アルミの鍋焼きうどんは松山の味
愛媛流の松山の味というのだろうか。コシのない柔らかうどん、出汁は甘いけどべちゃべちゃじゃない。鍋焼きでも土鍋でないアルミ鍋、レンゲもまたアルミ。店名もまた、昼でも夜でもアサヒ。松山市の中心商店街、大街道の近くだ。初めて食べて、あらまあ!だ。
朝8時10分、京都発の新幹線に乗り、岡山まで1時間、そこからJR四国の特急しおかぜに乗り換え、2時間50分で松山入り。マイカーに百科事典2冊積みこみ、愛媛案内のSTさん(6?)の迎えがあって、ちょうど昼食タイムで、鍋焼きうどん直行だった。創業当時からの暖簾か、竹竿に白地に赤の片仮名<アサヒ>で、シンプル・イズベストだ。
タイル張りの椅子席と奥に畳み部屋だ。壁に貼り紙。~まだ甘い物が貴重だった昭和22年に曾祖父の考案でアサヒの鍋焼きは誕生しました~と。今の当主が70歳の3代目、自ら鍋だし業務中だ。メニューは短冊書きで4枚だけだ。500円の鍋焼きと50円高い玉子入り、いなりずし、ジュース。これまた、シンプル・イズベストだ。鍋の中はどうだ。竹輪、蒲鉾、肉、揚げ、葱…、貼り紙の続き。~時代は流れても懐かしの味を皆様に~。
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