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2010年5月 5日 (水)

大石神社の手打ち蕎麦処 あさ乃

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 討ち入り、藪入り、引越し、年越し…なぜか蕎麦が似合う。討ち入りと言えば、時は元禄14年…の大石内蔵助だ。その内蔵助を祭神とする京都市山科区の大石神社のすぐそばに蕎麦屋さんがある。これ、自然体で洒落になった。幾久屋(きくや)あさ乃さんである。

 割に家から近く、学生時代の恩師のご自宅が大石神社のまるで境内にあって時折り、お伺いする。この間、朝掘り筍を頂戴したお礼に行った帰り、この蕎麦屋さんに初めて入った。表戸開けて、靴脱いで、畳の部屋に上がって、卓袱台の前に座って…、普通の?という言い方も変だが、民家なのだ。和紙メニュー見ていたら、普通の?奥さんが姿を見せた。

 御主人は地の人で、蕎麦修行をして、開店6年目という。部屋は6畳二間、台所が蕎麦打ち場だ。江戸風味の鰹節と二八蕎麦という。江戸?と聞いて、懐かしい蒸籠蕎麦思い出し、鶏汁そば1200円にした。~春さそう 花よりもなほ 我はまた 春の名残を 如何にかとせん~。内匠頭の辞世の句が載った冊子を読んで待つ。玄関の表札は麻野晴史さん。浅野違いでもご縁はある。手打ちの二八、味は思い通り、本懐遂げ満足であった。?

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