« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月30日 (日)

「滋賀県謎解き散歩」が売れている

Img_0480

Img_0482

Img_0551

どうしてこうなるのか、なんでかなあと思う。文庫本「滋賀県謎解き散歩」が今、売れている。新聞に毎週載る書店での売り上げランキング、文庫本ではこのところ、1位か2位である。どちらかと言えば、控えめな県なのにこの現象、ホントにぶっくり??。

 

 大津からの勤務帰り、JR山科駅前のふたば書房へ寄ってみた。本はどこかなーと思ったら、入り口の自動ドアの前、ズラズラと並んでいる。平台の上、黒板におススメ本、2段に7列、ラップで包装してあり、買ってから、謎解き、謎解き…である。中経出版1冊900円。編集は滋賀県立大教授・中井均さん(58)、城郭研究の第一人者で著書多数だ。

 

どこが滋賀の謎で、なんで売れているのか、買った。グラビアは琵琶湖八景。第1章、近江商人で県民性を紹介、人物編、民俗編、琵琶湖編と、著者が書き分けいる。へえっ!と思うこと平易に書いている。毎日新聞県版に全体編集の中井教授のインタヴュー記事が出た。東京、京都、奈良に次いで国指定文化財が多いのに「滋賀の人は凄いと思っていないことが凄いこと」と話している。「お城、琵琶湖 凄いのに宣伝下手」の見出しも、凄い?。

 

 謎解き本は栃木、鎌倉、島根、東京、大阪、京都など都道府県ごと、地域ごとに出版されている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013年6月29日 (土)

スター食堂のスターバー再現

Img_0414

Img_0409

Img_0408

角かな、いや、オールドにしようかな。やっぱり、赤ラベル、いや、思い切って黒ラベルのジョニ黒。待てよ、ホワイトホースもいいなあ。XOP…もあるけどなあ。でも、アンクルおじさん、トットトのトリスにしとこ!。京都の「スターバー」-、ご存じかなあ。

 

 珈琲のスタバではない。ウイスキーバーの「STAR BAR」である。今年で開館50周年の京都国立近代美術館が1階ロビーに往時の店を再現した。岸田劉生らを支えた芝川照吉コレクション展へ行って、ナニナニ?である。赤、青、黄の椅子が並び、陳列棚には国産、舶来のウイスキーが揃っている。店内のデザイン、天井画を見ての、ウイ~ッ!。

 

スターバーは、洋食の老舗・スター食堂が1930年に開業したお店の一つ。京都出身の建築家、上野伊三郎さんと奥さんでデザイナーの上野リチさん(旧制リックス)が設計、1932年にNYで開催された近代建築・国際展覧会で日本の代表作として紹介された。店の外観は写真展示。ガラス面を多用して、水平と垂直性がモダニズムだという。内装はジュラルミン素材を使用、天井はリチ夫人のファンタジックなデザイン、これが理知的??。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月28日 (金)

「道路と土手と塀」は重文

Img_0395

Img_0393

Img_0396

 そうか、あれは重文だったのか。洋画家岸田劉生(1891-1929)の「道路と土手と塀」(切通之写生)である。場所は東京都渋谷区代々木4丁目で、描いた時期は1915年11月、もう少しで100年にもなる。岸田24歳の制作、風景画の代表作という。



 金曜の夜は、開館時間延長の美術館である。京都近美で~青木繁、岸田劉生らを支えたコレクター~の副題で「芝川照吉コレクション展」をやっていた。大津の職場を午後6時前に出て、行った。駅前の立ち飲み屋さん素通り。京都市地下鉄東山駅で降りて、京近美の展覧会案内看板が出ていた。そこで、初めて「道路と土手と塀」が重文の画だと知った。

 

 毛織物貿易で財を成し、若い画家を金銭面で支援した芝川さん。岸田作品は40点所蔵という。今は東京近美が所蔵という重文の「道路と~」は、最初の展示だった。岸田が恩返しに描いたのか、芝川さんの肖像と一緒に並んでいる。縦横で50㌢ほど、大きな作品ではない。今は見られない赤土の道が青い空へせりあがり、右側は雑草が茂る小高い土手、左側は白い石垣の塀だ。さりげない風景、重量感あるタッチで描いてある。十分と見た?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月27日 (木)

開運そばと長寿そば

Img_0357

Img_0438

 流れ、流れ…で、蕎麦屋さん2軒訪問である。大津歴博の現代アート展を見て帰りに開運そば、大津伝統芸能会館の狂言フォーラムへ行く前に長寿そばだ。開運に長寿、何とも縁起がいい。お店は距離で百㍍内、一日おきの2店訪問…、そばのそば、ご縁が重なった。

 

どのあたりかと言うと、京阪石坂線の三井寺駅と別所駅の真ん中あたり。別所駅は降りると、線路挟んで、大津市役所と皇子山競技場。山側へ歩いて7、8分…、そんなに歩くのとんでもはっぷんではない。歩く健康、長寿の秘訣なり。何度も行っている開運、良くても悪くても顔…、お久しぶりと店員さんに言われて、畳席に上がって天ざるそばである。

 

2代目店主、円満院の勅使門横の番小屋で営業始めて30年。あゆら、下田屋、和楽屋に開店したばかりの京町食堂…、大杉さん一族経営。三井寺の名水使って蕎麦打ち、とろみのある味、舌がもう知っている。なんたって開運、開運…。翌々日は食べ比べて見ようと、三井寺駐車場そばの土産物店併設の長寿そば。レストラン風月さん経営。食券注文の天ぷらそば。鉢を持つとアツツ、ツウ。味以上に看板がいい。長寿、長寿…、じょうずや?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月26日 (水)

童謡「月の沙漠」をさばく

Img_0430

Img_0431

800pxmoondesert_onjuku

 言われれば…確かに何で何でナンデ~である。どうして、童謡「月の沙漠」が<砂漠>でなく<沙漠>になっているのか。作詞は加藤まさを、本名は加藤正男さん。明治30年生まれ、大正から昭和へ、少女に人気の抒情画家として活躍した。さあ、これ、どう裁く??。

 

 JR京都伊勢丹の美術館であった「加藤まさをの乙女デザイン展」へ行って、♪~月の沙漠をはるばると 旅の駱駝が行きました 金と銀との鞍置いて二つ並んで行きました~♪の作詞が、加藤さんと知った。先頭は王子さま、後ろにお姫さま、二人は鞍に甕を乗せ、~これは、楽だ!楽だ!と~と行ったそうな。実はこの場所、海岸の砂浜だったという。

 童謡「月の沙漠」は、加藤さんが講談社発行の「少女倶楽部」に詩として画と一緒に発表、佐々木すぐるさんが曲をつくった。大正12年、27歳の時という。加藤さんは立教大の学生時代、肺結核にかかり、<おんじゅく>と読む千葉県、房総半島の御宿海岸で保養していて、その時の砂浜をイメージして作詩したという。砂、砂、砂…砂ばかりの、そんなことスナでなく、海岸の水ぽく、小石まじる沙の<沙漠>という。これ、素直な解釈?。

 

 ※ 千葉県夷隅郡御宿町は東京から南東へ75㌔、御宿海岸を月の海岸といい、砂浜に月の沙漠銅像が立ち、月の沙漠記念館もある。 ※ 加藤さんは挿し絵、デザイン、小説名など多彩な創作活動を行い、昭和50年7月、80歳で亡くなった。 ※ 加藤さんの写真は展覧会図録から転載。駱駝像はネットから。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2013年6月25日 (火)

しゃぶしゃぶ得得ランチ

Img_0334

Img_0329

Img_0372

テーブルにアイエッチ、熱くないのに鍋がジュジュ―と湯を上げている。皿に豚肉、1枚、2枚、3枚…、20枚は…。野菜は遠くても近くても玉ねぎ、白菜、水菜、もやし…、うどんに豆腐、それにせい!とソーセージ、肉団子、好物のしめじもあって、シメシメ。

 

 京都駅前のヨドバシ6階レストラン、しゃぶしゃぶ但馬屋である。JRの定期があって、余裕があると大津から京都へ行く。平日午後1時すぎ、雨降りのせいか、どの店も空いている。豚カツ、天ぷら、ラーメン…、どこに、どこに…と回って、野菜食べ放題の看板が目に入った。初めての但馬屋さん。昼の得々ランチ、豚ロース150㌘で750円という。

 

しゃぶしゃぶか、すき焼きかーの選択。台風接近で雨がじゃぶじゃぶ、しゃぶしゃぶだ。ご飯はお握りでも、白ご飯でも良い。食後のアイスクリームも食べ放題、銘柄はちょっとムカッとするハーゲンダーツ?。味はしめじ、どんと入れる。梅雨でも春雨、早めの引き揚げポイント。豚肉のロース、熱湯甲子園か、熱い闘い、ろーすることも。野菜バー、行って帰ってまた行って…、何べんも。ホンマに750円??ほっぺ抓って、痛い。安かあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月24日 (月)

パパイヤ

Img_0186

Img_0183

Img_0185

パッパラパーのパパイヤと言っては失礼だろう。やはり、南国の甘~い香り、トロピカルな味-と言う方が正解かな。メキシコ南部原産、パパイヤ科パパイア属の常緑性の小高木である。和名は「木瓜」のもっか、「乳瓜」のちちうりー、名前はどこか、パンパラパン?。

 

 なんでまた、書くかと言うと、京都府立植物園でパパイヤの木を発見したからだ。観覧温室でなくって、バラ園からあじさい園へ向かう園内南東、噴水のところだ。高さ1㍍50㌢ほど、新しい砂地に直立するように植わり、青い実が一つだけポコンと突き出るように成っていた。どうなっているのか、品種名は青いのに〈レッドレディ〉と表示してある。

 

 八つ手みたいな葉が、茎てっぺんから傘が開いたように出ている。どういう実か、覗くと…である。楕円形の小さなラグビーボールみたいで、直接、茎にくっ付いている。パパイアの実は、雌株にしか成らないというからお父さん嫌いで、パパイヤ?。わかってもらえたかな。日本には明治時代に入ってきて、沖縄、小笠原で栽培という。和名の「木瓜」はなぜ〈もっか〉か、もっか調べ中。「乳瓜」は茎、葉、実に乳液多くで、父とは関係なし?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月23日 (日)

陸上競技、出発合図の今

Img_0247

Img_0243

Img_0242

聞き間違いだろうか、どうも「オンヤ、マア」と聞こえる。京都・西京極競技場であった全日本大学駅伝関西地区予選1万㍍、出発の合図である。赤帽、赤シャツのスターターが「オンヤ、マア」と声を出すと、ランナーたちが一斉に位置についた。アンレ、マア?。

 

 予選会は夕方からだった。名古屋の熱田神宮から三重の伊勢神宮まで走る第45回大会の出場をかけ、各校が1万㍍の上位8人の合計タイムで4位までの代表の座を争う。出場は10校、1万㍍4組、各組25人ずつ走る。ズームで4倍だったデジカメ、10倍に買い替え、母校の応援を兼ね、メーンスタンドに座った。デジカメズーム、ムンズと引いた。

 

 出発の第一コーナーまでスタンドから50㍍、よ~く見える。電光掲示板もくっきり、野球場の向こう室内プールの屋根も。スタートにレンズを合わせたら「オンヤ、マア」だ。1組、2組…、ナイタ―になった3組、4組…、「オンヤ、マア」と、ピストルがバ~ンと鳴って、ランナーは走りだす。実は「オンヤ、マア」とは、英語の”On your mark!”で、「位置について」なのだ。陸上競技の用語、何時からか国際基準に。アンレ、マア?。

 

 ※ 「用意!」は”Get set!”、「どん!」は ”Go!”である。 ※ 今年の全日本大学駅伝は11月3日開催、関西地区から京産大、関学、立命、大経大が出場する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月22日 (土)

あじさい七色観賞

Img_0201

Img_0205

Img_0207

紫陽花と書いて、アジサイ、あじさいーと読ます紫陽花、梅雨の季節に似合う代表的な花木である。カラ梅雨予報一転、朝からシトシトピッチャン、シトピッチャンと降った土曜昼、京都府立植物園で、紫陽花はどれだけ品種があるか見て回り、七色鑑賞と洒落た?。

 

 植物園会館へ入ると、京都新聞の〈植物園つうしん〉の記事コピーが貼ってある。見出しは「土壌PHで花色変化」だ。PHは、土質が酸性か、アルカリかの指数で、1~14まである。数字が低いと日本に多い酸性土壌で青色、高いと欧州型のアルカリで赤色の傾向という。園内には1800品種2500株、7月上旬まで見ごろ―と書いてある。

 

 土壌の記事にどうじょ!と誘われ、紫陽花園へ行った。入り口側、手毬のような青いアジサイ、酸性土壌に咲くヒメアジサイ。鑑賞の手引きに新聞記事、賛成だ。雨効果、傘さし、カメラを構えて沢山の人だ。小さく白いのはヤマアジサイ、名前は白マイコ。迷子も出る?。赤い花なのに白鳥、首をかしげていると、ロシタ!と西洋アジサイが咲く。淡いピンク、欧州系品種かな。ロゼア、アナベル、エルドラド…、マクドナルド?それはない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月21日 (金)

ラーメン名人の名人ラーメン

Img_0224

Img_0226

Img_0230

 ラーメン名人、ついに入った。赤い暖簾に赤い提灯に名人、名人…、どんなラーメン名人なのか、カウンター前の丸椅子に座った。夕方の通りがかり、いつも客の姿はないが、あの日もそうだった。黒いバンダナに赤シャツ、背中に名人の染め抜き…、店長だろうか。

 さて、何を頼むか…である、店長ふうのお兄さん、いや、もうおじさんかな。初対面、こちらを向いたので、何が名人?と聞いた。ためらいなく~醤油です~と言うので、それにした。店長おすめ餃子全品90円引き~とある餃子、すすめられなかったが、追加した。改めて店内を見渡す。カウンター前はテレビ、奥に調理場、釜から湯気が上がっている。

 営業時間は午前11時から朝方5時…、そうか、夜型の営業か。店内は客と店長のマンツーマン。聞くと、開店から15年と言う。よく店前を通るけど、初めて入店と告白する。店は河原町を南へ<姉三六角蛸四角、四綾仏高松万五条>の松原通りだ。名人が湯がいたのか、醤油ラーメン出てきた。別の皿に山盛りのネギ、名人芸や。味?、こってりも、ネギが効いている。採点?迷わず名人…。名物、名門、名家…、めいめい名前は通っている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013年6月20日 (木)

植物園の松と蓮と羽蝶蘭

Img_0145

Img_0158

Img_0170

 いま入園してきたばかりなのに<イヌカラマツ>と言う。~まだ、いなない、いなない!~と松を見上げる。中国原産、日本国内にも多く植わっているが、球果ができるのは、京都府立植物園だけ~と記してある。球果はまつぼっくり、休暇をとって、園内散策である。

 

 隣の松の木は~ナニ言ってんだあ~の<テーダマツ>だ。アメリカ南東部原産、葉は3本、長さは15㌢から20㌢という。また少し行くと、葉は5本の<ストローブマツ>が植わっている。北米原産で、北海道など寒冷地に育ち、それで名前がストーブマツ?いや、違ったかな。雨が降って、アジサイの観賞に行って、頭の方が先に七変化になっている。

 北山門から入り、マツ林を抜けて、四季彩りの丘でハスだ。カメラマン、合羽着て、屈みこんでいる。ハスは朝咲いて、昼は閉じる。時間は午後3時回って、ハスの葉に水滴が浮かんでいるけど、花はないのに何を撮っているのだろう。傘をさし、ビニール被せたレンズをハスに構えている。この洒落、定番ぽくって、はすかしい。植物園会館は第21回ウチョウラン展開催。小さなラン、羽蝶蘭の愛好家作品、皆さんウチョウランにウチュウ?。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013年6月19日 (水)

京都駅ビル階段は京舞妓

  Img_0038Img_0044Img_0041

そうか、そうかーこれやったのか。京都駅ビル大階段で見たイルミネーション、あれは京舞子さんだった。大階段、だんだんと色が変わり、形が現れ…、綺麗な花かんざしの女性とまではわかっていたが、駅貼りポスターが出ていて、ああ、これ、これ、これやった!。

 駅ビルの階段ではモザイク調だったけど、ポスターは舞妓さんがすっきり登場である。著作サインは、カンバラ・クニエさんで、いま人気の女性イラストレーターだ。岡山大農学部卒だけど、京生まれ京育ちで京都在住。CDジャケット、パンフに人や花を細密に描く。ポスターは全国のデパートで物産展を開く京都のれん会の50周年企画で、依頼した。

 最初の駅ビルでは、モザイク調で、もやもやと見たが、JR大津駅の構内ポスターで、もう一度、こ~ないか?と誘われたようで、また行ってみた。コピーは「伝えよう日本の豊かさ 伝統×京都×次世代」だ。カンバラ作品、舞子さんが、えりあし伸ばし、何を思うのか、眼を閉じ、うっとりしている。階段はブルーから赤へ変化して、黒髪に差した色とりどりのかんざしもキラリキラリ。~よう、来てくれはりました。おおきにどすえ!~。

 

※ 階段イルミネーションは6月30日まで。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月18日 (火)

信楽の飯道神社の謂われ

Img_9885

Img_9905

Img_9882

 なんで飯道神社かというと…である。昔、きこりが道に迷って神仏を念じていると、一羽の烏が飯を啄みながら歩いており、♪…ついてくるか­~い…♪(歌・小林旭)と言うので、ついて行くと山頂に達し、権現さんを拝した。それで、飯道の名前がついたという。

歴史の謂れ、不思議なこと多く、ホンマかいな、そうかいな…である。甲賀市信楽町、飯道神社のことだ。本殿は重文、標高664㍍の山頂に建つ。読み方、今は<はんどう>で、謂れはサッカーのハンド風だけど、かつては飯田さんを<いいだ>と読む如く<いいみち>で、道が良くなくても、いいだ!いいだ!と歩いたと。これは、ホンマのような。

 この飯道神社、新名神信楽インターを降り、甲賀カントリークラブへ行く道筋にあった。集合時間に早かったので、石の鳥居のところで車を降り、どんな神社かなと、由緒書きを読んで、ホンマかいな、そうかいな…だった。歴史は奈良時代に始まり、山全体は熊野権現縁起の修験霊場という。本殿は桃山風の豪華な建築で江戸時代に再建、昭和50年から3年かけ、解体修理したという。本殿は行かなかったけど、ほんでもまあ、勉強、勉強?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月17日 (月)

びわ湖まんじゅう誕生

Img_9939

Img_9937

Img_9941

 どこがどう<びわ湖まんじゅう>なんだろう。これまでなかった滋賀のご当地饅頭誕生、何でかナ?である。この4月にオープンした名神大津SA下り線の複合商業施設「パヴァリエびわ湖大津」に出店した京都の菓匠清閑院がここだけよ!と限定で販売している。

 

 滋賀のお菓子屋さんと言えば、売り上げ日本一のたねや、創作菓子の叶匠寿庵などがあるが、京都の清閑院が滋賀へ出てきて、その名も<びわ湖まんじゅう>である。出店の4月18日には、それに因んで418個、1人1個、無料で配り名前を売り込んだという。創業から25年だけど、今や全国の百貨店など100店舗も出店という饅頭屋さんだ。

 <びわ湖まんじゅう>勧められるまま試食した。こし餡、甘さがアア~ンとして、生地もきちっとしている。どこが、びわ湖かというと、生地にびわ湖の型が刻印してある。店内にカチャッ、カチャッと回転する機械がセットされており、びわ湖、びわ湖…と出てくる。焼く機械がここだけのオリジナル販売という。1個90円だけど今は特別70円。清閑院で、静観というのもだし、話を聞いて試食もしたし、参考3個買った。もひとつかな?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月16日 (日)

どういいんか、インカ帝国展

Img_0066

Img_0130

Img_0128

 マチュピチュあり、クスコあり、キープあり、インカ道がある。謎が謎を呼び、そんなに謎があって、いいんか!と思うインカ帝国展へ行った。去年の東京国立科学博物館では会期中40万人を超す入場があった評判の展覧会、京都文化博物館で巡回開催していた。

 

 主催はテレビのMBSさん。入場料1300円、ちょっと高い気もするけど、展示160点の多くが日本初公開というから、そうなるのだろう。チグリス、ユーフラテス…、世界史で習ったようなアンデス文明である。文字を持たず縄の結び目で情報伝達、それがキープという。ボトルキープの始まり??、そんなこと言うたらアカンデーウイリアムス?。

 

 会場はビデオ活用、読ますより見せる。インカ帝国の首都はクスコ、ケチュア語で<へそ>の意味だ。海から山へインカ道が4万㌔も続く国土の真ん中、へその部分という。すぐそこでクスコじゃなく遠い。昨夜の立ち飲みスタンドで出たトマト、唐辛子、ジャガイモ、南瓜…、アンデス大陸生まれという。ミイラ包み見て、石組見て、メーンは3D眼鏡で見る標高2400㍍の天空都市・マチュピチュ。発見から100年、デ~オ、デ~オと3Dで出た。

 

 ※ 京博開催は6月23日まで、次の巡回開催は福岡で6月30日から。 ※ 写真真ん中がキープ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月15日 (土)

いかヘレンの正解は??

Img_9432

Img_9437

Img_9438

 わかっていたのか、そうでなかったのか、宴席の同人が壁の貼り紙メニュー見て〈いかヘレン〉!と注文した。同席の皆さん、刺身の盛り合わせ、小鮎の天盛り、鱧の照り焼き、水なす漬物…などと平らげて、仕上げの鯖寿司1巻前の最終局面、もう一品の注文である。

 

 それが〈いかヘレン〉だった。いかは烏賊でも、どんなヘレンなんだろう。まさか、漫才師西川きよしさんの賢妻、ヘレンさんに関係あるとも思えないし、ヘレン?だなあーと振り向いて貼り紙を確認すると、なるほどヘレンだ。〈いかヘレン〉と聞いた店員さん、首をかしげてやってきた。注文の同人が、貼り紙を指差して、あの〈ヘレンや〉とまた言う。

 

 宴席は京都・木屋町二条東入ル、魚料理の「よこちょう」。あの夜は3人が先で、遅れて到着だった。刺身盛り、手をつけてない。~ほれ、鱧があるよ~と、なぜか親切だったが、わけがあった。翌日、別会場で会った一人が~あんた来る前に3人で鱧一皿、食べたんや~と告白した。話は元に戻って、店員さん「これ、へしこと書いてあるんです」と言う。片仮名ヘレンでなく、平仮名へしこーだ。鱧にヘレン…、いかにもイカンこと多くだった?。

 

 ※ へしこは、若狭地方の郷土料理で特産品。鯖に塩を振って糠漬けにする。鯖以外に鰯や河豚のへしこ、烏賊のへしこなども。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月14日 (金)

牛どんの食べ比べ

Img_9991

Img_0089

Img_0088

牛どんは牛どん、同じ牛どんなれど…である。かたや品川亭は1600円の近江牛、かたや吉野屋280円の並み。どちらも牛どんだけど、モウと生まれて育ち方の差なのか、肉の旨み、色合い、味わい、値段…、みな違う。牛どん二つ、よ~いドンと食べ比べた。

 

 最初は品川亭の近江牛の牛どん。京阪石坂線三井寺駅降りて、すぐ前に店がある。コロッケ、串かつの店舗販売の隣に小綺麗なお店。すき焼き定食2200円、ハンバーグ定食1850円、牛丼1600円、カレー1200円、どれもこれ近江牛で看板は赤文字で記載してある。ポケット後ろの財布をギュッと握り直して、ここ一番とひとり店内に入った。 

 

 高い牛どん、何処から箸を入れるか、戸惑う。やや遠慮気味に端から下のご飯と一緒に。いや~、柔らかい。甘味が口の中を走る。台風の奄美大島?甘~い。なんたって1600円、1600円…、エッヘン。所変わって3日後は、京都駅八条口西端の吉野屋。名物の牛どん並盛り、280円の新しい価額の看板が出ている。何と安かあ。食べ比べ、値段じゃない。味や、味…。ケンチン汁に野菜サラダ付けて490円。これはこれで、味がある?。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月13日 (木)

水槽のとらふぐ

Img_9999_2

Img_0003

Img_0008

水槽の中、泡がブクブク出て、ふぐがブクブク泳いでいる。ふぐ三昧のお店、ふぐ茶屋「山福」の店先である。水槽のフグ、見ていて飽きない。体に大きな斑点、とらふぐだ。右へ、左へ、上がって、下がって、ガッチンコして、みんなでフグフグ、お遊戯している。

 去年だけのはずが2年連続になった同期会へ行く途中だった。地下鉄三条京阪駅で降り、川端通りに東側を歩いての出会いだ。三条と四条の間、せせらぎの道沿い。水槽は横2㍍、縦1㍍、奥行き1㍍、10尾以上はいる。本場・下関ではふぐと濁らない幸福のふくだ。天然は水槽では生きないというから養殖だろう。行ったり来たり、それにしてもよう泳ぐ。

 夕方5時は回ったところ、木屋町団栗の会場までもう少し、開会時間までまだある。お店は開店前、水槽の前で足を止め、こっれきり対面のふぐをゆっくり眺めた。泡はさすがに泡?、アワワ、アワワと噴き出ている。ふぐはすぐ、口をパクパク開ける。何も食べてないのだろうか。ふくの人生、幸福だったのかなあ。ふぐがこっちへ寄ってきた。服が気になるのかな。お腹の両側、ヒレをひれひれさせる。ライターでひれ酒?ひれえことする?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月12日 (水)

近江うどん三宝芳の三方よし

Img_9932

Img_9928

Img_9930

 名物、名物と赤ラベルが貼ってある。近江牛すじ肉ハリハリうどんと、近江牛炊きこみご飯、お店の看板メニューのようだ。名物に旨いもの云々…って言葉があるけど、ご当地の近江牛ときて、名物となれば…である。セルフ式のトレー、どれどれ?と取って並んだ。

 お店の名前は近江うどん三宝芳。この春出来た大津SA下り線「びわ湖大津PAVARIE」2階フードコートの一つ。PAとは駐車、VARIEとは様々なーという仏語の造語で、三宝芳とは、近江商人の売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よしを捻ってある。ゴルフ帰り、パット勝負に大勝、お金はある。名物二つ一挙に頼み、どう三方よしか。

 

 名物入りトレー、琵琶湖の見える窓際へ運んで、記念写真である。ハリハリは水菜でしゃきしゃき、すじ肉は近江牛の塊を料理長が選んで炊き上げ。うどんは滋賀県産の地産小麦「ふくさやか」。モチモチ感のバランスがほかのうどんとは、ちょいと違うという。名物のほど説明書で読んで、うどんをすすり、ご飯を食べ、名物を変わりベンタン、変わりベンタン…。味よしよし、景色よしよし、スコアカードもまあ、よしよし…、三方よし??。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月11日 (火)

プロゴルファー平塚選手の優勝写真

Img_9899

Img_9900

Img_9894

優勝その一瞬、思い出の写真が並んでいる。滋賀県甲賀カントリー倶楽部、フロントから2階レストランへあがる階段の壁のところだ。甲賀CC専属プロゴルファー、平塚哲司選手の優勝写真である。初優勝は2003年のゴルフ日本シリーズ、あれから10年経つ。

 初優勝の写真は階段の一番上。東京よみうりの18番パー3、距離210ヤードのグリーン上だ。優勝を決めたパターを拝むように立て、眼を閉じて天を仰いでいる。小学校4年でゴルフ始め、甲賀CC会員になり、中学でハンディ9、平安高校でハンディ1、日体大に進んで、22歳でプロ入りして、苦節10年目の栄冠、感極まって、涙している。

 

 東京勤務時代ゴルフを始め3年目か、あの長い18番でバーディーだった。第1打届かず、第2打カップイン。グリーンの見えない打ち上げ、エイヤーと打ったら、先に上がっていた同僚が入った!と。人生もゴルフも何があるかわからない。シーズン最後のゴルフ日本シリーズ、18番はいつもTVに映る。あれは何年前?バーディーが甦る。平塚選手もあれから三菱、中日と勝って、勝って、♪~てっちゃん、てっちゃん~♪、甲賀の哲ちゃんである。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月10日 (月)

益々繁盛の縁は、北の湖と鳰の湖

  Img_9867Kitanoumi20020055何でかな?と思ったのが始まりだった。広くて立派なレストラン、花の飾ってあるカウンターに手形入りの大きな酒瓶が置いてある。宴席の背中越し、宴が盛り上がり、座が乱れたおり、見に行った。手形は第55代横綱・北の湖、お酒は2升半いりの祝い酒という。


 宴席は長浜市高月町の北近江リゾート。天然温泉、でっかい海老天が有名なバイキング、愛知万博で出たエジプト館もある。湖北では名が通っている。ここの田中会長さん、文化・経済フォーラム滋賀の役員という縁で、有志の宴席があった。お酒は会長さんの還暦祝いで北の海から届いたという。2升半は、2升マスと半升で<益々繁盛>を意味するそうだ。

 北の湖との縁は、滋賀県出身力士の鳰の湖(におのうみ)が、北の湖部屋に所属、会長さんが後援会入りしているからとか。横綱時代も、理事長でも、そう人気がありそうにないが、情があるらしい。北海道出身の北の湖は、三保の関部屋入門以来、ずっと北の湖で、湖を<うみ>と読む。来場所、再入幕確実の鳰の湖も琵琶湖にあやかるしこ名で<うみ>だ。田中会長の会社も湖北、うみ続きである。理事長再登板の北の海、角界の膿み?とり目指す。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 9日 (日)

15代目のイケメン蔵元

 

Img_9831_2

Img_9822_2

Img_9801_2

アゴヒゲが伸びている。フサフサした髪の毛は、バサッとしている。だからか、ジーパンにスニーカーがよく似合う。いま、業界では<イケメン蔵元>と評判の冨田泰伸さん(39)である。酒蔵は長浜市木之本町の冨田酒造、天文年間の創業で、既に450年経つ。

 地元の<>にこだわり、地元の酒で町おこしという。出所は狭く、出先は広く、日本の伝統文化でもある酒を海外に~という。文化・経済フォーラム滋賀の文化ビジネス塾の勉強会で、北近江へ来た?。いや、行った。京産大卒の冨田さん、15代目の蔵元になって、今年で11年目という。案内の酒蔵、蔵だけに暗い。酵母菌育てた伝統蔵、これぞクララ?。

 

 蔵に靴をスリッパに履き替えて入った。泰伸さん最初の案内は旧蔵、江戸時代という。次が新蔵、明治時代という。今は平成なのに明治でも新蔵とは?、なるほど老舗酒蔵である。タンクに落書きメッセージ。<やすのぶLOVE>の似顔絵やら<酒サムライ>やら…、酒仲間の作品だそうだが、イケメン蔵元に人気だ。銘柄は賤ケ岳の戦いの七本鎗で、大正3年投宿の北大路魯山人の扁額がある。槍が旧字の鎗、15代蔵元やりがいあり??かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 8日 (土)

びんずるさんとツーショット

Img_9793_2

Img_9789

Img_9791

 似てるかなあー、そう言われれば、そうかなあ。びんずるさんも、こっちをちらっと横目で見ている。う~ん、頭?似てるなあ!と思われているのも知れない。いや、いや、恐れ多いことである。びんずるさん「賓頭盧尊者」と書き、お釈迦さんの一番弟子である。

 どういうことか言うと、文化経済フォーラム滋賀で木之本へ行って、日本三大地蔵の一つ、木之本地蔵院へお参りしてである。本堂へ上がり、ご本尊を拝み、身体の悪い所を撫でて触れば、ご利益新たかという堂内のびんずるさんである。今更、増毛でもなく、石山寺でも知恩寺でも、びんずるさんに会うと、親しみで何時も頭をツルツルさせてもらってる。

 木之本でもそうだったが、この場面を見ていた一緒の琵琶湖汽船社長が…である。ニコニコ寄ってきて、こちらのデジカメで写真撮ってあげると言う。暗いお堂の中、有難いびんずるさんの写真撮影、受け付けは良いと言っている。木之本のびんずるさん、眼光は鋭いけど、よほど触られたのか、頭はピカピカである。前掛けがウサギさんというのも、親しみが持てる。失礼ながらと横へ寄って、言われるままにツーショット…、似てるかなあ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年6月 7日 (金)

うどん弁慶の代打はラーメン藤

Img_9876

Img_9878

 歩いて見つける、あのパターンである。京都高島屋、春の院展を鑑賞帰り。四条河原町から南へ行く。山科行き京阪バスに乗るまで、道すがら店さがし。河原町通り、バス停は一つ超え、二つ過ぎ…、五条通りから鴨川を渡り、頭と足は、うどんの弁慶を選んでいた。

 河原町松原あたりで、ラーメン名人に心が動いた。まだ一度も入っていない。前からどう名人か気になっていたが、気おくれして、入店は持ち越し。肉の専門店、穴場ぽいライブ店…河原町通りに新しい店、五条通りも今までなかった居酒屋さんが出来ている。どこも素通りして、屋台から店舗経営、なじみの弁慶へ行く。看板は店の中、日曜定休だった。

 それならと、ラーメン藤。うどんの弁慶から5、6㍍東のお隣さんだ。長い行燈の提灯、長いカウンター、奥にTV…、随分来ていないけど、店構えは昔と同じ。昼当番だったか、店員さん2人~お疲れさん~と帰って、店は夜営業のシフトへ入った所のようだ。夜食用か、お兄さん店員がバナナの皮をむきだした。そんなバナナ?。壁に相田みつをの色紙2枚。一枚は~夢大きく、根深く~だったかな。ネギ山盛りのラーメン、そんなラーメン??。

 

 ※ ラーメン藤は京都市南区に本社を持ち、京都5店、滋賀11店はじめ、大阪、福井、石川など全国でチエーン展開している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 6日 (木)

木之本の江北図書館と丸三…と馬宿と

 

Img_9747

Img_9757

Img_9768

古い町には昔の刻印と新しい刻印が重なり合う。滋賀県湖北、木之本町の北国街道を歩いて、幾つも刻印を見つけた。木之本町は合併で長浜市。市の面積は、滋賀県の6分の一、琵琶湖と同じで、JR北陸線が走り、積雪記録6㍍の豪雪地帯、中河内も長浜市内になる。

 

木之本のJR駅前、江を湖北の<>と読む江北図書館がある。日本ではもうない私設図書館、100年を超えた。蔵書は国会図書館にもないブリタニカ完全本が揃う。公益財団法人化、健在である。市の前は伊香郡、伊香の名消え、如何にも寂しい。駅前に琴糸の丸三、テグスの丸二、割烹の丸忠…、何で丸の付く屋号が多いのか、解明すれば、○だろう?。

北国街道には、山内一豊を大名にした賢妻千代が鏡箱の黄金10両で名馬を買った牛馬市があった。室町時代から昭和の初めまで年2回、市が立ったという。馬宿だったという平四郎さんの屋敷があり、観光客向けに千代さんの顔出し看板も出ている。駒札によると、商いは買い手が売り手の袖に手を入れ、指を握りあって、駆け引き、商談が成立すれば、両者が手を打ち、居合わせた人も拍手して、成約を祝ったと言う。馬く行ったのだ??。

 

※ 写真左は江北図書館の貴重な蔵書、真ん中は丸三ハシモトさんの琴糸工場、右は北国街道の馬宿の前。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 5日 (水)

きつね丼は割烹店の裏メニューだった

 
Img_9730Img_9729Img_9727どううまいか、どう絶品か…、ワクワクだった。長浜市木之本町の割烹「丸忠」のきつね丼である。浜大津の琵琶湖庄屋での宴席。向かいに座った木之本で会社経営の会長が~あれは最高でっせ。何とも言えまへん~と、それはそれは旨そうに話していたきつね丼だ。

 会長の話を聞いて1カ月、チャンスは早く来た。町を歩き、酒蔵を見る文化ビジネス塾の勉強会が木之本開催である。駅前集合は午後1時、早めに着いて、駅から歩いて4分、イラスト地図見て行った。店構えも立派な寿司割烹店。地元では100人の宴会はもうここ1軒という。勉強会一緒のお二人も誘い、テーブル席に座って、お品書きみたが、ない。

 さすがにきつね?消えたのかなーと思ったが、あのオッ?T会長に聞いたんですが…と言うと、ああ!きつね丼ですかと。それ、それ!、それです!。注文、3人ともそれず、それだ。女子プロゴルフ殿堂入りのアニカ・ソレンスタムも瀬田のミズノクラシックで見たが、ボールそれず?だった。これ、余聞。メニューにないきつね丼が出てきた。揚げの甘味がご飯までしみ込んでいる。聞けば、賄いの裏メニューと。会長絶賛の味、少し甘くて?うまかあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 4日 (火)

JR山科駅の成安造形大、看板さすが

Img_9722

Img_9720

Img_9721

 JR山科駅上り線4番ホーム、足元の△印3番あたり。線路の向こう側に地元山科の京都橘、滋賀の長浜バイオ、びわこ成蹊スポーツ、成安造形と大学看板が並んでいて、ついつい見るのは成安造形大。さすが芸術大学、電車が来るまで足が止まり、そこへ目が行く。

 どうちゃうかと言うと、デザイン力がちゃう。上の写真のとおり、パワフルで、何とも面白い。学生だろうか、人が影絵になっている。2百人以上か、何人も何人もいる。よく見ると、一人一人、姿と形がちゃう。両手を高く上げる、屈みこむ、帽子に手をやる、傘をさす、右足1本で立つ…。色もちゃうなあ。赤、青に緑、紫…、色やから、色々ある?。

 平成5年開学の成安造形大学、今年で20年である。山科駅から湖西線で15分、おごと温泉駅からスクールバスで3分。看板の右上、つい読む。キャンパスロゴは【】で、人生は空という。お腹クウクウでなく、多様な人生、解るけど解らない大事さを意味するとか。看板の【】の中、~芸術による社会への貢献ーと文字入り。これは大学経営、食うためのPRの空。デザインは専門の先生が卒業アルバムから制作という。やっぱり、ちゃう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 3日 (月)

薩摩はやとの、うまかっちゃん

   Img_9678Img_9662Img_9674どこにする?、どれにする?、貴方な~ら、どうする。平日の昼間、ちょいとJRに乗って、大津から京都へ出て、駅前1分の京都ヨドバシカメラである。地下入り口で6Fレストランのお店電光案内、どこにする?。焼肉トラジ、炭火和くら、ステーキHIRO…。


 兎も角まあと、エスカレーターで上がった正面は、九州料理の薩摩はやと。ヨドバシオープン時の味噌味噌ドミソ?の名古屋丸八から店舗入れ替え。どんな薩摩か、メニューを見る。どれが?うまかっちゃん、何が?あったかもん、何のことか?だれやめのあて…と、ご飯もん、突き出しもん、鍋もんと分類。鹿児島、宮崎、大分…、九州各県名物である。

 地下でどこに、6Fでどれに…と迷って、店内入り。席に座って~うまかっちゃん!下さい~とオーダーすると、その中のどれですか?と聞かれて、これは薩摩はやとの、早とちりと反省、長崎は石焼き皿うどん!と言い直す。店内の貼り壁、焼酎に黒豚にモツ鍋に馬刺し…と見ていて、石焼きでアツツ、アツツと皿うどん。まずは青いニラを睨んで?竹輪、蒲鉾、モヤシ、玉ねぎ、海老…具沢山に味が深い細麺…、これは、うまかっちゃん!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 2日 (日)

東北土産のくぢら餅について

Img_9693

Img_9696

どうして、くぢら餅なんだろう。くじらの<じ>が旧仮名の<ぢ>になっている。鯨のクジラと関係がある餅だろうか。お尻の病<ぢ>とは、ぢ違いだけど、同じ仮名に変わりはない。くぢら餅を話題に取り上げてみた。普段使わない字の<ぢ>、色々思ってしまう。

 

どういうお餅かというと、東北の青森、山形で江戸時代から各家庭に伝わるお餅という。もち米とウルチ米を粉にして、砂糖を加えて蒸し上げてある。GWで東北へ旅行の知人からお土産で頂戴した。山形県尾花沢の銀山温泉の売店で購入という。第22回全国菓子博栄誉大賞受賞のラベル付き。固くなれば、焼いて…とあり、持ちがいい地元の菓子餅だ。

 

くじら餅の謂れの一つ。漢字で〈久持良餅〉と書き、狩りや戦いの携帯食として、久しく持ち歩いても良い餅だからと。なるほどと思う。鯨のクジラ説は、餅の表面が黒く、中が白くて、色が二層になので、切り身がクジラに似ているからと。鯨(ゲイ)は身を表す?これも、説得力がある。あほ役に徹した故藤山寛美さんは「モチモチ…、モチモチ…」と笑わせた。これは、持ち芸だ??。くぢら餅の〈ぢ〉解明、時々刻々…、時間がない??。

 

 藤山寛美さんは松竹新喜劇の俳優さん、現藤山直美さんのお父さん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 1日 (土)

京都駅大階段のLED発光

Img_9555

Img_9578

Img_9561

変わる、変わる、色が変わる…。薄い紫から濃い紫へ、模様が出てきた。花しょうぶや。一つ、二つ、三つ…、あっ、文字が出てきた。「平」「安」「神」「宮」…、そうか、平安神宮の花しょうぶか。いや、見事、見事…、今度は何かな、目が点になって、足が動かない。

 

JR京都駅ビル大階段の「グラフィカル・イルミネーション」である。JR西日本が駅ビル出来て15周年を記念して、去年の暮れからの事業。大階段は125段、そこに14,750球のフルカラーLEDを取り付けて、京都の四季や催事を浮き上がらせる光のページェント。去年暮れのXマス、とうなったかトナカイ、サンタさんが登場して始まった?。

 

色のグラデーションによる絵模様、デジカメ構えて、観賞した。最初に見た花しょうぶから次の花しょうぶへ、一巡するまで20分はかかったろうか。房が垂れ下がって上賀茂神社の藤が出て、色が七変化して三千院の紫陽花、クチがあっても西本願寺はクチナシ?。次は何、次は何と見続けて、最後に顔が出てきた。舞妓さんの横顔、美しいのにモザイクや?。文字も出てきた。「伝えよう日本の…」は読めたが、そのあとの文字は?もしもし??。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »