マグロのカマを食べる
ブーメランみたいな骨がお皿に出てきた。梅干し、レモン、青菜も一緒に乗っている。これ、何やったかいな?と聞くと、カマやがな…と言う。マグロのエラの下についている骨の部分だ。テーブルの皆さん、骨の中をほじくり出すように無心でかまわず食べ出した。
骨の上が焦げている。カマ、やはり窯で焼いたのだろうか?。みんなと同じように身を掘り起こすように引っ張り出し、口に入れてみた。脂が乗って、とろけるようだ。まるでトロだ。1尾のマグロにある左右のエラ、二つしかとれない。みんなカマ、こんなに沢山、カマわないのか?。大トロ級の脂だ。それで、白い皿に塩胡椒、梅干、レモン…なのだ。
榊原温泉ゴルフ倶楽部での夕食である。温泉に入っての1泊ツアー、津カントリーから移動しての夜だ。天然温泉につかって、さっぱりして、ツアー参加の10人と一緒のテーブルである。前の席に5人、両隣に2人ずつ…、皆さん集中、骨をほじっている。黙々…、カニの身を出すに似ている。ここで一曲、城卓也さんが♪~生きてる限りは どこまでも…♪と、歌い出したあの曲だ。♪~骨まで 骨まで 骨まで愛して欲しいのよ~♪…?。
※ 故城卓也さんの<骨まで愛して>は1966年、昭和41年にリリース、レコード売り上げ140万枚のヒット曲となった。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント