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2013年10月

2013年10月31日 (木)

長浜ドームで販売の弁当

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売れ筋は、名物か、安いか…のようである。毎秋、滋賀県湖北の長浜ドームで開催するびわ湖環境ビジネスメッセへ行って、弁当である。長浜に縁ある秀吉の兜型の屋根があるドームだ。出張販売の弁当屋さん、昼を大幅に回っていたけど、ドームなので、味はどうむないかな?。

 

環境産業に特化したメッセ、年々人気が出て出店300社、3日間で3万人以上の入場という。行ったのは台風通過の最終日、回りに食堂はない。食べるのは弁当、長浜市内から「冨久や」が出店していた。ご当地名物の長浜焼き鯖そーめん800円、最安値のからまよ丼350円は売り切れ。500円の鮭、とんかつ、唐揚げがあり、鮭弁にした。

 

隣の店に近江牛釜めし800円も出ていて、しまった!と思ったが、もう鮭弁を開いている。共用円卓、合い席いいですか?と若い男性が前に。同じ500円の鮭弁。弁当選択一緒、まあ友達や。食べながらスマホやり出した。こちらは鮭弁具材、手帳書き込みや。メーンの鮭、やや薄めの中辛、500円弁当や。コロッケ、出し巻き、竹輪天ぷら…、少々でも一つは一つ、大根煮、キャベツと肉炒め、蕗…ご飯入れて18種も。鮭弁、避けず合格や。

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2013年10月30日 (水)

橋本関雪展の図録

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 緻密さのほど、アップのアップが効いている。兵庫県立美術館であった生誕130年記念橋本関雪展で、購入した図録である。1冊2千円…、買う、買わない、買う、買わない…と迷った末に買った。図録は横長、頁をペラペラ捲り、関雪作品を間接的に鑑賞である。

 

 関雪展と間接、どう結び付けて洒落るか、苦労したけど、図録価値は申し分ない。直接買って良かった。写真が精巧で、解説もよくわかる。京都の白沙村荘のこと、谷崎純一郎とのことなどエッセイもなかなか読ます。明治16年、神戸生まれ。昭和19年、61歳で逝去するまで、円熟期の南画大作、晩年の動物画の数々、所々の部分拡大、よう見える。

 

 図録第4章、動物の世界で、昭和3年制作「意馬心猿」は、木の上の猿が前足を上げ、暴れる白馬を見ている。猿は左隅、小さく描いてあるけど次頁のアップでよくわかる。肩肘ついて、何を騒いでいるの!~と冷ややかだ。第3章の南画と関雪は、大正13年制作「楊貴妃酔酒」が載っている。拡大頁はないが、せっかく買った図録、楊貴妃の顔をデジカメでズームアップしてみた。右がそれで、楊貴妃は顔赤らめ、よう酔っている。まあ、よいがな?。

 

 ※ 橋本関雪は京都・銀閣寺に白沙村荘があり、京都の画家と思われがちだが、兵庫県美がそうではなく神戸生まれだと、かつてない大回顧展を開催した。関雪の父が儒学者で、多くの影響を受け中国には60回も行って、南画の大作が多い。 ※ 展覧会は10月20日で終了した。

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2013年10月29日 (火)

ようかいにだす~のようかいとは?

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 日本語は言葉で発音するだけではわからないことがある。書いて現して、なんぼというか、初めて意味が通じることがある。一つ、事例を紹介すると、~ようかいにだします~という言葉だ。耳がようかいと聞いて、頭がすぐ、ようかい、ハイ、了解と行くだろうか。

 

 ようかいーと広辞苑で引けば、妖怪あり、溶解あり、容喙あり、熔解あり。さすがに要介護までは届かないけど、どの<ようかい>を了解してよいか、発音だけでは、即理解しにくい。この~ようかいにだします~の事例、漢字で現すと~溶解に出します~が正解なのだ。不要になった紙資料を処分、業者さんを呼んで、再利用へ溶かしてもらうことだ。

 

 仕事で聞きなれていれば、わかるのだろうが、そうでないと、脳はオオノーなのだ。その、ようかいも、サンズイの溶解ならをとかす、火ヘンの熔解は金をとかす。溶解はのみぞ知る?。溶解に出す作業現場、事務所がみんな移転した滋賀会館ロビーで見た。廃棄文書から金気のガチャックなど外して、紙だけにして箱詰めしている。築60年で閉館になった会館の中、妖怪が溶解しているような。ドア越しに見ていたら、何か、ようかい!。

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2013年10月28日 (月)

鉛筆でグランプリ賞50万

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 板前さんなら、包丁一本さらしに巻いて…、というところだろうが、なんと170円の鉛筆1本、かばんに入れて…だという。今、滋賀県内で巡回展示中の第18回湖国を描く絵画展で、賞金50万のグランプリ受賞の大阪市城東区の豊田勝美さん(74)である。

 

 白と黒の光の陰影というのだろうか。豊田さんは鉛筆でJR近江長岡駅近くから雪の伊吹山を描きだした。審査員の一人、元京近美館長の岩城見一さんが「雪の白を描かずして白を描いています。巧みですね」と講評した作品だ。水墨画でも水彩画でもない鉛筆画だそうだ。雪、山、畑、木、枝、葉、草、川、流れ…、みんな170円の鉛筆1本だという。

 

肩から布鞄をかけた豊田さんに草津市の展示会場、しが県民芸術創造館で会った。大阪の印刷会社を退職、それまで40年はずっと油絵だったが、入選したことなく、事情があって、小さな家に移って、お金もなく、鉛筆1本で描きだしたら…という。公募展の大賞はこれで3度目とかで、加古川のNP法人主催の川を描く公募展で250万、長野松本の70歳以上対象の老いて若くなる展でも50万獲得したと話す。神様、仏様、鉛筆様…。

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2013年10月27日 (日)

絵を見て題を見て…院展

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美術展へ行って、展示作品を見て、題を見る。フムフムと頷く題もあれば、ウ~ン?と思う場合もある。絵は題も大事とは、代々?言われる。東京都美で始まって、今、全国を巡回中の再興第98回院展を京都市美で見た。手元の図録で、絵と題の関係、再考した?。

 

 岡倉天心、横山大観の流れを組む院展。毎年のように見に行く。いつも第1室、第2室…、院展の大御所、同人の作品が並ぶ。理事長の松尾敏男さんの絵は第1室の真ん中。題は「ヴェネチアよ、さようなら」だ。手前に港を離れていく船の航跡が3本、船尾にはイタリア国旗も。松尾さん87歳、もう来られないかな~と付けた題。いや、わかりやすい。

 

 第2室の同人、郷倉和子さんの題は「空へ」。絵はキャンパス一杯、そらあ、空を描いてある。四季の中で寒中の空に魅力があったので~とコメントがあった。これも、絵と題が一致している。第4室の同人、高橋天山さんは頭が8つ、尾が一つのヤマタノオロチ。題は古事記から「八俣遠呂智」。日本書紀では「八岐大蛇」だそうで、オロチの違いにオロオロする。第6室の榎本時子さんは身体が、縞々の縞馬を描き、題は「初夏」…、しょうか?。

 

  第98回院展は東京、京都、大阪が終わり、現在は山形美術館で開催中。このあと、島根、名古屋、横浜、岡山などへ巡回する。

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2013年10月26日 (土)

コロッケカレーうどんは高値一番

 

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これって、ひょっとして、最高かなあ。JR山科駅の麺家、コロッケカレーうどんである。何が最高かというと、値段が…だ。店前の自販機からメニュー選択、単品で450円というのはない。海老天うどんで380円、肉うどんでも430円…、高値の一番銘柄や。

 

昼休みの病院見舞い帰り、職場帰参へ時間が押している。会議時間も迫っている。早め早めなら、ICOカードで、ピッと券を出す麺家だ。コロッケは新メニューか、写真入りポスターが出ている。コロッケ一つ90円、うどんに入れて310円、カレーにすると、グレードが増すのか、450円である。自動ドア開いて入店、ドヤ顔でドヤッと券出した。

 

回りの客?ちらっと見る。きつねうどんにかき揚げ…。値段、勝っているなあと、うどんを引っ張り出したらカレー汁がズボンに…。あっ、これはいかんと、紙ふきでゴシゴシ。よそ見はいかん。まあしかし、高値記念でデジカメ撮影や。右手で箸を持ち、うどんをあげ、左手でシャッター押し。一人で二役、なかなか難しい。1枚、2枚、3枚と撮って、真ん中がその1枚。写真傾いているけど、コロッケもコロっと写っている。ドヤ!最高や。

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2013年10月25日 (金)

棟方志功、油絵の自画像

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 そうか、これが棟方志功の油絵か。JR京都伊勢丹7階の美術館で開催していた「棟方志功 幻の肉筆画」展へ行って、最初の展示3点が油絵の作品。「おらば日本のゴッホになるだ」と、ゴッホに憧れた棟方志功の芸術家としての始まり、それは油絵だった。

 

 御存じ、青森は津軽出身の棟方志功。度のきつい眼鏡をかけ、顔を画材すれすれに描き、書き、掘る。極度の近眼、晩年は左目失明で創作活動を続けた。京都北白川の図書出版会社の社長が津軽の同郷、京都へ来るたび泊まり込んで家の中で描いた作品の数々、初公開だった。版画と言わずに板画という宗教性帯びた作品は有名だが、油彩が原点なのだ。

 展示の油絵は自画像、アメリカの魚、秋の風光図、いずれも縦30㌢、横25㌢ほどの小品。昭和39年制作とあり、年表で確認すると、志功61歳、紫綬褒章受章の翌年である。自画像、絵具が重なり、ボコボコしている。奔放な筆致、強い色彩。「猛烈きわまる血騒を油絵具に受けます」という志功の言葉が紹介されている。志功はゴッホを志向、帝展を目指した油絵は、落選続きだったが、板画や倭画では世界に名を成した。油絵、咳しても、ゴッホ忘れず?。

 

 ※ 写真は展覧会の図版から転写。左から自画像、アメリカの魚、秋の風光図の順。 ※ 展覧会は10月20日で終わった。

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2013年10月24日 (木)

鯉の丸揚げが出た

Img_4356Img_4361Img_4366 出るは出るは、山海の珍味が次から次へ、三回どころではない。前菜がABCと出て、本菜は本妻も一緒にDEFGにちゃんとしたHまで出た。大皿が8回も…驚いた。これにスープ、それもフカヒレ、仕上げのデザートは杏仁豆腐、これがまたあんにん出来ている。

 

 凝るとは、こういうことなのだろうか。大阪枚方市のマンションに住むSMさん(7?)が家庭で作る中華料理である。字引きで<凝る>とひくと、肩が凝るもあったが、この凝るは~物事に集中、細部まで心を用い、工夫と趣向を凝らす~。秋田県能代出身のSMさん、記者をやって、今は奥さん共々劇団の幹部。お邪魔した団地、蔵書の中に部屋があった。

 

 本の中、SMさん夫妻加え10人が座った。最初にS庵中華料理メニューと書いたA4ペーパー。どう書いてあるか。<前菜A・六色冷盤>とあって、なんと~リュースー アロンパン~と中国読みルビも。加えて、山あり谷ありの四声の発音方法まで。さすが、朗読には厳しい役者さん。いや、恐れ入ったの鬼子母神である。カラスミ、アワビ…、キャベツ丸揚げに鯉の丸揚げ…、通販購入含め料理作り1週間とか。凝りの極意、ここにあり。

 

 ※ 写真は左から前菜の六色冷盤、ピータン豆腐、本菜の鯉の丸揚げ。

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2013年10月23日 (水)

オムライス発祥の店のオムライス

   

Img_4527Img_4514Img_4521座った席の正面、ワイドガラスをはめ込んだ調理場が見える。縦1.5㍍、横3㍍ぐらいか、映画のシネマスコープみたいや。山高帽のコックさん、ひょい、ひょいとフライパンを持ち上げ、食材をひっくり返す。熟練の技、店で見せて魅せる。みせかけではない?。

 京都近美の「映画をめぐる美術」鑑賞帰り、歩いた。神宮道の京うどん、ちょっと心動いたが、もう少しと三条通りから古川町商店街を抜け、東山通りへ出た。天下一品かな、王将かなと、円山公園駐車場近くビル2階をみると「オムライスの店、味に輝く―北極星」の看板、新しそうな店だ。金曜夜8時を回っている。どう味に輝くのか、階段を上がった。

 聞いたら今年3月開店、大阪の老舗で京都初進出という。大正12年、パン屋さんから店舗拡大、心斎橋、難波など大阪に10店舗あり、社名は北極星産業。オムライスは創業者の発案、自慢である。オムライスメニュー、ポークあり、きのこあり、きちんとしたチキンあり、松筍まである。元祖の一つ、きのこオーダー。ケチャップたっぷり、色合いが美しい。味もよい。サラダにスープ付きで990円、スープはコーン、またコ~ンかなあ。

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2013年10月22日 (火)

何も考えず、映画をめぐる美術を見て

   Img_4500_2Img_4508_3Img_4504予備知識なし、招待券があったので行った。京都近美で開催中の「映画をめぐる美術」である。開館時間延長の金曜、午後7時に入った。タイトルからややこしい。何から始めるか、副題は~マルセル・ブルータスから始めろ!~という。そう言われても…、である。

 

 鑑賞者は多そうにない。物憂い芸術の秋、まあ、観て、何かを感じることや。チケットを出す3階へ上がる途中の踊り場、ビデオがあって、鑑賞椅子もある。何かなーとみたら、オレンジを箱から出して、階段に転がしている映像だ。面白そうなので、デジカメ撮影していたら会館の係員さん、にこやかに上がってきて、「これは作品で、撮影禁止です」と。

 

 いや、失礼しました~と、椅子席後ろの題をみると、「オレンジを一つ手にとり何も考えずに投げてみる」となっている。作者名は田中功身さん。いや、何も考えず、撮影したらこうなった。デジカメ写真、これは我が作品かな。番外鑑賞から会場内鑑賞へ。作家は田中さん含め12人。始まりのブルータスさんはベルギーの芸術家で、言語とイメージの関係を作品にした、この世界の創始者らしい。作家の一人にアナ・トーフさん、美味しそう?。

 

 ※ 京近美の「映画をめぐる美術」展は10月27日まで開催。来年4月22日から東京近美へ巡回展観する。

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2013年10月21日 (月)

JR大津駅のトト灯り

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 朝にサカナ、夜にサカナである。滋賀の県都・大津の玄関口は、朝から晩まで暫くは魚、さかな、サカナしていた。大津まちなか灯りの手づくりアート。和紙にサカナを描いて、象どって、提灯で吊るして…。JR大津駅琵琶湖側の改札出て、見上げて、オットット?。

 

 琵琶湖のサカナがモチーフで、<トト灯り>というそうだ。洒落好きには、思いがすぐトトく?。駅ロータリーの前、駅玄関の屋根の下、柱と柱の上である。10月は400年の伝統を誇る大津祭り開催に連動して、町に賑わいを~と、確か5、6年前から始まった。正式には「大津まちなか食と灯り祭り」。灯りは神社にあり、商店街にあり、ありがたい。

 

 トト灯りは地元のカカさんの手づくりという。どんなトトがいるかなと、柱から柱を見上げて歩いた。大津絵の鬼念仏を描いたトトがいる。近江の地酒・七本槍を抱え、眼のふちを赤くしているトトもいる。鰭に<おいでやす>の歓迎トトもいる。柱と柱に6匹いて、色んなトトさんが42匹もいる。大津は県都駅だけどエスカレーターがない。土日は食事処を探すに苦労する。ドトールコーヒーもない。でもさあ…、琵琶湖の灯り、トトはいる。

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2013年10月20日 (日)

米原から大津へ、一日にラーメン3杯

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あの日、お腹にラーメンが3杯も入った。昼に湖北の米原へ行って1杯、夜は大津に戻って一度に2杯…、麺だから面と向かっては言えないけど、そんなことは、いけ麺?。ちょい、苦しいかな。一日ラーメン3食、望んだわけでない。まあ、出会い、まあ、流れ…。

 

 米原の1杯から書こう。県文産会館に特設の芝居小屋公演鑑賞、昼なので駅前の平和堂へ入り、一福である。ちょっと一服ではない。何度か行っているラーメン屋さんの店名。中華そば単品490円で、隣接のマクドは撤退、ゆっくり一服だ。麺はなぜか長野県産、味はアジアの味?麺は麺?。公演すんで、大津駅で降りて、夕方恒例のスタンド林屋入り。

 

 聞くと、県庁周辺で、ラーメン味比べの、滋賀イケ麺バトル開催中という。そうや、去年も行った、行った。大津祭り宵宮と同時開催。夜もまたラーメンかーとは、つゆ思わず、どんなイケ麺が出ているかな?とまた行った。県庁駐車場は屋台テントが占拠、かつて県警のあった場所だけど、だれもイケめんせん!とは言わない。これまた、苦しい。売り場で、食べ比べの意識働き、5百円食券2枚、ラーメン2杯分…、それは、いけめんやった?。

 

 イケ麺バドル全国から15店が出店、グランプリは彦根の鶏ラーメンの十二分屋さんとか。あの夜食べた2杯は、京都一乗寺の中華そば屋台屋と幻の瀬田しじみラーメン。

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2013年10月19日 (土)

宮崎県は耳川の落ち鮎

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 焼物・炊物の欄に~特におすすめ~とあり、波線で3品囲ってある。波線の中、一番上は「宮崎県天然鮎1匹640円」。店長が宮崎出身とは知っているが、宮崎はどのあたりの宮崎か、天然鮎とはどう天然か、カウンター越しに注文して、そうか、そうかと聞いた。

 

 JR大津駅からすぐの食楽、酒楽「綾月」である。駅前ロータリーを渡って、寺町商店街側のビル地下1階、ずっと昔は居酒屋「田吾作」だった。紺地の割烹着の主人、店勤めから2年前に独立した。最初にどこの鮎?と聞いたら、故郷の諸塚村の耳川で獲れた落ち鮎で、実家の親父に送ってもらっていると言う。串刺し、塩振り前、皿に乗って出た。

 

 産卵に川を上ってきた鮎を〈落ち鮎〉というが、宮崎からはるばる大津まで来て、おちあう?とは…、粋な鮎である。串刺しの所と焼き上がりの写真を撮って、お腹を開くと、白子入りで、店長が雄ですなあ~と。耳川ってーと聞くと、宮崎県の東臼杵郡諸塚村だそうだ。宮崎の知人に携帯で確認すると、~へえっ、えらい山の中です~と。店長もそうです、そうです~と。耳川からの鮎、一度に20匹届くそうな。味?それは耳川で美味なり。

 

 諸塚村は宮崎県の北部、人口は年々減り、現在は1800人ほど。 ※ 特におすすめのあと2品はホタテといちじくのソテー680円、かますの塩焼き500円。 

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2013年10月18日 (金)

白鬚神社の湖中鳥居、船から見た

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ないない、そうはないというより、ない。ネットで白鬚神社を検索して、「近江の厳島」と言われる湖中大鳥居の画像を一杯見たけど、本殿のある国道側からの写真画像はあっても、琵琶湖側からの写真はない。上の画像、船で湖側から撮った。エッヘン!、咳が出た。

 

 白鬚神社、滋賀県高島市鵜川に建つ。創建1900年、近江で最古の神社という。全国にある白鬚神社の総本社で、白い鬚の縁か、長寿祈願の神様でもある。ネット調べのついでに、ひげの漢字を調べると、鬚あり、髭あり、髯あり、卑下するひげもあり、頭が混乱、ひげえことに?。神社は国道161号わき、マイカーで湖北方面へ行くとき、必ず通る。

 

 話は白鬚神社の湖中大鳥居のことだ。大津港から琵琶湖汽船のmegumiで、湖上から近江八景を見て、沖島へ寄ったあとだった。船はゆっくり、ゆっくり、沖合の大鳥居へ近づく。陸側の本殿鳥居も見える。朱塗りの鳥居が二つ重なり、いいアングルや。湖中鳥居は湖面から12㍍という。船はさらにスロースロー、鳥居の扁額が見えてきた。勘亭流で「白鬚神社」だ。扁額写真、湖側からが鳥居正面の証明なり。エッヘン!また咳がでた。

 

 神社のHPによると、湖中鳥居は、湖上交通の盛んなころ、船で参拝の目印だったとか。復興鳥居は昭和12年、大阪の薬屋さんが個人で建て、現在の鳥居は昭和56年の琵琶湖総合開発の補償事業として建った。

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2013年10月17日 (木)

象形文字で百魚図

   

Img_3822Img_3821Img_3823額の図は見るからに魚である。頭にも尾にも鰭にも…、魚の象形文字を書いて、全体で魚を描いている。見て、ギョッとして、うおっとして、もう一つ、ついでに、おっとっと…である。魚の象形文字、そんなにあったのか、写真撮って、しょうけい、しょうけい…?。

 

 京都四条大橋西南、北京料理・東華菜館室内の額である。ヴォーリーズ建築設計の建物を見学に行って、2階だったか、3階だったかの、室内に掛っていた。額の説明はなかったが、面白いなあと、写真を撮っておいた。額の左に「百魚図」とあって、作者の名前か、石硯の二文字と、その間に庚申初夏と。干支でかのえさる、その年の初夏、しょうかあ?。

 

 写真をパソコン画面で拡大、魚の象形文字が百あるか、数えてみた。マウスのルーラーを回し、口から1、2、3…、お腹あたりで50、さらに続けて、51、52、53…、尾っぽに入って、97、98、99、100…、ぴったりや。やったあ。魚の象形文字、みんな異なる種類の100文字、ハイ、拍手~!。書く方も書く方、数える方も数える方だけど、漢字博士白川静の常用字解によると、魚の象形は上から見た魚の形、ギョと!?。

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2013年10月16日 (水)

蕎麦屋さんの店名は蕎岳

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店内貼りの毎日新聞記事によると…である。店長のお名前は田畑卓之さん。平成11年12月の記事なので、年齢を二つ加え、いま52歳。「京のお店」という企画で紹介された山科区東野の蕎麦屋さん「

蕎岳」である。店長は山岳好き、店名は <きょうがく>と読む。

 

 開店3年余り、店長は映画も好き、洒落も好きで、こだわりが様々にある。そば粉は石臼で挽いており、10割そばも。記事に~舌と遊び心をくすぐる店を目指します」と出ていたが、メニューに山科ゆかりの「蓮如蕎麦」「義士蕎麦」あり。毎日新聞もそこが面白くて取り上げたようだし、我が足も自宅へ帰る途中、「蓮如蕎麦」の看板に惹かれて入店した。

 

 蓮如蕎麦は店から徒歩10分ほどの所に御廟がある蓮如の縁。蓮如の北陸布教に絡めて越前福井名物のおろしそばに。義士蕎麦の方は、内蔵助の山科隠棲に因んで、討ち入りの日に限り出す。こだわりの徹底だ。店内見渡すと、カウンター右上にパソコン画面。03年夏、店長が穂高縦走した写真が次々と出てくる。上高地、焼岳、独標…と山の表示付き。店名の「岳」は何処?と聞くと~実在しない、この店が蕎岳~と。それは驚愕!?。

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2013年10月15日 (火)

鶴喜そばで3世代昼食

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 野菜たっぷり、とってもヘルシー…、それは何かというと、新メニューで蕎麦のちゃんぽん。単品900円、白ご飯セット1000円だけど、ヘルシー意識で単品に決めた。病院見舞いの昼下がり、山科音羽の国道1号にある鶴喜そばへ行って、メニュー選択である。

 娘婿50歳代、孫20歳代も一緒、3人で入店だった。あとの2人は何をするか、二階入り口メニューウインドウを見て、熟考に熟考を重ねた結果が出た。孫はざる蕎麦700円という。それだけ?と思ったら追加があった。唐揚げセット500円も、だ。娘婿はというと、きつねそばにかやくごはん、天ぷら、一品付き980円のサービス定食の選択だ。

 

 世代を超えて身内男3人の昼食会である。蕎麦のちゃんぽんとは珍しく、ちゃんぽんとしているかな?と見たら、野菜いっぱい、蕎麦は見えない。恥ずかしいのかなあ。蒲鉾、豚肉、白菜の下から引っ張り出して、まあ、いける。右隣の孫みたら、ポテト、烏賊リンク入りの唐揚げセット、もうない。対面の娘婿、おすすめ膳…全然ない。二人とも早い、早い。なんとも早い。これは、何の差だろう。味わいの差、値段の差、年齢の差…、サア?。

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2013年10月14日 (月)

葵茶屋のおすすめは葵の上

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 白ご飯か、松茸ご飯か、どちらにします?ーと聞かれたら、貴方な~ら、どうする。そりゃあ、ワタシャ松茸やがな。ミニ蕎麦にしますか、味噌汁にしますかーの問いもあって、それは検討の余地ありだったけど、白ご飯と松茸ご飯の選択となれば、聞かずもがな、だ。

 

 JR京都伊勢丹11階レストラン街の葵茶屋、初入店だった。7階の宗方志功展、招待券を持ち忘れ、またにしようと階上に行って、京の野菜のせいろ蒸しーの看板が目についた。最近は野菜不足かなあーと思うところもあり、10月31日までという豪華そうなおすすめメニュー葵1680円の写真も目立っている。野菜せいろ、セイノー!と入った。

 奥のテーブルに座り、葵と注文して、白ご飯か、松茸ご飯かの質問だった。それは松茸!と声高に言って、ちょっとまったけで、お膳が出てきた。せいろ箱の京野菜は丹波しめじ、九条ネギ、壬生菜…、それに丹後の砂地栽培の小芋とか。これ、恋も甘いも小芋??。松茸ご飯、松茸あるか、あるある。造りもある。蕎麦もある。デザートのわらび餅もある。これはこれはと、上から写真撮っていたら、はい、天ぷらです。なかなかの葵の上だった?。

 

 ※ 葵上、源氏物語に登場。

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2013年10月13日 (日)

湖上から見る近江八景、その2

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 船から見える八景、見えない八景…、船はそれでもハッケヨイヨイ?と進む。成安造形大付属近江学研究所の湖上から見る近江八景。年間5千円の会員限定フォーラム、現地研修、好企画だ。八景クルーズは瀬田夕照、石山秋月から進路は北へ、堅田落雁へ向かった。

 

 進行方向、今度は左舷がいい。堅田の浮見堂が見えてきた。名称どおり、湖に浮く御堂、平安時代に叡山のお坊さんが湖上安全祈願で創建した。木村所長が言う。「琵琶湖総合開発で、水位が下がり陸側に移動しました」と。浮御堂、湖上から拝見が正面。堅田落雁は秋から冬、雁7、8羽の編隊飛行をいう。変態非行、それはイケン。堅田の前の運航は矢橋の帰帆。

 

 これは瀬田の唐橋を渡らず、大津・石場から渡し船で草津の矢橋へ行く光景。風雨でかえって難渋するので〈急がば回れ!瀬田の唐橋〉の諺が誕生した。その矢橋、いま人工島が出来て、あの辺、あの辺!も、船から見えない。唐崎の夜雨-、湖にせり出した大きな一本松、あそこ!あそこ!と船から見える。夜雨の広重版画、木村所長絶賛なり。比良の暮雪―、千㍍以上の標高の山が7つ重なり比良山系。昔、サンケイバレー、購読は産経新聞?。

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2013年10月12日 (土)

湖上から見る近江八景、その1

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湖上から近江八景はどう見えるのか。大津港から琵琶湖汽船megumiに乗った。定員2百人、08年にシップ・オブ・ザ・イヤー受賞した船、小回りが利く。案内は成安造形大前学長の木村至宏先生(7?)。雑誌で近江学の父と紹介された先生、解説申し分なし。

 

 成安造形大学付属近江学研究所の企画で、木村先生が所長をしている。船内、どちらに座るか、八景と航行コースを考え、右舷席だ。木村所長、最初の挨拶で解説が即始まった。16世紀後半、公家の近藤信尹(のぶただ)が膳所城天守から眺望、中国湖南省の蕭々八景になぞらえて、同じ名称で晩鐘、夜雨、晴嵐、秋月、帰帆、落雁、暮雪を選んだという。

 

船は三井の晩鐘を朝に?感じ航路を南へ向けた。無料化決まった近江大橋をくぐって、粟津の晴嵐。旧東海道筋に松並木が150本、晴れていても強い風で松が嵐のようにざわめいたので晴嵐という。昔の松は3本残っているそうだが、今は湖岸埋め立て地に松並木を植林、右舷からよく見える。右席、正解だ。船は唐橋まで行かず、歌川広重の描いた浮世絵の瀬田の夕照での解説。夕照をせきしょうと読めば、八景通、ハッケヨイヨイ??。〈続く〉

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2013年10月11日 (金)

沖島のことパート2

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 琵琶湖の沖島でのこと、もう少し書く。淡水湖に浮かぶ島で、人が住んでいるのは、世界でも珍しいという。島民の祖先は保元・平治の乱で破れた7人の兵士漂着からで、今でも小川、北、茶谷、中村、西居、久田、南の姓が多く、その7人が始まりだからという。

 そう言えば、蓮如像建つ西福寺の住職は茶谷さん、資料館の説明は小川さん、漁業組合長さんは中村さん…。島は離島振興法の対象になって、今、国からのお金をどう活用するか、住民アンケートしていて、組合長さんは島内周遊道路をーの声が多いと言う。沖島マップ、10円で買って、沖島小学校のある粟谷港から漁港まで湖岸道路をゆっくり歩いた。

 

道路といっても三輪車が通る狭い道幅、車はとうなっているか、島内には1台もない。島民のマイカーは対岸の近江八幡の駐車場という。漁業の島なのに畑に案山子、ギョギョとした。青い覆面に赤シャツ、赤いトレパンがずって、シミーズが見えている。現代アート意識か。町の中心、かつての網元屋敷は〈いっぷくどう〉という店名のカフェに。コーヒー1杯350円、座敷の柱時計がボ~ン…、島の古きを訪ね、新しきを知る。温故知新。

 

※ 沖島には近江八幡の堀切港から1時間1本ていど通船が出ている。

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2013年10月10日 (木)

次は大阪、なんで?

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あれは昼下がりの変事だったのだろうか。JR琵琶湖線、京都駅から大津の職場に戻るのに米原行き普通に乗った。10両編成の7号車、一番前の4人掛け席に座って、何気なしに行き先表示の電光掲示を見上げたら…である。「次は大阪」…、乗り間違えたのかな…。

 

 いや、確かに京都駅で14時36分発米原行きだった。東山トンネルを過ぎて、車窓を見渡した。いつも見る景色は山科、次は山科やないとおかしい。なんで大阪やねん。電光掲示が赤穂行の下りと間違っているんやーと、座席を立って、デジカメで証拠の写真を撮った。車掌も~まもなく山科、山科~と車内マイクしている。表示だけ、おおっと大阪や!。

 

 ちゃんと山科駅に停車、それなのに表示は大阪…、頑固なやつや。電車は山科駅を出て、次は大津へ動き出した。今度はどう出るか…、と目をサラにして見たら「次は新大阪」と出た。そうか、上りは上りだけど、表示が遅れているんや。台風24号、九州から山陰沖へ出て、急にスピードを上げた昼下がり。電車もスピードについていけなかったのかな??。京都と滋賀の府県境にあるトンネルを抜け大津駅着、いや、まだ新大阪、これは変事だ。

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2013年10月 9日 (水)

沖島の湖島婦貴会とよそものコロッケ

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 湖島婦貴の会と書いて、ことぶきかいと読む。琵琶湖の沖島に暮らすご婦人たちの組織名である。湖の島、まさに沖島。人口は135世帯350人、ご婦人は少なく、それだけに貴いし、寿とのかけあわせ語呂がいい。もう一つ、沖島よそものコロッケというのも…。

 

 よそものとは、ブラックバスのことである。アユ、フナ、海老、モロコ…など漁業で生活を支える沖島にとって、外来種のブラックバス、ブルーギルは、まさによそもの。それを逆手にとって、湖島婦貴の会が新商品にした。沖島のブランドに加え、よそもののコロッケ、既にして味がある。まん丸いコロッケ6個入り300円、ヒット商品になっている。

 

 湖島婦貴の会の仕事場は漁業会館、船着き場の前である。1階にお土産コーナー、えび豆、鮎若煮などワンパック500円で売る。団体客には弁当も出す。湖上から見る近江八景で沖島行ったおり、会館2階の集会場で、組合長解説付きで弁当開いた。沖島名物の珍味が一杯。ビワマスの造りと煮た物、鮎の南蛮漬け、ワカサギの天ぷら、えび豆…、季節季節でメニューは変わるそうな。夏場は鰻のかば焼きもと。今度、どうカバーするかな。

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2013年10月 8日 (火)

アオサギ、トンビ、鷲が飛ぶ写真

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 そうトンビ、トンビ出会うことはない。いや、タンビタンビ…、いやいや、そうじゃなくて、たびたび…だ。日常に洒落癖がついてしまって、我が国語は審議の対象である。書きたいのは、アオサギ、トンビ、鷲の空中飛来と出会って、デジカメを空に向けたことだ。

 

 上の写真3枚がそうだ。地下鉄東山駅を降り、京都市美へ、白川沿いを歩いていると、アオサギが川の中を1歩、2歩…と足を伸ばしている。腰のデジカメ取り出し、構えた所で、羽根を広げ、空中舞い上がり。何処へ行くのか、行ったのか、それが左の写真、まあ、撮れた。翌日は琵琶湖の沖島。湖上から見る近江八景の企画で、昼食兼ねて上陸だった。

 船を降り、漁業会館への散策中、ピーヒョロロロと鳴くトンビ。上昇気流に乗って、空高く輪を描いている。タカ目タカ科で、別称はトビ。3羽、5羽…、もっといる。空を仰いでデジカメズーム10倍。ピーヒョロロロ、ピーヒョロロロ…、見上げて、構えて、構えて、こっちもヒョロロヒョロロ…。真ん中の写真、何羽写ったかな。大津港着き、渚を歩いて大津市民会館、今度は鷲が1羽。右の写真だ。今日のワシ、どうなっているのかな?。

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2013年10月 7日 (月)

東華菜館の全館を見学する

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 何だと思いますかーと于修忠社長が言う。見学会の皆さん、顔を上げ、于さんが指差す方向を見る。北京料理の東華菜館である。正面玄関の2階から上、道路側から見上げて、壁面の彫刻は山の幸あり、海の幸あり…だ。築88年、5階建て洋館、スパニュシュ・バロック様式である。

 

 建築家、ウイリアム・メレル・ヴォーリーズが設計した。近江八幡市中心に国内で学校、教会など西洋建築を多く手がけたが、商業施設は数少ないという。京都の四条大橋西詰、鴨川を挟んで、南座の対面にある。學ぶに游ぶの会、これは學ぶ編。三代目社長の于さん直々の案内で、日本最古の現役EVはじめ、屋上まで全館を回って、その最初が~あれは何だと思いますか~だ。

 正面壁面、建物5階当たりか。デジカメを10倍ズームに引いて、左の写真である。動物は動物だけど、獅子じゃない。羊でもなく、ヤギという。メエッ~と鳴けばだけど…、そうめえるかな。大きな口を開けた魚、おっとっと、見上げて、我が口も…。果物にバナナ、どこ産か、ちょっと太短い、そんなバナナ…。ナツメもある。漢字で棗、春でも秋でもナツメ…。室内の文様は様々、塔屋も異国情緒あふれる。登録有形文化財の東華菜館、サイカ、サイカ…なるほどなあ。

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2013年10月 6日 (日)

モロコと新サンマの塩焼き

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皿をぐるりと回し、こっちから、こっちから~と仲間二人から声がかかった。ご親切なことである。モロコの塩焼き、食前デジカメ撮影。薄ら焦げ目のついたモロコが5尾、流線型、美しく乗っている。黄色いレモン、赤いミョウガ、青いパセリ…、彩り絶妙である。

 

 魚料理の「よこちょう」会食会、京都木屋町二条東で、2か月ぶり。何時ものメンバー、最初から2人欠け、当日1人抜け、3人だった。季節は秋、魚メニューも変わってきた。毛ガニが出ている。2分の1杯2200円、シーズンに早い。注文の始まりはびわ湖産モロコ。5尾400円、1尾の値段が割り切れない。3人で5尾、1人何尾か、ややこしい。

 

 次は新さんま塩焼、根室産の初物400円である。これもデジカメで撮影した。こんがりした焼きあがり。根室沖、あまり寝むら?ずか、目がぎょろっとしている。体長30㌢ほどだったか、頭が長い皿から出ていた。大根おろしとミョウガも入れ、全体をどう写すか、立ち上がって俯瞰撮り。注文は3人で1尾なので、これまたモロコ同様、1人分がややこしい。割り切れる人生、割り切れない人生…、モロコとさんまの塩焼きの秋に思う?。

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2013年10月 5日 (土)

滋賀ブランドで信楽狸が総出演

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それは、それは、狸、狸して、近江、近江している。甲賀忍者に扮した狸もいれば、長浜の黒壁でガラス細工中の狸もいる。人気のひこにゃんも混じる。湖北の十一面観音か、慈悲深い仏像も描いてある。古くなってもサラダ!サラダパンを夢中で食べる狸もいる。

 

 JR大阪駅の時空の広場であった滋賀県のイベントである。京都駅から9分で滋賀県大津入り、近い近い。歴史文化があり、自然があり、県民所得は日本で4番、パソコン普及率と図書館貸出は日本1…、でも、そう知られていない。産官学民が一つになり、滋賀のブランド力発信というイベント。大津市雄琴、成安造形大学の学生さんがお手伝いに出た。

 

 女子学生3人が描く信楽の狸さん、一体、何匹いるだろう。縦で1.7㍍、横で7㍍という大きな布キャンバス。ビワマス狸、花火打ち上げ狸、鮒ずし狸、丁稚羊羹狸、近江牛狸、赤こん狸…、1、2、3、4…、数えても数えても狸、40匹以上という。秋の連休中のイベント、会場に大鯰のゆるきゃらキャッフィーも来た。胸に滋賀の「S」マークをつけ、お絵かきライブに飛び入り参加だ。狸で描く滋賀の名勝、名物…、ここにありしか?。

 

 滋賀・びわ湖ブランド展は9月21日から5日間あり、成安造形大学生によるライブペインティングは9月21日と22日にあった。完成した狸絵は成安造形大が所蔵している。

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2013年10月 4日 (金)

赤い羽根は何のトリ

   Img_3877Img_3879Img_3882ある夜の立ち飲みスタンド林屋さんである。顔見知りの一人客が一人、二人…、お互いまあ食いねえ、飲みねえで、ゴーヤ入り出汁巻きとミリン干しが出て、なぜか赤い羽根が話題になった。ゴーヤの味が三やとか、ミリンが五輪とか、ダジャレが飛び交ったあとだ。

 赤い羽根は10月から始まった共同募金のトレンド。あの羽根は何の鳥?という質問が出た。チルチルとミチルが探したのは赤い鳥でなく、幸せの青い鳥だしなあーとちょっとは真面目に考えていたらau勤務の20歳代の一人客がスマホを指でピッピッと撫ぜて、ハハ~ンと言う。赤い羽根はコケコッコーの鶏さん、中国から輸入していると答えを出す。

 赤い羽根1つ2円として5千万本、計1億円と、スマホ回答は即座である。あの夜は実は9月30日で、翌朝は共同募金始まりの日。毎年、JR大津駅改札出た広場で嘉田知事が立っている。共同募金会の田口会長も知っている。幾ら募金箱に入れるか、100円硬貨1枚か、3枚か、それともエエイと千円札1枚か。当日朝、黄色い法被に募金箱持って、知事、会長らが並んでいる。目があった。顔で笑って、心で泣いて、エエイと札を出した。

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2013年10月 3日 (木)

ルノワール肖像画の最高傑作はジャンヌ・サマリ

 
Img_3749Img_3754Img_3758音声ガイドの声優松尾佳子さん(6?)は語る。展示室2階、音声番号は14番、印象派の巨匠、ルノワールが描いた「ジャンヌ・サマリーの肖像」である。~夢見るようで、女性の愛らしさが溢れています…~。声優のベテラン、愛らしい語り口、声もさすがあ。 

 

 ガイド番号14番を特別に2度押し、聴き返してジャンヌ・サマリを見た。左手に軽くほほを乗せ、眼が潤んで、まどろむようで…、バックのピンク色がほのやかに人物を包み込む。さすがにルノワール。ガイドの松尾さんがさらに言う。「印象派時代のルノワールの、最高の肖像画です」と。改めてまた画面を見る。ピンクの色合い、うっとりである。 

 モデルのサマリは、フランスのパリ、コメディ・フランセーズの女優だった。富豪の息子と33歳のとき結婚、10年後に亡くなったという。舞台では田舎娘が得意だったそうだが、ルノアールは可愛らしい上品な女性に変身させているという。展覧会は居留地区にある神戸市立博物館で開催中。名古屋、横浜から巡回のロシア「プーシキン美術館」展である。JR三ノ宮から京町筋へ、街路灯に取り付けた肖像画旗、サマリ、サマリと翻る。

 

 ※ 展覧会はフランス絵画300年を副題にモネ、セザンヌ、ゴッホなどプーシキン美術館の所蔵作品を公開、12月8日までのロングラン開催。

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2013年10月 2日 (水)

3軒目はラーメンの元町軒

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 神戸まで来ると、足がまた行こう!、行こう!と言う。阪急三ノ宮の高架下、狭くて細長い飲食店街である。最初はとんかつの七兵衛へ行き、次は海鮮丼の駅前へ入った。生田筋ロード東側で、2軒が隣り合っており、その隣がラーメンの元町軒、3店が並んでいる。

 

大学女子駅伝応援帰り、ラーメンの元町軒へ入った。これで、3軒並び店の連続入店である。夕方も夕方、まだ5時前なのに、とんかつはカウンターが一杯、人気一番かなあ。海鮮丼も激セマ店だけに2人でも入っているように見える。三ノ宮にあっても元町軒、店内は広いけん?。カウンターで20席はある。聞いてないけど、3店舗中の老舗かなあ。

 

戸口に危険、段差あり!!の紙書きがある。ダンサーでも注意が必要なのだろう。店内の食券自販機の前に立った。店前看板で◎印が付いていた左上1番目の「元町らーめん750円」を押した。L寸の半熟味玉入り。食券受け取りにきた店員さん、一番人気です!という。細麺、鶏がらとんこつスープ、L寸玉子…、選択に間違いなかった。店を出て、4軒目のお隣さんは、餃子の専門店「ひょうたん」。今度は何時かな、どんな駒が出るかな。

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2013年10月 1日 (火)

じゃんけんぽんでマッタケ

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あのじゃんけんポン大会、チョキから始まった。大体、ジャンケン、ホイ~、最初はグー!…と思って、ぐっと右手を握りしめて挙げたら、壇上の主催者は意外にもチョキを出している。主催者と同じチョキなら2回戦進出、違うとそこで敗退、あとは観戦組である。

 

 洋食の老舗、スター食堂がウイズユーになって、京都四条寺町上ルに地下1階地上5階のビルが出来て、25周年を記念する大感謝祭の催し。1枚300円10枚綴りで1冊3000円のチケット買って、ビール、酒、ワイン、造り、ローストビーフなど、各階を上へ下へ。マグロの解体ショーもあって、切り刻んだあとどこを買いたいか、大トロかなあ。

 

 ジャンケン大会はフィナーレ。勝ち上がると、賞品は高級ワイン、丹波マッタケ、丹波牛が選べる。会場の4階、参加50人余りがジャンケンまたジャンケン。主催者はチョキ、パー、グーでふるい落とし、6人になり、3人になり、ついに2人に…。仲間4人中、SYさん(5?)が明石から来た証し…と勝ち続け、決戦はパー出して、優勝はパー。それでも、丹波マッタケ獲得。焼くか、土瓶蒸しか、どうするかと聞くと、ちょっとマッタケ。

 ※ ちょっと待って、後日聞くと、友人とすき焼きにしたと。美味しかったでしょうなあ。 ※ ウイズユー感謝祭は9月26日の開催だった。

 

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