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2014年2月

2014年2月28日 (金)

大阪・天満の昼食

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格好?そんなの構っていない。兎も角まあ、目立つが勝ちやーそうな風に思うのは、大阪は天満のJR駅前。京都から昼得切符で大阪へ、環状線に乗り継いで、ひと駅だった。改札口待ち合わせの午後1時には間があり、どこかで食事と近くを歩いて、ああ、大阪や。

 

 看板、看板…、倒れようが倒れまいが、まあ、看板。コピー、整合性なんてない。真っ赤な看板は「大衆すし居酒穴場」-、屋抜きの居酒で、どんな穴場かと思う。お隣は「一軒め酒場」。安さと品質が自慢の激安酒場、平仮名の「め」が早くも赤い。パチンコ屋さん、サンパツ屋さん…店に脈略はない。食堂はどこか…、思っているような食堂はなさそうや。

 

 昼から居酒屋?と躊躇しつつ、ここは大阪やがなーと飛び込んだのが但馬屋さん。すっと枝豆が出て来た。ビールか、サケかーとカタコトの中国人店員さん。違う、違う。ご飯類!と言うと、枝豆はさがった。メニュー、ご飯類の焼きうどんが一つあった。周りは昼からビール、焼酎、水割り、酒…のお客さんや。カウンター真ん前はおでんグツグツ…、ここは大阪、格好つけ大根とコンニャクや。焼きうどんに合う合わないは別、大阪やがな。

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2014年2月27日 (木)

琵琶湖周航の館のお登紀さん

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 この写真も、あの写真も、その写真も、歌手・加藤登紀子さん。女性の年齢は…だけど、ネットで調べると、お登紀さんは、1943年生まれ、いま70歳の古希。JR湖西線今津駅から琵琶湖側へ徒歩5分、琵琶湖周航の歌資料館があり、そこで見た加藤さんフォト。

 

♪~われは湖(うみ)の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと~♪と歌いだす琵琶湖周航の歌と言えば、やはり加藤登紀子さん。京大ボート部が琵琶湖を巡って、歌にした学生歌だが、お登紀さんが1971年(昭和46年)に歌って、大ヒットした。資料館は平成の合併で高島市になる前の今津町が我が町の誇りとして建て、もう15年にもなる。

 

館内は入場無料、今津へ行くと、必ずのように入る。一つの歌だけの資料館は例を見ず、来館者は年間2万人という。展示室の奥、ヘッドフォンで聴く琵琶湖周航の歌コーナー。ペギー葉山、渡哲也…ら全26曲が収録も、やっぱりお登紀子さん。写真もデヴュー時の若いお登紀子さん、新聞掲載のお登紀子さん、今津へ来た登紀子さんが飾ってある。館に聞くと、これまで3度の来館があったという。登紀子さん写真との出会い、フォットする?

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2014年2月26日 (水)

丁字屋さんのホンモロコ網焼き

 

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これこれ、これやがなあ。子持ちのホンモロコ、お腹がピンク色や。炭が赤くいこって、網焼きのモロコがプツプツと膨らむ。長箸で、ひっくり返す。こんがりしたら生姜醤油、丸ごとや。ああ、やわらかい。ああ、脂が乗っている。ああ、この苦み…、ああ、うまい。

 

 近江今津の丁字屋さん。もう300年という旅人宿で、♪~今日は今津か 長浜か~♪と、琵琶湖周航の歌3番に出てくる三高ボート部の常宿だったという。學ぶに游ぶ―という有志の会の鴨すき懇親会で行って、最初がこのホンモロコや。4、5年前に行って以来、久しぶり。美空ひばりが歌った「これこれ、い~しの地蔵さん」みたいな、これこれや。

 

 参加は10人で、琵琶湖の見える部屋に丸いテーブル二つ。5人ずつ座って、鯉の洗い、鰻の蒲焼き、大トリで鍋使用の鴨すきやけど、何と言ってもホンモロコの網焼きや。一人何尾かな?と、お皿を見ると、大きいの、少し小さいの…、今が旬の成長で、大きいので10㌢ほどか。1回に1人1尾で5尾ずつ網に乗せ、焼いて食べ、焼いて食べ…、これこれ、これやがなーと繰り返すこと3度で、全部で15尾、余りなし。ああ!これやったあ!。

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2014年2月25日 (火)

和ろうそく造りの現場へ行く

 

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櫨の実を溶かして造る和ろうそく、ろうして造るか、見てきた。滋賀県高島市、近江手造り和ろうそく「大與」さん。<だいよ>と読み、大正年間の創業。JR湖西線今津駅の改札から山側のアーケード商店街を抜け、右折して200㍍、蝋燭の赤い暖簾が出ていた。

 

まず、櫨って、どんなのか。ウルシ科の植物で、九州を中心に収穫、製蝋されている。「はぜ」と読み、書き方は難しく、知らずとも、はずかしくない?。大與さん店内、櫨はこんなのーと、丸い実があった。店先から奥へ、手掛けという櫨ろう造りの現場へ入った。三代目の大西明弘さん、会長兼職人さん。どんと座って、串のイ草の芯にろう掛け中だった。

 

右手に持った串をクルクル回し、左手で櫨ろうを塗って行く。いっぺんに10本ずつぐらい、何べんも繰り返す。奥さんが説明して、櫨ろう1本取り出し、マッチで火をつけた。大西さんが作業しながら「ほれ、煙が出ないでしょう。炎がゆったり、まろやかに燃えているでしょう」と。これが、パラフィンろうの西洋蝋燭にはない、櫨ろう100%の和ろうそくの魅力だという。洋はキャンドル、和は癒し。この違い、ろうすることも出来ない?。

 

※ 近江手造り和ろうそく「大與」は、滋賀県高島市今津町住吉2-5-8TEL0740-22-0557

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2014年2月24日 (月)

八雲が食べた海藻は何?

 

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大学の後輩から「今日の読売夕刊文化欄、季語検定は私が出題しました」と、携帯メールが届いた。島根県松江市、元教諭の日野雅之君で、ずっと前からラフカディオ・ハーン、小泉八雲会の会長している。どんなんかなと、読売夕刊50円、駅で買い、紙面めくった。

 

 ソチ五輪報道が続く紙面、どこかな、どこかな?と、社会面から逆に1枚、2枚、3枚と繰って、真ん中の9頁の下段だった。季節のことば検定。日野君の出題は「明治24年、八雲が島根県の日御碕神社で食べた海藻で、春の季語と言われるのは①若芽(わかめ)②海苔③鹿尾菜(ひじき)④海雲(もずく)-のうちのどれ」と問う。いや、これは難題や。

 

 クエスチョンのQからすぐ、アンサーのAへ、目が移った。日野君は①から④まで、みんな春の季語だが、八雲が食べたのは④の海雲だという。回答解説によると、日御碕神社の宮司の奥さんと八雲の妻、セツさんは従姉妹で、昼食のもてなしで出たのが、この海雲で、八雲は著書に「最初はホウレンソウと思った。美味しく、よく調理され、きれいな苔に似ていた」と書く。海雲は暗褐色の海藻、糸状でヌルヌルしており、それが八雲の回想?。

 

 ※ 読売新聞夕刊掲載は2014年2月21日付け。

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2014年2月23日 (日)

中山道守山宿の道標二つ

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 右へ行くか、それとも左へ行くか、さて、どうひょうーと迷ったおり、道標があると、助かる。うん、どうひょう?ーじゃなかった。どうしょうーだった。ちょっと、発音が似ていて、なまってしまった。阪神ファンの朝日放送、道上洋三さんも同情しれくれるかな?。

 

 最初から脱線したけど、京発ち守山泊りと言われる中山道の守山へ行って、見つけた道標二つの話である。そんなに洒落て、どうしようもないなあーと思わないで、続けて読んでえなあ。発見した道標は上の写真である。左は平仮名で「すぐいしべ道」と読みとれる。「いしべ」は、東海道の宿の石部のことで、中山道守山宿東端からの道筋を示している。

 

 面白いのは、「すぐ」の意味だ。今なら、もうそこーと思うけど、ちゃうちゃう。どうちゃうかと言うと、真っすぐの「すぐ」で直線の意という。同じすぐでも、今と昔でちゃう。もうひとつの道標は「右 中山道 并 美濃路」と刻まれている。花崗岩製で、延亨元年1744年の銘があり、年代が明確なので、守山市が文化財に指定している。真ん中の「并」は「ならびに」と読む。右が美濃路へ続く中山道の意。道標理解、みち足りたでしょうか??。

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2014年2月22日 (土)

趙さんのお店、看板娘は今?

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 そうか、あれから7年になるのか。趙と書いて<ちょう>と読む浜大津の「趙さんのお店」である。黒い塀に本場北京料理「好香再来」の看板があがっている。2、3年前に店前の道路拡張で、お店をリニュアルしたけど、その分狭くなり、2階を建て増したという。

 

 大津に朝から雪が降り続いた日、湖岸雪見ウオークで、昼に久々に行った。黒塀に雪…、外から写真一枚撮って入った。中国から来日した趙さん一家の家族経営。開店した頃、愛想のいい可愛い娘さんがいた。看板娘やーと、あの当時、何回か通ったのを思い出す。会社勤めだったお兄さんも一緒に働くようになって、そのお兄さんと奥さんが店内にいた。

 

 奥の2人席に座った。海老チリ、スブタ、八宝菜…お得な定食が12種類、その中から青椒牛肉、いわゆるチンジャオロースに。何が得か、春巻と唐揚げ、玉子スープ、胡麻団子…、お茶碗にご飯。青椒牛肉も量多く、いい味や。店は狭いけど、評判の人気店だ。雪の日なのに女性3人客が2組、何時終わるのか、長話が続いている。先に立って、レジ支払いのおり、妹さんは?と聞くと、赤ちゃんの世話で…とお兄さん。そうか、7年やなあ。

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2014年2月21日 (金)

中山道に総理大臣の生家あり

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滋賀県守山市にある元首相・宇野宗佑氏の生家へ行った。生家は造り酒屋で、旧中山道の守山宿の真ん中にあった。今は市が守山宿の町家「うの家」として、観光案内所として開放している。総理在任69日間、神楽坂芸妓問題で失速したが、なんたって総理の家だ。

 

JR琵琶湖線守山駅西口から銀座商店街を通るも良し、ほたる通り商店街を真っすぐ行くも良し、徒歩10分で着く。米蔵がカフェ「忍ぶ庵」で、酒蔵がレストラン「咲蔵」(さくら)になっている。宇野さんは75歳で逝去、ご養子が市に売却、平成12年に開館して2年経つ。江戸末期の建物は入場無料。在りし日の宇野さん、肖像画とビデオで登場する。

 

子供の頃、県議当選、皇居で総理拝命など、モノクロ写真が映る。当時の応接間は展示室、凛々しい宇野さんの肖像画がある。棚に造り酒屋らしく徳利、とっくりと見た。守山市生まれ、防衛大臣、外務大臣など経て平成元年に第75代総理大臣就任。俳人、ピアノニスト、画家、著作家、剣道5段だったという。カフェ「忍ぶ庵」でコーヒー飲み、何でそんなに短命内閣だったか、宇野総理を忍んだ。~神楽坂 うの家になりて 今もなお~

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2014年2月20日 (木)

スタンド林屋の、乗せ出汁巻き

 

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乗せ方にも色々ある。駅まで車に―もそうだし、口車もそうだし、調子づかせるーもそうだ。大台に乗せるーというのもある。漢字は違うけど、記事に載る、載せるというのも、まあ、のせるだ。JR大津駅前のスタンド林屋の林さん、最近、この乗せ方に凝っている。

 

 日替わりで出す店長オススメメニューに、この乗せが出てくる。出汁巻きに何を乗せるか、である。今年になって、どんな乗せがあったか、上の写真3枚の検証付きで紹介しておこう。イクラとおろし乗せ出汁巻き、これに青い葉を添えてある。赤と白と黄色に緑…、これは美的に申し分ない。思わずデジカメ、デジカメ…所謂ビューティフル出汁巻きや。

 

 最初に出汁巻き頼んで、美味しいかどうか、それでお店の味がわかるというほど、出汁巻きは料理の基本という。和良し、洋良しーの林さん、自信をもっている。確かに腕はいい。顔もかな。乗せ方、続けよう。カニ身と湯葉のあんかけー、これはスプーンですくって冬場の限定、身体があたたまる。オススメではNO1メニューという。近江牛の牛すじ、シラス、ソーセージ…、味に見た目を加味して、乗せて、乗せて、つい客も乗ってしまう。

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2014年2月19日 (水)

ミロの「ふくろうを捕まえる女」を見た。

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 ミロは、どう作品を見ろ!と言うのだろう。スペインの20世紀絵画の巨匠、ジョアン・ミロ(1893-1983)が描いた「ふくろうを捕まえる女」だ。いま、滋賀近美で開催中の展覧会で見た。う~ん、う~んと何度も首をかしげて見るシュルレアリスム作品だ。

 

 太くて黒い線が鳥かごだろうか。フクロウはどれかなーと作品解説を読むと、絵の下の部分、赤い曲線と白い直線がそうだという。フクロウを捕まえる女は、上の部分で、曲線で女性の体を表現、鳥かごに立つように描いてあるという。少し離れてもう一度、絵を見た。手を組んで、また見た。下がフクロウねえ、上が女??。もっと、ミロをよく見ろ!。

 

ミロはスペイン・バルセロナ生まれ。パリでピカソらに出会い、シュルレアリスムの影響を受け、第二次大戦のさなか、マヨルカ島で、星、女、鳥などの象形文字的な形を駆使して詩的な絵を制作したという。1970年制作のこの作品もその一つ。図録解説では「女性は鳥を捕まえてはいるが、触られない状態にあり、精神的な苦痛と取り巻く環境を表現しているのでは…」と述べている。ミロ絵、どう見るか、ミロの内面を思って…見るだ。

 

※ 滋賀近美で開催中の展覧会は「幻想の画家ダリとフランス近代絵画の巨匠たち」で、3月30日まで。 ※ 写真は図録からデジカメ転写。

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2014年2月18日 (火)

希友ちゃん、萌香ちゃん、夢未ちゃん…どう読む

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 結弦で〈ゆづる〉と読み、華で〈はる〉と読む。ソチ冬季五輪男子フィギュア金メダルの羽生結弦さん(19)と、ベルリン国際部門で最優秀女優賞の黒木華さん(23)の名前である。今はどちらもビッグネームだけど、華さんは、はなから〈はな〉って読んでしまう。

 

 今の時代、若い人の名前の読みが年ごとに難しくなっている。滋賀県ピアノコンクールのプログラム、学生・一般、高校、中学、小学?の各部門があり、本選出場58人のお名前を点検していて、改めて、そう思った。どんなお名前があったか、同じ名前が一人としてない。58人みんな違う。これだけあれば、一人や二人同名あるものなのに…である。

 

 すっと読めないのは、希友の〈まゆ〉ちゃん、萌香の〈ほのか〉ちゃん、夢未の〈むつみ〉ちゃん、愛美の(まなみ〉ちゃんかな。希友ちゃんは、希が〈まれ〉と読ますからかな。子の付く名前はどうか?、一人あった。津希子で(つきこ)ちゃんだ。何かホッとする。平仮名は〈いちご〉ちゃんと〈こころ〉ちゃん。可愛いねえ。一字名は響、桜、夏、希、菫、雫、京ちゃん。すっきっりしているなあ。いつか金メダル、最優秀女優賞かなあ。

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2014年2月17日 (月)

ショベルカーの働きぶり

 

Img_8297Img_8317Img_8320大きな岩石を掬い取って、弁慶見たいにホイと持ち上げ、掘った土砂を馴らして、パンパンと固めて…、広い敷地内、右かと思えば、また左と、戦車みたいにガガガッと動いて…、毎日毎日、朝から夕方まで、それはまあ、黙々とよう働く。これ、誠に、頭が下がる。

 

 滋賀県危機管理センター建設の現場で働く建築機械のショベルカーである。県庁の東隣、元県警本部跡の敷地、この2月から工事が始まり、来年3月末には地上5階建て、高さ40㍍のビルが建つ。県庁前通りの道路一つ隔てた県厚生会館2階のオフィス、窓越しにこれが、またよう見える。アスファルト撤去から整地へ、工事の第一クールは大方すんだ。

 

 働いていたのは、たった一台のショベルカー。これぞ、鉄腕アトムの百万馬力みたいなもんで、殊勲功である。長いアームは、キリンの首みたいで、象のハナみたいやけど、小回りもようきく。これ、業界的には「油圧ショベル」と言うらしいが、ネットで検索すると、パワーシャベル、バックホウ、ユンボなどとも。スペルの「Shovel」からはシャベルでも良いという。このショベルーカーの頑張り、どうシャベル(喋る)カーなあ?。

 

※ スペル「Shovel」の発音記号は V を逆さにしたものであり、英語の発音という意味ではシャベルが正解だが、建機メーカーのクボタ、キャタピラー三菱はすべて「ショベル」で統一しており、日本語としてはショベル。

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2014年2月16日 (日)

シュルレアリスムのダリ展へ行く

 

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両目はパリの風景を描いた絵で、鼻は暖炉で、唇はソファーだという。これは何だ?、何だ?と首をかしげ続けて鑑賞して、最後の展示だった。シュルレアリスムの巨匠というスペインのサルバトル・ダリ展を開催の滋賀近代美術館、写真撮影が可能な部屋だった。

 

 解説を読むと、バルセロナのダリ劇場美術館の「メイ・ウエストの部屋」を再現してある。メイ・ウエストとは1930年代に活躍したハリウッド女優。ダリはこの女優を「シュルレアリム的なアパートメントとして使用可能なメイ・ウエストの顔」として、グワッシュの絵で描き、これをダリ劇場美術館がインスタレーション、部屋に立体化したという。

 

 読むこと、2度、3度、4度…である。シュルレアリスムに、グワッシュに、インスタレーション…、それに絵の題名が「~~アパートメントとして使用可能なメイ・ウエストの顔」である。ダリの意図、ダリに聞いたらいいのか、シュルレアリスムは我が頭ではオオノーだ。まあ兎も角、写真を撮った。両目のパリ、何処を見ているのかな。暖炉の鼻、暖かいかな。ダリ劇場美術館では金髪がカーテン、この部屋には金髪のヘヤ?はなかった。

 

 ※ 写真は左から近美の展示、ダリの描いた絵、女優メイ・ウエストの写真。

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2014年2月15日 (土)

雪の琵琶湖岸を歩く

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 振り返って、一歩、一歩…、これも我が人生の足跡や。ややガニ股かなあ、足は長いのでもっと歩幅がーと思ったけど、短いなあ。右、左、右、左…、真っ白なキャンパンに印した我が足、これもたどり来し道や。昨日昼、降り積もる雪の大津市内、琵琶湖岸へ出た。

 

 ビニールの白い500円傘をさし、県庁前の職場から湖岸へ向かった。京阪電車石坂線島ノ関を超え、雪道をそろり、そろり…、何時もの3倍以上かけて歩いた。オーバーのポケットにデジカメ。真ん前が琵琶湖のなぎさへ来た。人っこひとりいない。雪は静かにしんしんと降り続く。歌手新沼謙治が♪~降り積もる雪、雪、雪、また雪よ~♪と歌う雪や。

 

 湖岸へ行くと、県鳥カイツブリがバタバタと、沖へ。目もかいつぶり?。県警水上派出所前に第21代大津市長、山田豊三郎さんの銅像に雪、白髪やったかな?。ブルー色の琵琶湖ホテルはブル、ブル、ブルーシャトー。新沼謙治が歌う雪は「津軽恋女」。津軽の雪には、こな雪、つぶ雪、わた雪、みず雪、かた雪、ざらめ雪にこおり雪があるそうな。雪に煙るような琵琶湖、西へ西へ歩いて、靴下はびっしょり。この雪?ソックス濡れる雪??。

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2014年2月14日 (金)

ティスティングバーの蔵直赤ワインは1杯千円

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グラスから少し、口にふくむとである。舌先から渋みがじわっと口の中に広がる。うん、濃い、いける!。1口、2口、3口…、目元がふわっとする。これは、酔いかな、良いなあ。ティスティング、ティスティング…と言い聞かせ、少しだけ、ゆっくり、ゆっくり…。

 

 京都四条烏丸北西ビルの地下1階にあるティスティングバー。店内、世界の蔵直ワインが赤に白に…仏、伊、南米…ワイン、ワインとある。関西ではここだけという「ヴィノスやまざき」だ。確か3年前、開店のおりに入って、カウンターに座って、ティスティングした。久々の飛び込みだった。週変わりで10種以上、ティスティングのワインが出る。

 

 足がつかない高い椅子に座った。何にしようか、メニュー表を見ていたら店長か、一番下が色の濃い赤ですーと。考えていてもーと、じゃあ!と頼んで値段表を見ると、あっ!ティスティングで1杯千円や。大体が2百円からなのに、この日一番高いワインや。グラスで2千円、ボトルで1万円。銘柄は伊の世界的テノール歌手、ボチェツリの実家に育つ樹齢70年の古木ワインとか。千円、千円…、ボチェツリ、ボチェツリ…、とふくんだ。

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2014年2月13日 (木)

立ち食いはコロッケそば

 

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ちょっと、麵屋づいたかな。JR京都駅ホームの立ち食い、年明けうどんから海老天温玉うどんに入り、いまはコロッケそばである。これが、まあ、うまいのなんの、まあ、最高。値段は330円やけど、味は値段やない。どう食べたら、おいしいのか、披露しよう。

 

 時間なく急ぐ時、懐具合と相談の時、それは麵屋がいい。京都駅は大津行きの2、3番と、大阪行きの4、5番ホーム。麺屋と電車まで3㍍、ドアツードアで、便利やし、値段は、うどんでもそばでも、かけなら240円、いなり1個は80円や。いや、いや、麺屋の紹介やない。コロッケそばのこと、ころっと、忘れるところや。コロッケがまず、でっかい。

 

 刻みネギに、薄くても蒲鉾も1枚入り。コロッケはお鉢の3分の2を占める。まず、おつゆすすって、純な味を確かめ、コロッケも箸で割って、衣つきで、かじって、ジャガイモの味を感じて、黒いそばも5、6本…。ここからカウンターにある七味、すり胡麻、天かす、少しずつ、加えて行くと、おつゆが変化していく。コロッケの衣が外れ、中のジャガイモがこなれて、さらに変わって、いい味や!。鉢の底まで傾け、毎日がホームレス??。

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2014年2月12日 (水)

551の「かいめん」「かいやき」

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「は~い、海麺一丁です!」「は~い、海焼き一丁です!」とバイト店員さんが調理場にオーダーを通す。ウン、海麺? エッ、海焼き?。書いてしまえばだけど、言い方は「かいめん」「かいやき」で、かいかい?。間寛平さんのギャグで、~どこか、かゆいの~?。

 

 これ、JR京都伊勢丹地下2階にある飲食コーナー、豚まんの551の蓬莱が出すお店である。京都駅から大津の職場へ戻るおりの昼食だった。蓬莱のゴーゴーイチは「ここ一番」の意味合いだそうだが、こちらは午後12時を回って、入店がゴゴイチ?。豚まん、一日で12万個販売という蓬莱の飲食コーナー。海鮮麺セットの写真メニュー見て入った。

 

 海鮮焼きそばも海鮮揚げそばもあり、これも美味しそう。セットがあって、ミニ焼き飯かミニ天津飯が選択できる。天津飯を選んで注文すると「かいめん一丁」だった。続いて入って来たお隣さんは、海鮮焼きそば。それが「かいやき一丁」である。いや、略し方、あるもんだ。セットだと900円、単品だと750円、前金制とかで頼んで即の支払い業務。待っている間、豚まんの持ち帰り注文もという。出て来た海麺の味、蓬莱でオーライ?。

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2014年2月11日 (火)

茨木童子の石像と対面

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 へえっ、これが茨木童子か。ギョロ目、顔の3分の一はある。口はへの字、髪は長くなびいている。これは、ちょっと羨ましい。大きな足、どんと踏ん張り、左手に大きな鉄棒を持って、睨んでいる。そうか、これが、大ワル妖怪・酒呑童子の一番弟子、茨木童子か。

 

 茨木国際ゴルフ倶楽部帰り、JR茨木駅まで車で送ってもらい、折角なので、町ブラで阪急茨木市駅まで歩いての対面だった。JRから阪急へ、意外と距離がある。茨木市役所をすぎ、ご当地出身、ノーベル賞作家・川端康成氏を記念した文学館への道を川端通りと名付けたあたりの橋の上だ。水の枯れた高瀬川、石造りの欄干上、高さ2㍍の石像である。

 

 生まれた時、髪が肩まで垂れ、歯は生え揃っていた。ゴソゴソと這い出して、両親は鬼の子や!と驚き、川に捨てた。拾われた床屋で修行中、誤って客の頬を剃刀で切り、血を手でぬぐって舐めるとおいしく、客の頬を切り続けた。それで、鬼の姿になってしまい、丹波の山奥へ行って、酒呑童子の手下になり、京の羅生門に出没して盗みや人さらいを繰り返したーなどなど、民話や伝説は様々にあり、ちょっとした物事にはどうじない童子だそうな。

 

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2014年2月10日 (月)

吉田神社のインドレストラン

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 思い出しても、フフフ…である。駄洒落が多く、冗談はきつく…。日本人がびっくりするインド人の店だ。節分祭の吉田神社参道、鳥居を越え、一方通行で本殿へ上がる階段の前あたり。ビニール張りの屋台なのに看板は「インドレストラン」。既にしてご冗談を!だ。

 

 神戸から来て、参道に出店して5年という。インドカレーライス500円、ナン250円、タンドリチキン500円…、写真付きメニュー紙がぶら下がり、テントの中はインド人3人。お揃いの前掛けつけ、よく働いている。ニット帽と眼鏡のインド人が店長さんだろうか。「美味しい、美味しい、インドカレー、インド人もビックリです~」と呼びかける。

 

 大元宮の年越し蕎麦へ行く前、寄ってみた。何にするか、やはり、ナンや。インドのパン、カレーにつけて、だ。それ、なんぼ?と値段を聞くと、店長さん「500万円やけど500円!」。忙しい?と問うと「ボッチ、ボッチです」。食べる箸出して「インドの箸にする、淡路島にするか」と。淡路島の箸って?意味わからず、なんちゅうか、難儀や。インドの鶏肉・タンドリも売り込む。「タンドリ、いま、インド人が段取りしています~」。

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2014年2月 9日 (日)

卒業制作展のイライライフ

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日常の生活の中で、人々は何にイライラしているのだろう。京都市美術館であった成安造形大の卒業制作展。グラフィックコースで学んだ学生さんが、イライラしそうな10項目を壁に貼り、鑑賞の皆さんにシールを貼ってもらい、何に一番イライラするかを調べた。

 

題して、「NO-MORE イライライフ」。生活のライフとイライラを重ねている。読みがちょっとつまって、イライライフ?。これ、展示への誘い、作戦かなあ。貼ったイライラ10の項目は上が青紙、下が橙色の紙。行ったのは展示最終日の夕、シールは貼り終わっていて、大方の結果はシール?ことが出来た。さて、さて、シール枚数の一番は…だ。

 

多かったのは青紙の左端「電車ホームでの順番抜かし」かな。ちゃんと並んでいるのに後ろからススッと。厚顔無恥、遠慮がない。そりゃあ、イライラするなあ。数えたらシールは129枚。次は「2列に並んで避けようとしない人たち」。急いでいるのに狭い歩道、ペチャペチャ…、どっちかへ避けてよ。わかるなあ。シール枚数は123枚。「ポイ捨て」に「奥が空いているのにつめない」も多いとシール。人の振り見て我が振り直せ!ライフ。

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2014年2月 8日 (土)

さおばかり、知ってますか

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さおばかり―、御存じだろうか。江戸時代からあった重さをはかる道具で、漢字で竿量り。どう量るか、竿の端に量りたいモノを乗せ、おもり分銅の位置を動かし、竿が並行になって、釣り合った時の目盛りを読んで、重さを知る。何事もやけど、要はバランス!。

 

 京都文博で開催していた滋賀県の美術館・博物館の逸品展へ行くと、栗東市歴史民俗博物館がさおばかり体験をやっていた。勧められて愛用のデジカメを量ってみた。竿の右端の緒を持ち、左手で分銅を右に左に…、竿が傾いて、デジカメが落ちそうに。おっとっとっと、おっとっとっと…、夫が何回も出てやっと平行。これが、つり合いちゅうもんか。

 

 壁にもんめ=匁とグラムの比較表が貼ってある。尺貫法改正、もんめで、もめんように?。1匁は3.75㌘。どれくらいの重さかというと、昔の1銭、いまの5円玉と同じという。比較表は10匁、50匁、100匁から1貫になる1000匁まである。1貫はグラムにすると、3・75kg。量ったデジカメは40匁で、150㌘や。会場に胡瓜あり、小芋あり、色々と量って、はないちもんめ?。量りの種類は大きなの、小さなの、さおばっかり?。

 

 栗東歴史民俗博物館は博物館教室「むかしのくらし」で、収蔵のさおばかりを使い、子どもたちに①重さを量る道具は昔と今では違う、②昔と今では重さを表す単位が違う、ということを体験しながら学んでもらっている。

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2014年2月 7日 (金)

野菜足りてますかーと、近江ちゃんぽん

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野菜足りていますか?と問いかけられたら…である。外食偏重、カロリ過多が気になっていたところへ、このコピーは効く。国道1号沿いの近江名物ちゃんぽん亭の山科西野店。赤字に白抜き横長幕、通勤の京阪バス車内から見えて、行かなアカンなあと意識していた。

 

 日曜休日の整髪帰り??。髪、少なくても整髪は整髪、整えることは大事や。値段3990円で、10円のお釣り。4千円もする整髪、お釣りも大事や。整髪、しなくても一緒??、そうやない。心持ちや。何書いているのかなあ。整髪で自問自答してしている。そうや、ちゃんぽん亭や。カウンターへ座って、野菜一杯の近江ちゃんぽんを注文した話のことや。

 

 メニュー表にお店の一番人気と出ている。一日分の野菜679・7calは780円、半日分は632・6calで680円という。どっちって、当然一日分や。彦根市発祥のちゃんぽん亭、店舗拡大中で、新京極にも出店した。「野菜足りていますか?」も、そうだが、味噌、あんかけ、豆乳…ちゃんぽんの多種多様さ受けている。鉢に山盛りの一日分野菜が来た。キャベツ、もやし、人参、木耳…、みんな一緒で、ワンヤンチャンヤン ポン!!。

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2014年2月 6日 (木)

自販機の生姜チャイ

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間違いも時に之良し―だ。JR南草津駅改札隣、キオスクの飲料自販機で、ブラックの缶コーヒーボタンを押したつもりが…だ。ガチャンと落ちてきたのは、生姜チャイ。これもブラックコーヒーの一つと思ってだったが、全くちゃった。それは紅茶のチャイだった?。

 

どうちゃうかと言うと、コーヒーと紅茶では、まるでちゃう。所謂、ちゃうちゃうバンビー?。まあ、仕方がない。駅から徒歩7、8分の私立光泉中学へ行くのにまだ早い。どんなチャイかと、蓋を回して、グイと飲めば…、喉越し良く、お腹があったかく…だ。もう一度、缶を良く見ると、「冷え知らず」さんの生姜チャイという。冬季の期間限定商品だという。

 

缶に大きなお目目のお姉さん。口を開けて、何か言っているなあーと見れば「冬だからって、冷えている場合!?」と叫んでいる。自販機のお姉さんの名前、なぜか安野モヨコ缶とか。値段150円で、安野かなあ。グイ、グイと二口、三口…、確かに冷えている場合やない。これ、茶漬けの永谷園が開発した生姜を使った紅茶飲料で、「チャイ」とは、スパイスの効いたインド風ミルクティーとか。う~ん、なるほど、しょうか、しょうか。

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2014年2月 5日 (水)

イベリコ豚の切り立て生ハム登場

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 削って、削って…、削られて、削られて…、JR大津駅前の立ち飲み・林屋さんにイベリコ豚が来てから、もう何日経ったかなあ。カウンター台に乗ったイベリコさん、最初は8㌔あったけど、林店長自ら注文のたびに長い包丁で削り続け、とうとう身も細ってきた。

 

 イベリコ豚ー、スペインのイベリア半島の樫の森で放牧、毎日毎日ドングリを食べて、育つ。どれくらい、どんぐりを食べるか調べてみると、一日平均約8kgのどんぐりを食べることで1㎏太り、3カ月で体重は90kg以上増加するそうだ。それには、樹齢30~50年の樫の木がある森がオーク必要という。この洒落、オークの方の理解あったかな。

 

 林屋さんのイベリコ豚は「切り立て!!生ハム500円」で出ている。どう薄くスライスするか、これもポイントの一つだが、林店長はゴルフのスライス慣れ?か、削りのスライスも巧みだ。霜降りの赤み、いい色が出る。これに手製のクッキーと、緑の野菜添えて、彩りが美しい。クッキーにハムを巻き付け、口入れると、どんぐり味がコロコロ広がって、さあ、大変や。毎夜毎夜、削って、削って、1枚、2枚、3枚…、もうしまい?かなあ。

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2014年2月 4日 (火)

佐藤太清画伯描く雪つばき

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日本画家・佐藤清太さんが描いた「雪つばき」の記事が朝日夕刊に載った。美術記者、森本俊司さんが「この絵の前に立つと、雪の白さに引き込まれ、時の経つのを忘れてしまう」と書いている。京文博で開催中の生誕100年展、記事を読んで、いそいそと行った。

 

 佐藤さんは1913年、福知山生まれ。出生してすぐ両親を亡くし、自然の動植物を見つめ、写生することで孤独を癒したという。東京に出て画家の道を歩み、自然との一期一会を描き続けて、日展で特選を重ね、1992年には文化勲章を受章している。画業生活70年を振り返る展覧会。入館料500円、目指すは一つ、記事になった「雪つばき」だ。

 

まだか、まだか、会場回って、あった。真綿のような雪が椿の樹を覆っている。椿の赤さが際立つ。樹の回りに雀が3羽、絵があったかい。花鳥風景画家と言われる佐藤さんの傑作、日本芸術院が所蔵している。佐藤さんは雪明りに目覚め、自宅の庭を眺めて、ハッとして描いた光景という。「冬画題なのに穏やかで愛らしく、優しいぬくもりがある。雪が何処までも清らか」と森本記者は書く。雪つばきー、歌は小林幸子、日本画は佐藤太清-。

 

※佐藤太清さん(1913-2004年)は雪の名手とも言われ「雪つばき」は1994年に描いた。縦184センチ 横154センチ。 ※ 京文博の生誕100年展は2月9日まで。

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2014年2月 3日 (月)

奄美名物、桜島鶏の石焼き<けいはん>

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えっ、そう読むの?ーと土地によって、読み方によく意表を突かれる。「鶏飯」と書いて、京阪と一緒で <けいはん>と読む。てっきり<とりめし>と思っていたら違った。どこの土地かと言えば、鹿児島は奄美大島。郷土料理のひとつ、桜島鶏の石焼き鶏飯は名物という。

 

 京都駅前のヨドバシ6階、最近は流行っとるかナーと、つい気になって行く薩摩はやと。九州各地の料理メニュー、大分の関サバ塩焼き、長崎の皿うどん定食は食べて、あの日は奄美名物のフレーズに惹かれて、桜島鶏の石焼き鶏飯だった。案内を乞うと、1人なのに4人掛け席へ誘い。昼が遅く、空いているのかなーとゆっくり座って、けいはん?待ちや。

 

 文庫本、5、6頁読んでも、<けいはん>はまだ来ないけど、1人客が1人、2人、3人と入店、薩摩はやと、はやっとる?。台車で、石焼きの鶏飯がジュジュと来た。思い切り混ぜて、出汁をかけて~と店員さん。出汁は鶏汁とは、あとで知る?。桜島鶏に椎茸、パパイヤ漬け、錦糸卵…、兎も角グチャグチャして、お茶碗によそった。まず1膳、桜島鶏はさすがに奄美、甘みあり、ジューシー。う~ん、いける。2膳、3膳…、全然おいしい?。

 

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2014年2月 2日 (日)

昼食タイム、スリリングな挑戦

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とりあえず、行こか!とJR大津駅から京都駅へ行った。朝の会議かのびて、昼からの会議もあった水曜の昼だった。山科経由の府県境越え、行って戻って片道9分、往復で18分、食事して、次の会議までに戻って来られるか…、スリリングな昼食への挑戦だった。

 

 昼の会議は午後1時半から、持ち時間は45分だ。1時間あると、計算は成り立つが、45分はきつい。どこで昼食をとるかがポイントと思いながら、定期券イコカで、まあ行こか。京都駅東側地下改札を出た。あと30分、何時も行く京都タワー地下の中華の塔苑か、和食の伏水へ向かったけど、ちょっと待てよ…。注文してから、出てくる時間がある。

 

 食べるのに時間もかかる。これはアカン、次の会議に間に合わない。でも、ここまで来て、戻るのもむなしい。あっ、そうや、駅の麺屋さんがある。また改札入り、大津へ戻るホームへ行った。野洲行き新快速13時11分まで少しある。看板は海老天温玉うどん、450円。これや!とイコカで自販機をピッと触って、食券出して、渡して、食べて、乗って…、大津駅着は13時20分、職場へ歩いて7分、会議にセーフ!。いま政府は、自民党??。

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2014年2月 1日 (土)

びっくり人形、サン・シスター

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びっくりするビッグ人形というのか、動くモニュメント人形というのか、兎も角、でっかい、でっかい。現代美術作家ヤノベケンジさん(48)制作の「サン・シスター」である。両手広げて、立ち上がると、高さが5.6㍍。いや、まあ、これは、でっかいドール。

 

 作品はいま、京都文化博物館の別館にある。若手作家の京都府美術工芸新鋭展で特別展示中という。文化勲章受章した日本画家佐藤太清さんの生誕100年展へ行くのに三条通りの旧日銀京都支店だった別館から入って、ドール展示を知った。入場無料、撮影がOK、ホールで見上げながら写真を撮った。白いワンピース、目元ばっちり、可愛いドールや。

 

 人形はヤノベさんが東日本大震災後に作った防護服姿の男の子のモニュメント「サン・チャイルド」のお姉さん版。ヤノベさん、京都造形芸術大の先生をしていて、学生らも協力、3カ月がかりの完成だったらしい。繊維強化プラスチック製で、スイッチを押すと、目を閉じてしゃがんだ姿勢から、段々と立ち上がり、手を広げ、太陽を見上げる眼差しになる。それで名前を「サン・シスター」に。サンスター、歯もみがくのかな??。

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