« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »

2014年7月

2014年7月31日 (木)

大津絵・鬼の念仏像と対面

 

Img_4807

Img_4810

Img_4811

見ようによっては、怒っているみたいだし、泣いているみたいだし…。怖いような、可愛いような…。詩人野口雨情が、味は日本一と言った「鰻のかねよ」の庭に立つ大津絵の鬼の念仏像である。あの日、特上鰻まむしを待つ間、座敷から庭先へ降り、向かい合った。

 

 お店の三つ折りパンフによると、この鬼さんは信楽焼で、100年前の制作ーと写真入りで書かれている。それだけの記述しかないけど、かねよさんがある逢坂山は京都―大津の分岐点で、その昔は関所があって、このあたりで、京帰りの旅人がお土産に大津絵を買って帰ったという。大津絵は仏画あり、風刺画ありで、鬼さんは風刺画で様々に登場する。

 

 絵柄は、鬼三味線、鬼と柊、鬼と行水などあるけど、右代表と言えば、姿形は念仏を唱える僧であっても、心は鬼やでえ、気をつけや~と風刺する鬼の寒念仏や。諺の、鬼の空念仏と同じ意味かな。大津絵は絵やけど、かねよさんの庭に珍しく像や。石の上に裸足、高さ1.5㍍くらいか。右手に数珠、首から太鼓を下げ、左手にバチを持つ。頭は角二本、顔は髭だらけで、眼はくぼんでいる。さあ、睨めっこやでえ~。うんとこ、ドッコイショ!。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月30日 (水)

石焼く黒豚カレー、どう自慢?

Img_4879

Img_4881

Img_4885

「自慢の~」と、わざわざ、断り付きのメニュー、これしかない。京都駅前のヨドバシ6階レストラン街の九州料理・薩摩はやとの石焼き黒豚カレーである。どう自慢なのか、ついつい、点検注文してみた。チキン南蛮、長崎皿うどん、桜島の鶏飯は見送って、だ。

 

 ○に十、ご存じの薩摩・島津さんの旗印。店内の暖簾、看板はみんな○とプラスの十で、マルジュウ。それでなのか、どうか、ジュジュと丸い石焼きの鍋が出てきた。湯気が上がって、カレーのライスがこんもり。黒豚はカレーの中、ルーと保護色、どこにあるのかな。スプーンで茶碗によそって、レンゲで1杯、2杯、3杯…。これって、薩摩式カレー?。

 

一人カウンター席、アツアツすくって、口の中で回してフガフガ…や。これ、薩摩流の食べ方の、フガフガ、アツアツなのかなあ。お吸いもん、ポテサラもあるけど、お冷で、口の中をヒヤヒヤして、またフガフガや。角切り黒豚、出てきた。1個、2個、3個…、鹿児島の黒豚は、肉の繊維が細かく、柔らかく、ほかの養豚種とは、ちゃうという。それが自慢とはトンとだったが、アツアツ、フガフガ、ヒヤヒヤ…それが豚のウマウマだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月29日 (火)

芦雪の親子猿絵馬、復元チャレンジ

 

Img_4871

Img_4867

Img_4861

Img_4963

「このあたりが子猿の足、ここが親猿の頭です」と言われても…である。それは、円山応挙の弟子、長沢芦雪が描いた親子猿の絵馬という。大津市の成安造形大学の会議室に持ち込まれた絵馬、まじかにみた。何となく猿の親子の輪郭かなと、判るけど剥落は激しい。

 

 大津市坂本、日吉大社の絵馬で、長年の風雪で、せっかくの奉納なのにオオノーになってしまい、倉庫に眠っていた。それを絵馬研究で実績のある成安造形大・吉村教授が神社側の依頼を受け、学生らと一緒に復元に挑戦するという。成安造形大付属近江学研究所の会議で、吉村教授じきじきの説明があり、翌々日だったか、京都新聞と中日新聞に載った。

 

 絵馬はヒノキ板に描かれており、寛政4年(1792年)の墨書と芦雪の落款があり、作家と制作年代は明確という。だから楽観できるかというと、どんな猿顔か、まるでわからない。それでえ~、和歌山県立博物館が所蔵する芦雪が描いた屏風絵の猿絵などを調査、参考にする。芦雪が同年代に描いた猿は、胴長で小顔が特徴と言い、絵馬に残る親子猿の耳や足を手掛かりに2百年前へ甦らせる。絵馬の復元完成は来春、どんな猿になるかな。

 

 ※ 掲載の京都新聞によると、芦雪は江戸時代後期の京で活躍、奇抜な作風で知られ、子供や動物の親子を描いていたという。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月28日 (月)

土瓶蒸しのマッタケはメキシコ産

 

Img_4911

Img_4918

Img_4913

この真夏、もうはや、土瓶蒸しだって…。京都川端二条東入る、魚料理の「よこちょう」へ行って、だれとはなしに頼んで出てきた。不定期、なんとなく集まる異業種メンバー。この日は4人、24節季の大暑だった。造り、ポテサラ、水なす、金目鯛…、それでえ~土瓶蒸しだった。

 

 店が表通りにあっても、店名はよこちょうさん。何度も行っているけど、初めて1階のテーブル席。人気で客多くて、食事は2時間以内という。カウンターの向こう、ねじり鉢巻きの調理人がフル回転している。ぶら下がりメニューもたくさんや。いつも、まとめてなんぼやけど、ポテサラ350円、水なす400円、それでえ~、土瓶むしは900円や。

 

 一人ひとつ、大暑の日、アツアツ…とたいしょう?に出てきた。蓋開けて、香りマッタケの香り?ないなあ。丹波マッタケ、そりゃあ、まだまだや。国内で生産一番の長野産でもない。中国産か、韓国産かー外国産だろうと、女将さんに聞くと、なんと、メキシコ産という。通人によれば、トルコ産もあり、マッタケを好んで食べるのは世界では日本人ぐらいとか。まあ、メキシコ産でもマッタケはマッタケ…、国産は秋まで少し、待ったけ?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月27日 (日)

鰻のかねよ、日本一は何で?

 

Img_4797

Img_4821

Img_4819

これこれ、これが日本一のうなぎかあ。まあ、いっぺんは…と、逢坂山の、うなぎの、かねよへ行った。注文?それは、もう思い切って、特付きの鰻まむしや。超極特でも、超特でもないけど、特は特や。値段?お吸いもん、おつけもんもん付きで、2916円やあ。

 

 昼どきが済んでも、賑わっている。なんせ、♪~赤い靴はいてた 女の子~♪の童謡詩人・野口雨情が「鰻料理は 逢坂山の ひびくかねよか 日本一」と、味のほどを絶賛した鰻のかねよさん。それでえ~、表看板に日本一を掲げる。創業は明治5年。座敷へ上がる前の通り庭。三平さん、ムツゴロウさん、田原俊彦…有名人色紙がずらずら並んでいる。

 

 みなさん、日本一のうなぎ、どんなんかなあだ。座敷で待つこと暫し、特上のお重が出てきた。まむし?蛇とちゃう。温かいご飯とご飯の間で蒸すから、間蒸し。タレしみて、香ばしく、こんがり。舌が早う、早う~とせかすので、どれどれ…。う~ん、これが大方3000円か?いや、日本一か。外、カリッ、内、フワッ…や。どこ産の鰻?と聞くと、なんと、この間行った浜名湖産とか。日本一キーワード。雨情、間蒸し、浜名湖産かなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月26日 (土)

愛知万博のエジプト館は北近江に

Img_4784

Img_4770

Img_4777

Img_4778

これが、エジプトの王様・ツタンカーメンか。黄金のマスクを飾った金ピカの棺が半開き、腰を屈めると、ミイラが見える。ツタンカーメン王だけに写真撮影、カーメン、カーメン、ようミイや、か?。愛知万博のエジプト館は滋賀県湖北に移設、今なお健在である。

 

 文化・経済フォーラム滋賀の文化ビジネス塾で、長浜市高月町にある北近江リゾートへ行って、館内へ入った。2005年開催の愛知万博開催からもう10年経つ。「永遠のエジプト」をテーマにしたエジプト館、鑑賞するに1時間待ちの人気パビリオンだった。万博すみ、北近江リゾート経営の新木産業がいいね!いいね!と購入した。言い値だったかな?。

 

 壁面に古代の神々彫刻ある館内へ入った。入り口の足元にサソリの映像が映って、館内入りさそう。文化ビジネス塾、次の予定があって、鑑賞時間がそうない。見所絞って、最初にツタンカーメン王の棺、次にロゼッタストーン。世界で最も有名な石碑で、古代エジプトの象形文字という。どう読むのか、もじもじや。書記の坐像。上半身は裸、白い腰布、胡坐をかいている。世界史の教科書で見たなあ。エジプト王国初期の書記さんだろうか?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月25日 (金)

琵琶湖の丸子船を見た

Img_4765

Img_4736

Img_4735

丸子船―、琵琶湖を古来、行き来した船の名前である。丸太をくり抜いたのが最初で、進化して、丸子船になった。江戸時代には1400隻、昭和30年代まで現役だったという。長浜市西浅井町大浦、北淡海・丸子船の館へ行って、大きな船の帆見て、ホオッ…。

 

 館の入り口、案内の看板がいい。丸子船のデザイン、帆の○がマルや。館の北淡海は湖北のことで、淡海は〈おうみ〉と読む。あわうみ→あわみ→おうみと変化して、今は近江である。文化・経済フォーラム滋賀の文化ビジネス塾という勉強会で、湖北へ行って、北へ来たならーと館内見学だった。ホオッと見た丸子船、現存する数少ない船の一つという。

 

船の長さ10㍍以上、大きな船である。船内、当時を思わすそっくりさん人形。長助さんと、弥助どんか。お銚子が1本、歓談中や。米俵と薪が積んである。大津までの長旅輸送のようだ。船首からグルッとひと回り、館2階からも見た。ツラ、おも木、かさぎ、せみ…船の部位が説明。ツラはまさに面で、車でいうならバンバーとか。船名は神興丸だが、往時の同僚船は大浦丸、勇進丸、共栄丸、大運丸…など、みんなよく働いて、○やったあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月24日 (木)

伊勢湾岸道路の名港トリトン

Img_4680

Img_4684

Img_4687

 青が出て、白が出て、赤が出たあ。どれもみな、大きな大きな「A」や。運転席の隣、助手席から前方を見て、ええがな、ええがなーと通り過ぎた。伊勢湾岸道路の斜張橋で、愛称が名港トリトン。

名港西大橋、名港東大橋、名港中央大橋の三つ、青白赤である。

 

 名神、新名神と東名、新東名、浜松への行き帰りでみた。去年と今年、2年連続や。ブリッジはA型、我が血液型もA…、ええな、ええな!だけではア~カンソウ州や。どんな橋なのか、調べてみた。全区間が高架で、横風の影響を受けるので、その対策という。建設費は高価かって?そりゃあ、高架式だからなあ。でも、それだけの効果があるわけや。

 

 橋の長さは西から758㍍、1170㍍、700㍍で、片側3車線あって、これだけの長大斜張橋が三本も連立しているのは世界的にも珍しいそうだ。なんでトリトンか?、それは、海の神ホセイドンの息子がトリトンで、トリは三つを意味する「triー」も兼ねていると。ゴルフで言えば、パーに対して、三つ多いトリプル。自嘲的にまたトリや!と悔やむトリ。色とりどり橋の上、海鳥が超えて行ったあ。

 

 ※ 区間は東海ICから飛島ICまで、名港トリトンの愛称は一般公募。昭和60年の名港西大橋から徐々延伸、平成9年に三つの橋が揃った。土木学会田中賞を受賞している。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月23日 (水)

長野県飯田のご夫婦との出会い

Img_4659

Img_4669

 あれも、一度っきりの出会いなんだろう。温泉と浜名湖が見渡せる舘山寺のホテルでのことである。最初は7、8人乗りEV。3階行きの2階で開いたドアの前にご夫婦がいて、主人が先に乗り、奥さんが躊躇していると、主人が大きな声で「こら、はよ乗らんか!」。

 

 狭いEV内、仲間の一人が、まあ、そんな言い方せんと~とご主人に言葉かけたのがきっかけで、展望風呂、朝の散策、出発の駐車場…と、出会いが重なった。奥さんが鬱症状で、家は息子に任せ、気晴らしに温泉巡りに来たという。大柄なご主人、1㍍80くらい、年齢は50歳後半、人なつっこく、何か商売でもだろうか。ホテルには飛び込み宿泊とか。

 

 三ケ日の舘山寺って、有名なんで、それだけで車を走らせ、たどりついたそうな。ご夫婦が浴衣姿で朝の散策のおり、何処からと聞くと、長野という。長野の何処?とさらに聞くと、飯田だという。生半可な知識で、人形劇の飯田ですね。それはイイだ!と洒落てみたら、鬱の奥さんがニイッと笑った。飯田市は毎年、全国人形フェスタ開催、三国志の川本喜八郎人形美術館もある人口10万の町。飯田で洒落てみて、鬱効果、なかなかイイダ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月22日 (火)

黒はんぺんと浜松餃子

 

Img_4603

Img_4631

Img_4673

Img_4675

地方には地方特有の食文化がある。そんな事例を浜松で二つ。まずは、鰯など魚のすり身で作ったはんぺん。色は白いのが普通なのに静岡では黒色が当たり前で名物という。新東名の浜北SAで、冷やしうどんに乗った黒はんぺん。初めて知って、ベベン、ベンベン!。

 冷やしうどんに乗ったはんぺん二つ。よく見ると、黒というより灰色で、形は「D」型や。味?、ABCのD…、いや、失礼な。薩摩揚げみたいで、薩摩揚げでない。ベンベン。骨っぽく、少しじゃりじゃり。形は半月でもあり、はんぺんの名前からして、月形半平太みたいやけど、林家三平流に深く考えるのは、その辺で、よしこさんにして、次は餃子や。

 餃子の町と言えば、宇都宮と思いこんでいたら、浜松は餃子が消費量で昨年と1昨年の2年連続で宇都宮を抜き日本一になったという。浜松カントリークラブの昼食、唐揚げつき1300円の浜松餃子定食が出て、仲間うちで話題になった。なんでも、浜松の餃子は円形に並べて、茹でたモヤシを添えるのが特徴で、対する宇都宮は、肉は少しで野菜がたっぷりという。京都には王将、大阪には見ても見んでも眠眠…ご当地餃子、ぎょうさんや。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月21日 (月)

ウナギの浜松、いまウナギぎは?

 

Img_4593

Img_4623

Img_4643

出るかな、出るかな…、ウナギは出るかな。日本で最初にウナギの養殖が始まった浜松へ行って…である。何せ、ニホンウナギは絶滅種指定。浜松と言えばウナギ、ウナギと言えば浜松だけど、そのウナギがどうなっているか、気にして、気にして…浜松へ行った。 

 

 1泊2日の浜松ゴルフ行、知人の車で京都を出た。名神、新名神、伊勢湾岸道路、東名、新東名…と迷信を信じ、党名の多様を憂え???、長距離ドライブ3時間半、朝食兼ねて浜松北SA入りして、だ。浜松へきたなら~のコピーで、うなぎ串の看板が出ている。さすが浜松、網焼き1本330円。どんなもんか?と食べて、聞いてみたら中国産だった。 

 

 

それは、そうだろう。絶滅種を串にするには、クシの9×4で四苦八苦なのだ。中国産でも、ウナギに変わりはない。浜松カントリークラブの昼メニューに鰻重膳。なんとまあ、3,390円。味より値段、また今度や。宿泊の浜名湖一望の舘山寺ホテル。夜の会席献立書、心配していた鰻の蒲焼き。朱塗り器に2切れ、小さくても出たがな。聞くと、浜松産ではない国産ウナギとか。浜松もいつか、♪~うなぎ恋し かの川~♪になるのかなあ。

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月20日 (日)

鯉のひげは何本か

Img_4502

Img_4512

Img_4513

 「こい」と発音すると、何を思うか。ドキドキする?そりゃあ、若い。恋の季節、大事や。ちょっと来い!の来いもある。昔、番頭と丁稚どんというTV番組で、番頭の雁之助さんが丁稚の大村昆ちゃんに~ちょっと来い~で、引き寄せていた場面、あれも来いや。

 

 ちょっと洒落っ気で、故意に遠回りしたけど、書きたいのは魚の鯉。川や池や沼地や湖にいるコイ目コイ科に分類する淡水魚で、琵琶湖博物館の学芸員さんからパワポで話を聞く機会があって…だった。余談ですが…とか、ここでクイズです!とか、興味を持たす話しぶり。ことに余談など、4段級?や。その余談の一つ、鯉は10円硬貨をひん曲げると。

 

何でと聞くと、喉んところ強い歯があるそうな。思わず、はあ、そうかと思う。鯉の大きさ、1㍍のもいて、博物館にもーという。クイズ、その1は鯉とフナに違いは何ですかーと問う。確かによく似ている。頭の大きなフナ、小さな鯉といのもだけど、ひげが鯉にあって、フナにないという。鯉にひげ、濃いのかなあ。さらに重ねて、鯉のひげは何本か、2本、3本、4本かと。答えは4本、上の2本が触覚で、みんな寄って来い!とまた余談?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月19日 (土)

信楽焼き狸はいま・・・希望が丘公園に…

Img_9100

Img_0025

Img_3824

Img_4480

 お腹のつつみをたたいて、ポポンがポン…、いや、お懐かしい。開館から60年、県庁前の滋賀会館にいた信楽焼き親子狸のことである。会館解体で、竜王町の希望が丘公園青年の城へ移り、窯元二代目制作の狸と再会したーとの新聞記事で知っていたが…懐かしい。

 

 青年の城で職員研修があって、会えるな、会えるなーと着いて、すぐどこかな、どこかな!だった。公園のトラックが来て、引っ越しの朝、写真を撮りに行った。あれは3月14日の金曜日、子狸は外され、親狸が口を開け、どこへ行くんだヨオッ~と言っているようだった。県庁では滋賀会館サヨナラ写真展開催、徳利持ちの開館時の狸が写っていた。

 

 何時、無くなったのか、その時の写真をとっくり見たのを覚えている。引っ越しからもう3カ月半である。京都新聞の田代記者、どこでネタを掴んだのか、前から青年の城にいた信楽狸と滋賀会館狸は同じ窯元で、初代と二代目の作品ーと記事にした。公園側もそうかあと、並べて飾った。初代も2代目も既に故人だが、狸は今なお健在である。子狸と合わせ、3体の狸をとっくり見たら、やはりDNAか、似ている。太鼓腹もポコンのポンや。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月18日 (金)

行商姿の近江商人体験

 

Img_4246

Img_4240

Img_4247

いや、会長さん、お似合いや。菅笠に合羽、天秤棒担いで、全国を行商した近江商人、荷物の重さはどれくらいか。東近江市五個荘の近江商人博物館の体験コーナー。近江歴史回廊倶楽部の会長さんは、近江八幡市のご住職で、根っから近江の人、いや、ぴったしや。

 

 お名前は小根田守一さん。地元の歴史をもっと知ろうーと近江歴史回廊大学で学んだ修了生に呼びかけ、倶楽部を組織して15年以上経つ。小根田会長自身、大学の第1回修了生で、現在も大学講座にもお手伝い兼ねて、顔を出している。あの日は中山道歩く現地研修が五個荘であり、博物館の体験コーナー。受講生、次々に天秤持って、会長さんだった。

 

 昔、百姓もやって、肥樽も担いでいたんで~と、天秤を持ち上げ、ひょいと肩に。後ろに往時そのままの大きなモノクロの行商写真。天秤に架かる荷物は10㌔ほどあって、当時は麻、蚊帳、呉服など持ち、東に西に1年間に千里(4千㌔)歩いて、千両稼いだそうな。シャツとメガネの小根田会長さん、菅笠に代わって、帽子をかぶり、右手に天秤を持って、売り手よし、買い手よし、世間よしの近江商人、昔が今に甦る。商人姿、承認合格?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月17日 (木)

熱帯食堂のトムヤムクン

 

Img_4443

Img_4450

Img_4461

トムヤムクン???…、何処の誰だって、聞いたことがないなあ。それ、坊やの名前じゃないよ。タイ料理のスープの名前でえ~、トムは煮る、ヤムは混ぜる、クンはエビや。中国のフカヒレ、ロシアのボルシチと並ぶ世界の三大スープだって。

 

 大阪は高槻の熱帯食堂。どんなん?と看板の面白さに引き寄せられ、入って、待って、出てきたのが、これだった。タイ料理とインドネシアのバリ料理、熱いけど、バリバリ食べよう~という。知人の水彩画個展鑑賞、JR高槻駅南口を出て、昼の食事をしてーと、商店街を歩いて発見、どんなんかなと、ビルの4階へ上がった。

 

 いや、流行っている。名前を書いて松五郎?15分ほどか。入口、象の神様・ガネーシャ様がお腹を出して寝転んでいるゾウ~。禁煙席の3階へ移ってオーダー、それはもう、熱帯スペッシャルランチ1500円や。そこに有名人?トムヤムクンやったあ。サテリリッ?ルンピア?ヤムカイダオー…、そんな名前メニューの豚つくね、揚げモノ、目玉焼きサラダなど出て、やっぱあ、トムヤムクン、クンクンや。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月16日 (水)

京都にあって大阪屋の甘酒アイス

Img_4420

Img_4421

Img_4427

 なんでえ~、京都にあって「大阪屋」なんやろっ?。お店は甘酒、味噌、もろみ販売をする「こうじや」さん。建築工事とちゃう。麦片に菊の麹もこうじやけど、ここの暖簾は、米片に花の糀を使っている。京町屋を改装して、店は今はやりのカフェになってルウ~。

 

 京都市岡崎の美術館帰り、平安神宮の神宮道から三条通りに出て、信号を渡って、生ここうじの大阪屋さん。店前に樽があって、うん、これは?と思うメニュー。冷やしミルク甘酒、ホットミルク甘酒ラテ、甘酒のチェまであって、誰を愛すか、甘酒アイスクリームまである。前から気にもなっていたし、真夏日の暑さ、誰よりも甘酒アイスで入ってみた。

 

 風鈴の鳴る庭付き座敷へどうぞ!と案内あったが、ここで~と入り口のテーブルに座った。全体が見えるし、レジ近くで話が聞きやすい。最近ですかあ~?と聞くと、本店は文化元年創業の舞鶴にあり、京都は5年という。なんで大阪屋?大阪から移って商い…と。なんで舞鶴?天候不順で、こうじの素のカビが出来安いからと。いや、納得や。砂糖は使ってません~と、アーモンドが乗った甘酒アイスが出た。♪~誰よりも誰よりも君を愛す~♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月15日 (火)

団扇のうち、わかりますか?

 

Img_4274

Img_4278

Img_4277

Img_4276

京都弁で、女性の私は「あて、うち、あたし」と言い、私たちは「あてら、うちら、あたしら」と言うそうな。そんなことを思い出して、うちわ(団扇)に描かれた美人女優の似顔絵で、~うちら、わかりますか~と洒落付き質問である。うちわのうち、覚えている?。

 

 まずは、懐かしの女優さんを順不動で紹介しよう。おでこ可愛くて愛称デコちゃん、高峰秀子さんで、エッセイは名文。宝塚歌劇草創期の轟夕起子さん、轟はとどろきーと読む。鳥取出身の官僚大臣に嫁いだ司葉子さん、黒沢明監督の七人の侍に出演してたあ。津島恵子さん、喜多川千鶴さん…、随分時代遡るけど、二人とも時代劇のお姫様女優やったあ。

 もう一人、歌姫は美空ひばりさん。最後に♪~川の流れのように~♪を唄って逝ったあ。デコちゃん、轟さん、恵子さん、千鶴さん、小菊さん、そしてひばりちゃん…、みんな故人になっている。この女優さんの似顔絵うちわ、東近江市五個荘の近江商人屋敷の一つ、外村繁邸で、夏の見学者向けに特別展示してあった。上のうちわ似顔絵写真、だれがだれだか、わかるだろうか。皆さん、お若いなあ。私はあて、うち、あたし…、あててえなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月14日 (月)

ここに魅せます剪定効果

Img_4216

Img_4217

Img_4219

 なんとまあ、これは…、思わず足が止まった。生垣の向こうの庭木、その枝ぶりの見事さ、これはまあ、一つの…剪定芸術かなーと思わす。もっこ、もっこ…、傘みたいな、ドコモ茸みたいな…。何ちゅう庭木やろう?デジカメで撮って、反対側からも見たくなった。

 

 東近江市五個荘のバス停前である。JR能登川駅と八日市をつなぐ近江鉄道バスで、停留所は観光案内所があるプラザ三方よし。先手必勝?剪定見事な木は、バス停前にある肥田電器滋賀工場の敷地内だ。守衛さんに頼んで、広い敷地へ入った。プラスチック生成の会社で、環境アセスメント1SO取得の銘板が出ている。日曜、操業していない。静かだ。

 

 庭木は工場入口から7、80㍍。幹の皮はめくれ、樹齢を感じさす。高さは5㍍くらい。内側から見ても見事や。写真撮って、帰りに守衛さんに礼を言って「なんという木ですか」と聞いた。守衛さん、さあ?と言い、逆になんで?と。「庭木の枝ぶり、あんまり見事なもんで…」と答えると、守衛さんは見慣れているせいか、「そんなもんで…」と。庭木、調べると、いろんな形に仕立てることができるカイヅカイブキ。樹木の芸術剪定、どう選定?。

 

 ※ 肥田電器は大阪で70年前に松下電器の下請けで創業、現在本社は石川県、工場は静岡、茨木にあり、東近江市五個荘の工場は約40年前に開場。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月13日 (日)

五個荘の弘誓寺はどう読む

 

Img_4304

Img_4305

Img_4303

女性のボランティアガイドさんが言う。「皆さ~ん、このお寺の名前読めますか」と。一行は近江歴史回廊大学で中山道を歩いて現地研修する皆さ~ん。本堂前の石碑に「真宗大谷派石畠山弘誓寺」と刻まれている。このうち<弘誓寺>はどう読むかーという質問である。

 

 現地研修は近江商人発祥の町の一つ、東近江市五個荘。近江商人博物館と同居するてんびん里学習センターで勉強したあと3班に分かれて、商人屋敷などしっかり見学して、国指定の重要文化財という<弘誓寺>だった。境内は広く、真宗の大型本堂としては江戸時代を代表する寺という。寺名、普通に読めば<こうせいじ>だろうけど、ちゃうだろしなあ…。

 

 ガイドさん、答えが出ないと判断して「これで、ぐせいなんです」と。弘でぐーとは、ぐうの音も出ない。ガイドさんがまた言う。「屋根瓦の紋を見て下さい。わかりますか」と。表門の屋根、見上げると、両側の瓦に扇の紋だ。なんでかな?と、もんもんとしていると、「このお寺は、那須与一の直系のお孫さん開基なんです」と。源平合戦、馬上から小舟の扇に弓を命中させた、あの与一さんご縁の扇紋という。それで信者さん、みんな門徒??。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月12日 (土)

花筏の花

Img_4288

Img_4289

Img_4290

Img_4291

はないかだ―と読む「花筏」いかだかな?。如何かな~のつもりが訛ったあ。桜の花が散って、帯のように川を流れて行く、春情緒溢れる「花筏」もあれば、花そのものの「花筏」もある。ミズキ科ハナイカダ属の落葉低木で、葉の中央に小さい花がポツンと出来る。

 

 近江商人の町、東近江市五個荘の金堂。JR琵琶湖線能登川駅から1時間2本ある八日市行きバスで行った。白壁、座敷、庭園ありの外村繁邸、外村宇兵衛邸、中井準五郎邸の近江商人屋敷がくらくらと並ぶ。天秤通り、陣屋通り、鯉通り…とあって、花筏通りだった。どんな通り?かなと歩くと、葉っぱに黒い粒々が一杯乗り、これ、何、ハア?である。

 

 大津市坂本の庭園でもずっと前に見たことがある。葉の上に花が咲くのが特徴で、雌は葉一枚に一つ、雄は葉一枚に二つ以上咲くという。5月頃、淡黄緑色に咲き、熟すと黒くなる。行ったのは7月初めだったので、どれも熟していて、黒々としていた。花筏とは、人が筏に乗った姿に見えるから、そうついたとか。別名では、嫁の涙みたいで、ヨメノナミダとも言うそうだ。花筏通りは、中井邸から外村宇兵衛邸への道筋、見てみてウヘエ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月11日 (金)

牛丼屋さんの鰻丼

Img_4171

Img_4194

Img_4310

なんでえ~牛丼の吉野家が鰻丼なんやろう。対抗上か、なか卯もやがな。土用の丑へ向けて、すき家も参入して、外食産業の鰻丼競争が続いている。土曜、日曜と街中をうろうろしていて、目についた吉野屋となか卯の2店へ入って、鰻丼のほどを食べ比べて見た。

 

最初は吉野家。JR京都駅八条口のずっと西側で、イオンの本屋へ行った帰り、カウンターに座った。うん?値段そこそこするがな。並盛で730円、二枚盛は1080円。牛丼の小盛やったら確か290円くらいからあるのに…と、財布をぎゅっと握って、鰻の並!とやや大きい声を出す。牛丼のお客か、店内の何人か、一瞬、こっちに目が来たような。

 

吉野家の鰻、今年に始まったことでない。中国・江蘇省の養殖池と契約、シラスから 育てているとか。切り身二つ、ふわふわで脂がのって旨いがな。JR山科駅から徒歩3分、三条通りのなか卯。ここの、うな丼は790円。特やと、1190円もする。自販機前で逡巡、2分、3分…、よし!790円や。肉厚の甘い鰻や。ここの鰻も中国の輸入もん。席回り見渡すと、意外に鰻丼客多い。中国産も鰻は希少、今のうち、今のうち…なのかあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月10日 (木)

大丸ドレメの水着ファッション作品、どう!

 

Img_4179

Img_4184

Img_4190

夏や、祭りや、ワッショイ、ワッショイや。いや、違ったなあ。夏や、水着や、ファッション、ファッション!や。JR駅前にある山科大丸ショーウインドウ。いま、カラフルな水着ファッションをつけた女性マネキンが展示してあり、ちょいとまあ、うっとりや。

 

 このファッション、学校法人大丸クリエータズアカデミーD‘Sファッション専門学校の2年生が「夏」をテーマにした作品という。D’Sはディーズの略で、えらくまあ長い名前の専門学校だけど、昔は大丸ドレメといった、あの学校や。ドレスメークのドレメで、呉服屋「大文字屋」を創業とする大丸百貨店が昭和24年に創設した洋裁学校が始まりや。

 

 作品は水色の臍出し水着が吉住菫さん。赤い横縞、お臍隠しは中川美夏さん。名前が美夏でぴったしカンカン。後ろの赤い金魚が水着にもぴったし。オープンキャンパスなど学校説明の隣は、橋本弦紀さん。腰ひも、臍出し、赤一色の水着。白い肌のマネキンは駅前のせいか、どこかエキゾチックや。新婚さん、いらっしゃい!の吉忠マネキン製か、右肩をどう!と突き出す。カルメンみたい。後ろは祭り団扇が一杯…、うちわどうするの!。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 9日 (水)

全国味めぐり、閉店間際の攻防

Img_4030

Img_4032

Img_4106

 巨人の長島さん流に言えば、これはまあ、ひとつの…で、癖かもしれない。閉店間際の京都伊勢丹地階食品売り場、毎週変わる全国の名店味巡りである。先週だったか、昼間に弁当づいて、夜も値引き意識して、弁当選びに出かけた。週替わりの節目、2度も行った。

 

 最初は名店ずらりだった。宮崎の黒豚味噌、東京の韓国海苔巻き、ご当地は大徳寺のだし巻き、三重の松坂牛弁当、広島のあなごめし…、どれもこれもええがな。それでえ~、値引き具合いがどうかや。松坂牛まろやかステーキ弁当2700円、まからんって。好きなおなごどうか、いやちやう。好きな穴子や。えっ!どんと400円引き、ええおなごや?。

 

 安芸の宮島産、天然の地あなご。背中に金色の斑点模様がついたあなごもいて、宮島の金あなごとも言われるそうな。それこそ、何処の放送局でも、アナッ!。広島は薬研掘製造所の米屋の商品、早よ、めしや!。翌々日は店が入れ替わり、名古屋のまつおかさんが出た。赤味噌のひれかつ重は1個1080円、値引きは?あかんちゅう。おかず入り2段重ねの牛ごぼうめしの方は、400円引きにするという。それは有難いめし、しめしめや。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 8日 (火)

京近美の夕暮れ鑑賞

Img_4134Img_4128Img_4118

夕暮れ、たそがれ、夕闇、トワイライト…、どれもいいなあ。そんな中でも夏の夕暮れ、寂寥感あっていいなあ。フランク永井の君恋し。♪~よいやみ せーまれば~♪ー確か、そんな歌いだしやった。京近美、金曜恒例の夜間鑑賞は夕暮れから、いつも闇つきになる。 

 

 会期まであと3日、花鳥風月の上村松篁展へまた行った。前回も金曜の夕暮れ。大津の職場を午後6時すぎに出て、JR大津→山科、地下鉄山科→東山駅へ。やや足が長くて歩幅の差か、平均より早く35分くらいでは着く。白川沿いを歩いて、平安神宮の鳥居の前に京近美、向かいは京都市美…、梅雨の曇天に街灯が明るさを増し、静かにたそがれ行く。

 

 

 疏水に架かる橋から決まって写真を撮る。稜線がまだ見える東山を入れ、2、3枚…、もちろん岡崎の象徴、鳥居もとりいれる。どこで洒落るか、やっと出た。最初の段落、夕暮れで闇つき…あれもそうやったんやけどなあ。近美の会場は3階、階段かEVか、鑑賞者の選択制や。しんどいけど階段で行き、松篁展見て、常設展の4階へ。ここから鳥居がまん前、やはり決まって撮る。見終わると外は闇…、夕暮れやみつき鑑賞、やみられない?。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 7日 (月)

食の弁当文化は多彩

 

Img_3992

Img_4019

Img_4059

Img_4078

う~ん、どうなんだろう。これって、食の弁当文化とでも言うのだろうか。何ともまあ、その種類の多いこと、多いこと、いやまあ、驚いた。月曜から木曜まで毎日昼、大津市の県庁前の職場を出て、駅売りの声懐かしく「え~、弁当え~、弁当!」と買い求めてみた。

 

 初日はJR大津駅北口改札のハートイン。駅ナカ企画、北海道フェア開催中という。昆布、鮭、いくらのおにぎり三個、北の旨い!が詰まった弁当という。うまいこと言う。どれが北海道フェアか、クマさんマークがそうだそうな。なるほど、くまることはない。翌日は駅隣りの平和堂へ。タコ弁、山菜弁、鶏弁、無声映画を思うカツ弁?、ある、ある…。

 

 何弁か悩んで、1日の2分の1の植物繊維が摂れるお弁当に。前日の北海道は420円、これは380円…、まあ、何弁もワンコイン以内か。繊維弁、駅前ロータリーで広げた。蓮根、人参、椎茸、豆…、どれも、ちょっと、ちょっと…、道行く人を呼びとめたくなる。水曜は駅西側、マンション下のセブンイレブンへ。7月1日のびわ湖の日記念で、おにぎり2個と近江牛のすき焼き弁450円。モウ少し?。木曜は生協弁、人多くさすがに盛況?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 6日 (日)

大津駅前公園やったあ!

Img_4046

Img_4010

Img_3850

いや、そうやったんかあ、大津駅前公園やったんかあ。毎朝、出勤前に寄る公園でないような公園、入り口には表示がない。なんちゅうのかなと思っていたら、トイレ内に「みんなで美しく使いましょう!大津駅前公園」とあり、それで初めてそうやったんかあ~と。

 

 JR大津駅を降り、北側の改札出る。ロータリー前に30㍍道路、まっすぐ向こう琵琶湖が見える。都会並みのゼブラ交差点を渡り、交番前を通って、5、60㍍で緑地帯があり、それが表示のない公園。逢坂市民センターと大津地裁の間、駅の改札出てから2分で着く。自販機2台、わりに大きなトイレ、3人掛けベンチ5つ、樹木多く、緑々している。

 

 職場へ行く前、ちょっと一服する。道路側はバス旅行の集合場所、毎日のように大型バス。ベンチでは煙草吸う人、スマホする人…、この間、読書中に右腕に小鳥が来た。緑色、メジロの子や。何か勘違いか、我が顔をジロリ。写真を撮りたい。腕は動かせない。何か用か、聞きたい。どうしよう、どうしよう…、メジロはもう一度、ジロリと見て、飛び立った。その公園が大津駅前公園。あれ以来、また来るかなーと、気にしながら一服する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 5日 (土)

茄子調べを成す

Img_3985

Img_4101

Img_4103

何を成すか、志しーありきだろう。まずは茄子。煮てよし、揚げてよし、焼いてよし、肉料理と合わせてよし…、まだあった。重石を乗せて、糠に漬けてよし…。それでえ~、どんな茄子があるか、スーパーなどの食品売り場へ行っては、何事も茄子と、見て回った。

 

 まあ、紫色がほとんどやけど、形は色々、大きさ色々、産地は色々、値段も色々…、故島倉千代子さんの人生も色々、茄子も色々…や。職場の大津、JR大津駅と隣りあう平和堂のアル・プラザ。どんな茄子がアルか、地下へ行くと、高知産が多い。龍馬なす、室戸海洋深層水なす…、なんでかなと調べたら高知県は茄子の出荷高が日本一を成す!だった。

 

 京都駅近くの伊勢丹とヨドバシの成城岩井では産地なす。漬物で先週出たのは大阪・泉州の水なす、山形はサファイア茄子、群馬はゼブラ茄子、高知は何をこなすのか、小なす…。京都のご当地は京野菜の賀茂なす。まん丸、1つ290円。これが一番の高値をなす。我が住まいの山科は、電球みたいな山科なす。町起こしで、ちょっとお越しと、商店街で風船になってぶらさがる。本物は駅前スーパーで2つ150円…、的当たりは那須与一??。

 

 茄子の出荷量は①高知県3万600トン②熊本県2万8000トン③群馬県2万300トン、次いで福岡県、茨城県。(農林水産省2012年調べ)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 4日 (金)

画素は4Kから8Kへ

Img_3579

Img_3577

Img_3583

そうかあ、時代は4Kかあ。画素数が829万もあって、画面が繊細で、先妻も驚く?。先妻は洒落で、兎も角、きめ細かくて、見やすいということ。画素って、デジタル画面を構成する最小単位の点で、粒で、英語で言うとピクセル。あまり小さく、ぴっくりする?。

 

この画素、縦に横に多ければ、多いほど、ヒヤッ!美しい~、ウワッ!凄い迫力~ということに。京都ヨドバシカメラ2階にTVコーナーあり。ついこの間、6階からの食事帰り、エスカレーターで降りる際、途中下車した。最初は飛び出す3D画面、据え置きの黒メガネかけ、出た出た月が…。違う、サッカーボールが飛んで来て、ああ~危ないがなあ。

 

自宅でTV見ないんで、この際と見て回った。画素数は2Kが207万、4Kは倍以上の829万で、そりゃあ、ちゃうちゃうバンビ―や。Kはキロの距離表示もあれば、分岐点の岐路、帰り道の帰路あり。かつては、きつい、汚い、危険の労働環境の3Kもあれば、大リーグで投げるダルビッシュのような三者連続三振の3Kも。それで現代は、見えて、見えての4Kだけど、そのうち8K時代へ入り、大相撲のハッケヨイヨイ、ハッケヨイ?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 3日 (木)

奇跡のラーメンって??

Img_3973

Img_3958

Img_3969

奇跡のラーメンと言われれば…である。どう奇跡なのか、気になる。JR山科駅から徒歩3分足らず、山科銀座商店街の奇跡のラーメン「珍龍軒」である。この5月に開店、腕を組んだ店長写真が「ラーメンバカ、山科参上!」と大きな看板で店前に登場している。

 

写真の若い店長が赤い暖簾を掛けた土曜夕、初めて入った。黒い塀、赤い入口…、店内は10人座れるカウンターと奥に4人掛けテーブル。奇跡ラーメンとはこれ如何にーと、メニュー見たら、だ。特製醤油ラーメンが税込み590円という。それも、並1玉、大盛1・5玉、特盛2玉も、み~んな同一料金という。今どき、それはそれは!の格安値段や。

 

遠慮したわけでないけど、並注文のラーメン。真中に葱、皿の縁にへばりつくチャーシュウと海苔。麺は中細麺、メンマもある。それで、どう奇跡ラーメンか、店の解説を読むと、である。桓武天皇の病気が治った金沢の山で採れる奇石の石を水につけ、それをスープの素にしているからという。そうか、奇跡のポイントはスープか。レンゲで一口、すすった。こってりでなく、しっとり味や。奇跡は奇石に通ず―しょうゆうラーメンやったあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 2日 (水)

どや顔の出汁巻き作り

 

Img_3866Img_3664

Img_3657

どやっ!三者三様のどや顔である。JR大津駅前のスタンド林屋、2回行って、三度出し巻き卵を頼んだ。作り手はバイト歴1年半のTくん、オーナーシェフの店長・林さん、もう一人のバイト・てっちゃん。作り手を名指しで特注、三人それぞれのどや顔を見た。

 

 店の奥、調理場前のカウンター席、4年前の開店時から定位置になっている。洗いもんの器がたまっている。入り口で客が様子をうかがっているのが見える。どんな客がきているか、全体がわかる。何より、評判の店長の調理テクニックが真ん前で見える。トイレが真後ろ、店が混んで、ドットコムになると、さらに壁側に追い込まれるが、まあ、仕方がない。

 

 それでえ~、出し巻きのどや顔である。Tくん、店長仕込みで何度か、経験しているのか、思った以上だ。てっちゃんは初体験、ちょっと、不安そうだったが、出来上がりは○やがな。店長さん登場、そりゃあ違う。何がって、手つきがまるで違う。油引いて、ブツブツした出汁卵を突ついて、畳んで…、これ、2度、3度と繰り返し、出汁巻きになった所で、全体をくるっと回して…、ハイ!どや。手順は同じやけど、どや顔も違って、どや!。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 1日 (火)

福助、福助、福助…

Img_3714

Img_3725

Img_3728

 う~ん、頭はでっかいどう、ほっかいどうや。背が低いんで、よう目立つ。裃つけて、扇子持って、赤い座布団に正しう座っている。これが、正座ちゅうもんや。すぐしびれが切れる。辛抱、辛抱や。裃?は読めるかな。上も下もで、かみしも。まあ、昔の正装や。

 

 耳はタブタブの肉厚や。タブレット??。ちゃう、福耳ちゅうて、お金がたまる相や。そうなんかあ。これ、洒落や。さて、私は誰かというと、人形になって、縁起がいいと評判の福助でんがな。ハイッ!。今も昔も、福助、福助…と言われ、足袋では、たびたび登場して、その名も福助足袋。また、洒落た。そうそう、顔は童顔、ちょん髷を結っている。

 

米原は中山道の柏原宿歴史館2階へ上がった。全国から集めた人形、大きなの小さいの、ひな壇ふうに飾っている。ざっと300近くで、部屋名は福助の間、まあ、いいがな。地元のもぐさ屋・亀屋左京の番頭で、今も巨大な人形になって店頭にいる福助さんにあやかっている。店を繁盛させた福助はなぜ福耳なのか?の解説案内読む。人相学で福耳は富裕の相という。そう言えば、七福神の大黒さん、恵比寿さんも、みんな耳たぶはタブレット?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »