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2013年8月

2013年8月31日 (土)

牛肉サミットの、いわて短角和牛

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神戸か、松坂か、米沢か、地元の近江か、それは、もう悩む。今年で3回目の牛肉サミットである。大津の琵琶湖岸に全国の牛さんたち、串やステーキや寿司やビーフで登場して、もう一つ、もう一つと食べ比べ、投票でNO1を決める大会。説明、もう、いいかな。



 湖岸一帯、テントが並び、16店舗が出店している。肉焼いてジュウジュウ、煙がもうもうと洒落るより、食べて、ウッシッシの方がいいかな。洒落の定番化、新鮮味がなく、もうよそうと反省しつつ、アルプスみたいにヨーデル、ヨーデル。仕事帰り、ちょっと寄った。選んだ店は、岩手の短角和牛の牧草焼き。京都北山・南山が震災復興で出している。

 

短角牛とは、南部藩時代に沿岸と内陸部を行き来した南部牛が始まり。米国牛との交配で品種改良、赤身は脂肪分が少なく、ヘルシーで美味しいという。麦飯と古民家改良の焼き肉店・南山が、震災の岩手に愛の手を差しのべ、お店で提携販売している。会場で岩手の牧場から来たお兄さんに話を聞いて、牧草でいぶして焼いた赤身肉、口にした。柔らか~い、うま~い、いけるがなア~。岩手のお兄さん感じがいい。投票、投票、投票や!。

 

 牛肉サミットは8月24、15日開催、来場は2日間で7万人。投票結果は①松坂牛の朝日屋②米沢牛の串焼き③神戸ビーフのロースト寿司だった。 ※ 右の写真はテント前、南山の短角和牛牧草焼きの販売スタッフ。

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2013年8月30日 (金)

店長が出石皿そばの食べ方指南

 
 Img_2721Img_2717Img_2724店長おすすめの食べ方があるという。手打ちの出石皿そばである。小皿は上に一つ重ねて計5皿だ。麺は黒く短め。薬味は、刻み海苔に葱に山葵。隣は山芋のトロロ?。生卵は一つ、君だけよ♪。おつゆは徳利入り、お椀にそそぎすぎると、オットット……、要注意。

 

 旧東海道沿い、県庁前の滋賀会館北側にある手打ちそば処「やぐら」さん。京都洛北から移ってきて、もう3年という。ご主人、いつも頭に手ぬぐいバンダナ、そば手打ちの職人を感じさす。職場から最短、ビル2階へあがって、戸を開けるまで1分。体重過多傾向になると、カロリー減で続けて通う。店内は手書きの効能、オ~ノ~と思うほど貼ってある。

 

 蕎麦の主要成分はビタミンB1、B2にルチンに食物繊維…、効能は脳梗塞、心筋梗塞に良い。信州上田に始まる出石蕎麦の歴史、挽き、打ち、茹きの伝統の技のイラストまで貼ってあって、食べ方指南である。まずはおつゆにつけ、麺の味をそのままにという。う~ん、コシあり、さっぱり。つゆは辛めかな。次は薬味入れて、三皿目は山芋、四皿目は黄身…、五皿あって、どこで二皿…、これは指南なく、食べる側の判断、至難の技???。

 

 ※ 出石皿そばは750円、小ライス付き800円、日替わりメニューも、夜は居酒屋に。

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2013年8月29日 (木)

北極熊のキタオとキタコ

 Img_2501Img_2484Img_2496クマさん、仁王立ちしている。身長は2.3㍍、おおっ!大きい。お名前は「キタオ」くん、北極熊のオスという。何で、キタオかな?と考えた。う~ん、北極から来たオスだから?、割に単純な命名のようだ。神戸・王子動物園でかつてアイドルだった剥製である。

 

 Y+Tマークの横尾忠則現代美術館2階入り口にこのキタオくんがいた。兵庫県西脇市出身の横尾さん寄贈作品を収蔵する美術館で、去年秋に開館した。兵庫県立美術館王子分室の敷地の中だ。今、開館記念第3弾の企画展「YOKOO‘S YOKOO ZOO」を開催している。動物図鑑のZOOだからといって、ずっとではない。9月16日までだ。

 

 キタオくん、横尾さんの動物作品がテーマなので、客寄せで久々にお呼びがかかった。1969年、今から44年前に王子に入園して、いつ入籍したのか、奥さんの「キタコ」さんと一緒に暮らしていた。奥さんは3階フロア、挨拶に行った。お名前は女性だから子がついて、キタコさん。何事もわかりやすいのがいい。四つん這い、顔をにゅっと出している。目が細く、優しい。キタオとキタコの愛の物語、入園からZOOとだったのかなあ。

 

 ※ 王子動物園に現在いる北極熊は釧路動物園から来た雄のアイスくんと、天王寺動物園から来た雌のみゆきちゃんがいる。ともに1990年から在園。

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2013年8月28日 (水)

横尾忠則の「大入満員」

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 会場入り口正面の作品、いきなり「大入満員」である。1994年制作、英語表示で「House Full」、アクリル作品。神戸市灘区、王子動物園近くの横尾忠則現代美術館へ初めて行って、横尾さんの動物作品を集めた企画展を見た。絵の中、動物たちで満員だ。

 武蔵と小次郎、巌流島の対決を描き、画面の中に色んな動物たちが登場、二人の闘いを見守っている。夏休み、子供さん向け鑑賞の誘いだろう。展示作品のキャプションに~どんな動物が描かれているかな?~と問いかけている。童心に帰って、何がいるか、探してみた。舟の中にライオン夫婦、海の中に亀、オットセイ、飛び魚…、馬に熊にヤギ…。

 

 二刀流の武蔵がジャンプ、迎え撃つ小次郎は得意の燕返し。左手上げ、右手の長刀を伸ばしている。燕はどこ?一羽、いるいる。波間に鯨の尾ひれ、なぜかマストが3本出ていて、世紀の闘いを祝福するのか、色とりどりの風船が飛んでいる。あれっ、右の岩上、何かがフラフープを回している。熊かな、いや違う。コアラだ。こらあっ、驚いた。世界的な現代画家、横尾忠則さん、5歳の時、この原形絵を描いているという。こらあ、参った。

 

 ※ 右の写真が日経新聞の「私の履歴書」に載った横尾さん5歳作品、巌流島の決闘。日経ビジネス文庫・横尾忠則編から転写。左は現代美術館の横尾さん公開制作ビデオから写す。

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2013年8月27日 (火)

焼き肉重定食は1929kcal

 

Img_2747Img_2736この焼肉重定食、まず左の写真から点検をお願いしたい。肉がモリモリと盛り上がっている。彩りに錦糸玉子と葱。ご飯は肉汁をしみこませ、お重の厚さそのままに詰まっている。水キムチにわかめのスープがついて、お値段は1350円。かなり割安である。  

 

問題はカロリー数。何とまあ、1929kcalもある。一日の消費カロリーを2000kcalとすれば、昼一食で、だ。この特別メニュー、京都南丹市のるり渓GCのレストランが出す。朝のラウンド中、カートのフロントガラスに写真を貼って、誘いをかけている。食欲をそそるけど、カロリーがこう多いと、ちょっと躊躇してしまう。 

 

食べたのは、Yさん(6?)とTさん(6?)の二人。少しお腹が出た独り身のYさんは、今日が2度目と言う。携帯で写真を撮り、奥さんがカロリーチェックというTさんは、頼んでからしまった~と反省したが、既に遅し。減量中の我が方は、621kcalの天ぷら蕎麦。カロリー数は3分の一。いっときの幸せか、明日の反省か。でもまあ、人それぞれに食あり。Yさんが箸つける前、記念写真。いや、美味しそう!。隣の芝生は肉いっぱい。

 

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2013年8月26日 (月)

鹿をしかと…見た

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洒落て言うのもだけど、鹿の親子をしかと見た。国語辞典では、しかと…は、漢字で〈確と〉で、はっきりみる―である。京都南丹市、るり渓GC中コース7番181ydのショートホール。平日なのに混んでいて、前の組に追いついた。方ない?と思った時、鹿だった。

 距離がある上りショートで、右手前に池がある。前の4人は職場リタイヤ組、60歳後半から70歳だろうか。鹿は3頭、繁みから出てフェアウエーを横切った。この暑さ、水辺が恋しいのだろう、池の端へ来た。小鹿が1頭、親子連れだ。鹿の位置をしかと見届けたのか、オナーさんが打った。あっ!池方向、イケン、イケン!、水しぶきが上がった。

 鹿がびっくりして跳ねた。無断で池に行った鹿を叱るべきか。まっすぐ打たなかったオナーさんを叱るべきか。判断が難しい。花札の鹿は10月で、これを〈しかと〉と言う。絵柄は鹿が紅葉にそっぽを向いており、博徒仲間では、無視することの隠語になっているそうだ。あと3人は、まっすぐ打った。親子鹿もそのまま池遊びを続けている。もう池入りは無視、不問にしている。標高5百㍍の山岳コースだが、午後は暑く、ムシムシ?

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2013年8月25日 (日)

麻耶山の掬星台

  Img_2525Img_2529Img_2537振り仮名があるから読めるけど「掬星台」だけでは、???である。「掬」は、音読みでキク、訓読みですくう。「掬星台」は、〈きくせいだい〉と読み、長崎、函館と並ぶ日本三大夜景の一つ、神戸・麻耶山上にある。お盆恒例の神戸・灘の叔母宅訪問、帰りに行った。

 

 JR灘駅南口から「坂バス」が春に誕生、麻耶ケーブルの駅まで行く。街と山をつなぐ、ちょいのりバスという。細い坂道をナンダ坂、コンナ坂と200円で上がって降りる。標高690㍍の麻耶山頂まで、ケーブル5分で虹の駅、ロープウエー5分で星の駅、往復1500円。駅の寒暖計は27度、風が吹き、頂上は上々。景色はどんなかと「掬星台」へ。

 

 なんで「掬星」か、掬の訓読みが〈すくう〉で、夜景はまるで星が手で掬えるほどだからという。☆ナンバー5は甲子園球場、☆6は大阪・梅田…、阪神淡路大震災まで叔母さんが住んでいた六甲道はろこ?かな…、あった、☆1の真下だ。夜景はかつて100万ドルだったのに今は1000万ドルのインフレになっている。「掬星台」案内看板に夜景評論家が所感を述べている。~1日の半分が夜なら人生の半分も夜…~、昼行燈でも半分かな?。

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2013年8月24日 (土)

機関車トーマスとアルプスの少女ハイジ

  Img_1807_2Img_2138_2 伊勢丹の「機関車トーマスと仲間たち」もいいなあ、高島屋の「アルプスの少女ハイジ」もいいなあ。どっちも、いいな、いいな…で、二つとも見た。トーマスは絵本が日本版になり今年で40年、ハイジは日本でアニメ放映されて来年で40年…、それ行って知った。

 トーマスの思い出、もう随分、トーマス?。孫が好きで、トーマスにゴードンにエドワードに、英国の王室跡取りのジェームスまで、玩具どれだけ買ったかなあ。原作は英国牧師、ウィルバート・オードリーさん。病気で寝込む子供たちに作ったお話。それが1話、2話、3話…52話にも。原画の全国巡回、2年かけて、ゴトン、ゴトンで計10トン??。

 ハイジは登場人物のハイチがいい?。クララにアルムにベーター…、目元がクララして眼鏡がどこにアルル、洒落はベーター。原作は19世紀スイスの女性作家・ヨハンナ・シュピリさん。これをムーミンの高畑勲、トロロの宮崎駿さん、作画の小田部羊一さんらがアニメ化。アルプス舞台の心優しい少女は、世界中でヨ~デル、ヨ~デルとヒット作に。英国のトーマス君、スイスのハイジさん。モテテ、モテテ…、いま、クール・ジャパン!。

 ※ トーマス展はJR伊勢丹京都が皮切り、全国各デパートで巡回へ。 ※ ハイジ展は京都高島屋がから大阪高島屋へ巡回して、8月19日で終わった。

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2013年8月23日 (金)

TVに映らない高校野球

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そうか、放水の蛇口はマウンド下か。黄色いシャツのグランドキーパー10人、内野に横一列に並んで、ホースを持ちあげた。甲子園球場、次のゲームへ向けグランド整備の散水である。先頭の放水口が、時計周りで内野を回る。熱戦に水入り、いや、清涼、清涼…。

 

 試合前の練習は1校7分と決まっている。終了前、場内アナの「○○高校、練習はあと1分です」の声で、3塁側からグランドキーパー登場だ。グラウンド整備は大体15分間。芝生管理の「阪神園芸」の職員さんら20人。Tのトンボを持ち、お腹の整腸剤、ビオフェルミン広告の整備車に乗り、砂塵をあげて動き回る。TVに映らない高校野球である。

 

 大会旗は右翼から左翼へ、浜風が吹いている。散水がネット裏席へ霧状で流れてくる。涼感、これぞ、無上の喜び?。グラウンド整備すんで、ライン引き。ホームと一塁、ホームと三塁、さらに外野へ…。ヒモをぴんと張って、黒土に白線を描いていく。フェアか、ファールか、試合の鍵を握る判定ライン。仕上げはホームベースの白線。審判が出てきた。さあ、試合開始。♪~雲は湧き 光あふれて……純白の球……ああ栄冠は 君に輝く~♪。

 

 写真は8月17日の甲子園第10日の第4合前のグラウンド整備から。

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2013年8月22日 (木)

毎日、極暑が続きます

 

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毎日の、この暑さ、どういい表すのが、いいのだろう。気象台が表現する35度以上の猛暑日があるから、一般的には猛暑か。いや、熱暑に炎暑もある。いやいや、そんなものではない。心理的には、酷暑、厳暑ではないか。それに加えて、極暑というのがまだある。

 

 今週の始まり、8月19日付け月曜の毎日新聞の朝刊、週刊漢字ーこれ読めますかの一つに「極暑」出ていた。どうですか、読めますか。業界的に言えば、社会対向面の右上で、細長く5段扱い。休め明け出勤の朝、職場で見て、勉強している。きょくしょーかな。いや、それでは平凡すぎるなあーと同じ面の左下の答えをそっと読むと、ごくしょーだった。

 非常に暑いこと、夏の暑い盛りを指し示す漢字で、対義語に極寒がある。これ、きょっかんーでなく、ごっかん。昨日の8月21日付け京都新聞、京都は15日連続猛暑日で戦後記録を更新-と夕刊1面に出ていたが、冬の極寒もかなんけど、何時まで続くのか、この極暑も嫌や。極々と書いて、水をゴクゴク飲みたくなる。毎日新聞の、あの日の暑い漢字、あと二つは「流汗淋漓」と「霍乱」だった。さてさて、どうでしょう、読めますかな。

 

 ※ 「流汗淋漓」は〈りゅうかんりんり〉で、汗がだらだら流れること。「霍乱」は〈かくらん〉で、漢方で日射病、つまり熱中症。夏の起きやすい急性の病気で、ことわざの〈鬼の霍乱〉はいつも元気な人が病気にかかること。

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2013年8月21日 (水)

三宮高架下のヘレかつ丼

 

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う~ん、これは、○○…、花○中の花○や。なんと柔らかいヘレだろう。ひとかじり、ふたかじり…、口の中がヘレヘレや。神戸は三宮の高架下、とんかつの七兵衛である。食券買って、身体を斜めにして入り、入口から三つめのカウンター席に座り、食券を出した。

 

 所謂ガード下の飲食街である。JR側から阪急側へ出て、何処かで食事と決めて、歩いた。立ち飲み屋さん、ラーメン屋さん、ホルモン屋さん、たこ焼き屋さん、寿司屋さん…、のぼりに伝説の塩タレ、店名が焼き鳥魂・朝太郎…、右見て左見て、生田神社のある生田ロードまで行って、戻った。やっぱり、あの店やと閃いたのが、とんかつの七兵衛だった。

 

 お隣の海鮮丼の「駅前」も流行っていたが、決めたからには、だ。黒板書きメニューに~食べればそのうまさがわかる~と添え書きのヘレかつ丼。店内は10席、コップに水を自分で入れて待つ。棚はこしひかりの袋、カウンター前の調理場は黒シャツの若いコックさん…、黒塗りの腕で出てきた。輪切りにしたヘレ、数えて6個ある。キャベツにソース…、レンゲで一つ、二つ…、掬って、食べて、美味い。店探し、我がカン、花○やがな。

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2013年8月20日 (火)

甲子園は波乱の日

 

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甲子園はまさか、まさかーが重なる。一年に一度観戦に行く甲子園。大会第10日の第3試合は、徳島・鳴門と静岡・常葉菊川が戦い、何と何と、鳴門が17対1もの大差勝利。第1試合は春準優勝の愛媛の斉美、第2試合は大阪桐蔭が破れた日だった。

 

 斉美・安楽が9回に意地の3ラン、大阪桐蔭は先頭打者ランニング本塁打、それを家のテレビで見てJRで甲子園入り。もう4回で既に8-0の大差。ここからゲームをどう見るかだ。常葉のスコアボード、安打はゼロ。鳴門の坂東投手のノーヒットノーランか?と思ったら6回にヒット。次の興味は、どうなっとるか鳴門打線。5回3点、6回1点……。

 

 アルプス3塁側は阿波踊り。~えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイ~。翌日の朝日新聞、「踊る鳴門」の見出し。4番伊勢君は4安打4打点。誠にえらいやっちゃ!。8回には2度目の打者一巡で5点。安打数は今大会最多の21本、得点も最多の17点。夏なのに~咲いた、咲いた~?。森脇監督も「ここまで打つとはびっくり」と正直に話す。常葉は投手が8回で5人目。ベンチ入り18人なのに沢山、投手がいたもんや。見所多し?。

※ 鳴門は大会第12日の準々決勝で花巻東と戦い、4-5で敗れた。

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2013年8月19日 (月)

手打ち達人の出雲の割子そば

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 店前看板、これでもか、これでもか!である。「一生懸命商い中」で、「めんの達人」で、「これぞプロの味」で、「本物の手打ち」という。JR瀬田駅前の出雲そば「うお忠」さんである。夫婦経営25年、看板は増え続け、今は「珈琲もあります」「ビールも冷えてます」。

 

 駅前から滋賀近美行きのバスに乗る前、昼前だと行く。店の中も賑やかになってきた。「出雲の味をより一層美味しく」と看板はさらに詳しくなり、「そば粉、本場出雲厳選100%使用」と。~看板、増えましたねえ~と言うと、奥さんが~目立ちませんとねえ~と返す。何時もの焼き鯖定食に変え、初めて当店自慢メニューの割り子そば、天ぷら付きを頼んだ。

 

 座ったテーブルの壁、献上割り子そばの説明。読むと、出雲の蕎麦は実の殻をそのまま挽くので黒いけど、香りよくてコシが強く、蛋白質、ミネラル、ビタミン豊富で、明治天皇が絶賛された~と。出雲大社式年遷宮の賑わい、出雲の木造建築は世界的など、雑談して、注文の割り子蕎麦が出てきた。海老天の尾が3つ、山に聳えるように交差して、黒い海苔が大海の如く、玉子の黄身は日の出の如く…、いや、美しい。出雲では、いつもかなあ?。

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2013年8月18日 (日)

衣笠丼、全国デビュー

 Img_2326_2Img_2328_2いま、外食のなか卯さんのノボリが「衣笠丼」である。どんな「衣笠丼」か、何でまた牛丼のなか卯さんが「衣笠丼」か?と思うけど、我が故郷のご当地丼が全国へ展開、嬉しいなあ。最初のノボリ発見は7月に愛媛へ行ったおり、新居浜か、西条か、今治だった。 

 衣笠丼、ちょっと紹介すると、油揚げとネギを卵でとじてある。創業540年、京都の老舗蕎麦屋の尾張屋さん、今でも定番のメニュー。どうして衣笠かと言えば、金閣寺の隣の山が標高201㍍の衣笠山。第59代宇多天皇が真夏に雪景色が見たいと言われて、この山に白絹かけたという故事に始まり、〈きぬかけやま〉が、いつか衣笠山に…とか。

 

 衣笠丼は卵で揚げをふんわりとじた様が、絹かけの衣笠山に似ているから、そういわれている。衣笠中学出身、この山を見て学んだ。校歌にも衣笠山が出てきた。堂本印象美術館があり、もうお忘れだろうが、横浜DeNAの前身・松竹ロビンスの本拠地が衣笠球場で、今は立命館大衣笠キャンパスになっている。山科の外環三条西のなか卯さん、日曜昼に行った。ノボリ写真撮って、衣笠丼ミニ290円。この味、この味…、いいな、いいな。

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2013年8月17日 (土)

皇室のボンボニエール

 

Img_2104Img_2105Im20051116_05ボンボニエールって、何かな?と鑑賞に入った。今年で開館15周年を迎えた細見美術館の特別展「皇室のボンボニエール」である。副題の~ご慶事を彩る菓子器~で、大体わかったが、折角の招待券、もっと詳しく、ボンボニエールって、どんなんかなあ…である。

 京都市左京区岡崎、いまリニュアル中の京都会館を西へ、疏水を渡って細見美術館。毛織物で財を成した大阪の実業家、細見家が蒐集した東洋古美術を所蔵している。地上3階地下2階、古民家ぽく、モダンぽい造り…、京都に来たからにはーを意識しているような建物だ。入場券と引き換えに細見の「ホ」を記した入館証を衣服に貼って、館内入りした。

 展示解説を読むと、ボンボニエールは仏語で、引き出物に出す銀製の小さな菓子器。手のひらに収まる大きさで、主にギザギザ菓子の金平糖を入れるそうな。展示してあるのは、天皇即位から各宮家の婚礼まで、晩さん会のお帰りで出たボンボニエール120点。猫、虎の動物、飛行機、電車の乗り物…、職人技を集大成したような精緻な引き出物である。フムフム…と見ての帰りの地下鉄、我がシャツにまだ「ホ」。これは、恥ずかしのホホホッ?。

 ※ 展覧会は10月6日まで。 ※ ボンボニエールは欧州の王室の慶事に使われていたのを参考にして明治中ごろから、日本の皇室が取り入れたという。最近では2005年11月に紀宮さまが黒田家に嫁がれ、白い有田焼の磁器製のつぼ型のボンボニエール=写真=が引き出物に出された。中は京都の老舗の金平糖だった。

 

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2013年8月16日 (金)

この暑いのに鍋焼きうどん

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最初に舌が熱い!と言った。この酷暑、高知の四万十市で3日連続40度超えの昼、大津の職場近くで鍋焼きうどん定食を食べて見た。口、舌、お腹がどう反応するか、これもまた経験である。一年前の夏にも、同じことやって、この暑いのにーの免疫は出来ている。

 

 食堂は味さかえ。県庁前の滋賀会館北側、旧東海道で33年の老舗。ここの鍋焼き定食は間違いなくウマい。出てきた鍋、ジュジュ…、暑いのに熱いがな。海老天2尾でっかい、豚肉たっぷり、榎、椎茸、蒲鉾…、具たっぷり。レンゲですくう出汁がまた絶妙だけど、この暑さ、汗をかかず、どう食べるか、考えた。まずはうどん、1本ずつひっぱり出した。

 

 その前にコップ水も一杯。うどんは、フ~フ~したけど、舌はアツツ…。具は一つ一つ、出来るだけ、ゆっくり、ゆっくり…。レンゲで出汁、頭に汗がじわっと…。紙の口拭を頭に乗せ、吸い取ってみた。これ、薄さゆえ?、効果的。女将さんに聞くと、今日の鍋定は4人目と言う。暑いときは熱いの、身体に良いからねえ~と。確か、一年前と同じ台詞。店奥のTVはNHK連ドラ、あまちゃん。一年前は、梅ちゃん。夏の鍋はちゃんが似合う?。

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2013年8月15日 (木)

鈴木治の世界、使う陶、観る陶、詠む陶

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 日曜の朝、テレビを見ていたら、だ。何と何と、今日行こうと思っていた展覧会の主役が登場している。京近美が主催する「泥象―陶芸家鈴木治の世界」の鈴木治さんである。鈴木さん没後初の大回顧展で、手元に京都新聞の招待券があった。こんな予習はそうない。

 

テレビは毎日放送が制作する「美の京都遺産」で、朝6時15分から始まる15分番組、映像が美しく、語りもよく、起き抜けに良く見ている。鈴木さんは京都五条坂生まれで、戦後の日本陶芸を代表する陶芸家の一人。千家十職の永楽工房の職人家庭に生まれ、幼い時、父親にろくろ回しを教わり、陶芸家を志し、土と火で創り出す陶芸芸術の世界へ行く。

 

展覧会の展示作品は初期から2001年、74歳で亡くなる晩年までの150点。何時もどおり、階段で3階までヨイショと上がって、会場入り。作品はいきなり、テレビで見たクリスマス。一輪挿しに眼と鼻つき。う~んと思って、次は何でかロンド、その次は仮名ノ時計、土偶、汗馬…、どれも今朝テレビでみたホンモノ。展覧会の副題は「使う陶」から「観る陶」、「観る陶」から「詠む陶」へ。見すぎると、とうとう?わからなくなる??。

 

※ テレビは8月4日放送、展覧会は7月12日から8月25日まで。

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2013年8月14日 (水)

名神大津SAの近江牛ラーメン

 

Img_2318Img_2319Img_2324オープン以来、これで何度目だろう。名神大津下り線SAに出来た「パヴァリエ びわ湖大津」である。2階のフードコート、最初に洋のグリル逢味、二度目はうどんの三宝芳だった。今度はどこか、和の煮平か、中華の一楽か、オムライスの玉子丸かーの店選びだ。

 

 酷暑のゴルフ帰り、国道1号から名神栗東へ。土曜の夕方、お盆の前哨戦か、混んでいる。新名神と流入する草津PAまで4車線あっても時速1~2㌔、疲れと眠気でほっぺ叩いてハンドル握り、どこでどう緩和したのか、流れが出て、やっと大津SA。横浜たそがれの横浜、しょうなんです~の湘南、駐車場は東の他府県ナンバー、なんばあるかな??。

 

 お店選択、ずっと奥へ行った。昼は近江牛めし重、もう?牛づいて、一楽の近江牛ラーメン。千円札投入、自販機が点灯しないと思ったらハーフ炒飯セット。10円玉を7枚追加、コール機で席待ち暫し。塩味スープ、白髭ネギ、白菜…、あっさり系。去年の大津祭であったイケ麺バトルで準グランプリという。お客の注文を見ていると、ラーメンまたラーメン。一楽さん、近江牛でウッシッシ、儲かっているかな。洒落のマンネリ、もう反省?。

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2013年8月13日 (火)

ひまわり畑とJR草津線

 

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あっ!一面のひまわり畑や。あっちの畑、こっちの畑、顔を揃え、東から上がってきた太陽の方を向いている。ひまわり―、漢字で書いて、向日葵、英名でサンフラワー、キク科の一年草である。あの日、時間は午前9時20分、ひまわりの皆さん、おはようサン?。

 

 今日は暑いぞ!と、ぞっとして自宅を出た甲賀カントリー。お盆ラッシュ警戒して早めに出たら、午前10時半スタートなのに到着が早く、周辺へちょっとドライブに出て見つけた。県道の三雲トンネルを抜けた辺り、道路の気温表示が朝から33度。これも酷暑記念とデジカメ撮影、周りを眺めると線路の向こうに、それはそれはの、ひまわり畑だった。

 暑いけど、線路を渡って、行った。宇田で〈うった〉と読むJR草津線の貴生川と三雲間の踏切。〈こうが〉と濁らず〈こうか〉と読む甲賀市と、ちょっと、こっちへ〈こなん〉の湖南市の境、そばを仙川(そまがわ)が流れる。広い休耕田、観光案内もなく、人知れず咲くひまわり。本数は云十万本か、数え切れない。カンカンカン…踏切の警報機が鳴りだした。1時間2本の電車通過や。向日葵と電車のコラボ写真、太陽と一緒にサンキュウ!。

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2013年8月12日 (月)

びわ湖花火のバカバカバカ…

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さあ、始まった。シュルル…、ポカ~ン、一発、また一発…、なんか間延びしているなあと思った瞬間、きた!。キュ~ン、バカバカバカ…、そんなに言わなくてもーと思うほど、バカバカバカ…。夜空を染めて、打ち上げの乱れ打ち、迫力満点のバカバカである。

 

 経費1億円で1万発のびわ湖花火大会、今年は30回記念。フィナーレに2尺玉(20号玉)がドド~ンと上がるというので、湖岸の観覧席は早々と完売の前人気。県庁近くの職場で待機していたら夕立ちがザザッ、おまけに誤報の緊急地震速報まで。どうなるかと思ったが、予定どおり7時半、プロローグの3号玉がシュルルと上がり、始まり、始まり…。

 

 デジカメ4倍から10倍ズームへ更新、満を持しての撮影体制に入った途端、バッテリー充電が出来ていません~の表示。慌てて部屋へ戻って、前の4倍デジカメを取り出し 現場復帰も、花火テーマの四季めぐりは春から夏が終わっていて、バカバカバカ。いや、ほんまにバカや。4倍に加え、念のため、10倍のシャッター押すと、どういうわけか、作動する。湖面を焦がす花火は、今年は一発のド~ンより、バカバカバカの乱打がこたえた。

 

 ※ 左の写真は京都新聞9日付け朝刊1面から転写。 ※ 真ん中の2枚は10倍デジカメから。

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2013年8月11日 (日)

飛び出した飛び出し君坊や

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あれほど、飛び出しは注意!注意!と言っていたのに…、言わんこっちゃないねえ。坊や、顔が半分、ベリベリ破れてるじゃないか。痛かったろう。急に道路に出たので、車が止まってくれなかったんかな。暫く、こうならないようにーの見本、辛抱してくれるかな。

 

 浜大津の和楽屋に昼食に行って発見だった。県庁前の滋賀会館を旧東海道へ出て、丸屋町商店街の大津百町館かどを曲がって…。住所は大津市1丁目5番、かつての百町名では中堀町である。関ケ原の戦い、徳川方についた京極高次の居城・大津城があったあたりかなあ。道幅5、6㍍、広くもなく、狭くもない南北の通り。かつて賑わった道筋のようだ。

 

 民家の黒塀に「歓迎 びわこ国体」のポスター、文字がくすんでいる。あの国体は昭和56年、もう32年前か。懐かしいなあ。何時からか、そこに飛び出し君看板が立っていて、元気そうだったのに。ガレージの角地なので、車の出入りで、ひっかけられたのかもしれないなあ。人身?、物損?…、警察には届けてはなさそうだけど、いいのかな。滋賀県の飛び出し君は数も多く、全国的にも有名…。注意、注意…、何事も気をつけないと。

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2013年8月10日 (土)

プラハと京都のラーメン交流

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だいぶ通り過ぎて、やっぱり気になった。懐かしの中華そば…、プラハ発京風ラーメン…、あのフレーズが脳に残影している。夕方の5時すぎ、夕飯にはまだ早い。どうしようかな、また今度…、いや、いや、やっぱり、何時になるかわからないし…と、引き返した。

 

京都市美術館帰り、東山二条西へ行ってすぐの「ラーメン華芳」である。世界一周の旅、京都・滋賀のラーメンなど、店前の貼り紙が賑やかだ。鴨川へ向かっていて、大方150㍍は過ぎていたのに、戻って入った。貼り紙の、昔!懐かしい中華そばの味?、ラーメン屋さんとプラハとの関係?知りたくて、店内7席ほどあるカウンター、角っこに座った。

 

奥さんが大島芳子さんで、店名が「華芳」。北白川からここへ来て、昔のままのラーメンづくりで30年という。プラハとは京都市との姉妹都市交流で、向こう交響楽団員が店に食べに来て、それが縁でプラハまで出かけ、ラーメンづくりを指南したのが始まりという。それ以来の交流ぶり、壁の京都新聞、読売新聞が記事にしている。コショウが鼻にツ~ン、昔の中華が出てきた。ラーメンがつなぐプラハとの市民交流、ツ~ンときて涙が出た!?。

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2013年8月 9日 (金)

新幹線から50年、十河信二記念館

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 自宅の机に一枚の切符がある。鉄道歴史パークの発行。十河信二記念館から四国鉄道文化館行き、発売当日限り有効300円と記してある。愛媛ツアー、西条市のJR駅前へ行って、折角だからと、新幹線生みの親、十河さんの記念館を鑑賞した時の記念入場券だ。

 あの日を思い出し、切符と一緒に持ち帰ったパンフを開いた。新幹線開通は東京五輪開催の昭和39年、もうじき50年になる。記念館前にレール幅を比較する狭軌と広軌の模型の木枠があった。在来線の狭軌は106.7㌢、新幹線の広軌は143.5㌢。明治末から続いていた切り替え論議に十河さんが決着をつけ、新幹線はこの広軌により誕生した。

 十河さん、71歳で国鉄総裁に。朝日の天声人語士は「鉄道博物館の古機関車を持ちだした」と揶揄したが、十河さんは~最後の奉公、レールを枕に討ち死にする~と引き受けたという。座右の銘「有法子」(ユーファーズ)。~諦めるのはまだ早い。まだ方法はある~と、親子2代の広軌技師を迎え、世銀で資金を調達し、まさに走りに走って、広軌の新幹線を成し遂げた。眼鏡越しの純な眼 愛嬌のあるちょび髭…、そごう人生そこにあり?。

 

 ※ 十河さんは明治17年、愛媛県新居浜市生まれ、東大卒。鉄道院、満鉄、西条市長など勤める。昭和56年、97歳で死去。勲一等瑞宝章、西条名誉市民。 ※ 写真左と真ん中はパンフ、右は記念館から。

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2013年8月 8日 (木)

旧甲西町指定文化財の弘法杉

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弘法大師、空海が旅の途中で、昼になり、「何か食うかい」と言ったのかどうか…は、さておきである。湖南市甲西町吉永、旧東海道沿いにある弘法杉の話だ。樹齢750年、樹高26㍍、周囲6㍍。滋賀県緑化推進会が次世代継承の淡海の巨木・名木に認定している。

 日本最古の大沙川隧道を見に行って、弘法杉だった。何ともでっかい。幹がずんどう、先まで細くならずに伸びている。葉はゴッホが晩年に描いた糸杉みたいにモコモコしている。根元にスレート葺きの御堂がある。ガラス戸を開けると、大師さま像だ。線香、蝋燭、経本…。地元の人たちがお参りしているのだろう。さすがに弘法大師たいしたものだ。

 隧道の入り口、湖南市に合併前の甲西町が昭和52年に町文化財に指定、看板を立てている。読むと、元々は二本杉とも言われていたそうで、一本は江戸時代に台風の影響で枯れたという。一説には弘法さんがこの辺りを通り、食事した杉箸を二本差しておいたのが、芽を出して育ったという。弘法さんは1200年前、この杉の樹齢750年、計算が合わないが、歴史の不思議、伝から伝への伝わり、でんでん気にせず、しっかりと木を見た?。

 

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2013年8月 7日 (水)

日本最古の隧道を見に行く

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 石橋研究家の森野秀三さんから「日本最古の石造トンネルをくぐろう!」というカラー刷りの案内葉書が届いた。集合はJR草津線の三雲駅、朝から30度を越す熱暑の日曜日、山科から草津駅で乗り換えて行った。日本最古は沙を<すな>と読む「大沙川隧道」である。

 

 参加は自由、参加費なし。草津線は1時間に2本の単線、少し前に到着した。参加は4人、お隣の水口在住の案内人・森野さんから駅前で見に行く前にミニ解説である。大沙川隧道は明治17年、今から130年前に誕生。川や海の下に造られた現存する水底トンネルとしても日本最古で、ここ湖南市には、古さで1番、2番、3番が揃っている~と言う。

 最初に古さで3番目、明治22年の大砂川トンネルへ行った。三雲駅から歩いて20分、地名は甲西町吉永小坂。今も草津線が走っている。元々は「沙」だったが、何時からか「砂」に変わった。記念に線路わきで写真を撮った。そんなことスナ!?、すみません。危ないついでに天井川の大沙川へ上がり、堤沿いに行くと、そこが日本最古の大沙川隧道だった。旧東海道、今も人が行き、車が行く。近代建築の妙、石造り当時のまま、最古で最高!。

 

 ※ 古さ2番目は由良谷川隧道で、明治19年誕生で、大沙川隧道から歩いて10分以内である。 ※ 写真左と右はいずれも大砂川トンネル。 ※ 大沙川隧道含め、近代建築遺産の指定はまだ受けていない。

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2013年8月 6日 (火)

ちっち&みっきーのおいしい料理屋さん

 

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どこまでが店の名前?と聞くと、表のカラフルでアニメぽい看板どおり「ちっち&みっきーのおいしい料理屋さん」だという。お店は看板が看板ではあるが、それはそれは目立っている。全体が赤々して、漫画のコックさん、ウサギさん、文字はふんわりしている。

 

 開店して1年半、初めて入った。靴脱いで、スリッパに履き替え、カウンター席へ。若い夫婦経営、30歳前後だろうか。旦那さんがちっちさん。名刺は代表・松島智洋さん、名前の智からちっち。みっきーは、表の手作り看板を描いた奥さんで、旧制が宮???なんとかのお名前で、宮のみっきーとか。場所?県庁前の滋賀会館から東へ3百㍍くらかな。

 もう少し詳しく言うと、名神大津ICを降りて、湖岸道路への途中だ。以前は居酒屋さん、その以前は焼き鳥屋さん。今は目立つのですぐわかる。旦那さんの料理の腕は?と、看板メニューで一番人気の「ちっちのとろ~りオムライス」をカニコロッケ付きで頼んだ。店内奥はテーブル席、壁にちっち&みっきーの経営理念…、目指すは笑顔あふれるお店。木のお皿にオムライス、木のスプーンで、とろ~りとろ~り…、木と木で、モクモク?と。

 

 ※ お店は大津市松本1丁目3番5号、森田ビル1F 電話とFAX077(527)6366。日祝日休業、土曜は夜のみ営業。

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2013年8月 5日 (月)

続・滋賀会館セキレイ物語

Dsc_0018_640x480Dsc_0023_640x480Q  大谷さん、セキレイが戻ってきたんですって…。 大谷 そう、そうなんです。姿を消して半月、またチュッ、チュッと鳴き声がして、行ったらいたんです。  雛もかえっていたんですって…。 大谷 そう、そうなんです。手に乗ってくれたんですけど…。

 

 再び、滋賀会館管理人、大谷博さん(6?)とセキレイ物語である。梅雨のある日、会館に迷い込んできて、大谷さんがチュッと呼べば、な~んだい?チュッ!と答えるほどなついていたセキレイだ。それが、行儀よく、席で一礼?、どこかへ行ったが、大谷さんの予測どおり、会館大ホール横の土間のどこか?で巣作り、雛を産んで育てていたという。

 

 大谷さん、嬉しかったのだろう。早速、フェイスブックで仲間に公表した。やはり雨の日で、土間の高いコンクリート壁に下を覗くように鳴いていて、ああ、帰ってきたなあと。翌日行くと、土間に雛一羽が死んでおり、もう一羽がヨチヨチ歩いていたという。巣箱があるらしいが、わからず、残された雛一羽をどう育てるか、餌の勉強をして、戻ったら、雛がもうイナイ、イナイ、バア??。大谷さん、母を訪ねて三千里か?と、いささか寂しそう。

 

 

※ 写真は大谷さん提供。

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2013年8月 4日 (日)

新旭・生水の郷で追いさで漁

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あれはちょっとしたショーだった。湖西の新旭、生水の郷・針江での出来事だ。生水を〈しょうず〉と読み、川端で〈カバタ〉と読む各家庭の湧水を巡った。見学料は千円、案内所で頂戴した竹筒コップで美味しい!、美味しい!と飲み続け、水腹になった頃だった。

 

 案内人のTさんが、ちょっと待って?と、自宅から大きな網と先ぽに黒い布キレを吊るした竿を出してきた。もう一人の案内人Iさんに網をわたし、自宅前の川を見て、魚影を探し、竿の先でピシャピシャと川を叩き、下流から上流へ走った。川の幅は3㍍、魚が逃げて、上流の網に駆け込んだ。かかった魚を網からバケツへ…、魚がギョギョとしている。

 

 ほんの2、3分の出来事である。さて?、どういう漁法か。答えは追いさで漁という。魚を待ち構える網をさで網と言い、竿の先は普通カラスの黒い羽を吊るして、魚を怯えさして、網へ追い込むという。バケツの中の魚、ハヤともハイともハイジャコとも呼ばれるオイカワだ。Tさんがバケツから2尾すくって、両手に乗せた。繁殖期に入ったのか、雄は青い色がつき始めている。雌はお腹が膨らんでいる。魚、またギョギョ、だから漁業??。

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2013年8月 3日 (土)

マキノ町歩いてアメニティ調査

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アメニティか、そうでないかーそんな研究会に同行して、JR湖西線でマキノ駅まで行って、町を歩いた。アメニティ?、意味はまあ、心地良さ、快適な景観-といったところだろうか。デジカメと調査票を持ち、感じ方で、町のアメニティ度をチェックする試みだ。

 

 最初のアメニティは研究会の皆さんが集合した駅。看板が〈カタカナの町 ようこそマキノへ〉。昭和30年に4つの村が合併、当時、関西屈指と言われたマキノスキー場にあやかって、日本初のカタカナ町名になった。アメニティも、マキノも、カタカナ、これは最初からナカナカ?。駅前からまっすぐ歩いて湖岸は知内。読み方、ちらないかな、チナイ!。

 

湖岸の石積が知内から西浜、海津と続く。竹生島が見えて、国内5番目の重要文化的景観という。これぞ、国が太鼓判推すアメニティ。廃船に錆びた錨。漁村の郷愁を誘うアメニティ。青いのぼりは「発酵するまち高島」。近江名物・鮒ずしは発酵、結構、結構、コケコッコウ?。酒蔵竹生嶋玄関に酒タルと花。専売制時代の名残か、塩小売看板…。海津の桜に清水の桜。かいずと読み、しょうずと読む。水辺のアメニティ調査。◎◎◎…花◎や。

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2013年8月 2日 (金)

銅像は滋賀県出身の偉人、広瀬宰平氏

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 洒落から入るのも、どうかと思うが、この銅像をどうぞ!である。住友初代総理人、広瀬宰平その人。新居浜市の別子銅山を近代化し、住友財閥の礎をつくった。標高1600㍍の別子山、銅山川を遡り、往時の銅採掘跡へ…、その祖・広瀬銅像、どうしても紹介だ。

 宰平は<さいへい>と読み、来年が大正3年(1914年)87歳で没して100年である。故郷は滋賀県野洲市八夫、今もそこに住む元職場の同僚が八夫をエイトハズバンドと良く洒落ていたのを思い出す。地元の人は故郷の偉人を思い、老人憩いの家で、住友2代目総理人で、おいの伊庭貞剛氏と二人パネル展を開催したーと中日新聞県版に載っていた。

 

 どう偉人かと言うと…である。住友林業、住友化学、住友鉱業などあって、住友の町と言われる人口12万の新居浜市が、銅像の建っている広瀬邸宅のある一帯を広瀬公園という文化ゾーンを建設、せとうちバスが来る。屋敷跡は国指定重文だし、そこに隣接して、市営の立派な広瀬記念館が出来ている。銅像は古希記念で、住友家の寄贈という。原型は高村光雲制作。広瀬さん、民間人初の明治勲章を右胸につけ、その顔はまさに、どうだ!?。

 ※ 記念館の前庭に建つ銅像は戦時中に供出されたが、平成15年(2003年)原型を使って、東京芸大が復元した。

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2013年8月 1日 (木)

4×6で24時間、一日中のおひつごはん

  

Img_1831_3Img_1840_2Img_1843_2四六時中おひつごはん―だという。お店のウインドウケース、おひつ、おひつしている。ごはんの具はどんなんか。鰻あり、ホタテあり、いくらするかイクラづくしあり…、色々あって、横に4列、縦に6列並ぶ。店舗名の四六時中で4×6か。一日中、凝っている??。

 

 四条河原町南東、マルイデパートのレストラン街は7、8階。阪急百貨店時代にちょこちょこ行っていたが、久しぶりに上がって、7階がおひつごはんの四六時中だった。確か前は自然食バイキングだったかな。1杯目はおひつから茶椀によそってそのまま、2杯目は具を乗せ、仕上げはあられ、ネギを入れてダシ茶漬け。食べ方の指南付き、面白そうだ。

 指を1本立て、案内を請うと、暫くして、どうぞ!と。広い店内、若い女性が一杯、オフィスみたい。おひつでオフィス?無理があったかな。注文はウニウニせず、特製うにの海鮮にぎわいおひつご飯。ウニウニはウジウジの変化形…、ユーシー?。兎も角、注文したおひつは、店長おすすめ、自信の逸品!という。赤海老にズワイにイクラ、鮭など9種類。ご飯は会津産コシヒカリ。茶椀によそい、1杯、2杯、3杯、美味しさ?ヒシヒシと。 

※ 営業は四六時中の年中無休か、聞き忘れた。猛暑は続く。 ※ 特製うにの海鮮にぎわいおひつご飯は1290円、いくらづくしは1390円、うにづくしは1790円。

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