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2014年4月

2014年4月30日 (水)

一般公開、鳥羽の藤

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 初夏に咲く淡い紫のフジ、書き方はカタカナか、それとも漢字の「藤」か、どっちかなあ。新聞では<「鳥羽の藤」で知られる京都市鳥羽水環境保全センターのフジの花が見ごろ>と出ている。「鳥羽の藤」は固有名詞で藤、植物の花の名前はカタカナで「フジ」と書くのが正解なのだ。

 

 ちょっと違うけど、マンガ家の藤子富士夫も似たような。日本一は富士山、ペコちゃんキャラメルは不二家、テレビはフジ…、人の姓でも藤さんは<ふじ>さんあり<とう>さんあり。ふじは色々あって、ふじぎや?。GW中に初めて「鳥羽の藤」を見に行って脱線、広島カープや。カープでなくカーブ。5月は恋の季節、絶好調や。恋やない。鯉や?。

 

「鳥羽の藤」の一般公開、京都駅八条口側から臨時バスに乗って15分、パープル、パープルと続く藤棚は全長120㍍。芝桜のピンク、青い空と緑の木々…、それは見ごたえあったあ~。マメ科のフジはノダフジとヤマフジの2種類。殆どがノダフジで植物学者の牧野富太郎さんが大阪福島野田で見つけ、ノダフジと名付けたのだ?。植物の命名、そういうものなのだ。ここで一句。~藤棚に 紫垂れて ときめくこころ~。これは、照れるのだ

 

 ※ 鳥羽の藤一般公開は29日で終わった。

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2014年4月29日 (火)

ホテルの食べ放題カレー

 

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どうも、食べ放題のフレーズに弱い。それも値段が1000円で…、加えて、シャトルバスが15分間隔で、運行するという。何が、食べ放題かというと、それが彼と彼女のカレー?。彼と彼女なら甘いのに、食べるとカレー?。いやまあ、食べ放題、どんなんかナ。

 

 琵琶湖ホテルの80周年企画「カレー食べ放題ランチ」である。3月4月、平日限定で、多忙なビジネスマン向けに12時~14時に実施だった。JR大津駅からシャトルバス利用で、行って、食べて、戻って所要時間45分、その名もピストンランチという。通勤の行き帰り、駅構内のカレー食べ放題の案内広告を目にしていて、気にならないわけがない。

 

 行ったのは4月の半ば、45分ではせわしない。昼から休暇を取って行った。ロビー北側のアトリウムラウンジ、琵琶湖が見える。外輪船ミシガンが行く。普段、ここでコーヒー飲むと700円なのにコーヒー付き、グリーンサラダ付き1000円。それでいいのかーと思ったら、80周年で赤字覚悟とか。前金で1000円じか払い。普段はそんなことせんえん??。カレーはビーフ、ホワイト、グリーン…、日替わりでナンも。ナンとなあ?。

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2014年4月28日 (月)

野口哲哉展で見たシャネル紋の紗練家

 

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Img_1690ホンマみたいな、嘘みたいな…、それがこの展覧会の魅力だろう。今、大山崎山荘美術館で開催の「野口哲哉の武者分類図鑑」展である。題名の武者分類は、平仮名ルビ付きで<むしゃぶるい>や。展覧会は武者震いでないーと分類する。まあ、ブルーブルーシャトーや?。

 

 展示会場の鎧、兜の戦国武者、どれもこれも、本物とそっくり。すね毛に顎ひげ…一本、一本…、ホンマもんみたい。樹脂と繊維で制作だそうだ。そやけど、自転車で出陣?それはない。あれっ、鎧に竹コプターで、どらえもん侍。気持ちよさそうや。こっちは鉄腕アトム。歯をむき出した武士さん、作品名は「ロケットマン」やのになんかあ~老けている。

 

 作者の野口さん、1980年生まれで、中学時代見た侍の古写真に衝撃を覚え、何時からか、甲冑武士の制作を始め、会場にはこの10年で作りためた作品90点が並ぶ。トナカイにまたがるサンタクロース侍、Cが二つ交差するシャネル紋が鎧と胴も描いてある武士。なんでシャネル紋?か、悶々としていたら…。円保5年の文燕之役で戦功が認められ、君主からハンドバッグと一緒に紋を許されて紗練家になったとか。なかなか、洒落ルウ~。

 

 ※ 展覧会は7月27日まで開催。 ※ 4月26日つけ京都新聞朝刊美術欄に記事掲載あり。 ※ 円保5年の文燕之役も架空。

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2014年4月27日 (日)

しゅららぼんって??

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本を読んで、映画を見て、しゅらら~ぼん…である。正式には「偉大なる、しゅららぼん」で、〈まきめ〉と読む人気作家・万城目学さんの作品。並木路子のりんごの唄の作曲は万城目正〈まんじょうめ〉さん。よう似ていて、あんじょう、覚えておかんとあかん。

 

 琵琶湖には不思議な力を持つ一族がいるという。お城に住む日出家と仇敵の棗(なつめ)家で、この一族の葛藤に加え、新敵で校長の速瀬家も登場して、摩訶不思議な力を比べあうというストリー。圧巻は琵琶湖が割れて、神水のある竹生島へ主役の濱田岳らが馬で疾走する場面だけど、最後にもう一人、意外な力の持ち主も現れ、力、力、力…パワフルや。

 

 映画はなんせオール滋賀ロケだ。桜満開の彦根城、近江八幡の八幡堀、竹生島など知った所が随所に出てくる。県庁前の職場勤め10年以上、本も映画も必見だった。映画は京都駅八条口前のイオンで見た。~ウワッツ、ウワッツ~耳をつんざく大音響、パワーが出るたび、耳を塞ぎたくなる。タイトルの「しゅらら、ぼん」って…、何のことか、文庫本のエピローグで確認すると、しゅららはゲップ、ぼぼぼんは屁の音だという。へえっ??。

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2014年4月26日 (土)

選べるラーメンのスープ

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いや、人気があるんや。午後1時をちょっと回っただけなのに、売り切れ、売り切れと出ている。自販機メニュー、赤ランプが多い。JR大津駅前に出来て、もう2年は経つだろうか。国の出先機関が集まる10階建てビル、大津合同庁舎1階カフェテリアである。

 

 安さに定評はあり、出来た頃には何回となく、来たが、この1年以上はご無沙汰やったあ。昼食代600円あれば、各種ランチありや。公務員じゃないけど、玄関の警備員さんが敬礼する。いや、いやと照れて、頭を下げて、入る。野菜あんかけのワンコインランチ売り切れ、Aセットの豚カツ、Bセットの山菜おろし蕎麦かやくご飯も売り切れやという。

 

 それでえ~それならと、ラーメン450円や。豚骨か、醤油か、味噌か、3種の選べるスープありで、醤油で店内へ。検察庁、自衛隊、法務局…寄り合いの国家公務員さん、さすが時間に厳格、1時を回ってガランガラン。もやし、コーン、シナ竹、焼き豚2枚…、値段どおりのラーメンや。テーブルの農林水産省のキャッチコピーは~食べ物にもったいないをもう一度~と。さすが国の出先や。選んだスープ、そこまでと言わず、底までや。

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2014年4月25日 (金)

ついつい、ついつい

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これは確かに、ついつい…や。一つ口に入れて、また一つ、いや、いっぺんに二つ、三つ…。何がかと言うと、「ついついわさび豆」である。やめられない、とまらないカッパ海老せんもだけど、このわさび豆もそのとおりで、このついつい、誰かあ~、とめてえなあ。

 

 冠に〈ついつい〉と付いたわさび豆、静岡県伊東市川奈、サザンクロスリゾートホテルの売店で買った。なんで、という理由はなく、ついつい…である。ここで使ったついついは、国語辞典で引くと、思わず、何となく…といった意味だろうか。食べて、とまらないついついは、無意識に物事を行ってしまう方で、しきりに、無意識に、思わず…の意味だ。

 

 今まさに、傍らにこの「ついついわさび豆」があり、パソコンキーを叩いているけど、ついつい袋に手が伸びる。ちょっと辛いかなと思いながらも、鼻に「つ~ん」とくるワサビの香りがたまらない。ボトルのお茶を飲むと、ついつい度が加速して、脳が、口が、舌が…、オリックスのホーム球場〈もっともっとフィールド神戸〉みたいに、もっともっとと言う。違うって?そうか、あの球場名は〈ほっともっと…〉か。ご指摘、ごもっとも??。

 

 ホテルで購入の「ついついわさび豆」は静岡県伊東市、()いとう白子の商品。大豆、寒梅粉、砂糖、わさび、ふくらし粉が原材料。100㌘入り。

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2014年4月24日 (木)

あじなさば弁当

 

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一目会った、その時から…だった。JR熱海駅前の駅弁屋さんの「鯵鯖よくばり寿司」である。一日一回入荷限定の商品だという。店前の写真で見ると、折りの中に鯵が3個、鯖が3個並んでいる。値段は960円、手頃だし、何よりも好物の鯖あり、鯵ありである。

 

 新幹線熱海で降りて、JR伊東線乗り換えで川奈行き乗車まで、時間がある。改札で乗車券見せて駅前へ出た。かつて新婚さんのメッカ、貫一とお宮が海岸を散歩した熱海は人気にかげりと聞いていたけど、どうしてどうして、にぎやかや。イカの塩辛、温泉さくら饅頭、金目鯛に鯵の天日干し…、なぜかチョコまであって、熱海ブランドで売り出し中。

 

色々あるなあーと見て、構内の駅弁屋さん。定番の幕の内、誰に知らすかシラス弁、鯛めしなどあって、すぐハートにぐぐっと「鯵鯖よくばり寿司」である。名古屋駅ホームできしめん食べたところだし、帰る時、帰る時と言い聞かせて、だった。何せ一日一回限定入荷、その帰りが来て、まだある?と聞いたらあった。いそいそと、包み紙取り、折り開くと、山陰沖の真鯵と八戸の鯖や。よくさばけるあじな駅弁、人気の鯵鯖で、いい味や。

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2014年4月23日 (水)

ヒレとんかつ、川奈の出会いは塞翁が馬

 

Img_1447Img_1441Img_1445こうやーと決めてしまう思い込み、それは失敗やけど、結果よしというケースもある。禍福・吉凶は予測できない「人間塞翁が馬」である。あれは、待ち合わせを伊豆の伊東と川奈の駅の勘違いが始まり。それでえっ、あんなに旨いヒレとんかつに巡りあえた。

 

 お店は「とんかつのきぬ山」で、店主はコック帽が似合う絹山道子さん(68)。なんでも、東京世田谷で40年来、夫婦で「若林」という有名なとんかつ屋さんをやっていて、3年前に川奈へのれんを移したが、開業前にご主人が急逝して、道子さんがご主人の遺志を継いで、経営しているという。なんでえ~、その店へ行ったか、それが「塞翁が馬」。

 

 早めに川奈駅につき、待ち合わせに少し早く、駅周辺をブラリしたら「海一望のちょっといいお店」の看板があり、700㍍先→の矢印。それがあの店で、時間を気にしつつ、まだかまだかと、鞄さげて、上り坂を歩き、あのヒレとんだった。眼下に晴れた駿河湾、いい眺望や。旨さ、甘みと柔らかさ、絶品や。待ち合わせ時間迫り、相席偶然の書道の先生にベンツで送ってもらい、川奈駅着。それが、伊東駅の間違いとは、とんと知らず。

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2014年4月22日 (火)

修禅寺と修善寺

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 そうか、そうか…、地名で修善寺、お寺で修禅寺か。読みは同じ「しゅぜんじ」でも、漢字の善と禅で、ぜんぜん違う。うん、これは決まった!。静岡県北伊豆にある観光名所、知人が伊東で借用のレンタカーで、近江俊郎の♪~伊豆の山々~♪を見ながら初めて行った。

 

 まずは鎌倉2代将軍・源頼家の悲劇を描いた岡本綺堂の戯曲「修禅寺物語」の修禅寺へ。空海さん開祖のお寺、本堂の扁額は「禅」だ。お参りして、伝道掲示の教えに「人の価値は、内なる勇気と怯懦とにかかっている」と。この怯懦が読めない。レンタ同行のみなさんも???だ。調べると、今日だ、明日だ~の「きょうだ」で、意味は臆病とか。

 

 参拝して、桂川にかかる虎渓橋は、恋成就の赤い橋で、こけい橋と読む。慌てて、こけるなと渡って、地元名産の本わさびで、わさびアイス販売。ツンと鼻にくるわさびを愛すクリーム?。これも愛、あれも愛。修善寺温泉の町歩き。善は急げーと禅が善に変化する。もう開湯1200年とか、サービスもかゆいとこまで…か。今日で終わりでなくラスクが種々あり、ヤーコンそばあり、黒饅頭あり、天日干しひものあり…、いつまた、伊豆来る?。

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2014年4月21日 (月)

今年の桜写真、ベストショットは?

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 どの桜写真がよかっただろう。今年もあっちへ、こっちへ、足のむくまま、サクラ、桜、さくらだった。デジカメからパソコンへ取り込んだ桜写真、ベストショットはこれかな、あれかなと探してみた。まあ、毎日よう歩き、よう撮っている。さくらやない。ほんまや。

 

 自分で撮って、自分で選ぶのって、悩むなあ。パソコンスクロール、行ったり来たり…、やっぱり、東寺の夜桜かなあ。高さ55㍍の国宝・五重塔と不二桜が並ぶ写真、近くより帰りに撮った遠景写真が一番かな。これ、4月6日の夜で、昼は大津の三井寺へ行って、三重塔とソメイヨシノ。春なのに何かあ、めちゃ寒かったけど、桜の花は凛としてたなあ。

 

 月曜朝、NHKラジオで聴いて、急に行った造幣局の通り抜け。今年131年目、131種の桜が350本。一方通行650㍍、入口に淡いピンクの八重が垂れて、触ったらあかんのに、そっと持ち上げて、ふわふわや。これは紅笠で、人の流れに沿って歩き、関山、普賢象、楊貴妃などなど。「大阪に花の里あり通り抜け」の一句、なるほどなあ。植物園の糸桜、山科疏水の菜の花コラボ…、どの写真にも思い重なり、余暇の利用はヨカヨカ桜…。

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2014年4月20日 (日)

新幹線ホームのきしめん

 Img_1426_2Img_1423Img_1427名古屋と言えば、きしめんでえっ、きしめんと言えば、名古屋でえっ~。それでえっ、食べたあ。そりゃあ、幅が広く、モチモチして、うまきゃあな、もし。どこで食べなすったかというと、新幹線名古屋駅上り線ホーム、4号車両付近の立ち食いでやったでもし。

 京都駅を出て、熱海駅で降りる乗り換えが名古屋駅。いつもの出勤ペース、自宅で朝食とって、お腹はすいていないのに、ホームの「名古屋名物・名代きしめん住よし」の看板が出て、朝から満員や。乗り換えに30分以上ある。それでえっ、数ある自販機メニューから姫竹とタラの芽入りの天ぷらの春きしめんを選んで、角っこに立って、食券を渡した。

 なんでも、駅ホーム立ち食い店の始まりは昭和36年とかで、今では新幹線ホームまで広がり、一日一店1000食平均とか。そりゃあ、凄きゃあも。昔からわざわざ途中下車してまで、きゃあもという。食券出して、ネギ、ワカメ、蒲鉾も入った春きしめん、すぐきしめん?。冷凍麺でも平麺なので、茹であがりが早いそうだ。お隣、入れ替わって、外国人がスタンディング。きしめん国際化…、箸でスルスル、ツルツル、お上手じゃ、もし。

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2014年4月19日 (土)

逢坂山に咲く春の野草

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 さて、調べた結果、どう紹介しよう。小倉百人一首で蝉丸が「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」と詠った大津から京都への旧東海道、今は国道1号の逢坂山を歩き、春の野草を撮って、~これやこの なんちゅう花かいな~である。

 

 まずはユリ科の多年草、オオアマナ。和名だと大甘菜で、アマちゃんみたいやけど、英名だと、スター・オブ・ベツレヘム。なんかあ~かっこいい。キリスト生誕を知らせたベツレヘムの星とかで、紫ぽく白く清楚な花や。京阪京津線上栄町駅付近で見つけた。今、読んでいる梨木香歩著「冬虫夏草」に登場して、どんな花かと思っていて、解明できた。

 

次はシャカシャンリンと洒落たくなるアヤメ科のシャガ。和名で射干、中国渡来の多年草だ。重文の釈迦如来像がある関寺旧址の安養寺で、シャカっと咲いていた。春の七草ではないホトケノザ(仏の座)と、茎から垂れる如く咲くホウチャクソウ(宝鐸草)は、国道1号の急な上り坂で発見だった。桔梗のようなツルニチニチソウ(蔓日々草)もネット調べで写真と突き合わせ、そうか、そういうお名前やったかと。草はソウ、そうやった。

 

※ 写真は左から順にオオアマナ、シャガ、仏の座、ホウチャクソウ、ツルニチニチソウ。

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2014年4月18日 (金)

三橋節子没後40年展の「夜の息」は元夫作品

 

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なんと悲しい絵なんだろう。題名は「夜の息」とつく。自分の顔を胸元で抱かせて描いている。妻はがんで夭折した「湖の伝説」の画家三橋節子さん、描いたのは元夫の鈴木靖将さん。節子さんの両足はまるで針金のようだし、鈴木さんのデスマスクも泣いている。

 

 桜が散った大津市の長等公園近くの三橋節子美術館。今、35歳で亡くなった節子さんの没後40年記念展を開催中。仕事でご縁が出来た鈴木さんの作品も並んでいて、鑑賞に行くと、会場に鈴木さん。いつものように紺の作務衣、会場案内してもらい、「夜の息」だった。~節子が亡くなって、どう描いてもこんな絵になりまして~と、思い起こして話す。

 

 節子さんは5歳年上の姉さん女房。日本画を二人で勉強しながらの夫婦生活、一男一女をもうけた。その節子さんががんで利き腕の右腕を切除、鈴木さん~絵は心で描くもんや~と励ましたと言う。節子さんはリハビリで鍛えた左手で絵筆をとり、幼い二人の子供を思いながら描いた三井の晩鐘どの作品が、哲学者梅原猛さんの著書「湖の伝説」で世に出て、話題になった。鈴木さんは、再婚していま、古希を迎えた。蓄えた顎ひげが薄く白い。

 

 ※ 展覧会は「魂の出会いと別れ展・同時代展」として開催、月ごとに作品とテーマを変え、6月まで開催する。美術館問い合わせは電話077(523)5101。

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2014年4月17日 (木)

さくら展でみた上村松園のさくら絵

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ポスターになった展示作品のポストカードを1枚買った。前は105円、消費税が5%から8%になり、108円に。1枚100円の税込み、わかりやすい。JR京都伊勢丹の美術館で開催している「日本画にみるさくら展」.。ポストカードは上村松園が描いた軸絵の「桜加里」だ。

 

さくらは日本画がつくづく良く似合うと思う。横山大観、河合玉堂、菱田春草、加山又造、中島千波…、会場に日本画の大家40人、55点の作品が並んでいた。京都山科の美術企画会社アートワンが作品を集めて、伊勢丹に持ち込み、京都新聞が名義主催している。ポスターになっていた松園作品は広島の美術館・ウッドワン所蔵、アートとウッドでワンツー??。

 

買ったポストカード1枚で、松園作品思い起こした。題名の「桜加里」は桜見物、桜狩りの意味か。満開の桜を遠く霞ませ、二人の女性を引き立たせている。後ろの前帯の女性は青眉、既婚婦人か。扇子をかざし花びらよける様子は舞踊センス感じる。前の女性、傘についた花びらを取り払っている。後ろ姿ゆえ振袖の桜花文様が目立って艶やかだ。絵の中、舞い落ちる花びらが1枚、2枚、3枚…、ヒラヒラヒラ~春が行く。

 

 ※ 日本画にみるさくら展は22日まで開催。

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2014年4月16日 (水)

京都伊勢丹で米沢牛の肉弁当

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 久しぶりに閉店前、何がどう値引きかなーと行った。京都伊勢丹地下2階の食品売り場、週替わりで出店の諸国うまいもん巡りコーナー。閉店午後8時の20分前、お兄さんが~どれも300円引きですよ~と声をあげている。山形・米沢牛の牛肉弁当、狙いどおりや。

 

 思いはもう一つ。ここで買って、伊勢丹10階の拉麺小路テークアウトコーナーへ持ち込み、500円カップビールで、いろんな客に交じって、晩御飯大会。これはこれで、世相診断、わが人生思いつつ…、わりに粋である。まあ、壱岐対馬??…。それでえ~、一折1296円表示のを千円出して、お釣りもらい、お隣の米沢コロッケも一つ買ってえ…。

 

 島根のカニ寿司弁当は200円引きーと声がしているけど、あれはもう食べたことがある。エレベーターで上がり、大階段から拉麺小路へ。ここでの晩御飯弁当もご無沙汰やけど、ラーメンが好きなのか、中国系、欧州系…外国人客が増えている。テークアウトコーナーの後ろは徳島の東大ラーメン、相変わらず人気や。大階段側カウンターで、米沢牛弁当を開いた。コロッケもや。肉に唐辛子少し。うん、ウマイ。いや、牛や、ウッシッシ??。

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2014年4月15日 (火)

からっ風の招き猫

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にゃんと、招き猫がたんとある。たんとは、古風な言いようで、一杯の意味。たんとたんとは、沢山沢山で、よほど多いこと。右足を手のように上げる金運を呼ぶ猫、反対に左足をあげる人招き猫…、足上げず猫、寝そべり猫など様々な猫が並んで、にゃんとなあ。

 

 びわ湖ホールへ行くのに旧東海道を歩き、途中で居酒屋「からっ風」さん。昼もやっていて、何度か行っている。昼食はまだなので、店前の黒板メニューの一汁三菜ランチ680円の「とり野菜天丼」に決め、入り口に一番近いカウンターに座ると、目の前に招き猫が三列、たんとう並んでいる。早速、群馬県出身の、いつもの元気なお母さんになんで?と聞いた。

 

 旅行するたびに買い求め、100個以上とか。にゃんとなあ。どの猫の値段が高いと思う?と聞かれ、さて、にゃんかなあ。小判持つ猫と、答えたら、一番小さいガラス細工でタイを釣りあげた猫だと言う。にゃんとも小さい。右あげと左あげと、どっちの猫が多い?と逆に質問すると、そりゃあ、右と答える。並んだの調べると、右が5つ、左が4つ…僅差でお母さん正解や。にゃんとなく聞いたのに、猫好きねえ~と。にゃんとも言えず??。

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2014年4月14日 (月)

弁慶の鐘と汁鍋

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弁慶の引きづり鐘と弁慶の汁鍋が、ベベン、ベンベン…と出て来た。あの武蔵坊弁慶さん。牛若丸との五条大橋の対決しかり、歌舞伎・勧進帳の読み上げしかり、何かと有名である。天台寺門宗の総本山・三井寺(園城寺)境内、サクラの候に行って、霊鐘堂で見た。

 

 三井寺さん、今年は宗祖智証さんの生誕1200年のめでたい年で、秋10月に催事が多数ある。キャラクターの広報僧「べんべん」くんも誕生、ほら貝を鳴らし、山内をベベン、ベンと歩いている。弁慶の鐘と汁鍋があるのは、国宝金堂の西側、霊鐘堂で、人気スポットの一つ。鐘は重文、鍋は鍋やけど、故事来歴を読むと、ほんまかいな、そうかいな。

 

 堂内に鐘と鍋は背中合わせ。どうもないのかな。鍋は120貫、450㌔で、弁慶が所持していたという。鍋汁、何杯あったか、誰が知る?。鐘は600貫、2250㌔。弁慶が三井寺から奪って、比叡山まで引きずり上げたと。幾ら弁慶が怪力と言っても、それは、ベベン、ベンかなあ。それでまた、鐘を撞くと関西弁で「イノー、イノー」(帰りたい)と響くので、そんなら帰れ!と谷底へ投げ落としたとか。これ、みんな伝説、ベベンのベン…。

 

 三井寺は正式名称を長等山園城寺。滋賀県大津市、琵琶湖南西の長等山中腹に広大な敷地を有す。 ※ 近江八景の一つ「三井の晩鐘」で知られる。観音堂は西国33カ所観音霊場の14番目の札所。

 

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2014年4月13日 (日)

和楽屋さんの、鶏のから揚げ定食

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どうかなあーと思ったけど、思い切って頼んでみた。和楽屋と書いて、〈わたや〉と読ます蕎麦居酒屋の「鶏のから揚げ定食」である。京阪京津線浜大津駅から東北へ徒歩4、5分ほどで、何かあ~よく流行っている。昼は午後1時もすんで、待って、待って…入った。

 

 いつもは決まって、天ざる蕎麦なんだけど、いつだったか、隣の客が鶏からを食べていて、それがまあ、大きくて、沢山で、へえっ!と思った。それでえッ~、カロリーは気になったが、何事もと、注文してみたら…だ。なんと、なんと……。フランスは造船の町・ナント市じゃなくて、鶏のから揚げが6個もあって、それが大きいので、なんと、なんとや。

 

 それにィッ~、温かい蕎麦ついて、ご飯まである。漬けもんに豆腐の一品も…、それでえ~750円や。店内、サラリーマンあり、お子さん連れあり、この量にして、この値段、流行るわけや。鶏から1つ…、いい味や。ころも、かりっと。鶏肉は塩味がして柔らかい。ころもさん、喜ぶはずや。もう一つ、さらに一つ…、もうお腹ふくれて、一服や。から揚げまだ三つも。ここからは、ゆっくり、ゆっくり…、結局は、食べきってしもうたボート??。

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2014年4月12日 (土)

まごまごするお店、とみお~

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 どこをどう見ても、それはもう、まごまごしてしまう。京都市内の真ん中、四条富小路下ルのサラリーマン居酒屋「とみお~」さん。金曜夜の美術展鑑賞帰り、店内満席の中、一つ空いていたカウンター席に座ると、お母さんが「まあ、○○さん、お久しぶり!」。

 

 顔見るなり、名前呼んでもらい、嬉しいこっちゃ。お返しにお孫さん、大きくなった?と。~小学生なんですよ~。ランドセルの色は?と、さらに聞く。「男の子やのに赤いの好きでえ~」と相好崩し、賄い中のご主人も隣で、うん、うん!うなづいている。お孫さんは<だいとう まさあき>君。額入り写真、店内にズラズラズラ…、そうズラ、そうズラと。

 

 それは、究極の孫オンリー。生後から七五三へ…、成長の記録が5、60枚はある。お店はカウンター7席、テーブル3席…20人で満席。あの夜も近くの会社の転勤送別会か、一杯。しょっちゅう来るのか、焼酎の水割り、お湯割り…、にぎやかや。TVは日本を代表する歌姫ベスト14。百恵ちゃんが青い果実、♪~噂されてもいい~♪。いや、それは困る。瓶ビール、惣菜3品、天ぷら盛り合わせ、出し巻きで1200円、いいのかなあ。

 

 ※ 天ぷらは海苔、青葉、ピーマン、がぼちゃ、茄子、玉ねぎ、海老の7点入り。惣菜は日替わり小鉢で、みな100円、あの日はひじき、ほうれん草、春菊。出し巻きは熱々。 ※ レンコンの天ぷらも名物、仕上げにざるそばもよさそう。

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2014年4月11日 (金)

ユトリロの母、ルノアールが描く

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 淡いピンクのツーピース、黄色い帽子の男性と踊るのは、17歳の乙女だという。18歳で私生児を産み、その子が画家、モーリス・ユトリロ。描かれた乙女は後に画家になった恋多き、シュザンヌ・ヴァランド。描いたのは、ルノアールで、ダンス三部作の一つだ。

 

 京文博の「光の賛歌ー印象派展」で見た。大津からの職場帰り、金曜の夜間鑑賞。閉館30分前の入館締め切り午後7時、三条通りから走って、4階会場へ。マネ、モネ、セザンヌ、シスレーなど、各国の美術館から水辺をテーマに集めた人気の印象派展だけど、時間は30分、ゆっくり見て回る時間はない。ルノアールのダンス作品に絞って鑑賞した。

 

 ルノアールは1882年、イタリア旅行から帰って、ダンス3部作を描き始め、翌年春完成させた。都会のダンス、田舎のダンスと文博展示の作品だ。ボストン美術館所蔵、パリ郊外の行楽地名から「ブージヴァルのダンス」と付いている。解説読んで、描かれた女性がユトリロの母とは…だった。足元、ステップの軽やさまが伝わってくるような。男性はルノアールの友人。一連のダンス作品はルノアール、42歳の時、何かあったのかなあ。

 

 ※ シュザンヌ・ヴァランドは10代で画家のモデルになり、シャバンヌやルノワールのモデルを勤めた。ロートレックと同棲、息子ユトリロの友人と結婚、13年連れ添って離婚している。ユトリロは、母親の育児放棄が原因でアル中なり、10代後半で精神病院に。治療ではじめた絵で才能を発揮、画家として生きた。

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2014年4月10日 (木)

ヤツデなのに何で?

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そうだったんかあ、やっぱりなあ。幾ら数えても、切れ込んだ葉先は、7つか、9つしかない。それなのに何で「ヤツデ」なんだろうーと調べたら…である。「八つ」は数でなく、多いという意味で、「ヤツデ」の葉先は7か、9の奇数に裂け、8つはないという。

 何時だったか、京都・梅小路公園内にある命の森でヤツデに出会い、その時も、そうだったが、滋賀県庁西側の入り口にも花実をつけたヤツデがあり、気になっていて、昼食帰りに念入りに数えてみた。ヤツデの高さは1㍍くらい、屈むと細い茎が5、6本ある。枝から伸びた葉は、繁々して、天狗の掌も、かくありなんーと思うほど、大きくて、ぶ厚い。

 葉を直接持って、親指あたりから数えた。1、2、3…、7、8、9、どの葉を調べても「9」で終わる。それなのに何でヤツデ?なのかと写真を撮って、ネット検索したら、最初に書いたとおり、8の意味が違った。樹木図鑑によると、ヤツデはウコギ科ヤツデ族で、日本原産の常緑低木。独特の形をし、よく目立ち、見分けやすい。大きな葉は人を招くようで「千客万来」の縁起あり、玄関先に植えられることが多い。そんなヤツデあった?。

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2014年4月 9日 (水)

京都駅地下街の四川餐館

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四川餐館の-「餐」とは、どう読むのか、まず聞いた。中国四大料理の一つという四川料理のお店である。蝶ネクタイでレジ担当の男性店員さん、すぐに答える。「しせんさんかんです」と。「餐」とは、イチでもニでもない、サンだった。まあ、サントアマミー??。

 

そうか、よく考えると、午餐のさん、晩餐のさん、正餐のさん。つまり、食事のことで、この間、NHKであった人気の朝ドラは「ごちそうさん」。このさんは、まあ、参考までのさんや。このお店はJR京都駅前地下街、3月20日にリニュアルオープンしたPorta(ポルタ)の中だ。前は京都にあっても「銀座四川」というお店と同じ場所である。

 

店内は前と変わって、西側にカウンターが出来て、その向こう調理場がある。ガラス張り、コックさんの働きぶりが見える。いま流行の、見える化や。回鍋肉とミニ麻婆豆腐の900円ランチ頼んで、出て来たところで、また聞いた。売りのメーンは陳さんの麻婆豆腐やし、料理メニューが「銀座四川」とよく似ている。前の四川店とは…どうなんですか?と。さっきの店員さん「流れは、同じです」と言う。そうか、そうとは、しせんかったあ。

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2014年4月 8日 (火)

灘駅からのミュージアムロード、なんだ?

 

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JR駅を降りて、あれはなんだ?。神戸王子動物園の向かい、横尾忠則現代美術館へ行く道筋、阪急電車の高架下だった。アーチ型のトンネル道路になっていて、壁一杯に動物の絵が描いてある。それでえ~、灘駅下車記念で、あれはなんだ?と思った次第である。

 

 上の写真がその、なんだ絵である。一つは王子動物園にいる中国レンタルのパンダかなあ。足に花、お腹には家と鳥さん…そんなパンダさん。観覧車へのオレンジ道に「OJI ZOO」の横文字。そうか、訳すと、何事にも、怖じず~か。分ってもらえたかなあ。反対側の壁にはブルーの空にカエルさん。身体がブルー、どうかしたのか、同化している?。

 

 この道筋、神戸ミュージアムロードだそうな。山手側はY+Tの横尾美術館に王子動物園、海側は安藤忠雄設計の兵庫県立美術館で、真ん中に阪神岩屋駅もあり、広場にアート作品があって、どんな感想、いわや?かと思う。土日には無料の循環バス出て、つい最近はえんどう豆をイメージしたシンボル・オブジェも誕生した。世界的な現代アート作家、横尾美術館の制作ビデオには、少年Hの瀬尾河童さんも出て、あれや、これや、なんだ駅?。

 

 

 ※ 横尾さんも瀬尾さんも神戸出身。横尾美術館に公開制作ビデオがあり、瀬尾さんが激励に登場する場面が映る。瀬尾さんの少年Nは戦前からの神戸を書き、映画になった。 ※ エンドウ豆オブジェは神戸市在住、京都造形芸術大教授、椿昇さんの作品。 ※ 阪急アーチ橋の壁面は神戸芸術工科大学の作品。東面は王子動物園のパンダ、西面は県立美術館のキャラクター「みかえる」がモチーフ。

 

 

 

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2014年4月 7日 (月)

美味なるかなローストビーフ丼

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う~ん、殿さまなら「よは満足じゃ」と言う所だろうか。写真のローストビーフ丼の美味しさを表現するのにそう書いて、さて、よーはどういう漢字をあてるのかと。世、余、代…のどれかな?と、デジタル大辞泉で調べて、余にわれ、自分の意あり、余は満足じゃ。

 

 ローストビーフ丼、写真のとおりである。見ただけ、旨そうでしょう。これ、食べましてね。スライスした赤みのローストビーフが山のように…。枚数?10枚はあったかなあ。柔らかくてえ…、誰が考えたタレか、ちょっと甘めでえ、いい味でえ…。卵黄にカイワレにレタス、白いサワークリーム…、卵黄をどこでつぶすか、考えつつ…、美味しかったあ。

 

 どこにある店かというと、神戸三宮の阪急西口高架下にある肉料理「レッドロック」。細く暗いアーケード商店街で三宮へ行くたびに一軒ずつ寄っている。豚カツ、海鮮丼、餃子、タコ焼きは行ったけど、前にこの店はなく、新しいお店のようだけど、もう長い行列が出来ている。新店舗で即人気、15分ほど並んで即入店や。値段は、あの盛り、あの味で690円、そりゃあはやる。カウンターの両隣、ステーキ丼にロコモコ…、肉もモコモコや。

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2014年4月 6日 (日)

今、まさにサクラ満開なり

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 これ、これ、これが満開ちゅうもんや。いやあ、咲いている。枝先、どの枝先にも、花がええだ、ええだと開いている。いやあ、これぞ満開、これぞ日本の春や。元アメリカの駐日大使ライシャワーの奥さんもハルさん。ハル・ノート、ご存じ、あれも有名なハルや。

 

 昨日が一番の満開桜では、なかったかな。明日は雨予報、昨日の予報は気温3月初旬並みの寒さーだったが、予報は予報で、少し外れたよう。誰の演歌だったか、♪~ヨーホホイ~♪ちゅう歌もあった。うん?、関係ない。これも、ちょっと外れたかな。満開の桜は、JR東海の「そうだ京都へ行こう!」キャンペーンにも登場した天台門跡寺院の毘沙門堂。

 

 JR山科駅からスタバ横のガード下をくぐって、その道筋が桜また桜や。フーテンの寅さんの可愛い妹は倍賞千恵子。違う、違う、映画で、さくら。邸宅の庭先に咲き、府立洛東高校の通学路に咲き、疎水べりに咲く。ここの菜の花と桜のコラボ咲きは、毎年の人気スポット。デジカメ、いいね!、いいね!とおしまくって、上の写真。さらに坂道上がって、毘沙門堂境内。樹齢1000年のしだれ桜、しなだれきって満開。今、まさに春なり。

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2014年4月 5日 (土)

入館締め切り前のドール展

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もう閉まる、もうそう時間はない。JR京都伊勢丹の美術館「えき」で開催の創作人形の作家展鑑賞へ。閉館は午後8時、入館締め切りは7時30分。主催・京都新聞の招待券での入場。JR京都駅2階の改札を出て、伊勢丹7階へ…、小走りにかけ、息を切らして。

 

人形展鑑賞、まずは入館時間との戦い。そうまでして…と思いつつ、これも人生経験と、招待券握りしめて行った。よく長いなあと言われる足、駅改札から3分で受け付けに。やはり長いのかなあ。携帯のデジタル時計は19:28だ。入館締め切り2分前、セーフや。今は政府が自民党?。展覧会チラシ1枚、受け付けで取り、どんな人形が並んでいるかー。

 

 多分、この日のラスト鑑賞や。館内、どれだけの入場があるか、わかんない。これ、ちょっと洒落。第一展示室に人間国宝で京都の林駒夫さんの「伊万里幻想」など特別出品の陳列があって、「DOLL EXPO2012」で発表の人形作家150名の作品が一堂に並んでいる。人形さんの作品、女の子の人形が圧倒的。キャンディーズのランちゃん、スーちゃん、ミキちゃん…で、♪~私たち女の子~♪。どこをどう見ても、ドール、ドール??。

 

 日本の創作人形作家たち展は東京はじめ全国巡回、京都伊勢丹は3月30日で終わった。 

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2014年4月 4日 (金)

神戸で、そんなバナナ

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どんなバナナか?というと、そんなバナナだという。それがまた、パパンのパンの、そんなバナナだという。パンと言えば、1世帯当たりの消費量は全国トップの神戸がおいしいパン屋さんが多いことで知られる。実は、そんなバナナという名のパンも、神戸だった。

 

 神戸へ行って、三宮をぶらり歩き、「コム シノワ」という名のパン屋さん。神戸国際会館の隣ビル地下1階、店構えがパリぽい。どんなパンがあるかな、と入っての出会いがそんなバナナだった。そんな馬鹿な?と、目をこすったが、やっぱりそんなバナナで、消費税込み147円。「はちみつとバナナのコンビネーションをお楽しみ下さい」と書いてある。

 

 貝殻あんぱんとか、いちごのポポンネットなど、色んな種類があったけど、パンなのに、そんなバナナとは、ネーミングの面白さでは一番や。本来、「そんなバナナ」とは、ギャグの一つで、驚いたときに「そんなバカな!」にバナナをかけて言う。辞書並みに用例解説すると、「え~ 説明これだけ?」「そんなバナナ!」というような感じかな。パンの、そんなバナナ、食べて見た。どんなんか、パンからバナナがポコッと出て、そんなバナナ??。

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2014年4月 3日 (木)

あれも、これも…サクラ

 

 Img_0539_4Img_0605_3Img_0687_2あれも、それも、これも…サクラだ。昨日の朝、布団の中でラジオを聴いていると、今年の桜は開花から満開までが早いという。ふつうはチラホラ咲き、3部咲き、7部咲きと段階があるのに今年は5日間ほどで、一気にドットコム、いや、どっと満開ーという。 

 

 「願わくば 花の下にて 春死なむ~~」と、詠んだ西行法師じゃないけど、桜咲く頃となると、わくわくする。上の写真3枚、咲きだした頃に町を歩いて撮った。満開ではないけど、あれも、それも、これも…の桜である。順に説明すると、左は大津市の天孫神社の一番咲きの一輪。写真プロパティーを見ると、撮影日時は3/28 14:08と出た。

 

 

 境内のソメイヨシノ、みんな蕾だったのにあの桜だけが一つ咲いていた。あれから5日経った昨日、どっと咲いた。真ん中は神戸のJR灘駅前のミュージアムロード。横尾忠則展へ行く道筋、地面からすぐの幹の所に咲いていた。まるで挿し木でもしたよう。右はJR山科駅前のしだれ桜。毎日毎日、通勤の行き帰りに見ていて、一日一日、色濃くなっていく。竹囲いから下がったライトアップ桜や。ここで一句。「咲く桜 見てや見てやと 咲く桜」。

 

 

 西行の句は正しくは「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃」。

 

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2014年4月 2日 (水)

信長、天下布武の印を見た

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そうかあ、これが織田信長の「天下布武」の朱印なるものか。朱印とは印章、つまりはハンコである。いま、大津歴史博物館で開催中の企画展「湖都大津のこもんじょ学」へ行って、信長天下統一の朱印をしかと見た。武士支配への道筋を示す印章、印象は強かった。

 

 信長は永禄10年(1567年)に美濃を平定以降、日本を統一する意志を示す「天下布武」のハンコを使い始めたという。朱肉の印が押してある文書を朱印状と言い、「天下布武」印は、信長の支配者としての存在感を示している。この朱肉の印は、この頃から大方、7年間に渡って使われたという。大津歴博に展示のハンコもその一つ、鑑定はホンモノだ。

 

 どんな印なのが、入り口の光秀、秀吉の古文書を飛ばし、まっさきに展示場所へ行った。展示説明は「織田信長朱印状」。信長の別名、弾正の文字下に「天下布武」の朱印だ。楕円形で縦2㌢、ちょっと擦り切れている。大津市伊香立の新知恩院が信長の許可を得ての禁制、つまり掟書き。京都へ上がる信長の軍勢に対して、村人などに乱暴を働かないようにーという戒め、これに信長がお墨付きを与えた印だ。天下布武の印影、ふぶわかった??。

 

 大津歴博の企画展「湖都大津のこもんじょ学」は4月13日まで開催。国宝7点、重文36点の古文書を展示している。

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2014年4月 1日 (火)

タイ料理のパクチー

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ノイさん、ガオさん、ホンさん…こんにちは!。京都・河原町丸太町東北の角っこにあるタイ料理のお店、何時からあったのだろう。ちょこちょこ歩く所だけど、気付かなかったなあ。店名はタイランド料理「パクチー丸太町」という。まず、パクチー解説からかな。

 

 いや、最初はノイさん、ガオさん、ホンさんや。この名前はここで働く日本人のタイネーム。めでたい、鯛ちゃう。確かノイさんは女性で日本名は井上さんだったかな。店名のパクチーはタイ語で「香菜」のことですたい。独特の風味があって、好き嫌いがわかれるけど、好きな方はパクチー、パクチーと食べすぎて、博打打ちに…、これは洒落ですたい。

 

 兎も角、モノは試しーと入った。絵解きメニューで、パクチー・サラダとグリーンカレーなるものを頼んで、店内を見渡すと…だ。壁紙のタイ語、まるでわからんですたい。コカコーラのタイ語とか、タイのメニュー表とか。調理台が屋台、おもちゃのバイクタクシーも…。聞くと、アイシー、そうですたい、そうですたい。コックはチェンマイから3年目のソンポンさん。写真OKかと言うと、チェンマイ、チェンマイ、右のポーズですたい。

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