阪神、坊っちゃん球場の怪
勝つドラマもあれば、負けるドラマもある。阪神タイガース、愛媛県松山・坊ちゃんスタジアムの怪である。7月3日の対広島戦。ドラマは阪神が3-2とリードして、9回2死から起きた。打者は空振り三振でゲームセットなのに…、捕手がボールを後逸したのだ。
打者は振り逃げで一塁へ。2、3塁にいた走者もボールが転々とする間に生還だ。広島、4-3と逆転だ。こんな勝ち方、そんな負け方…。舞台は「野球」という言葉を生みだした俳人正岡子規が生まれた松山である。この間、愛媛へ行ったおり、球場の傍を車で通った。運転の知人が~今年、オールスターもやるんよ~と言っていた、あの坊ちゃん球場だ。
阪神がゼロ行進で負けが続いたおりもそうだったが、JR京都駅ホームのスポーツ紙自販機見出しを見に行った。<松山の悲劇><前代未聞の逆転負け><嘘やろ…悪夢>の大見出しが並んでいた。和田監督は「考えられないことが起きている」の談話だ。スポニチは、振り逃げとは?の解説に坊ちゃん球場は本塁からバックネットまで19㍍のメモ付きだ。振り逃げボール転々、球場が広かったのだ。4日も負け借金は6、嗚呼、坊ちゃん!!。
※ 振り逃げとは、公認野球規則によると、第3ストライクの投球を捕手が正規に捕球しなかった場合、打者が走者になるーと示されている。記録上は三振。
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