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2011年7月

2011年7月31日 (日)

マグロのカマを食べる

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ブーメランみたいな骨がお皿に出てきた。梅干し、レモン、青菜も一緒に乗っている。これ、何やったかいな?と聞くと、カマやがな…と言う。マグロのエラの下についている骨の部分だ。テーブルの皆さん、骨の中をほじくり出すように無心でかまわず食べ出した。

 骨の上が焦げている。カマ、やはり窯で焼いたのだろうか?。みんなと同じように身を掘り起こすように引っ張り出し、口に入れてみた。脂が乗って、とろけるようだ。まるでトロだ。1尾のマグロにある左右のエラ、二つしかとれない。みんなカマ、こんなに沢山、カマわないのか?。大トロ級の脂だ。それで、白い皿に塩胡椒、梅干、レモン…なのだ。

榊原温泉ゴルフ倶楽部での夕食である。温泉に入っての1泊ツアー、津カントリーから移動しての夜だ。天然温泉につかって、さっぱりして、ツアー参加の10人と一緒のテーブルである。前の席に5人、両隣に2人ずつ…、皆さん集中、骨をほじっている。黙々…、カニの身を出すに似ている。ここで一曲、城卓也さんが♪~生きてる限りは どこまでも…♪と、歌い出したあの曲だ。♪~骨まで 骨まで 骨まで愛して欲しいのよ~♪…?。

 ※ 故城卓也さんの<骨まで愛して>は1966年、昭和41年にリリース、レコード売り上げ140万枚のヒット曲となった。

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2011年7月30日 (土)

カンピョウ干し記事、2紙が競演

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同じ日の朝刊1面、カンピョウ干し写真が2紙競演である。滋賀県内で配達の各紙、職場で点検する。朝日と読売、毎日と産経、それに日経と読んで…、地元2紙はの京都と中日は念入れて見る。湖南の京都、湖北の中日、両紙は滋賀向けに特別1面をつくっている。

 滋賀と名の付く県紙がない滋賀…、県紙待望論はずっとある。これまで、浮かんでは消え、発刊しては消えで、両紙は県紙意識で1面に地元ネタを入れている。良いニュースがなければ、四季折々のカラー写真が載る。祭り、自然など季節の歳時記、似たネタが多いけど、同じ日に同じ素材の競作、そうはない。カンピョウ天日干し、あの日ガチンコした。

 記事の書きよう、写真の撮りよう、比べてみた。7月27日付け朝刊だ。見出しは<夏空に映える白すだれ>(京都)と<風にひらひら 涼やかに>(中日)だ。整理記者のセンス、なかなかカンピョウする。いや、違った…、感心する、だ。中日は広重が東海道五十三次の水口宿でカンピョウ干し風景を描いたと書き込む。京都は今年の猛暑で出荷量が例年を下回ると書く。写真も互いにうまく、両紙比較はカンピョウには優劣つけがたし…?。

 ※ 両紙とも写真は甲賀市水口町の農家で撮っている。水口町でのカンピョウづくり江戸時代から400年の歴史があるという。栽培農家は現在13戸、出荷は約1トン。カンピョウはユウガオの実をむいて干す。植物繊維が多い。

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2011年7月29日 (金)

銀座の恋の招き猫ーコイコリン

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猫は猫でも色んな猫がいる。東京で見つけた猫は、縁むすびの「コイコリン」だ。銀座4丁目のビル1階喫茶店にいる。世界的な彫刻家、流政之さんが制作した雌雄2匹の黒猫だ。女性がオスを、男性がメスを撫ぜれば、恋が成就するという。いいニャンコ…である。

 猫がいるのは銀座のど真ん中である。昔は服部時計、今は和光の向かい側に建つ三愛ビル。日本のモダン・ムーブメント建築100選という建物だ。ここの喫茶店、横文字看板で<Le Cafe Doutor>と出ている。読みはドトォール。歩道側が流行りのオープンカフェになっている。歩き疲れてコーヒータイム、入店して黒猫の発見だった。

 <銀座の恋の招き猫>の看板が吊るしてある。説明板を読むと、1963年にドリーム館が完成して以来、銀座の街を見守り続けている猫という。右がオス、左がメスで、頭を撫でれば素敵な恋人が…、背中なら壊れた恋が取り戻せる…と、手ほどきが指南してある。ノルウェー産の御影石で彫った像という。メスの所在はわからなかったが、オスの<ごろべえ>は、胴長、短足だ。お顔は積年の風雪のせいか、崩れている。ニャンということだ。

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2011年7月28日 (木)

裕ちゃん没して、銀恋の碑

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 ディエット曲の定番と言えば、銀恋だろう。昭和36年、石原裕次郎と牧村旬子が歌った「銀座の恋の物語」である。JR山手線有楽町から3分、数寄屋橋公園の中に御影石に歌詞と楽譜を書き込んだ銀恋の碑がある。東京ぶらり、表から裏から碑を読んで確かめた。

碑は高さ1㍍、半円形だ。どこでどう出会ったのか、男女が碑を挟んで坐って、写真撮影ができるようになっている。表は流麗字の歌詞だ。貸し借りのない歌詞だ。♪~心の底までしびれるような~♪だ。歌うのは旬子さん、小百合さん、それともルリ子さん…。ここから裕ちゃんだ。♪~吐息が切ない囁きだから~♪。エコーが効いている。足が長~い。

外掘り通りの歩道、復活した銀座の柳が枝垂れている。晴海通り側、列ができる宝くじ売り場は西銀座チャンスセンター。サマージャンボ売り出し中だ。~最後尾はこちらです~のマイクが聞こえている。柳の下、どじょうが沢山いるのだろうか。碑の裏側、歌碑由来だ。~銀恋270万枚更新中、裕ちゃんは没した。銀座、銀恋、裕次郎を愛する一同がここに…~と。1990年の建立だ。2人一緒に♪~東京で一つ、銀座で一つ~♪である。

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2011年7月27日 (水)

銀座傳八の鰯はどこの産

 

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ひと切れ口にしたSさん、~いける~とうなずいた。万札2枚で僅かのお釣りだった牛しゃぶの赤坂の高額宴会から3カ月たっていた。再びの東京出張、あの日の反省、あの時の穴埋め…だ。顔合わせは同じ5人だった。選んだ店は牛たんと鰯の「銀座傳八」である。

 銀座4丁目から晴海通りを歌舞伎座までの三原橋だ。地下鉄銀座駅のB2出口を上がると、川のない橋の上だ。東京赴任時代、何度か行っている。看板は牛たんと鰯が並んでいる。店長は沖縄出身、それで?ゴーヤ料理もある。トントンと2階へ上がると、広いけど人が入ると店内はゴヤゴヤする。値段と味は、知っている。牛たんが出て、鰯刺身が出た。

 東京勤務の三原さん、姓は地名と同じだけど、入店は初めてという。Yさんも、もう一人のSさんも、だ。Sさんがウンといった鰯の刺身、皆さんもこれは…と言う。薄く切ってあり、ピンク色だ。生姜醤油で一気に2切れ、3切れ、脂が乗って、口の中ですぐとろける。追加で2皿、3皿だ。南蛮漬け、煮付け、塩焼き…次々と鰯料理だ。みんな新鮮だ。この鰯、どこの産だろう。答えを言わした年配の店員さん。三重県産、岩下志麻だった??。

 ※ 岩下志麻、三重県の志摩…ご理解得たかな。しまったかな。これ番外。

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2011年7月26日 (火)

銀座ソニーの美ら海水族館を観る

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 沖縄では美は<ちゅ>だ。美しい海のことを<美ら海-ちゅらうみ>と言う。今、東京銀座のソニービルで全館挙げて「3D沖縄美ら海水族館」を展開中だ。ソニー毎夏恒例のアクアリウム事業で、アクアことなく?、もう44回という。東京出張、息抜き鑑賞した。

 発見!海の中のドキドキという。台風接近の影響か、時折り雨が降る日だった。有楽町の角っこ、ソニービル玄関に大型の水槽が設置してある。思わず足にブレーキがかかるのか、通行の人たち、~沖縄、ちゅら海じゃけんなあ~と傘さして、時々どきどき観ている。じゃけん、高知弁じゃったけ。兎も角、水族館の熱帯魚もサンゴも、ちゅら、ちゅらだ。

 ビルの中、入った。今度は手をつけたくなる平べったい水槽だ。沖縄ではサンゴ礁の浅瀬をイノ-と言い、そこに住む生き物を見せている。ヒトデ、ウニ、ナマコなど、上から鑑賞だ。ヒトデを見る人出、次々だ。イノ-、何時まで見とれていいのう?。隣りの部屋は3D眼鏡で、美ら海のヒミツだ。甚べえ衣装のジンベエザメにコバンザメ、沖縄海水族館が飼育に成功のマンタ…、3D世界で目の前遊泳だ。階上の大型映像、マンタがまんた?。

 ※ ソニービルの44th SONY Aquarium「3D沖縄美ら海水族館」の会期は7月18日から8月31日まで。

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2011年7月25日 (月)

JR岐阜駅広場の信長像

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 カンカン照りで、キンキラキンで…織田信長像だ。気温が一日で一番高くなる午後2時過ぎ、もう35度近くだ。JR岐阜駅北口広場、黄金色の信長像が太陽を浴びて、ギラッと建っている。駅2階から見て、階段降りて、噴水前を通って、真下まで行って見上げた。

かっこ良くマントを羽織っている。銅像の費用、何百万とかかったのだろう。岐阜市が市制120周年記念で1昨年9月に建てた。どおりで、信長公はすっくと立つ姿勢が良い。ここまで洒落の連発、ご理解得たかなあ。念のため、マントと万と、市制と姿勢でして…。右手は杖見たいに長い火縄銃、天下布武の象徴だ。左手は西洋兜をかぶらず抱えている。

像は3㍍、台座から11㍍という。制作者は富山県高岡市の日展作家、田畑功さん(55)だ。ハイセイコー、宇野宗佑…、ブロンズづくり800体以上という。どうして岐阜市が信長像か?それまで「井の口」だった地名を「岐阜」に改めた名付け親で、楽市楽座など、町の発展に尽力したと説明板に記してある。もう一度、信長を見上げた。カイゼル髯を伸ばして、明日を見ているのか、正面の岐阜駅を見ているのか、見上げた男ではある。

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2011年7月24日 (日)

銀座で列のできるつけ麺店へ

 

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おやっ、店に行列が出来ている。何?とみると、中華そばのつけ麺店だ。東京出張、時間に余裕があると行く坦坦麺「はしご」の一軒おいて隣で、看板は「銀座朧月―おぼろづき」だ。午前11時30分開店、並びは7、8人だ。坦坦麺を素通り、列の後ろについた。

 時間が来て、列が動き出した。1人、2人、3人…ゆっくり入っていく。やっと、入り口かまで来て、店内を見るとL字カウンター、7人で満員だ。注文、とりあえず並んで、何も考えていない。自販機食券、前のお客が濃厚つけ麺を押したので、同じ所を押した。並びは8番目だったので、皆さん食べ終わるまで、立ち見だ。客は2~30代、麺は太い。

厨房の中、若いお兄さん2人だ。銀座で行列のできる店…どんなんかナと土産話で入店してみたが、若者の店…浮いていそうな。待って、最初の客が立って空いた奥の席へ行った。出てきたつけ麺、~大盛りです~と言う。大盛?しまった。前の自販機客がそうだったのだ。茶碗に太めの麺、盛り上がっている。濃厚スープにつけても麺、つけても麺…、大盛は480㌘、麺で2玉だ。多すぎてもうメンメン、これもまたイケ麺と言うなり??。

 ※ 「銀座朧月―おぼろづき」は銀座6丁目、数寄屋橋から泰明小学校へ行って、電通通りの裏通り。濃厚つけ麺中でも大でも850円。

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2011年7月23日 (土)

岐阜大仏を拝む

 

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うん、岐阜大仏?…、鮎の炭火焼が出るまで、駅構内の観光案内所でもらったA4の4つ折り観光パンフを見ていて、目がいった。日本一の乾漆大仏で、金華山下の岐阜公園の近くにある。西日本学生陸上の応援行、ちょっと待ったで、興味の虫が沸いて出てきた。

 どう行くのか、駅デッキにいる岐阜市観光案内人に聞いた。半袖の黄色いシャツ、背中に案内人と染め込んである。岐阜市のシニアガイドさんだろう、親切で懇切丁寧だ。12番か13番のバス、本町1丁目で降りて、すぐという。路線バス案内のパンフに黄色の蛍光ペンで色をつけて、乗り場を指し示す。バスターミナル、柳が瀬経由の13番が来た。

 ここが美川憲一ヒット曲の<柳が瀬ブルース>か?と車窓からみて、10分ほどで本町1丁目だ。指示どおり歩いて、大仏さんだ。黄檗宗正方寺で、拝観料200円、写真撮影は?と聞くと、どうぞと言う。お堂内入って、見上げたお顔が何とも優しそう。像の高さ13.7㍍、耳の長さ2.12㍍。右手親指と人差し指の輪が美しい。竹で編んで粘土で模った大仏という。時計と反対に回り、横から後ろから拝んで、南無阿弥陀仏ブツブツ…。

※ 日本の大仏さんはイチに奈良大仏、ニに鎌倉大仏で、これに次いで岐阜大仏、富山・高岡大仏が日本三大大仏と自称している。ほかに神戸市兵庫区の兵庫大仏、東京板橋区乗蓮寺の東京大仏、茨城県の牛久大仏が大きな大仏という。

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2011年7月22日 (金)

初めての筒菜

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厨房のご主人が~ほれ、穴が空いているでしょう~という。一皿100円のおばんざい、いつも3品あって、その一つが筒菜に煮びたしだ。お皿に<京都産 筒菜>と書いてある。筒菜?って、聞いたことも見たこともないと思いつつ…、カウンター越しに聞いた答えだ。

 何時も、安いなあ~と思う居酒屋「トミオ-」だ。四条通り富小路を北へ上がれば、50年以上の四富会館、南へ下れば、夫婦仲良く営業「トミオ-」さんだ。30年来の店で、そう広くない店内、お孫さんの写真がいっぱいだ。二人目も誕生して、貼り方がもうベタベタである?。ドコモ京都支店長だったNSさんの紹介以来、空いていればフラッと入る。

 節電早帰りの、この間の月曜がそうだった。前のジュンク堂から晩御飯兼ねて入店して、初めての筒菜だった。お揚げと人参と一緒に炊いてある。柔らかい味だ。総菜の鉢から1本取り出し、こちらに向けて見せてもらった筒菜、まさに筒抜けだ。空心菜=クウシンサイ=とか、あさがお菜とも言うらしい。本来、外国産だが、京都高島屋に京都産があって買ったという。出汁巻き、サンマなどで支払い千円、御夫婦経営、つつがなくーと思う?。

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2011年7月21日 (木)

岐阜の郷土料理、鮎の塩焼き

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 どんとトレ―の真ん中、まるまると太った鮎だ。備長炭で焼かれ、アツツと身をよじったのだろうか、そっくり返っている。S字型だ。長良川の鵜が一度は口に入れた天然の鮎か、それとも養殖の鮎か。岐阜駅構内の観光案内所で、鮎料理が出る店?と聞いて行った。

 JR山科で乗り、米原駅で大垣行きに乗り換え、大垣から豊橋行きで、岐阜駅だ。長良川沿いの西日本学生陸上を見に行く行程、ざっと2時間である。ICOCAで出ようとしたら改札バーが開かない。係員に聞くと、JR西日本とJR東海の仕様の違いと言う。しようがない?現金1890円払って出た。岐阜に着くまでと我慢してきて、お腹がグーだ。

 乗り換え車内、岐阜の郷土料理は?考え巡らせ、結論は鮎だった。駅構内、来年開催のぎふ清流国体の幟がある。清流と言えば、鵜飼の長良川だ。鮎料理の選択は正しかった。案内所で聞いた店は駅ビルの中、改札から1分だった。備長炭火焼きの「SAKANA―あぶり焼き」だ。店前の貼り紙、刺身3点付き鮎の炭火焼き1200円を確認して入店だ。鮎のあぶり焼き、こんがりだ。身も頭もカボス、かぼして、姿が消えるまで味わった?。

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2011年7月20日 (水)

岐阜駅構内に霧が出る

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装い新たなJR岐阜駅、中央改札を出た。正直いって、構内の広さに驚いた。同じ建都の駅なのに毎日通うJR大津駅と、何とも差ありだ。人が行き交うターミナル、それぞれに特色があるが、ここ岐阜駅の構内はまた来ない?ーの趣きがある。来ない、決まった!。

 そう思わせた一つは、ミストだ。Fogより薄く、Hazeより濃いMistだ。改札から北口へ行って、歩行者デッキである。気温28度以上、湿度70%以下の条件だと、センサーがセンサアと感じて、霧がシューシューと噴き出る仕掛けだ。岐阜市駅事業推進課の仕事だという。<杜のミスト>という案内板読んで、どんな具合か、霧の中を歩いた。

体感も気持ちも涼しい。屋根にステンレス製のポールがあり、ミストはそこからミストしないよう出ている?。間隔は1㍍少し、ミスト穴は8個だ。行って戻って、また行って、距離15㍍を往復した。霧と言えば、裕次郎のヒット曲♪~さよならが、さよならが 霧にむせぶ夜~♪を思い出す。去年から始まった駅のミスト。この構内、何時かまた…と思いつつ、♪~さよならが 々 霧にひたる夏~♪だ。むせぶ替え唄、ちょっとミストかな。

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2011年7月19日 (火)

刺身皿盛り、天然あゆ塩焼き、ノドグロ、メバル煮つけ…

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 よくもまあ、食うて、食べて…である。加えて、口が減らないからか、体重も減らない方たちだ。思い出しても…あの夜は注文の数々だ。遅れてきたSRさん5千円、これは良いとして、早く来て2皿多いYKさん、NSさんも、あとの3人もならして各6千円だ??。

 太っ腹なのに、何を細かいことを…では、あるが、事実は事実である。会場は川端二条東入ル、魚料理の「よこちょう」だ。2カ月に一度の集まり、6人揃うのは久々だ。何をどう食べたか、記憶を頼りに検証である。着いたおり先に二人いて、ポテトサラダだ。これは許容範囲だが、もう一皿ある。何?何?と調べたらテッパイの皿がさらになっていた?。

 全部揃って、刺身盛り合わせが出た。祇園祭の候、鱧落としもだ。アワビ、鯛、肝…ヨコアを箸にしたNSさん、たてでもヨコアやと太腹ゆする。再びポテサラに岩ガキ、出汁巻き…、お店の方が~美山の天然の鮎が入荷しています~と言うと、それそれと二つ返事だ。出た鮎の塩焼き並べて写真撮り。感想?天然ばらばら。敦賀からSRさん到着して、珍味のイカへしこ。以下、メバル煮付け千円、高級ノドグロ、鯖寿司、しじみ汁…であった。

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2011年7月18日 (月)

山鉾巡行、食べて観て、観て食べて…

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女将が襖を開けて~来ましたえ~と言いに来る。新町通り錦上ル、高級料亭「伊勢長」の奥座敷だ。3連休の真ん中、祇園祭りサンデ-巡行だ。朝に出た山鉾が四条から河原町、御池と回って、気温35度の中、鉾町へ戻って来た。昼食を兼ねての参観、初めてである。

お膳に鱧の落としに鱧ずしだ。京都の夏を彩る名物料理、それがまた東京帝国ホテルに出店する「伊勢長」の板前さん自信の骨切りだ。どの料理も濃くなく薄くなくーと思いつつ味わっていると、黒紋付きの女将が京都弁で~来ましたええ~だ。籤とらずの長刀鉾のお帰りだ。重さ10㌧、鉾頭まで26㍍…、身長を超す黒い車輪がギーギ―と唸る如く…。

お稚児さんは御池で下車して、不在という。広くない新町通り、お巡りさん~危ない、出ないで、出ないで~と叫ぶ。狭さ故の迫力だ。月鉾、蟷螂山、函谷鉾…、見てはお膳、食べては参観…。行って戻って、戻って行って、靴のかかとがスリッパだ。あれが放下鉾?、ほうか、ほうかと見て、岩戸山が「知らんと言わんと」と行って、お店の真ん前に南観音山が帰ってきて、山の解体である。新書を著した杉田玄白さんの苦労、山ほどわかる??。

※ デジカメのレンズ、長刀鉾撮影中に強い太陽でレンズエラーなり。以後の巡行撮影出来ず。 ※ 祇園祭りは平安時代の貞観地震で、安穏な世を願って始まったと配布チラシにあり。世話してもらったMSさん、詳細説明あった。

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2011年7月17日 (日)

日本一辛い坦々麺復活なれど…

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 何ともけったいなことを言う店だ。店の前に「日本一…」の看板があり、カウンターに座って、注文したら女子店員さんが~大丈夫ですか、本当にいいんですか~と2度、3度と念を押してくる。その度、~いいですよ~と注文して、やっとこさでオーダーが通った。

 万豚記と書いて、<ワン ツー チィ>と読む中華料理屋さんだ。京都錦商店街の大丸側にあり、坦坦麺と餃子が評判と、いつも行く散髪屋さんで聞いて行った。日曜の昼、錦通りを東から歩いて着いたら、前に入店した店だ。何やーと思って、看板をみたら<日本一辛い坦坦麺復活!980円>と出ている。どう辛いかなーと、注文してから辛い話だ。

 カウンターの前、まん前が厨房だ。今度は年配のコックさんがオーダーを聞いて、前に来て、~止めておかれた方が…~と忠告が入った。看板出しておきながらだ。紅(くれない)坦坦麺も辛いから、それで大丈夫だったら~と言う。「日本一…」は、よほどの辛さなのだろう。そうまで言われると、腰がひける。仕方なく紅麺に変更した。その紅、山椒と唐辛子で器は真っ赤だ。スープひと口。ピリピリ、ヒリヒリ…、汗と涙…、お水くれない??。

※ ちなみに<日本一辛い坦坦麺>は、唐辛子だけのスープで、紅坦坦麺の5倍の辛さという。

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2011年7月16日 (土)

舌切茶屋のところてん

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ところで?…、<ところてん>の話を書く。漢字では<心太>だ。クイズで読めますかと、よく出る。テングサなど海藻類を茹で、寒天質に固めたのを「天突き」という専用の器具で押し出す<ところてん>だ。ところで?…、まず、どう味付けして食べるかである。

清水寺境内、幕末に由緒ある舌切茶屋で出た。近藤さん経営で、舌切雀に縁はなく、俳優の近藤正臣さんの縁戚筋という。朝早く建仁寺の坐禅会へ行って、山科の自宅へ歩いて、境内を通って帰る道筋だ。もう15分は歩いて、汗もかいて一服である。青い布地に<ところてん>と染めたキレが吊り下がっている。赤い緋毛氈を敷いた床机に座り、注文した。

ところで…と、女子店員さんが~酢醤油にします?、黒蜜にします?~と聞いてきた。ところてん、所かまわず、ところで…がついて回る。値段は一杯400円、味付けは二者択一という。思案していると~京都では黒蜜が多おす~と言う。それでは…と、注文して、出て来たのが、早いのナンノだ。マジックで<舌切茶屋>と書いた団扇と一緒に出てきた時間、わずか10秒くらい。注文即の早業、これ所謂、ところてん式…。落ちは何点かな?。

※ ネット調べによると、ところてんは地域によって、味付け特性あり。大きく分けると、【関東以北、全国一般】二杯酢(酢醤油) 【中部】三杯酢 【関西、京都】黒蜜 【四国】ダシ汁

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2011年7月15日 (金)

バス停で思うオタマジャクシ考

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 通勤の朝、オタマジャクシを観察している。バス停のすぐ傍に田んぼがあり、バスが来るまでの時間だ。上から見ていると、じっとしているので、田んぼへ降りて、デジカメを近づけると、素早く逃げる。手も足も無いのに小さい尾をピラピラ振り稲の下に潜り込む。

 このオタマジャクシ、5月連休明けの田植えで、田んぼに水が入ると、何処からか出て来る。生物の授業で習ったとは思うけど、もう忘れているので、これが不思議で仕方がない。最初発見した頃、2、3㍉だったのに2カ月近くたつと、胴と尾まで2㌢ぐらいになっている。カエルの子として、もう♪~やがて手が出る足が出る~♪頃に成長してきた。

 手も足も出ないうちに写真撮影と思うけど、無理かもしれない。陸に上がって、跳ね回って、ガアガアなく頃だ。どんなカエルになるのだろう。アマガエルかな、ヒキガエルかな、ウシカエルかな…、何処でどう見分けるのだろう。尾っぽかな、色かな。彦根の多賀神社にあるお玉杓子の守り札がオタマジャクシの語源という。音符の♪もオタマジャクシだ。やがて花火、玉やあ!もかな。バス待ちオタマジャクシ考、たまたま思うこと多い?。

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2011年7月14日 (木)

屋上ビアガーデン、食べ放題40種類に挑む

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食べて40種類、飲んで20種類-、お気に召すままにという。いわゆる、食べ放題、飲み放題の誘いである。JR京都駅前八条口側にある新都ホテルの屋上ビアガーデンだ。梅雨明け直前、七夕の日に職場グループで行った。屋根付き屋上、これ、屋上屋を架すだ。

最初は屋上屋を重ねるーと書いて、待てよと辞書で確認したら、重ねるでなく架すだった。念入れて、かすこくなった。???。屋上へは専用エレベーターで直通だった。北側に新幹線、在来線が見える。雨で青空テーブルは椅子が倒してある。料金は4千円、2時間の制限付きだ。どこまで挑戦できるか、手帳を出して一品一品書きとどめることにした。

屋上屋を架すテーブルは10人掛け。自分のことは自分でーだが、年長利権か、同僚が代理の皿盛り持参だ。①イカリンク②ハモ天③焼きナス…、食べては書き、書いては食べ、⑲ホタテ⑳お稲荷さん…まで来た。飲み物は赤と白ワイン、烏龍茶だ。健康の秘密は一日30品目が目安だ。カイワレ、モヤシ、メンマも一種類として、手帳記入は焼きそばが26番になって、これ以上は…である。屋上ガーデンの40種類、なるほどガテンが行った!。

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2011年7月13日 (水)

神護寺の頼朝と甲斐善光寺の頼朝

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 頼朝の顔、どちらが本物なのだろう。左は京都神護寺が所蔵の国宝肖像画「伝源頼朝像」である。教科書にも登場、伝でも、昔からデンとしている。これに対し、右の山梨・甲斐善光寺木像。最近、我こそ真の頼朝!と台頭してきた。さて、どっちがどっち?である。

 職場で見た7日付けの読売新聞朝刊だった。題字横の1面に今日の紙面ダイジェストが出ていて、小さく頼朝木像写真が出ている。記事は17面の文化面に掲載という。パラパラめくると、~政子が造らせた「真の頼朝」~の見出しが出ている。政子さん、御存知、鎌倉幕府を裏で支えた頼朝の奥さん。記事は歴史学者、黒田日出男さんの著書紹介だった。

 頼朝像というお寺提供の木像写真が載っているけど、1段ベタ扱いで、やや小さい。顔アップの1面掲載がよくわかる。唇が厚く、鼻が尖がって、奥目だ。筆者の黒田さんが個性をよくとらえていると書いている。確かにーである。物事は比較対象が大事であり、ネットで神護寺の伝頼朝像を呼び出して見た。鼻は丸く、眼元も違う。この頼朝像は足利尊氏の弟、直義だという説も。どっちの頼朝が頼朝か、右かな左かな、さては南京玉すだれ??。

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2011年7月12日 (火)

イチローと清原のバットの重さ

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 ~皆さん、ここに清原選手とイチロー選手のバットがあります。どちらが重いと思いますか?~と、講師が会場で2本のバットを持ち上げて、聴衆に問いかけた。講師はプロ野球オリックス元球団社長、小泉隆司さん(71)だ。講演フィナーレ、心憎い演出である。

建仁寺が坐禅会終わって、三日間連続で開催の緑陰講座だ。宇治市生まれ、今は山科に住む小泉さんの登場は2日目だった。お茶の祖でもある開祖栄西さん没後800年記念で、大屋根葺き替え工事が始まる方丈が会場だった。レジュメに球団経営で学んだことを8つ書き、順番に話した。オリックス時代、香港、NYなど現地法人社長経験から英語が出る。

レジュメの1)INTRODUCTONと、これまた英語だ。同志社大卒、伊藤萬からオリックス転職―が講演の始まりだ。肺癌で指揮した仰木監督のこと、西武からの清原トレード、イチロー在籍時代など話して、二人のバッドだ。正解は清原885gに対し、イチロー910gと言う。重いバット、人の2倍練習するイチローの肉体改造の成果と話す。~お帰りにどうぞ~と、見て触って撮ったバット、清原なり、イチローなり、写真なり…。

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2011年7月11日 (月)

湘南茅ヶ崎のカレーとナン、しょうなんかあ

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 こうも2拍子、3拍子揃うと…、洒落ツウとして足が動いてしまう。大津パルコ・フードテラスの<湘南茅ヶ崎カレー店>だ。左側は近江ちゃんぽん亭、右はモスバーガーで、真ん中にある。カレーに加えて、インド料理のナンもあるしょうで、これポイントだ??。

元気な先輩のいる綾羽本社へ行っての帰りだった。ゴルフ場に不動産、日曜雑貨など関連含め、従業員2900人と言う。会社のこと色々聞いて、社を出て用を思い出し、近くのパルコへ寄っての出会いだった。用プラス早めの昼ご飯である。久しぶりの6階、前にはなかった店だ。厨房は黒帽と半袖アロハの兄さん一人だ。好みよりも洒落優先である。

カウンター上の看板、白い波の上にカモメが飛んでいる。湘南茅ヶ崎の夏だ。注文は何と言ってナンだ。カレーのトッピングはほうれん草とエビフライだ。このナン、合わせてなんぼ?800円という。ほうれん草をゆがきに時間がかかって、待つこと10分余りでナンが出た。ナン、何回も千切ってはカレー付け、それ何回も繰り返して、トレ―返却に行って、お兄さんにこの店、何時からと聞いた。去年末からですと言う。しょうなんかあ??。

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2011年7月10日 (日)

早朝、建仁寺で坐禅組む

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 早朝、TAXで建仁寺へ行った。毎年恒例の暁天坐禅会である。山科から乗って、寺近くの東山・清水道まで千円だ。講座は無料、最初に行って住所を書いて以来、毎年案内が届く。坐禅は午前6時半からで、受け付けで坐り方パンフもらい、座布団のある席へ行く。

 去年お休みしたので2年ぶりだ。隙あれば、写真も撮りたい。全体が見渡せる廊下側へ坐った。読みかけの本を自分の席の前に置いたら左隣りのご婦人から注意を受けた。本は横側にーと。これ、ホントの話?だ。坐禅は休憩挟み、15分が2回だ。よく見ると裸足の方が多い。何でかナとパンフ見ると、足のしびれを防ぐため靴下脱いでーと書いてある。

靴下としびれが関係あるのかーと、しびれた。坐禅しながらデジカメ撮影、難しい。素足の坊さんが樫の棒を立てて、行ったり来たりだ。薄眼でキョロキョロ…、どうも集中できない。警策という名の背中叩き、初めてチャレンジだ。見よう見まねで合掌したら棒の坊さんが来た。頭下げて、前屈み。バシッ、バシッ…、左肩に2回、右肩に2回、アイタタア、叩き方きついがな。撮影の邪悪、見抜かれたようだ。坐禅全然、精神注入の要あり??。

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2011年7月 9日 (土)

節電早帰り、カタカナ料理に洒落る

 

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 月木の節電早帰り、行くあてがないと、つい入ってしまう。JR大津駅への道筋、横断歩道を渡ると、真ん前があの立ちのみスタンド・林屋である。手書きの黒板メニューが路上に立てかけてあり、<本日のおすすめ>は何かな?と見た瞬間、もう足が入店している。

 桂三枝さんの~いらっしゃ~い~の世界だ。それにしても、このところ林屋通いが増えている。これ、節電効果?と、自問自答して、おすすめメニューを見る。何が、いつもにない新メニューか、すぐわかる。これ、節電プラス常連効果である。オーナー店長さん、料理の腕よしと評判だ。加えて長女誕生、張り切っているせいか、片仮名メニュー急増だ。

 例えば…である。<季節野菜のバーニャカウダ>は、どこでバーニャ買うダ、と店長に東北弁ふうに聞くと、アンチョビの熱いソースだと言う。それで、そーすかと。<温泉卵の自家製パンチェッタ>は、パンがチェッとではない。塩漬けにした豚バラ肉だ。カタカナ料理は味もナカナカだ。まだある。舌がもつれるモッツァレラはポーズとって、ハイ!チーズだし、イタリア料理の代表、カプレーゼは古くてもサラダだ。皆さん、ハイ、拍手!?

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2011年7月 8日 (金)

雨の七夕さん、漢字で学習

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朝から雨だ。夜空を仰ぐ七夕さん、ビアガーデン宴会の日なのに…である。でもまあ、こうもザアザア降ると、諦めはつく。こうなれば、漢字で学ぶ七夕さん大会だ。週初め、毎日新聞の朝刊は週間漢字、読めますか?だ。出題は①牽牛②星の妹背③女夫星―である。

七夕さんに向けての3問。①の牽牛は書きなさいーと言われると辛いが、読めるのは読める。<けんぎゅう>で、天の川では、わし座の彦星だ。あと2つの②星の妹背と③女夫星は、難問だ。かつてロカビリアンだった平尾昌晃さんなら知っていそうだ。なぜかと言うと、昭和30年代に♪~星は何でも知っている…♪と歌っていたからだ。いや、失礼?。

答えは紙面下段に出ている。上段からは出るのは駒かな?。また失礼しました。これ冗談として、正解は②<ほしのいもせ>③<めおとぼし>だ。どちらも近松門左衛門の「曽根崎心中」に~星の妹背の天の川~~我とそなたは女夫星~の記述ありだ。妹背は愛し合う男女、妹は女、背は男の意。「女夫」は今の夫婦のことで、昔は「女夫」表記だった。漢字は妹背も女夫も女性が上位だ。いや、困った、困った、こまどり姉妹!?。古いかな。

※ 写真右はJR大津駅改札にある七夕待ちの掲示板、左は毎日新聞4日付けの漢字出題に5日付け題字を重ねて撮った。

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2011年7月 7日 (木)

フーフーした風風ラーメン

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 妙にラーメンが食べたくなる時がある。JR山科から南草津駅で降りて、ちょうど昼すぎだった。駅から直行の商業ビルを思い出して、3階の風風ラーメンへ真っすぐ行った。早くラーメンが食べたい…、迷いは全くない。何度か入っている漫画本の書棚がある店だ。

 カウンター席の真ん中が一つ空いていた。土曜の昼どき、ほぼ満員だ。オープン厨房の男子店員2人、注文聞いて、作って、レジ打って、フル回転だ。Tシャツの背中、お店のトレンドマークなのだろう、龍のイラストに<のぼれ天まで>のロゴ入りだ。風風ラーメンは関東中心のチェーン店で、関西では滋賀に2軒だけだ。注文、醤油ラーメンにした。

 風風の由来?、風は動いているから風、止まれば空気―、だから絶えず動いて、季節ごとに新メニューという。定番の味噌、豚骨に加えて、珍しい油そばがある。つけ麺にバリこくシリーズも…だ。こうした新メニュー、風の仕業のようだ。チエーン店は東へ西へ、千軒が目標という。醤油ラーメンが前から出た。麺は細く、ちじれている。東京風らしい。味はどうか?、レンゲでスープすくう度に汗が出る。なるほど、これがフーフーの妙味か?。

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2011年7月 6日 (水)

舞台裏の三国志人形、関羽と曹操

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 何という顎鬚だろう。耳元から胸まで、黒々フサフサだ。中国三国志の主役の一人、関羽(かんう)だ。大きさ1㍍20、日中共同制作の精巧大型人形である。への字の眉毛も黒々、眼玉もまた大きく黒い。こうも黒いと、制作の苦労のほどがわかる。ちょい洒落だ。

滋賀県愛荘町の文化ホールで人形劇三国志を鑑賞した。会場はハーティ―センタ―秦荘で、JR稲枝駅から職場の同僚の迎え車で行った。町内に巡回バスなく、予約型乗合タクシーがあるが、面倒なので同僚に甘えた。愛荘町は、愛知川町と秦荘町の合併、人口2万人の町だ。文武に優れ、情に厚く、薙刀を持てば、天下無敵の関羽、舞台裏に立っていた。

開演に先立つ人形劇ワークショップだ。人形美術家、故川本喜八郎さんらが中国の人らと一緒に作った60体もの三国志人形が出番を待って寝ている。暗がりの中、人形師が操り方を実演する。主人公、蜀の劉備玄徳が右向き左向きする。三顧の礼で迎えられた策士、諸葛孔明もウンウンうなずく。蜀、魏、呉の三国志は3世紀の後漢だ。そうそう、もう一つ紹介を忘れていた。右の曹操だ。権謀術数にたけた魏の武帝、眉毛も反って、そうそうだ?。

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2011年7月 5日 (火)

洋画家鶴房健蔵さん

 

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あっ、鶴房健蔵さんの個展だ。日展系光風会所属の洋画家さんだ。ご縁があるというのか、街角でよくお出会いする。大津市菱屋町商店街に近い古今ギャラリー、すぐ西側が京阪京津線の電車道だ。職場から昼食の海鮮丼で少し遠出のおり、前を通るギャラリーだ。

 鶴房さんの似顔絵入り案内ポスターが出ている。電車道渡り、先に海鮮丼を食べてから戻って、ギャラリーの狭い階段を上がった。白髪の鶴房さん、お住まいの近江八幡で主宰する絵画教室・八美会の年配の生徒さんと談笑中だ。何時も通り、思わず手を合わせたくなる温和なお顔だ。室内の展示作品、琵琶湖岸に長命寺に竹生島…、緑みどりしている。

 去年の日展、竹生島を描き入選だった。絵画歴半世紀、既に日展入選は10回以上で、会友資格があるが、最近は落選続き、久々の入選だったという。島に上がって、次の船が来るまで2時間、何日もスケッチに行ったという。ポスターの似顔絵、お孫さんが4歳の時、描いたそうだ。目、鼻、口元…何とも微笑ましい。御自身もお気にいりで、名刺にも刷りこんである。竹生島作品前で、写真をお願いした。似顔絵比較、鶴房さんここにあり。

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2011年7月 4日 (月)

飲んで食べてビンゴで遊ぶ1周年記念

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 ビンゴはビンゴでも、考えたものである。JR大津駅前の居酒屋チエーン、鳥楽さんの開店1周年感謝記念は<ビンゴdeくじ引きー豪華賞品GET!>である。ビンゴカードで注文して、食べて、飲んで、○が縦横斜めに揃ってハイ、ビンゴ!、くじをどうぞ!だ。

 カードメニューは真ん中がFREEで、縦横に8種類だ。手羽先のやみつき唐揚げ、焼きとり5本、若鶏の唐揚げ-、これは左側の縦1列だ。右側はハイボール、野菜串4本盛り合わせ、手羽先塩焼きである。あと2つは真ん中の上が赤コン田楽、下はきまぐれサラダだ。カードに記載のメニュー、とうとう全部紹介してしまった。さあ、ビンゴスタート!、

 向かいのビルに勤める知人から携帯があり、職場帰りに入った。県庁からJR駅への道筋、この1年で新規開店が相次いだ。立ち呑みスタンドはドリンク3日間100円、総菜屋さんはコロッケ3個100円だった。そこで鳥楽さんの1周年、ビンゴで客を遊ばした。ビンゴで、箱からくじを引き、ゴシゴシ削る。賞品は麒麟麦酒提供だ。外れても首下げ4色ボールペンだ。ついつい、頼んで、食べて、またビンゴだ。支払いは目までビンゴ!?

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2011年7月 3日 (日)

麻生さん、菅さん…歴代首相の湯のみ

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ようもここまで特徴をよく捉えたものである。一瞬、ああそうや!と思わすあの麻生総理の顔がある。漫画総理、口元のゆがみがポイントだ。誠に巧みな似顔絵だ。ワンマン首相の吉田茂さん、エラが張る。小泉首相の鼻はピクピク、魔法使いの如く尖がっている。

お湯呑みに描かれた歴代首相の漫像だ。明治18年、初代首相の伊藤博文から土俵際で粘りに粘る菅首相まで、戦前戦後、明治大正昭和平成へ、計61人の首相たちが美濃焼き湯呑みに登場している。浜大津の和楽屋と書いて<わたや>と読ます蕎麦屋さんに出るお湯呑みだ。歴代横綱の似顔絵、それに定番の魚漢字のもあるけど、首相の湯呑みが秀逸だ。

そうだ京都へ行こう!でなく、この間、そうだ首相湯呑み写真を撮ろう!と行った。蕎麦が評判で、店はよく流行っている。昼遅く入って、天ざるを頼んだ。横綱や魚字なら変えてもらおうと思っていたが、首相が出てきた。右手に持ったり、左手に持ち替えたり…、手のひらに入る大きさだ。歴代首相61番目の菅さん、一番底だ。お湯呑みを傾け、傾け、撮影だ。アカン、アカン、こぼれる…。テーブルに茶がザアッ…、嗚呼、アカンがな?。

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2011年7月 2日 (土)

地下鉄切符売り場まで約12メートル?

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 一度通り過ぎて、待てよと、引き返した。JR京都駅から地下の東改札口を出て、すぐだ。JR切符売り場前、移動式の案内看板だ。幅太の赤い←マークが出て<地下鉄の発売機は…>と、赤文字で書いてあり<この先約12㍍にございます>と、黒字で続いている。

 気になったのは<約12㍍>の部分だ。通りすがりの「聞く蔵」でもあるまいし、細かいことをイチイチではあるけど、約の距離とは?と考えてしまった。~我々はどこから来たのか~をテーマに宇宙科学者の話を聞きに地下鉄駅へ乗り換えるおりだ。約、とするなら10㍍、15㍍ではないか、11㍍、12㍍でも約かー、看板前に立ち、暫し自問した。

 ポケットから会場の案内を出して、時間を確認した。午後1時からで、時間はある。テーマも再確認すると、~我々はどこから来たのか~に続いて~、我々は何者か、我々はどこへ行くのか~?。どこへ行くのか?切符売り場の<約12㍍>を歩いた。1歩、2歩、3歩…散歩ではない。4歩、5歩…、売り場まで、32歩だ。我が足は長いのに32歩、それで12㍍…う~ん。約は、おおよそ、ほぼの意味なり。まあ、大体こんな所かなあ?。

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2011年7月 1日 (金)

柳のヤナギと楊のヤナギ

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 やなぎの漢字には「柳」と「楊」がある。枝が細く垂れさがるのが柳、太く伸びるのが楊のようだ。近江八幡の水郷巡りで、櫓を漕ぐ船頭さん~右側の、あのやなぎは、木ヘンに易と書く川楊です~と言った楊が上の写真である。音読みで<よう>の楊、よ~う見た?。

 枝ぶり、四方八方で、葉も大きい。しなだれる柳腰でなくて、男っぽい。水面にゴツゴツ、二重に映っている。船頭さんがまた紹介する。~あそこの川楊、根っこがめくりあがっているでしょう~と言う。なるほど、木が倒れ、底が土ごと見えている。この間の大雨で、ああなったーと話す。川楊、根はなく、悪気はない。楊がようで、よう洒落が出る?。

舟のヘリに捕まって撮った思い出写真だ。ネットで「柳」と「楊」を勉強した。やなぎはヤナギ科ヤナギ属の総称で、多くはシダレヤナギだが、意味は諸説ある。柳行李、柳樽、柳芸者…、出町柳、柳田邦男?まあ、主流は柳だ。「楊」は易に上に伸びる意味があり、ネコヤナギのやなぎも楊だ。譬えは爪楊枝に楊貴妃…。歌は♪~影か やなぎか…~♪の勘太郎月夜歌は柳、♪~蛍の宿は川端やなぎ~♪は楊だ。皆さん、読んで、やなぎに風かな。

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