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2014年5月

2014年5月31日 (土)

散髪やさんのお勧めはサムゲタン

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始まりは、散髪屋さんとの会話からだった。散髪台に座ると、決まって「どこか美味しい店ありましたか」となる。我が頭、見る人によっては、そんなに~という向きもあるが、髪の多寡にかかわらず、一か月に一度行って、この間の食べ物の旨いもん情報交換である。

 

京都駅前のヨドバシ6階レストラン街、韓国料理「チャンチ」は散髪屋さんのお勧めだった。~あそこの、サムゲタンは柔らかくて、なんぼでも口に入り、値段もまあまあです」と言う。韓国料理、チゲなら、ちげっと知っているけど、サムゲタンなるものは??である。聞くと、若鶏一羽にもち米、朝鮮人参など詰め込んで、スープで煮込んであるという。

 

ヨドバシでパソコン・インク購入のおり、散髪屋さんの話が甦って、「チャンチ」なる店へ行った。チャンチ―とくれば、三波春夫が♪~月がわびしい 路地裏の~♪と歌うチャンチキおけさを思いだしつつ、入店してカウンター席へ。即、チャンチって?聞くと、宴(うたげ)の意味とか。メニューはブルコギ、ケジャン、サムギョプサル…みんなアイドントノーなので、聞いていたサムゲタンや。牛タン違う。鶏のサムゲタンたんとたんと食べた。

 

※ サンゲタンは1人前で2630円。

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2014年5月30日 (金)

京都駅ビルに氷点下の一杯

 

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いや、このキャッチコピーは効くなあ。目がエッと感じて、もう足が一歩踏み出している。どんなコピーか、<氷点下のうまさ>だという。どんな氷点下でえ~、どんなうまさでえ~と思ってしまう。これに<ぜひ五感の全てで味わって>と続く。それでえ~だった。

 

 なんの店かというと、アサヒスーパードライのエクストラコールドBARである。JR京都伊勢丹の美術館へ行っての帰り。正面出て、京都タワーを見て、夜風がいいなあと、歩いていて、駅ビル東ゾーン1階、劇場ゾーンと言われるあたり。今までなかったのにと、足を止めて、このコピーだった。期間限定5月22日→9月30日までの開店だという。

 

 だったら開店したばかりや。好きなブルー色、それも濃いブルー仕立ての店舗、涼しそうや。店前のデジタル表示は「ただ今の提供温度マイナス2度」という。氷点下の味、ちべたいだろうなあーと頭が勝手に思う。外気表示は21度。これから夏、気温上がればああがるほど客は増えそう。暑気払いの一杯…、それで夏場中心の限定開店なんや。店内は既に一杯、全員スタンディング、所謂立ち飲み。皆さん、氷点下で一杯のあかし、顔赤し。

 

 ※ お店のチラシによると、札幌、仙台、東京…福岡など全国9か所で、いずれも期間限定で順次開店。凍結した専用ドラフトタワーから氷点下マイナス2度~0度のスーパードライを提供するという。

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2014年5月29日 (木)

醍醐寺の金剛力士像アップ

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木を見て森を見ずーいやいや、木も見て、森も見て、何でも見て、醍醐寺の重文・仁王門と同じく重文の金剛力士像である。アッと口を開く阿形像、うんとこドッコイショと口を閉じる吽形像-、二つ合わせて仁王像、吐く息と吸う息で阿吽の呼吸でもある。

 

国宝・五重塔への入り口、拝観料払う所が仁王門で、両横に金剛力士像が睨みをきかす。上半身裸形で、筋骨隆々で、裸足でえ~。お顔を見ると、怒っているみたいやけど、どこか愛嬌もある。拝観時間がすんで、西日があたった仁王門の力士像、デジカメで撮影した。全体もいいけど、部分のアップで、あっしゃ、足を撮った。

 

阿形像だったか、吽形像だったか。カメラを門柱の中へ差し込んでだ。どんと踏ん張った右足、爪は伸びていないけど、甲がひび割れしている。木造、平安時代後期の作というから、1000年以上、さもありなん。お顔も下からズズッとズームアップ。笑ったら負けの吽形像さん。向かって仁王門の左側に建つ。目はカッと開いているけど、鼻がまるで団子鼻や。あんまり見たら威厳が消える。それはイケン?。

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2014年5月28日 (水)

入口2か所のシルバースプーン

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JR大津駅前に「シルバースプーン」という店がある。昼はあっ辛え!のカレーライス、夜はこんばんはのバー。道路挟んで、東側にスタンド林屋、南側にもう一軒のスタント雷恩がある。いずれもここ5年内開店だけど、ここで紹介するのは、訳して「銀の匙」さん。

 

 店名のシルバースプーン。作家・中勘助の有名小説「銀の匙」とは関係はない。カレーをすくうスプーンがシルバーだからという。客層?、昼は圧倒的に女性、ウーマン専門店か?と男性客に質問されるほどですーと店が言うほど。店内の一枚板の外材カウンターは12㍍、椅子は15脚並ぶ。入り口は県庁側と大津駅側と2か所あり、さて、どう入るか。

 

 この1週間ほど、久々に2回続けて行った。最初は県庁側の表通りから。途中に店内を描いた水彩画の掛った階段を迷路のように降りて…。二度目は反対側から。国の出先機関が集まる合同庁舎へ行く階段を降りて…。入り口からの店内アプローチが長く、敷地を入れて30㍍近くも。これが店の魅力であり、悩みであり…。ビーフカレーはサラダ、コーヒー付き8百円。食べ終わり、さて、どっちの階段から出るか。この選択、段階を踏んで?。

 

 

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2014年5月27日 (火)

酢と胡椒味の鯉のスープ

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 北京料理の東華菜館、今夜はどんな料理かなあ。年2回、東華菜館さんが主催する第112回東華春秋会である。鴨川、南座、東山を望む4階大宴会場は、お客さん120人余り。そんなに入って、ええんかいと思うほどの賑わいだ。さて、お目当ての料理である。

 

 メニュー表は中国語で菜譜、会費は6千円で財布。これ、同音異語の日中交流や。最初は前菜の盛り合わせ。今のところ、自宅に本妻だけど、7人掛けの円卓で、みなさんで変わりベンタンに取り分け、次の菜譜は中国語で「酢椒魚湯」とあり、日本語で~酢と胡椒味の鯉のスープ」の説明。フカヒレでなく、鯉のスープとは、どんなんかなあ?だ。

 

 ちょっと来い!と言われたか、黒い鯉が出てきた。頭と尾がスープに浮かんでいる。酢の胡椒味? レンゲでひとすくい…、口の中はスースー、こしょ、こしょ…、所謂、微妙な味。鯉の白身は? そりゃ、鯉の味やけど、やっぱり、恋の味の方が甘酸っぱい。これまた同音異語の日中交流、ややこしい。菜譜メニューは海老出て、餃子出て、揚げ餅出て、杏仁豆腐出て…、東華菜館さん、今夜はとうてしたか?。いや、謝謝、シェイ、シェイ。

 

 ※ 東華菜館は京都・四条大橋西詰め。電話は075-221-1147。

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2014年5月26日 (月)

醍醐寺の白い土塀に樹影

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 白い土塀に映った、この写真、どうべい?。いや、いかん。このところ、洒落が過ぎると、言われる。でも、これ、どうべい?。facebookなら、いいね、いいねーボタンかな。写真は一瞬、その時その時の出会い。その一瞬を逃がすと、またとは出会えない。

 

 このいいね写真、世界遺産の醍醐寺の土塀に映った樹影だ。あの日、気温25度の夏日だった。成安造形大学ホームカミングデーに出~て、山科駅へ戻り、駅前からバスで、何とはなしに行った。もう午後4時を回り、国宝の五重塔、金堂、薬師堂など拝観時間が終わりに近づき、境内だけを散策した。天下人・秀吉の花見行列、さすがに桜の樹木が多い。

 

 総門から入って白い塀を見ながら歩いた。塀の中、国宝と重文が一杯だろう。♪~ヘイヘイホー、ヘイヘイホー~♪、北島三郎の与作や。俵屋宗達の屏風など展示の春季特別展開催の霊宝館へ続く東側の白い土塀。西に傾き始めた太陽がソメイヨシノとカツラの樹を影にしている。いま、まさにこの瞬間でしかない。写真、角度を変えて、いいね、いいねである。プロパティ記録、その瞬間は5月17日16時42分だった。土塀樹影、どうべい?。

 

 霊宝館の春季特別展は5月18日で終わった。

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2014年5月25日 (日)

服部緑地のあの木、なんの木

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あの木、何という木だろう。幹の根から上へ、上へーと蔦が伝っている。伝わり方、それはツタツタ?。樹形はもっこり、W杯サッカーのトロフィーみたいや。葉先は小さく白い粒々、ナンジャモンジャの木に似ている。~あの木、なんの木、気になる木~♪である。

 

見つけたのは、大阪・豊中の服部緑地公園の中。日本民家集落博物館へ入って、時計回りで見て回って、摂津能勢の民家がある所だった。民家の茅葺き屋根越し、見た感じでは樹高20㍍はある。博物館鑑賞の仲間にあの木は?何の木?と問いかけてみた。CMの♪~あの木、なんの木、気になる木~♪だと日立の樹だけど…、皆さん、さあ?と首を捻る。

 

高校時代は生物部という仲間の一人、クスノキです!と言う。公園内の別の所のクスノキ、樹形はまるで違うけど、葉先の白い粒々が一緒や。同じクスノキでも、土質なのか、日当たりか、育ち方で差が出るようだ。漢字で楠、樟。正式にはクスノキ科ニッケイ族の常緑高木で、別名はクス、ナンジャモンジャ。語源は独特な芳香があるので「臭し木」とも、葉が防虫剤、鎮痛剤に効き「薬の木」とも。まあ、色々あって面白く、クスクスや?。

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2014年5月24日 (土)

古民家の「でい」は??

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大阪・豊中の服部緑地公園内、日本民家集落博物館へ行って…である。「學ぶに游ぶ」というグループの定例会、日本建築史専門の先生の案内だった。飛騨の白川、摂津の能勢、信濃の秋山…、広い公園内に全国各地の古民家が建ち、一つ一つ、どうみんか?と歩いた。

 

 入園料500円、先生の案内は時計回り。最初は平家の落ち武者伝説で有名な宮崎・日向椎葉の民家。部屋が横一列に並ぶ「竿家造り」で、国指定の重要文化財である。「でい」と呼ぶ客間の囲炉裏に火が入っているという。囲炉裏を囲んで、先生の話。~囲炉裏の煙は茅葺屋根に入りこんだ虫をいぶす効果がある~など、さすが囲炉裏色んな話が聞けた。

 

 客間は「でい」で、神棚のある上座敷は「こざ」で、居間は「うちね」などと呼ぶという。「ちょっとここへ、こざ?」「私はいま、どこに居間?」-昔の民家は洒落れやすい。農機具を置く土間はちゃんとしても「どじ」で、どういう縁か、縁側は「ほかえん」だ。世話人の一人、SHさんが質問した。創作落語の脚本を書く作家さん。「でい」は漢字でどう書くかと。先生即、「出居」ですと。SHさん反応して、今でいうデイサービスですか?。

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2014年5月23日 (金)

シジミチョウ考察

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初夏、しょうかあ~、今は蝶々が♪~チョウチョ、チョウチョ~♪と飛ぶ季節なんや。緑溢れる大阪・豊中の服部緑地公園、日本民家集落博物館へ行って、小さな蝶を見つけた。親指ほどで、シジミ貝に似ているから、その名を「シジミチョウ」と命名されている蝶や。

 

 小豆島の農村歌舞伎舞台と岩手・南部の曲家の間の芝生地だった。小さな草花にとまって、じっとしている。屈みこんでみると、よほど甘いのか、蜜に夢中のようだ。蝶々採取では、国内はもとより、つい最近はマレーシアへ、というSHさんが一緒だったので、何というシジミ蝶?と聞いてみた。蝶をひょいと、手づかみしたSHさんが観察に入った。

 

 シジミ蝶は国内全域に分布、100種類以上と言う。ヤマトシジミかな、いや、違う。ツバメシジミですなあーと断定した。翅の点線でわかったらしい。色がじみなので雌という。観察すんでSHさんが放すと、ゆっくり飛んで、今度は黄色い花にとまった。デジカメで追いかけ、SHさんと同じようにやったら簡単に掴めた。またSHさんに聞くと、蝶の命は2週間、その蝶はあと3日ほどでしょうなあ。後期高齢の蝶、ちょうやったのかあ?。

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2014年5月22日 (木)

新緑写真はどれがいいかな

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Img_1677Img_1819 どの一枚にしようかなあ。撮り貯めたというか、取り置いただけというか、デジカメからパソコンへ移し替えた写真、気に入ったのを一枚選ぶとすれば…である。グリーンがリ~ンと冴える初夏、ブラリブラりと歩いて撮った写真、いいのは、どれかな、どれかな。  

 

 大山崎山荘美術館への坂道、これはもう緑々している。いま、流行りの青もみじの中、ちょっとしたグリーントンネル。撮影日時は4月23日午後2時13分、プロパティですくわかる。そうや、鳥羽上水道の藤も、いいのがあった。芝サクラと藤棚と鑑賞の人、青い空もや。この写真はGW前半の4月27日に撮った。藤の一般公開、ニュース性がある。  

 

 この一枚!となると、悩むなあ。アングルで気にいったのは、京都・岡崎のみやこメッセ地階から清水九兵衛さんの現代彫刻「朱鳥舞」を入れて、見上げて撮った写真かなあ。赤い葉の木との対比、なかなかのもんや。瀬田の滋賀近美へ行って、公園の躑躅とよく手入れされた緑の樹木との組み合わせ、コラボになっている。国宝・醍醐寺の長い土塀とソメイヨシノの緑も捨てがたい。もう、そんなら一挙公開や。えっ!、そんなことヨシノ?。

 

 


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2014年5月21日 (水)

阿自岐神社の「あじきさん」

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阿自岐に、安食に、阿知吉に…、読み方はみんな「あじき」と読む。歌舞伎言葉の「あちき」は、世話物の女性が使うが、これは1500年以上前、滋賀県豊郷町に伝わるふるさとの固有名詞である。中山道からJR河瀬駅へ歩いて、あちきは「あじき」を知った?。 

 

 歩くと、何に出会うか、わからない。ヴォーリーズ建築の豊郷小学校の近江歴史回廊大学の講義すんでだった。歩行中、最初に安食西の交差点。振り仮名があって、そうか「あじき」と知って、次は百済から来て、ここへ住みついた阿自岐師の像の発見だ。地元のムラづくり委員会が、阿自岐氏の人物像をイメージして石碑にはめ込んだーと説明があった。

 

 それが1500年前で、阿自岐師はここが水も食べ物も豊か土地と思っえ定着したという。向かい側に大きな池だ。池泉多島式の庭園。近づくと、白鳥が来た。人恋しいのか、目と目が合った。帰り道なので、はくちょう―とは思ったけど、何時までもは…だ。庭園は県の名勝指定、湖国の名園百選だという。阿自岐神社が隣り合う。古事記にも載る阿知吉師が祭祀で、地元の人らは「あじきさん」と呼ぶ。あちきは、どっちから?、あっちから?。 

 

 ※ 神社のある犬上郡豊郷町安食西地区の「安食」という言葉も「阿自岐」の名に由来し、食物が豊富で安住できるという意味なのだという。 ※ 滋賀県文化振興事業団HPの滋賀文化のススメの項に詳しく載る。

 

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2014年5月20日 (火)

さぬきの鶏天うどん

 

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食券出したら…である。まかないのお姉さんが「少し、時間がかかります。2分ほどです」と言う。食券は鶏天のさぬきうどん、単品で500円。後から食券出したお客さん、きつね、かき揚げすぐ出るのに…。そうか、やっぱり、さぬきうどんはちょっと違うんや。

 

 通勤行き帰りのJR山科駅前、うどん、そばの麺家さん。コロッケうどんの看板が終わった頃からか。「さぬき 鶏天 うどん」と大書した看板が出た。ちょっと、たいしょ~やけど、そのうち、そのうちで、昼に行った。自販機、プラス50円で讃岐うどんへの変更券がある。香川は讃岐、どんな県かいうと、うどん県だという。だから、そんな券が出た?。

 

待ち時間2分…で、断りを言われるのも、たいしょ~やけど、さぬきうどんはゆがきが違うんやと納得や。プラスチックコップにセルフで水入れ、待つこと2分で出た。自販機前に「つるっとしたのど越し、こしのある麺」と説明があったけど、どうやろ。大きな鶏天3個、薄い蒲鉾1枚、ネギ少々のさぬきうどんや。カウンターに置いて、七味ふって…、写真撮って…、うどん1本引き抜いて…。う~ん、こしがある。宝塚百年、路吹雪や?。

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2014年5月19日 (月)

新聞広告に見るジャンボ大根

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これは、これは―の、びっくり大根である。男性が両手で持って、胸元で抱きかかえている。中は実がしっかりつまり、大味でないという。朝日新聞に載った通信販売広告の大根写真。植物用の万田酵素で栽培するとこんなにも大きくなるという。いや、ジャンボ!。

 

新聞の広告も生活情報の一つ。職場で新聞をペラペラ捲っていて、この全ページ広告である。この日は朝日新聞だったが、よその新聞でもよく載る。京都からJR乗って、確か大阪駅近く、車窓右側のビルの壁面にも、この大根広告が出ていたように思う。あまり出すぎると、またか?とへきへきするけど、兎も角まあ、新聞15段全ページはよく目立つ。

 

広告主は万田発酵株式会社。広島県因島に工場があり、野菜、果物、花など植物育成に効果抜群と宣伝する万田酵素を作っている。新聞広告の大根は青首で、重さ30㌔もあり、生育実験でこんなになったという。広告の見出しは万田パワーで健康野菜。記事を読むと、万田酵素を使った農家から「糖度の高い果物できた」「香りのいいハーフが採れた」などと報告があり、販売累計220万個にも達したと。それでも、万田さん、まんだ、まんだ??。

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2014年5月18日 (日)

豊郷小学校の鯉の噴水

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それは恋かな。いや、それは恋ちがいの鯉や。それも、ホンマの鯉ちがって、石像の鯉や。それがあ~、口からアワワ、アワワ…と泡を吹いている。いや、泡やない。シュルル、シュルルの水や。それなら、噴水や。ふ~ん??。池の中にホンマの鯉、ちょっと来い?。

 

 恋に鯉で、随分と洒落てしまった。何が書きたいか、滋賀県の旧豊郷小学校の正門前、鯉の噴水石像のことだ。ヴォーリーズ建築の旧豊郷小学校は、百㍍もの長い廊下があって…、イソップ物語の兎と亀の彫刻があって…、最近はアニメのケイオン・モデル校になって…、土日となると、若者が多く来る。この鯉も何ぞ、意味あるのでは…と、調べてみた。

 

 近江歴史回廊大学で学校へ行ったおりだ。噴水の回りを2周した。直径7、8㍍はあり、真ん中で石造の鯉が垂直に飛び出している。腹ビレだろうか、左右対称で手みたいに広げている。ヒレ酒、そんなひれえ??、イカン、また、洒落たあ。吹き上げる水、撮った写真みると、ジジジ…と点線みたい。セミやない、鯉や。何で鯉の噴水か、案内パンフに出ていた。「天に昇ろうとする鯉は向上心を意味する」と。向上心、忘れたらあかん。鯉も?恋も?。

 

 ※ 噴水の鯉像は開校の昭和12年当時は学校創設の古川鉄治氏寄贈のブロンドだったが、戦争の金属提出でなくなり、現在は石造復元されている。 ※ 豊郷小学校は近江鉄道豊郷駅近く。

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2014年5月17日 (土)

はっとして鳩の世界目撃

 

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あれは、単なる戯れじゃない。どう見ても、愛の囁きちゅうか、恋ちゅうか…、何ちゅうか、なかなかや。群れから外れたハト2羽の、ハッとするラブシーン。場所は2羽だからの庭でなくて、大津市の琵琶湖岸。県庁前の職場から昼の散策に出て、見てしまった。

 

 白いハトは胸あたりが茶色で、所謂、正真正銘のハト胸や。もう一羽、これは一回り大きくて、羽根は雉色なので、日本の在来種5属13種のうちの雉バドだろうか。この2羽、遠目に見てヘンや。目撃したのは、琵琶湖ホテル前のなぎさ公園から大津港へ歩いていて、15㍍ほど前だ。路上のエサを探しているようでもない。どうも2羽の世界に浸っている。

 

 身体を寄せ合って…、口ばしを近づけて…、うっとり目を閉じて…、クッククックしている。桜田淳子がデビュー当時に歌った♪~ようこそ ここへ クッククック 私の青い鳥~♪になっている?。みんなの人前、そんなことしたら、アカンのに…と、いつも腰にさげるデジカメを構え、ズームにした。キジバトは雄だろう。人目をきにしていない。白の雌ハトも気持ちに応えている。愛鳥週間中の愛情なのだろう。クッククック=81や??。

 

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2014年5月16日 (金)

バタークッキーに見る山口偉人ヒストリー

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馬上の人物、長州藩で奇兵隊を組織した高杉晋作や。一番左、左手に手綱をもって、格好いいなあ。その右隣から6人は顔のイラストや。ほっぺが垂れているのは佐藤栄作さんや。右から2人目は兄の岸信介さん。やっぱり、ほっぺが垂れ、さすが血筋やなあと思う。

 

 お土産で頂戴したバタークッキー「なるほど!山口―偉人ヒストリー」だ。横長の赤い袋、似顔絵が7人描いてあり、誰かな?誰かな?である。山口県、そう言えば、時の総理大臣はアベノミックスの安倍晋三だし、岸・佐藤兄弟は昭和の総理大臣や。安倍総理も親戚筋、えらいもんや。明治維新は薩長中心の改革だし、山口県は日本を動かす人らが揃う。

 

 偉人あと4人、右端の着物姿は松下村塾で、志士輩出の吉田松陰。その志士は人数にして64人?。佐藤栄作の右、顎髯は伊藤博文。この人も明治の元勲、総理大臣や。群馬も中曽根康弘、福田赳夫、福田康夫、小渕恵三の4人、総理大臣輩出の両翼や。山口偉人ヒストリーの大詰め、真ん中2人は誰か、フー・アー・ユーや。どうも礼装が山形有朋、その隣の紳士は桂小五郎改め木戸孝允。これで7人の偉人解明、そろそろクッキー、食う気?。

 

 この土産クッキーは萩グランドホテル天空で販売。

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2014年5月15日 (木)

恋する美人画、どんな美人画かなあ

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 なぜ彼女はそこにいるのか?と問いかける。その彼女、そう言われても…と答えるのだろうか。美人画をテーマにした京都市美術館コレクション展を見てきた。「恋する美人画~女性像に秘められた世界とは~」である。ビギンザ・ビギン?の美人…見ごたえがある。

 

美術館正面玄関から館内へ、展覧会看板とポスターは、由里本景子(1906-2000)描く「望遠鏡」だ。着物姿の3人の女性、何を覗いているか。長い望遠鏡を見る女性の座る椅子、カンチレバーという構造で、軽くて当時として最先端スタイルの椅子という。後ろの二人は断髪ヘア。1940年(昭和15年)制作、モダンな女性を描く作品である。

 

会場は栖鳳の「絵になる最初」、松園の「人生の花」など美人画誕生の第1室に始まり、第2室からモダン美人、生活美人、少女美人へ移り、男性視点の美人画から現代アートの第6室まで、明治から平成へ、女性を描いた様々な作品が展示されていた。丹羽阿樹子、菊池契月、三谷十糸子、堂本印象、梶原緋佐子…ら、京都市美所蔵の作品を並べ、巧みに見せている。入館料500円、展示構成が誠にうまい。これぞ、ウーマン展?。

 

※ この展覧会は4月5日から始まり、5月11日で終わった。

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2014年5月14日 (水)

鵜との出会い、マンボ!ウ~

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 あれっ、鵜がとまっている。全身真っ黒な羽根、ペリカンみたいな大きな嘴、目は丸くて愛嬌があり、可愛い。あたりを見渡して、鵜の目鷹の目や。体長にして6、70㌢だろうか、大きい。天気良く、緑滴る候、居心地がいいのか、桜の木の枝先でじっとしている。

 

 京都市岡崎公園、みやこメッセの南側の疏水べり。知人の出展案内で鑑賞に行った京都市美帰りだった。延勝寺跡という石碑がある向こう側、疏水へ伸びた桜の枝先、どこから飛んでき来たのか、とまってすぐの発見だった。距離にして10㍍はある。デジカメを望遠にして、覗いた。羽根は黒光りして、艶々している。アングル、マンボ!ウ~と構えた。 

 

 疏水の魚でも探すのか、長い首をキョロッ、キョロッとさせている。時おり羽を広げ、飛ぶのかと、レンズに集中したが、また羽を閉じて、飛ばない。枝先から離れて、空高くか、疏水に潜るか、そんな写真を撮るには、ウカウカ出来ない?。待って、待って…、見つめて、見つめて…、何回シャッター押しただろうか。パソコンに取り込んだ飛ばない写真、40枚。最初の1枚から15分、鵜との対峙は根負け。ウウッ、うまくいかないものだ?。

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2014年5月13日 (火)

千本釈迦堂のおかめさん像

 

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なんとまあ、ふっくらしたほっぺだろう。おでこ、ぽこっと出ている。唇はおちょぼ、顎の先は小さく膨らみ、鼻はダンゴぽいけど、一重まぶたの、この目元の涼やかさ、優しさ…、見ても、見られても、癒される。国宝の大報恩寺境内に建つ、おかめさん像である。

 

 このおかめさん像のこと、朝日新聞特集記事から紹介する。鎌倉時代の初め、本堂の建築で、大工の夫が柱の寸法を1本短く切ってしまった。代わりの木材がなく、頭を抱える夫に「残りの柱も短く切って、上に組み物を乗せては…」と助言、それで夫は窮地を救われたが、おかめさんは夫の仕事に口出ししたことが発覚しては…と自ら命を絶ったという。

 

 毎年、GW恒例の京都非公開文化財の特別公開があり、朝日記事で行った。いつもどこか鑑賞しているが、大報恩寺は初の公開という。市バス201号、祇園から乗り、千本今出川で降りて、行ったら、なんや千本釈迦堂やないか。昔から知っているのに大報恩寺と改まられるとだった。それが本堂は応仁の乱でも焼けなかった京洛最古の国宝建築で、加えて、このおかめさんである。知っているのに知らなんだあ。なんまいだあ。三枚目だあ。

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2014年5月12日 (月)

順才、福子、蜆…の御献立

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そうか、順才とはジュンサイのことか。お汁に浮かぶ鰻の肝吸いみないなヌルットしたの。漢字が「蓴菜」で難解なので、純菜とか、順才の当て字にーという。関西でジュンサイな奴ー言うと、つかみどころのない人物とか。確かに順才、箸ではつかみきれない。

 

大津市の瀬田唐橋畔の老舗料亭「あみ定」さん。職場の懇親会があって、献立に「御」つけた「本日の御献立て」の一つが順才だった。向附からお椀、お造り、お凌ぎ、焼き肴、メーンの強肴、食事、デザートの水物と並ぶ料理のラインナップ。細字のマジック、料理長直々に書いたそうな。出てくる料理と味のある漢字を見比べ、御献立の学習…おおっ!。

 

お凌ぎで、湯波と焼き穴子茶碗蒸し。この湯波は?と聞くと、湯葉の湯葉で、波の湯葉をどう言わば?、わかるかな?。焼き魚で福子バター焼き。福子???って、どこの子かなと、思ったら、成長魚のスズキの子とか。体長40㌢、2、3年目をフッコと言って、漢字で福子。まあ、幸福な子なんかなあ。御当地、瀬田蜆が出た。蜆と書いて、しじみ。漁獲減って、そう獲れない。赤みその中に3個、鯛の炊き込みご飯に乗せて、しみじみと?。

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2014年5月11日 (日)

イカがなもんじゃ

 

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どんなもんじゃーと言われば、どう答えるか。う~ん、こんなもんじゃーかなあ。それがあ~いかがなもんじゃーが出てきた。どんなで、こんなで、いかが…である。東京は月島名物のもんじゃ焼き、JR山科駅近く旧三条通りのお好み焼き「ここやねん」で挑んだ。

 

 夕方、もんじゃ焼きの赤提灯見てである。東京勤務時代、何度か行った月島を思いだして入った。足の入る鉄板付き座卓で、メニュー表を開けたら、ソースもんじゃの項にイカがなもんじゃとある。もんじゃにも、じゃがバター、梅かつお、明太子・チーズなど、様々あって、それこそ、なんじゃもんじゃやけど、イカがなもんじゃとはこれ如何に?である。

 

洒落効いて、面白い。店員さんに聞くと、京都にはもんじゃ焼きはそうないので、東京メモリアルのお客さんが結構…とか。お好み焼きと違って、生地を最初からかき混ぜない。鉄板に具を出し、細かく切って、丸く土手を作り、そこへ生地を流し込み、プツプツ焼けたら混ぜて、また土手作って、また焼いて、混ぜて、焦げ目がついてきたら小さなヘラで、ちょびりちょびり…である。ヘラが減らないよう味わい、楽しみ、イカがなもんじゃ!。

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2014年5月10日 (土)

逢坂山へ来て知る車石

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 やっぱあ、現場は臨場感があるなあ。百人一首坊めくりで評判の?蝉丸さんが「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」と詠んだ逢坂山である。GW中、大津側から歩いた。平安時代は逢坂の関、江戸からは東海道に、今は国道1号である。

 

 車で何度も走っているが、歩くことはない。峠の頂上付近、落石防止の防護壁に牛車が米俵を運ぶ車石の陶板絵のはめ込み、鉄板に車石のことが記述してあった。「大津―京都を結ぶ東海道は、多くの物資が運ばれていました。この逢坂の峠道は、とくに交通の難所でした」と。この逢坂の峠道は~の記述、ここがまさに現場や。上って来た道を振り返った。

 

 きついこう配、急なカーブ…、いや、確かに来てみないと、わかんない。そうかあ、ここは昔からなんしょ、難所やったんや。なんで車石か、説明は続く。「運搬の多くなった文化2年3月(1806年)に京都の心学者、脇坂義堂は1万両を費やし、大津から京都三条間・3里に荷車往来用に花崗岩の轍(わだち)跡をつけた敷石を並べて通行に役立てた。これを車石という」と。今は車がスイスイも、現場へ来て、先人遺訓、わだちは知った?。

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2014年5月 9日 (金)

旬のポスター3点

 

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駅貼り、車内吊り…、ポスターにも旬がある。GW中、京阪電車京津線で山科駅から浜大津行きの水色電車に乗って、ぐぐっと惹きつけたポスター3点を紹介する。最初はグー、いや、じゃんけんちゃう。最初は~、この動物ポスター。山科駅ホームに掲示してあった。

 

 この動物、なんやろう。目がいい。鼻がいい。ひげがいい。京都市内の各会場で開催中の第2回京都国際写真祭のポスター。写真は英国人のフォトグラファー、ティ・クラックさんの作品という。動物は何か、調べると、雌のホワイトライオン。まっすぐ正面を見て、目がやさしい。クラックさん、動物と心を許しあうまで向き合って、その一瞬だという。

 

 車内に座って、ふと見たら、秘仏写真のポスターだ。三井寺の如意輪観音坐像。今年秋、三井寺が宗祖智証さん生誕1200年記念で、特別公開するという。顔を右に傾け、右膝立てて…、思わずウットリ。四の宮駅停車で窓越しにホームの駅貼り。枚方パークの新園長さんに軍師の岡田准一さんだって。ただし、年間来園者100万達成出来なかったら「さようなら」とか。枚パー、一昨年94万、昨年95万…、今年達成なら岡田園長、延長??。

 

 ※ 第2回京都国際写真祭は5月11日まで。三井寺の秘仏公開は10月18日から。岡田さんの枚パー園長起用は枚方出身のご縁。 ※ ポスターはガラス貼り、光が反射して…。

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2014年5月 8日 (木)

野に咲く黄色い花の名前は??

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なんという花やろう。道端に咲いていた黄色の草花や。ネット調べで、これかな、これかなーと、クリック、クリックや。春から初夏に咲く黄色い草花と検索入力…や。あっ!これやと思ったら花弁が5弁や。こっちは4弁や。う~ん、探して探して、ベベンがベン。

 

黄色い草花、たくさんあるもんや。一番、代表的なんはタンポポさん。4月に咲き始め、5月になると白い綿毛。ふっと吹くと茎だけの裸かんぼ、飛んだ種子はどこでまた咲くのやら。ラッパ状に開くのはスイセン、これが良いというのは推薦???。ちょっと怖いヘビイチゴ、ちゃんと咲くのかアブラチャン、粒粒が垂れるキブシ…、どの花も可愛く咲く。

 

逢坂山1丁目、国道1号の京阪京津線の線路沿いに咲いていた黄色い花。屈みこんで、あっちの、こっちのと、デジカメで撮った。細い茎がひゅると伸びて、葉っぱは菊みたい。花は4弁、プロペラみたいに開く。真ん中から雄しべと雌しべ…、鼻毛の如くシュッ、シュッと伸びている。地面から5、60㌢、群生している。ツルキンバイ、カタバミ、クサノオウ…、ネットの照合、似ているけど違う。あんたは、なんちゅう花なのさあ。サア?。

※ その後、もう一度調べたら、どうもクサノオウが正解。

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2014年5月 7日 (水)

扁額は「楽成頼功」

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Img_2000  扁額―、<へんがく>と読むけど、変な額じゃない。辞書によると、風雅な文字や吉語などを書いた額という。ここで紹介するのは、お祝いの扁額文字「楽成頼功」である。明治13年に完成した旧東海道線の逢坂山ずい道、つまりトンネルで、東側入り口に掛っている。 

 

 何処にあるかというと、国道161号と国道1号の逢坂山の分岐点で、湖西側を走る161号側。よく注意しないと、すぐ通り抜けそうになる。京大地震予知研究センターがあり、国道入ってすぐ「鉄道記念物」という看板が上がる。日本人が設計、施工した我が国初の山岳隧道。明治11年10月から1年8カ月かけ掘り抜いた。全長は664・8㍍。

 

 

 JR大津駅ホームに近隣名所の案内があり、連休中にウオーキング兼ねて行った。レンガと石づくりの苔むしたトンネル。JR西日本京都支社が平成20年に設置した説明板によると、「楽成頼功」の扁額文字は、時の太政大臣三条実美が竣工記念で、揮ごうしたという。右から左へ、重厚な筆致だ。なんで「落成」でないのかと言うと、落の字は、落盤の忌み言葉になり、縁起の良い「楽成」にしたとか。それで、扁額の変が分かった。エッヘン。

 

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2014年5月 6日 (火)

駅前ももじろうの399円穴子にぎり

 

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なんかあ~、ちょっと入ってみたくなった。毎日のように店前を通るJR山科駅前の居酒屋「ももじろう」。京博の夜間鑑賞帰り、京都駅前のどの店も一杯で、自宅のある山科までJRで戻ってきた。生ビールと何か一品と、ぶらり入店だ。初めて?、いや二度目かな。

 

 奥へ奥へーの細長い店や。入り口2番目の4人テーブルが空いていて、元気のいいお兄ちゃん、そこへどうぞと。こういう店は最初に生中ありきーで、午後7時前なら生中199円、それ以降は299円や。それ頼んで、サラダの通し出てから、兄ちゃんが持ち運び白板メニューを前に置いた。一番下の「絶品!特上トロトロ穴子にぎり」が目に入った。

 

 一つ399円、そりゃあ、旨いんちゃうか。まあ、花金、再々やない、この際や。青菜サラダも頼んだ。店内、大漁旗あり、がちゃぽんあり…、お客さんも次々や。奥へ、2階へ、百人は入れそう。レジ横に「社長に直訴 スタッフはみないヨ」の意味深コピー、面白い。一つ399円の穴子が来た。兄ちゃん、心配そうに食べるの見る。旨いよ!と声かけると、良かったあ。「お客さん、ツウみたいで、怖かった」と。いや、正直、可愛い店や。

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2014年5月 5日 (月)

重文、十一面観音立像は巨大

 

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仏像のスケール、ちょっと驚いた。その驚き、表現するとすれば、オオッ!かなあ。いま、京博に出展中の重文、十一面観音立像である。お姿も慈悲があふれるが、まさに見上げるばかりに大きい。まっすぐ、正面みて、足から頭の髪まで、2・4㍍もあるという。

 

 京都・宇治田原町にある禅定寺のご本尊サマだ。左手に水瓶を提げ、ハスを持つ。右手は手のひらを向けている。お寺が創建された995年、平安時代の作で、ヒノキに加え、聖なる木と言われたサクラ材も使い、お顔は奈良時代の仏さんをモデリングしたような…と、音声ガイドは話している。近江へ抜ける山あい、茶畑の町から特別にお出ましである。

 

 展覧会名の「南山城の古寺巡礼」の南山城とは、真ん中に木津川が流れ、京都と奈良を結ぶ地域。奈良時代に恭仁京(くにきょう)が置かれた歴史があり、笠置寺、海住山寺、浄瑠璃寺、蟹満寺…、一休さんの酬恩寺など、そんなにと思うほど古寺がある。拝観、固辞はしていない。展覧会は京博2年がかりの文化財調査の集大成という。一休さん像など国宝、重文など仏像、仏具類展示150点余…、招待券あり、2度にわたり、ブツブツみた。

 

 ※ 展覧会は6月15日まで。 ※ 上の写真はJR京都駅東口改札、ちらし、京博の展示正面。

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2014年5月 4日 (日)

水槽のアジは何処から

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アジさん、どんな味やろう。生けづくりになるアジが円柱形の水槽の中で、クルクル回っている。JR山科駅前の居酒屋「はたごや」さんである。開店から11年、団体客として、個人客として…、もう何度も何度も行っている。そのわりにアジのこと知らなかった。

 

 円柱計の水槽、直径1㍍、高さに2㍍ぐらいだろうか。引き戸の入り口開け、靴脱いで、玄関へ上がり、靴入れ箱の前だ。部屋へ案内される前、水槽を見て待つ。遅い時間だと、お花がかかって、減っているけど、早い時間だと70尾以上は泳いでいる。底には、そこそこのカレイがいる。どっちを見ているのか、目の焦点は定まらず、加齢が進んでいる?。

 

 浴衣姿の店長、開店時から顔見知り、気さくに話せる。何時だったか、部屋が空くの待っているおり、水槽のアジを話題にすると、サービスします~と言う。いや、いやーと言ったが、断っていなかったのか、1尾出て来た。体長30㌢、さっき泳いでいたアジや。骨に添って包丁が入り、頭と尾が反り返っている。造りは7、8切れ、脂のって、なんせサービス、そりゃあ、アジなアジや。どこから水槽へ運ばれてきたのか、そりゃ、アジア。

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2014年5月 3日 (土)

神戸の洋食屋さん50年

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なんという美しい黄色だろう。ビーフカレーを注文したら、オムライス用のフワフワ玉子がご飯とカレーと一緒に乗って出てきた。見るからにビューティフル、いい彩りだ。滋賀県庁前、4月に開店したレストラン「仲よし」である。飛び飛びで2度目の入店だった。

 

 おススメはビーフシチュウーオムライスだが、最初は豚ヒレカツ定食、二度目がビーフカレーだった。味噌汁、野菜サラダつき、オール850円という。お店の看板は「神戸で洋食一筋50年のシェフの料理」だ。店はビル2階、階段上り口の道路上黒板案内メニューに出ていた。カウンター前に調理場、白いコック服とハンチング帽のご主人がそうだ。

 

 何たって、洋食の神戸である。そこで、この道、この腕50年と言う。それが何でまた大津に?と聞くと、家族がこっちに住んでいて、仕事に区切りつけて、越してきたけど、手持ち無沙汰で、暇を持て余して開業したと話す。お年は昭和16年6月生まれの72歳だそうだ。よそと違って、オムライスも、ビーフも、油は使っていない~と言う。豚ヒレの時もだが、一口食べると、こっちを見る。そこに自慢の顔あり、これぞ、ドウヤ顔なり。

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2014年5月 2日 (金)

鼓草、風信子、鬱金香は何の花?

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「鼓草」がタンポポの別名とは知らなかった。漢字テストによく出る「蒲公英」はタンポポと読んで、タンポポだけど、「鼓草」は〈つつみぐさ〉と読んで、タンポポなんだそうだ。何でかと言うと、タンポポの由来の一つに鼓の音が「タン・ポポ」とするからとか。

 

 毎日新聞の毎週月曜朝刊、第2社会面の右端に「週刊漢字-これ読めますか」が載る。問題は3問、これがなかなか3問とも正解とはいかない。この「鼓草」は4月28日付けの第①問だった。この日のヒントは有名な花の別名ということだったが、第②問は「風信子」と出ている。素直に〈ふうしんし〉と読んで、正解だったが、花の名はわからない。

 

 答えを見ると、なんとヒヤシンスだという。川柳に~風信子どうしてこれがヒヤシンス~とあるそうだが、頭も一緒に冷やしんす。第③問は「鬱金香」だ。鬱の漢字には、うつうつするけど、実は書ける。特別に伝授しよう。林二つの間に缶、ワの下に※とコとヒを書いて右にヒゲ三つ。~リンカーン大統領は、アメリカンコーヒーを3杯飲んだ~と覚えれば正解。この鬱入りが〈うっこんこう〉で、チューリップ。「鬱」伝授はリップサービス。

 

 作家田辺聖子さんの短編集に「週末の鬱金香」がある。

 ヒヤシンスは明治の初め、フランス人が持ち込んで、最初は「飛信子」でそのあと花鳥風月から「風信子」に広まったとか。

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2014年5月 1日 (木)

雨ニティ号の降雨体験

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 雨はどう降るのだろう。長靴履いて、合羽着て、ビニール傘差して、京都市上下水道局の降雨体験装置のあるバスの中に入った。車内で雨が降るバスは、快適環境のアメニティーを洒落て、雨ニティー号。時間雨量で20㍉、50㍉、100㍉、180㍉を体験した。

 

京都市下水道施設で咲く「鳥羽の藤」一般公開へ行って、だった。雨の音って、色々あるなあーと思う。「しとしと」…、この雨はいいなあ。春雨が似合う。濡れて行こう!。「じどじど」…、湿気あって、嫌やなあ。梅雨の雨や。「ポツポツ」…、空を見上げて雨の発見、小粒や。「ざーざー」…、滝の如く、前が見えない。水害、警報…、かなわん雨や。

 

雨は歌にも出てくる。♪~雨に濡れながら…佇む人がいる~♪―確か、三善英史の雨や。萬屋錦之助は子連れ狼。大五郎!、誰もさない。~しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん~。♪~雨、雨…降れ降れ!母さんが…蛇の目でお迎え、嬉しいな、ピチピチ、ジャブジャブ、ランランラン~♪ー、この雨、楽しいなあ。それでえ~、雨ニティバスの降り方はどうだったか。最初の20㍉はしょぼしょぼ、最後の180㍉はもうさんざん。雨には、いいの、あかんの、色いろあって雨ニティ。

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