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2012年7月

2012年7月31日 (火)

公園の鹿看板

   

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036 鹿を叱るのか、人を叱るのか。もう千年も前から生息している国の天然記念物「奈良のシカ」の話だ。広大な奈良公園、人間と鹿の共生は世界でもここだけという。公園の入り口、人間向け注意看板が出ている。叱っても、叱っても、鹿は鹿だ。仕方がないだろう??。

 看板、表は人間が鹿にしていけないことだ。公園で犬を放さず、食べ物与えず、ゴミは捨てず、追いかけずだ。食べ物は150円の鹿せんべいしか、与えてはいけない。そのことをしかと守らないとどうなるか。看板の裏側に鹿が怒った場合が、イラスト入りで示してある。日本語、英語、中国語と、もう一つハングルだ。日本語以外はしかとわからない。

 鹿が怒ると、どうするか。一つは<かむ>だ。中国語で<咬人>だ。咬は漢字に通じるが、中国では人が咬むのかなあ。ハングルはロ、ト、コが混じり、考えすぎると、お腹も減ってきて、飯来る(はんくる)??。英語は<Bite>だ。ちょっと、カムカムと手招きして、かみつかれて、~カムヒャア~は、どうかな。ほかに、たたく、突くがあって、最悪の突進は、英語で<Knock down>だ。鹿怒り講釈はこれこれ、シカジカだ?。

 

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2012年7月30日 (月)

奈良名物の味噌ソフト??

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味噌ソフトって、奈良名物だったかなあ。どうもピンとこないけど、興味は沸いた。奈良国立博物館入り口近く公園の中だ。ブルーの移動販売車、立てかけた看板が<MISOソフトクリーム>と出ている。ローマ字で<MISO>のロゴ化、それがミソなのだろう。

 販売員は外国人含め3人だ。皆さん、愛想が良さそう。年寄り病が出て、名物にミソを付けたくなった。「奈良って、味噌が名物だった?」とストレートに聞いた。店長格の若い男性、「…味噌煎餅は奈良ですし」と答えたが、自信はなさそうだ。奈良漬けなら、奈良だが、煎餅が奈良とはっていない。しかしまあ、ここは、若者に明日を託し深追いせずだ。

 味噌ソフトは一つ280円。ど味噌味か?言葉を縮めて、を抜くと、どうなるか。♪~ドミソ、ドミソ~♪。漢字は上からも下からも味噌味?。気温30度以上、脳も困って、オオノー。味はキャラメル風味だった。外国人の若い店員さん、どこから?と聞くと、フランスで日本旅行中と。移動車は近鉄新大宮駅前のホテルが出店、宿泊賃の代わりにバイトしていると言う。日本の印象は?、味噌味噌ドミソ、トレビアン!それ、ホンマかな?。

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2012年7月29日 (日)

奈良で大仏鍋うどん

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 具沢山とは、こういうことか。夏でも春菊だ。ポンと殻を割った生玉子が鍋の熱さで、白身が出来て黄身も君は誰?と半熟で浮いている。蒲鉾は薄くもなく、厚くもなく、2種類4枚だ。スダチか、カボスか、彩りで添えてある。徳島VS大分、この1枚どっちかな。

 これ、奈良の<大仏鍋うどん>だ。国立博物館帰り、近鉄奈良駅近くのうどん屋さんで見つけたメニューだ。暖簾は三好野さん、びっくりうどんで創業60年という。大仏鍋うどんはお店の名物だそうだ。ご当地の大仏さんに肖った冠メニュー、どう大仏鍋か聞くと、具がグーというほど一杯入っているからという。うどん玉も男子並みに2玉入りと??。

 いや、すんません。金貨?格下げかな。襟を正して、具メニューに戻ろう。椎茸に榎、その近くにあって葱?、大層でなく海草…。お手ふきがいる皮付き海老は茹で上がり、赤くアーカイブだ。どうしたのか、沈み加減に帆立。取り出したら、なんと大きい。どこ産かな?思ったが、そんなこと、ほったて?。無理があったかなあ。鶏肉もさすが、かしわシワシワ。中から煮穴子も出て来て、アナア?!。具数は12種類、誰が遇すのか偶数?。

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2012年7月28日 (土)

重源上人坐像を見る

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首をぐっと突き出している。胸元で数珠をまさぐり、何かを祈っている。眼は窪み、顔も首筋、しわしわだ。東大寺再興を指揮した俊乗坊重源だ。<しゅんじょうぼう・ちょうげん>と読む老僧坐像だ。何と86歳まで生きたという重源の最晩年像、超然としている。

 奈良国立博物館の特別展「頼朝と重源」へ行った。サブタイルは<東大寺再興を支えた鎌倉と奈良の絆>だ。鎌倉の頼朝は時の権力者、金銭面で奈良の重源上人を支えたという。会場で500円の音声ガイド。京都・神護寺所蔵、国宝の頼朝像は何度か、見ている。鑑賞の狙いは重源坐像だ。第2室に入った。部屋の真ん中、写真右のように展示してあった。

 坐像は81・8㌢、高い台座の上だ。見上げて前からも後ろからも、ぐるっと回って鑑賞した。音声ガイドが言う。~大きく張った肩、逞しい手、気迫が溢れて、肖像彫刻の傑作です~と。背中は丸いが、高僧中の僧、そうかと思う。再興へ24年の歳月、それも還暦を過ぎての勧進だったという。音声ガイドが更に言う。~作者は鎌倉時代の名工、運慶、快慶のどちらかで、たぶん運慶と言われています~と。誠リアルな風貌、うん、そうけい??。

 ※ 展覧会はこの21日から始まり、9月17日まで開催。 ※ 重源坐像は東大寺所蔵。 ※ 写真右は7月22日付け、主催の朝日新聞から転写。

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2012年7月27日 (金)

鯉山、滝上りの鯉

 

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これが鯉山、御神体の鯉か。江戸時代の名工、左甚五郎作と伝わる木彫りの鯉だ。♪~ラララ、恋は素敵、ラララ~♪…だ。うん、恋と鯉、違ったかな。祇園祭宵山、鯉山町席飾り。室町六角下ル、路地の中で重要文化財展示という。ちょっと来い?、並んで入った。

 鑑賞は無料、長い列だ。路地の壁に鯉山の説明板、ゆっくり行進、勉強また勉強だ。~鯉山は室町時代に「龍門の滝山」と呼ばれていた。龍門は中国黄河の上流にあり、激流の滝を登りきった鯉は龍になって、祀られた。それで、難関突破、立身出世の登竜門~と。重文は鯉山のタペストリー。ギリシャ神話のトロイ戦争が題材という。列の動きもトロイ?。

 何で重文か、B.Bのイニシャル発見からという。フランスの映画女優・ブリジット・バルドーでなくて、
16世紀にベルギー・ブリュッセルで織られたという証しのB・Bだった。B・B違い、これまた、失礼!。席飾り、15、6分で着いた。蝋燭1本30円献灯して、畳部屋の鯉だ。全長1㍍50という。尾ヒレが跳ね上がっている。眼はぎょろり、たくましい。激流を登りきった鯉、さすがに甚五郎作か。人語に落ちずじ~んと来た??。

 

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2012年7月26日 (木)

祇園祭、風呂敷屋さんの宵山イベント

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 お祭りイベント、色々あれどだ。祇園祭宵山の雑踏、ビル屋上から大風呂敷だ。ふろっと?歩いて、発見だ。ビル店名をよく見ると、老舗の風呂敷屋さんだ。店前の広場は、風呂敷の寄せ書きコーナー。福を包み、運を包み、縁を包んで、八坂神社に奉納するという。

 創業100年余の宮井株式会社だ。お店は室町六角下ル、祇園祭山鉾巡行で登場する鯉山のすぐ北側だ。府立植物園帰りの夕方、地下鉄烏丸御池駅で降り、室町通りを南へ、四条通りまで宵山見物だ。六歌仙の一人、大伴黒主を御神体とする黒主山を黒山の人だかりで見て、大風呂敷だ。夕方5時半、前へ進むのがやっと…このたとえ、大風呂敷じゃない。

 大げさに言うのは<大風呂敷を広げる>だが、4階建てビルから垂れ下る風呂敷も、人の多さもホンモノだ。風呂敷、向かい側から見上げると、縦横7㍍はありそうだ。鯉の唐草模様、店の所在・鯉山町にちなんでのようだ。寄せ書きコーナー、ちょっと来い?と、覗きに行った。これは、白布の風呂敷だ。色とりどりのマジックペン。~大学合格、ハッピーな一生、猫飼いたい、サマージャンボ当選~、皆さん、風呂敷に包み隠さず?である。

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2012年7月25日 (水)

中華レストラン塔苑の選択メニュー

 

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メニュー選び、組み合わせは客の好み次第なのだ。醤油か、味噌か、五目か、まずは麺を選んで、次はどんぶりだ。ミニ炒飯か、ミニ天津飯か、ミニ中華丼かである。値段はどう組み合わせても850円。選択幅は9種類、ああかこうか、エエイ面倒と味噌と天津だ。

 JR京都駅東口、地下通路から京都タワー地階食堂街だ。京料理の伏水か、中華料理の塔苑か、どちらも年中無休で、タワー開設以来の直営店だ。どちらの店か、選択はそこから始まって、3回に一度は塔苑だ。真ん中にある変形の大きなテーブル席でメニュー開いて、さて…である。日替わりあれば、週替わりもあって、客に選ばすのが好きなお店だ。

 麺はご免!という客には、中華メインから入る選択メニューもある。酢豚か、かに玉か、鶏のチリソース煮から選んで、次のチョイスは揚げ物だ。唐揚げ、焼売、春巻きのどれかだ。これにライス・スープ付きで、やはり850円という。選択幅は9種類、麺入りを加えて18種類である。カロリー過多が気になる場合は、女性におススメのミニミニ麺セット750円もある。まだある。夏期限定の冷麺セット等々…、要するに選択の時代なのだ。

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2012年7月24日 (火)

台湾産鰻の櫃まぶし

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 ここは思い切って…疲労回復の鰻だ。助手席に2日間で10時間、1泊2日2ラウンドの強行軍だった。刈谷ハイウエーオアシスは750円のうな丼セットだったが、今度は2500円の櫃まぶしだ。京都駅前ヨドバシカメラ6階、名古屋丸八食堂のうな匠の鰻だ。

 店舗前、櫃まぶしメニューの値段に白い紙が貼ってある。鰻が高騰、値段改訂を書いてあるのだ。最初から覚悟の入店である。席に座って、注文すると、20分待ってほしいと言う。鰻が品薄なのか、何で?と聞くと、炭火で焼きますのでとの返事だ。ついでに、何処の鰻?と聞いた。何せ2500円だ。店員さん、申し訳なさそうに、台湾産なんですと。

 国産だと、この値段でも、とても勘定にあいませんと言う。櫃まぶし、御存知のとおり、味わい方は3度だ。最初はそのまま、2度目は薬味、3度目はお茶漬けである。台湾産、こんがり、出てきた。肉厚、香ばしい。値段2500円の一膳目、3等分なので、800円だ。タレが焼いたか、タレ薄め、タレ足して、2膳目1600円だ。いや、値段のことはいい。3膳目茶漬けサラサラ、値段も流し、満足や。台湾産さん、はるばるご苦労さん?。

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2012年7月23日 (月)

撫子とハスとスイレン

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 縦から見ても、横からでも、ハスだ。斜かいに見てハス…ということはない。ハスの見方で洒落、これ、ちょっとハスかしい?。ロンドン五輪の女子サッカー、なでしこジャパンを思って、撫子がどう咲いているか、写真撮りに梅雨明けの京都府立植物園へ行った。

 撫子探し、園内で作業中の職員さんに聞いて、わかった。北西側、宿根草・有用植物園だった所が<四季 彩りの丘>に変わっていて、そこの盛り土に咲いていた。職員さん、撫子は秋の七草と言われるけど、キキョウと一緒で夏の花です~と言う。やや、枯れかけていたが、夏空を入れて、さあ、頑張れ!ジャパンと撮って、真っすぐ進みハス園だった。

 閉園が近い夕方だ。ハスの花は開かず葉ばかりだ。いや暑い、35度あるかな。ハスも息もハアハア…。この洒落は、◎かな。ハス解説の掲示板が出ている。~ハスはヤマモガシ目ハス科ハス属に分類される多年草~という。同じ水生植物、スイレンの違いが写真入りで出ている。写真で見る違い、一目瞭然だ。スイレンの葉は水面に浮かんで、切れ目があるのにハスは高く伸びて、切れ目がない。頭にハットはなくても、違いにハッとした?。

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2012年7月22日 (日)

高級魚コチの魚漢字は?

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手ぬぐいの魚漢字、どれがコチだろうか。海鮮丼の中のフタ切れ、今、お腹に入れたばかりのコチだ。白身で、しっぽり、ちょいと甘みもある。海底深く、上からおしつぶしたような形をして、高級魚という。お店で、どんな漢字?ーと聞いて、手ぬぐいが出てきた。

 大津市菱屋町商店街、魚料理の摩季詩さんだ。昼食メニュー選び、何にしたらいい?と店側に尋ねた。包丁を持つ女性店主が~今日は海鮮丼がお勧め~と言う。立川談志の<人生、成り行き>(新潮文庫)少し読んだ所で、成り行き任せの海鮮丼が出てきた。店主さんが丼を上から見て、こちらがコチ!と指さした。福井の敦賀で上がったのを仕入れたそうだ。

 丼の海鮮もんは、サーモン、鯛に加えて、目をつぶってもツブ貝、夏なのにススキ、そして、あっちにいてもコチ?だ。さて、コチの魚漢字はどれか。店内、手ぬぐいを広げ、魚茶碗を回して、スマホで検索して、分かった。手ぬぐい写真、左から三列目、上から2つ目の<鯒>が正解だ。トロ箱に<鯒>が2尾=写真右=いる。グロテスクな魚だ。ここで一首。~東風(こち)吹かば においおこせよ 梅の花 主なしとて、漢字ぞ忘るな?。

 

 
 ※ 正しくは、漢字でなく、春ぞ忘るな。

 

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2012年7月21日 (土)

刈谷ハイウエーでザ・めしやのうな丼

108_2111_4なかなか、肉厚やがな!と、UYさん(60)が言う。伊勢湾岸道路、刈谷ハイウエイオアシスのザ・めしやである。ゴルフ帰り、静岡・伊東から新東名、東名を走りに走って、夜9時の晩御飯タイムだ。みそかつ、きしめん…もあったが、2人の選択はうな丼セット。

 シラスうなぎの不漁で、うなぎ高騰である。幾ら本場の愛知県でも、輸入ものだろう。韓国、中国、それともニュースになった南米マダガスカルからか。値段はザめしや料金の味噌汁付き780円。カウンターで男子店員が~味噌は合わせますか、白にしますか~と聞いてきた。さすが名古屋の味噌、注文応答に味噌をつけない?。安くても、きめ細かい。

 味噌は♪~ドミソ、ドミソ~♪と合わせにして、テーブルだ。ノンアルコールのアサヒゼロの缶で、お疲れさん乾杯。行き帰り700㌔か、走行時間にして計10時間である。ホンダ・フリードの新車、ナンバープレートは<大阪5?? む4141>だ。ハンドル握らずずっと助手席。UTさんに申し訳ないと陳謝すると、車番に合わせて、そのことは、ヨイヨイと言う。鰻の味、日本に似ているマダガスカル産か。運転も2日間、タスカル??。

 

 

 

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2012年7月20日 (金)

御神木のある伊東カントリー

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 今しがた、クラブハウスを出て行った1組目の仲間から携帯がかかった。~アウト1番ホールに御神木があるよ~と言う。ゴルフ場に御神木?確かに聞いたことはない。朝の不振挽回は神頼みだ。稲庭うどんと牛丼の小丼を食べ、どんな御神木かと、心して出て行った。

 日立造船が昭和53年に作った伊東カントリークラブだ。OBを中心としたK通信社有志3組10人のコンペに参加してのラウンド。伊東市内や相模湾が見とおせる起伏多い丘陵コースだ。何年か前から民事再生になっている。インの10番からスタートして、前半5ホールは、6、8、7、5、9…、どうしたわけか、ストレートフラッシュの見事さ?。

 それでも下り10㍍の長いパットが決まっている。神は見捨ててはいない。午後の1番ホールに御神木だ。パット練習場、アプローチ禁止の立て札の先だ。鎖囲みの丸い柵の中、大きな木にしめ縄が巻いてある。樹皮は赤褐色、赤松だ。クスノキと隣り合って、伸びている。見上げると、10㍍以上はある。枝ぶりもクネクネして、年輪を感じさす。柏手、ぱ~ん、ぱ~ん。ご利益?、コースは難だ坂、こんな坂…、神さまは、そんなこと試練??。

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2012年7月19日 (木)

♪~伊東へ行くならハトヤ~♪

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 散歩へ行くなら朝飯前だ。伊東へ行くならハトヤだ。作詞・野坂昭如、作曲・いずみたくで、ヒットしたCMソングは「電話は4126(よい風呂)…」と続く。伊豆半島の東玄関、温泉の町、伊東へ行って、ハトヤ隣りの保養所に泊まって、早朝の町を歩いてみた。

 伊東市は前に相模湾、後ろに天城山系、国定公園の町だ。市章は<い>のデザインを10個並べ、<い>がとうで伊東と洒落ている。人口7万3千人、ホテルは40軒あって、その代表が、つい口ずさむ♪~伊東へ行くならハトヤ~♪だ。昭和22年、サラリーマン原口清二氏が旅館を譲り受け開業したのが始まり。もう60年、今や高台に聳える如くだ。

 海岸側にはサンハトヤの別館も誕生、シャトルバスで往復だ。屋上の赤いハトヤ看板、見上げると大きくて、はっとする。玄関脇の車庫、ホンモノの赤い消防車だ。ハトヤ消防隊、敷地内の自衛消防だという。鳩ポッポでも、いざとなれば、鵜となり、ウ~ウ~と行くのだ。ホテル所有の車のナンバー、乗用車もバスも消防車もみんな<沼津 4126>だ。CMソング、車番に生きている。この徹底ぶり、伊東に行くなら、やっぱりハトヤ!?。

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2012年7月18日 (水)

浜松SAの釜揚げしらす丼

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011一体全体、何尾いるのだろう。釜揚げで、より白くなったシラスが黒いどんぶり茶碗の中、白ご飯に乗って、シラスシラスしている。お白州の調べ、何尾いたのか?と詰問されても、こればかりは、しらぬ存ぜぬーだろう。初めて食べた釜揚げしらす丼980円だ。

 新東名上り線浜松SAのフードコートのひとつ、はまきた食堂だ。夜空が明け始めた午前5時過ぎである。新東名の御殿場へ向け、夜を通して走っていて、運転のUYさん(60)と早めの朝ご飯だ。さすがにこの時間、開いているのは、この店ぐらいだ。窓口の店員さんにおすすめ?を聞いた。釜揚げしらす丼は、ご当地の静岡産を使用しているという。

 シラスはカタクチイワシの稚魚で、駿河湾など沿岸で獲れる。白飯に乗せ、タレをかけて食べる家庭料理という。根が珍しもん好き、店員おすすめどおり注文だ。少し待って、呼び出しでカウンターへ行くと、黒の器に白のシラス、緑の刻み葱と白胡麻の薬味…何とも美しい。タレはポン酢か、醤油の選択。店員さん、~ポン酢おすすめです~と言う。さすが高速SA、進め!進め!。ひと口、かきこんだ。シラスの味だ。さて、だれにシラス??。

 

 

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2012年7月17日 (火)

京都駅構内で鯖ずしの移動販売

 

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004 あっ、また出ている。JR京都駅構内、鯖寿司の移動販売だ。地下東側、改札口の中だ。京の焼き栗屋さんと並んで、鯖寿司だ。今年の5月ごろに出ていて、そのうちにと思っているうち、100円のパン屋さんに代わって、チャンスを逃がした。それが再びの出店だ。

 大津と京都間のJR定期で乗車10分、よく昼食に京都まで行くが、職場へ持ち帰りは初めてだ。1本1050円、小の棒鯖だ。店主か、白い割烹着の主人に聞くと、5月に2週間ほど出て以来、2度目と。駅構内といっても改札の中で、客はこうないのでは?と思ったが、そうでもないらしい。出店の期間中、4度も買いに来るお客さんもあるという。

 京都中央市場近くに店を持つコトブキ・朱雀錦の鯖寿司だ。JR西日本に出店依頼のおり、担当が試食、合格したという。鯖は長崎、米は近江、酢は京都、塩は播州赤穂、昆布は北海道利尻、生姜は高知だ。職場2階の喫茶室カウンター。お茶を出してもらい、どれどれと包装紙を解いた。備え付けのプラスチックナイフで切って、さばいた。鯖の身がちょっと小やけど、値段が小や、しょうがない?。昼食の府県境越え、これぞサバイバル??。

 

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2012年7月16日 (月)

女子棒高、2人の五輪代表は滋賀出身

  

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これは、これは…の、ツーショットだ。女子棒高跳び、滋賀県出身2人の五輪選手。左が今夏のロンドン五輪に出る我孫子智美さん、右が8年前のアテネ五輪に出場した近藤高代さん。五輪に<デル><デタ>の二人、ドイツ語でデルデスデムデン?の顔を合わせだ。

 

 今月初め、JR大津駅前の滋賀ビルで滋賀陸協主催の我孫子選手激励会があり、先輩の近藤さんが花束を贈った。滋賀県から陸上の五輪代表は過去3人、そのうち2人が女子の棒高跳び選手という奇縁でもある。それも日本で女子棒高五輪選手は、この2人だけという不思議さだ。その二人が並んで記念のツーショット、写真の価値もバー並みに高い。

 身長は近藤さんの1㍍60に対し、我孫子さんは1㍍73だ。近藤さんはかつて4㍍35の日本記録を持ち、我孫子さんはこの日本選手権で4㍍40の日本新記録を跳んで、代表になった。近藤さんは大津市出身、早稲田大卒。今年引退して、高校の先生だ。我孫子さんは草津出身、同志社大卒。バスケットBJリーグのレイクスターズ勤めだ。近藤さん、先輩として、我孫子さんに五輪楽しんで!とアドバイス。ロンドンでどんどん上がれ??。

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2012年7月15日 (日)

建仁寺の管長、禅の「公案を説く

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027優しく、優しく…、ゆっく、ゆっくり…話す。建仁寺派第9代管長、小堀泰巌老師(68)の講話だ。テーマは碧巌録の第26則、百丈大雄峰だ。碧巌録とは<へきがんろく>で、宋時代の仏書、禅の公案100則が載っている。そうか!そうか!といい難いそうだ?。


 
 小堀管長、これを分かりやすくーと、2度3度と同じ言葉を繰り返す。大方丈で毎年7月開催の緑陰講座、最後の3日目は決まって管長の登場だ。今朝の袈裟?白黄色だ。これなら全然問題はないが、A4プリントの<独座大雄峰>となると、全然だ。大雄峰の雄は<ゆう>でなく<おう>と読み、今そこにいることの幸せの意味で、<おう、そうか>だ。

 三蔵法師がインドから経典を持ち帰り、百丈という坊さんが禅寺を作ったーと講話が始まり、禅の悟りは心にありーと。以心伝心、心をもって、心を伝えるだと言う。建仁寺開祖の栄西禅師は、教科書で<えいさい>でも、お寺では<ようさい>と読むのが正しいという。英才と洋裁の違い?。釈迦は天上天下唯我独尊!で生まれ、日々是好日は願望ではなく、断定だと説く。毎年講話の碧巌録、片目では聞けない。両目瞑り、悟りのウトウト?。

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2012年7月14日 (土)

閉室前に見た平清盛展

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008入室制限の2分前に入った。京都文化博物館の特別展「平清盛」だ。開室は10時、閉室18時だが、花金の金曜だけは閉室19時半で、30分前の入室でセーフだ。京文博さん、何時から開室、入室、閉室と、表現始めたのかなあ。まあ、30分間の駆け足鑑賞だ。



 NHK大河ドラマ50年の特別展である。ダウン症の金沢翔子さん筆の「平清盛」の看板文字撮って、足早のラスト入館だ。いや、入室だ。なんか変やなあ。美術館、博物館はやっぱり開館、入館、閉館って言う方が、快感や?。時間はない。兎も角、鑑賞だ。清盛は大河史上にない低視聴率のようだが、この時間なのに女性の入館が多い。いや、入室?。

 鳥羽法皇像、後白河法皇像が出ている。ホオッっ?と見て、平家物語絵巻だ。江戸時代作、全36巻揃い、広げると、700場面で940㍍と。それは長~い。岡山の林原美術館から2巻出展だ。~願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃~、山家集にある西行の歌だ。陽明文庫の3冊、あまりの達筆、よ~めない。平家琵琶見て、あっ、国宝の平家納経だ。金、銀ちりばめ、きらびやかだ。どうして?と解説読んでいて、館内マイクが言う。いや、室内マイク。~気をつけお帰り下さい~。納経見きれず、オ~ノッ?。

 ※ 清盛展は東京を皮切りに平家ゆかりの神戸、広島と巡回してきており、最後の京都は7月17日まで開催する。

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2012年7月13日 (金)

内子宴会でみた隣の部屋の大皿

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 隣の庭は…でなく、隣の部屋は…だ。宴はたけなわ、襖越しに賑やかだ。こちらは松山2人、高松1人、松江1人、高知1人、倉敷2人、宮崎1人、徳島2人で、東京勤務時代の縁で宴だ。廊下を出て、見たお隣さんはエイヤー、剣道会様で、大広間に5、60人だ。

 宴は襖を隔てて同時進行、2時間は経っている。全体にアルコールが染み込んでか、座離れが目立つ。ところは、愛媛県で外から来ても内子だ。大正5年に創建して、復元した芝居小屋・内子座がある。木蝋の生産で財を成した<かみはが>と読む上芳我邸資料館もある。電線のない街並みもある。そこに愛媛ゴルフ俱楽部があっての、前日宴だった。

 会場は会席料理の吉長さん。大広間の2階、剣道会様は世代を超えた集まりだ。幹事さん中締めで2度立った所に大きな飾り皿が見えた。乱れた座敷、失礼と思いつ、入って確認した。花瓶と花が豪華に描いてある。有田焼きだ。大皿前の木札は<染錦元禄美人絵 参尺 神右衛門>の墨書だ。一尺は303mmだから参尺は909mm。大方1㍍もの大きさだ。有田の神右衛門作、年代モノの古さだろうが、皿はサラ?。いや、お邪魔しました。

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2012年7月12日 (木)

宇和島城へ行く

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 まだか、まだかと上がった。雨の中、傘さして…、苔むした城郭の道だ。先を歩くのは、地元の案内人、STさんだ。確かに足が長~い。ゴルフには長足は安定性で弱点と言われるが、最近は土管打法マスターして、100切りさいさいという。目指すは宇和島城だ。

 天守は標高80㍍、宇和海に面した水城で、築城の名手という戦国武将、藤堂高虎が造った。城山の北側、三の丸から上がって、今も遺る深さ11㍍の井戸を通り、15分ほどかかかって天守だ。日本百名城の一つ、国の史跡指定だ。靴脱いで、入場料200円出すと、年齢聞いてきて、100円で良いという。二人で2百円、配慮あるやさしいお城だ。

 天守でガイドの男性、地元のボランテァさんだ。~高虎は浅井、織田、秀吉、家康と仕えましてねえ~と言う。へえ、そんなに主君を替えて生き伸びるとは、それこそ殊勲だ?。城造りは今治城、膳所城、二条城など40城近く、どれも上々?だったとか。天守の窓から市内一望だ。海が見える。山が見える。ガイドさん。~ここは、のちに伊達10万石になりましたが、戦いは経験していないんです~と。それは何より、とうどう?たるものだ。

 ※ 宇和島城は慶長6年(1601)藤堂高虎築城。城の外郭は上から見ると不等辺5角形をしている。高虎が今治転封で、仙台藩主、伊達政宗の長子秀宗が元和元年(1615)に入城している。

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2012年7月11日 (水)

山ごけの販売

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013ナニナニ?山ごけって、売れるの?…。苔むす緑は好きだし、庭のスギコケは梅雨時には、艶っぽくて、水みずしくて…、癒される。それが売り物になっているとは、知らなかった。JR京都駅東側の地下改札を出て、京都タワー方面へ行く通路で、販売中だった。

 どう栽培し、どう売るか、聞きたくなった。テーブルに昆布、ちりめん、佃煮などが並んでいる。1つ350円、三つで千円という。ただで、苔の話を聞くのは、こけんに関わる。まずは3個買った。出店は北山杉の京北からだ。合併で京都市に編入されたが、杉丸太を売る山間の町だ。双子姉妹の数奇な運命を描く川端康成原作の「古都」に出てくる。

 売り手のお母さん、映画「古都」の山口百恵でなく、名刺はSA子さん。どこの苔って、聞くと、うちの山という。ビニール箱入り、一つ400円で2つ700円という。合わせ技が得意だ。どう苔を使うのか?、苔が商品になったのは何時頃か?、値段はどうか?、など聞いた。盆栽、庭園など、今かなりの需要があるらしい。納得して、帰ろうとして、~千円下さい~。聞くことに集中、支払い忘れだ。落語の時そば?、いや反省、コケコッコ?!。

 

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2012年7月10日 (火)

宇和島・水ケ浦の段々畑

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171陸から離れて5、6分たって、エンジンが止まった。案内を兼ねる遊漁船の船長、佐野直志さんが段々畑を見上げて言った。~あの急斜面は60㍍です。じゃが芋栽培で、芋は北海道の男爵です~と。ついさっき、車で上まで行った段々畑、海上からの眺めが美しい。

 

 遊子水荷浦の段畑だ。松山出身で、共同通信の元役員Kさんが地元紙の愛媛新聞に地名にふり仮名を~と注文つけたそうだが、<ゆす・みずがうら>と読む。宇和島市内から車で随分、走って着いた。半農半漁、戸数40戸、140人余が住む集落だ。リアス式海岸、宇和海からは佐田岬が見とおす。湾内に点々と浮かぶ筏、鯛、ハマチ、真珠の養殖という。

 民宿も経営する佐野さん、筏まで行って、またエンジン切った。観光遊覧大人1人30分500円だ。佐野さんが話す。~この筏一つで鯛は1万7千尾、それに餌の改良で大きなると、赤い色に~という。鯛が成長すると、筏ごと運んで、どうだい!と陸揚げするそうだ。この洒落、どうだい。ハマチの値段、ハウマッチ?、これはどうだい。景色は国が平成19年、重要文化的景観に選定している。雨中遊覧、段々畑見て、筏見て、いかった。

 ※ 文化的景観とは、人と自然が共存しながら営みを続けて行く中で作り上げられてきた景観を指す。

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2012年7月 9日 (月)

伊予のご当地料理あれこれ

 
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ご当地料理、行ったからには…である。愛媛に旅して、大洲、宇和島、内子と回って、昼に夜に…だった。何を食べたか、パソコンに収録したデジカメ写真で思い出してみた。筆頭はじゃこ天。今や、漁港ある所どこでもだが、何たって宇和島が始まり、本場の味だ。

 宇和海で朝獲れの小魚をすり身にして、新鮮なうちに、しゃり!と食べれば、最高という。魚がご当地の<はらんぼ>ならば、波乱なし?という。宇和島入りの夜、一緒のSTさんと2人宴会。はらんぼのじゃこ天に始まり、話も注文も天でバラバラ?。里芋を丸めた創作の大洲コロッケに磯べ揚げ、ビールにワイン、角サワー…。あ~う~、あ~う~。

 鯛身と麦めし混ぜ混ぜご飯で「伊予さつま」という。どこや、ここや…で、雨降る昼に着いた郷土料理「丸水」だ。宇和島一の高級店かな。大丸の丸でも<がんすい>だ。宮崎の冷や汁みたいで、鹿児島伝来とかで、お向こうからイヨオッ~。内子の夜は、郷土料理の切り札、鯛めし。STさんの従妹さん経営で吉長さん。アツアツご飯に透きとおるような鯛の切り身、そこに卵かけだ。最初は尾頭付き鯛ソーメン。もうお腹いっぱいですタイ?。

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2012年7月 8日 (日)

京懐石の鱧料理

 
022024031前菜は夏の彩り盛り合わせだ。ごり寒露煮、川海老揚煮、甘芋密煮…煮、煮、煮と出て、もう参になっている。もろこし松風と鴨ロース、枝豆とあって、鱧寿司だ。ちょっと、ちょっと…、と呼びかけたくなる7品目だ。京懐石の老舗、美濃吉ホテル京阪の会合料理だ。

 夕方からの会合は記念の20回総会だ。挨拶、会計報告、監査、記念講演、表彰、祝舞と続き、乾杯まで2時間だ。会費1万円、やっとのテーブル懐石。祇園祭りは鱧祭りと言われる。創業300年、老舗の美濃吉さんの鱧はどうだろう。前菜の鱧寿司の味、まずはもった?。椀物は京の白味噌仕立てで、手まり湯葉と揚げ鱧。椀なのにツー、一つは鱧だ。

 向付けで、鱧料理中の鱧料理、鱧落としだ。梅肉が湯でそりかえった白い鱧に彩りを添えている。ふた切れ、箸から落とすは訳にはいかない。同じテーブル、名刺交換すると<848>屋号の御主人だ。料理屋さんに箸の納品から始めたので…と言う。鱧落としと848さんの箸…、ええ縁かな。仕上げは鱧ご飯の釜炊き。ご飯が茶色にしみて、鱧はかまなくて、釜わん。骨を切り、皮を残す鱧の骨切り。京都の夏、暫くハモハモ・エブリデー?。

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2012年7月 7日 (土)

祇園祭の月鉾ポスターとお囃子

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011 板塀に月が出ている。ポスターの月は、提灯の月だ。祇園祭、宵山の月鉾提灯だ。地下鉄四条烏丸駅を出て、四条通りの京都中信本店を西北へ歩いて、発見だ。京都の四季折々を撮り続ける京都銀行の<I Love Kyoto>だ。7月、祇園祭が始まっている。

 イベリコの生ハムが出るというワイン会だった。祇園祭りの山鉾町の真ん中、四条室町近くの会場。スペイン生まれの豚、イベリコがスライスのハムとサラミになって、出てきた。お皿の上、サラミは2種類、どう見るのか、よ~く、サラミ!だ。テーブルはフランス地図だ。ワイン生産地が印してある。南フランスあたり、ゴッホがいた町か、咳がでた??。

 イベリコとワインの夜は更け、再び地下鉄へ。路地から四条通りへ出て、お囃子が聞こえる。四条新町の月鉾町の2階、お囃子の練習だ。デジカメ持って、見上げると、浴衣姿の囃し方さん。~チキチン、チキチン、コンチキチン~、笛、鉦、太鼓だ。東へ行っても、またお囃子だ。中信さん支援の函谷鉾も。千年の時を超えて、祇園祭は1か月続く。山鉾巡行は17日、宵山は16日、その前日は宵々山、その前は宵々々山…、今夜は酔い山?。

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2012年7月 6日 (金)

阪神、坊っちゃん球場の怪

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勝つドラマもあれば、負けるドラマもある。阪神タイガース、愛媛県松山・坊ちゃんスタジアムの怪である。7月3日の対広島戦。ドラマは阪神が3-2とリードして、9回2死から起きた。打者は空振り三振でゲームセットなのに…、捕手がボールを後逸したのだ。  

 

 打者は振り逃げで一塁へ。2、3塁にいた走者もボールが転々とする間に生還だ。広島、4-3と逆転だ。こんな勝ち方、そんな負け方…。舞台は「野球」という言葉を生みだした俳人正岡子規が生まれた松山である。この間、愛媛へ行ったおり、球場の傍を車で通った。運転の知人が~今年、オールスターもやるんよ~と言っていた、あの坊ちゃん球場だ。

 阪神がゼロ行進で負けが続いたおりもそうだったが、JR京都駅ホームのスポーツ紙自販機見出しを見に行った。<松山の悲劇><前代未聞の逆転負け><嘘やろ…悪夢>の大見出しが並んでいた。和田監督は「考えられないことが起きている」の談話だ。スポニチは、振り逃げとは?の解説に坊ちゃん球場は本塁からバックネットまで19㍍のメモ付きだ。振り逃げボール転々、球場が広かったのだ。4日も負け借金は6、嗚呼、坊ちゃん!!。

 

※ 振り逃げとは、公認野球規則によると、第3ストライクの投球を捕手が正規に捕球しなかった場合、打者が走者になるーと示されている。記録上は三振。

 

 

 

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2012年7月 5日 (木)

大津事件を裁いた児島惟謙

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133イケンと読んじゃイケン?。大審院長、児島惟謙氏の名前で、つい、イケンと読んでしまうが、正しくは<これかた>だ。日本国注視の大事件で、政府の圧力を阻み、司法の中立を守った偉人である。読み違い、意見する?ほどではないが、ちゃんと覚えておきたい。

  「児島惟謙」という名前のお酒が愛媛県西予市の緒方酒造にある。宝暦3年の創業、酒は本醸造で720ml。お酒の箱には<これかた>と、ふり仮名付きだ。やはり、読み方が難しいのだろう。肖像写真、何とも立派な白い顎鬚だ。耳元から伸びて、ツルっとした頭とは対照的だ。いや、脱線したらイケン?。書きたいのは、事件判決と酒造会社のこと。

 事件は明治24年5月に起きた。日本を来遊中のロシアの皇太子が大津で沿道警備中の巡査に切りつけられたのだ。大国ロシアを恐れた時の政府は、裁判で死刑にせよーと干渉したが、児島惟謙は無期刑にした。世にいう大津事件。酒造会社は惟謙の父親の実家で、若いころ働いていたという。そんな縁で、「児島惟謙」のお酒は誕生した。大津事件100周年の時という。惟謙の酒造会社訪問、知人の案内があってのことだが、よくこれかた?。

※ 緒方酒造の当主は緒方家18代目の緒方真澄さん。同志社大卒で、元香川大教授。現在は西南四国歴史文化研究会長。奥さんの漣さんが家業経営。 ※ 自宅には児島惟謙の胸像、額、由来石碑などある。 ※ 緒方酒造は愛媛県西予市野村町野村12-17 ☏0894-72-0036 ※ 児島惟謙は愛媛県宇和島生まれ。 

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2012年7月 4日 (水)

両国国技館模した乙亥会館

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 地方へ行くと、何で?と思うことがある。愛媛県西予市野村町に両国国技館そっくりの建物があった。広い駐車場には相撲櫓もあり<乙亥の里>の表示だ。乳牛と養蚕で、ミルクとシルクの町という野村町に160年前から乙亥の大相撲が加わって、その象徴らしい。

 干支の組み合わせ、乙亥は<きのとい>だが、野村町では<おとい>と読ます。養蚕の町、そんなことシルク?。町では旧暦10月、乙亥の日を選んで、毎年毎年、火除け奉納相撲を開催してきた。何でかというと、嘉永5年(1852年)に町内を焼く大火事があったからだ。今は九州場所後に力士を招き、プロとアマの大会、昨年で160回目だったという。


 両国国技館モチーフの建物は乙亥会館だ。病院跡に平成17年に多目的ホールとして誕生した。車を停めて、館内に入った。それはもう相撲相撲している。吹き抜けの天井に土俵の屋根が下がる。入り口に横綱土俵入り銅像、フロアは昔の力士の錦絵、去年の乙亥大相撲で、大関・琴欧州が赤ちゃん抱いて、土俵入りの写真。一人抱いて、謝礼は云万円とか。洒落が上手くても謝礼ない?。力士顔だし看板、覗いた。ヨ~イ、ハッケヨイ?。

 ※ 愛媛では2017年、第72回国体開催があり、乙亥会館は相撲競技会場に決まっている。

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2012年7月 3日 (火)

シーボルトの娘、楠本イネ

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楠本イネさん、ご存知だろうか。日本初、蘭方医の女医さんだ。愛媛県西予市宇和町卯之町の宇和先哲記念館に<楠本イネ物語>があって、そうか、そうかーと見た。記念館のある西予市は、日本・東洋なのに<せいよ>?で、平成16年に5つの町が合併した町だ。

宇和町卯之町はJR四国予讃線の駅がある西予市の中心だ。大洲市から車で3~40分だったか。宇和町の宇和は、律令時代からの古い地名で、うわっ!だ。卯之町は<うのまち>で、重要伝統的建造物群保存地区だという。入館料200円の先哲記念館しか見なかったが、和洋折衷の小学校、109㍍の長い廊下の米博物館などがある町並みだという。 

  先哲記念館の「先哲」の意味は、歴史にかかわる偉人という。展示紹介は幕末から昭和へ、宇和の18人だ。イネ紹介は、恩師の二宮敬作医師の次だ。イラストで物語風に綴ってある。始まりは、~髪は茶色、青い目をして~だ。母親は日本人、父親がドイツ人医師で、日本地図持ち出し、国外退去になった事件のシーボルトだ。娘のイネ、14歳から5年、卯之町で、シーボルトの弟子、二宮敬作氏に医学をいいね!、いいね!と学んだのだ?。

※ 楠本イネは文政10年、長崎生まれ。長崎鳴滝塾でシーボルトに医学を学んだ二宮敬作氏、石井宗謙氏に医学、産科、さらに村田蔵六(大村益次郎)に蘭学を学び、産科医として開業したほか、晩年は宮内庁御用掛りなどを務めた。明治36年、76歳で没した。

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2012年7月 2日 (月)

おはなはん通りの休憩所

 

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 そうか、ここが、おはなはん通りか。NHKの朝ドラ、おはなはんのロケ地だ。昭和41年4月から1年間、毎朝毎朝、♪~いつでも…明るく…おはなはん~♪のメロディーが流れた。平均視聴率、何と45㌫だったという人気番組だ。今はどうかと、通りを歩いた。

 大洲は伊予の小京都、今も古い町並みだ。お城から5、6分で着いたおはなはん通り、敷石と白壁が続き、佇まいに情緒がある。そう広くない道幅、150㍍ほどだろうか。土曜の午後、通りに人影はない。白い土蔵わきに説明板。~明治18年4月2日、伊予大洲の町に元気な女の子が生まれた。折からの満開の花にちなんで「はな」と名付けられた~と。

 小野田勇作で、原作の林健一氏の祖母がおはなはん、実話という。少し行って2階建て休憩所、だれもいない。階段の壁に樫山文枝さん。大きな目とエクボのおはなはんだ。森光子急病の代役で、当たり役に。1941年生まれ、古希かな。テレビはもう45年前だ。写真一緒の軍人は夫役、高橋幸冶さん。おはなはん80年人生のメッセージに目がいった。~“人間社会の出来ごとじゃ、何とかなろうわい”苦境立ち上がる勇気、失わんとな~と。

 

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2012年7月 1日 (日)

大洲の近江聖人、藤樹さん

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 行って見るものだ。愛媛県大洲市だ。人口は4万7千人、滋賀県高島市と姉妹都市契約を結んでいる。近江聖人と言われる中江藤樹の縁だ。藤樹さんは安曇川生まれ、祖父の養子になり、最初は米子へ行き、殿さまの国替えで、大洲へ来て、独学で学問の道を極めた。

 松山から愛媛県内の高速道路を南へ1時間か。大洲まで助手席、おずおず?眠れない。車は一気に平成18年に再建した大洲城だ。城主は藤堂、脇坂から加藤へ160年余、加藤2代目が大津だった地名を大洲に変えたという。大津の<つ>に濁点で大洲、これ発見だ。高知県に隣り合っていて、大洲は坂本龍馬が脱藩の道とかで、ノボリ旗が何本も経つ。

 肩に刀のイラスト、~龍馬、時代の風になる~と。格好いいなあ。城の高台から一級河川、肱川が見える。龍馬の脱藩にあやかり、今年いっぱい「えひめ・大洲 肱川街道紀行」の観光キャンペーンだ。お城の広場、藤樹さん、藤樹さんだ。偉人伝説の説明碑、10歳から27歳まで過ごし、四書大全を読み切ったと。城を見上げる沈思黙考の銅像…、城近く大洲高校には15歳で家督相続の邸宅も。「孝」の一文字石碑、陽明学とは~こうや~と?。

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