ムルアカさんの2㍍9㌢講演
演台の台を抜いての講演だ。直接床から立って、マイクを握った。ベルトの位置は水差しが置いてある演台の上だ。司会が講師の身長を披露する。なんとなんと…2㍍9㌢と言う。来日25年、日本国籍を持つ国際政治評論家、J・M・ムルアカさん(49)さんだ。
ピンクのシャツ、ブルーのネクタイだ。背の高さにプラスして目立つ。アフリカ・コンゴ生まれで工学博士。外務省に強い鈴木宗男代議士の私設秘書などを務め、よくTVにも出るムルアカさんだ。琵琶湖ホテルでの講演会、政界とアフリカ~日本外交の問題点と出して喋った。時折り、ゼスチャーで高く上げる右手、後ろの席から見ていてもグローブだ。
最初に喋り出したら止まらないという。以前、6時間喋り続けたことがあるらしい。~ペルー事件の青木さんはサムライだ…、日本人は喉元過ぎれば熱さ忘れる…、政治家は国民のこと、日本のこと考えない~政治家の名前もふんだんに出す。睡魔は襲ってこず、話に淀みはない。つの発音が苦手か、「ついつい」が「チュイチュイ」となるのは、まあ愛嬌か。制限時間付きの2時間講演、<原点は心です>と締めた。チュイチュイ?聞き惚れた。
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