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2011年9月10日 (土)

JR京都駅に重陽の節句飾り

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 桃の節句、端午の節句…、節句には色々あって、9月9日は重陽の節句である。JR京都駅2階の南北自由通路、北側の展示コーナーは今、節句のお祝いをしている宮中の女官さんが飾ってある。重陽の節句は、蝶よ花と育ったわけではないが、我が生まれ日である。

 伊勢丹側の大階段を降りて、2階改札へ行くおり、発見である。映画、TVで撮影用の小道具を貸し出す高津商会の展示、9月1日から11日までだ。節句だからと言って、帰りをせっくことはない。暫し、足をとめて、バースデー記念にしっかり見た。菊の花に真綿が被せてある。不老長寿と若返りに効くという「菊被綿」だ。菊だから効くのだろうか?。

「菊被綿」は<きくのきせわた>と読む。重陽の日の朝、菊の香りと夜露がしみ込んだ真綿で、顔や体をふくと、それはそれは…若返るそうだ。中国では奇数は縁起の良い陽の数で、最大の数である9が重なる9月9日は、誠に縁起良しだ。十何年も前か、北京の故宮へ行ったおり、階段は9つごと踊り場、門の鋲も9並びだった。日本では、桜田淳子のデビュー曲、♪~クッククック…クッククック~♪は、掛けて81であり、青い鳥でもある?。

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