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2014年11月

2014年11月30日 (日)

京阪の舞妓さん一杯ポスター

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いいな、いいな、舞妓さん一杯の電車、いいな、いいな。電車に乗るなら「おけいはん」の京阪電車のポスター。淀屋橋行き特急は、頭にかんざし、綺麗な着物の舞妓さんが一杯。華やかで、艶やかや。20人、30人…いや、もっとかな。迷子になりそう?。

 

舞妓さんポスターは京阪電車京津線の車内吊り。夜、浜大津から山科へ戻るおり、ドア近くの前向きシートに座って、見上げたらだった。ポスターは吊り輪の向こう、前方3㍍ほど上である。京阪三条など駅構内でも見て、知ってはいるけど、車内でご一緒するとは…だ。デジカメ取りだし、座ったまま、レンズを2倍、4倍、6倍とズームにして構えた。

 

どの舞妓さんが可愛いかなあ。ズームを引っ張り、レンズ越し、焦点を合わす。電車の揺れか、手ブレか、目のくらみか、舞妓さんの眩さか、どうもピントがこない。立ち上がって、ポスター前で…とも思ったが、ちょっと車内的に恥ずかしい。しゃ~ない、そのままでズーム合わせ2度、3度…。あっ!やっと目と目があった。黄色とブルーの舞妓さん。窓越し、こっち見て笑っている。おおきにどす、よろしゅうに~だって。いいな、いいな。

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2014年11月29日 (土)

カマ焼きの洒落カマ、あれこれ

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豚肉卵とじ丼にするか、カマ柚安焼きにするか、さて?である。京都タワー地下の京和食「伏水」へ行って、恒例の日替わりAかBかの選択。板前さんは顔見知り。どちらがカロリー低い?と聞くと、そりゃあ、魚のカマだという。ホントは…だけど、減量中である。

 

 食べたい方を選ばす、ぐっと辛抱して、カロリー低いカマのBを選んだ。カマとは魚のエラの下、胸びら部分、鎌の形なのでカマ。身をとったアラとは違う。アラ!そうやったのか。板前さん、ひっくり返して食べた方が~と、かまってきた。エラのところに身がつまっていて、箸で取りだしやすいというので、そのとおりやって、ほじくり出してみた。

 

身は脂が乗っている。柔らか、かまんでも、カマへん。洒落がカムカムエブリデー。何のカマ?と聞くと、ハマチという。英語で値段を聞く時は、ハウマッチ。この店の日替わり値段は消費税込みで、AでもBでも、ハウマッチ800円!。隣のカウンターにお客さんが座った。お店の常連で、魚好きらしい。板前さん、AかBか聞かず、構わず、レンジからカマ焼きを出してきて「お出でを待ち構えておりました」。カマをかけたのかなあ。

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2014年11月28日 (金)

三条と~りから野口久光展へ

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ヨーロッパ映画のポスターを描いた「野口久光」展を見に京都文化博物館へ行くのに久々、河原町三条から三条通りを西へ歩いた。寺町通りまでアーケードのある三条名店街。何気なく、見上げると、垂れ幕が鶏イラストの「三条と~り」。最近の通り、なんとおりもある?。

 

 寺町通りまで行って、垂れ幕が代わった。肉の三嶋亭さんの角っこ、ての字の横に目を付けたイラストで「さあ!寺ブラ、しましょっ」だって。色もとりどり、通りも、なかなか、すっとはストリート。あれこれ思うと、とりこし苦労かなと、目的のポスター展である。朝日新聞主催の招待券あって、どう見て、どう感じるか、義理がけ鑑賞兼ねて、会場を回った。

 

 野口久光さんは1994年没。大正から昭和へ、戦前、戦後の映画の黄金期に活躍した映画ポスターの第一人者という。懐かしいヨーロッパ映画のポスターがこれでもか、これでもかと展示、100点以上か。映画タイトルも様々や。いや、三条と~り記念、とりどり。「大人は判ってくれない」-、そやけど、今頃、子供も判らへん。「第三の男」-、それ誰や。「禁じられた遊び」-それはイカン。監督さん、ヒネ・クレマン?。いや、ルネ・クレマン。

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2014年11月27日 (木)

紅葉の見事さ、どう表現する?

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清水寺の紅葉ぶり、どう表現すれば、ピタッとくるのかなあ。真っ赤で美しいーでは安易、錦秋織り成すーも、どこか平凡だし…と、毎日新聞を読んでいたら1面コラム「余録」に明治時代に来日したベルギー公使夫人の表現が紹介されていた。

 

 ベルギーも紅葉は美しいが、「本当に目がくらむような気がした」と感嘆して「山のどの斜面も深紅色、朱色、洋紅色、緋色、明るい黄色など、色とりどりに彩られ…」と表現していたと。来日して日光へ、けっこう?行っていたのか、紅葉表現、こうよ、こうよ~とバラエティーに富んでいる。この洒落、確か前も使ったような。

 

 洒落の安易な繰り返し表現を反省して、山科の自宅から散歩兼ね、色づきピークの清水寺へ行った。南門に重文・子安塔があり、安産祈願の産寧坂というのが、ホンマと思うが、今は慣行で観光的に一年坂、二年坂、三年坂…。何時もの子安塔側から気安く入り、音羽の滝へ。紅葉撮影、こうよ、こうよ。また、反省。色が重なるグラデーションが綺麗、見事や。やっぱり、この表現が一番。感嘆は簡単、美しい。

 

 毎日新聞、ベルギー大使夫人の載った1面コラム「余録」は11月21日付け。

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2014年11月26日 (水)

三井寺の仏像、どう鑑賞?

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028031エッと思うほど、説明ぶりがくだけている。いや、まあ、う~ん、なるほど、そういう見方もあるのか!と思う大胆さだ。例えば…である。平安時代の仏像、木造の不動明王像に対して、「腰のくびれがかっこいい。平安ビューティ」。いや、はや、恐れ多くも…である。

 

  大津市歴博の智証大師生誕1200年記念「三井寺 仏像の美」展へ、行って…だ。円珍さんと慕われた三井寺の宗祖・智証大師の坐像はじめ、仏像や仏画が陳列してある。どれもこれも国宝、重文、県指定、初出展…。三井寺さんが全面協力、そうはみられない展覧会と勇んで行って、このなんとも、柔らかな表現の展示作品の説明にホオッ~ホケキョ??である。

 

 どの仏像説明だったか、「小さいながらも本格派」とあったり「大きいことはいいことだ」とあったり…である。「チーム新羅明神!全員集合」は、三日月さん勝利の滋賀県知事選「チームしが」を思い出す。真面目には「運慶のDNAを見せる!かっこいい毘沙門さん」。「謎だらけがかえって魅惑的な女神像」「平安風味の残る足を下げた鎌倉時代の地蔵」という知的なのも。信仰の対象であった仏像さん、ところ変われば、美の対象、どう鑑賞するかである。

 

 展覧会は10月11日からで、11月24日で終了した。

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2014年11月25日 (火)

京なか、なかなか

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初めて入店、どうかなあ~だった。店内はこじんまりして、大衆的な雰囲気やなあ。メニューは色々、値段が安いなあ。昼に定食、夜に居酒屋、お店の名前は大津にあって、「京なか」。県庁前通り、道路拡張になった道を西へ西へ行って、「お食事処」のノボリが上がる。

 開店から3~4年かなあ。よく近くを歩くので、店の変遷ぶり、大体わかる。コインランドリーと同じビル、そのうち、そのうちで、昼食でやっと入った。日替わりサービス定食の金曜はミニ刻みうどん付きカツ煮丼、680円。このあたりの店で一番安い。テーブル席に座って、店内を見渡す。TVは昼のマッサン。午後1時、国会中継は解散、バンザ~イ…。

 

 ご夫婦経営だろうか、ご主人は白髪にねじり鉢巻。京なかの店名、京都から?と聞いたら、ここの住所が大津市京町2丁目で、京町は1丁目から4丁目まで、真ん中なので「京なか」だと言う。逢坂山が近く、京都にも通じ、なかなか?。店内貼り紙、ちょい飲みメニュー300円以下が目につく。じゃがバタ180円、大トロしめ鯖もイカ塩辛も280円…。いや、安いなあ。宴会コースは1500円6品…、こうも安いの、入って、知って、また今度…。

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2014年11月24日 (月)

元祖鍋焼きうどんって?

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 元祖鍋焼きうどんって、どんなんかなあ。これかなあ。大津市、丸屋町商店街のうどん屋「津ノ清」へ、随分久しぶりに行った。県庁前の職場出て、菱屋町、長等町商店街を行って戻って、何処にしようと、ブーメランみたいに歩き、そやそや!ここで鍋焼きうどんやと入った。

 

入り口近くのカウンター席に座って、メニューも見ずに注文した。以前、そうや、もう5年前になる。おろし蕎麦の温と冷の食べ比べ、減量対策で1週間ほど通ったことがある。お店も開店から35年にはなり、ここなら、鍋焼きうどん期待できる。尾形光琳の弟を書く葉室麟著の「乾山晩愁」を読み待った。もう晩秋、時間かかって、取っ手のある鉄鍋が出た。

 

ジュジュ…、湯気が上がる。うどん取り出す小鉢も付いている。立ち上がって、俯瞰的に写真撮った。うどんは北海道麺。具は生卵、海老フライ、鶏肉、蒲鉾…、湯葉、巻き麩、三つ葉、葱…。それにアントニオえのきや。えのきの名が思い出せずジャイアント馬場VSアントニオ猪木で、覚えたえのきや。愛媛・松山でアルミの鍋焼きうどん、滋賀県庁前の味はさかえの土鍋の焼きうどん…、これは鉄鍋の焼きうどん、アイアン、アツツで◎やったあ。

 

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2014年11月23日 (日)

鳥獣戯画展、並んだ。

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 評判の「国宝・鳥獣戯画と高山寺展」へ行った。京都国立博物館、金曜午後8時までの夜間鑑賞。覚悟はしていたが、館外で60分並んで、館内で40分並んだ。洒落るなら、これも感慨、横浜なら関内や。どう鑑賞するかも大事やけど、どう並ぶか、これまた大事である。

 

 チケット見せて、最後尾へ並んだ。何時、入り口に着くのか、列は円形にぐるりと長い。2人ずつ並んで下さい~のマイク。ひとり鑑賞、喋る相手はない。こういう場合は、スマホでゲーム、デジカメで夜間照明に映える博物館の撮影なんかもいいけど、何より大事なのは、心穏やかに。高山寺の名僧・明恵上人思い、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…人間修行大事や。

 

 並びの約束60分、最後は5列でやっと入館。1室、2室、3室は高山寺とは、明恵上人とは…、意外に見やすかったけど鳥獣戯画絵巻の4室、ここが館内40分待ち。またナ~ランダ、ナ~ランダ…歌みたいに並んだ。壁面の模写絵。絵巻で一番見所多い甲巻は、巷間伝えられているとおり。兎、猿、蛙がよう遊んでいる。並び待ち、年表見て、4年がかりの修理を読んで、やっと来た。鑑賞は1分、ひっくり返るカエルをみて、帰った。長かったあ~。

 

 展覧会は鳥獣戯画全4巻、前期後期で展示、10月7日から11月24日まで。

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2014年11月22日 (土)

初めての親芋コロッケ

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 おや、おや…、親芋コロッケだって…、どんなんかな。滋賀県庁公館の向かい、職場から徒歩1分の仲良し。大津市京町4丁目のビル2階、街の洋食レストランが看板。寒いとき、忙しいとき、昼食は近場が一番と行って、あの日は親芋コロッケ、オヤッ!だった。

 

 座る位置は決まっている。入り口すぐのカウンター席。メニューはいつも神戸で洋食50年のシェフ任せ。座ってすぐ、親芋コロッケにしましょう!と、言ってきた。カロリー低めは意識してもらっているし、公論も、乙論も、異論もない。親芋コロッケ?珍しいじゃないですか~と持ちかけると、農家の方に頼まれて買って、初めての挑戦だ~と話す。

 

 親芋は里芋の地下茎に出来る塊で、子芋が沢山ついている。まあ、親分芋で、そうは手に入らないそうだ。それを、この道50年のシェフが特別メニューに仕上げ、客としてはこの日で9人目という。評判は?と聞くと、女性客に絶賛でしたと。コロッケは四角で二つ。玉ねぎ、刻みベーコン、生クリームを入れたと言う。食べて、あっさりかな!と感想述べると、そや、チーズ入れ忘れてた~。写真もコロッケも大事なのは、ハイ、チーズ?。

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2014年11月21日 (金)

富士山と琵琶湖で夫婦都市

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 姉妹都市、友好都市、親善都市…、国内外に提携都市は多いけど、夫婦都市って、ご存じだろうか。答えを先に言うと、昭和43年に契りを結んだ静岡県の富士宮市と滋賀県の近江八幡市で、国内でただ一つ夫婦都市という。両市でどんな愛が芽生えたのか、調べた。

 

 朝日新聞の滋賀版、小さな記事が出ていた。「富士山の湧き水 琵琶湖にお返し」の1段見出し。富士宮市の〈富士と琵琶湖を結ぶ会〉の会員49人が近江八幡市へ来て、富士山の水を琵琶湖に戻す「お水返し」をした~と。琵琶湖を掘った土で富士山をつくったという巨人伝説があっての夫婦都市。毎年、両市は行ったり来たりの愛が続いているという。

 

 この巨人伝説、昔ばなし滋賀編によると、日本中の神様が集まり、日本一高い山と日本一大きな湖をつくることになり、近江の真ん中に湖、掘った土は駿河へ運びあげて山にしたという。運び落とした土が近江富士(三上山)だとか。いやまあ、ホンマかいなあ、そうかいなあ。信じることは大事である。そこに夫婦愛が育まれる。両市交流、富士山頂へ登って湖水を注ぎ、逆に朝日新聞掲載のお水返し。夫婦都市の愛は、みずみずしい?。

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2014年11月20日 (木)

漬け物、一口大根が12種類

 

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漬け物にも選択の時代が来た。京都の漬け物業界大手、西利さん。大根はたくわんだけと違いまっせ!と、12種類の味が選べる一口大根という商品を出した。一口に小さく切って、様々に味付け、これは京都だけ!ここだけよ!と京都へ来た観光客向けに売り出している。 

 

 大型観光バスがよく停まっている七条堀川上ル、西本願寺前の西利本社。知人から2階で白ワインサービスあると情報があって、一度行ったことがある。観光客の流れの中に入って、漬け物の試食と白ワインやった。赤ワインは?と探したが、肉なら赤、漬け物はなら白ということか、赤はなかった。そんなこと思い出し、龍谷ミュージアム帰りにぶらり入った。 

 

 一口の漢字に「ひとくち」と平仮名ルビを振り、一口大根の表示看板が出ている。なぜ、やさしい漢字にルビ打ちか、12種類の大根、一口で食べられても、一口で説明できないからだろうか。兎も角、試食や。えっ、大根でカレー味?、うん!カレーやけどなあ。抹茶味噌味?評価はちょっと待ちや?。何々!黒胡麻きなこ?う~ん、何でもありか。柚子、七味、昆布、醤油、蜂蜜檸檬…、大根の漬け物革命かなあ。大根こんこん、またこんど来よ!。

 

 

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2014年11月19日 (水)

遥かなり、大谷探検隊展

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 走った、走った…。駆け足、駆け足…。JR京都駅ホーム降り、あと15分。金曜の夕方、京都観光人気、ホームから2階へ、EV一杯や。そんな時は階段、階段…、おっと改札出たらあかん。出口はビッグカメラ改札。山陰線側へ、また階段、階段、今度は降りる階段や。

 

 なんで、そう急いだ?、西本願寺前の龍谷ミュージアムの特別展「二楽荘と大谷探検隊」の鑑賞、入館は午後4時半まで。場所は堀川通正面下ル、急げ!急げ!と、所々で走って、駆けて…。駅構内、最も西の西洞院口改札を出て、ビッグカメラ店内を素通り、塩小路堀川の高架橋であと6分。信号歩道渡る余裕ない。高架橋の階段を上って、降りてあと3分や。

 

 ラスト、ラストで、1分前ゴール。マラソン選手がテープ切ったような…、アナウンサーがサッカーでゴ~ル!と叫んでいるような…。プロレスじゃないけど、鑑賞は30分1本勝負。シアターの最終上映。仏教の聖地、トルファン郊外、ベゼクリク石窟の壁画復元を見終わって、館の窓に夕陽が西へ、美しい。きっと浄土が…と思って、館内の駆け足鑑賞。遥かなり、シルクロードの大谷探検隊。道は長くも、鑑賞は短い。何事も余裕が大事…、よう言うなあ。

 

 展覧会はシルクロード研究の原点と隊員たちの思いをサブタイトルに11月30日まで開催。

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2014年11月18日 (火)

空にかける階段’88-II

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彫刻家・富樫実さん(83)の「空(くう)にかける階段」シリーズ、どれだけ作品があるんだろう。京都市美南側、疎水べりの作品は‘88-II。高さ10㍍、ゆるやかに波を打って、空へ、空へ、どこまでも伸びるように立っている。制作年は西暦とローマ数字で表してある。

 

 富樫さんは、大相撲の柏鵬時代で名を成した大鵬・柏戸両横綱の、柏戸の親戚で、山形県庄内出身、京都芸大卒、成安造形大教授から今、名誉教授。作品は三条京阪構内地下にもあり、やはり、地上へ向って、突き出て立っている。空に~の制作は1964年から始まり、もう60年にもなる。ふるさとの庄内空港など、国内外にクネクネと波打ち続け、数え切れない。

 

 作品番号は制作年ごとのローマ字数字で表す。例えば「'88-XVIII」は市美作品と同じ年の18番目となる。ちなみにLは50、Cは100、Mは1000…で、富樫さんの生涯作品数は軽くMを超し、2千のMMか、3千のMMMか、だ。作品の題名、空とは何か。空漢字は、空っぽ、そら、むなしい、空きなどと読める。外国語では訳しにくい。そういう所に日本人は生きているのでは…と、富樫さん。市美の空に~の彫刻眺め、ソラそうやなあ。 

 富樫さんの写真はネットから転載。

 

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2014年11月17日 (月)

ハナミズキの赤い実

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今は収穫の秋、実のなる季節である。街路樹のハナミズキはいま、赤い実がたわわ、たわわ。京都タワーのマスコット、たわわちゃんみたいや。京都市美術館への行き帰り、たわたわ見て、いやイカン、たまたまや。デジカメ写真撮って、最初は何の赤い実かな?だった。

 

京都市美には地下鉄東西線で山科駅から東山駅へ行く。駅の改札、西へ行けば古川町商店街から祇園、東なら白川沿いで平安神宮の岡崎へ。市美へはEVがなく、地下通路をずっと歩いて、階段を上がって、三条通りである。下から上を見上げる地下出口、ここがちょっとしたアートシーン。四角なキャンパス、その日の空気を背景に四季折々が浮かびあがる。

 

左の写真、男性はどこかを見上げ、たたずんでいる。肩からのカバンに黒い帽子、危険防止??。右肩にカバンの女性はコート姿、コートジボアールへ旅立ち?。洒落てしもうたボートや。イカンガーや。真ん中に写っている街路樹、それがテーマの赤い実のなるハナミズキ。白いワタボウシのような春先とはまるで違ったので、何の樹かな~だった。市美帰り、三条通りにはずっとで、ああ、そうや、ハナミズキやったと。寒い日、少しハナミズも??。

 

 ハナミズキは1912年、東京市長だった尾崎行雄が桜6000本をアメリカに贈ったお礼として、1915年にアメリカから40本が届けられ、それがハナミズキ渡来の始め。花言葉の「返礼」はそれにちなむ。

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2014年11月16日 (日)

フナ寿司のアイスクリームって

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 珍しいものには、ついつい~である。どくだみケーキにどくだみアイスも珍しいけど、なんとまあ、フナ寿司のアイスクリームだって。臭いぞ、臭いぞ~では、ちょっと自慢できる?ほど有名な近江名物のフナ寿司である。それがアイスクリーム?、どんなんかナ~である。

 

 米原市の文化産業交流会館に芝居小屋が出来て、京都・宮川町の芸舞妓さんが踊りに来るというので、行ったらである。会館内で、バイオベンチャー企業の星野科学さんが、のぼりを立て、似五郎鮒のフナ寿司アイスを一つ280円で売っている。試作して商品化、本邦初公開という。フナ寿司ケーキも出ていたけど、とりあえず、誰よりも誰よりも君をアイスだ。

 

 フタを取ったら、ブルーベリー色。ラズベリーソースを使っているという。脱フナ寿司か、粋な色具合や。クンクン…、くさいかな、くさいかな。匂わない。食べたらどうや~。やっぱり、匂わないなあ。ちょっと期待していたのに、う~ん。特別出店の店員さんが、味は?匂いは?と聞いてきた。発酵した近江米とニゴロブナの雌をペースト、強く匂わすか、抑えるかが、商品化のポイントで、あまり匂わないアイスにしたと。どうアイスか、難しい??。

 

 星野科学は長浜市と宇治市に工場がある。B級品の農産物や摘果された果物をペースト状に仕上げ、ドレッシング類など調味料の開発と製造、ドリンクの原料、飴や洋菓子(ゼリー、アイスクリーム)の原料も製造。

 

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2014年11月15日 (土)

牛めし、味噌汁ついて290円

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 いや、まあ、えっ、ホンマ!である。牛めしが並盛り、味噌汁付きで、なんと、なんと、牛めし記念でモウ一回、なんと~、290円や。いや、これは、安いのナンノ。JR山科駅前、外食の松屋フーズがリニュアルオープン。それで、そうだ!松屋へ行こう~だった。

 

 ほんまに290円かなと、店前でしっかり確認した。写真付き、味噌汁付き…、並の平椀、税込290円と一番上の左に表示してある。いや、間違いない。ミニだと240円、大盛の大椀は390円や。店内は右にカウンター、左にテーブル、奥が調理場…美しい。入り口に自販機。百円硬貨3枚、肉めし並に赤いランプが点いて、10円が戻ってきた。

 

 食券、カウンターで渡すと、店員さんが並盛一丁!と大きな声や。そんな声出さんでも…と、うつむき加減で、待っていたら、トレーでちゃんと出て来た。お椀に肉がいっぱい、ご飯にタレもしみている。なぜか、この前、お向かいの山科大丸で買った富山の白エビ押し寿司思い出した。あれは一つで470円やった。そう思うと、この290円の牛めし、感慨深い。量で言えば、あの5倍以上、値段は3分の2。味だって、それはもう牛めしや!?。

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2014年11月14日 (金)

ツタの壁絵を伝える

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これは自然の壁絵というか、へえっ!と感じる塀絵ちゅうもんかなあ。紅葉したツタの葉が白いブロック塀に絡まって、抽象画になっている。塀はキャンパスやし、縦横斜めに伸びる弦は、赤い葉を点々とつけ、模様化している。手を頭にツルツル、ツルツル、鑑賞した。

  

 JR山科駅への裏道、安祥寺川沿いの狭い道を歩いて、旧三条通りの手前で発見だった。コンクリート壁が10㍍以上、大きなお宅の塀だ。川沿いの樹木のすきまで、何気なしに目にとまった。ツタはブドウ科ツタ属、つる性に落葉木。漢字の蔦は、家紋の蔦、徳島・池田高校の蔦監督、甲子園球場伝統の蔦を思う。蔦だけで、ツタツタと幾つも伝って出てくる。

 英語ならアイビー。何を思い出すか、岡山県倉敷の大原美術館や。倉敷紡績工場跡の複合観光施設がアイビースクエアーで、美術館もその中の一つ。赤レンガの建造物、ツタが一杯だった。それがアイビー、私はそれをアイシー。そうや、まだあった。エジプトのツタンカーメン。本題から外れぱなし、かまへんかなあ。まあ、ツタは絡みが命、カ~メヘン、カ~メヘン。芸術の秋、折角のツタ出会い。これは伝えたい。写真は1枚、2枚、3枚、しまい。

 

   

 

 

 

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2014年11月13日 (木)

床の間の孔雀絵は望月玉泉

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さすが、ウィキペディアや。出てきた、出てきた、これや、これやがな。わからない時はパソコンのキーボード検索である。検索は落款の「玉泉」からだった。最初に出てきたの出雲のホテル玉泉、これは違う。葬儀はこちらの玉泉院…、これも、ちゃうちゃう。

 

 それなら絵師を冠にして玉泉ならどうか-と叩いたら、望月玉泉と一発回答や。天保生まれ、明治から大正にかけて活躍した四条派の日本画家と出た。彦根市の老舗料亭「伊勢幾」の床の間真ん中に架かっていた軸絵の絵師のお名前、判明である。画題は松の樹にとまる孔雀、尾羽が長く垂れ、斑点が美しい。縦3㍍、横1・5㍍くらいか、立派な軸絵である。

 

 作家は誰か、右下の落款ははっきり玉泉と写っている。宴席の誰かに聞けば、わかるだろうと、楽観していたら、皆さん、サー~と言う。サーはイギリスの栄誉称号、さあ、ホント誰だろう。玉の付く画家、川合玉堂は知っているけど~どうも違う。床の間の軸絵、デジカメで撮って、自宅パソコン検索、ウィキペディア様々だった。京都生まれ、山水・花鳥画、宮中御用、パリ万博などに出展、明治30年に孔雀作品と。我、初めて知りたり、玉泉さん。

 

 ウィキペディアによると、京都室町・竹屋町に生まれ。祖父、父も日本画家という絵師の家系。円山派と四条派を折衷した。明治天皇即位の際「山茶梅(花カ)戯犬の図」など献納。大正2年、丸太町の自宅で80年の生涯を閉じる。望月玉渓は子、川井玉堂は門下生。

 

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2014年11月12日 (水)

京舞妓の帯留めはぼっちり

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「へえ~、これは蝶々どす」「うちは桃どすえ~」「あてのは珊瑚ですえ~」-、これ、何の会話かと言うと、京舞妓の帯留め「ぼっちり」のことである。京の花街だけに通用する専用語だそうで、「ぽっちり」と発音する場合も。まあ、ぼちり、ぽっちり紹介しよう。

 

 彦根の老舗料亭「伊勢幾」さんで、芸者遊び体験という催しがあった。昼に米原の文産会館内に特設の芝居小屋「長栄座」で祇園小唄などを披露した京都・宮川町の芸舞妓さんらで、舞妓さん5人と地方さん2人がお座敷に上がるという。「あんたはんもどうどすか~」で、鼻は普通にして行った。昼の舞台、帯留め「ぼっちり」の話題が幕間に出ていた。

 

 司会が狂言師の茂山逸平さん。芸舞妓が登場、舞妓さんのダラリの帯の長短、かんざしの赤玉など、あれこれ話が出て、逸平さんは帯留めを見て、これ、チャンピオンベルトみたいですねえ~と。床几席で見ていて、いや、確かに、大きな帯留である。それが舞妓の時だけ付けるぼっちりと知った。彦根のお座敷。「まあ、一杯、どうどす」と言われて、鼻を少し長くして、帯留めをまじまじと見た。花鳥風月の細工、どのぼっちりも、ばっちり!。

 

 舞妓さんのつける着物、帯に簪、帯留めはお茶屋さんの所有。

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2014年11月11日 (火)

サクラの紅葉はこうよ!

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春はそりゃあ、サクラだけど、秋のサクラだって見応えがある。葉が枯れ落ちる前、カエデが赤になる前、サクラの葉は紅葉する。洒落づいて、恐縮するけど、こうよ!こうよ!と見事に紅葉する。滋賀県庁前の天孫神社境内、毎朝参拝してのデジカメ写真は、こうよ?!。

 

 何時ごろからか、もう1年以上になるだろうか。JR大津駅を降りて、出勤前の参拝が恒例になった。本殿参拝、お賽銭入れて、ジャランジャランと鈴鳴らし、2礼2拍1礼である。拍手パーン、パーン…、いい音をどう出すか、テクニックがいる。響かすか、こもらすか、これもまあ、練習かな。お賽銭?、100円硬貨、10円硬貨…、お参り効果に貴賎はない。

 

 天孫神社、別名は四ノ宮神社。近江では一が建部神社、二が日吉神社、三が多賀大社で四が天孫神社という。祭礼は十三基の曳山、みんなカラクリ演じる大津祭り。境内は広くはないけどサクラ、サクラして、咲く華やかさ、散る風情がいい。お隣さんの旧滋賀会館が間もなく更地になって、やがてNHK大津放送局が建つ。話がどうも女子ゴルフのアニカ・ソレンサムになったけど、天孫神社のサクラの紅葉、ベストショットは上の写真でこうよ!?。

 

 写真撮影は11月4日と7日。

 

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2014年11月10日 (月)

三井寺の孔雀さん

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 三井寺さんに孔雀がいる。正式には長等山園城寺で、天台寺門宗総本山である。宗祖智証さん生誕1200年法要でお参りに行ったおり、檻の中にいるのを見た。おりと読む檻が、行ったおり~で、洒落になっている。折々、自然体で洒落ることあり、このケースがそうだ。

 

 顔を近づけ、檻の中を見ると、青い羽根が美しく、よく絵になる雄の孔雀が1羽、首を上げ下げして歩いている。パッと羽根を広げてくれないかなあ~、デジカメを構え続けたが、答えは81なのにクッククックと歩き回るばかり。餌を探すのならエッササ、エッササと歩いた方がいいのに?。地味な雌は4羽か。目を閉じて、じっとしている。ジミー大西みたい?。

 

 檻は高さ10㍍、長さ20㍍。境内の西、弁慶の曳きずり鐘のあるお堂のそばだ。なんで三井寺に孔雀か、調べると、深い意味はなかった。お寺出入りの棟梁が趣味で飼育の孔雀は増え、境内の広い三井寺に引き取ってもらったことが始まりとか。あっ!、雄の孔雀さんが参拝御礼で、羽根広げるのか、こっちへ来た。さあ!とデジカメ構え直したが、飛んで、飛んで、とんだ?イスタンブール~。寄ってきただけだった。

※ ジミー大西は大阪の八尾出身で日本画家でタレント。 ※ 飛んでイスタンブールは庄野真代のヒット曲。

 

 

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2014年11月 9日 (日)

やっぱり阿弥陀さん

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 町を歩いていると、人、物、出来事…、どんなものに出会うかわからない。あの日の驚きの出会いは「やっぱり 阿弥陀さん」の垂れ幕。西本願寺の南隣、真宗興正派の本山興正寺(こうしょうじ)さん。このナウさ、こうしょう~と思って、覚悟のことだったかな。

 

 興正寺は浄土真宗の一派で、全国に480余の末寺がある。今年で50回目の京都非公開文化財特別公開で、西本願寺へ行ったおり、このフレーズ発見だった。お寺さんも時代やなあ~と、ふれずにおけず…だ。みんなの阿弥陀さん、やっぱり阿弥陀さん…、親しみが増すなあ。興正寺を出て、北側の西本願寺の特別公開の案内、これまたう~んである。

 

 何がう~ん?かと言えば、特別拝観の経蔵(きょうぞう)への順路に書かれた文字。特別拝観は文化財を勉強する学生さんが担当している。経蔵とは仏教の聖典の一つだが、「経蔵への」の文字、若さがあり、今日ぞ、明日ぞ、だ。頭の中、空を超えていく思いで、経蔵へ着くと、お隣は本願寺ブックセンター。経典関係の書籍販売だし、間違いはなく、ぶっくりすることはない。親鸞さんも頭に手をやり「世のなか 安穏なれ」。いや、誠に誠に~。

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2014年11月 8日 (土)

なんナンなんと、何度も~

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何と派手な飾り付けだろう。ドアが赤、白、緑…色とりどり、飾りの旗が風にハタハタ…、何の店か?と見たら、インド料理のナンの店や。な~んや!。ウインドウのナンは何とも多くて、何とも大きい。何度、なんナンなん…と書いたかなあ。いや、前途多難~??。

 

 お店はパラティク・レストラン九条店。京都市地下鉄九条駅からすぐである。京都府体育協会の事務所が入居の京都テルサへ行くおり、昼時だったので、どんなんかなあ?と飛び込んだ。パラティクー、意味はよくわからない。インド語か、ネパール語か、何回考えても難解である。お店はチエーン店で、宇治、亀岡、近江八幡…、なんぼでもあるようだ。

 

 店内も壁にポスター、貼り紙が一杯で、ハテナと思うほど派手?。入り口近くに座って、日替わりカレー690円や。黒い帽子、ネパール人か。カタコトの日本語でナンにするか、ライスかーと。そりゃあ、なんちゅうても、ナンや。カレーは大甘、甘口、普通、中辛、辛口、激辛の6段階のどれかと、メニュー表を示した。何にしたらいいか、何ともわからない。出て来た顔より大きなナン、ちぎっては食べ、ちぎって食べ、何度だったかなあ。

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2014年11月 7日 (金)

白エビ押し寿司一つの値段

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 白クマさんみたいな、白ヘビさんみたいな、白エビさんだって…、それがあ~、押し寿司になってえ~、一つがなんと、なんと、470円だってえ~。いやあ~、その高級ぶり、すごいのナンノである。一つだけ、買おうか、買うまいかーと迷って、迷って、買ったあ。

 

 JR山科駅改札から地下道へ、京都市地下鉄駅改札を超えて、山科大丸の食品売り場である。入り口直ぐの週替わりの出店は、富山うまいもん市だった。どんな市か、位置を確認して、イチイチみて回って、富山名物の鱒ずし屋さんが白エビの押し寿司を出していた。 入り口に白エビポスター。ヒゲはピンク、身体が透き通って、なるほど真っ白、美しい。

 

富山湾でしか獲れず、富山湾の宝石だという。なんど見ても、一つ470円や。隣の鱒の押し寿司なら3個も買える。ひと口でぱくりなのに、何でそんなに~と思ったら店員さんが~白エビ20個も使い、一つ一つ皮をむいています~と。言い訳か、説明か、兎も角、それが高い訳わけである。まあ、そいじゃ、どんなもんか、鱒の押し寿司も一つ付けて、621円や。どんな味や、さあ、高いぞ、高いぞ~、味はどうや!、う~ん、高いぞ~!。

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2014年11月 6日 (木)

クロード・モネの日本!チャチャチャ

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どんなところに興味がひかれるのだろう。予備知識なし、音声ガイドを頼りに絵の前に立ってみた。クロード・モネの大作「ラ・ジャポネーズ」である。金髪のパリジェンヌが打掛を着て、扇子を持つ実物大の絵だ。ガイド効果、ふ~ん、そうかそうか、そうやったんや~。

 

京都市美で開催の、ボストン美術館―華麗なるジャポニズム展。モネだけでなく、マネも真似し、ゴッホもマチスもドガもロートレックも印象派の画家は日本の浮世絵に影響を受けたという展覧会である。絵画、工芸、版画などボストン美術館所蔵150点の展示。そのメーンが1年がかりではく離を修復したモネの「ラ・ジャポネーズ」のお披露目展示だった。

 

展示テーマの最初は日本趣味、音声ガイドは9番だ。絵は1876年、第2回印象派展に出展した作品。日本では明治初め、西南戦争のころという。モデルはモネの最初の奥さん、カミーユ。茣蓙の上で赤綸子の打掛を着て、身体をひねって、微笑んでいる。打掛は紅葉とムシャクシャしていたのか、刀を抜きかける武者。扇子の色は赤白青、仏の三色旗。背景に団扇16本を散りばめている。ニッポン!チャチャチャ、浮世絵!チャチャチャ?かな。

 

 展覧会は11月30日まで開催。

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2014年11月 5日 (水)

湖岸散策、洒落とともに~

 

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秋晴れの一日、JR湖西線蓬莱駅で降り、湖岸散策だった。目指すは比良駅の駅長さん。駅の駅長さんでなく、おはぎと鯖寿司の店を出す駅長さん。店名は、今はなくなった京阪経営の比良索道駅で店を出していた縁から。ここの鯖寿司、安くて旨い~そこがゴールである。

 

 何時も下車するのは志賀駅だが、天気良く散策多めに~と欲が出て、一つ手前の蓬莱駅で降りた。ほうらい~、駄洒落が浮かんだ。お分かりだろうか。あれ、あれ!~コロンビアローズが歌った「東京のバスガール」。そのどこかと言うと、歌詞の中の♪~発車オーライ、明るく、明るく、走るのよ~♪。バスじゃないけど、蓬莱から発車オーライ!、いいねえ。

 

 左は比良の山々、右は琵琶湖…、風さわやか。コスモスが旅人にたずねるごとくモスモスと東北弁で揺れている。湖岸にどこの保養所か、湖風荘だって。阪神タイガースに虎風荘、古風な考え…。歩くと発見多い。黒い板ずらり、そら!、ソーラシステムや。志賀駅着、貸し自転車屋さんの誕生、しがんかった?。1時間250円、電動付き。一気に駅長さんへ走る途中、寺の伝道掲示板。「人生にマニュアルありません。自分で切り開いてゆくものです」。

 

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2014年11月 4日 (火)

歌川国芳、干支で顔を描く

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 アイデアかなあ、発想かなあ、センスかなあ…、いや、見れば、見るほど、おかしい。いま、京都伊勢丹で開催中の「奇想天外―歌川国芳の世界」のポスター絵「年が寄っても若い人だ」である。顔じゅうが丑寅卯辰巳…の干支。判じ絵で、え~と?、え~と?と見た。

 

 顔の真ん中の鼻は兎のウサギや。判じ絵でも、これはすぐわかるけど、ウサギにすれば、ハナハダ迷惑かな。口は巳のヘビ、尾っぽをくるっとへの字に曲げている。えっ~と、ほかの干支はどこかな。目は何かな?と見たら、ネエ~よう見てえなあ~と右目は子の小さいネズミや。眉毛は毛虫じゃないんかなあ。違う、違う。寅のトラの尾。答え、なっとらん?。

 

 う~ん、干支はそれから、それから。おでこの黒いの、紙魚かな?としみじみ見たら申のサルかな。紙魚の中、座っているけど辰の龍や。左の耳もなんかいる。午のウマ、丑のウシ、酉のとり…、3つも一挙に発見や。描いた国芳さん、うまとりこんでうっしっし…やったんちゃうかなあ。来年の干支、未のひつじはどこかって、青い法被を描いて、模りで<ひ、つ、じ>の平仮名。戌のイヌは顔全体で顎当たりが尾かな。判じ絵、判事さんも判じかねる??。

 

 国芳展は京都伊勢丹7階「えき」で、10月24日から11月7日までは前期、11月8日から11月24日まで後期として開催。

 

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2014年11月 3日 (月)

写真展の芸文祭賞は「帰路へ」

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 カメラマンは通りがかって、これこれ、これ!と夢中でシャッターを切ったのだろうか。地べたに座り込んだ生徒さんたち、そばに大きな荷物。みんな、前に手を組んで、うつむいている。右手前に背広の先生ひとり。まっすぐ、生徒さんの前に立って喋っている。

 

 今年の第53回滋賀県写真展、芸術文化祭賞になった作品である。守山市の女性カメラマン、折笠さつきさん(41)が撮った。モノクロで、題名は「帰路へ」とついている。審査員の一人、亀村俊二さんは「生徒は疲れきっているのか、喋っている先生は怖いのか、色んなことを思わす。無駄な所は一つも写っていず、モノクロ写真が生きている」と褒める。

 

 滋賀近美ギャラリーで展示の最終日、表彰式があり、折笠さんに聞くと、今年の夏、京都の舞妓撮影会帰り、JR京都駅東口で偶然、見た光景だと言う。なるほど生徒さんは白いシャツ姿だ。東口2階のがんこ店から下を見て、撮ったけど、何処の学校か、わからないと言う。左端の生徒さんのお土産、よ~じやの油とり紙が写っている。これで京都の修学旅行帰りがわかる。写した折笠さんも生徒さんも帰路…、写真展芸文祭賞はキョロ、キョロから!。

 

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2014年11月 2日 (日)

瀬田川のアドリア、懐かし入店

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人気のほどは、ロケーションなのか、ランチなのか、どちらだろう。モーニングも、ランチも、カフェもで、朝昼夜営業のアドリアである。瀬田の唐橋から歩いて1分。昼に行ったら、流行っている。テラスも、店内も、お客さんで一杯。時は秋、隣の客は良く柿食う客?。  

 

真ん中の大きなテーブル、相席で一つ空いている。近くの中国茶と薬膳料理の「喫茶去」が定休日で、ずっと昔にマイカーでよく通ったアドリアだった。窓際の席は、琵琶湖から流れ出るたった一つの川、瀬田川。どこの大学のクルーが、どこから来るう~のか、ボートが行って戻って…よく見える。春は川沿いに桜も咲く。ぼーと?しているのが気持ち良かった。 

 

イタリア、長靴の履く当たりが人口2万人のアドリア。港湾都市で、アドリア海って、よく聞く。それが店名由来かどうか、もう40年以上も、だ。黒板チョーク書きの日替わり弁当980円、コーヒー付き。チーズハンバーガー、スペイン風オムレツ、じゃがまんじゅう…これに小鉢3品も。相席の前、両隣…、よく食う客は、この弁当なので、仲間入り注文して、満席の窓際テーブルの向こうを見る。昔と同じようにボート、弁当登場までぼーと?。

 

 

 

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2014年11月 1日 (土)

総裁の印は篆書体

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毎日新聞月曜朝刊、第2社会面の週刊漢字、これ読めますか~と載る。紙面の右端に細く、長く、落っこちそうに出る。問題は3問で、ニュース性を加味してあり、読めそうで読めない。10月27日は読書週間の始まり、文字・活字文化の日で、活字の色々、読めますか。



 第一問は「明朝体」。これは、縦線が太く、横線が細い<みんちょうたい>や。卓球でなく、正解のピンポン!。次は「大字の壱」。大文字、小文字?。恥ずかしくて、モジモジ?、それとも、杓文字絡みの文字?。わからない時は、左端の回答欄。大字は「だいじ」と読み、一、二、三の数字に代わって書く壱、弐、参の字という。改ざん防止にだいじ!や?。

 第3問は、日本銀行総裁の印。印鑑の文字を篆書体で示してある。篆書-、どう読むか、答えは「てんしょ」。明朝体はゴシック体、行書体、篆書体は隷書体なんかと友達みたいやけど、フォントはどうかなあ。総裁の印を確認するのに財布出した。そっと見たら、1万円札1枚あった。福沢諭吉さんが表で、1万円、日本銀行の右下に赤い刻印や。これ、これ、これが篆書体の総裁の印。そら、なんちゅうても1万円札や~とテンション上がった?。

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