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2014年6月

2014年6月30日 (月)

狸の化け寺で出た落ち

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 落語はどう落ちるか、オチオチしていられない。京阪浜大津駅近くの旧大津公会堂、3か月一度の寄席、よさずにずっと聴きに行っている。米朝一門ざこばさんのお弟子さん、桂ひろばさんが演じた上方落語「狸の化け寺」は、一度ならず二度三度と、よく落ちた。

 

 どんな落語かというと、まあ今の土建屋さん一行20人ほどが工事現場へ行き、地元でお化けが出るという無住のお寺に泊まってのおはなし。演じる桂ひろばさん、大阪・阪南市出身、37歳。手品がうまく、身体は182㌢、100㌔と大きく、通称落語界の若乃花とか。触りは幽霊。死んだら誰でも幽霊になれない。美人だけ、ほかは化け物と笑わす。

 

 本題の落ち。最初のは荒れ寺でみんなが草抜きやったら糞が沢山出てきて、臭かったあ。次は井戸の水が濁っていて、くみ上げ、くみ上げした結果、水がきれいになって、いいど~。これって、落ちか、洒落か、と思うけど、まあ落ち。話は続いており、マグロでいうナカ落ち。落語は佳境入り。本堂の阿弥陀さん3体だったのにいつの間にか、4体になっている。これは一体どうしたことか?。狸が化けで増えたのだが、一体で落ちついたあ?。

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2014年6月29日 (日)

鳩との出会い

 

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ハッとする鳩、よく出会う。左の一枚、庭でなく湖岸にいた2羽である。大津市打出浜、びわ湖ホールの湖岸側を歩いてだった。仲良く、鉄柵にとまり、青く、さざ波立つ琵琶湖を見ている。遥か向こうは琵琶湖大橋、何を思っているのかと、後ろから写真を撮った。

 

 夫婦鳩が、恋人鳩か…、なかなかいい感じだ。もう一枚と、さらに近寄ったら、ぱっと飛び立った。これも出会い、貴重な一枚になった。鳩とは通勤の朝、山科駅で毎日出会う。JRと京阪の間のロータリー。コンビニ客の食べ落とし餌を求めて出る。多い日は30羽以上、少ない日は2羽、3羽…、大阪の難波でもないのに今日は何羽?と、数えている。

 

 いないといないで、どこへ行ったか、まだ寝ているのかと、気になる。毎日の出鳩確認出勤…、大分・高崎山で観光客向けに今日の出猿は何匹って、表示があったのを思い出す。大津駅降り、職場まで時間が早いと、大津地裁横の公園ベンチで一服。ここの鳩は、何とも人懐っこい。足元まで来て、短い足でちょこちょこ歩き、首を上げ下げして、クッククックと鳴く。鳩の九は鳴き声のクック、掛け算のクックは81、従兄はとこもハトコ?。

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2014年6月28日 (土)

もぐさの漢字、どう書くか

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やいと、お灸の「もぐさ」って、漢字でどう書くか、御存じだろうか。職場のみんなに聞いてみたが、う~んと首を捻るばかり。知ってしまえば、それまでだけど、答えは草冠の5角で「艾」である。音読みでガイ、訓読みでは、よもぎ、もぐさ、おさめる…という。

 

何でこんなことを書くかというと、近江歴史回廊大学の中山道現地研修で、柏原宿を歩いて、「艾」文字の看板と7月に開催のやいと祭りのポスターを見たからだ。岐阜県境の柏原宿は、薬草の山と言われる標高1377㍍の伊吹山の麓。もぐさ原料のよもぎがとれ、宿にはもぐさ屋さんが江戸時代、11軒もあって、大層賑わい、街道名物だったそうだ。

 

往時のもぐさ屋さん、今も一軒だけ残っている。伊吹艾本舗「亀屋左京」商店で、店構えは当時そのままという。創業は寛文元年、今から330年前で、中山道を歩いた幕末の絵師、安藤広重は、この店を柏原宿で描いている。ひさし屋根の店舗、50㍍はある。ポスターは東洲斎写楽さんの歌舞伎絵。役者さんの右肩に大きな艾がすえられている。歯をくいしばり、顔をゆがめ、両手を広げて、見ているだけで、アツツ、アツツ…。

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2014年6月27日 (金)

中山道柏原宿の、やいとうどん

 

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全国広しと言えどもである。これは、ここにしかない名物中の名物かもしれない。もぐさに火をつけて、アツツ、アツツ…と我慢する、昔懐かしの健康療法・やいとをイメージしたうどん。その名もズバリ、やいとうどん。いや、熱かった、いやいや、うまかったあ。

 

 中山道は近江柏原宿。江戸・日本橋からから60番目、薬草の山・伊吹山のふもとの宿場である。昔は山東町も、今は合併で米原市。イコカが通用しない懐かしい手動改札出て、駅から徒歩10分、柏原宿歴史館に併設する喫茶「柏」のメニュー。地元の主婦が交代でボランティア勤務していて、名物やいとうどんの誕生からもう10年近くになるという。

 

 どんなうどんか、写真を見れば、一目瞭然かな。とろろ昆布がこんもり、紅生姜が乗っている。まさにやいとうどん。よう考えたもんだ。玉子、湯葉、かつお、葱…、うどんはツルツル、コシあり。楽しんで450円、安いがな。源氏ボタル生息の町で、期間限定でホタルうどんも。茄と黄身と紅生姜を使っている。写真メニュー見たけど、いい出来や。ここで一句。~やいともうどん ほたるもうどん~。町おこし、みんなでどんどん食べよ。

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2014年6月26日 (木)

節約節制の食堂かいつぶり

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懐具合か、カロリー過多か…そのあたりが気になるなら、それはもう県民食堂とも人民食堂とも言われる滋賀県庁食堂「かいつぶり」に限る。その一旦を具体的な事例で紹介しよう。6月に入って続けて3度行った。ラストオーダー13時15分、その直前ばかりだ。

 

 そりゃあ、なんたって、県庁職員さんの利用が圧倒的で、午後1時を過ぎると、ガランとする。その代償、メニューは売り切れ御免が多い。好物の一品、出し巻きなんぞは、あった試しがない。日替わり定食もまずない。それで、まだあるのは何かなーと探して、トレー持って、とれとれ、どれどれ…である。最初、豚ヒレカツソース280円から入った。

 

 これにかやくご飯170円、ひじき煮80円つけ、合計530円や。カロリー数書いたレシートなくしたけど、まあ600㌔㌍くらいや。翌日は完売札が並んで、味噌ラーメン350円にレンコンきんぴらの一品80円で計430円、548㌔㌍や。ラーメンは味噌でもカロリー数高いんや。翌週は最安値狙って、290円のざるそばと一品は沖縄の家庭料理、人参しりしり100円で計390円、359㌔㌍。節約と節制は人民食堂ですたい。

 

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2014年6月25日 (水)

アジサイ、歳歳

 

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 季節、季節に季節の花が咲く。梅雨時はアジサイ。漢字で紫陽花と書いて、アジ、サイサイと咲く。今年も6月初め、例年より近畿で梅雨入り宣言のあった日、アジサイは待っていたように咲き出した。お彼岸の頃のヒガンバナと同じで、まるで季節を知っている。 

 

 アジサイと言えば、七変化で、色具合が次第に変化する。酸性土壌の日本では青色、アルカリ土壌の欧州では赤色のアジサイが多いという。花言葉?移り気、高慢、浮気、冷淡…、あんまり心を許せないようだけど、だんだんと花色が変化するのが理由のようだ。種類?100種以上と言われる。ホンアジサイ、ヤマアジサイ、ガクアジサイ…再々ある。 

 

 今年もお天気博士の梅雨時予報気にして出る。夕方から雨に…の予報、今年はよく外れている。博士も人の子、自然相手にままならない。街歩きで、道端のアジサイが気になり、ちょっと立ち止まってはデジカメで撮る。土曜の朝、パソコンに取り込んだ写真、点検したら30枚以上も。府立植物園の咲き始め、どう色を染めていくのかなあ。葉に雨滴のも、梅雨らしくていいなあ。公園の群れ咲きもスケール感あるなあ。年年歳歳…、アジサイや。

 

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2014年6月24日 (火)

大津駅前、滋賀ビル9階に中国料理の穴場あり

 

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見える、見える…、日本一大きい湖・琵琶湖が見える。あまりに前からあって、当たり前のように通過するJR大津駅前の滋賀ビル。定礎は昭和50年10月というから築38年、地下2階9階建てのオフィスビルで、その最上階にある中国料理「かすが」がある。 

 

 ビル1階フロアは前と後ろにEV4基。階上ボタン押すと、どこのドアが開くかわからない。前だけ見ていると後ろで開いている。要注意や。中国料理「かすが」さん、確かビル創建時からある。大津駅北改札出て、歩道渡って1分の至近なので、宴会利用も多く、昼に夜に何度か行っている。最近は9階フロアで午後から会議があり、昼食によく行く。 

 

 入ると、空いている席、お好きな所へどうぞーと言われるので、琵琶湖の見える窓際テーブル最優先や。正面に琵琶湖大橋、左に比叡山、右に国の出先機関が集まる10階建ての大津合同ビル…、これは景観に邪魔や。駅前に交番、警官に言いたくなる?。昼のランチ選び、730円の野菜入り炒飯がいい。コーヒー、煎茶はセルフでどうぞ。ラックに各種新聞、雑誌も…。駅隣接の平和堂ビルも閉まって、行くとこ探しの穴場、ここにあり。

 

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2014年6月23日 (月)

たんとと理解

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う~ん、たんとと~かあ、たんとと~ねえ。わかるようで、わからない。わからないようで、わかる。まあ、そんなところかなあ。先に答えを言うと、牛たんのタンと魚のトトを接続詞なしで、平仮名で続けて、たんととーという。間にとを入れると、たんとととや。

 

 これも「と」が3度も続きすぎて、ややこしい。片仮名入れて「タンとトト」ならどうかなあ。京都ヨドバシカメラ6階にある炭火焼きの「和くら」さんへ昼食に行って、トロサバ定食で出たおしぼりのビニール包み。これが「京都錦・柳馬場 炭火 たんとと 和くら」と印刷してあり、なんで、たんとと?なんやろうと、思ったことが始まりだった。

 

店頭看板は「すみび 和くら」で、炭火で焼く牛たんと、焼き魚のととメニューが多い。それで、このヨドバシ店以外は「すみび」看板より「たんとと」看板をたんと使用している。たんとーと言うのは京都弁で、沢山の意味。わかる人あり、わからない人ありだろうか。「和くら」の店名も石川県七尾市の和倉温泉でなく、京都の和食の和蔵のようだし、牛たんと言えば、仙台だし…、あれやこれや、考えるほど、難度が何度も、たんとと?や。

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2014年6月22日 (日)

日銀京都支店の植え込み、何かな

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通るたびになんやろ?、なんちゅう植え込みやろ?だった。高さ1㍍ほどの低木が並ぶ。葉っぱは、傘みたいにこんもり。幹は細くて、ひょろひょろ。大ぶりの盆栽みたい。それが、メーン通りに2、3㍍間隔で、10本近く植わっている。それ、なんやったか…だ。

 

 植え込みは日本銀行京都支店、河原町通り側だ。これまで、ローアングルで何度か写真を撮った。この前も地下鉄京都市役所駅へ行くおり、覗きこんで何枚か撮っていたら、バス停のお客さんも、一緒に覗きこんでもらった。日銀支店前、場所が場所だけに、お札でも…と思われたか。いや、申し訳ない。さて、何なのか、職場の物知りに写真を見せた。

 

パソコン検索しながら、マツやスギではないですね。ヒノキでしょうかーと言う。確かに葉はヒノキに似ているけど、それ以上はわからない。支店開設120年の日銀京都支店に携帯をかけた。通りがかった者ですが、表通りのあの植え込みは?と。総務課の女性、いろんな部署に聞いた結果、折り返して回答が届いた。~ヒノキ科のタマイブキです~と。園芸品種で、手入れして玉状に繁らすと。そうか、たまに通って、タマイブキか、またね。

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2014年6月21日 (土)

南下して、飛び込みラーメン

 

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 我ながら、またかーと思うけど、また、ラーメン屋へ行った。この1週間、どうやろう、2回はお腹に入れている。好きなんや。あの日は、京都は河原町丸太町上ル、毎日新聞京都支局の2軒隣のラーメン大栄。なんでって、府立医大前から南下して、なんか、入った。 

 

 あのあたり、よく歩いているのに初めてだった。流行っているお店かどうか、わからないけど、午後2時半ともなると、さすがに客は一人もいない。ご夫婦経営か、カウンターの奥で、昼食中の店主が立ち上がり、女性が注文をとりに来た。壁メニュー見て、醤油か、味噌かーの選択だ。どちらが多い?と聞いてみると、五分五分というので、醤油にした。 

 

選択の理由、カロリーが気になって…。味噌より、醤油の方が低カロリーと思った。ラメンって、本来カロリー高く、気にしていたら…と思うけど、気持ちは大事。店長さん、チャーシュウを機械切りでスライス。調理場はオープン、席から丸見え。湯がたぎる釜三つ、麺をザルで湯がく。鉢に移して、モヤシにネギにチャーシュウ乗せて、ハイ、どうぞ。細麺や。コショウこしょっと振って、うん、ええ味や。シンプルisラーメン、◎や。

 

※ネットで検索すると、らーめん大栄は12年前、店主の叔父がラーメン業界から引退、引き継いだという。叔父さんは30数年の歴史をもつお店の創業者。京都南区で開業して、北は第一旭。南はラーメン藤というお店に挟まれた立地で、シンプルかつ贅沢な味わいのラーメンをつくりあげたという。

 

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2014年6月20日 (金)

明治天皇巡幸の松と家康腰かけの石

 

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そうか、そんなことがあったのか…と、石を見て、松を見た。中山道は彦根の高宮宿、旧本陣前の向かい、浄土真宗円照寺の境内である。およそ800㍍の宿場の真中あたり、近江歴史回廊大学の現地研修だった。家康の腰かけ石と明治天皇巡幸ご縁の止鑾松である。

 

 まずは家康が腰かけた石、どれや!、どれや!。境内ずずっと入って、本堂の右当たり、石の柵の中だ。枯れた松の幹と同居している。高さ1㍍ほどの石碑に「家康…腰…」の彫り込み文字が見える。研修の一行、覗き込んで、小さな石やなあ。地元発行パンフによると、大坂夏の陣の時に休憩した石という。それからもう400年、ずっと家康ストーン。

 

止鑾松は「しらんのまつ」と読む。明治天皇が北陸御巡幸の帰途、円照寺に泊まることになったが、松が邪魔になって天皇の乗り物が入れない。役人は住職に松を切れと命じたが、天皇は「歩くこと厭わず」と言われて、切らずにすんだという。天皇の乗り物は「鑾」と書く「らん」。住職はその「鑾」を止めたので、止鑾松と命名しという。今の松は2代目で、家康腰かけ松のすぐそばにある。定番で洒落るなら、そんなこと知らんとは言えない。

 

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2014年6月19日 (木)

古民家の古時計二つ

 

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チクタク、チクタク、ボ~ン、ボ~ン…、やっぱり音がする時計って、いいなあ。「宿駅-座・楽庵」の看板が古民家に掛り、滋賀県立大の学生が運営する「おとくら喫茶」へ入って、♪~100年休まずチクタク、チクタク動いていた…おじいさんの時計~♪を見た。

 

 「築200年を超す古民家です。どうぞ蔵も見て下さい」と日替わり当番の学生さんが言う。彦根市高宮、中山道で2番目に大きな宿場町で、かつて近江上布を問屋さんだったお店である。近江歴史回廊大学の講座、中山道を歩いて来て、一服がてら、ちょっと入って、古時計だった。店内に一つ、天井から吊るした竿ばかりの向こうで時を刻んでいる。

 

 振り子付きの大きな時計、明治か昭和か、何時頃のものか、ちょっと見ただけでは、はかりかねる。だから竿ばかりが一緒なのだろうか。蔵もーと案内してくれた女学生さんは姫路出身で、名刺は藤田楓加さん。古民家を風化させない役割、ぴったりのお名前やーと思っていたら、岩手の知人、藤田耕也さんから携帯電話あり、ああやこうやと長話に。蔵に入って、もう一つの2段式の時計。いま何月何日で、何曜日何時で、見極めにクラクラ?。

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2014年6月18日 (水)

中山道の無賃橋

 

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橋の名前も様々なれど、無賃橋とは、これ如何にである。どこにあるかと言うと、滋賀県彦根市高宮の県道543号、鈴鹿山系から流れる犬上川に架かっている。わかりやすく言うと、中山道の彦根高宮宿の入り口。全長2百㍍で、何で無賃橋なのか、現地へ行った。

 

ネットで無賃と検索すると、お金を払わないこと、お金がいらないことーと出てきた。洒落で「男ではない」なんて出てきたら、どうしようと思ったが、検索代無賃で、ちんと出た。ただ乗りの無賃乗車はあかんけど、無賃橋はお金がいらない橋なのだ。明石大橋や瀬戸大橋のような有料橋でなく、江戸の昔に完成した時から無料、つまり無賃橋だった。

 

橋のそばへ行くと、由緒書きがあった。~天保の頃、彦根藩は増水で川が渡れない「川止め」を解消するのに地元の豪商に命じて、橋をつくらせ、当時は川渡しは有料だったのに、この橋は無賃にした~という。川渡しは、私だけでなく、旅人みんなにお金がいったのにーである。無賃橋が架かる犬上川の上流に広い河川敷、7月初旬に恒例の高宮花火大会がある。今年で102回目、地元の自慢という。観賞代? 当然、老若男女とも、無賃??。

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2014年6月17日 (火)

若狭の水から東大寺二月堂へ展

 

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わかるかナ?と行って、そうか、そうかーと聴いた。大阪西区江戸堀、ギャラリーSAIで開催の石川亮展である。テーマは福井若狭から奈良へ、1200年以上も続く水の神々しい物語。ゴルフの石川さんも、この石川さんも「りょう」やけど、りょう違うのかな?。 

 

 この石川亮さんは、成安造形大講師のアーティスト。大阪堺生まれ、京都で育ち、京都精華大で学び、自然崇拝や神道など日本人の古の魂に触れる作品を発表している。今回は春を呼ぶ東大寺二月堂のお水取りにスポットをあて、送る水ー取る水で全体=水として、作品に仕上げた。~御高覧頂ければ幸いです~の添え書き付き案内状を持ち、見に行った。 

 

 土曜の午後、ビル4階の個展会場に亮さんがいた。ご本人対面、行った甲斐があった。これが福井若狭の水です~と言う。現地の川から取水した竹筒入りの本物の水を流し、衝立の向こうへ送った。反対側に取水桶。これが奈良・東大寺二月堂の若狭井から汲み上げられる水になります~と。そう広くない会場、東大寺創建の良弁杉のミニチュア、御香水、苔、若狭と二月堂の写真などが展示されている。今に受け継がれる神事展、信じたい?。

 

 

 ※ 奈良東大寺二月堂の「お水取り」の水は、若狭小浜の「鵜の瀬」から送られ、10日かかって東大寺二月堂の「若狭井」に届くとされ、奈良のお水取りは312日に行われる。 ※ 展覧会は奈良と若狭が昔から深い関係にあったことを示す。会期は5月27日から6月14日までだった。

 

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2014年6月16日 (月)

五里霧中とゴリ夢中

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 なんじゃ、これは? そうかあ~ジョークかあ。ゴリラが好物のバナナを向いて、夢中に食べている。それでえ~「ゴリ夢中」だってえ。地下鉄階段の壁面、大きな写真。地下鉄肥後橋から乗り換え、京阪中之島線渡辺橋へ行く途中、足が止まり、ナニナニ?だった。

 

 階段を一度降りかけて、また戻った。何かな?とよく見たら、朝日新聞とベネッセが一緒にやっている語彙・読解力検定の問題だった。ゴリラ写真の右端、「五里霧中の意味を答えて下さい」と出ている。五里霧中とゴリ夢中。発音すれば、一緒やけど、書けば違う。ゴリラをゴリとして、ゴリ夢中という熟語…、わかるけど、ちょっと、ゴリ押しやなあ。

 

 そやけど、面白いやないか。なんや、なんや?と思ってしまう。それでえ~、広告効果あるちゅうもんや。京都に本部ある日本漢字能力検定協会、つまり漢検は知っていたけど、語彙・読解力検定って、初めてや。五里霧中とは、方向を見失うこと、物事の判断がつかないことで、語源は中国の後漢書からで、五里四方に立ちこめる深い霧。この意味、理解すれば、問題ないのに、よう「五里夢中」と間違って書いて、それで~こりごりやったあ。

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2014年6月15日 (日)

エキ・ランチはがっつり

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飛びこみ癖がついているというか、慎重さに欠けるというか…。大阪中之島の国際会議場へ行くおり、昼をすませて…と、直観で入ったエキ・ベーコン店のEKI・ランチ。これが、まあ、お腹の膨れること、膨れること…、頭の中で減量意識しているのに…である。

 

 JR大阪駅の桜橋口から道路を渡って、梅三小路。アーケードがあって、通り抜け食堂街の入り口だった。探せば、もっとあったと思うが、初めて出る会議対応、早め意識で、表看板の看板メニュー、豚絵のトンテキランチを見て、ここならと入って、すぐ頼んだ。夜はソーセージにビール、昼はがっつりランチという。若いサラリーマン向けの店なのだ。

 

 後悔先に立たずーだけど、メニュー紹介すると…。土鍋で炊いたお櫃ごはんはお代わり自由。これにあうあわない別でコンソメスープ。メーンの豚肉は厚切り、でっかい。ウスターベースのソースは、頭の毛に関わりない?。これをソテーして、ソース、ソースしている。出し巻きオムレツにキャベツ。値段は890円。ソースがシャツについたらかなわんし、どう食べるか、前屈みや。豚に口を近づけて、がっつり食べて、お腹はたっぷり?。

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2014年6月14日 (土)

ラーメン魁力屋バイトの雲戸君

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なんで京都はラーメン屋さんが多いのだろう。京都発祥のチエーン店、思いつくままに挙げて、新福菜館、第一旭、天下一品、ますたに…、いや、あるある。文化とラーメン、どう相性があうのか不思議ではある。その一つ、河原町三条のラーメン塊力屋へ行った。

 

 今や、京都から関東へ出て、東北・宮城まで出店、全国50店舗という。もともとは京都左京区一乗寺の屋台からで、九条ネギと豚の背脂、醤油味が得意で、人気が出た。河原町を歩いて、一度は…と思っていて、やっと初入店が実現した。手ぬぐいバンダナの若い店員さん5、6人…お客も次から次、流行っている。減量意識してトマトラーメンにした。

 

九条ネギラーメンバトルで優勝と店前に表示してあったけど、九条ネギで苦情はなかったのだろうか。いや、これは洒落、つい出て…。カウンター前、調味料に加え、たくわんにネギ…、幾らでもどうぞと気前がいい。トマトラーメン、白菜に小松菜に豚バラ、トマトの酸味スープ…いい味や。何気なくバイト店員の胸名札見たら「雲戸和輝」で、〈うんと〉の振り仮名付き。聞いたら大阪堺出身、学生バイトと言う。若いうち、うんと、頑張りや!。

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2014年6月13日 (金)

大阪・筋違橋の皮肉な出会い

 

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意味深と言えば、これほど意味深なことはない。大阪で知人が個展開催して、案内はがきどおりに地下鉄御堂筋線の淀屋橋で下車、12番出口から上がって、会場を探したがない。これが筋違いで、やっと見つけたが、帰りに出会ったのが、皮肉にも筋違橋であった。

 

 たまたまを「たまさか」と言うけど、筋違橋と書いて<すじかいばし>と読み、今は川もなく、橋名だけが往時を甦らせている橋や。それ、どこやねんと言われると、大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビルの個展会場の近くーというしかない。行きは御堂筋線やったけど、四つ橋線肥後橋駅6、7番出口が近かったような。筋違橋の碑、その辺にあった。

 

 行きはヨイヨイなのにどう筋違いだったか。どうも淀橋駅出て、御堂筋を反対に歩いて、気づいて、会場にスマホ電話して、すまんなあ~と聞いて、それでもわからず、ビルの警備のお兄さんに案内状見せて、筋違いでんがなーと言われて、徒歩5分を30分かけて、トホホ…と到着だった。何気なく展示みて、帰りに偶然出会ったのが、今は大阪市の市営駐車場になっているかつての筋違橋だった。アイタタ~、歩きすぎたか、足の筋違えたあ。

 

 ※ 碑の説明によると、筋違橋(すじかい橋)は高麗橋筋から江戸堀1丁目にかけて筋違いに架けられていた。親柱は、昭和3年に筋違橋が架け替えられた時のものである。昭和39年、西横堀川の埋め立てによって橋は消えたが、筋違は今も筋違いと。

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2014年6月12日 (木)

上村松篁さんの孔雀

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 気品というのか、尊厳というのか…、美しい羽根、これ以上広げなられないほど、広げている。これぞ、孔雀中の孔雀だ。いま、京都国立博物館で花鳥画を描き、文化勲章受章・上村松篁さんの画業回顧展を開催している。この孔雀が展覧会のポスターになっている。

 

 上村松篁さん、美人画の松園さんの息子さんで、親子二代の文化勲章、松篁さんの息子さんは敦之さん。既に文化功労者で次は勲章…、となると、親子三代の勲章受章は空前絶後である。それはそれとして、松篁さんの孔雀だ。孔雀と言えば、3か月に一度の寄席でお会いする落語家・桂九雀さんを思い出すが、孔雀違いで、それはよせ!と言われそうだ。

 

 孔雀絵は応挙が得意とするところだが、同じ円山花鳥派の流れの松篁さんは70歳のおり初めて描いた。現に孔雀を飼って、毎日毎日生態を正対しての作品である。会場、孔雀はどこか、どこかと展示作品75点の最後にグリーンの羽根をキャンパス一杯に広げていた。絵をみて、ハッとしても、写真撮影は御法度だ?。会場入り口看板ならーと 全体を撮って、羽根の紋、小さな顔、3本足をクローズアップ現代?にした。孔雀雀々やったあ。

 

※ 上村松篁さんは明治35年、京都市生まれ。京都市立絵画専門学校に入学すると共に西山翠嶂に師事、円山四条派の写生を活かしながら、新しい花鳥画として蘇らせた。平成132001)年逝去。

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2014年6月11日 (水)

大阪にはうまいもんが~あるんやでえ

 

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♪~大阪にはうまいもんがいっぱいあるんやでえ~♪…、行きつけの散髪屋さんの息子さんで、保育園児が店内で歌っていた、あの台詞がなんかあ~よう思い浮かぶ。淀屋橋の個展鑑賞で、JR大阪駅着いて、昼だった。安くて、うまいもん…、どこやろナと探した。

 

 土曜の昼、人、人、人…、うまいもん、うまいもん…。駅構内2階、大阪ステーションガイドシティーのフロアガイド、南側エリアの大丸側16階にうまいもんプラザや。ここや、ここやがなーと行って、安くてうまいもんーとプラザ内をプラプラ回って、中華・の天稟豊(テンビンホウ)やった。黒板に990円のお昼ごはん。直感閃き、一瞬ここや!。

 

 うまいもんプラザは17店舗、うなぎの竹葉亭、お好みのあ・らん、蕎麦の弦、うどんのつる…、どこも値段は安くても4ケタやけど、天稟豊は3ケタのおすすめメニューやがな。大阪の梅雨空が見えるカウンター席に座って、すぐおすすめが来た。湯葉巻き揚げ、海老蒸しとニラ蒸しの餃子は辛し醤油でどうぞ!と。これにメーンの太い焼き豚入り醤油ラーメンとご飯や。海老蒸し餃子、どやろ。うん、うまいがな。これが大阪の味やがな!。

※ 保育園園児が歌っていたのは、長谷川義史さんの絵本「大阪うまいもんのうた」からだった。

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2014年6月10日 (火)

光秀の坂本城址へ行く

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 明智光秀の坂本城跡、どこかな?、どこかな?と歩いた。近江歴史回廊大学の現地研修で配布の地図一枚。京阪石坂線の坂本駅から歩きだし、一人寄り道して研修一行と外れた。前日買い換えたスマホが思うに任せず、幾らタッチしても、スマホ、スマホと詫びている?。

 

 それでえ~、地図に示された実線を辿った。あの日、梅雨前の真夏日、気温は30度越して、頭にハンカチ乗せて…。天台の祖・最澄さん誕生の生源寺前は作り道から南へ。何で作り道?酒屋さん、饅頭屋さん、蕎麦屋さん…、物作りのお店が並んでいたからとか。町名表示、そこらあたりは坂本だけど、南から湖岸の東へ下ると坂が阪本に変わる。

 

 徒歩30分、坂本城跡の碑が出た。なぜか鉄製の赤い傘、大津市の案内板。~信長の叡山焼き討ちのあと、延暦寺監視で光秀が作った水城~と。最澄さん、さいちょのお寺が東南寺で、今も天台座主の戸津説法があり、城跡の一角という。本丸は信号のない国道161を危ない、危ないと、渡って…、平均34歳、年間1300万の給与日本一のハイテク企業「キーエンズ」研究所の中。水位下がれば石垣浮上…、兎も角、よくキーナンス?。

 

※ 坂本城は織田信長の命により1571年、光秀によって築かれた。大小の天守を持ち、宣教師のルイス・フロイスは安土城に次ぐ名城と記す。光秀本能寺の変以降、廃城となり、資材は大津城の築城に再利用された。

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2014年6月 9日 (月)

琵琶湖のイサザ豊漁

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えっ、そんなに豊漁だったのか。琵琶湖の固有種、イサザのことである。漢字で魚片に少ないと書いて「魦」だ。昨年までは不漁続きだったのに、今年はなぜか、獲れて獲れて、「魦」の少が、恐縮するほど、獲れまくったという。そう、毎日新聞滋賀版に載っていた。

 

 イサザ、ハゼ科の小さな魚で、体長5㌢ほど。昼は湖底30㍍より深く群れ、夜になると湖面近くへ、ちょっとコメン?と上がってくるという。記事によると、近江八幡市の沖島漁協では、20年来、これだけの漁獲があったのは初めて。浜値が急落、何時もは1㌔1200円が今年は200円以下になったという。漁師さん、まさにギョッ!だったかな。

 

 イサザは県などが選んだ琵琶湖八珍の一つ。手元資料で、料理方法を見た。葱と炊き合すすき焼きのジュンジュン、牛蒡と卵とじの柳川、大豆とのイサザ豆、醤油煮などだ。JR大津駅前、寺町商店街で湖魚販売の「大津屋」さんへ行った。県庁前の職場から徒歩10分。創業80年の老舗、イサザの醤油煮があった。1パック100㌘で150円。モロコ、ゴリ、海老、コアユ…みんな1パック、一緒の値段や。それ、いささか、どうかな?。

 

 ※ 琵琶湖八珍はビワマス、ニゴロブナ、ホンモロコ、イサザ、ビワヨシノボリの固有種とコアユ、ハス、スジエビの八種類。島根県の「宍道湖七珍」がある。

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2014年6月 8日 (日)

下二けたは99のももじろう

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何でこんなに「9」の付く数字にこだわっているのかなあ。「生中、19時まで199円、19時から299円、単品飲み放題1499円」…、店前の看板にこれだけ9の数字が並んでいる。だからと言って…、店内がキュウキュウじゃない。なんでやろ?と急に入った?。

 

JR山科駅前の居酒屋「ももじろう」、京阪の踏切渡ってすぐ本屋さんの隣だ。最初はGW明け、何となく入って、頼んだ特大とろとろ穴子1貫が399円、それに表の看板が99である。それで、二度目に入って、改めて店内メニューの値段をみたら、どれもこれも、下二桁は99で、キュッキュッしている。我が誕生日も9月9日で、何か旧縁を感じる?。

 

メニューの99、どんなのか、一部を紹介すると、造りの盛り合わせの特2999円、上1999円、並1299円、単品だと海鮮塩焼きそば599円、炙り明太子399円、すぐ出る一品は枝豆も冷奴も299円、串カツも1品99…。メニュー500種とかで、80%以上が99の数字という。店員さんに何で9?聞いたら、答えに窮して「オーナーに聞いておきます」との返事。ひょっとして、オーナーは9月生まれの乙女座Qかなあ??。

 

※ 乙女座宮は歌手山口百恵が歌ったヒット曲の一つ。

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2014年6月 7日 (土)

オーロラ味って、どんなんかな

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 ニジマスバーガーは「オーロラの味」だって。なんと粋なネーミングだろう。JR醒ケ井駅を降りて、昼時でもあり、すぐ道の駅へ行って、すぐ目に入った。駅名にはケが入るけど、地名はケ抜きの醒井には、日本で最も古い養鱒場があり、そこのニジマスのようだ。

 

 米原市ご当地バーガー、4年前から道の駅で販売している。醒井は中山道の宿場の一つ、山また山の村だけど、市町合併で市になって、売り出した。手頃な一つ、390円という値段だし、どうオーロラ味か、マスだけに益々、気になる。売店の外のベンチで、バーガーの包みを開いた。オーロラ味、写真も撮らんと、オーロラナッシングになってしまう??。

 

 まずは、ひと口、かぶった。ニジマスがフライで揚げてある。パンの中にキャベツと一緒に挟んであり、赤カブのピクルスも。北極、南極…、光のオーロラ現象が宿場の醒井で、どう現れるかと思ったら、ソースで出た。トマトケチャップとマヨネーズを1対1で混ぜ合わせたオーロラソースだ。いや、いや、オーロラの味に違いない。そんな味のバーガー、馬鹿にすんなじゃない。さすが、鱒やがな。二かぶり、三かぶり、おいしさ、益々…や。

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2014年6月 6日 (金)

大文字屋の石川八千代さん

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何回か、こんにちは!、こんにちは!~と呼んで、だった。店の奥の奥から「お客さんかいなあ」と、おばあちゃんが出て来た。右手に棒みたいな杖を持って、大方、90度の前屈み。「息子がおると、思ってたのに、何処へ行ったんかいなあ」と、そろり、そろり…。

 

 穴太積みの石垣の町、大津市坂本へ行ったおりだ。醤油稼業で180年の大文字屋さん。店先で実山椒150円を販売、買う気になって、こんにちは!だった。白壁土塀、地蔵さん、格子塀、虫篭窓…、端から端まで20㍍はある。先祖代々の大きな商家。おばあちゃん、お幾つ?と聞くと、来年が米寿という。いま87歳や。セピアの思い出話が始まった。

 

 今の大津高校、昔の県女卒業という。ちょっと、待って?と奥の部屋からアルバム持ち出して、これ、同級生やね。これ、歴史の先生で担任、戦争で死んだよ。この右端、私という。昭和17年、女学生の稲刈り奉仕の写真。おばあちゃん、今もやけど、可愛い。あっ、そやそや…、おばあちゃんはまた奥へ。醤油屋のこと、旦那さんのこと、家族のこと…、喋れば喋るほど昔が出てくる。お名前は石川八千代さん。千代に八千代にお達者で…。

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2014年6月 5日 (木)

ベーコン・エピ研究

 

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何時頃からベーコン・エピづいたのだろう。フランスパンと言えば、バケット、バタールに、このエピではないかーと言われる。小麦粉、塩、水に加えて、南でも北でも西でも、イースト?でつくる。フランスを発祥として、首都ご縁か、外皮硬く、バリバリと…だ。

 

 駅でエピ…、そう関係はないけど、京都駅で買った時からか、何とはなく、エピ写真を撮っていた。パソコンで探すと、4月、5月と10枚出てきた。撮ってないのもあり、まあ、この2カ月、15、6回は辟易せず、エピエピだった。エピはフランス語で麦の穂の意。切れ目が入れてあって、先っちょが尖がって、ちぎりやすい。食べ歩き、推奨パンや。

 

 評判のお店、数々あって、店名はムッシュ何々…とかが多く、一度聞いても覚えるのが、ムッシュかしい?。そこは志津屋、進々堂、神戸屋やけど、ムッシュかしい店は、本場フランス修業の職人さんがいて、旨さがトレビアンや。エピはどんなベーコン使用か、見極めがポイント。それに155円、180円、231円…値段格差あり、麦の穂も5つの、6つの、7つの…と店で違う。硬さ具合い、香ばしさ…大事や。エピ研究、エピエピする。

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2014年6月 4日 (水)

映画WOOD JOBで出た神去村のヒル

 

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見たくもないヒルが昼に出た。漢字で書いて蛭。夜じゃなく、昼にちゃんと出た。洒落ている場合じゃない。緑の研修、つまり林業の勉強に行った最初の山仕事で、泥田に滑り落ちて、お尻にヒルが…。一つ10㌢以上のヒル、ズボンを脱いだら1、2、3…5つも。

 

 直木賞作家、三浦しおんの「神去なあなあ日常」の原作を映画化した「WOOD JOB」を見た。原作も読んだ。舞台は三重県神去村、かむさりーと読む。奈良県境の山村で、村人はおっとりしていて、口癖は「なあなあ」だという。100年単位の林業暮らし、日常あせってもしかない。日々がまあ「なあなあ」なのだ。それでえ~映画を見たくなった。

 

 監督・脚本は矢口史靖さん。いやあ、面白かった。受験に失敗した東京から来た18歳青年を主役にしたエンターテイメント作品。最初に鹿がでて、しかと、WOODりと見た。マムシも再三登場して結構、主役扱い。不可思議な神隠し、伐採した千年杉を乗せて運ぶ修羅、緑の研修生パンフ女性との愛…。それでえ~あのヒルや。吸いつかれた主役青年のお尻アップ。ヒルは尻に加え、股にも…、しりなかった。青年、それでも林業にひるまず?。

 

 ※ 写真は映画予告編から写す。

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2014年6月 3日 (火)

どう安く…外食の試み

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 これは一つの試みであった。昼に場所を変えて、どう安く食べるか。週初めから週末へ、1週間の試み、初めてやってみた。木曜の平日ゴルフをのぞき、4日間合計の金額は1460円で、1食当たり401円やった。満足感?それはそれで覚悟のこと、充実感あった。

 

 職場は大津市の滋賀県庁前である。コンビニ弁当外して、どこで昼食をとるか。まず月曜、JR大津駅近くの讃岐うどんのまごころ。午後1時過ぎ、夏向きメニューのざるうどんが350円であった。カニ蒲に刻み海苔もや。最初やし、景気つけに思い切って温泉玉子80円加え、430円の始まりや。何たって、讃岐うどん、こしあり、味よし、満足や。

 

 火曜は県庁食堂。とろろ昆布そば290円を軸にキンピラとミニサラダで430円、カロリー表示は366kcal、減量に◎や。水曜は京都駅ホームの麺屋。自販機メニューの最安値は何か、うどんとそばのかけで250円や。超薄の蒲鉾にネギ、天かすと七味…自分で加減して…汁はずずっと底まで、旨いがな。仕上げの金曜は大津合同庁舎食堂、かき揚げ付きそば450円…、食に貴賎はない。心満ちていれば、チルチルミチル、満足や。

 

 ※ 振り返って、順位つけると①麺屋のかけそば250円②まごころのざるうどん350円③県食堂のとろろ昆布290円かな。

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2014年6月 2日 (月)

SRさん、ホールインワンの記録

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 飛ぶけど、どう飛ぶか、ボールにお任せと定評?の某大手企業勤務のSRさん(6?)がホールインワンを記録した。ご本人の了解もあり、お祝いにその名誉ある記録をここに記す。所は奈良市内のディアパークゴルフ場15番H、距離は182ydだったという。

 

 いつも行く京都・川端二条東入る、魚料理「よこちょう」の会だった。その日、SHさんから急に仕事できたけど、渡したいものがあるので、少し顔を出すと、メール連絡があった。渡したいもの?ー、それがホールインワン記念のボールマーカーとボール3個で、ご本人の似顔絵入り。満面えみー、これ以上は細くならないほど目が一直線になっている。

 

 去年の10月27日、お客さんとの3組のコンペだったそうな。距離のある打ちおろしのショートホール、5番アイアンで打ったら高い弾道でピンにまっすぐ飛んで、手前から3バウンドでカップインしたという。感激と興奮と不安。ゴルフ保険はどうやったかなと。挨拶状も「出会い頭の事故にあったような衝撃と、少々後悔も混ざった複雑な思いでしたが、今は素直に喜んでいます」と。これ、正直な告白…、いや、誠におめでとうさんです。

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2014年6月 1日 (日)

喜多方ラーメンの起き上がり小法師

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どこから来たって? そりゃあ、北の方からや。そう洒落たくなる福島県の名物ラーメン、喜多方ラーメン。県北、裏磐梯に近い喜多方市は人口5万1千人、そんな小さな町なのに蔵が4000以上、ラーメン屋も120軒も。店へ入ったら、よう来た!、よう来た!。

 

 京都駅ビル10階、拉麺小路の喜多方ラーメン。東京は大勝軒、札幌はすみれ、京都はますたに…と全国の有名ラーメン店が8店揃って、福島からは喜多方市の坂内食堂だ。美術館帰り、拉麺小路はよく行ってのラーメン味比べ。よう来た!、よう来た!の喜多方も頑張れ!福島で、もう3、4度。あの日は炙り焼き豚ご飯付きのねぎラーメン1020円。

 

 値段は高めも、炙り焼き豚がとろりとして、ご飯にしみて…、ラーメンの細切り白ネギは歯触りの苦味効いて…、旨いがな。店内、カウンター台の上に親指より少し大きな人形4つ。会津名物の郷土玩具で、七転び八起きの小法師だという。滋賀県ご縁の殿様、蒲生氏郷が会津藩主になったおり、下級武士の内職に工芸品づくりをすすめ、それが民芸品として伝わっているという。傾けてもひょいと起きる小法師さんが言う。お汁、こぼしなや?。

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