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2011年8月

2011年8月31日 (水)

芭蕉さんが投句呼びかけ琵琶湖クルーズ

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 俳句の国・三重から芭蕉さんがやって来た。ゲジゲジの太い眉毛が白くなっている。人生後半の芭蕉さんだろうか。大きな鼻、王冠みたいだ。一文字描きの目と口は笑っている。笑窪かしみか、鼻の横に茶色の斑点二つ。鼠色茶人頭巾、長い杖、背の高い芭蕉さんだ。

 俳聖芭蕉が終(つい)の棲家にした大津、琵琶湖汽船乗り場だ。滋賀県芸術文化祭オープニング事業の開催知って、投句呼びかけに出演の芭蕉キャラクターだ。関西広域連合誕生で、ちょっと色あせた三重、福井、岐阜、滋賀の<まん中共和国>の諸国巡りでもある。8・19の俳句の日に三重の県庁所在地・津を旅立ったという。投句、と~おくからだ?。

 芭蕉は元禄2年、江戸から東北、北陸へ旅して、~月日は百代の過客にして…と書き始めた紀行文・奥の細道など、生涯2400㌔を歩いた。かつて旅した東北、いま大震災をどう詠むのだろう。伊賀上野生まれで、04年の生誕360年記念のおり、21世紀を旅する三重県の故郷キャラクターに。吹奏楽にダンス…、芸文祭で賑やか琵琶湖汽船ミシガン、芭蕉さんはクルージングも初体験だ。~新しい 時代感じに またクルーズ~?かな。

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2011年8月30日 (火)

びわこボートの武将列伝ポスター

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びわこボートの武将列伝ポスターは、<その参・羽柴猿吉>まで進んできた。どのくらいで切り替わるのか、5月の<その壱・浅井久三>から始まっている。7月は<その弐・柴田五六>だった。京阪電車京津線、石坂線に乗ると、車内掲示してあって、目をひく。

 電通さんか、博報堂か…、ボートレースへ誘い広告ポスターである。HNK大河は戦国の姫たち・お江であり、歴女まで誕生の時代である。戦国武将に肖って、モーターボート戦いの極意を学ぶシリーズだ。その壱は茶々、初、江の父、浅井長政から浅井久三と転じて、朝行くぞう!と洒落た。その弐、柴田勝家で柴田五六だ。ゴンロクのアウト攻めだ。

 ~インコースが有利な舞台でアウトから。善戦むなしく五六(五着六着)で決着したとしても、その男気はあっぱれ!~という。ポスターの似顔絵、柴田でしまった!は心憎い。その参・羽柴猿吉は<もんきち>と無理に読まして、モンキーターンこそ、水上の格闘技の醍醐味という。モーターをブンブン響かせ、コーナーを豪快に回るモンキーターン、戦いぶりにモンキ(文句)はない?。武将列伝その四、誰が登場するか、秋の陣が気になる。

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2011年8月29日 (月)

林屋さんの人参即興料理

 

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職場帰り、三日にあげず行く林屋でのことを書く。林屋さん、JR大津駅から徒歩1分の立ち飲みスタンドだ。オーナーは林さん。バースデーを迎えて、32歳だ。草津市在住、妻子あり、一見イケメン風だ。イタリア料理修行10年、1年前に独立した。腕は確かだ。

 カウンター席でサーモンフライが出たおり、携帯が鳴った。どういう話の流れだったか、人参の成分は体の抵抗力と自然治癒力を高めるーと聞いた。携帯が切れて、林さんに人参料理できる?と言ってみた。本日のメニューに人参はなく、通いなれた常連客ゆえのオーダーだ。暫く考えた林さん、冷蔵庫から人参出して、切り刻んで、大根おろしの如く…。

 どうするのだろう、何が出来るのだろう。山芋、鶏肉…、フライパン、油揚げ…、所要時間5分で完成だ。あんかけ味、口に入れた。とろっとしたウマ味だ。どおりで、馬は人参で旨い旨いと走る??。林さんの即興料理、さすがだ。メニュー名は?と聞くと<スミレ人参-鶏肉おろし餡かけ>と言う。馴染みのお隣におすそ分けしたら好評だ。翌日もまたオーダー、おすそ分け、やはり○だ。1本でも人参?、食べるのも1人より人参?かな。

 ※ 林さん、料理中の後ろ姿、写真掲載許可よろしく。

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2011年8月28日 (日)

日替わりランチ、AかなBかな

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 メニューはAかBか、選択は二つに一つだ。京料理「伏水」の日替わりのランチである。京都タワー地下1階のレストラン街にある。お隣の中華店「塔苑」と一緒で、タワー創業以来の直営店だ。ランチメニューはAでもBでも800円、料理に工夫あり、味もよしだ。

 JR京都駅東地下改札を出て、徒歩2分だ。JR大津―京都の通勤定期を持っているので、昼に府県境超えでよく行く。先週は月火水と三日間連続だった。AかBのメニュー選択、これが楽しめる。季節により、料理長の献立は毎週変わるようだ。店前のAB2種類のメニュー写真で、AかBか決めて、カウンター席に座って、AならAとオーダーする。

 あの3日間、Aが続いた。月曜のAは、変わり玉子焼きだった。どう変わっているのか、穴子が小さく刻んで入っていた。火曜のAは、揚げ鮭の香味たれ。Bが鰻丼なので、迷いはあったが、Aにした。店内の先客、後客がABどちらにするか、そっと見まわしたり、注文を聞き耳立てるのも、面白い。今日の注文、Aが勝つか、Bが勝つかー興味が沸く。水曜のAは肉じゃが、Bは鱧の天麩羅、熟考してAにした。選択、これでえかったかな?。

 ※ 参考 【22日(月)】 A 変わり玉子焼きと鯵フライ B 牛肉たたきと鯵フライ 【23日(火)】  A 揚鮭の香味たれ 小芋煮 B 鰻丼と小芋煮 【24日(水)】 A 肉じゃがと鰹たたき B 鱧天麩羅と鰹たたき

        

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2011年8月27日 (土)

夏の終わり、ホームにいた蝉

 

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おやっ、セミさんや。出勤の朝、JR山科駅上り線ホーム上だ。もう飛ぶエネルギーが消えたのか、じっとしている。午前8時発の新快速近江塩津行きが出たところだ。バスが延着、乗り遅れた。次は12分発普通野洲行きだ。ホーム西端へ歩いていての発見だった。

いま出た電車のあとに来たのだろうか。あの雑踏なら乗客の足の下、もう命がなかったのでは…と右手で掴んだ。神経が鈍っているのか、少し足をバタつかせただけで、簡単に手の中だ。ジージーともミンミン…とも言わない。雄かな雌かな。セミは孵化して2週間の短い命だ。夏の終わり、はかなさを思う。行く夏、ホーム上で暫しセミの遺影撮りだ。

 小さなあぶらゼミである。ホームにまだ乗客が少ない。だれもミンミン…?。セミは身体のラインが透けてみえる。これ、セミヌードか。会心作!そうかなあ、照れる?。ホーム上の撮影から山科駅名の看板へ移動した。終焉の地として、木にとまっているようにーと思ったが、ツルツルで足がかからない。今度は電柱の傍、非常ボタン装置へ運んで正面撮影に挑んだら羽根をバタつかせ落下だ。危険を察知したか、遺影はイエイエだったのか?。

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2011年8月26日 (金)

大津歴博クイズに琵琶湖の水は何立方㍍?

 

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<琵琶湖の水、全部で何立方㍍ですか?>という。①275兆立方㍍②275億立方㍍③275万立方㍍―の中から選んで、という3択だ。数字は275で、単位が兆か、億か、万か?と問うている。水1立方㍍は1㌧である。日本一の琵琶湖の水量、さてさて…だ。

 大津歴博1階にある俵藤太の<れきはくクイズ道>だ。学芸員さんが自画自賛の出題、カーブがきいている。・琵琶湖の高さは大阪城の天守閣と同じ・琵琶湖の流入河川は100以上・瀬田川は琵琶湖から水が流れる惟一の川…などなどの知識はあったが、水量が何立方㍍で、重さは何トンなのか、トンと知らなかった。答え275億立方㍍、275億㌧だ。

 兆はちょうかなあ?と疑問が沸くし、万はナンマイダみたいし、ここは億することなく億と答えたらピンポンだった。藤太くんの3択、湖の問題でも山カンが大事だ。琵琶湖の水は近畿1400万人の水道用水で、命の水。・琵琶湖は500年前、三重県伊賀市付近にあった・琵琶湖の平均の深さは41㍍で最深部は安曇川沖108㍍・琵琶湖の面積は674平方㌔で淡路島がほぼ入るー、これ正解ばかり。藤太くんの出す琵琶湖問題、とうだ??。

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2011年8月25日 (木)

持ち込み鮒ずしはフナフナ

 

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臭うかな?どうかな?…、鼻先まで持って行って、フンフン嗅いだ。プ~ンと来るかなと思ったが、そんなに臭わない。JR大津駅近くの居酒屋「利やん」のテーブルに鮒ずしである。滋賀県幹部だったTUさん(6?)の退職ご苦労さん会、ご本人が持ち込んだ。

 そう得意ということはないが、チーズほど嫌ではない。雑誌「味の手帖」で、湖西・今津の料理店「湖里庵」へ行き、鮒寿司懐石を取材したことがある。05年1月号<地味自賛-滋賀県>を読み返した。見出しは~酸っぱさは恋人の味~だ。鮒ずし茶漬け。~お腹の中にしみ込んで、温もりを覚える~と。我ながらいい表現、地味自賛=自画自賛かな?。

「湖里庵」の名付け親は作家の故遠藤周作さんだ。この店が好きだった遠藤さんがエッセイ名の<狐里庵日記>に重ねて命名した。懐旧はここまでにして、臭わないTUさんの鮒ずしだ。塩漬けのニゴロブブナを10㌔買って、自分で漬けるという。食べ方のツーはから先に食べるチュウ。小さなを一つ食べて見た。オオッ!。鮒ずしの頭とお腹の発酵米の珍味、チーズと発酵米の和洋混合ミートボール…、食べて食べて、もうフナフナだ。

 

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2011年8月24日 (水)

大津歴博の<藤太のれきはくクイズ道>

 

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それは、何とも面白い。パソコン前に坐って、クリックまたクリックだ。子供さん向けらしいが、絵も問題もゲームも…いや、面白い。つい、一問また一問、クリック&クリックして、30分、40分…だ。大津歴史博物館1階にある<藤太のれきはくクイズ道>だ。

 主役はムカデ退治の藤太くん、滋賀・近江では瀬田唐橋の銅像も立っていて有名人だ。パソコン画面の藤太くん、正解だと、的に矢を的中さす。間違いは矢が失速する。ギョロ目に八の字髯…、イラストが愛くるしい。マウスをクリック、矢が上下に動く大ムカデに命中すれば、ヒントが出るコーナーもある。ヒント遊び、橋のムカデを飛び越すのもある。

 タイミングが難しいけど、これがまた、病みつきになりそう。子供の夢中さ、わかる。出て来る問題も歴博の学芸員が~自画自賛になりますが~というとおり、よく出来ている。地理、歴史、文化など、分野ごとに5問ずつだ。全問正解だと、藤太くんが万歳して、跳んでくれる。滋賀勤め10年以上、知識はついている。クリック、クリック…、的中また的中だ。~琵琶湖真珠の貝は?~、正解イケチョウ貝。あれで、いけちょうな気がした?。

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2011年8月23日 (火)

御池駅の駅ナカ・ポスター

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そうか!、そうなのか…である。今年5月、コンビニとカフェ誕生の地下鉄烏丸御池駅のポスターが洒落ている。古都の地下鉄で、Kotochika御池だ。一日8万7千人という東西線の乗り継ぎ駅である。ポスターコピーは~おいけにはまってくださいな~だ。

お池にはまれ!とは?…と、よ~くみると、左端にドングリが二つ描いてある。しょうか!…、童謡の唱歌を洒落たのか。作詩青木存義、作曲梁田貞の♪~ドングリころころどんぶりこ~♪だ。いや、お懐かしい。乗り継ぎ、電車待ち…何気なく見ていたポスター。足元ブーツで髷結いの女性が紙袋を両腕にさげ、右手にパン…、イラストもおしゃれだ。

デパ地下から駅ナカへ、ヒト集まる所に商いあり。京都駅、四条駅に続いて、駅ナカ商業施設で増収を策す市交通局が9千万かけて増設した三つ目のKotochika御池だ。御池駅は烏丸線と東西線、電車次々の乗り継ぎ駅。おいけで洒落たポスター、この駅限定なのだろう。ホームというホーム、ベタベタだ。柳の下か、御池の中か、どじょうさんが出て来てくれるかな。エスカレーター上り下り、ホーム移動も♪~さあ大変~♪ではある?。

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2011年8月22日 (月)

たぬき焼きって、どんなんかな

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 焼きは焼きでも、<たぬき焼き>だという。店先の立て看板に~当店名物、京都随一~と出ている。お店は昼でなく、夜の営業とわかり、知ってから3日目の夕方、たぬきの味をさぐりに入った。JR京都駅からすぐ、お好み焼き「花たぬき」で、東洞院七条上ルだ。

 京町家の通り庭を改装して、通路の両側に掘りごたつ席が並ぶ。1人客の案内は奥へ奥で、目の前は広い厨房だ。お店支給の帽子を横ちょに被った若い女店員さんが来た。背中のTシャツ、オーナー発想か~感謝、感謝、すべて感謝です~だ。最初からグーで<名物たぬき焼き>と頼む。豚か、イカか、うどんか、蕎麦か、マヨネーズは?…と聞いて来る。

 たぬき焼き、組み合わせで千変万化のよう。豚と蕎麦にし、カロリーを意識、マヨネーズ抜きにした。焼き上がりは15分待ちという。手もち無沙汰…だ。店内、昭和初期の赤玉ポートワインのポスター、たばこ小賣所の札などレトロぽい。働き手は男女6人、みなさん20歳代だ。たぬき焼き、ドロンと出た。上に九条ネギと生卵、かき混ぜて…と言う。下に蕎麦にキャベツに豚…。昔のベタ焼きがヒントとか、なるほど生地が鉄板にベター?。

 ※ 花たぬきは京都市内にあるお好み焼きのチエーン店、海津、河原町、高野など6店舗で営業している。たぬき焼きは980円。

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2011年8月21日 (日)

五山送り火の舟形鑑賞、底が見えない

 

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点々…、真っ暗だった山に灯りが点き始めた。点と点がつながって、線になって広がって行く。毎年行く京都五山の送り火鑑賞、今年は舟形を見に行った。点灯は午後815分である。山科の自宅を出て、バス、JR、地下鉄、バス…とゆうに1時間以上かかった。

 京都ゴルフ倶楽部舟山コースの舟山だ。パー67、4800ydで短いけど、京都市内一望で、あんな坂、こんな坂だ。昼でも火床が繋がって舟形見えるホールがある。五山の送り火では一番北にあり、山の高さも一番低い。ゴルフ場は毎年8月16日夜、8千円で舟山送り火鑑賞バイキングという。そんなこと思いつ、市バスの西賀茂車庫終点に着いた。

鑑賞ポイントは賀茂川に架かる西賀茂橋だ。出町柳で高野川と合流して名称は下流は鴨川、上流は賀茂川と変わる。大文字点灯は午後8時、舟形は遅れること15分だ。鑑賞は地元の人ばかりか、終点で降りたのは3人だった。帆のてっぺん、メラメラ燃え出した。火事みたいだ。火床79か所、縦130m、横200mだ。近すぎてか、舟の底がそこはか?とは…見えない。ビル障害ありで、どうすることもアイキャンノット、そこそこで帰った?。

※ 山名:船山(ふなやま)。万灯籠山・西賀茂山とも呼ばれる。船の形は、承和14年(847年)、唐からの帰路に暴風雨にあった、西方寺の開祖・慈覚大師が「南無阿弥陀仏」と名号を唱えたところ無事到着できたという故事にちなむという。 ※ 舟形鑑賞は近くより、少し遠く高い所が良さそう。

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2011年8月20日 (土)

エルベス・プレスリー、神戸に銅像あり

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 ロックのリズムが浜風に流れる。♪~ハートブレイクホテル~♪…、真ん前の音楽喫茶からだ。兵庫県、選挙区は何区あるのかな。JR神戸駅からハーバーランドへ、6区?かな。違うかな。神戸新聞ビルの浜側、ギターを抱えたエルビス・プレスリーの銅像が立つ。

 神戸市博で開催のアニメ美術展を見て、旧居留地から三ノ宮、元町とトーアロードと歩いた。南京街も超え、JRで2駅、道はとうあかった?。ウオーキング兼ね、エルビス銅像、写真を撮りに行った。歩数計1万、汗ふきふき到着したら先着の女性がいる。レンガ台座の上、足元に在りし日のエルビスの写真を飾って、銅像全体をデジカメで撮影中だ。

ハーバー帰りの家族連れが見て行く。水玉ワンピースの女性、今なおエルビスのファンなのだろう。台座に<エルビスは永遠>と刻印がある。~国境を超え、世代を超え、全世界にロック旋風を巻き起こした~と。米国生まれ、1977年8月16日に42歳で逝っている。もう34年経ち、命日の前日、女性は冥福を思っての撮影だったのだ。諸般の事情で銅像は原宿から10年前、神戸へ移築という。エルビスロック、ろっくでも健在なり?。

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2011年8月19日 (金)

スイカづいたあの日

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 お盆のあの日、スイカづいた日だった。最初は神戸の叔母宅だ。デザート代わりに出て、今年初めてーと言ったら京都にいるのに珍しいねと言う。京都は盆地で暑いからかスイカかーと思いながら、二切れ平らげた。~スイカ甘いか、しょっぱいか~駄洒落?甘かった。

 詩人佐藤春夫の~秋刀魚、苦いかしょっぱいか~からでなく、朝日新聞四コマ漫画の作者いしいひさいち氏のアイデア言葉らしい。あの日の二度目は神戸市役所1号館の喫茶室だった。叔母宅を出て、フラワー道路を歩き、あんまり暑いので一服に入った。萩原珈琲・127番地という。写真付きメニュー、氷スイカだ。~昔懐かし、昭和の味わい~という。

店名の127番地も、どこか気になる。30階建ての市役所ビル1階、広い市民ロビーの中で、レトロぽい雰囲気だ。テーブルは20席以上ある。127番地―、美空ひばりの♪~港町18番地~♪でなく、調べると、神戸・居留地の番地の縁だった。400円の氷スイカ、ザラメの白い氷に赤いスイカが埋もれている。何切れかなと、誰何?した。品よく、三角に5切れ。小さな種入れも。さて5切れで何個かな?。種あかし、4個でした??。

※ ネット調査によると、~スイカ甘いか、しょっぱいか~のようなギャグは、作家筒井康隆の「ことわざパロディ」が嚆矢となっているという。例えば

▽一姫二太郎三なすび ▽帯に短し恋せよ乙女 ▽親子三人ネコイラズ ▽狂気の沙汰も金次第 ▽人は石垣死ねば寿司 ▽荒淫矢の如し とか。なるほど。

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2011年8月18日 (木)

植物園観覧温室の夏

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 真夏の観覧温室って、どんなだろう。朝、京都新聞1面に府立植物園で国内3例目の豪州のハスが咲いたーという記事が出ていた。そう言えば、暫く植物園に行っていないし、温室の中はどうかと、変な興味が沸いた。自宅からバス、JR、地下鉄乗り継いで行った。

 お盆入りした日曜の昼下がり、いやまあ暑いの、ナンノだ。帽子はかぶってきたが、今日も35度を超す猛暑日だろう。北山口から免許証示して入った。最近パスタは食べていないが、60歳以上はパスタ?。生態植物園に国民栄誉賞で話題のナデシコが咲いていると案内があり、行ったが、わからない。足を伸ばした宿根草園は工事中で閉鎖している。

 園内はガランとしている。歩くのは行なのだ。新聞に乗ったハス観賞、頭がボオッとして忘れている。外観の曲線が美しい観覧温室、金閣寺と北山連峰をイメージしてある。料金200円なのにまたパスタ、申し訳ない。温室へ入った。水生・食虫植物ゾーンから熱帯ハイビスカスの咲くジャングルへ…、汗がドッと吹き出る。温室気温計は37度だ。外気温と変わらず、室内各ゾーンでオープンザドア、風を通している。温室さんも暑いのだ?。

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2011年8月17日 (水)

鈴虫が合唱する蕎麦屋さん

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 リーン、リーン…、鈴虫がずっと鳴いている。多分、お店の涼感を出す録音かなと思いながら、ツルツルと蕎麦をすすった。店表にも店内にも貼り紙がある<親父渾身>という名の付いた、つけ麺だ。JR京都駅から徒歩3分、塩小路東洞院上ルの蕎麦屋「丸福」だ。

 ホテル佐野家の向かい側、よく歩く道だけど、気付かなかったのは、塩小路側から引越し開店だったからだ。<親父渾身>の当主は4代目という老舗の蕎麦屋さんだ。前日、ホテル佐野家を北へ歩いて<たぬき焼>という看板を見つけて、行ったら夜だけの営業だった。やはり狸?だ。昼どきだ。それならと、斜向かいにあった丸福へ初めて入店したのだ。

 床もテーブルも木づくりで、落ち着く店だ。大きなカウンターも一枚板で、天井の照明も木で囲んである。蕎麦も<親父渾身>で挽いてあり、こだわりを感じる店だ。京都観光か、5人連れの親子が入って来て、リーン、リーンは本物?と聞いた。お店のお手伝いさん、そうですよと言う。蕎麦湯付き、<親父渾身>に満足して、支払いのおり、鈴虫を確認したら、いた、いた。1箱20匹で5箱も。100匹の大合唱、大きな秋を見つけた…?。

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2011年8月16日 (火)

京博で「百獣の楽園」という名の企画展

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 そのユニークさが面白い企画展だ。京都国立博物館で開催中の特別展観「百獣の楽園」だ。象、駱駝、虎、馬、狐、栗鼠、虫…、絵画、陶器、彫刻など京博所蔵12000件の作品の中で描かれた動物たちが勢揃いしている。副題は~美術にすむ動物たち~である。

 夏休みの子ども意識した展覧会、招待券があって行った。無料鑑賞のお返し、音声ガイド500円借りて、館内を回った。最初は象展示、空調のほどはゾッとするほどではない?。生きた象が日本に初めて上陸は600年前の室町時代、若狭・小浜に着岸した南蛮船に乗っていたと、普賢菩薩像の軸絵で説明してある。象=Elephantと英語の表記だ。

 鹿=Deer、虫=Insect、猪=Wild Boar…、展示コーナーごとに勉強になる。禽(とり)=Birdは、メーン会場で、狩野元信の四季花鳥図屏風だ。音声ガイド23番は言う。~松の幹にとまる鳥たちに踏みつけられた哀れな虫たちは必見です~と。大きな屏風、どこどこーと目を細めたら、蜂がいた。800円で買った図録からズームアップ、わかるかなあ。芦雪の虎、応挙の龍などの百獣、百聞は一見にしかずなり!。

 ※ 京都国立博物館は東山七条西入ル。展覧会は7月16日から8月28日まで。一般1000円、小中学生は無料。

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2011年8月15日 (月)

JR山科ー大津の最後尾車両

 

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どの車両に乗るか、このところ、ずっと最後尾にしている。8両編成なら8両目、12両編成なら12両目だ。毎朝の通勤電車、山科から大津まで乗る。JR琵琶湖線のひと駅4分は、トンネルを抜けて府県越えだ。お盆休み、毎朝の通勤車内をメモリーしてみた。

 ホームへ上がると、階段付近は混雑している。雑踏すり抜け端へ端へ歩く。行きすぎるとホームレス?だ。これは、うまい!やったあ!マンだ。最後尾車両が停まる足元△印の番号をホームの乗車案内で確認して乗る。車掌さんが大体にして若く、女性も多い。今は半袖の制服、武者の兜みたいなマークの制帽だ。全車両ドアの開閉は車掌さん次第である。

動きだす1分ほどが忙しい。ホームへ出て、先頭車両から2号、3号…、駆け込みはないか、全車両の乗車確認だ。視力が大事―、そんなことしりょく?とは言えない。ドアが閉まり、電車がホームを抜けるまで、席から半身の前方点検終わって、~次はおおつ、おおつです~だ。山科を出て、全長2㌔を越す逢坂山トンネルを抜けて、車掌さんは再びマイクを持つ。~間もなく、おおつ、おおつです~。車掌さん業、おつおつしていられない?。

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2011年8月14日 (日)

母から子へ直伝のサンマの三枚おろし

 

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頭をスコンと切り、お腹を開いて、臓物を取り、首からスススッと骨に反って包丁を入れる。脂の乗ったサンマだ。体長は25㌢ぐらいか。まな板の上、サンマは表から裏へ返って、まさに骨抜きだ。毛抜きで中骨をとり、身を切り刻んで、刺身の出来上がりである。

よく行く大津市菱屋町の魚屋料理「摩季詩」である。トロ箱に1匹600円のサンマ入荷だ。今日も暑いサマータイム、秋恋しいサンマだ。北海道釧路産という。焼くより、刺身がいいと女店主のお勧めだ。調理台、24歳の息子さんと友人が魚のさばき方を出刃包丁で勉強中だ。まな板は大きなフナ、腹がえぐれて、もうフナフナ、ヘラブナだろうか?。

息子さんは調理学校を卒業、イタリア料理店で働いている。パスタばかりでなく、魚料理も知っておきたいと、金曜が休みなので、友人と母の店へ来たという。サンマの刺身を注文したので、母親(5?歳)が調理台に立った。直々の伝授である。長い刺身包丁を持つお母さん、さすがにこの道一筋だ。サンマの三枚おろし、サンマになっている?。いや、サマだ。息子さん、携帯をムービーにして見守る。お母様の鼻ピクピク、サマンサみたい??。

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2011年8月13日 (土)

京都伊勢丹で値引きの富士宮焼きそば

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店の前で、値段はどうかなーと立って見ていたら札が出た。<タイムサービス200円引き>の値引き札だ。JR京都伊勢丹地下2階、諸国うまいものまつり。例によって職場帰り、閉店まであと30分だ。B級グルメグランプリの富士宮やきそばが静岡から出店だ。

 ガラス張りの中、焼いては売り、売っては焼きの実演販売だ。赤いバンダナ、出張販売の大将だろうか。写真の許可を求たおり、大将は全国を焼き回って、京都伊勢丹には年に一、二度と言う。ブログ写真か?と逆に聞かれ、よく書いてもらっているんやと。人気商品、デラックス焼きそばを頼んだ。1人前税込み1050円、それが200円の値引きだ。

 どうデラックスか、具が沢山なのだ。イカ、ホタテ、桜海老、卵、豚肉入り。今ならアツアツで、ヌクヌクだ。10階の拉麺小路へあがり、テークアウトコーナー。持ち込み厳禁、フロアのお店から何か頼まないと、メンメンだ?。たこ焼き屋さんで生小だけ別注して、焼きそばだ。どこがどうB級グルメのNO1か、味わった。1本1本、コシが坐った麺で、ほのやかさはワインのエキスだろうか。確かにB級グルメ王者なり、また来るめえ?。

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2011年8月12日 (金)

びわ湖花火の玄人観賞?

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 毎年毎夏のびわ湖花火大会、ドドーンと午後7時半に始まって、ババババ~ンと午後8時半に終わる。夜空の競演は1時間、1億円で1万発だ。山科から大津へ通い続けて、かれこれ10年である。定位置でなく、帰りの混雑回避の移動観賞、今年も計算づくで観た。

 花火客はJR大津駅を降り、30㍍道路を湖岸へ行く。歩行者天国、既にして大混雑だ。玄人は駅前のスタンド林屋だ。鶏ムネ肉のカツレツとハイボールで、上がるまで待とうの家康気分だ。ドーンと音が聞こえて、裏道から県庁前だ。NHK大河「姫たちの戦国」の幟がある芝生に座る。築57年の滋賀会館正面ガラスに花火が映る。ドドン、ドドン…。

 時計みて、真っすぐ京阪島の関駅だ。石山行き電車を行き過ごし、ホーム上から観賞する。ド~ン、ド~ン…そこが琵琶湖、迫力ありだ。観賞15分余り…、石坂線ひと駅乗って、京阪膳所からお隣のJR膳所へ乗り換えだ。膳所-、ぜんしょ、ぜんどころではない。難解駅名、ぜぜと読む。ホームの屋根と屋根の間で、シュルル、シュルル…隙間観賞だ。フィナーレはひと駅乗って大津駅ホーム端っこへ、ババババ~ン。玄人観賞、ここにあり。

 ※ 写真左は県庁前の滋賀会館側から、同右はJR膳所駅のホームから写す。今年のびわ湖花火は8月8日、主催者発表で35万人観賞と。

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2011年8月11日 (木)

宝くじ売り場の招き猫

 

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おいで!、おいで!の招き猫の話だ。前足を手みたいに上げて、福を呼ぶニャンコだ。宝くじ売り場のトレードマークでもある。京都駅構内東側の地下街売り場、右足あげと左足あげの猫が2匹置いてある。ロト6購入のおり、右と左で?どう違うか、窓口で聞いた。

 売り場の女性、福与かだ。お顔がぽっちゃりしている。<ふくよか>とは、漢字で書いて、福を与える、だ。買うなら、こういう女性からがいい。右足上げは黒猫、左足上げは白猫だ。優しい声がマイクで返ってきた。~ハイ、右足はお金を招き、左足は人を招くと言われています~。黒猫は、日本最古の招き猫伝説、檀王法林寺に伝わる縁起猫だという。

 スポーツ紙の特集か、黒猫招きの記事が貼ってある。檀王法林寺、三条京阪北東のお寺だ。マイクの福与か女性、~店長が1体3千円で買ってきて、お店に飾っているんです~と裏話まで。黒猫効果か、店から第311回のロト6で4億円が出たという。当選数字は<1、16、22、36、37、42>と実証表示してある。左足上げは、どこの売り場でもある定番猫だが、ここは加えて黒猫ありだ。さて、買うか買うまいか、ろとしよう?。

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2011年8月10日 (水)

琵琶博の困った!カワウ展に思う困った!

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 鵜といえば、鵜飼、鵜匠にウミウ、カワウときて、マンボウ-?。草津市の県立琵琶湖博物館で、企画展「困った!カワウ」開催中だ。入場料なんぼか払い、マンボウーと観た。困った!タイトル、思い出してしまう言葉がある。困った、困った、こまどり姉妹!だ。

 ピーナッツと同世代にデビューした同じ双子歌手だ。何でこまどり姉妹が出るのか、原因は麻雀だ。4人でテーブル囲み、13枚のパイ中から何か1枚を捨てる。テンパイを考え、ロンと言われない捨てパイを考える。熟考また熟考…、さあ、どうするか、時間がどんどん経つ。そんな時、口から出てくるのが~困った、困った、こまどり姉妹!~だった。

 ここは麻雀のことではない。マンボウ―、いや、カワウの展覧会だ。琵琶博19回目の企画展で、学芸員亀田佳代子さんの担当だ。亀田さん、鵜飼さんでもないのに亀でなく、鵜が専門だ。また、本筋から外れて、困った!困った!…だ。世界の鵜、日本の鵜、琵琶湖の竹生島で繁殖の鵜などの展示だ。入り口に本物のはく製が置いてある。嘴は鋭く、首は長い。触ると手が臭くなるという。触らず、鼻近づけて、匂いで見た。ウウっとなった?。

 ※ 「こまった!カワウ展」は11月23日まで開催で、入場料大人200円。原則、月曜休館。琵琶博は烏丸半島のにあり、JR草津駅からバス運行。所在は草津市下物町1091、電話077(568)4950。

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2011年8月 9日 (火)

東北応援は山形名物・冷やしラーメン

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ラーメンはラーメンでも<冷やしラーメン>だという。日本最高気温40・8度を記録した山形県山形市のご当地ラーメンだ。瀬田GCのレストラン、東北3県応援メニューの一つだった。宮城はネバネバうどん、岩手はジャージャー麺で、山形は冷やしラーメンだ。

 兎も角、食べて応援できるなら…である。宮城のネバネバ、食べねば…と思うけど、味はどうか。じゃあ、岩手のジャージャーはどうか。ひき肉と野菜の辛味噌という。これも、どうかと思い、山形の冷やしラーメンだ。朝からのラウンド、夏の太陽ギラリである。加えて、頭はスコアにカッカして熱い。ここは午後対策である。冷やしておかねばならない。

メニューは単品1280円可だったが、ミニうな丼も付け、採算度外視1580円である。スープを冷やしたうえ、かちわり氷まで入っている。葱、キムチ、メンマ、豚肉…、スープは豚骨、麺は細い。ツルツル口にして、冷え冷えだ。暑い山形の夏、ある蕎麦屋さんで「夏に冷たい蕎麦があるなら冷たいラーメンも…」とのお客さんの何げない一言が開発のきっかけで、山形名物になったという。午後ラウンド、効果出すぎて、暫しヒヤッと?。

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2011年8月 8日 (月)

草津の烏丸半島はハスまたハス

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右を見ても、左を見ても、ハスである。上に下に、そして斜から見ても…だ?。群生、年々増えて、13㌶という。一体、誰が数えたのか、50万余のハスだという。琵琶湖の赤野井湾、草津市烏丸半島のハスの一大群生地。目までピンクに染まる咲きようである。

 景観調査の日本アメニュティ―研究所の人たちと見た。JR草津駅からハス観賞直行の臨時バスが出ている。普段は1時間1本なのに夏場のハス開花時は、土日を中心に何本もだ。駅前のポスターは<日本最大級のスケール満開!ハス風景を見に行こう!>と出ていて、7月31日日曜はハス祭り開催中だ。湖岸まで420円のバスは満員、ハスも満開だ。

見渡す限りの赤淡色、大賀ハスだ。持っているデジカメ、太陽の強い光に弱く、よくレンズエラーを起す。直射を避け、斜交いにハス撮影だ。かつて国から県へ出向、琵琶湖総合開発を担当したアメ研所長のKTさん(7?)は~泥田で、景観保全の対象外でしたけどねえ…~と変貌ぶりに驚く。ハスは太陽が昇る頃、音をだして開くそうだが、50万群だ。ポポン、ポンポン…、~ポンしまっせえ~。お米のポン、懐かしい。云?、変かな。

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2011年8月 7日 (日)

草津・天井川の再現渡しを行く

 

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川の下、JRの電車が行く…。国道の下、川は流れる。どうしてこうなる、だ。今は洪水対策で流路が変わり、廃川になった草津の天井川だ。参勤交代の中山道、行列は~下に下に~だ。多くの大名が泊まった本陣から堤防を上がり、浮世絵に描かれた渡しへ行った。

 日本アメニュティ―研究所、3年ぶりの滋賀調査だ。東京が本部、NPO法人として国内の自然、景観を調べる。元職場の同僚、KMさん(6?)の案内で、同行した。所長のKさん(7?)と千葉のご夫婦(3?)、案内役のKMさんと私?の5人だ。中山道と東海道の分岐点、追分から堤防まで行った。水は流れず、今は旧となった草津川、大きな川だ。

 堤防は両岸とも桜並木が続いている。川幅はどうだろう、100㍍はあるだろうか。京都と滋賀を分ける比叡山が正面に見える。浮世絵の<草津川の渡し>の現場だ。草津市観光ボランティアガイド協会が案内板を川の中に立てている。往時がわかる浮世絵コピーが貼ってあり、~通常水なしで徒歩(かち)渡り。水かさにより3-32文の橋銭を払っていた~と説明してある。小さな板橋、渡し再現だ。長さ3㍍、アイアム私もゆるり渡った?。

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2011年8月 6日 (土)

鎌輪奴ー、どう読みますか

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ついつい、目が行ってしまう。毎日新聞朝刊、第2社会面右端の<週刊漢字読めますか>ーだ。毎週月曜の掲載だ。読者定着、こうなると出題側もやりがいがあるーというものだ。ニュースを追う新聞社、毎週の出題には時事性がある。8月1日は<しるし>だった。

 勧善懲悪、~この紋所が目に入らぬか~で、42年続いたTVの水戸黄門が今年限りで終わる。出題はこれに関する文字3題だ。①葵の印籠―、これは水戸黄門そのものだ。すぐ読めた。左下の答え欄、難しい籠が昨年、ろうろうと常用漢字入りしたという。籠、読めるかな、書けるかな、ろうだろう?。②奴豆腐―、これはやっこどうふ、冷やっこだ。

 武家の下僕、奴の切る着物の紋の四角に似ているからという。③鎌輪奴―、これはどう読むか。どうもわからない、嗚呼!アカン。米国南部のミズリー州に隣接するアーカンソー州だ。アカン。答えを見ると<かまわぬ>という。江戸時代に町奴の間で流行った服の模様。絵と字で「構わぬ」と読ませる洒落、今も浴衣や手拭いに使われていると。答え欄の左に模様の写真があった。新聞の写真、デジカメのズームで転写した。構わぬ?かなあ。

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2011年8月 5日 (金)

外来魚のバス天丼は看板メニュー

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ブラックバスの名前を縮めて<バス天丼>という。バスは淡白な白身魚、柔らかな食感である。よく考えて調理してあり、臭みはない。滋賀県が釣り人のリリースを禁止するなど、駆除に力を入れる外来魚だけど、食べると、身はしっかりし、風雅な味わいだなのだ。 

 琵琶湖博レストラン「にほのうみ」の看板メニューという。店名「におのうみ」は漢字に直すと「鳰の湖」で、水鳥が集まる湖のこと示す。バス料理は琵琶博開館の1996年当時からあったらしいが、天丼として1本立ちは04年からだという。店の入り口、バス天丼を取材した各紙の記事が何紙も切り抜いて貼ってある。知識は入店前に読んで得た。

 琵琶湖が見えるレストランだ。JR草津駅から琵琶博までバスで420円だ。バスはバスでも、天丼のバスは税込み880円である。駆除する魚なのに高いーと苦情?もあるらしい。切り抜き記事を読むと、店長が~流通量少なく価額は高くなる~とコメントしている。ブラックバスはそのままだと泥臭いが、ハープに塩などを切り身にふりかけ、冷蔵庫で一日寝かせ、臭みを抜いているという。~におのうみ、臭い消したり、バスの天どん~!

 ※ 滋賀県草津市下物町1091番地 滋賀県立琵琶湖博物館内 TEL 077-568-4819 営業時間 11:0017:00 

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2011年8月 4日 (木)

朝カレー効果

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 いま、朝カレーが流行っているという。流行り廃りは世の常だが、それが朝カレーとは、これ如何に…だ。大リーガー、イチロー選手が朝カレーをエネルギー源にしているからか、TVで薬大教授がダイエット効果のほどを理論つけしたせいか、兎も角、流行中らしい。

 それを知ったのは、三重県での1泊2日のゴルフツアーへ行ってだった。清少納言の枕草子117段に登場する<ななくり(七栗)の湯>が沸く榊原温泉ゴルフ倶楽部で宿泊しての朝カレーである。お湯が有馬、玉造と並ぶ日本三名泉と聞いて、あれまあ!?と驚いたが、朝カレーにも…だ。前夜、マグロのカマが出たレストランが朝カレー会場である。

ホテルの朝食は普通、バイキングだが、選択の余地はない。ご飯は三重のコシヒカリ、野菜は青菜にレタス、モヤシ、ジャガサラ…、生卵は好き好き…。カレーはルーたっぷり、よく煮込んであるのか、肉々しくは、ない。聞くと、カレーには、新陳代謝を上げる作用があるという。代謝を知る仲間がそう言うからそうなのだろう。代謝したものだ?。カレー効果か、自宅に戻った夕飯はカレー、余韻で朝も。カレーは連鎖するものなり?嗚呼!カレー。

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2011年8月 3日 (水)

蟻が十でありがとうの出会い

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蟻さんが整列して、手を繋いでいる。左から順番に1、2、3…5とお腹のところに番号が記入してある。…7、8、9と数えて、10番目は番号なく、<アリガトウ ゴザイマス>と締め括っている。蟻が10匹=ありがとう、の感謝の洒落である。アリアリ?だ。

 昼に行く魚料理の摩季詩だ。京阪京津線を渡って菱屋町商店街の中だ。この暑さ、鰻丼あるかな?とメニュー見たら、ある。浜松の仕入れで、脂が乗っていると、店長の中村千代子さん(5?)が言う。何時も座るカウンター前、紙を切り抜いた蟻が10匹並び~アリガトウ~の蟻さん席だ。鰻丼と蟻さんを撮っていたら、<ありがとう>の書が出てきた。

 中村店長が~これ、書いてもらった~と茶封筒を見せにきた。癒詩作家という伊藤一樹さん(30)が書いた<ありがとう>だ。鰻のような書体だ。表装するという和紙が入っている。~喜びも笑顔も 目には見えなくとも 人や神さまを引き寄せ お店も人も豊かに~と綴ってある。癒しの詩だ。来店して、海鮮丼を食べた癒詩作家にしたためてもらったと。合縁奇縁…、~ありがとう(蟻が十)なら、いもむしはたち(芋虫二十歳)~??。

※ 「タンカバイ」といわれる、的屋、香具師の行う口上。「ありがとう=蟻がとお(10歳)ならば、それより大きい芋虫、(あるいはミミズ)は二十歳(はたち)だ」と。 ・蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨 ・蟻が鯛なら蚯蚓(みみず)は鱧(はも)なども。寅さん映画で登場する的屋ことば。

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2011年8月 2日 (火)

祇園祭の馬が繁華街を行く

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 祭り馬が京都一の繁華街、四条通りを行く。赤い飾り紐が頭から胴にかかっている。馬上にまだ人はいない。何処へ誰を乗せに行くのだろう。歩道は人また人、車道はバス、乗用車、タクシーで溢れている。そうは見られない光景だ。出会いは大切、馬と伴に歩いた。

 出会いは円山公園だった。その昔、安保闘争デモの集結地、ラジオ塔辺りだ。馬3頭が鞍をつけ、鐙をつけ、引き綱をつけ…祭り支度中だ。7月24日、山鉾巡行から1週間たって、祇園祭の後の祭りの日だった。夜を徹して市内を巡る神輿の先頭を行くバイト馬だろう。準備すんで、引き手さん、馬糞掃除の人らが、公園裏から八坂神社前の四条通りへ。

 馬3頭、サラブレッドだ。現役時代は何処で走っていたのか、足が長い。ぱっか、ぱっか…、蹄の音が車道に響く。お祭り見物か、買い物客か、誰に見せるのか、携帯カメラの撮影が続く。馬は、ぱっか!、ぱっか!と言う。いや、歩く。一力茶屋、南座…、四条大橋から河原町…、渋滞の車道をすり抜け、信号で停まるべきは停まり…だ。集合地は3基の神輿が集結する御旅所だった?。歩道から同行30分、さすがに馬、うまく歩いていた?。

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2011年8月 1日 (月)

前田新作プロに学ぶ

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プロの目に今の石川遼選手はどう映っているのだろう。それに韓国選手の快進撃はどうなんだろう。現役引退して10年余り、日本プロゴルフ協会副会長の前田新作さん(59)と昼を一緒したおり、聞いた。前田さんは大阪府出身、ツアーで13勝、賞金王も1度だ。

 三重県津市の榊原温泉ゴルフ倶楽部である。朝から前田さんの4ホールずつのラウンドレッスンだ。アウト9番から付いてもらい、すぐの昼食だ。同僚の一人が~石川選手、今、考えすぎでは…~と尋ねると、~身体が大きくなれば、まだまだ。大丈夫ですよ~と言う。韓国選手は精密機械みたいに巧いと。米国のレッスンプロに習った効果でしょうと話す。

昼食時間は30分余り、同席のメンバーもあれこれ問う。今は奈良在住で、この温泉コースは最高…、ツアーの思い出は太平洋マスターズの優勝で、関西のプロで初めてだったと。個人事で100を切るには?と聞くと、グリーン回りの小技次第と。昼から10番、11番、12番とラウンドだ。スイングどうでしょうと尋ねると、振り切れているーとの答え。パッとしないパットを聞くと、ヘッドでパッと打ちなさいと。パッと目が覚めた?。

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