瀬田の唐橋、色論争の現場を行く
唐橋近くの知人宅へお見舞いに行ったおり、デジカメ撮影しながら、どんな具合か現場を見た。日本一の琵琶湖から流れ出るたった一つの川、瀬田川に架かる橋だ。橋が出ると、すぐ端から端までと洒落て…、西側の小橋は51㍍、大橋171㍍だ。家康の名言~瀬田の唐橋を制すものは、天下を制す~があり、関ヶ原に勝利した家康は傍に膳所城を造った。 橋の上、処暑から大分経つのに入道雲だ。木造橋からコンクリート橋へ30年、所々で欄干のクリーム色が剥げ落ちている。石山縁起絵巻の唐橋は朱色だと、復活を主張する地元観光協会…、いやそれはケバい!の声もある。木造橋の意見も出る。空はカンカン照り、議論は侃侃諤々だ。西から東へ歩いて、別称どおりの瀬田の長橋。俵藤太の百足退治、瀬田の夕照…歴史の中の橋、さて県はどう結論だすのか。<急がば回れ!瀬田の唐橋>かな。 クリーム色かな、朱色かな…それとも木造りのままかな?今、瀬田の唐橋の欄干塗り替えで、まさに色んな色の意見が出ている。一旦、現在のクリーム色を提示した工事施工者の滋賀県は地元の反対意見を考慮して、有識者らで検討委員会を作って、再考中である。
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