黒谷さんの牡丹と躑躅
これぞ、透きとおるようなピンク―というのだろう。~立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は…~の牡丹である。真っ赤な躑躅と隣り合って、色合いを競うように咲いている。まるで、<見るのは、今よ!今!>とでも言っているような。旬の美コラボ、うっとりである。
非公開文化財の特別公開で行った黒谷さん。正式には浄土宗に七つある大本山の一つ金戒(こんかい)光明寺である。今回?法然さんの遺骨がある初公開の御廟(ごびょう)を拝観して、大方丈へ歩いていた。御廟から5秒もかからずの発見だった?。境内看板図のある上、法然像が立つ修錬道場付近だ。少し坂道になっていて、下から見上げて気づいた。
牡丹は1、2、3…5つだ。どれも大輪である。真上から覗き込む。雄しべ、雌しべ…黄色い花心が恥ずかしそうだ。薄い花びら、ふわふわスカートのようである。ようやく、本物になった春の陽ざしを受けて、透け透けルック。隣は平戸躑躅なのか、山躑躅か、よく手入れされていて、赤くこんもりだ。牡丹と躑躅、流行りのコラボによる協働開花である。ここで一句。~黒谷の 透ける花輪に 目を閉じて 明日の我が身を 法然と思う~
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