「滋賀県謎解き散歩」が売れている
どうしてこうなるのか、なんでかなあと思う。文庫本「滋賀県謎解き散歩」が今、売れている。新聞に毎週載る書店での売り上げランキング、文庫本ではこのところ、1位か2位である。どちらかと言えば、控えめな県なのにこの現象、ホントにぶっくり??。
大津からの勤務帰り、JR山科駅前のふたば書房へ寄ってみた。本はどこかなーと思ったら、入り口の自動ドアの前、ズラズラと並んでいる。平台の上、黒板におススメ本、2段に7列、ラップで包装してあり、買ってから、謎解き、謎解き…である。中経出版1冊900円。編集は滋賀県立大教授・中井均さん(58)、城郭研究の第一人者で著書多数だ。
どこが滋賀の謎で、なんで売れているのか、買った。グラビアは琵琶湖八景。第1章、近江商人で県民性を紹介、人物編、民俗編、琵琶湖編と、著者が書き分けいる。へえっ!と思うこと平易に書いている。毎日新聞県版に全体編集の中井教授のインタヴュー記事が出た。東京、京都、奈良に次いで国指定文化財が多いのに「滋賀の人は凄いと思っていないことが凄いこと」と話している。「お城、琵琶湖 凄いのに宣伝下手」の見出しも、凄い?。
※ 謎解き本は栃木、鎌倉、島根、東京、大阪、京都など都道府県ごと、地域ごとに出版されている。
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