの優秀作、まだある。世界遺産の二条城一口城主募金。平成23年から修理が始まって~二条城は新たな城主をお迎えします~。

 

ポスター発見は地下鉄二条城前だったかな。募金城主の殿が増えて、との殿が殿か、一人の城主はじょうするのか。いや、これは、洒落てしもうたモーターボート?。地下鉄山科駅構内の円柱は京都マラソンのイラストポスター。平安神宮を背景にゴールテープを切る女性ランナー。あっ、五輪選手の福士加代子さんに似ている。テープ、福士さん所属の大会協賛ワコールの企業名や。山科駅には討ち入り義士ポスター。年末、そう、ぎしぎしせんと~。

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2014年12月 7日 (日)

山口淑子と早大映研の学生たち

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 ほれ、ここここ、ここや~。元映画監督、NYさん(83)が宴席にセピア色の写真を持ち込み、指差して言う。ここ!ここン所、これが、山口淑子や。夜来香を歌って、満州国時代は中国名・李香蘭だった山口淑子さん。写真の中央、確かに淑子さんが写っている。

 

 どこに?どこに?宴席の皆さん、代わる代わる写真を覗き込む。ホンマや!、山口淑子や!。やっぱり、綺麗やなあ、別嬪やなあ~。1951年5月11日、場所は早稲田大学大隈会館。一枚は早大映研の学生が山口淑子さんを真ん中に集合写真、もう一枚は会館の中である。和暦で昭和26年、山口さん31歳。コートを手に若くて、清楚で、美しい。

 

 中国語でビールはピジョ、美女はピヤ~レン。ウン?関係ある。いやまあ?、知っている中国語の単語、紹介したかった。山口さんは今年9月14日、94歳で死去。歌手、女優、政治家、後年は3時のあなたのTV司会者。なんでこの写真か、NYさんが当時、早大映研の学生さん。この時、一緒に写っていたからという。故高倉健さん主演の映画八甲田山を撮った映画監督、故森谷司郎も同期で写っていて、NYさんの思いが重なっていた。

 

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2014年12月 6日 (土)

甲賀流の忍びうどん

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忍者の里、甲賀へ来れば、そりゃあ、ドロンとこなくちゃあ。どこでどう隠れ、どこからどう現れるか…である。甲賀忍法はその一、その二、その三…、トリは、くの一か。甲賀流の名物料理と言えば、忍者鍋、忍者巻などあり、ここは甲賀忍びうどんセットを書く。

 

 甲賀は「こうが」とは濁らない。効果と同じ「こうか」と読む。甲賀を知る、知らない?のポイントの一つ。甲賀市と言っても、タヌキのいる信楽、旧東海道の水口、土山など、平成の合併でずいぶん広くなった。新名神の甲南インターもそうで、降りると、忍者屋敷、忍者村の案内看板が出てくる。甲南へまた、こなあかん!と洒落て、忍びうどんを出す。

 

 それ、どこで出たかと言うと、センチュリー・シガGCの昼食メニュー。ドロンとではなく、普通に出た。棒振りは下降線、今はスコアより、昼食に気持ちがいく。客寄せの特典は、ワンドリンク付きで、メニュー料金から千円引き。甲賀忍びうどんセットは1500円なので500円。効果的な甲賀流商法か。何で忍びうどんか?。海老天、肉、蒲鉾、焼き餅など具の中にうどんが忍び込むからという。具隠れの忍び、グー?。

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2014年12月 5日 (金)

春に背いて咲く冬桜

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絞り出さなくても出てくる貴方のユーチューブ?。丸い顔の歌手湯原昌幸がギターを持って歌っている。♪~一度だけの人生と 誰も口にするけれど…♪と歌い出すヒット曲の一つ「冬桜」である。それに続いて♪~桜 桜 冬桜 春に背いて咲くがいい~♪と歌う。

 

どこか人と違う人生があっても、歌詞は♪~歩いた道を恥じるなと ただひそやかに~♪と綴る。誰がどう言おうと、歩いてきた道に悔いはないんだという。ユーチューブの湯原さん、自分に語りかけるように歌うのをパソコン検索で見た。どうしてか?と言うと、この晩秋に2度、冬桜を見たからだ。写真で撮り、ネットで調べ、湯原さんの冬桜だった。

 

 本物の冬桜は、甲賀市甲南町のセンチュリー・シガGC6番ホール。前の職場と今の職場のコンペが、同じゴルフ場であり、11月6日と12月1日、2度行った。桜の木は2本、ゴルフ場が出来た時からか、高さ3㍍ほど、幹に苔がはえている。秋から冬に咲いて、春は春で咲いて、年に2度咲く。白い清楚な花びらが一輪、二輪…、震えるような寒さの中、ただひそやかに春に背いて咲いている。いいんだ!、いいんだ!、それも人生なんだ!。

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2014年12月 4日 (木)

「市役所前のキス」

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010いやまあ、なんとまあ、大胆な~。人の前で、人の中で…、そんなん、いいのかな、いいのかな。フランスはパリの写真家、ロベル・ドアノーの代表作「市役所前のキス」である。襟マフラーの男性が右手を女性の肩に回して、抱えこむようにして…、ホントにいいの。

 

 ドアノー没後20年の写真展である。京都祇園の京都現代美術館「何必館」で開催していて行った。館長の梶川芳友さんが親交のあったドアノーの持つ洗練されたエスプリとユーモアに魅せられ、収集した写真60点を子供たち、恋人、酒場、街路、芸術家の5つのテーマに分類して、展観中だった。いやあ、あらまあ~は、当然、恋人、1950年撮影である。

 

 写真、美術館入り口の四条通り側に大きく引き伸ばして、展覧会案内を兼ねて、飾ってあった。館の外でエッと見上げて、館の2階展示室で、パリならいいんやろなあと、ゆっくり見て…。手前に椅子がある。オープンカフェかな。後ろ姿、帽子の男性は座って見ていて、ドアノーさんも、さらにその後ろから見ていたのかな。かねがね「写真は創るものではなく、探すものだ」と言っていたドアノーさん。これぞ、見~つけた、見~つけた、だったかな。

 

 ドアノーは1912年、パリ郊外生まれ。石版画を学び、18歳頃から写真の世界入り。雑誌ライフのカメラマンとして活躍、生涯パリに生きる人々を撮り続けた。 ※展覧会は11月30日で終わった。

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2014年12月 3日 (水)

塾豚…ととんがトン

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とととんがトン~みたいな暖簾が上がっている。青地に白抜きで、とんかつ、とんかつ…。お店の名前はとんかつ食堂「塾豚」(じゅくとん)という。天智天皇の御陵さんがある地下鉄東西線の御陵駅から東へ歩いて、2、3分か。それまでトンと知らなかったお店である。

 

 昔の国道1号、三条通り沿い、4階建てビルの1階に今年6月、暖簾を揚げたと。前から気になっていて、行きつけの整髪屋さん帰り、入ってみた。飛んで火に入る~という諺はあるけど、トンが違う。夏の虫でなく、豚の客である。細長いカウンター席、真ん中当たりに座って、豚汁付き、850円のとんつ定食。注文して、店内見渡すと、とことん、豚や。

 

 額に店名の塾豚文字の豚イラストがある。ブタ、ブタ、子ブタやない。親ブタや。黒板に赤いチョークで豚絵がある。線をひっぱって、ここが肩ロース、ここがヒレ、ここがバラ…、豚肉の部位が説明してある。トロトロという名物、豚すじカレーに数量限定のリブロースもあって、それはもう豚一筋である。店長は野球帽被ったオーナーで一人経営、まだ若そうやけど、有名とんかつ店で12年修行して、独立したとか。さて、この先、とんやれな、とんやれな。

 

 豚絵茶碗と一緒に出たとんかつ定食、大根葉も出て、味は◎。 ※ ソースは祇園発祥のオジカソース、醤油は甘めの屋久島醤油取り寄せ、塩はアンデス岩塩使う。 

 

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2014年12月 2日 (火)

紅葉、なんでモミジと読むのかな

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紅葉と書いて、モミジと読ます。もちろん、こうよ!、ああよ!の、こうようーと読むのもいい。カエデと読む楓も、モミジの意味だけど、カエデを入れると、かえって、ややこしいので、ここは、なんで紅葉をモミジと読むの、不思議やなあと、ネットでモミモミした。

 

童謡「紅葉=モミジ」は1911年(明治44年)に誕生、日本の歌百選に入っている。♪~秋の夕日に 照る山紅葉 濃いも薄いも~♪…と口ずさむと歌詞が出てくる。小学校唱歌で、音楽の時間に重ね歌う輪唱で歌ったのを思い出す。濃いも薄いも~は、年齢が行くと、個人差が出てくる。これは頭髪の話やけど、言いたいのは、照る山紅葉で照る山モミジ!。

 

何でかな?、あっちこっちとネットでサーフィンして、出てきた。国語辞典の「大言海」に~色ハ揉ミテ出スモノ、又、揉ミ出ヅルモノ~とある。その揉み出ずる色が、ベニバナ染色からという。紅葉が赤葉でないのは、その紅色からで、もみ出ずるが訛りに訛って、もみじになったとか。そうか、なんとなく、わかったような。まあ、モミモミ効果ということか。上の写真、紅葉ピークだった山科疎水を歩いて……、♪~濃いも薄いも 数ある中に~♪。

 

 写真は山科疎水、11月24日写す。 ※ 童謡紅葉の歌詞は ①秋の夕日に 照る山紅葉  濃いも薄いも 数ある中に 松をいろどる 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様 ②谷の流れに 散り浮く紅葉 波に揺られて 離れてよって 赤や黄色の 色さまざまに 水の上にも 織る錦

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2014年12月 1日 (月)

店名の魚里ゐ夷って??

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お店の名前に様々あれど「魚里ゐ夷

」って、どう読んで、どういう意味なのか?。さあ、居酒屋会話の始まり、チョ~ン、チョ~ン。お店は京都駅八条口からトボトボ歩かなくても、南へ徒歩4分。新開店から1週間たった頃、魚料理がいいという知人の紹介で行った。

 

店名は「トリイヱビス」と読む。店の名前、これまでも店舗名、凝って付けてきたオーナー店長が名付けた。お客さんに、サントリー?か、ヱビス?かって、聞かれてもわかるようにメニュー表紙、壁の貼り紙に店名由来が紹介してある。読むと、なるほど、しょうかい、しょうかいと思う。魚の里(漁港)と京都を「ゐ」で繋ぐ七福神の夷さんだという。

 

魚里の「とりい」が、朱の鳥居とかけてある。店のある八条口は京都の玄関でもあるからだそうだ。お店は魚料理が売りなので、七福神の中でただ一人、魚を抱えている夷さん登場、食べてニコニコえびす。それに~茶髪の店長の出身地が京都南区の夷馬場町の夷も取り込んで、サービスえびす。店員さんユニホーム、背中は「魚里ゐ夷」ロゴ。なんでか、ろこ行ってもわかるように??。それで何、食べたんかなあ。鯵の刺身、粋な味やったあ。

 

 アバンティの南側、11月20日開店。電話は050-5787-6882。 ※ 漁港直送の魚仕入、お酒各種あって、二階座敷50人。

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