まったけというのにマッタケ
この猛暑なのに秋の味覚・まったけが出た。旬に早いし、まだ、まったけーというのに2度も…。焼きまったけと土瓶蒸し…である。これ、ホンマのホンマで、今からどこでどう出たかを書く。最初はJR大津駅前のスタンド林屋さん、土曜夕、注文せずしてだった。
店長おすすめメニューにないから常連客に特別なのだろう。ゴーヤと鶏肉炒めのあとだった。お隣のカウンターに夫婦客がいるだけで空いていた。店主の林さん、どこに置いていていたのか、まったけを手で裂いて、ガスコンロであぶり、レモンを添えて、目の前にホイ!と出してきた。鼻が少し膨らみ気味で、得意そうである。目も悪戯ぽく笑っている。
外国産とは分っていても、儀礼上、どこのん?と聞いた。林さん、ぬけぬけと丹波!とまた鼻を開く。お隣さん夫婦も、まったけや!と声を出す。香りマッタケ味しめじーで話題が広がった。土瓶蒸しは1週間後、京都木屋町二条の魚料理「よこちょう」。いつもの異業種交流、皆さん食通を自認して、口まで鱧鱧とはもって、仕上げは鯖寿司1貫と土瓶蒸し。蓋があけて、またまったけ。ワイは今年2回目やがな。我が鼻、膨らんだかなあ。
※ 外国産は7月ごろからで輸入国は中国、トルコ、アメリカの順。国内は9月からで、産地は長野、岩手、石川の順で多く、次いで和歌山、京都という。
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