知恩院三門、魅惑の天女
それはもう、驚くしかない。知恩院三門わきの法然さんと天女さんである。京都造形芸術大の学生さんが制作した張りぼてのオブジェだ。男坂から降りて来て、山門の左側にありがたい法然さん、右側に天女さん。この天女さんが、なんとも、まあ、艶っぽい…のだ。
来年に迫って来た法然さん800年大遠忌記念の制作らしい。法然さんは、ほうねん?、そうねん!…と御心の寛大さに許しを得て、洒落て、天女さんだ。御影堂で毎夏ある暁天講座、芋粥を頂戴して帰り、男坂を降りてきて、気付いた。法然さんは、ほうねん!なのだが、天女さんは写真のとおり~知恩院さんがよくまあ…~と、思う現代ふうの御姿なのだ。
滑車つきの台座の上、横たわっている、というよりも…だ。寝そべっていると言うほうが正解だ。右足が膝からぴょこんと上がっている。左手の蓮、ワイングラスみたいに持っている。お顔、電車の中で塗りたくったのか、厚化粧だ。眼元が隈取りしたみたいなアイシャドウ、口紅は赤々…だ。羽衣?わざとらしく胸元がはだけている。デジカメ撮影、法然さんより、どうしても天女さんに傾寄る。横からも下からも…、いや、魅力的でした。
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