ポスター競演、浅井三姉妹と大津京
いま、JR大津駅構内に貼り出されている二種類のポスターのことを書く。出るべきして出たポスターと、おやまあ!と出たポスターだ。最初に出たのは、華麗なる浅井三姉妹である。これは来年のNHK大河ドラマへ向けた博覧会ポスターで、出るべくして…だ。
意表を突いて出て来たのは、<建都ほぼ1400年大津。>だ。京都1200年、奈良1300年より古く、大津はちょっと大人です-という。ポイントは<ほぼ>の表示だ。平安京は~鳴くよ鴬~と覚えた794年、平城京は今年1300年で~ぴったしカンカン~の710年に対して…だ。大津京667年で、建都1400年まで500年以上である。
こんなに遥か先を<ほぼ>にして、観光ポスターを出す大胆さ。これ、マスコミ受けして、朝日は全国版掲載だ。たかがポスター、されどポスターである。浅井は<あざい>と濁って正解の浅井三姉妹ポスターは、大河の主役・江<ごう>を中心に構内の定位置掲示だ。これに対し、駅ビル2階に事務所があるびわ湖大津観光協会の<ほぼポスター>は、改札出口に10枚もズラズラ…だ。大河も京都も奈良も、これには<ほぼ>参った?かな。
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