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2013年7月

2013年7月31日 (水)

まったけというのにマッタケ

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 この猛暑なのに秋の味覚・まったけが出た。旬に早いし、まだ、まったけーというのに2度も…。焼きまったけと土瓶蒸し…である。これ、ホンマのホンマで、今からどこでどう出たかを書く。最初はJR大津駅前のスタンド林屋さん、土曜夕、注文せずしてだった。

 店長おすすめメニューにないから常連客に特別なのだろう。ゴーヤと鶏肉炒めのあとだった。お隣のカウンターに夫婦客がいるだけで空いていた。店主の林さん、どこに置いていていたのか、まったけを手で裂いて、ガスコンロであぶり、レモンを添えて、目の前にホイ!と出してきた。鼻が少し膨らみ気味で、得意そうである。目も悪戯ぽく笑っている。

 

 外国産とは分っていても、儀礼上、どこのん?と聞いた。林さん、ぬけぬけと丹波!とまた鼻を開く。お隣さん夫婦も、まったけや!と声を出す。香りマッタケ味しめじーで話題が広がった。土瓶蒸しは1週間後、京都木屋町二条の魚料理「よこちょう」。いつもの異業種交流、皆さん食通を自認して、口まで鱧鱧とはもって、仕上げは鯖寿司1貫と土瓶蒸し。蓋があけて、またまったけ。ワイは今年2回目やがな。我が鼻、膨らんだかなあ。

 

※ 外国産は7月ごろからで輸入国は中国、トルコ、アメリカの順。国内は9月からで、産地は長野、岩手、石川の順で多く、次いで和歌山、京都という。

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2013年7月30日 (火)

祇園祭宵々山、今一度屋台考

 

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思い出しても面白い。祇園祭り、宵々山行っての屋台考である。鉾と山が並んで歩行者天国、どこか洒落っぽいホコテン屋台、パソコンに取り込んだ写真、整理を兼ねもう一度見た。鉾の辻から烏丸通りへ、ユニークな屋台は?売りのフレーズは?今再び…である。

 

 串にくじを掛けて、焼きとりくじ1回200円の看板。くじ引いて、赤で3本、黒で2本、白1本。長刀鉾はくじとらずやけどなあ。何時からか祇園祭り名物か。鯉山カレーが1000円という。模造紙のフレーズ「世界一でもなく 日本一でもなく ここらへんで一番うまい」と。客寄せフレーズ、山鉾も屋台に負けてない。やったいなことに…である。

 

 祇園祭は八坂神社の紋が胡瓜に似て、氏子は胡瓜断ちなのに、どうしたことか、胡瓜の1本漬け屋台が多い。トマトと色彩コラボ、すだれ吊るし…、美的に売っている。氏子レス、ウジウジしていない。から揚げ屋台も多い。聖地・大分店には浴衣の列。味?ゆかったかな。トルコの伸びるアイスクリーム、暑さにの~びる。氷、氷、氷の旗。冷た過ぎると、歯がこおりごおり。亀すくい、どんだけ掬うてもかめへん、かめへん!。屋台は楽し!。

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2013年7月29日 (月)

滋賀の新旭と愛媛の西条、湧水ワクワク

Img_1164Img_1653Img_1654 滋賀県は湖西の新旭と愛媛県は伊予西條、共通するのは伏流水である。新旭は生水の郷のカバタ、伊予西条は<うちぬき>の自墳水。片や標高1千㍍の山並みの比良山系、一方は西日本1の標高1982㍍の石鎚山の麓である。美しい水の話を美しく。 

 

 新旭はアメニティ研究のグループに同行した。駅からトコトコ20分歩いて、清水でも、生水でも<しょうず>と読む郷、針江である。約250軒の集落、生活用水は鉄パイプを打ち込んで、天然水。川端と書いて、カバタと読ます湧き水、胡瓜に西瓜、何でも冷やし、皿も洗う。そのまま飲めて、水温14、5度、夏冷たく、冬温かくー水道代なしだ

 伊予西条のうちぬきも環境省の名水百選の一つ。石鎚山を水源とする加茂川で涵養された水という。駅前にドドッと吹きだす噴水があり、西条市は「名水ワク湧くMAP」と上品に洒落て、迷水にならないよう市内地図を出す。新旭と同じで、鉄パイプを深くさし込み、水を墳出させている。これを自墳と呼ぶ。自分も自分、自墳も自墳、古墳は古墳…?。愛媛ツアーで、市役所近くのうちぬき、地元の南海放送が取材に来ていた。何回も、何回も、カメラを回している。社命?かな。洒落たけど、難解かな?。

 

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2013年7月28日 (日)

JR今治駅前の猿飛佐助像

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 ドロンドロン…、忍者の猿飛佐助君、只今登場である。何処からともなく、現われて、右手の人さし指を立て、雲の上へ舞い降りた瞬間だ。JR予讃線今治駅前ロータリー、石の台座の上だ。駅舎の方向を見て、左足の1本立ち。昔も今も、佐助君、カッコいいなあ。

 四国は新居浜で泊まり、伊予西条を回って、いよいよ?今治入り。前日、川之江から別子銅山跡へ山道を走ったおり、渓流に架かる橋が<猿飛橋>だった。なんで?と聞く前に愛媛案内人、STさんが「今治駅前まで行ったらわかる」と予告していた猿飛佐助像である。ホテル入りの前、車を降り、佐助像の周りをぐるぐるして、今治との関係を知った。

 猿飛佐助生みの親が、今治出身の作家・山田阿鉄だった。三好青海入道、水戸黄門など明治・大正時代に空前のブームになった大衆小説「立川文庫」を世に出した山田一族の中心が阿鉄という。立川文庫は13年間で196巻出版しており、猿飛佐助は大正3年の第40巻に登場、ちょうど今年が生誕100年という。滋賀は甲賀の忍者で、真田十勇士の一人である。伊賀の霧隠才蔵との攻防、火トンに水トン…、トコトン語り継がれている。

 

 ※ 佐助像は2013年、今治ライオンズクラブ寄贈。像の制作者名は記入なかった。今年1月、今治市立図書館で佐助生誕100年記念展開催。

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2013年7月27日 (土)

東洋のマチュピチュは別子銅山・東平

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 マイカーは山道をクネクネ走って、とうなるのか?と思って乗っていて、着いたところが<とうなる>だった。とうなる、漢字で「東平」と書く。最盛時、人口4千人という愛媛・新居浜の別子銅山の採掘地跡の一つ。閉山は1973年、そうとうなることではない?。

 今、ここが東洋のマチュピチュと言われ、観光ポスターが出来ている。京都文化博物館の展覧会、インカ帝国展ーマチュピチュ「発見」100年で見た、あのマチュピチュだ。標高2千㍍、山また山の中の遺跡、3D映像で見た空中都市を思い出した。別子の東平も標高750㍍である。銅運搬のインクライン、社宅、学校、劇場、プールもあったという。

 

 上りを思って躊躇もしたが、現代の階段、200段を降りた。観光用に誕生、インクラインのそっての階段だ。社宅などあった東平がまた、とうなる。一番下、芝生地から見上げた。赤いレンガの索道基地跡がお城のように見える。回りは緑濃い山並みが続いている。展覧会3Dでかけた眼鏡から最初に大きな鳥が大空へ飛びだした、あの光景と同じだ。別子銅山の東平、東洋のマチュピチュとはよく言ったものだ。これからとうなるかなあ?。

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2013年7月26日 (金)

新居浜「夢はるか」との出会い

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縁は異なもの味なもの―、この諺は男女の不思議な結びつきを言うが、これによく似た男同士の不思議な経験をした。京都市在住、日展特選作家の彫刻家・谷口淳一さんとである。始まりは新居浜へ行き、谷口作品がこの土地にあると知っていて、携帯をかけてだった。

 

何時ごろだったか、谷口さんが新居浜市から依頼を受け、ブロンズ作品をつくったと聞いていた。ホテルの朝食がすみ、~ご無沙汰しています。実はいま、新居浜に来ているんです~と、携帯したら、谷口さんも~えっ、私も明日そっちへ行くんです~と言う。一日違い、これも縁やなあと思いつ、作品は市庁舎前の公園近くにあると聞いて鑑賞に行った。

 

公園向かいのポケットパーク、女性のブロンズ像。束ねた長い髪を右手で持ちあげ、ほっそりした足を組み、左手を胸にあてている。平成4年制作、題名は「夢はるか」である。美しい女性像、うっとり見て、愛媛帰りの翌日夜である。新幹線岡山駅構内の寿司屋さん、その谷口さんがガラス越しに笑って手招きしている。新居浜で新美術館建設に絡む彫刻審査帰りという。偶然の積み重ね、お銚子は調子よく1本、2本…、縁とは誠に…、ウイッ!。

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2013年7月25日 (木)

カニと運動靴とマドンナの出会い

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 初めての町の思わぬ出会いを紹介する。生死不明のカニさんと、主のいない運動靴と、何処へ行ったかマドンナである。愛媛県新居浜市、平日の朝だった。朝食付き3990円のホテルを出て、案内なし、計画なしで1時半歩いた。人口12万人の臨海工業都市だ。

 

 市役所から歩道橋を渡って20分ほど、国領川だ。瀬戸内海の河口に近く川幅300㍍はある。河川敷が緑地公園、サッカー、野球、テニス…、広い。橋を渡って、海へ向かって歩いて、足元に蟹さん発見だ。海はまだ遠い。川に水がない。どうした?と触ったが、沢ガニじゃない。鋏を出し、目をむき動かない。PPK、ピンピンコロリかな。いいなあ。

 

 そのまま行き去って、カニさん、カカ、かんにんやで。対岸は福山、船一隻停留の海を見て折り返し。お年寄りが早朝グラウンドゴルフ、もうゲートボールの時代がすんだのかな。繁華街へ通じる敷島橋超え、道に白い運動靴。脱いだのか、置いたのか、捨てたのか、見渡しても人はいない。誰の靴や…、つくづく変や。届け出せず、平形橋超えて、廃屋になったカフェ。店名は「まどんな亭」。もんじゃ焼き看板、どんなもんじゃったのたろう。

 

 ※ 新居浜市民体育館には平成29年(2019年)国体開催の告知看板。テーマは<笑顔つなぐ えひめ国体>。スローガンは<君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え>と。

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2013年7月24日 (水)

愛媛は東予の味

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 愛媛2泊3日ツアー、地元案内人STさんが勧める食べログ行脚、一挙掲載である。川之江の昼は菜の家の手打ちうどん、新居浜の夜はもりもと屋で地元名物ふぐざく。翌日の昼は今治の白楽天で、当地B級グルメの焼き豚玉子飯…。愛媛の東、東予の味は、とうよ?。

 順不動で書くと、STさん熱烈案内で昼をかなり過ぎて、今治焼き豚玉子飯である。旨い!早い!安い!ボリューム満点!をうたい文句に世界普及委員会が出来ている。玉子が二つ、甘めのソース効いた焼き豚の上に乗る。箸でなくレンゲで玉子の黄身を半分に分け、黄身をぐちゃぐちゃして一心不乱に口に運ぶと、それはもう久留米でないグルメ?の世界。

 

 味?、全国B級グルメ大会3位の味である。最初の手打ちうどん屋さん、四国は讃岐に近く、店主が多度津出身。あつ玉しょうゆうどん大は300円で2玉?、男なら…である。コシの効きようは本場。昼は客が列を作っている。夜のふくざくは新居浜の名物料理。ふぐの白身と皮を細切り、ポン酢ともみじおろし。ふぐ水揚げ県内一、味は対岸の下関が一目置くとか。2泊目夜は今治国際観光ホテルの宴、鯛の釜飯が旨かったですタイ?。

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2013年7月23日 (火)

愛媛・川之江は紙のまち

 

Img_1370Img_1392Img_1377紙のことを学ぶなら愛媛県は東予の川之江である。頭の髪も気になるが、紙のまち・川之江へ旅したからには、市直営で入場無料の3階建て資料館だろう。どうして川之江が紙の町か、紙の原材である三椏の木が多く自生し、それを漉く良質の山水がわくからという。

 紙のまち資料館、ゆっくり見た。紙材は様々、用途も色々である。紙材の一つ、三椏の樹名、電気のソケットみたいな<みつまた>。栽培しやすいという楮、どう読むか、答えは、こうぞ!だ。三椏同様、ジンチョウゲ科に属す雁皮は<がんぴ>と読み、永久保存の高級紙に良いと。稲ワラが半分混じってワラ半紙…、これ、わらわは?、知らなかった。

 

 用途の展示、あるある。毎日のトイレットペーパー、時代はウオッシュレットでもペッパー警部、邪魔しないで…。鶴亀の水引き、このたびはお日柄も…。太子さん、漱石さん、博文さん…、紙幣も時代とともに、今は♪~誰よりも誰よりも~♪…諭吉さんを愛す。展示場1階、2階見て、3階へ。手すき実演コーナーあって、壁面に川之江紙漉き唄の掲示額。~船が出ますよ 川之江港 積んだ荷物は 紙ばかり~。思わず、頭に手をやった?。

 

 ※ 紙漉き唄の2番は~伊予の川之江 清水が湧くよ 紙のよしあし 水しだい~。 ※ ペッパー警部は阿久悠作詩でピンクレディーが歌ってヒットした。 ※ 毎年7月末には書道パーフォーマンス甲子園開催、去年に第5回は鳥取東高校が初優勝している。 ※ 日本に紙が伝来したのは西暦610年、中国の僧・曇徴(どんちょう)によって。

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2013年7月22日 (月)

法皇湖と金砂と天皇橋

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 ちょ、ちょ…、ちょっと、停めてえなあ。愛媛の名所案内人、STさんのマイカー後部座席に座っていて「天皇橋」がふと目に入った。天皇橋と言えば、皇居の二重橋である。恐れ多くも素通りは…と、臨時停車になった。四国は愛媛の山中、何で天皇橋なんだろう。

 JR川之江駅で出迎えを受け、デジブック取材の神戸・0Tさんも一緒だった。紙の町・川之江はお隣の伊予三島と合併、今は四国中央市という。案内人STさんによると、香川の隣で高知、徳島に近く、四国の真ん中に位置しており、道州制が成立の場合、州都の思惑があるという。そんな話をホオッと聞き、これまたなぜか法皇という名のトンネルだ。

 

 長くて細く、対向車来たらと心配するトンネルを抜けると金砂湖だった。大きな石の歌碑。<平家の落人のさと沈みいる 金砂のそら ほととぎす鳴く>。水不足で誕生した宇摩郡住民が悲願のダム湖、歌も宇摩の土地柄?うまい。県指定の名勝公園である。案内は進み、またダム湖の法皇湖。スケール、またホオッ!。臨時停車の天皇橋は新居浜市別子山の県道6号、渓流の川に架かっている。法皇と金砂と天皇との地名解明、何時の日か。

 

 ※ 天皇橋をネット検索すると、JR湖西線安曇川駅から湖岸へ流れる川の合流地点の川に架かる橋名も。こちらは古墳時代に遡る由来説がでていたが、愛媛の場合は解らなかった。

 

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2013年7月21日 (日)

テトラ大津のランチメニュー

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日替わりのランチ、メニューはどう変化するのだろう。JR大津駅地下通路から直結するホテル・テトラ大津のレストランである。猛暑続きの週、文庫本1冊持って、避暑を兼ね、月曜から4日間、連続で通った。今日は何かなあ、ランチメニュー、日々点検である。

 

 県庁前の職場から徒歩5分で、JR大津駅へ着く。どこへイコカの通勤定期、琵琶湖側の北改札から南改札口へ通り抜け、EVでホテルへ。レストランは宿泊客兼用、2階ロビーにあり、ホテルが直営している。昼時を外すと、空いていて、冷房がよく効き、本がよく読める。ランチはホテル料理長メニュー、珈琲は飲み放題…。イイトモ、イイトモ…。

 

毎日のランチはどうか。月曜は広東風という海鮮と卵炒め。ご飯に乗せて、丼ふうにしたら、甘味にトロ味…イイトモ。火曜はお重の海鮮丼。寿司飯に甘エビ、マグロ、イカに野菜サラダと味噌汁付き。これで850円、これもイイトモ。水曜は冷やし担担麺。暑さ対策、料理長さんタンタン工夫している。お握りも一つ付いて、配慮がイイトモ。木曜は古くてもサラダ?付きハヤシライス、料理長さんお名前?林さん。駄洒落で、イイトモ?。

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2013年7月20日 (土)

東海道53次、京たち石部泊まり

 

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昔の人はよう歩いたもんや。東海道53次中の51番目・石部宿は<京たち石部泊まり>と言われた。京都から、逢坂山越え、瀬田唐橋渡り、姥が餅の草津で一服して、距離にして80㌔余り、一日で石部まで。今の東海道ウオークで2日間、昔の人は足が豆やった。

 

 JR草津線石部駅から車で10分余り、雨山公園に石部宿歴史民俗資料館、昔の宿のこと、しゅくしゅく?と学んだ。石部には江戸時代、大名らが泊まる本陣二つ、旅籠、木賃宿62軒あり、きちんとした?賑わいぶりだったと。資料館の内外、宿場町が再現してある。4㌔ごとの一里塚は榎の樹が目印、つかづいて見た。茅葺き民家に<ばゃちお>暖簾?。

 

 何や?と考えると、読みが右からで<おちゃば>。要は茶店で、固めの豆腐を串にさし、火鉢であぶって味噌つけて売っていたと。これを豆腐田楽といい、庶民に評判だったそうな。今もあるかな。天皇が石部宿泊で3種の神器を預かった神社近くの旧街道、今も「田楽茶屋」の看板、カフェで歴史引き継ぐ。藩民救済で米俵を蓄えた白壁の<安民倉庫>で、米俵1俵は30㌔、60㌔、100㌔の3択クイズ。飄々と60㌔と答え、我が年齢思う。

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2013年7月19日 (金)

天然記念物の美し松

 

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ちょっとまちや?と、美し松である。国指定の天然記念物で、日本広しと言えど、ここにしかない松で、どんな松かと言うと、根元から枝分かれした幹が傘状に伸びており、東海道を行く旅人が~ちょっと待ちいな、あの松、ウツクシ、ウツクシ…と言ったという。

 

 近江歴史回廊大学に参加、東海道53次で51番目の宿場町だった旧石部町の歴史民俗資料館で見た。ここしかないという所在地は、石部町のお隣の甲西町平松の山中で、今も200本は自生している。甲西町と石部町、平成の合併でこうせい、ああせいと議論の末、やっと湖南市になった。名探偵コナンは、仲介に来なんかったのかナ。人口は5万5千人。

 

 湖南市は平成16年に誕生、こにゃんと洒落て町起こしの犬猫市長選挙。今年4月はパグ犬が第3代市長に当選したとか。話は脱線、美し松について、だ。名神高速上り線菩提寺Sと滋賀県警にも山林センターが種子から育てた松があり、民俗資料館の庭もそうだ。松は3本、種子から育って37年目という。樹は逆三角形、葉も扇状で、落ちていた松ぼっくりも整っている。ウツクシ、ウツクシ…と言われる松、~ワタシ、天然デンネン~。?

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2013年7月18日 (木)

本池秀夫さんの「革の世界」の動物たち

   

Img_1069Img_0842Img_1074考える猿-、ロダン制作の考える人とそっくりのポーズ。右手を顎の下に座りこんでいる。レザー・アーティスト、本池秀夫さんの「革の世界展」を京都伊勢丹へ見に行って、会場入り口最初の展示が去るに去れない猿である?。実物大、牛革づくりの人形だという。

 本池さんは鳥取県米子市在住の人形作家。1951年生まれ、61歳。学生時代に欧州にわたり、ローマの骨董屋で出会った人形に感銘、この道に入り、誰もやったことのない革で動物、人形、現代アート作品を制作している。革には、蛇、象、亀などもあるが、それはもう牛革がほとんどという。第一展示、カバ、ゴリラ、犬…牛革を被った動物たちだ。

 会場入り口の鑑賞手引きのビデオ、本池さんが制作工程を喋っている。陶磁器で作品の型を作り、大きな牛革を濡らして、型にピタッと被せると、革のあたたかみが出て、人形の表情が豊かになるという。第2展示は広場シリーズ。大道芸、ジャズなど、人形一体一体、いったいどれだけあるか、細やかに作ってある。革づくり、どれも可愛い?。会場入り口の椅子にオランウータン親子の作品、撮影どうぞと。だれか撮る人、オランかなあ

 

 ※ 京都伊勢丹開催の「革の世界展」は7月16日で終わった。

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2013年7月17日 (水)

ドア開いて席をお立ち願います

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 これは長島さん流に言うと、まあ一つの…調査である。通勤よりも退勤のバス、始発の山科駅前からの京阪バス、清水焼団地経由大宅行き29番である。乗客全体が見える一番後ろに座る。調査は~ドアが開いてから席をお立ち願います~の車内アナウンスについて。

 午後9時15分発のバスで2度、調査した。最終10時の1本前のバスである。乗客は1回目15人、2回目20人で、どちらも女性が半分以上だった。~動きます。次は○○~と自動アナが流れ、乗客が降車ボタンを押すと、ピンポンと鳴って~次、停まります。ドアが開いてから席をお立ち願います~と慌てて立たないよう毎度毎度、呼び掛けている。


 
 駅ごと、紙切れ裏にペンで、ドアが開く前に立つ客は×、開いて立つ客は○で、チェックした。最初の外環三条、次の竹鼻…誰も降りない。バスは国道1号に出て、西野山階で女性が1人、ボタンを押した。どうかな、どうかな。もうバス停まると思った瞬間、立った。ドアはまだ開いていない。惜しい、×や。次の川田道、一挙7人も。ここは×1人、○6人…、成績上々。上花山久保町は男客2人×や。長島、ちょうさん、調査いつまで??。
 
 

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2013年7月16日 (火)

祇園祭り宵々山、洒落ウオーク

Img_1320Img_1318Img_1271今年はどう良いか、祇園祭りの宵々山へ行った。地下鉄烏丸御池、6番出口を出て、鈴鹿山が北側に見える。姉三六角蛸…で、姉小路通りを西へ。二条城近くのNHK京都放送局、平成27年に引っ越し工事中だ。山鉾32基の辻の鍵型ウオーク、最初の通りを南へ。

 

 両替町の呉服商細尾さんの玄関、祇園祭り企画「きものと帯を楽しむ会」のポスターがある。隣のポスターは第8回きもの文化検定。京都堀川高校の陸上選手で、女優で服飾家の市田ひろみさんが写っている。きょときょと?京都を歩いて三条通りは、お茶の福寿園が出す伊右衛門サロン。抹茶飲むのに時間待ち、まさにちょっと待ちや?。定番でも◎や。

 

 ビルのオーナーは友禅の千總。滋賀の西村總左衛門が1555年創業、2階ギャラリーに若沖のお絵描き帳もある老舗が、ちそう?なっている。車両通行禁止看板、警察は五条署から署名変更で中京署。時代?、しょがない。室町通りの散髪屋さん<とこやは どこや? ここや!>と看板が面白~い。黒主山、鯉山、霰天神山とトロトロ歩いて、蟷螂山や。山から屋台へ。名古屋は世界の山ちゃん、ナニ言ってん手羽。お呼びじゃなかった!。

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2013年7月15日 (月)

四条河原町の立ち呑み屋さん

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開店して、どれくらい?と聞くと、5年になると言う。長くて3年ぐらいかナと思っていたが、光陰矢のごとし、歳月の流れは早い。「立ち呑みCompi」-、京都四条河原町下ルにある。高島屋東側、阪急から四角ても〇Iの南側、一等地の立ち呑スタンドである。

 

 山科帰り、京阪バス停留所へ向かうおり、店内は見ていた。最初の頃、そうでもなかったのに2階に沖縄スタイルBarが出来て、相乗効果か、賑わいだした。日曜の銭湯帰り、初めて入った。カウンターは奥へ奥へ、15人以上は立てる。大津駅前のスタンドでは、奥立ちも、ここは新人、入り口立ち。暑くて口はカラカラ。ナナナッ…と訛って、ナマや!。

 

 奥ほど常連客?、店主と会話が弾んでいる。女性店員さん2人のうち一人、朝丘雪路さん?。似てるねーと言うと、~私、昭和みたいで嫌なんです~と。音楽、JAZじゃないサウンド…。飲み物、宅急便でないCoolハイボール…。メニュー、誰のでもない、俺の塩焼きそば700円…。店内飾り、右手でない左手挙げの招き猫…。店名Compiの意味、コンビニでないコラボのコンピ?とか。立ち呑みは今や若者文化、流行っている。

 

 当ては豆腐3種盛り350円。豆腐にキムチ、青豆、紫蘇が乗っていた。

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2013年7月14日 (日)

銭湯はブルーベリー

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下駄箱、どっちにしよう。一番上、開いているのは、101番と91番、やっぱり91番や。棒振り100切りチャレンジ、はね返されること2度、3度…、いや、4度、5度、6度…、それでもあくなき挑戦、二けたがいい。京都のビル銭湯、白山湯六条店である。

 

 気温35度超え、猛暑日になった日曜夕、山科の自宅を出て、京都駅近辺の入浴を思い立った。午後5時半閉門の東本願寺から烏丸通を渡った。仏具屋さんが並ぶ東側の路地を歩いていたら、お巡りさんがいる。~あのオッ、この辺りに銭湯は?~と聞いて、新町通六条の白山湯。若いお巡りさん、観光客と思ったのか、~お気をつけて…~と、優しい。

 

 ビル銭湯、なんと4階建て。青色看板は天然名水。湯の暖簾くぐって、男女共用のフロント。そこで下駄箱91番、返却時100円戻しの貸しタオル、剃刀100円。男子風呂、裸の男衆が10人以上、流行っている。服入れ箱、今度は16番や。赤バットの巨人・川上の背番号、リメンバー青春…。内風呂なく、毎日が銭湯通いだった。桜湯どうなったかな。石鹸はボディーソープ、薬用風呂はブルーベリー色。ベリー、ベリー…、入浴ハッピー?。

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2013年7月13日 (土)

滋賀会館のセキレイ物語

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Q 大谷さん、あのセキレイどこへ行ったんでしょうね。

 A いやあ、どこかで巣をつくっていると思うですけど、どうしているんでしょうねえ。

 Q チュと口を鳴らすと姿を見せてくれるって、FBで書いていたじゃないですか。

 A ハイ、つがいでして、巣づくりの場所も大体、わかっていたんですけどねえ。

 

これは、県庁前の滋賀会館管理人・大谷博さん(6?)とセキレイの物語である。梅雨最中の6月中旬、会館大ホール舞台裏の土間で、大谷さんはセキレイを見つけた。雨を避け迷い込んできたようだという。長い尻尾をシュッと伸ばし、短い足でチョコチョコ歩く。仕草が可愛い。撮影にも成功。ネットで検索、平野部にいる都会派のハクセキレイらしい。

 

最初の出会いから、3日目、4日目…、見ていても逃げない。それどころか、口でチュ、チュすると、姿を見せにきたと。会館の奥の奥、藁も運んでいるのも見たし、どうやら居ついて、巣づくりに入ったと思ったという。脚立も用意、ヒナ誕生の写真―と楽しみにしていたのに、チュ、チュ効果なく、姿を見せなくなったと。大谷さん、セキレイは席で一礼、去っていたのでしょうかねえ。

 

 滋賀会館は昭和29年開設から59年、今年9月一杯で、テナント退去、来年度以降は民間に売却、更地になる。  ※ 写真は大谷さんがFBに載せたセキレイ。

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2013年7月12日 (金)

言葉の発見、1、2、3…

    

Img_9906_2Img_0695_3Img_0336言葉には重み、深さ、おかしみ、知恵、不思議さ…がある。まちで発見する言葉、様々に心に響いて、感じること多い。社寺の伝導掲示は、とりわけ、ウンウンだけど、ポスターにも、チラシにも、示唆はある。日本は言霊(ことだま)の国と言われる所以だろうか。

 ここからは最近見つけた町歩き言葉集である。パソコンに取り込んだデジカメ写真から抜き出した。京都中央信金、京のことばシリーズポスターは<であいもん>。山のもんと海のもんの縁の味は、チリメン山椒の老舗「はれま」さん。奥深さにあれまあ?。滋賀県は甲賀市信楽、飯道神社の石碑に鳥居寄進で<初老還暦者一同>と。初老?60歳なん?。

 

 大津市の丸屋町商店街のお寺さん。<うぬぼれは木の上からポタンと落ちた。落ちたうぬぼれはいつのまにかまた木に登っている>と榎本栄一さんのお言葉。落下して、這い上がるうぬぼれはイカン。山科の自宅近くのお寺さん。<疲れたら休め  無理しても続かない 癒えたら励め疲れてないなら怠るな>。そのとおり、花マル花マル。しゃぶしゃぶの但馬屋さん。美容と健康に鍋が一番。ヘルシーで野菜いっぱい食べられる鍋…、体重も減るしい?。

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2013年7月11日 (木)

ヤマモモの樹の光と影

 

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代美術を琵琶湖からーという「CAF・Nびわこ展」で、ヤマモモノの樹を描いた絵と作者に出会った。会場は大津歴史博物館、雨降る日だった。展覧会のCはコンテンポラリー、Aはアート、Fはフェスティバ、Nはネビュラで、CAF・Nという。

 

 Nのネビュラ、星雲とか銀河を意味し、主催の実行員会はアートのエネルギーが渦巻状に広がり、新しい時代に生きる人たちに届くように―という。実行委世話人とご縁あって、毎年見に行って、4回目の今回もだった。あの日の会場担当が実行委員のお一人、滋賀県出身、京美大卒、高槻市在住の並河冨美代さん。ご自身の展示作品の前で、制作作品の話を聞いた。

 作品3点で、題名は「樹々のことば」。右側の大きな作品、ヤマモモモの樹だという。冬の太陽の光が優雅に曲がった樹木に射し込み、その光と影の美しさに感動を覚えたと話す。大津市瀬田の滋賀近美へ行く途中、茶席・夕照亭にあるヤマモモという。左の2点は白山の木という。学生時代から絵を志し、具象から抽象画を描いていたが、この樹の出会いで、また具象をーと思っていると。話を聞き、今一度みた絵、樹がNのネビュラに…。

 

 ※ ヤマモモは和名で楊梅、高知県の県花。作家宮尾登美子さんが「楊梅の熟れる頃」(新潮文庫)という短編集を出している。 ※ 並河さんは滋賀県愛荘町にある築90年の旧愛知郡役所保存など地域遺産を活かしたまちづくりを考える会「こころばえの会」でも活動している。 ※ 「CAF・Nびわこ展」は6月23日で終了。

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2013年7月10日 (水)

目的レス歩行で居酒屋サントレス

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 スタンディングスペースは、引き戸を開けて、目の前だった。日本的にいう立ち飲みエリア。ワインのコルクが並ぶカウンター前、スタンデイングの位置が<ここからです>と図解入り→で示してある。左側は椅子のあるカウンター席、後ろはテーブル席だ。

 

 京都駅へ出て、烏丸通りのサンデーウオーク。地下鉄通路から親鸞さんの東本願寺に行き、しんらん顔せず、境内で心を落ち着かせ、さらに北へ上がった。碁盤の目の京都では北へ行くのをアガル、南へはサガル。西側歩道、五条通りのもう1本南の道で、信号待ち中に店を見たら…だった。表に立てかけの黒板。~ぶらっと一杯、おひとり様歓迎~とある。

 

 それに加えて…だ。スタンディングスペースが表示してある。JR大津駅前で、立ち飲み慣れしている。足と心が動いて初入店。右上にTV、銀座松坂屋88年の歴史に幕のニュースだ。店内掲示、色いろ書いてある。タパスはオール330円、なにこれうまいサングリア、WI-FIの電源ポイント設置、おいしい顔コンテスト…。立ち飲みエリアはタパス一品サービス、南瓜が出た。店名はスペイン居酒屋「サントレス」。目的レス歩行の出会いだった。

 

※ サントレスはオーナーがスペイン滞在経験あり。ワインを気楽に安くーのコンセプトで営業とか。烏丸五条下ル、豊栄ビル1階、地下鉄五条5番出口向かい。Tel075-351-2133。

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2013年7月 9日 (火)

四川飯店の口福セット

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 セットまたセットと陳列メニュー見て、どうセットするか。夕飯セット、牛肉セット、餃子セット、マーボ豆腐セット、胆胆麵セット…ときて、前から一度は…と思っていた「口福セット」に。セット料金は堂々と1350円。京都駅構内ポルタ、四川飯店である。

 「口福セット」は夏の期間限定という。店前の看板ポスター、「口福」の文字だけが黄色になっている。高倉健と倍賞千恵子の映画「幸せの黄色いハンカチ」を思い、食べて幸福になれるかなあ。あの日、瀬田西ゴルフ。ラフに行った黄色のボウルに黄蝶がとまった。幸運呼ぶ貴重な黄蝶と写真を撮って、その夜の「口福セット」だ。品ぞろえ、6点もある。

 ゴルフ成績、さっぱりなのにWPハンディに恵まれ、7人中の3位、パット争いでもひとり勝ち。黄蝶さんのおかけ、生小も頼んだ。店員さん、さっきの注文、生小でしたね~と確認に来て、ハイ、しょうです。洒落回答、理解してもらえたかな。海老二つの海鮮サラダ、茄子付き豆腐、量たっぷりバーベキュウ風牛肉炒め…、夏でも冬瓜入りのフカヒレスープ、これは美味なるスープ。レンゲでそこまでと思うほど底まで…、口福は幸福に通ず。

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2013年7月 8日 (月)

パルパル、潮風、誘われて浜松…

 

Img_0619Img_0646Img_0642郵便ポストの口が〒で、上に目があり、ポスト地蔵という。美術博物館とギャラリーの一角、ポストに後ろ陶芸作品も。さすが、芸術性あり。浜名湖へようこそ!の看板。キャッチコピーは、日本のどまんなか。国内に<我が町真ん中>多し、名乗れば、真ん中!。

 

 宿泊先のホテルから出て、朝の散歩へ。ホテルは遊園地、浜名湖パルパルと隣り合っている。パルパル?と何でと深く考えず、はるばるパルパル。湖岸に出て、最初にポスト地蔵さん。どまんなか看板に浜名湖は、1498年の地震で太平洋と繋がったと。もう515年前、そうか、それでウナギか。風も潮風。浜松ゆるキャラ・家康君は生まれてたかな。

 湖岸通りは日本風景街道認定のベイストリート。浜松市動物園まで1㌔歩いた。三沢あけみが歌う観光演歌「誘われて浜松」の歌碑が立つ。ゴルフ、誘われて浜松。長尾英久さん製作の彫刻は「幸せの星」のアーチ。天使があ~ちにこっちに。奥浜名湖めぐりの観光船乗り場、フラワーパーク港。いっぷく処のお店は<いじゃまいか>。い抜きでジャマイカ。~軽食に土産、ちょっくらよってまいか、うまいずら~、まいかにずら、浜松弁ずら。

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2013年7月 7日 (日)

浜名湖名物は鰻のぼく飯

 

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浜松に来て、ウナギ、ウナギ…と思っていると、♪~ウサギ追いし かの山~♪の曲がなぜか、脳によぎる。食べたい、食べたい…思いが「ウナギ美味し…」と変化しているようだ。浜松CCのラウンド終わり、浜名湖近くのホテルへ、ウナギ待望の懇親夕食会である。

 

 ホテルは湯けむりの舘山寺温泉街の中、遠州鉄道経営の「ウエルシーズン浜名湖」。浜松CCから19㌔、観覧車があって、ロープウエーがあって、リゾート地だ。リニュアルして3年、大きなホテルの和室で夕食会。細長い献立書が出ている。梅酒で乾杯の前、真っ先に開いた。ウナギ、ウナギ…、あるかな、あるかな…、前菜、造り、煮物…、あった。

 

 フルーツの前、釜炊きご飯の項だ。「浜名湖名物ウナギぼく飯」と出ている。僕の飯がウナギ、嬉しいなあ。ウサギ追いし、ウナギ美味しい~の思いがかなった。テーブルの釜、蓋をとった。いるいる。短冊切りのウナギ6切れ。献立が次々に出て、いよいよ釜の炊きこみ。5分、10分…炊けた。お茶碗に一膳、二膳…、これぞ僕のウナギ飯や。また、歌が浮かんだ。北島三郎の♪~はるばる来たぜ函館へ…、とても我慢ができなかったよ~♪

 

 ※ ぼくめしは、浜松独特のうなぎ料理。養鰻場のまかない料理。ぼくめしの"ぼく"は、大木やぼっ杭のことで、成長が規格外に大きく出荷できないうなぎのこと。

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2013年7月 6日 (土)

遠州は…西鹿島駅あたり

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初めての町へ行くと、目に映る看板一つ一つが目新し。ここは静岡県浜松市の遠州鉄道終点、西鹿島駅周辺である。マイカー相乗りで浜松カントリークラブへ行くのに東京組メンバーがJR浜松駅から遠州鉄道に乗り換えで、到着するまで、時間待ちの町ブラだった。

 

 駅周辺、地理案内の看板を見て、現在地から町全体を知る。民謡でなじみが深い天竜下れば…の和船乗り場が近そうだ。今は合併で浜松市も元は天竜市だったという。静岡県の北西部で、このあたりを<北遠-ほくえん>と言うらしい。出身地か、画家秋野不矩美術館がある。竜頭山は山容美しく遠州富士とか。同じ静岡県でも世界遺産の富士山、見えない。

 

 静岡は茶所、ノボリは天竜茶。ポスターは「フットサルの聖地・浜松」。Fリーグの試合日程ぎっしり、盛んなよう。中日新聞東海本社が主催。名古屋が本社の中日さん、守備範囲が広い。TXは遠鉄、ホテルもデパートも遠鉄経営が多い。広沢虎三の三十石船、~まあ、寿司食いねえ~は、遠州は森の石松…。駅前の大衆食堂は銀月。看板は~お爺ちゃん怒るな転ぶな風邪ひくな 焼きそば食べたら大笑顔~。散策30分、町には町の顔がある。

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2013年7月 5日 (金)

カントリー名物のどて焼きって

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こうも秘伝や、名物や…と言われば、である。見た目はどろっとして、美的ではなく、カロリーも高そうだ。それでも<カントリー名物>だという。浜松カントリークラブのレトランが出す「どて焼き膳」である。躊躇はしたが、ここまで来たからには、名物優先だ。

 

 浜松と言えば、浜名湖があって、何と言ってもウナギ。開場から50年という浜松の名門ゴルフ場。レストランには、当然、ウナギのメニューありと、探したが、無い。やはり値段高騰なのだろう。午前のラウンドをすんでの昼食、ウナギが無ければ、ゴルフ場提携ホテルのお勧め、カントリー名物である。どて焼きのを、うどんに変えて、善は急げ??。

 

 串に牛すじを刺すのが、どて焼きと思っていたが、出てきたのは、名古屋名物のどて煮。レストラン入り口でも等身大のシェフが写真で登場~30年愛され続けたこだわりの逸品、秘伝の味噌を使っています~と言っている。なんで、どて煮が、どて焼きかわからないが、小皿にうどんを取り出し、混ぜて口にした。う~ん、八丁味噌、甘味がある。なるほど秘伝、ミソミソドミソや?。腸も柔らかく、味が沁みこんでいる。ちょっとしたもんや?。

 

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2013年7月 4日 (木)

たこ焼き屋はおかんの味

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 おかんは喋って作り、おとんは黙って作る。店内は壁際にテーブル一つと丸椅子四つ、おとんの伏見から通勤バイクも同居中。反対側の壁、おかんがシャンソンを歌っている額入り写真。床はタイル、奥は畳部屋。がおかんは関口壽子さん、おとんはたくろうさん。

 

 お二人に断らず実名紹介して、気がひけるけど、店内の営業許可証や相席のお客さんから得た取材結果、お許し頂きたい。お店の名前は「おかんの味 たこボン」という。地価表示価額、京都で一番の四条河原町を南へ150㍍、山科行きの京阪バス停の真ん前だ。タコ焼きの赤提灯と氷の旗がぶら下がる。ちょうど2年前からの営業、気になっていた。

 雨降る日、2度ばかり行って、閉まっていた。聞くと、休みはおかん次第とか。個人経営の利点か。営業許可証の代表はおかん、おとんは追随型かな。タコ焼き値段表、6個300円、8個350円、10個450円…、1個の値段がよく解らない。既にしておかんの味?。豚入りの焼きそばはおかん、青海苔一杯のたこ焼きはおとんが作った。着物の着付け店を引き継いだタコ焼き屋さん。おかんとおとん、トコトンヤレ、トンヤレナ??。

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2013年7月 3日 (水)

井出の玉川へ行く

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 ハハ~ン、古歌に登場する井手の玉川とはここのことか。日本六玉川の一つで、歴史は天平時代に遡り、川沿いの山吹と蛙で名を挙げた。藤原俊成に定家、紀貫之、源実朝らが時代ごとに井手、井手…ここは、いいで??と詠んでいる。そんな井手町に行って見た。 

 

 井手町は京都府山城地域の真ん中、北は城陽市、南は木津川市、西は京田辺市、東は和束町である。「學ぶに游ぶ」という会の陶芸体験、JR奈良線の玉水駅集合。早めに出て早めに着いて、一人町ブラして、浜村美智子が歌ったバナナボート。♪~デーオ、イテテ、イテテ~♪で、井手の玉川が出た。堤の下、川幅は10㍍位。今も歴史の川が流れている。

 

 日本六玉川と言えば、滋賀県草津市にも一つある。JR南草津駅すぐの野路の玉川、かつては萩が咲き乱れたが、いまは国道が走り、川は絶えている。井手の玉川は、井堤保勝会が組織化、堤沿いに歌碑を並べ、昔の情緒を偲ぶ。例えば、紀貫之は古今集で「音にきく 井手の山吹 みつれども 蛙の声は 変らざるけり」と。井手住民が歌碑設置の可否を問うて、設置した。ここで記念の1句。~井手に来て 歌碑読んで知る 井手の玉川~。

 

 ※ 日本六玉川は、山城(京都)の井出,紀伊(和歌山)の高野山,摂津(大阪)の三島,近江(滋賀)の野路(のじ),武蔵(東京)の調布,陸奥(宮城)の野田の玉川を指す。

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2013年7月 2日 (火)

路上ライブ、歌うも、見るも人生

  

Img_0311Img_0307Img_0321路上ライブの「まるみ」が歌っている。何時もの山科駅前のバス停前、今夜は一人で歌っている。山口君かな、中尾君かな、どっちかな。ちょうど、1年前に話を聞いたら二人は舞鶴高専時代に、気が合ってコンビを組んだーと言っていた。相棒、どうしたのかなあ。

 顔をそらして目をつむる歌い方、亀岡出身の山口君かな。最終バスまで20分。ベンチに座って、バス待ちで聞いた。去年、自分色という新曲を出すと言っていたが、ギターケースにCDが入っている。グリーンのTシャツ、足元を見ると同じ色のスニーカー、ちょっとおしゃれ。ハーモニカー風のマイク、ギターを弾きながら自分色を自分に歌っている。

 お客さんの反応はどうだろう。地下鉄へ通じるEV前、扉が開いた。紙袋下げたおばちゃん一人、素通りして行く。塾帰りか、子供たちはちらっと見て、JR方面へ。今は勉強、勉強…。竹網の志納箱、お金はどうかなあ。食べていけるかなあ。マスクのお姉さん、中年のおじさん、スッススッスと行く。隣にいた女性が立ち上がった。バスがきたようだ。歌うも、通りがかりも、見るも聴くも人生…、島倉千代子さんは歌う。♪~人生色々~♪。

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2013年7月 1日 (月)

無花果糖果をいただいて

   Img_0538Img_0539Img_0541「無花果」-、この漢字読めますかと、問題によく出る。答え、かんちょう?、それは、かんちょう違い。「イチジク」と読み、そのイチジクで作ったお菓子の話を書く。便秘に効くイチジク浣腸も有名だけど、お菓子名が「無花果糖果」なので、浣腸はとうかと思う??。

 「無花果糖果」は、京都府井手町の陶芸作家ITさん(6?)のご自宅で頂戴した。ホタル観賞のあと、帰りの電車時間待ちで、お邪魔していて出てきた。お宅はJRの駅で言えば、奈良線の山城多賀駅の近く、ここまで来れば、滋賀彦根の多賀と、たがえる?ことはない。~この菓子はイチジクの実が大きくて有名な隣の城陽市で栽培です~との説明だ。

 城陽市はイチジク栽培では京都府の90㌫を占め、この「無花果糖果」も、同じ城陽の御菓子司<与楽>が作って販売しているという。丁寧な袋包み開けると、イチジクが丸ごとぽっこり一つ出てきた。半分にして口に入れた。糖果のほどは、とうかな。う~ん、ジェーシーや、いや、JCやない。ジューシーや。イチジクは、一日に一つずつ熟すので、イチジクとか。花は無いと書くけど、中の赤い粒はみんな花…、花の咲かない人生はない?

 

※ イチジクは、クワ科イチジク属の落葉高木。原産地はアラビア、日本には江戸時代に中国から入ってきた。旧約聖書でアダムとイブが裸を隠したのがイチジクの葉だとか、食べればカリウム多く不老長寿で、花言葉は多産、実りある恋。 ※ 与楽本店は城陽市平川中道裏23-18

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