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2014年3月

2014年3月31日 (月)

惣菜、ライブ、家族店員…ブロッコリー経営

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エッと思うほどの値段である。バイキング風に惣菜を3点選んで、豚汁にご飯、漬けものもある。これにコーヒー付いて、ご飯はお代わりができる。この値段が、ワンコインの500円。大津市菱屋町商店街の中の飲食店「ブロッコリー」である。続けて二度行った。

 

 どういう店かというと、昼は惣菜屋さんで、ランチ屋さんで、夜はライブ付きの飲み屋さんで…、なんかまあ、多彩なお店である。アーケードのある商店街、丸屋町から京阪京津線の電車通りを超えて、菱屋町へ入りすぐだ。何時の間にか閉店した魚料理の摩季詩に代わり、去年6月に真向かいに開店した。女将さん、野菜好きで店名がブロッコリーとか。

 

 店前に並んだ惣菜は1つ100円、それが火曜だけは2つで100円という。夜ライブ、4月の出演者情報も掲示してある。このライブらいぶ?定着してきているそうな。惣菜は日替わりで毎日10品目以上。小松菜、キンピラ、ヒジキ、南蛮漬け、小芋とコンニャクなどなど。ランチに出る豚汁がまた豪華、豚肉どんと入り、具だくさんである。家族店員は長女27歳、二女26歳、三女18歳、姪っ子まで。ブロッコリー経営にぶっこり?。

 

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2014年3月30日 (日)

桜餅の葉、食べる食べない

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あなたは桜餅の葉、食べますか、食べませんか。朝日新聞の天声人語に「春が巡れば、和菓子も華やぐ」と桜餅のことが載った。桜餅の葉、食べる、食べないで長年の<議論>があるーと書く。<議論>とは、少し大げさやけど、ハハハ…、面白いなあと読み進んだ。

 

 ~葉ごと食べるのが粋だという人。葉は香りつけだから、むいて淡い移り香を楽しむべしとする人~がある。~自説を譲れぬ向きもあろうが、どちらが正しいというものではない~と、筆をおさめている。朝日別刷り「be」の好きな和菓子調査で、桜餅が通年定番の大福を抑え、1位に輝いたーというので、もしもし、もちもちーと桜餅を買いに行った。

 

滋賀県庁近く、旧東海道沿いにある饅頭の老舗「餅兵」さん。何度か行って、気軽に話せる若夫婦の経営だ。一つ150円の桜餅と、この店ならではのイチゴ桜餅230円を求めて、話を聞いた。塩漬けの葉は、背の低い大島桜の若葉で、いつごろか、伊豆から仕入れている。全国の饅頭屋さんの7割がそうだという。葉は食べる人が多いんですかーと聞かずもがなで、聞くと、好き好きでしょうねえと。これ、正解中の正解…、三好青海入道?。

 

 三好青海入道は、真田十勇士の一人。「立川文庫」などに登場する戦国時代の豪傑。 ※ 朝日新聞の天声人語掲載は3月23日付け。

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2014年3月29日 (土)

犬塚のケヤキ

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これは、何という老大樹だろう。金網の中、見上げて、いやあ、これは…と、暫しも休まず?感じ入った。大津市逢坂2丁目、すぐそこが大津日赤という所にある欅である。駒札に「犬塚の欅」とあり、大津市教委が昭和40年に文化財指定した天然記念物だという。

 

 幹回り、どれぐらいか、8㍍はありそうだ。根っこが出て、苔がへばりついている。幹はあっちにこっちに瘤がボコボコ浮き出ている。老木中の老木なのに、枝先が伸びて、葉っぱもついている。ネット検索したら〈伝え守られてきた湖国の巨木・名木を巡る大津編〉に登場、樹齢は500年以上と出ている。500年前??、安土桃山の戦国時代からだ。

 

 老樹でもこうも老樹はそうない。駒札に戻ると、欅はニレ科、ケヤキ属の落葉喬木で、山地に自生しているが、人家の周辺に移植されて、大樹になることがしばしばあるという。この欅がそのようだ。後段に犬塚の謂れ。蓮如上人が近江で他宗の門徒に毒殺されようとしたおり、忠犬が身代わりなって死んだので、犬を埋めた塚に欅を植えて弔ったから犬塚というそうだ。悲しい伝説だ。連休中、町歩きの出会い。老樹の欅と犬にワンワン泣けた。

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2014年3月28日 (金)

琵琶湖八珍誕生

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琵琶湖八珍誕生という。珍とはなんであるか、朕にちんと説明せよーと洒落て見たくなる。八珍で、辞書をきちんと引くと「八種の御馳走。ぜいたくな料理」と出て来た。同じ珍では、島根県で宍道湖七珍がある。琵琶湖は(はっちん)宍道湖は(しっちん)と読む。

 

 宍道湖七珍―読み方で失神しそうやけど、ここの七珍は「スズキ、ウナギ、シラウオ、アマサギ、コイ、アカガイ、ホンジョウエビ」で、謂れは色々あって、かなり古くからという。日本一大きな琵琶湖に誕生した八珍は、どんなんかというと「ビワマス、ニゴロブナ、ホンモロコ、イサザ、ビワヨシノボリ、スジエビ、ハス、コアユ」で、琵琶湖固有魚。

 

 琵琶湖八珍を選んだのは、なぜか県立安土城考古博物館。去年の特別展で「華麗なる漁と美味なる食」を開催、琵琶湖の魚料理の人気投票を行い、八珍選考委員会で選んだという。琵琶湖汽船がこれに賛同、3連休中に琵琶湖を味わう湖上フォーラム開催があり、二ゴロブナの鮒ずし、ホンモロコの素焼き、コアユの天ぷら、ビワマスの握り…など豪華な八珍料理が18種類も登場した。珍なるかな、珍なるかなと、食べて…、朕は満足じゃ。

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2014年3月27日 (木)

梅林、ヤブツバキ、マンサク

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 いい花の写真、撮れるかなーと、久しぶりに京都府立植物園に行った。春分の日、雨が降ったり、陽がさしたり…、変な天候だ。いつも通り、地下鉄北山駅降りて、北山門へ。入り口にいまが見頃という植物を紹介するA4版のチラシがあり、勝手に取って、入る。

 

 植物園3.21付け作成のチラシちらっと見る。もう遅いかなと思った梅、チラシに梅林満開!と出ている。玉牡丹、寒衣、八重寒紅etc…と添え書きしてある。梅のうめえ写真、撮れるかなと行くと、なんと桃源郷の如く…、紅、白、ピンクが重なり合って、花弁が濡れた地面にこぼれ落ちて…。デジカメシ、押しまくって、北門から来た甲斐あり。

 

 チラシにツバキは5分咲き!とある。土佐有楽、雪中花、菊冬至など、ツバキは種類多い。生態園の中、早咲きのヤブツバキだろうか。赤い花が首ごと、落ちている。日差しがパッと射して、木漏れ日に光っている。陰影いいえと写真になった。芝生広場で早春の草花展、雨がバシャバシャと降り出し、ビニールハウスの中、雨宿り鑑賞で、どこか感傷の思い。アジサイ園に春呼ぶマンサク、黄色く宙に浮いたように咲いて、まんそくした??。

 

 ※ 写真は左から梅林、ツバキ、マンサク。 ※ 早春の草花展は23日で終了。

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2014年3月26日 (水)

ポルタんとキュービーは大親友

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 あっ、真っ赤なハートや。一つ、二つ、三つ…、右から左から、上からも…、ポンポン飛ぶように出てきた。あれっ、コートの我が姿が映っている。ハートの中、思わず、ハッと?。JR京都駅地下東改札を出てすぐ、どうなっているのか、新ガラス画面が誕生した。

 

 駅構内、通りすがりに暫く佇んだ。改札から人が出てくると、ガラスが反応して、ハートがあふれるように…、面白い。縦2㍍、横4㍍はあるだろうか。駅構内商店街、ザ・キューブとポルタが3月20日にリニュアルオープン、それに合わせて登場という。ザ・キューブって、昭和27年に創業の京都観光デパート、今はポルタと一緒にJRグループや。

 

 マジックミラー、どうミラー。左側上にデジタル時計、下にポルタのポルタんとザ・キューブのキュービー。二人は大親友、ミラーの中で探してみよう!と。ポルタんは耳の大きな犬の妖精で前からのマスコット。ウサギさんのキュービーは、耳と鼻が紫色の女の子。リニュアル記念の新マスコット、はじめまして…と挨拶している。顔がポルタんとよく似ていて、どっちも可愛い。ポルタんとキュービー、JRの赤い糸で結ばれているのかな。

 

※ この鏡はデジタルサイネージで、映像や情報を表示する電子広告板

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2014年3月25日 (火)

国語辞書の終わりの言葉

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 国語辞書の最後の言葉は、何だろう。広辞苑によれば…と、よく引く新村出編の広辞苑を机の書棚からヨイショと出して、一番後ろの頁をめくると、「んーとーす」と出ている。これ、どういう用例かというと、「終わりなんとす」という。古語ぽいが、そうなんかと。

 

 広辞苑は岩波書店だけど、ほかの出版社はどうだろう。書棚にもう一つ。旺文社の国語辞典第9版。また、お尻からめくった。ここは「んばかり」が掉尾を飾っている。用例は~泣き出さんばかり~などという。広辞苑の「んーとーす」はブラジルのサントスみたいやけど、これはわかる。三省堂が出す新明解と国語辞典はどうだろうなと、書店の辞書コーナーへ行った。

 

 JR山科駅東側のTSUTAYA、去年から書店コーナーが出来た。最後の言葉調べを思いついたのは、ここで「辞書になった男ーケンボー先生と山田先生」(文春)を買って読んだのがきっかけだった。辞書づくり二人の人柄、確執、葛藤…面白かった。山田先生の新明解7版は「んぼ」で、用例は甘えんぼ、怒りんぼ。ケンボー先生こと見坊さんの三国7版は「ん~ん」で、言葉に詰まった時か、感激した時にでるーと解説してある。国語辞書の終わりの「ん」一つ、う~んと学んだ。

 

 ※ 小学館の例解学習「国語辞典」の最後は打ち消しの「ん」で、ぼくは行きません、知らん顔とかに使う、ん。大修館の「明鏡国語辞典」は「んーない」で、わかんないなどで、わからないが変化してと。

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2014年3月24日 (月)

露の眞さんのどじょうすくい

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 ハイ、ハイ、出ました。待ってましたあ。手ぬぐい頭に野良着姿、ザルを持って、鼻穴を黒く塗って~安来イツ…~と歌い始めて、「あら、えっさっさ~」の掛け声。御存じ、安来節で登場するお座敷芸の一つ、どじょうすくいだ。出雲の民謡踊り、どうみんようかな?。

 

 どうしょう、どうしょう…と、どじょうすくいを踊るは、女性落語家、露の眞さん。上方落語の露の五郎兵衛一門の、同じ女性落語家の露の都師匠の二番弟子の「つゆのまこと」と読む露の眞さん。出身はというと、三重県志摩市生まれで、京都産大法学部を卒業、いま27歳。高座にあがると、まず「男性かオカマと間違えられます…」という女性である。

 

 大津市旧公会堂の第23回わらげん寄席。まことさんは一席目で、一つ、二つ…、八つ…いま何刻(なんどき)や?と、うどん屋に聞いて、ヘイ!九つで…と答えを聞いて、十、十一…の時うどん演じ、中入りで番外のどじょうすくいだった。島根県安来市観光協会主催のどじょうすくいコンクールで優勝実績を持つまことさん。ぬき足さし足…、どじょうをすくって、ニッと笑って、ザルからカゴへ…、軽妙な踊りぶり。舞台どじょう??あり。

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2014年3月23日 (日)

町中の黒田菅兵衛

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 最近というか、大河が始まって、この方というか、町を歩くと、官兵衛が気になる。いや、いやでも目につくという方がいいかもしれない。NHK大河ドラマになった軍師黒田官兵衛である。歴史モンは好きで、書棚に官兵衛著書は多く、町歩きの関心も必然と高い。

 

 歴史作家・童門冬二さんの官兵衛講演は、昨年来二度聴いた。書棚に著書も2冊ある。沢山ありすぎて、どうも、すみません~。童門さん、講演の最後に洒落終わり、もう常套手段になっている。いつも勤め帰りによるJR山科駅近くの書店。吉川英治、小和田哲男、大河脚本の前川洋一…など、官兵衛本が並ぶ。智将、知略、才覚…本のおびただしい

 

 ポスター、チラシ、車内吊り…、何度も見ている。長浜は曳山博物館で官兵衛博。木之本に官兵衛先祖の墓あり、それにあやかり開催。JRは長浜、姫路、岡山、博多へ官兵衛ゆかりの地キャンペーン。福岡県は黒田官兵衛を略してクロカン挑戦クイズ、姫路城ご縁の兵庫県は「あいたい兵庫」の標語などなど。JRは主役岡田准一がラッピング電車に登場して、今も乱世!と。いやもう、官兵衛、また官兵衛…、もう、かんべえしてえなあ??。

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2014年3月22日 (土)

桂小五郎像のモデルは??

 

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いや、確かになあと思う。京都ホテル―オークラの前に建つ桂小五郎像のことである。日展系の彫刻作家・江里敏明さんの作品で、右手に刀を棒のよう立てて持ち、左手は袴において、身体は左に向き、目線は右前にある。若くて、男前で、どんと座って、凛々しい。

 

 この銅像のモデル、それが左上の肖像写真ではないかーという。作者の江里さんに確かめればよいことではあるが、推理もまた楽しだ。ネットで「ホテルオークラ、桂小五郎像」と検索したら歴史ブログが出てきて、銅像のモデルは、若かりし頃の桂さんの、一番カッコイイ、この肖像ではないかーと書いて、写真を載せていた。見比べて、確かに…である。

 

 歴史ブログ氏は、目線の方向を分析、安政の大獄で幕府の京都宿舎になった妙満寺を警戒して、見ているのでは…と書く。銅像のあるホテルは、元長州藩邸跡に建つ。京都市内の高さ制限一杯の60㍍ビル、建設に京都仏教界挙げて反対した歴史を持つ。妙満寺、今は洛北・岩倉に移っているが、当時は長州藩邸の向かい、今の市役所駐車場あたりにあったと。銅像の見方、目線の見方、歴史の見方…、何事も見方である。三方五湖は福井県…??。

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2014年3月21日 (金)

河道屋の香春そばで、春よこい!

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香春と書いて、こはるーと読ませ、♪~もうすぐ春ですよお~♪の「香春そば」だという。何と粋なメニュー名だろう。昭和4年創業の河道屋倖松庵分店さんが出す季節限定、今だけのメニューである。お店は河原町通の京都市役所から北へ、百㍍ほどの所にある。

 

 3か月に一度の定期診察の病院帰り。午後2時を大きく回って、どこかで昼食をーと河原町を歩いての出会いだった。お店はコンクリートビルの2階で、階下の表通りに看板メニューが立て掛けてあった。〈そろそろ春です!香春そば!!〉の写真入り。~三寒四温という言葉があります。少しずつ暖かくなるのがいいですね~と春を思う文章も綴ってある。

 

 サークルKと同居のビル、2階へとんとんと上がった。吉田神社の節分会、河道屋暖簾会が年越し蕎麦を出しており、ここも仲間かなと、店内に入った。遅すぎた春、いや、遅すぎた昼…、客は一人もいない。天然木を用いて純和風、造りにこだわりがある。かやくご飯はつけず、単品で980円の「香春そば」―どんなんかな。あっ、菜の花や、海老天にサクラ麩や。春や、もう春やがな。香春で、小春!、酒や、酒もって来い!(坂田三吉)

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2014年3月20日 (木)

究極の立ち飲み居酒屋「とよ」

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 いやまあ、これは大阪ならではの、究極の立ち飲み居酒屋や。大将がマグロをさばき、バーナーであぶる。へい!へい!、ちょっと待ってや!と、大きな声を出す。それはそれは元気や。店名は居酒屋とよ。名刺もらうと大将の名前が筑元豊次さん。それで、とよ。

 

 JR京橋からガード下くぐって、徒歩2分。ちょっと一杯のその道の通人では、有名な店なのだ。くずはゴルフ帰りの土曜夕方、初めて行った。大将の屋台を真ん中に路上にテーブルがずらっと並ぶ。道幅5㍍、前は古本屋さん、店の後ろは墓地。定番すぎるけど、それではボチボチ…と洒落てみたくなる。流行っている。一日の客、300人近くとか。、

 

 まずは、おまかせ3点セット。蟹にホタテの酢のもの、赤みか大トロかのマグロ、巻きにどっと乗るウニ、イクラ。ビールはセルフ。外せないのはホホ肉あぶり。大将のバーナーあぶり、デジカメ構えたら、右手の親指突き出し、ヘイッ!、イエッ!。いや、決まっている。笑顔がいい。味、ホホ肉もやけど、どれ食べても、ホホホ…、ホホ満足や。食べて飲んで、立って…、時間を忘れるけど、沢山お客さんあり、墓地もあり、ボチボチ帰ろう??。

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2014年3月19日 (水)

食は体を表す

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 この食事メニューにして、このお腹ありか。京阪電車樟葉駅から徒歩1分のくずはゴルフ場のレストラン。午前のラウンドあがって、さて何を食べるかーである。土曜のラウンド料と昼食込み1万円、一緒の5人がテーブルに付いた。食は体を現わすーを具体に書く。

 

 開いたメニュー表、きつねうどんセット、人気の塩鯖定食、揚げたて!天丼セット、あっさり味のしょうゆラーメンセット…などあって、この5人が何をチョイスしたか、である。平均年齢65歳。消費カロリーは年齢とともに抑えて、抑えて…と思う心は一緒のだが、お腹の膨らみが突出のNSさん一人、真っ先に天丼セット!。脂に恋しているう~。

 

 あとの4人、一人がしょうゆラーメンと言うと、わしも、おれも…と追随した。天丼セットのNSさん、う~ん…とメニュー変更しかけたが、まあ、いいかと、やはり天丼。わりにというか、かなり言いたいこと言う間柄。天丼セットに豚汁がついている。NTさんが共食いやがなと。それは失礼やで!と言いつつ、悪戯心が起きた。席を立ち、デジカメでNSさんのお腹を撮った。出たお腹、テーブルにニアミスや。食あり、人あり、お腹あり…。

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2014年3月18日 (火)

鳥居本の三赤って何かな。

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 中山道の鳥居本宿は三赤が名物だという。何が三赤かと言うと、道中合羽にスイカに道中薬の赤玉だそうだ。こすってサンアカ、それはアカンなあ?。鳥居本はかつて石田三成の居城だった佐和山城の城下町。中山道67次では、江戸から数えて63番目の宿場町だ。

 

近江歴史回廊大学、近江は道の国の現地研修で行った。JR彦根駅から近江鉄道に乗り換え、米原行き一駅で鳥居本。駅前からすぐ旧中山道、古い家並みが今もなおで、昔どんな商売していたか表札が出ている。合羽屋さんが多く、当時は10軒もとか。なぜかと言うと、雨の多い木曽路へ旅するからで、防水性の高い柿渋に紅ガラの合羽だから、赤かった。

 

それで三赤の一つはわかった。現地研修、鳥居本宿交流館に立ち寄って、スイカが出てきた。資料展示によると、鳥居本は昔スイカ栽培が盛んだったが、皮が厚くて黒く、次第に敬遠されていったと。スイカ、甘いか、どう誰何するか。これがアカンようになった2つ目の赤。今も健在な赤は、腹痛、下痢止めの妙薬という有川薬局の赤玉神教丸。創業350年の老舗。薬は多賀神社の教えで調合したから神教という。しんきょうに飲まないと?。

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2014年3月17日 (月)

JR彦根駅前の井伊直政公の騎馬像

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今の彦根市はこの人、なかりせば…だろう。この人、JR駅前西口広場のロータリーに騎馬像がある井伊直政公である。井伊家初代藩主、徳川四天王の一人。この騎馬像がまた、なんとも格好いい。左手に馬の手綱、右手に軍配を持ち、いざ出陣というところだろうか。

 

 井伊の赤揃いと言われる鎧、兜の角がぴ~んと立っている。これを人気のゆるきゃら・ひこにゃんが真似ている。ひこにゃんはひこにゃんで、愛嬌があって、にゃんともいえない可愛さがある。これに対し、直政公は威風堂々、凛々しく、これぞ、武士なり。カッコいいを見上げていると、足元がよろよろっとしてしまいそう。ちょっと洒落すぎたかな。

 

 駅を降りて素通りが多かったが、時間があって、じっくり見た。騎馬像は石垣を積み上げた上、顔は渋い二枚目役者のよう。石垣の回り、気づかなかったが、彦根城のミニチュアがある。その城を入れてローアングルで一枚、これは決まった。関ケ原の戦いで活躍、功をあげ、佐和山城の18万石城主になり、城を彦根山に移そうとして、41歳で死去した。子らが直政の遺志をつぎ、20年後に今の彦根城を完成させたという。にゃんとなあ。

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2014年3月16日 (日)

特選定食1000円

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千円札は財布の中だったけど、気持ちはぎゅっと手に握りしめるように行った。割烹「いと井」の特選定食1000円。お造り、天麩羅、煮魚か焼き魚、牛すき焼き…など8種類あり、何か一つを選ぶ。住所は大津市末広町だけど、どう説明したらいいのか、難しい。

 

 JR大津駅前の滋賀ビルで財団の理事会があって、会議終わって、わりに近くなので、3人連れで行った。前の職場の時も、よく仲間と行ったが、5年ぶりぐらいかな。ちょっとした階段上がると、足が入る畳部屋があり、カウンターがあり…、前と変わりはない。一人は煮込みハンバーグ、一人は牛すき焼き…、我が方はちょっと悩んで豚しゃぶにした。

 

 注文は3人3様になった。トレーに乗って、順番に出てきたけど、すき焼きが美味しそうや。豚しゃぶも肉に甘味あり、良かったけど、やっぱり、正月以来食べていない、牛すき焼きやったかなあ。隣の芝生…、よく見える。それで翌日の昼、一人で千円握りしめて…だった。カウンター席で牛すき焼き。玉子を混ぜて、まだグツグツしている鍋から肉とって、玉子汁につけて…、一口、二口…、これこれ、これやがな。幼心、満ち足りたりたり。

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2014年3月15日 (土)

水責めの備中高松城の現場

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そうか、ここが水攻めの舞台になった備中高松城か。秀吉は兵3万で取り囲み、軍師黒田官兵衛の知略で、城回り2㌔に堤防を造り、足守川の水を流し込んだ現場だ。今は静かな公園。「高松城水攻め 驚天動地の奇策」と印す青い幟旗が400年前の戦いを甦らせる。

 

 守る毛利方の守備隊長は高松城主、清水宗治。沼地に立った土塁の城で、兵5千で、12日間も耐え抜いた。水攻めの城は、どんな城か、素人が知ろうと、最上稲荷の大鳥居を超え、マイカー分乗で行った。本丸跡あたりか、円型の水攻め図案内盤があった。高松城、秀吉勢の陣地、築堤カ所、浸水区域を示している。戦国の歴史転換の公園は国指定史跡だ。

 

 水攻め音頭の看板。「時は天正のその昔 天下制覇の信長が 中国毛利を討つために 羽柴秀吉将となす」…「攻めあぐみたる秀吉が 謀るは水攻め降る雨に 二十六丁の土堤を築き…」…、いや、これは名調子や。1番から6番まで、思わず声が出る。信長、本能寺で光秀に討たれる報に秀吉、敵将・清水宗治の切腹条件に中国大返し。公園に切腹宗治、辞世の句碑あり。「浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残して」。

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2014年3月14日 (金)

最上稲荷の大鳥居

 

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最上にして、最大というのか、反対に最大にして、最上というのか。岡山市高松地区にある最上稲荷の大鳥居である。ネット調べで、最大稲荷でカチカチと間違って検索したら最上稲荷がちゃんと出た。最上も最大も、似ているということか、ネットが聡明なのか。

 

 朱塗りの大鳥居、それは目立つ。秀吉水攻めの備中高松城跡へ行くおり、鳥居を通って、ちょっと車を停めてもらった。どう大きいか、写真を撮ってみたかった。鳥居前の駒札に構造と規模の表示があった。鉄骨・鉄筋コンクリート造り、総重量2,800トン、高さ27.5㍍、最大幅30㍍、柱の直径4.6㍍で、昭和47年12月24日建立という。

 

 ネットによると、正式には最上稲荷山妙教寺で、日蓮宗のお寺。初詣でには60万人が参拝するという。伏見稲荷、豊川稲荷とで三大稲荷に数えられているとか。本殿は大鳥居からはるか向こう、山の上だ。参拝は回避して、鳥居の大きさ、どう撮るかだ。車を降りて1枚、近づいて見上げて1枚、反対側からも1枚…と撮り続けていたら、クラクションが鳴った。鳥居の幅は30㍍、臨時停車で車両が渋滞していた。お稲荷さん、またコ~ン。

 

 ※ 最上稲荷山妙教寺は明治の神仏分離令のおり、特別に「神仏習合」の祭祀形態が許された仏教の流れを汲む稲荷。お寺でありながら鳥居をそなえ、神宮形式の本殿がある。 ※ 所在は国道180号と県道241号が交差する高松稲荷交差点付近。

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2014年3月13日 (木)

バイキングまたバイキング

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 岡山行って、バイキング漬けになった。どういうことかというと、夜がホテルの飲み放題、食べ放題で、朝は宿泊ホテルの朝食バイキングで、昼はゴルフ場の月曜火曜だけの昼食バイキング。一晩挟んで、夜に朝に昼へと3食連続のバイキング、これは食の新記録だ。

 

 では、どんなバイキングだったか。最初の夜、ここ安いんや~と地元のNYさんの導き。宿泊ホテルの、隣の隣のホテルへ越境して、だ。おでん、寿司、串揚げ、スープなど何でもあって飲み物はすべて揃い、メーンの蟹は食べ放題で3300円という。その日は3月3日、雛祭りサービスなのか、安い。皆さん何を食べたか、蟹また蟹で、黙して語らず。

 

蟹の夜はアークホテル岡山へ戻って、朝のバイキング。仕分け皿に何を取るか、食べすぎ要注意で、左の写真。水菜、木綿豆腐、ひじき、ままかり…、少し少し、ご飯も少々。タコもあって、たこうなく、宿泊代5500円のびっくり値段。蟹写真は失念したけど、昼の新岡山カントリー倶楽部のバイキングは右の写真。高野豆腐にワカサギ南蛮漬け、煮イワシ…、ゴルフ代込みで6600円。1泊2日の岡山行、誠にお世話になりバイキング?。

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2014年3月12日 (水)

古代の山城、鬼ノ城

 

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鬼ノ城と書いて<きのじょう>と読む。普通は<おにのしろ>かと思うが、昨日今日からでなく、ずずっと昔の7世紀から<きのじょう>だそうな。昨日ときのじょう、ちょっと洒落たんやけど、無理があったかなあ。岡山県総社市にあり国指定の古代山城である。

 

 標高400㍍、岡山市内から車で20分余り。すり鉢を伏せたような山で、丁か半か?と、サイコロの目を占うような。地元紙の役員だった知人、KMさんの案内だった。1週間に何回となく歩く山とか、我が庭の如く話す。にわか勉強でなく、百済救援の白村江の戦いで敗れた大和朝廷が唐、新羅連合軍の侵攻を恐れて造った城じゃーと、それは詳しい。

 

 駐車場で車を降り、古代城へ向かった。KMさんが「写真撮るいいところあるけん」と言っていた展望台へ来た。谷底の向こう、今流行りの天空の城や。あれが西門、隣は角楼、下が高石垣という。日本に古代城は数々あれど、城門の復元事例はここだけという。門の上、なんか看板みたい。どう書いてある。うどん?めし?…まさかーと、現場まで行って見上げたら呪文文字、絵は鬼みたい…。うどん屋さんの看板ででなく、弓矢防ぐ盾やった。

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2014年3月11日 (火)

変則三角形のカウンターテーブル

 

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京都タワー地下食堂、中華料理の塔苑がある。日替わりあり、週替わりあり…、メニュー豊富なので、週に一度は行く。座る所は真ん中のカウンターテーブル。これが変則三角形で、底辺部分が窪んでいる。凹凸でいう凹で、ここに6人分、対面側には5人5人だ。

 

 ずっと前からこのテーブル写真を俯瞰して撮りたかった。昼となると、お客さん多くて、躊躇していたけど、チャンスが来た。大津での仕事が昼を大きく回って、午後2時半に行って、だ。この時間になると、さすがに客も減り、お目当てのテーブルには一人もいない。今月のお得なセット、揚げそば頼んで、まず手前から一枚、席を移して一枚二枚三枚…。

 

 テーブル真ん中に生け花、いや造花かな。テーブルのこと、どう名付けいるのか、聞こうと思っていたら、お隣の和食・伏水の料理人さんが昼食にきて、後ろの席に。隣もよく行くので顔見知りや。伏水、長いんですか?と聞くと30年という。タワー直営、兄弟店の塔苑のこともよく御存じで、タワー出来て以来の店で、今年50年とか。雑談暫し、このテーブル面白い形ですね?と水を向けたら、ブーメラン・テーブルですと。いや、納得!。

 

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2014年3月10日 (月)

ままかり、ままかり…、ままかり

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 岡山と言えば、そりゃあ、ままかり。あまりに美味しいので、ご飯が1杯、2杯とすすみ、足りなくなって、お隣さんへ、まま借りに行くから、ままかりというらしい。ほんまかいなあ、そうかいなあーである。漢字で書いて飯借り、正式名はニシン科のサッパ。

 

 京都をたって新幹線で岡山まで、ジャストタイム1時間。自宅出る時から、ままかりを意識、昼はネットで調べた駅構内の吾妻寿司へ直行。よく流行っている。カウンター左端に座って、即まかり寿司を注文。待つこと暫し、ままをかりに?と思った頃、出てきた。握りで6個1000円。一つ、二つ、三つ、四つ…五つ、六つ…、もうない。う~ん、これがままかり味や!。

 

 寿司屋さんの斜向かい、瀬戸内の珍味屋さん。ままかり土産が各種あり、コピーは食べてみられえ~。酢漬け、焼きままかり酢漬け、梅肉漬け、骨抜き開きの葉桜漬け…、これだけあると、どこでまま(飯)を借りていいのやら。アークホテル岡山に泊って朝のバイキング。ままかりあるかな?とぐるっ、ぐるっと回ったら、あった。きんぴらごぼうの隣、酢皿の中、きれいに並んでいる。甘酢のままかり。味?そりゃあ、まんままんま!。

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2014年3月 9日 (日)

岡山名物の独とE

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レジに出す支払伝票、青いボールペンで「独1コ E」と書き込まれている。「独」って、お分かりでしょうか。「E」の方は、何とお思いですか。ヒント出すとすれば、独は飲み物、Eは食べ物。JR岡山駅構内1階にある「ランチ&ビール SUN」へ行って、である。

 

 そんなん、本人か、地元・岡山の人でないとわかんない?。当然、当然、至極ごもっともである。飲んで、食べた本人から答えを言おう。「独」は独立独歩を略した岡山の地ビール「独歩」。瓶のラベルは酵母入りのピルスナ―生ビール。ドイツの最高級の原材料を使って醸造されたとか。構内一人歩きで独歩、ぐいと一杯、旨さにどっぽり、もう国木田独歩??。

 

 もう一つの「E」さん。これは究極の略し方で、正解はえびめしの「E」だそうな。ええっと思う「E」。どんな飯か、ドミグラス、カルメラ、ケチャップなどソースをまぜまぜして、ライスは真っ黒。小海老の具が入り、錦糸卵が乗って、彩りに三つ葉を添えてある。まあ、変わりチャーハン。岡山と言えば、ママカリに祭り寿司だけど、このえびめし「E」さん、40年ほど前から、岡山のB級グルメ入りしたそうな。味はいいなで、これも「E」。

 

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2014年3月 8日 (土)

ベンハー映した70ミリ映写機

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これが見納めかあ―と映写室に入った。入り口に関係者入室禁止の赤ラベル、狭い部屋の中、70ミリ映写機2台がでんと据え置かれていた。シネマスコープのワイドスクリーンにベンハーを映した映写機だ。頭つるりのユルブリンナーが主役のベンハ―、懐かしい。

 

 今年秋には取り壊される滋賀会館大ホールが映画館だった頃に活躍した映写機である。県の会館備品転売で、古物商が仲介、立命館大映像学部へ嫁ぐ。運び出され前、管理の0Hさん(6?)にお願いして、写真を撮った。「インペリアル」「70/35」の横文字がある。聞くと、イタリア製で35㍉併用と。どっしり存在していて、今なお現役という。

 

 広辞苑で映写機―と引いてみた。~映画・スライド・幻燈などの像をレンズ、光源などの装備によって、映写膜に拡大して映す機械~と出た。映画も幻燈と一緒、なんとも古い。若い人に、幻燈って、どんなんか、けんとう付くつくかなあ。今や映像はデジタル、それですべてタルタル。無用の長物化した70ミリ映写機の古物商転売値段、なんと1台5千円ちょっととか。運搬経費の方が高い。あまりの暴落、ベンハーも首を傾けて、ハアッ??。

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2014年3月 7日 (金)

シャボン玉の展覧会

 

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これは、ひょっとして日本初、いやいや、世界初かもしれない。飛ばして、遊んで、観て楽しむシャボン玉研究所の展覧会開催である。展覧会というからには…と会場へ行って見たら、シャボン玉はアートだという。どうアートか、あとあと後悔しなしよう見てきた。

 主催は藤原昌樹さんで、もともとは鉄の彫刻作家さん。大津市南比良の自宅に2年前、シャボン玉研究所なるものを開いた。何でか?というと、鉄の作品はどう観たらいいのか、難しいーと何時も言われるのがきっかけとか。シャボン玉なら、ああ~きれいと一言で楽しんでもらえる。それって、アートの入り口で、作品を観る自由な発想をシャボン玉でと。

 ストローでプッと吹いて、屋根まで飛ばそ!が、シャボン玉だけど、藤原さんは台所洗剤にラム酒、ガムシロップなどを加え、液の研究を重ね、ふくらます輪も色々と考案して、長~くて、形がうねうねするシャボン玉づくりに成功した。巨大シャボン玉記録は長さで20㍍という。展覧会場では、琵琶湖岸や隠岐を背景にフワフワ飛ぶシャボン玉のアート映像を映し出した。淡く飛んで、はかなく波間に消えて、映像、なかなか、えいぞ~う??。

※   展覧会は京都市東山のギャラリー「はねうさぎ」であり、3月2日に終了した。 ※ 藤原さんは、フェイスブックで「巨大シャボン玉がどこまでアートになるのか…、新たな表現と言語を提案し、たくさんの方々を巻き込むことができ、充実した展覧会になりました」と。 ※ シャボン玉研究所の所在は〒520-0511 大津市南比良1001-47 ℡ 077(596)11722。

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2014年3月 6日 (木)

珈琲店のプランタン像

 

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でっぷりして、ほっぺが垂れている。首がない。顔と肩が一緒や。山高帽が何とも高い、高い。細い目は窪んでいる。鼻ヒゲ、両端がぴょんと跳ねあがっている。これは格好いい。貫禄やなあ。この、あっと驚く為五郎みたいな像、フラン人シェフのプランタンという。

 

 大阪には歩けば、歩くほど、面白いもんがある。このプランタン像はJR天満駅の近くの喫茶店前に立っていた。天満橋4丁目、玉出というスーパー、その向こうに関西TVのタワービルも見えている。スペイン流食べ歩きバル「一食即発」の特設受付からすぐだった。正式な店名は「天満プランタン西仲珈琲店」。直火式焙煎で珈琲入れる老舗店のようだ。

 

珈琲店に入らず、何とも目立つ像の回りをぐるぐる観察や。身長は軽く2㍍はある。足元の黒い靴の台座に銘板、平成10年4月製造とある。もう15年、寒い日も暑い日も立ち続けて、突き出した右手が朽ちている。ちょっと可哀そう。像の後ろ、デーブルとベンチがある。オープンカフェの先駆けかな。古木の板に白いペンキで「こうひい」の文字。珈琲でもコーヒーでもない「こうひい」。いい、味や。飲まずして、プランタン、ランラン。

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2014年3月 5日 (水)

食べずして…名物もも焼き大山どり

 

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これを食べずしては、語れない!と言われば…だ。鳥取県産の名物もも焼き大山どりである。店の客寄せコピーとわかっていても、だ。店前のビデオ、もも肉を網にいれ、真っ赤にいこった炭火で焼く所を繰り返し、繰り返し見ながら、食べようか、食べまいか……。

 

 京都ヨドバシカメラ6階レストラン街、昼食はどこにするか。まだ一度も食べていない大山鶏もも焼き定食、前からは気になってはいたが、昼にして値段がなあ。税込み1344円、それもあって、躊躇していたが、やはり食べすしては語れない。ええい!と入って、カウンター席だ。ガラス越しに炭火が見える。網入り大山どりのもも肉、ビデオと一緒や。

 

 黒づくめの店員さん、もも肉入りの網をゆする。炭火の炎がパッと上がり、煙りもうもう。注文のモモ肉、網の中で焼けている。席が真ん前、デジカメ撮影、2度、3度…。煙が消え、焼き上り5分か。目の前、出てきた。サイコロ状の肉、いくつあるかな。小さいのも入れたら目勘定で20個以上や。柚子胡椒ちょっとつけて、一つ、口に入れた。コリコリ、シコシコ…、2つ、3つ、4つ、ご飯が進む。いや、確かに食べずして、語れない。

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2014年3月 4日 (火)

粉もんどころが目にはいらぬかって?

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 いくらなんでも、それは違うやろーと思いながらも、面白い。日本コナモン協会設立10周年記念のポスターのコピー。水戸黄門にあやかって「粉もんどころが目にはいらぬか!」だ。この、紋どころーじゃない。粉の、紋どころである。このに、こな…、頭こなごなや。

 

ポスターは、大阪天満橋筋5丁目のたこ焼き「うまい屋」の店先に貼ってあった。焼きあがり待つ間、コナモンって、なんじゃ?と見たら…だ。まあ、もんじゃ焼きもそうで、うどん、そば、お好み焼き…など、粉(こな)もんを使った料理の総称だって。もちろん、タコ焼きあり、パンもパスタも餃子も豚まんも…小麦粉だけでなく米粉、豆粉もそうだ。

 

協会の会長は、ポスターで黄門役の熊谷真菜さん。金色のあごひげが似合う可愛い女性で、調べると、立命館大卒業、タコ焼き研究の道に入り、著書多数、タコヤキストの肩書を持つ生活文化研究家。いや、恐れ入りました。頭が高い!ハハッ!~。協会は粉モンを愛するメンバーが集まり、2003年5月7日に大阪市浪速区で旗揚げ、東京などに支部がある。設立日の5と7を<コナモンの日>として活動している。説明、こんなもんかな?。

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2014年3月 3日 (月)

たこ焼き、これは、うまい屋!

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いやあっ、これは、うまい!。だから「うまい屋」かあ。スペイン流バル「一食即発」の天満橋筋食べ歩き。ワインとイカ焼きの「月光」というカウンターの店を出て、天満橋筋5丁目、おいでやす通りのタコ焼き「うまい屋」さん。イカからタコ、いかなることか。

 

 店前のビニール囲い、夫婦だろうか、2人してのタコ焼き屋さん。人気店なのか、人だかりだ。値段は8個で360円だから1個で45円や。店上の古い看板、タコがねじり鉢巻きしている。左上、イカも泳いでいる。如何にも老舗。聞くと、創業は昭和28年というから61年目、若い店主は4代目だそうな。注文して、どううまいか、焼き方を見た。

 

 生地を注いで、天かすにタコ入れて…、これはまあ、ふつうやけど、回し方が、これでもか、これでもか。1回、2回、3回…、クルッ、クルッ…、ざっと30回はひっくり返し、途中で生地の注ぎがもう1回ある。これがこの店の〈だし汁2回流し〉の技とか。これは、わざとしている。最初に時間かかります!と断りあったが、これだけ回せば…である。出来上がり、爪楊枝で口に。外カリカリ、中フワフワ…、なるほど、これはうまいや!。

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2014年3月 2日 (日)

ためしてガッテン街頭インタヴュー

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あっ!先を歩く連れの仲間二人の男性が街頭インタヴューに捕まっている。何を聞かれているのだろう。長い長い商店街、大阪・天満5丁目あたりだったろうか。スペイン流のちょい食べ歩きのバル開催の最終日だ。天満のテーマは「一触即発」を洒落て「一食即発」。

 

 バッジを500円で買って、見える所に付けて、どの店に入っても飲み物と食べ物で500円。パスタ店からキムチ店へ、ワイン店からイカ焼きへ…歩いて食べて、食べて歩いて、次は…と地図見ていて、だった。インタヴューされている傍へ行ってみると、肩に担いだカメラはNHK。開催中のバルのことかーと、耳をそばだてると…だ。全く違った。

 

 あなたは耳が遠いかどうか?と、女性アナがマイクを向けている。毎週水曜夜放映の科学バラエティー番組「ためしてガッテン」の収録だという。質問のプロローグがすみ、ハイ!これ、知っていますか?と「中耳炎」と書いたフリップが出た。子供の病気、水が耳に入り膿が…など、二人が答える。女性アナが「実は…」と言って「大人がかかると痛さを感じず、聞こえなくなるんです」と。へえっ、そんな中耳炎、国定忠治もびっくりや?。

 

 この日の収録放映は4月中旬の予定とか。 ※ 天満の「一食即発」バルは2月21日から3日間開催で、160店舗が参加。関西最大とか。

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2014年3月 1日 (土)

震災から3年、ちよちゃんのニコニコ写真

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ちよちゃん、ヨーグルト、そんなにおいしいの?。お目目が細く、細く、一文字になっているよ。赤いほっぺがもう落ちそうやねえ。おちょぼ口、まわるくして、とんがらして、ヨーグルトの味、楽しんでいるんやねえ。右手のスプーンでもう一口かな。可愛いねえ。

 

 産経新聞2月28日付け朝刊、ちよちゃんのカラー写真が1面に4段扱いで大きく載った。見出しは〈あれから3年 ちよちゃんは、こんなに大きくなったよ。〉と付いている。復興日本のシリーズ連載、この日から始まったテーマは〈その先へ〉だ。東日本大震災の3月11日からもうすぐ3年。あの当時、産経新聞のカメラに写った人たちを訪ねる企画だ。

 

 宮城県南三陸町の後藤ちよちゃんは、震災のとき生後5か月だった。家族と一緒に町内の志津川小学校体育館に避難、祖母の後藤とくさん(62)は風呂に入れてあげられないことに気をもんで、被災地からのメッセージに〈おふろ―おふろまだ―?ごとうちよ(0)〉と書いた。それが産経新聞に載った。今、ちよちゃんは3歳。自宅に戻り、保育園に通い、明るく育っている。被災地の復興まだだけど、ちよちゃんのはじけるような笑顔がある。

 

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