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2013年12月

2013年12月31日 (火)

神戸の花時計、新年干支のうま

 

Img_6801_2Img_6803_2Img_6805_2神戸のシンボル・花時計は暮れになると、来年の干支のデザインに植え替わる。来年は午、どんなウマ、うまいかな?と見に行った。今年の巳のヘビも去年暮れに見たし、前年の辰のタツ、遡って、卯のウサギ、寅のトラ、丑のウシ、子のネズミ…と続けて見ている。

 

 再来年の干支、未のヒツジも見た気がする。そうだと、花時計十二支デザイン、ひと回りは見てきたことになる。神戸の花時計の歴史は古い。昭和32年(1957)が始まり、日本で初めてという。第1回は文字通り時計の文字盤で、大震災も経験し、来年で57年。植え替えは四季折々、今の干支シリーズ<うま>で、462回目になるそうだ。

 

 干支シリーズを模る花は毎年、葉ボタン。白と赤紫の2色で、時計の大きさに合わせ2400株も使っている。花時計の右側にデザインの説明板。今年は「図案名 うま(2014年干支)」と記入、図案の原型・うまの絵が描いてある。これと本物を見比べて~ということだろう。干支のうま、どうかな、うまいかな?と近づいて、離れて、また近づいた。う~ん、どうも首太く、足短く…、プードルみたい。そんな失礼な!~パカパカパカ!?。

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2013年12月30日 (月)

駿府で見た家康の幼年、老年と壮年

 

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所変われば、人変わるか、静岡では家康さん、家康さんである。長浜、大阪だと、秀吉さん、太閤さんだけど、ここまで来ると、大御所の家康さんが幅をきかす。JR静岡駅前北口、竹千代君像が建つ。今川家の人質で8歳から19歳まで過ごした家康さんの幼名だ。

 

 両手をグッと前に突き出し、気力が溢れている。等身大、若くて凛々しい。09年、大御所400年祭記念事業で、静岡生まれの彫刻家・堤直美さん(64)が制作した。駅から徒歩10分余りで、駿府城公園。駅前の静岡市美が休館中だったので、家康さんを思って行ってみた。堀を渡って、往時を忠実に復元したという二ノ丸東御門・巽櫓へ入った。

 

 家康は生涯で、駿府へ三度という。今川家人質で12年、武田家を攻めて城主、江戸で幕府を開くと、将軍職を秀忠に譲り、駿府で75歳まで大御所政治。入場料200円で入館して、正面に老いた家康さん坐像。白い衣冠装束、眉も鬚も白く、ほほもこけている。平和な世を意味する「厭離穢土欣求浄土」の幟も。さらに中に進んで、城模型を見て、黒い衣冠姿の家康さん恰幅あり、貫禄だ。幼年、老年から3度目は壮年の家康、そうねん!。

 

※ 家康の幟旗「厭離穢土欣求浄土」は<えんりえど・ごんぐじょうど>と読む。汚れた世から離れて、浄土に喜びを求めることの意味という。

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2013年12月29日 (日)

飛び込み入店で笑い屋

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 焼き鳥家、笑い屋さん、リニュアルオープンという。開店日はイイニクと語呂合わせで11月29日だった。京都四条富小路を南に行って5、60㍍あたり。どう笑っていいのか、笑い屋の大きな看板があがっている。土曜夕方のまだ早い時間、飛び込み入店である。

 

 四条通りを挟んで、北側に串の亀さん、南側には~おおきにえ!~のトミオーさんがあるけど、時間が早かったり、休みだったり。それならと、最初に目についた所へーと決めて入ったのが、笑い屋さん。一人は調理場が見えるカウンターがいい。真ん前は炭火焼きの男性店員、右斜めは女性店員さんを助言中の店主さん、座るうち見えてくるものがある。

 

 カウンター前に新装祝いの「笑魂」の色紙が飾ってある。墨痕黒々…、いい字ですね。誰の書です~と声をかけたら、毛髪黒々の店主さんが「恩師です。今、小学校の校長です」と自慢そうに答える。もう話は一気呵成…、中卒からこの道に入り串焼き40年、親に笑いや!笑いや!と言われてそれが屋号に。客扱いのコツから焼き鳥業界まで、記念に色紙前で写真撮って、名刺交換も。注文した串は、お初にお目にかかります~のハツ、笑いや!。

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2013年12月28日 (土)

近江屋跡に回転すし開店

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回転すしが開店した??。これ、洒落じゃない。ホントのホントで、どこに開店したかというと…である。坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された近江屋跡。詳しく言うと、京都四条河原町から100㍍ほど北へ行った西側のバス停前、ちゃんと石碑と駒札が立っている。 

 開店日の12月21日に入った。翌日、近江屋という屋号の研究報告会が大津市であり、京都霊山歴史館の木村幸比古副館長が龍馬暗殺の謎について講演するというので、現場を知っておこうと行ったら回転すしの開店だった。前はコンビニ、その前はパチンコ屋だった近江屋跡。それが、今度は「京のとんぼ四条河原町近江屋本店」という回転すし屋さん。 

 

近江屋跡は今までは石碑と駒札だけだったが、回転すし開店と同時に龍馬のイラスト看板があがった。右手に刀、靴を履いた龍馬、羽織の紋は桔梗。これも、ご縁と店内入り、35番テーブルに座った。とろさば、煮穴子は皿に絵なく130円。大トロにアジ、皿に海老や鯛の絵入りで230円、タッチパネル注文の茶碗蒸しは画面に龍馬の顔が「ありがとうぎざいます」と出てきて200円…、龍馬と共に時代を開く回転すし、いま開店なり。

 

※ 回転すしに屋号「京の~」はみやこの~と読む。

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2013年12月27日 (金)

長浜城の太閤井戸跡

 

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天下取りの太閤さん、やることなすこと、何でも名前がつく。ついこの間は京丹波町の太閤坦カントリー倶楽部で太閤うどん。今度は秀吉の出世城といわれる長浜城跡で太閤井戸である。長浜文芸会館へ滋賀県美術展の秀作展へ行ったおり、豊公園歩いて発見だった。

 

 太閤うどんに太閤井戸、関係ないけど、妙に太閤づいている。大津から長浜へ、JRで1時間である。米原から北陸線入り、新快速が各停になって、ドア開閉は押しボタン。車窓に標高1300㍍余の伊吹山は白く、湖北へ来たなと思う。太閤井戸は矢印付きで「→石碑があります」の案内看板立って、どこどこ?と見に行くと、石碑は波打ち際にあった。

 天正2年(1574)に秀吉が今浜を長浜と町の名前を変え、築城したおり掘らせた井戸という。ググールマップで緯度を調べると、北緯35度、東経136度と出た。当時の天守から西側、寒いのに鴨が群れている。湖中の鴨は禁漁、湖岸へ上がれば~だが、人みると、沖へ沖へ。長浜名物の鴨なべ、鴨すき、ヘイ、カモン!と近づいた。石碑は渇水時に湖岸、水量多いと湖中で、城郭は湖に張り出していたようだ。太閤井戸学習、いいど?。

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2013年12月26日 (木)

太閤うどん

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 秀吉と言えば、太閤さん。天下取り、太閤さんにあやかって、太閤坦というゴルフ場がある。前にも書いたが、坦は<たん>でなく<たいら>と読む。京都山科の東山コースは閉鎖も、姉妹コースが京丹波町にあり、サッカーの釜本邦茂さんが経営に入って、元気である。

 

 格安料金の魅力これあり、年に1、2度は行く。冬場の閑散期の平日、プレー費はなんと特別に昼食込み6千円。寒いのに行った。名神大山崎JCから京都縦貫道へ回れば早いと、初めて走ったら、どこで間違ったのか、茨木ICまで行って引き返した。倍以上走った高速料金3千円。握りで倍返しを期してラウンド入りも、思惑外れて貧すれば鈍する。

 

打てば響かず、届かず~なのにメンバー会員のTTさん(6?)はパットが絶好調、倍返しどころか倍返された。昼食は1200円までならプレー費入り。何にするか、1280円で太閤うどんセット。海老天、牛肉煮込み、キツネ揚げ、温泉玉子、蒲鉾…、具たくさん。最近始めた太閤坦オリジナルメニューという。太閤うどんに対抗して太閤そばも。1200円にはみ出た80円は追加料金。さて、どう出てくるか、太鼓叩いて、ドンドン?。

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2013年12月25日 (水)

曳山博物館の瓢箪から駒

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 長浜へ行って、曳山博物館恒例の干支シリーズ、迎春企画展「瓢箪から駒」を見た。今年の干支は、エエッと?そうそう巳だったけど、来年は十二支の七番目の午だ。展覧会名「瓢箪から駒」は意外なことの諺だが、ここの「駒」は、チラシで馬です~と断ってある。

 

 そう言えば、競馬用語で産駒というのがある。読み方は<さんく>で、馬のお父さん、お母さんの名前をあらわし、○○と××の産駒~と言うようだ。解説ご丁寧にサンクウ?かな。展覧会の入館料600円。曳山の常設展示の中に、馬形はにわ復元模型や平安時代の絵馬、瓢箪から駒を描いた九谷焼きの皿など、滋賀県出土品、所蔵品をうまく?陳列だ。

 

 何が勉強になったかと言えば、馬ことわざコーナー。「馬にまつわる諺を集めた。新年の標語にどうぞ」と。竹馬の友、天高く馬肥ゆ、人間万事塞翁が馬、駒の朝走り、天馬空を行く、将を射んとすればまず馬を射よ、馬には乗ってみよ人には添うて見よ、桂馬の高上がり、荒馬の轡は前から取れ、馬が合う、牛は牛づれ馬は馬づれ、馬子にも衣裳、馬脚を露す、馬車馬のよう…等など。さて、さて、勉強になりましたか、ええっ、馬の耳に念仏??。

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2013年12月24日 (火)

関のさば塩焼き、3度目の正直

 

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これこれ、これが、あのサバや。ちょっと大げさだけど、三度目の正直である。1度目は完売、2度目はとろアジが代役、今度はどうかなと行って、サバある?と確認してだった。ヨドバシ京都店6階、薩摩はやと。プリンター用はがき買いに行っての昼食だった。

 

 どういう訳か、サバの名前が変わっている。あの2回は豊後さば塩焼きだったのに今度は関のさば塩焼きーとなっている。関あじ、関さばの関…、一本釣り、有名やがな、いいがな。ブンガワンソロ?の豊後より、いいんちゃうかな。税込み1208円、豚汁につぼ漬け付いて、値段はいっしょや。お店の薩摩はやと、入るたびに流行っとるか気になる。

 

 昼時、前に横に後ろに一人客、まあ流行っとるのかなあ。こんがり以上に黒くなった関の塩さば出てきた。なんちゅうても、関やで。ちょっと小ぶりかなあ、目をむいて口を開いて、ゴホン、ゴホン、関?やなあ。身がコロッコロッ…、カボスのポン酢つけて、うまいがな。♪~これこれ、石の地蔵さん~♪や。思ったとおりの味や。聞くと、豊後も関も同じ海域で陸揚げした場所の差とか。でも、隣の席でも関がいい。ブランド、ブランド!。

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2013年12月23日 (月)

不思議の国のアリスツリー

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Img_6369いまは、町中がサンタ、サンタ…。二つ足すと、ロクタ?三つだとキュウタ?。サンタ同士がすれ違うと、サンタクロス?。JR京都駅地階のポルタ商店街イベント広場で、Xマス抽選会とサンタ衣装貸し出しのツリー前の撮影会。サンタ洒落、そこからが始まり。

 

 ツリーは高さ3㍍ぐらいか、真ん中に赤いリボンの時計がある。時間?ずっと7時15分さしている。朝かな、夜かな…なかなかわからない。ツリーにトランプ。ハートにスペードにダイヤに三つ葉、いちいち確認していなけど、みんな1みたい。鍵も1個、2個、3個…ぶら下がっている。今年のツリーのテーマはアリスの国、だからキー?なんかな。

 

 ツリー前に撮影用のソファ。見ていたら坊やが来て、ソファに寄りかかって、お姉さんがパチリ。可愛いなあ。今度は抽選会場横のサンタ衣装と帽子を借りた女性が5人座った。抽選会場のサンタ兄さんがカメラマン役。チョキだしポーズの女性陣に向かって、~ハイ!イチ、ニィッ、サンタ!~。いや、うまいがな。ガラン、ガラン…、抽選会場から声がする。~ハイ!サンタあ、当たりました~。不思議の国のアリス、そんなことアリス??。

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2013年12月22日 (日)

病院内レストラン

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 いや、病院で、レストランねえ。それも京都ホテルオークラのレストラン、フランスのコース料理も出るオリゾンテだって…。病院は2年前から改装また改装の京都府立医大である。定期健診で3か月に一度通うけど、外来病棟4階のレストラン入店は初めてある。

 大津の職場で昼からの会議、診察早めにーと行った日だ。市バスで降りる前、~府立病院前です。病院4階に御所が見えるレストラン…~云々と車内テープが流れた。そうか、レストランがあったのかと思って、3階で受付すませ、まだ診察までかなり時間があり、4階へ上がった。病院東側は鴨川が流れ、レストランは反対の西側、確かに京都御所が見える。

 

 少し待って開店11時と同時に入った。御所展望のカウンター席から懐かしい立命大広小路学舎跡、今は府立医大図書館。さて注文、淡路産舌平目のフライか、神戸牛ハンバーグか、彩りの和食弁当かー、いやいや、診察前や。自重して、10種類のベジタブルカレー1050円に。ポテト、舞茸、トマト、茄子…、さすがレストランカレー、美しい。掛かり付け医師に聞くと、昼は格安設定だけど、夜ディナー客が少ないとか。病院やもんなあ。

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2013年12月21日 (土)

野菜どっさりのカリー

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野菜どっさり…と来れば、ついつい…である。ウインドウ見入って、う~ん、これならと、ついつい、入ってしまう。どんな野菜がどっさりか?と言うと、これがカリーである。つまりカレーライスだけど、欧風的にカリーと呼ぶ。正式には「野菜どっさりカリー」。

 

 IR京都伊勢丹7階の絵本展を見て、11階のグルメ街へ上がった。ミソミソドミソで、八丁味噌の串の坊、買っても負けても豚カツのかつくら、遠くても蕎麦の田ごと…と見て回って、新規開店の泉麺byいずみカリー。味にこだわる人たちを虜にしてきた欧風カレーの専門店という。大阪の高麗橋に本社、梅田など大阪には多いが、京都へ初出店らしい。

 

 兎も角、野菜で体重減対策。店内、カレーの彼と彼女でアベックが多い。吾はひとり。井沢元彦著「英傑の日本史―坂本龍馬編」開き、赤のグラスワイン。欧州風に格好つけて待って、お皿一杯に茶褐色のカリーライスが出できた。どう野菜がどっさりか、点検に入った。ネクラでオクラ2つ、ブロッコリー3つ、どう知ったけ椎茸4つ、プチトマト2つ、何事も成すの茄子4つ、またコーンのコーン沢山…、野菜もどっさり、洒落もどっさり。

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2013年12月20日 (金)

クヴィエタ・パツォウスカー展のあかあかサイ

 

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これが、サイ?か。そう言えば、頭のあたりに角があって、背中にギザギザがある。四角な身体全体、赤、赤していて、開いた口は緑色をして、足はまた赤だ。題名は「あかあかサイ」とついている。大阪弁で言うと、へえっ、さいか!。なるほど―という意味だ。

 京都駅のJR伊勢丹7階で開催中のチェコの女性作家の絵本展。作家の名前がそのまま展覧会名になっている。「クヴィエタ・パツォウスカーとチェコの絵本展」。何語かなあ、チェコ語?ロシア語?。横文字で「KVETA PACOVSKA」。どんな絵本かなあと招待券で入った。会場に本人写真、プラハ生まれ、プラハ在住、いまも現役85歳という。

 色と色を組み合わせて「色の音」だという。五線譜に赤、黄色、青、ピンク…、クレヨンで丸や渦巻き、点や線を散りばめる。まさに色色、人生いろいろ?。色の魔術師と言われる、ええっ?と、クヴィエタ・パツォウスカーさん、真骨頂の色あい。作品名は「七色のオペラ」で1989年の作品という。最初に書いた「あかあかサイ」は1999年の作品という。会場展示、チェックサイ、水玉サイなど、サイはさいさい登場する。もう歳末?。

 

※ 展覧会は12月27日まで開催。

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2013年12月19日 (木)

とろろ醤油玉でとろろ

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 ちょっと、熟慮が足りなかった。頼んでみて、思いとは違った。しかしまあ、今更、取りかえたり、もう一品というほどのことはない。兎に角、反省しつつ、次の機会を思い、とろろ、とろろと、とろろ醤油玉うどんを口にした。讃岐釜揚げうどんの丸亀製麺である。

 

 丸亀製麺さん、あちこちにある。草津のイオン、八条口のイオン…、いおんなとこのフードコートに出店している。昼には手軽で、何にするか、トッピング含め、選べる楽しさがある。大津パルコへ行って、生の芸術、アールブリュット作品の展示を見て、昼になって上がった6階レストラン街。近江ちゃんぽんか、讃岐うどんか、とんかつかの選択だ。

 

 讃岐うどん、しばらくご無沙汰だし、ちくわか蓮根か、トッピングして、おつゆに入れてと思い、カウンター前に立って、魔がさしたというか、とろろ玉醤油!と言ってしまった。見上げる看板、いろんなメニューが出ていて、直前に迷いが生じた。出てきたとろろは釜揚げ、お汁がない。トッピングはイカ天、かぼちゃ天に変え、いなり一つ。座った席から「かけうどん温」のメニュー表示が見える。あのかけやったあ!これも、かけ間違い??。

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2013年12月18日 (水)

ダジャレた義士そば

 

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おやじギャグの極致というのだろうか。よくもここまで、義士蕎麦一つで、ダジャレたもんだ。新聞記事にもなったそば店「蕎岳」店主・田畑卓之さん(5?)の洒落蕎麦を紹介する。討ち入りの日は、店名の蕎岳記念で今日だけ!?は義士そばが1580円である。

 

 店は大石内蔵助が隠棲していた京都山科。外環状線の西友近くで、2、3か月前だったか、偶然に入って、特別メニューの義士そばを知った。義士そば、つまりは海老3尾の上天ざるそば、普段は1680円だ。折角ならと、毘沙門堂から大石神社へ、義士行列があった12月14日の土曜、今日だけの入店だった。店内一杯、店長一人、手打ちが忙しい。

 

 義士そば!とコールして座ったカウンター席、目の前に「義士祭蕎麦誕生 ギャグ大盛」の京都新聞の切り抜きが置いてある。そば粉のつなぎが2×8で47士。これは、まあ決まっている。海老の天ぷらは、赤穂→あこう→あかお→赤尾→しっぽが赤い海老?だという。これは苦しい。オクラの天ぷらは、大石内蔵助が名を揚げる。う~ん。海苔は吉良上野介の領地、愛知の吉良は海苔が名産なのでと。苦悩の洒落の数々、頭がクラクラする?。

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2013年12月17日 (火)

木島櫻谷描く「寒月」

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どこから出てきたのか、竹藪の雪道を歩く一匹の狐が急に止まって、後ろを振り返っている。何か気配でも感じたのだろうか、鋭い目を向けている。下弦の月に照らされた雪道、狐の足跡が一歩また一歩、点々と続いている。月明かりの竹藪、静寂と一瞬の緊張である。

 

 日本画家の俊英、木島櫻谷が描いた「寒月」。大正元年(1912)35歳の制作、京都市美が所蔵している。住友のコレクションがある泉屋博古館で開催した「木島櫻谷特別展」の作品の一つで、地下鉄の車内吊りポスターになっていて、いいなあと思って、見に行った。<せんおく・はっこかん>と読み、京都永源寺から北へ歩いて7、8分のところだ。

 

 <このしま・おうこく>と読む木島櫻谷展、どうして開催か、よくわからないが、狐のポスターに惹き付けられた。狐が描かれた右隣に~画三昧、それが私の生きる道~のキャプション。入館前、表の看板で狐をアップで撮って、館内に入った。入館料700円、土曜の午後、鑑賞者多い。「寒月」は縦2㍍、横8㍍、6曲2双のワイド版。ずずっと下がってみた。雪降り積もる寒い夜。左隻に狐、右隻に下弦の月、明かりはかげんして描いてある?。

 

 ※ 図録によると、「寒月」は第6回帝展で2等一席になった画で、動物園の狐を写生し、竹林は櫻谷が移り住んだ衣笠、今の白梅町あたりという。 ※ 櫻谷展は12月15日で終わり、来年1月11日から2月16日まで東京の泉屋博古館で巡回展示する。 ※ 木島櫻谷が住んだ衣笠白梅町の居宅に財団が出来、建物と作品を管理している。

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2013年12月16日 (月)

書店で見る文庫、文芸ランキング

   

Img_6189Img_6191Img_6193人生はニャンとかなる!。幸福招く68のノウハウを紹介した本。帯に31万部突破、36万部突破、71万部突破、ついに文芸書の週刊ランキングでトップに躍り出た。帰りのバス待ちで行くJR山科駅前の書店ツタヤ。読んでないけでど、ニャンと書いてあるか。

 京阪バス29号系統、9時15分に乗れないと、最終の10時まで最近、書店も出来たツタヤへ、階段つたって…。2階、そうつたいことはない。舌なまってしまった。書店は広く、新書、雑誌、文芸書、文庫、コミックとよく揃っている。売れ筋の週刊ランキング、文芸書1位が猫の表紙「人生はニャンとかなる!」だ。文庫は畠中恵著の「やなりいなり」。

 これは帯に~若旦那どうぞたっぷり召し上がれ~。既に600万部突破、けた外れの売れ行きという。江戸の時代もんかな、題名やなりいなり、やなり?、気になる。今年の年間ランキングコーナー、20位まで並ぶ。文庫1位は映画になった0足す0は?「永遠の0」が1位、半沢直樹が倍返しをTVで演じた「おれたちバブル入行組」と「おれたち花のバブル組」が2位、3位だ。文芸書トップはノーベル賞をまだ持たない村上春樹の「色彩をもたない…」だった。

 

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2013年12月15日 (日)

はたごやの各種御膳

 

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Img_6134Img_6127昼でも御膳、御膳である。どんな御膳かというと、蕎麦御膳、握り寿司御膳、豆乳鍋御膳、それに日替わり御膳に店の名前そのままに、はたごや御膳…。お店はJR山科駅改札東側、スタバの隣の「はたごや」。夜の宴席に加えて、昼なのに御膳も始め、流行っている。

 

 昼の御膳が色いろあって、面白い!と噂になっていた。京都二条駅近くで、アヤハ社長の河本英典さんの写真展「湖国」を見に行くおり、午前ではなかったけど、入った。下駄箱に靴を入れるお店、夜は何度も行っているけど、昼は初めて。上がり口、丸い生け簀に鰺が回って泳いでいる。夜は姿造りになる鰺や、どんなあじだろう。案内はカウンター席。

 

 着物の女性店員が出てきた。京都橘、京都薬大…近くの大学の女学生バイトが多い。夜は随分来ていないけど、知った顔や。知っていますか?と我が顔を指差すと、ハイ、夜にお見えに~と言う。知られていた。注文したのは、はたごや御膳1280円。造り2種、椀蕎麦、天ぷら、豆腐、野菜煮つけ…、ご飯もいれて、10点も…、これにフルーツとコーヒー付き。店内は間仕切りの部屋、女性好みの御膳メニュー、女性客がぜんぜん?多い。

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2013年12月14日 (土)

島らっきょうと島倉千代子

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 おすすめメニュー、ぶり大根が出ている。冬場はこれがいいなあーと頼んだらもう売り切れという。JR大津駅への帰りがけ、毎度毎度のスタンド林家さんである。行きつけているので、黙っていても最初に白ワインが出る。ぶり大根がないとなれば、さて、である。

 白ワインにあうあわないなんて、思わず、店長手書きの今週のおすすめ一品メニューで、変わったものは…と見れば…である。真ん中下段、「島らっきょうの天ぷら380円」と書いてある。これ初めて?と聞くと、林さんが、ハイ、沖縄仕入れです~と、得意そう言う。加えて、ほれ、これです~と、「沖縄育ちの島野菜」と表示したらっきょ入り袋を出した。

 じゃあ、島らっきょ!と言ったら…である。お隣の先客で男性二人連れ、どちららから声がかかった。~しまった、しまった、しまらっきょ!~。いや、うまいがな。昔、麻雀で打ち込んで、~しまった、しまった、しまくらちよこ!~の、それだ。今年亡くなった島倉千代子さんの名前使ったギャグ。いや、懐かしい。林さん、らっきょうに生地をつけ軽く揚げて、ホイ!と出した。島らっきょう、カラッとして、結構、結構、コケコッコ~!。

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2013年12月13日 (金)

ユネスコ無形文化遺産の和食

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これこれ、これが、「和食」ちゅうもんや。ユネスコ無形文化遺産登録に決まり、日本人の伝統的な食文化という冠がつく。美濃吉さんの京懐石料理がそれで、登録決定報道があった一週間ほど前、かくもありなんと、出てくる料理の数々、デジカメで撮っておいた。

 

東京の支社支店にかつて勤務した人らの集まり。会場が京都四条マルイ8階にある京懐石・美濃吉。特別のボジョーレヌーボで会食の企画で、ワインは1人1本、まさにわいのワイン会だったが、ここは和食について書く。前菜入りの箱、包み紙は四季折々、今は南座顔見世の看板絵。大安吉日印の蓋を開けると、冬の彩り盛り合わせ。くわいに黒豆……。

 

 次は椀物で、美濃吉名物の白味噌仕立て。赤と青でもみじを象った麩を浮かして、何とも、粋や。造りは鯛と湯葉。どう洒落をゆうばか、味はどうですたい?。主采、つまりメーンは、海老と蟹の変わり揚げ。どう変わっているか、見た所、普通の揚げ方、海老と蟹の取り合わせが変なのかなあ。鉢物は海老芋の炊き合わせ、それに蟹のかやくご飯、赤出汁、香の物、フルーツ盛り合わせ…、ということで、これが和食の代表、京料理ですたい。

 

 美濃吉は創業享保年間という京懐石料理の老舗で、本店は粟田口にある。 ※ 現在の社長は佐竹力總さんは、全国料理業生活衛生同業組合連合会会長。

 

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2013年12月12日 (木)

当店で人気NO1

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当店人気NO1とあれば…である。まずは心が動き、どんなんかと気になる。店の客寄せ、これ以上のフレーズはない。この人気NO1が2日続きだった。最初は京都四条のマルイ7階の四六時中、翌日は彦根カントリー倶楽部。どんなNO1だったか、紹介する。

 

四六時中はおひつごはんのお店。会津米のご飯をおひつからよそって、最初は鮭、ウニなど具材をそのままに、次は香味、仕上げはお茶漬けと3度の味わいを楽しむ。気に入って、もう2回は行って、あの日は3度目でウインドウを見たら…だ。「四六彩りおひつごはん930円」は赤札付きで〈当店人気NO1〉と出ている。具材の彩り、何とも美しい。

 

店内は日曜の5時前、ガランとしていたけど入った。人気NO1の…、と言っただけなのに、すぐハイと返ってきた。注文が多いのだ。白いイカ、ピンクの小海老、幾らもなくても赤いイクラ…、手順どおり食べて、彩りNO1や。彦根カントリー倶楽部は食券付きラウンド。昼のレストランメニュー、五目あんかけそば1280円が人気NO1の表示。海鮮モンが一杯、これもなるほどの味や。人気、人気で、よんき?。ちょっと苦しいかな。

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2013年12月11日 (水)

静岡は富士さん、富士さん。

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 新幹線で静岡へ行って、世界遺産の富士山、富士山である。仕事で2時間余りの滞在、どんな富士山に出会ったか、デジカメで振り返った。行ったのは、静岡市内のグランシップという名の県立複合文化施設。開館から14年、富士山を模した大きな建物である。

 

 JR在来線の東静岡駅のそば、広大な敷地に建ち、広場から富士山が遠望できる。富士山のすそ野はもやって、スカッとしてなかったけど、撮った写真が真ん中だ。グランシップは可動席で4500人収容のホールがある。大きくグランときて、船か友情でシップらしい。そうしっぷりこないけど、富士山の手前で目立つ。積雪の富士も見える、見える。

 

 グランシップの館内、案内を乞うた受付後ろの壁にあった富士山の写真が何とも素晴らしい。白い富士と茶畑、真っ青な空。左の写真がそれだ。誰の作品かと見ると、白籏史郎の名前。調べると、有名な登山写真家さんで、77歳。お隣の山梨県大月生まれで、幼いころから富士山はよくよく知っている。館内には、世界遺産記念の幟。横山大観の群青富士を取り込んである。新幹線車内にも富士山写真。静岡、どこへ行っても、富士山!、富士山!。

 

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2013年12月10日 (火)

麺屋の新麺革命どんなかな

 

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縦書きで「麺が変わった。」「出汁が変わった。」と、よく目立つ派手なポスターが出ている。横書きは少し控え目に「麺にこだわる。」「出汁にこだわる。」と上に書いてある。真ん中はうどん麺を箸であげている写真。一番下は、どこか恥ずかしそうに薄く<新麺革命>

 

 JR西日本の系列会社が経営する麺屋の新しいポスターだ。山科駅前の麺屋にも、京都駅ホームの麺屋にも一杯、貼ってある。どない変わったのか、どうこだわったのか、どこが新麺革命か、点検したくなって、南草津へ行く土曜の昼、山科店に入ってみた。自販機購入はきつねそばにお稲荷さん一つつけ、320円と80円。あくまで味見中心の昼食だ。

 

 きつねと言うより、けつね!と言う方が、親しみを覚えるけつね、カウンターに運んだ。刻まない一枚敷きのけつね、大きい。何回に分けて齧ろうかな。青い葱は斜め切り、新しそうだ。さあ~て、新麺革命はどうかな。目の前にまたポスター、詳細が書いてある。「蕎麦は石臼挽きで香り高く、出汁は国産そうだかつおで、いっそう風味が増している」と。なるほどとは思ったが、変わっていたのがもう一つあった。値段が変わっていた。ごめん?。

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2013年12月 9日 (月)

石巻の手積めのさば缶

 

Img_5857Img_5855Img_5879大阪で買ったさば缶さばかなアカンーと思うだけで洒落になった。これ、自然体の洒落である。何のことか言うと、大阪福島にある「さばのゆ温泉」へ行ったのが始まり。名前が名前、温泉かと思いきや、畳に座布団の庶民交流の社交場。そこで、さば缶が出た。 

 「さばのゆ温泉」はミニ図書館があり、ミニ大学があり…、よく入って20人の和室だ。オーナーはコメディー作家の須田泰成さん。落語作家SYさんの案内で、ひと風呂浴びるつもりで行ったら…、さば缶の話だった。宮城県石巻の水産加工会社のさば缶は、さばの頭と尾を切り、手詰めと言う。須田さん、パソコン使い、サバサバと話した。

 

 いま、須田さんは東京世田谷の経堂に住んでいて、この町の商店街と石巻の水産会社とのさば缶交流の話を紹介した。商店街のお店、ラーメン、スパ、サラダに使い、大ヒットで客が増えたと言う。話が終わって、東京から持参したさば缶を食べて下さい!とテーブルに出した。三陸沖で獲れたさばの缶詰め。秋の限定生産で、~この一缶には石巻の「旬」がぎゅっと詰まっています~と。缶開けて食べて、味? カンカンカン!。

 

 ※ 須田さんは東京世田谷経堂では町と人をつなぐ、コメディー調のHP「経堂系ドットコム」を展開、石巻とのさば缶交流が詳しく出ている。 ※ 今年7月、さば缶は痩せるホンモンが入っているとTV番組があり、スーパーなどで一時品切れになったが、このさば缶とは直接の関係ない話。 ※ 石巻の水産加工会社が出すさば缶銘柄は「木の屋」。京都のフジイ大丸で1缶288円。

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2013年12月 8日 (日)

静岡の一本丸ごとてんこもりうな重

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これは…である。写真みてのとおり、これは…である。お腹を開いたウナギが、こんがり、タレたっぷり、お重一杯に覆いかぶさって出てきた。うな重は、うな重でも「一本丸ごとてんこもりうな重」という。何せてんこもり、どこから箸をつけるか、端からにした?。

 

新幹線ひかりで静岡に着いたら昼はウナギ!と決めていた。2階ホームから降りて構内のレストラン街である。めったに来ない構内なので、ウナギ店がどこにあるか、わからない。どこか、どこか、聞いて、聞いて、海鮮居酒屋八丁蔵だった。駿河湾の魚と静岡の地酒、旨さ満載ーの看板が出て、陳列メニューに「一本丸ごとてんこもりうな重」だ。

 

 ウナギ高騰、値段は?と見たら2480円。しらすと桜エビの駿河丼990円、静岡弁当1080円もあったが、なんたって、うな重である。財布が気になる2480円やけど、丸ごとてんこもりや、安いがな。昼をかなり回って、店内はすいていて、カウンター後ろのテーブルに座った。吸い物、香物付き、出てきた、出てきた。重いっぱい、ジュッと出てきた。ご飯が見えないがな。どこのウナギ?と聞いたら中国産!。そらそやなあ、まあ偽装はない。

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2013年12月 7日 (土)

芭蕉と素良の旅立ち

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曽良、そら行こか!と、芭蕉がを見上げて、言ったかどうか。写真の絵は、松尾芭蕉と門弟の河合素良である。元禄2年3月、江戸深川から2年に及ぶ奥の細道への旅立ち場面を描いている。滋賀県文学会の岡本光夫会長が基調講演の冒頭で、スクリーンに出した。

 

 随筆家でもある岡本会長の講演テーマは「『幻住庵記』を旅する」~大津と芭蕉~。近江八幡市の県立男女共同参画センターの演題に立った岡本さんは「この絵が一番、芭蕉の実物に近いと思いますので…」とパソコンを叩いて、写真を見せた。芭蕉は左で、最初からそうしょうと思っていたのか、宗匠頭巾である。芭蕉46歳、目は大きく、鼻髭をはやす。

 

芭蕉の後ろが素良だ。深川滞在中の門弟の一人で、芭蕉の5歳下。絵では網代笠をかぶり、芭蕉と同じように鼻髭を伸ばしている。平成の現代は顎鬚、当時の俳諧人は鼻髭が流行りかなあ。素良は東北案内役で、今でいう秘書役を兼ねた。道中、素良が説明すると、芭蕉は「そら、そうや」と合槌を打ったかどうか、そら、疑わしいけど、復路の北陸金沢あたりまで一緒だったという。ここで一句。 <長旅や 心ひとつに そら行こか> 芭蕉

 

※ 岡本会長講演は芭蕉が生涯句作は900点近くあって、そのうち90点近くは近江・大津を詠みこんでいること、幻住庵は大津市石山にあり、国のふるさと創生1億円をベースに事業を使って復活したこと、義仲寺にあるお墓のことなど話す。

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2013年12月 6日 (金)

太陽のオニグラ…トマト麺

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 メニュー名が長いので、簡略して、オニグラ!と頼んだら、正解だった。店員さん、すぐ反応して、調理場に~オニグラ一丁~と通した。正式には「太陽のオニグラポテトマト麺」で、寒いときのお店のオススメメニューという。初入店、初注文、どんなんかナ?だ。

 

 イタリア産の完熟トマトを鶏ベースのスープで…という「太陽のトマト麺」。JR大阪環状線、大阪駅の次、福島駅改札口から徒歩1分である。今年の春だったか、国立国際美術館へ行く道筋、店前で開店記念抽選会やっていた。その時入らずだったが、師走入りの日曜、福島駅集合の会があり、思い出して先乗りで行ってみた。午後2時なのに満員だった。

 店前で待つ間、派手な看板メニュー見て、「太陽のオニグラポテトマト麺」880円に決めて、カウンター席。オニグラは玉ねぎ、ポテトとトマトは、トを重ねて、ポテトマトのようだ。トマト色のラーメンにチーズ乗せ、茄子乗せ、ボンゴレ乗せ…色々あって、みんな太陽の~と冠が付く。ご飯だけ頼んで、残ったスープをかける「らあリゾ」というのもある。後ろからハイ!オニグラです~と来た。細麺、ポテトチップ入り…、とまとった?。

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2013年12月 5日 (木)

駅の立ち食い蕎麦に郷愁あり

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 駅ホームの立ち食い、どこか旅の郷愁感がある。JR米原駅は新幹線、北陸線、東海道線の乗り継ぎ駅、在来線5番と新幹線ホームに駅弁、うどん、そばの店がある。創業100年の井筒屋さんが、昔々から店を出す。米原での講演会、改札出る前にまずは立ち食いだ。

 

 講演は午後2時からなので、出発のJR山科駅近くで腹ごしらでも良かったのにコンビニ握り一つで、我慢して米原へ。着いて新快速を降り、ホーム西側の立ち食いへ、いそいそと行く。年に何回か米原へ来るけど、ホームの立ち食いは5、6年ぶり。電車は長浜へ出て行って、ホームが静かになった。蕎麦か、うどんか…、立ち食いはやはり蕎麦、きつねがいいなあ。

 

 値段は350円、一番安い。高いのは天玉500円、名物という山菜は400円…。缶入りの一味、サッサと振りかけ、ツルツルと。蒲鉾1枚、葱少々、甘キツネは3回に分けてかじって…、この味わい、これが雰囲気ちゅうもんや。山科から45分と近くなっても、米原は湖北、旅気分がいいねえ。お隣さんはキャリーバッグの男性。大きなカメラ持って、どこへ旅するのかと思う。ここで久々に1句。~きつね蕎麦 またコ~ンと 思うなり~

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2013年12月 4日 (水)

根来の朱漆から黒漆が出た

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 何が魅力かと言うと…である。器の形もさることながら、朱漆が擦り切れ、所どころに下塗りの黒漆が浮かびあがる模様、それが何とも言えないという。器としての用の美に加え、使って使って出現した歳月の美…、それが「根来」の魅力だと、粋人は言うのである。

 

 今、信楽のMOHO MUSEUM、片仮名でミホ ミュージアムで開催中の「根来」である。「Negoro」と横文字で現わして、世界に通じるという日本の器で、黒漆の上に朱漆を塗りこんである。源氏でなく<へいし>と読む神前にお酒を供える瓶子、先輩でない高杯、ボンボンでない丸盆、四角盆、盤に櫃など、展示400点は過去最大規模という。

 

 近くの信楽CC帰り、時間とマイカーあり、ついで効果で行った。寒いのに、台風で道路寸断なのに、遠方からの来館多い。根来と言えば、和歌山の根来衆、信長で鉄砲、秀吉で一揆…、日本史に出てくる。高野山の真言宗ご縁の根来寺、器は山内で生産されたというが、「根来に根来なし」といわれるほど、寺跡から出ず、各地に散逸していると、研究者は言う。朱に交われば赤くならず、朱がすり減って黒になる器、ねごろばず立って見た?。

 

 ※ 秋季特別展 朱漆「根来」-中世に咲いた華は12月15日まで。 ※ 写真の真ん中は館内ビデオから。右は図録の丸盆。

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2013年12月 3日 (火)

よこちょうで、ぐじが出た

Img_5774Img_5789今日の一品というか、逸品に「ぐじ」が出た。正式にはアマダイ、漢字で甘鯛とも尼鯛とも書く。スズキ目キツネアマダイ科アマダイ属。京都ではくじ、静岡はオキツダイ、愛媛でスナゴ、山陰地方でコビリと言うそうな。要は地方名が色々あっても、アマダイである。

 

 京都木屋町二条東入ル、おもて通りにあっても店名「よこちょう」の魚料理店で、誰かかがぐじを注文した。ピンク色、目が額に近く、頭でっかちの魚や。レモン、パセリ付き塩焼きで出てきた。不定期の異業種の会、この日は6人集まって、アマダイやがな!いや、京都では、ぐじと言うのや!と、つつく前から喧しい。魚は一尾、ぐじぐじは出来ない。

 

 白身、あっさり、高級魚である。皿があちこち、でっち?と回って、戻ったおり、皿だけになっていた。写真撮って、ぐずぐずしていた。何で、京都で「ぐじ」と言うのか調べた。その昔「ぐじ」は、屈する頭の魚と書いて「くつな」と呼んだ。確かに頭が屈折している。それが、時とと共に「くつ」「ぐつ」「ぐづ」と三段活用で、なまりになまって、京都では「ぐじ」になったという。わかったような、わからないような「ぐじ」である。

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2013年12月 2日 (月)

琵琶湖汽船ミシガンづいて…。

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 ミシガンづくーという言葉はないだろうが、何ともまあ、ミシガンづいた。最初は京阪電車京津線の車内吊り。座席から見上げたポスター、京阪沿線繪になる名建築シリーズに琵琶湖汽船外輪船「ミシガン」が描いてある。絵が旧字の「繪」で紹介、えっと?である。

 

 琵琶湖汽船は京阪グループ、PRを兼ねているとはいえ、色鉛筆を使い分け、思わず見ほれる絵だ。京阪電車宣伝部、水津俊和さんの作品で、京阪沿線名橋を渡るシリーズなどあり、鉛筆画で知られる。車内はすいていて、座席から立ち上がって、正面から写真撮り。米国ミシシッピー型後部外輪船ミシガン。宮殿のような4階建てで、ゴージャスである。

 

 翌日、毎日新聞夕刊の旅特集、ミシガンが写真付きで紹介してある。全長59㍍、787人乗り。自転車ぐらいの速度で南湖1周80分の旅という。通常の乗船料は2700円かかる。さらに…翌々日である。昼過ぎて、職場の大津へ帰るJR京都駅の2番線と3番線ホーム上。時計の隣に広告のミシガン。煙突みたいな二本マスト?格好よい。ミシガンづいて本物対面で大津港へ。晴れて、空青く、湖青く…、出航前のミシガン、いたいた。

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2013年12月 1日 (日)

九州料理の黒豚羽根付き餃子とごとうふ

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九州料理の数々、面白そうなメニューは?と見て、まずは福岡の黒豚羽根付き鉄板餃子をチョイスした。値段は980円、安くはないけど、面白そうな予感がした。相方は佐賀名物のごどうふ。豆腐に間違いないのに、ごどうふとは、これ如何にで、これも面白そう。

 

 お店は四条烏丸北西、三井住友ビル地階のレストラン街。香典のたて替え返却で待ち合わせ、会食だった。地階に6店舗、かつてよく行ったが、お店は様変わり。そんなこと言うな~と洒落た阪急経営の居酒屋「ゆうな」の後、今は「薩摩ごかもん」だ。ごかもんの意味、ご下問か、御家門か、聞いてないけど、五の付く日は九州の焼酎が半額だという。

 

半額、しょっちゅうではない。大阪天満から進出、開店1年半という。京都駅前ヨドバシ6階の「薩摩はやと」とよく似ている。丸い鉄板に乗って、黒豚の羽根付き餃子が来た。心配したけど、飛ぶ気配はない。甘味あって、肉汁がジューシー。黒椀のごとうふも出て来た。焼き物の町、有田の料理。メニュー説明にプリンのようなツルリンご豆腐とある。「ご」の意味がよくわからない。豆腐は豆腐なのに誤解を生みやすいし、ツルリンも気になる。

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